JPH10147672A - エチレン共重合体組成物及びそれを用いた易開封性シール材料 - Google Patents

エチレン共重合体組成物及びそれを用いた易開封性シール材料

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JPH10147672A
JPH10147672A JP8308529A JP30852996A JPH10147672A JP H10147672 A JPH10147672 A JP H10147672A JP 8308529 A JP8308529 A JP 8308529A JP 30852996 A JP30852996 A JP 30852996A JP H10147672 A JPH10147672 A JP H10147672A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の材料に対し、ヒートシール性、耐熱性
が優れ、べたつきが少なく、広範囲の材料に易開封性シ
ール材として使用できる材料の提供。 【解決手段】 (A)密度が0.88〜0.91g/cm3 、MFR
が1〜100g/10 分のエチレン・α−オレフィン共重合体
であって、少なくともその半量以上がシングルサイト触
媒の存在下でエチレンとα−オレフィンを共重合させた
ものであるエチレン共重合体成分・・・30〜95重量
部、 (B)密度が0.91g/cm3 を越える線状ポリエチレン、高
圧法エチレン(共)重合体及び結晶性ポリα−オレフィ
ンから選ばれるオレフィン(共)重合体成分・・・・0
〜55重量部 (C)粘着付与樹脂・・・・・・・・5〜30重量部 からなるMFRが1〜150g/10 分であるエチレン共重合
体組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なエチレン共
重合体組成物に関する。さらに詳しくは、種々の材料に
対し、優れた密封性と易開封性を示すシール材料となり
うるエチレン共重合体組成物及びこれを用いた易開封性
シール材料に関する。
【0002】
【従来の技術】カップ麺、ゼリー、ヨーグルト、豆腐な
ど各種飲食品や医薬品の容器として、易開封性蓋材を備
えたプラスチック容器が広く使用されている。このよう
な易開封性蓋材のシール層に種々の重合体組成物が使用
されてきた。例えば、エチレン・酢酸ビニル共重合体や
エチレン・アクリル酸エチル共重合体と粘着付与樹脂と
の組成物、これにポリエチレンや低結晶性エチレン・α
−オレフィン共重合体などを配合した組成物が、密封性
と易開封性(イージーピール性)を備えた優れたシール
材となることは知られている。しかしながらエチレン・
酢酸ビニル共重合体やエチレン・アクリル酸エチル共重
合体などは、一般的に軟化点が低く、耐熱性に欠ける場
合があった。他方高圧法ポリエチレンや直鎖低密度ポリ
エチレンなどの軟化点の高い樹脂を配合した組成物で
は、その密度が高い場合には低温シール性が不良とな
り、またその密度が低い場合にはべたつきの原因となっ
た。
【0003】このように、各種容器に低温からヒートシ
ールが可能で、しかも耐熱性に優れ、べたつきが少ない
という要求を満足させるシール材を選択することは非常
に難しかった。また容器の大きさや用途によって望まれ
るヒートシール強度やヒートシール開始温度が異なって
おり、そのため種々のヒートシール強度に容易に調整す
ることが可能なシール材料が望まれている。
【0004】例えばこの種容器として、ポリエチレン、
ポリプロピレンのようなポリオレフィン類やポリスチレ
ン、耐衝撃性ポリスチレンのようなスチレン系重合体な
どの炭化水素重合体のみならず、ポリ塩化ビニル、ポリ
エステルなどの材料が使用され、さらにこれら材料は時
として発泡体の形で使用されることもあるところから、
これら材料に全て対応できるようにシール材を選択する
ことは非常に難しかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者らは、
種々の材料に対し、優れた易開封性シール材となりうる
重合体組成物について検討を行った。その結果、特定の
エチレン共重合体を1成分とする重合体組成物がこのよ
うな目的を達成できることを見出すに至り、本発明に到
達した。したがって本発明の目的は、易開封性シール材
料として好適な新規なエチレン共重合体組成物を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、密封性、易開封性
に優れた蓋材として好適な易開封性シール材料を提供す
るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、密度が0.8
8〜0.91g/cm3 、メルトフローレート(190
℃、2160g荷重)が1〜100g/10分のエチレ
ン・α−オレフィン共重合体であって、少なくともその
半量以上がシングルサイト触媒の存在下でエチレンとα
−オレフィンを共重合させたものであるエチレン共重合
体成分(A)30〜95重量部、密度が0.91g/c
3 を越える線状ポリエチレン、高圧法エチレン(共)
重合体及び結晶性ポリα−オレフィンから選ばれるオレ
フィン(共)重合体成分(B)0〜55重量部及び粘着
付与樹脂(C)5〜30重量部からなるメルトフローレ
ートが1〜150g/10分であるエチレン共重合体組
成物I関する。本発明はまた、上記エチレン共重合体組
成物からなる易開封性シール材料に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるエチレン共重
合体成分(A)は、密度が0.88〜0.91g/cm
3 、好ましくは0.885〜0.905g/cm3 、メ
ルトフローレートが1〜100g/10分、好ましくは
1〜60g/10分のエチレン・α−オレフィン共重合
体であって、その半量以上、好ましくは80重量%以
上、一層好ましくは100重量%がシングルサイト触媒
の存在下でエチレンとα−オレフィンを共重合して得ら
れたものである。ここに上記共重合体におけるα−オレ
フィンとしては、炭素数4〜18、好ましくは4〜1
0、一層好ましくは6〜8のものである。より具体的に
は、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オ
クテン、1−デセン、1−ドデセン、4−メチル−1−
ペンテンなどから選ばれるものである。
【0008】密度が上記範囲より大きいものを用いた場
合には、低温シール性や汎用性に優れたシール材料を得
ることが難しく、また上記範囲より小さいものを用いた
場合には、耐熱性が劣り、またべたつきが出たり耐溶剤
性が充分でなくなるので、飲食品包装用への適用が難し
くなる。シングルサイト触媒で得られるエチレン共重合
体の配合量が少なくなると、分子量分布や組成分布が広
くなり、べたつきの原因となる。
【0009】シングルサイト触媒とは、単一の活性点を
有する重合触媒であり、オレフィン重合用の触媒シング
ルサイト触媒としては、例えばシクロペンタジエニル配
位遷移金属化合物とアルミノキサンからなる触媒(Macr
omol.Chem.Macromol.Symp.,4,103(1986) 等)、あるい
はシクロペンタジエニル配位希土類金属化合物あるいは
これと有機金属化合物とを用いる触媒(J.Chem.Soc.,Ch
em.Comuni.,994(1978)等)などのいわゆるメタロセン触
媒が知られている。
【0010】このようなシングルサイト触媒によって得
られるエチレン・α−オレフィン共重合体は、分子量分
布及び組成分布が狭いという特徴を有しており、例えば
MWD(重量平均分子量/数平均分子量)が3.0以
下、好ましくは2.5以下であり、組成分布幅指数(C
DBI)が50%以上、好ましくは70%以上を示すも
のを挙げることが出来る。このような共重合体の1例に
ついては、例えば特表平6−509528号公報に開示
されている。シングルサイト触媒で得られるエチレン・
α−オレフィン共重合体の他の例としては、メルトフロ
ー比(110/12)が5.63以上、好ましくは7以上
20以下で、MWDが、(110/12 −4.63)以下
のものを例示することが出来る。このような共重合体の
1例については、国際公開公報WO95/00587の
明細書に開示されている。
【0011】シングルサイト触媒で得られるエチレン・
α−オレフィン共重合体と共に使用することができる上
記密度及びメルトフローレートのエチレン・α−オレフ
ィン共重合体は、バナジウム触媒成分あるいは高活性チ
タン触媒成分と有機アルミニウム化合物からなる触媒系
によって製造することができ、これら共重合体について
はすでに広く知られている。
【0012】本発明においては、必須成分ではないが、
エチレン共重合体成分(A)と共に、密度が0.91g
/cm3 を越える線状ポリエチレン、高圧法エチレン
(共)重合体及び結晶性ポリα−オレフィンから選ばれ
るオレフィン(共)重合体成分(B)を用いるのが好ま
しい。ここに(共)重合体とは単独重合体または共重合
体を示す。
【0013】上記オレフィン(共)重合体成分(B)を
より具体的に示すと、密度が0.91g/cm3 を越え
る線状ポリエチレンとしては、中、高密度ポリエチレン
や線状低密度ポリエチレンとして知られているエチレン
・α−オレフィン共重合体等が例示される。
【0014】また高圧法エチレン(共)重合体としては
高圧法ポリエチレン、高圧法によって製造されるエチレ
ンと、酢酸ビニルのようなビニルエステル、アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソブチル、ア
クリル酸nブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メ
タクリル酸メチルのような(メタ)アクリル酸エステ
ル、アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、マレ
イン酸モノメチル、マレイン酸モノエチルのような不飽
和カルボン酸、このような不飽和カルボン酸の金属塩、
例えばリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウ
ム、亜鉛等の塩など1種又は2種以上から選ばれる単量
体との共重合体が例示され、結晶性ポリα−オレフィン
としては、ポリプロピレン(ホモポリマー、エチレンと
のランダムコポリマー等)、ポリ−1−ブテンのような
結晶性ポリ−α−オレフィンなどを挙げることが出来
る。上記エチレンと上記単量体の共重合体にあっては、
例えばエチレンが60重量%以上、好ましくは70重量
%以上の共重合体を使用することが出来る。
【0015】これら(B)成分において、エチレンを主
体とする重合体又は共重合体にあっては、メルトフロー
レート(190℃、2160g荷重)が、1〜100g
/10分、好ましくは1〜60g/10分のものの使用
が好ましく、またプロピレンを主体とする重合体又は共
重合体にあっては、メルトフローレート(230℃、2
160g荷重)が1〜100g/10分、好ましくは1
〜60g/10分のものを使用することが望ましい。
【0016】本発明において使用することの出来る粘着
付与樹脂(C)としては、脂肪族炭化水素樹脂、脂環族
炭化水素樹脂、芳香族炭化水素樹脂、ポリテルペン樹
脂、ロジン類、スチレン系樹脂などの通常のホットメル
ト接着剤分野で使用されているものを挙げることが出来
る。
【0017】より具体的には、脂肪族炭化水素樹脂とし
ては、炭素数4〜5のオレフィンやジエンなどを主成分
とする重合体を挙げることができる。脂環族炭化水素樹
脂としては、スペントC4 やC5 留分を環化2量化後重
合させて得られる樹脂、シクロペンタジエンなどの環状
モノマーを重合させて得られる樹脂又はその水素添加
物、芳香族炭化水素樹脂又は脂肪族・芳香族共重合炭化
水素樹脂を核内水素添加した樹脂を例示することができ
る。芳香族炭化水素樹脂としては、ビニルトルエン、α
−メチルスチレン、イソプロペニルトルエン、インデン
などのC3 〜C10の不飽和芳香族炭化水素を主成分とす
る樹脂を例示することができる。またポリテルペン樹脂
としては、α−ピネン、β−ピネン、ジペンテンなどの
重合体、テルペン・フェノール樹脂あるいは水添テルペ
ン樹脂などを例示することができる。ロジン類の例とし
ては、ロジン、重合ロジン、水添ロジン、ロジンエステ
ルあるいはその水添物または重合物などである。またス
チレン系樹脂は、スチレン、ビニルトルエン、α−メチ
ルスチレン、イソプロペニルトルエンなどの重合体また
はこれらの相互共重合体などの低分子量重合体などであ
る。色調、臭気、食品衛生性などを重視する場合は、上
記例示の中の水素添加樹脂を使用するのがよい。
【0018】本発明のエチレン共重合体組成物において
は、エチレン共重合体成分(A)を30〜95重量部、
好ましくは40〜80重量部、オレフィン(共)重合体
成分(B)を0〜55重量部、好ましくは5〜50重量
部、粘着付与樹脂(C)を5〜30重量部、好ましくは
10〜20重量部(合計で100重量部)となる割合で
配合する。
【0019】(B)成分は必須成分ではないが、これを
配合しない場合には、シール可能な容器材料が限られ、
シール可能な場合でもシールの温度依存性が大きく、ま
たシール強度が強くなりすぎて易開封性シール材となら
ない場合がある。したがって(B)成分を使用すること
が望ましいが、その使用量が多くなりすぎると、その種
類にもよるが、多くの場合耐熱性が低下する。
【0020】一方、(C)成分である粘着付与樹脂無配
合の組成物では、シール可能な容器が限られ、シール可
能な場合でもシールの温度依存性が大きく、またシール
強度が強くなりすぎて、易開封性シール材とならない場
合が多い。(C)成分を少量配合することによってこの
ような欠点が改良されるが、その配合量が多くなりすぎ
ると、耐熱性が低下したり、べたつきを生じたりする。
【0021】易開封性シール材としての基本的な性能は
上記(A)、(B)、(C)成分のみの組成物で達成さ
れる。しかしながら工業的には、基材に上記組成物を押
出コーティングして使用するのが望ましく、その場合、
上記成分のみではブロッキングやロール粘着の傾向が強
いため、高速加工に支障を来すことがある。このため、
密封性、易開封性に影響を与えない範囲内で、スリップ
剤及びまたはブロッキング防止剤を配合しておくことが
望ましい。このような目的に使用できるものとして、飽
和脂肪酸もしくは不飽和脂肪酸のアミド類、例えばステ
アリン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、
パルミチン酸アミド、ベヘニン酸アミド、オレイルパル
ミトアミド、ステアリルエルカアミド、N,N′−メチ
レンビスステアリルアミド、N,N′−エチレンビスエ
ルカアミドなど、水添ひまし油、ポリエチレングリコー
ル、シリカ、タルクなどの1種または2種以上使用する
のがよい。これらの使用量は、(A)、(B)、(C)
成分の合計100重量部当たり、0.1〜5重量部、と
くに0.3〜3重量部とするのがよい。
【0022】本発明においてはまた、任意に他の添加剤
を配合することができる。このような添加剤として、例
えば酸化防止剤、熱安定剤、光安定剤、帯電防止剤、顔
料、染料等を例示することができる。
【0023】本発明のエチレン共重合体組成物は、押出
成形加工性やシール強度を考慮すると、メルトフローレ
ートが1〜150g/10分、好ましくは1〜100g
/10分となるように調整される。
【0024】本発明のエチレン共重合体組成物は、種々
の材料に対する易開封性シール材として有効である。易
開封性シール材として使用する際、多くの場合、基材に
積層した形で用いられる。基材としては、紙、アルミニ
ウム、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、
アルミ蒸着フィルム、シリカ蒸着フィルムなど種々のも
のが利用できる。基材は、単層である必要はなく、2種
以上の積層体であってもよい。
【0025】本発明のエチレン共重合体組成物を基材に
積層するには、該組成物から予めキャスト法やインフレ
法でフィルムを作り、ドライラミネーション法により基
材と貼り合わせる方法、該組成物を直接基材上に押出コ
ーティングする方法、ポリエチレン等を接着層に用い、
サンドイッチラミネーションにより接着層を介して積層
する方法、基材と該組成物を共押出するなどを採用する
ことができる。
【0026】本発明のエチレン共重合体組成物を易開封
性シール材料として使用する場合、シールする相手材料
としては、ポリエチレン、ポリプロピレンのようなポリ
オレフィン、ポリスチレン、耐衝撃性ポリスチレンのよ
うなスチレン重合体、ポリエチレンテレフタレートのよ
うなポリエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル
などを例示することができる。このような材料は、発泡
体の形であってもよい。これら材料の典型的なものは、
各種形状の容器であり、本発明のエチレン共重合体組成
物は蓋材のシール材として使用できる。
【0027】
【実施例】以下に、本発明の効果を説明するために実施
例及び比較例を示す。なお、実施例、比較例において用
いた原料樹脂の組成、物性及び得られた積層材の物性評
価方法は以下の通りである。
【0028】1.原料樹脂 (A)シングルサイト触媒によるエチレン・α−オレフ
ィン共重合体 ジルコニウム系触媒を用い、エチレンと1−オクテンと
を共重合体して得られたもので、密度及びメルトフロー
レート(MFR)の異なる下記3種の共重合体を用い
た。
【表1】
【0029】(A’)その他のエチレン(共)重合体成
分 (1) 線状低密度ポリエチレン(低圧法重合エチレン・4
メチル−1−ペンテン共重合体)
【表2】
【0030】(2) 低結晶性エチレン・α−オレフィン共
重合体
【表3】
【0031】(B)成分 (1) 高圧法低密度ポリエチレン
【表4】
【0032】(2) エチレン・酢酸ビニル共重合体
【表5】
【0033】(3) エチレン・メタクリル酸・アクリル酸
イソブチル共重合体
【表6】
【0034】(C)粘着付与剤 ”アルコンAM−1”(荒川化学(株)社製) (芳香族系炭化水素樹脂の核内水添による脂環族炭化水
素樹脂) 環球法軟化点:115 ℃
【0035】2.積層材物性 (1)積層方法 組成物ペレットを、50mm径の押出機によって、樹脂
温度160℃の条件でインフレフィルムを作成し、同イ
ンフレフィルムと予め作成されていた延伸ポリエチレン
テレフタレート(厚さ12μm)/低密度ポリエチレン
フィルム(厚さ20μm)からなる2層構成の可撓材料
のポリエチレンフィルム面とを、高圧法低密度ポリエチ
レン20μmにてサンドイッチコーティングを行って積
層材を得た。次に得られた積層材のヒートシール性、耐
熱性、ベタツキ性を以下の方法により測定した。
【0036】(2)ヒートシール性 ヒートシーラーを用いて、積層材を、ポリプロピレンシ
ート(300μm)、ポリスチレンシート(300μ
m)、または、発泡ポリスチレンシートとヒートシール
し、そのヒートシール強度を測定した(N/15m
m)。 ヒートシール条件 温度 120,140,160℃ 圧力 0.2MPa 時間 1sec 測定は、ヒートシール後、23℃×50%RH条件にて
1日エージング後に行った。
【0037】(3)耐熱性 ポリプロピレン製カップ(内容量135cm3 )に水1
05cm3 を充填し、積層材を蓋材として、シール温度
160℃にてヒートシールした。この状態のもの10個
を90℃の恒温水槽中に入れ、30分間放置してから取
り出し、カップ内に存在する空気の膨張により、蓋材シ
ール部に剥がれが発生した試料の数を数えた。
【0038】(4)ベタツキ性 組成物を用いて6cm×6cm×2mmのプレスシート
を作成し、同シートをn−ヘプタンで抽出し、その抽出
物の量によりベタツキ性を評価し、抽出物量の最も少な
いものを◎、最も多いものを×として、下記4段階にて
表示した。 ◎ 極めて優秀 ○ 良好 △ 中程度 × 不良
【0039】[実施例1]シングルサイト触媒エチレン
・α−オレフィン共重合体90.0重量部、粘着付与
剤10.0重量部の合計100部に対して、エルカ酸
アミド0.2重量部、ポリエチレングリコール0.1重
量部を添加した混合物を単軸押出機にて、樹脂温度15
0℃の条件下で溶融混合し組成物とした。この組成物か
ら前記方法により積層材を作成し、ポリプロピレン、ポ
リスチレン、発泡ポリスチレンに対するヒートシール
性、耐熱性及びベタツキ性の各物性を測定した。結果を
表7に示す。表7に示すように、本発明に係る樹脂組成
は、ポリプロピレンシート、ポリスチレンシートの何れ
にも広いシール温度範囲でイージーピール性を示し、且
つ、良好な耐熱性を示し、ベタツキを示さないことが判
る。
【0040】[比較例1]実施例1において、シングル
サイト触媒エチレン・α−オレフィン共重合体の代わ
りに、より密度の高いシングルサイト触媒エチレン・α
−オレフィン共重合体を用いた以外は実施例1と同様
にして、組成物を調製した。この組成物から前記方法に
より積層材を作成し、物性を測定した。結果を表8に示
す。高密度のエチレン・α−オレフィン共重合体を用い
たこの組成物は、表8に示すように、ポリプロピレンシ
ート、ポリスチレンシートへの低温シール性不良で、シ
ール強度の温度依存性大きく、且つ、シールの絶対強度
が大きくなり、イージーピールとは言えないものであっ
た。
【0041】[比較例2]実施例1において、シングル
サイト触媒エチレン・α−オレフィン共重合体を線状
低密度ポリエチレンに代えた以外は実施例1と同様に
して、組成物を調製した。この組成物から前記方法によ
り積層材を作成し、物性を測定した。結果を表8に示
す。表8に示すように、ポリプロピレンシート、ポリス
チレンシートへのシール温度依存性が大きくなり、且
つ、ベタツキが悪化する。
【0042】[比較例3]実施例1で使用したシングル
サイト触媒エチレン・α−オレフィン共重合体を低結
晶性エチレン・α−オレフィン共重合体に代えた以外
は実施例1と同様にして、組成物を調製した。この組成
物から前記方法により積層材を作成し、物性を測定し
た。結果を表8に示す。表8に示すように、ベタツキが
大きく悪化する。
【0043】[比較例4]実施例1において、シングル
サイト触媒エチレン・α−オレフィン共重合体をエチ
レン・酢酸ビニル共重合体に代えた以外は実施例1と
同様にして、組成物を調製した。この組成物から前記方
法により積層材を作成し、物性を測定した。結果を表8
に示す。表8に示すように、ポリスチレンシートへのシ
ール強度が大きくなり、イージーピールとは言えない。
また、耐熱性が悪化する。
【0044】[実施例2]シングルサイト触媒エチレン
・α−オレフィン共重合体80.0重量部、高圧法低
密度ポリエチレン10.0重量部、粘着付与剤1
0.0重量部の合計100部に対して、エルカ酸アミド
0.2重量部、ポリエチレングリコール0.1重量部を
添加した混合物を単軸押出機にて、樹脂温度150℃の
条件下で溶融混合し組成物とした。この組成物から前記
方法により積層材を作成し、物性を測定した。結果を表
7に示す。表7に示すように、ポリプロピレンシート、
ポリスチレンシートの何れにも広いシール温度範囲でイ
ージーピール性を示し、且つ、良好な耐熱性を有し、ベ
タツキを示さないことが判る。
【0045】[比較例5]粘着付与剤を添加せず、シン
グルサイト触媒エチレン・α−オレフィン共重合体9
0.0重量部、高圧法低密度ポリエチレン10.0重
量部の合計100部に対して、エルカ酸アミド0.2重
量部、ポリエチレングリコール0.1重量部を添加した
混合物を単軸押出機にて、樹脂温度150℃の条件下で
溶融混合し組成物とした。この組成物から前記方法によ
り積層材を作成し、物性を測定した。結果を表9に示
す。表9に示すように、ポリプロピレンシートへは低温
シール性不良、且つ、シール温度依存性が大きくなり、
ポリスチレンシートへはシール不良となる。
【0046】[実施例3]シングルサイト触媒エチレン
・α−オレフィン共重合体70.0重量部、エチレン
・酢酸ビニル共重合体20.0重量部、粘着付与剤
10.0重量部の合計100部に対して、エルカ酸アミ
ド0.2重量部、ポリエチレングリコール0.1重量部
を添加した混合物を単軸押出機にて、樹脂温度150℃
の条件下で溶融混合し組成物とした。この組成物から前
記方法により積層材を作成し、物性を測定した。結果を
表7に示す。表7に示すように、ポリプロピレンシー
ト、ポリスチレンシートの何れにも広いシール温度範囲
でイージーピール性を示し、且つ、良好な耐熱性を有
し、ベタツキを示さないことが判る。
【0047】[比較例6]粘着付与剤を添加せず、シン
グルサイト触媒エチレン・α−オレフィン共重合体7
5.0重量部、エチレン・酢酸ビニル共重合体25.
0重量部の合計100部に対して、エルカ酸アミド0.
2重量部、ポリエチレングリコール0.1重量部を添加
した混合物を単軸押出機にて、樹脂温度150℃の条件
下で溶融混合し組成物とした。この組成物から前記方法
により積層材を作成し、物性を測定した。結果を表9に
示す。表9に示すように、ポリプロピレンシートへは、
低温シール性不良、且つ、シール強度の温度依存性が大
きくなり、ポリスチレンシートへはシール不良となる。
また、ベタツキも不良となる。
【0048】[実施例4]シングルサイト触媒エチレン
・α−オレフィン共重合体40.0重量部、エチレン
・酢酸ビニル共重合体40.0重量部、粘着付与剤
20.0重量部の合計100部に対して、エルカ酸アミ
ド0.2重量部、ポリエチレングリコール0.1重量部
を添加した混合物を単軸押出機にて、樹脂温度150℃
の条件下で溶融混合し組成物とした。この組成物から前
記方法により積層材を作成し、物性を測定した。結果を
表7に示す。表7に示すように、ポリプロピレンシー
ト、ポリスチレンシートの何れにも広いシール温度範囲
でイージーピール性を示し、且つ、良好な耐熱性を有
し、ベタツキを示さないことが判る。
【0049】[比較例7]シングルサイト触媒エチレン
・α−オレフィン共重合体20.0重量部、エチレン
・酢酸ビニル共重合体70.0重量部、粘着付与剤
10.0重量部の合計100部に対して、エルカ酸アミ
ド0.2重量部、ポリエチレングリコール0.1重量部
を添加した混合物を単軸押出機にて、樹脂温度150℃
の条件下で溶融混合し組成物とした。この組成物から前
記方法により積層材を作成し、物性を測定した。結果を
表9に示す。表9に示すように、ポリプロピレンシー
ト、ポリスチレンシートへのシール性は良好であるが、
耐熱性が劣る。
【0050】[実施例5]シングルサイト触媒エチレン
・α−オレフィン共重合体40.0重量部、エチレン
・メタクリル酸イソブチル共重合体50.0重量部、粘
着付与剤10.0重量部の合計100部に対して、エ
ルカ酸アミド0.2重量部、ポリエチレングリコール
0.1重量部を添加した混合物を単軸押出機にて、樹脂
温度150℃の条件下で溶融混合し組成物とした。この
組成物から前記方法により積層材を作成し、物性を測定
した。結果を表7に示す。表7に示すように、発泡ポリ
スチレンシートへ広いシール温度範囲でイージーピール
性を示し、且つ、良好な耐熱性を有し、ベタツキを示さ
ないことが判る。
【0051】[比較例8]実施例5において、シングル
サイト触媒エチレン・α−オレフィン共重合体を低結
晶性エチレン・α−オレフィン共重合体に代えた以外
は全く同様に組成物を作成した。この組成物から前記方
法により積層材を作成し、物性を測定した。結果を表9
に示す。表9に示すように、耐熱性不足、且つ、ベタツ
キが悪化する。
【0052】
【表7】
【0053】
【表8】
【0054】
【表9】
【0055】
【発明の効果】本発明のエチレン共重合体組成物は、種
々の材料に対してヒートシール性、耐熱性が優れ、べた
つきが少ないという易開封性シール材としての優れた物
性を有し、広範囲の材料に易開封性シール材として使用
することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09J 7/00 C09J 7/00 // B65D 77/20 B65D 77/20 H

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密度が0.88〜0.91g/cm3
    メルトフローレートが1〜100g/10分のエチレン
    ・α−オレフィン共重合体であって、少なくともその半
    量以上がシングルサイト触媒の存在下でエチレンとα−
    オレフィンを共重合させたものであるエチレン共重合体
    成分(A)30〜95重量部、密度が0.91g/cm
    3 を越える線状ポリエチレン、高圧法エチレン(共)重
    合体及び結晶性ポリα−オレフィンから選ばれるオレフ
    ィン(共)重合体成分(B)0〜55重量部及び粘着付
    与樹脂(C)5〜30重量部からなるメルトフローレー
    トが1〜150g/10分であるエチレン共重合体組成
    物。
  2. 【請求項2】 スリップ剤及び又はブロッキング防止剤
    を配合してなる請求項1記載のエチレン共重合体組成
    物。
  3. 【請求項3】 エチレン・α−オレフィン共重合体成分
    (A)が、エチレンと炭素数4〜18のα−オレフィン
    の共重合体である請求項1または2に記載のエチレン共
    重合体組成物。
  4. 【請求項4】 オレフィン(共)重合体成分(B)が、
    線状低密度ポリエチレン、中、高密度ポリエチレン、ポ
    リプロピレン、ポリ−1−ブテン、高圧法ポリエチレ
    ン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・(メ
    タ)アクリル酸エステル共重合体及びエチレン・(メ
    タ)アクリル酸共重合体から選ばれる成分である請求項
    1〜3のいずれかに記載のエチレン共重合体組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のエチレ
    ン共重合体組成物からなる易開封性シール材料。
  6. 【請求項6】 基材に、請求項1〜4のいずれかに記載
    のエチレン共重合体組成物が積層されてなる易開封性シ
    ール材料。
  7. 【請求項7】 炭化水素重合体、ポリエステル及びポリ
    塩化ビニルから選ばれる材料にシールするための請求項
    5又は6記載の易開封性シール材料。
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