JPH10145759A - 対話型システム及び対話方法 - Google Patents

対話型システム及び対話方法

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JPH10145759A
JPH10145759A JP8292668A JP29266896A JPH10145759A JP H10145759 A JPH10145759 A JP H10145759A JP 8292668 A JP8292668 A JP 8292668A JP 29266896 A JP29266896 A JP 29266896A JP H10145759 A JPH10145759 A JP H10145759A
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JP8292668A
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Ken Yamaura
建 山浦
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通業務機能を使用していない状態において
は、対話相手の画像を自動的に拡大表示して、対話者の
意思の疎通を図る。 【解決手段】 通信回線1を介して接続された各端末2
a,2bに対して、対話者の映像及び音声を相手側端末
へ送信する映像・音声通信制御部20,21と、相手側
端末と同一業務を行う共通業務処理部40と、相手側端
末の対話者の画像と掲示板及び共通業務処理部40の処
理状況をそれぞれウインドウ表示する表示器6a,6b
とを備えた対話型システムにおいて、各端末2a,2b
に対して、共通業務処理部40の各実行状況を監視する
手段23と、共通業務処理部の不実行を検出すると対話
者の画像のウインドウ表示面積を拡大する手段24,2
0とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、各種サー
ビス業務において、相談員(アドバイザー)が顧客(ク
ライアント)の各種質問や要求に対して相談を受け、適
切なアドバイスを与える場合に使用される対話型システ
ム及びこのシステムを用いた対話方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、金融、保険、証券等の各種サー
ビス業務においては、顧客は保険商品や金融商品を購入
する場合、該当商品の詳細な説明をサービス業者の専門
の相談員から説明を受けて自己に最良の商品を購入す
る。また、医療、法律等の各種サービス業務においても
同様に、医師や弁護士に医療や法律に関するアドバイス
を受ける。
【0003】しかし、専門の相談員や専門医や弁護士が
常駐する事務所と、顧客の所在地とが遠く離れている場
合は、顧客は簡単に相談できない。このために、電話等
を用いて相談を受ける場合が考えられる。
【0004】しかし、電話においては、音声のみであ
り、図面や細かい資料を用いて説明する場合は、正確な
情報が伝達されない。また、相手の表情を読取れない。
したがって、双方が満足する結果が得られない場合が発
生する懸念がある。
【0005】このような不都合を解消するために、専門
の相談員が常駐する例えば本部事務所と比較的顧客が来
店しやすい営業所とに、それぞれ相手の顔が写る表示器
を備えた相談端末を設置し、これら相談端末相互間を通
信回線で接続した対話型システムが提唱されている。
【0006】また、専門医が常駐する大規模病院と町の
診療所や保険所等の関係においても同様な対話型システ
ムを採用できる。この対話型システムにおいては主に下
記3つの機能が備えられている。
【0007】(1) 映像・音声通信機能 (2) ホワイトボード機能 (3) 共通業務機能 映像・音声通信機能においては、双方に配設された情報
処理装置等で構成された各相談端末に対して、カメラ,
マイク,スピーカ,表示器等を備え、カメラ,マイクで
取込んだ対話者の映像と音声とを相手側の相談端末へ送
信して、相手側の相談端末の表示器やスピーカで出力す
る。
【0008】ホワイトボード機能においては、相手側相
談端末とで一つの掲示板を共用する。すなわち、一つの
掲示板を両方の相談端末の表示器にウインドウ表示し、
各対話者は例えばライトペン等を用いて自己の相談端末
にウインドウ表示された掲示板に文字,図形を描くと、
相手側相談端末のウインドウ表示された掲示板に同一文
字,図形が表示される。
【0009】共通業務機能においては、双方の相談端末
で実行中の業務アプリケーションの表示画面を共有す
る。すなわち、共通業務モードで実行された業務アプリ
ケーションプログラムの表示画面を双方の相談端末の表
示器に表示する。各対話者は、同時に同一の画像内容を
確認できる。そして、この共通アプリケーションプログ
ラムを双方から操作でき、演算課程や演算結果を双方で
確認できる。これによって、相談員と顧客とが同一のア
プリケーションプログラムを用いて種種の演算やシミュ
レーションを実施することによって、相談員は顧客に対
して、より解りやすく、より有用な助言(アドバイス)
を提供できる。
【0010】なお、上記 (1)〜(3) 各機能は同時に実行
される場合もあるので、各機能を実現するための画像
を、表示器の表示画面上において、個別にウインドウ表
示する。このように、対話型システムは、上述した(1)
(2)(3) の機能を有するので、相談員と顧客との間で良
好な意思の疎通を図ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た対話型システムにおいてもまだ改良すべき次のような
課題があった。前述したように、上記 (1)〜(3) の各機
能の実行過程においては、表示器を用いる必要があるの
で、各機能が並列して実行される場合を想定して、それ
ぞれの機能に必要な情報をウインドウ表示する。したが
って、映像・音声通信機能における相手側の対話者の画
像は一般に比較的小さいウインドウ面積で表示されてい
る。
【0012】この場合、映像・音声通信機能はほぼ常時
実行されているが、ホワイトボード機能の掲示板や共通
業務機能の業務処理状況等は、各機能が実行されていな
い期間もしばしば存在する。
【0013】したがって、ホワイトボード機能や共通業
務機能を実行していない期間においては、映像・音声通
信機能における相手側の対話者の画像を拡大して表示す
ることができると、相手の細かい表情を読取ることがで
き、かつ表示器の表示画面を有効に使用できる。
【0014】しかし、相手側の対話者の画像が表示され
たウインドウの表示面積は固定であったり、たとえ変更
することが可能であったとしても、複雑なキー操作を実
施する必要があり、この相談端末の操作に不慣れな顧客
にとっては簡単に相手側の対話者の画像を拡大すること
はできなかった。
【0015】また、たとえこの相談端末の操作を熟知し
ている相談員であったとしても、その都度、複雑な操作
を実施してウインドウの表示面積を変更することは、相
談途中に余分な操作を必要とし、精神的負担が増大する
懸念がある。
【0016】また、各相談端末内には、前述した各相談
端末に共通する共通業務機能の他に、各相談端末で個別
にかつ相手相談端末に対して非同期で実施できる個別業
務機能が組込まれている場合もある。
【0017】このような場合、相談員及び顧客は相手側
の相談端末に表示された前記個別業務機能の実行結果を
確認できると非常に有用である。本発明はこのような事
情に鑑みてなされたものであり、共通業務機能の実行状
況を監視することによって、共通業務機能を使用してい
ない状態においては、対話相手の画像を自動的に拡大表
示でき、対話者は何等気を使うことなく、相手との会話
に入った時点で対話者の表情を確認でき、互いに意思の
疎通を図りながら、相談業務を遂行できる対話型システ
ム及び対話方法を提供することを目的とする。また、必
要に応じて、相手側の端末の表示内容を自己側の表示器
で表示でき、より一層使い勝手を向上できる対話型シス
テムを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、互いに通信回
線を介して接続された一対の端末の各端末に対して、対
話者の映像及び音声を相手側端末へ送信する映像・音声
通信制御部と、相手側端末と同一業務を行う共通業務処
理部と、相手側端末の対話者の画像と前記共通業務処理
部の処理状況をそれぞれウインドウ表示する表示器とを
備えた対話型システムに適用される。
【0019】そして、上記課題を解消するために、本発
明においては、各端末に対して、共通業務処理部の各実
行状況を監視する手段と、この手段が共通業務処理部の
各不実行を検出すると対話者の画像のウインドウ表示面
積を拡大する手段とを付加している。
【0020】また、別の発明は、互いに通信回線を介し
て接続された一対の端末の各端末に対して、対話者の映
像及び音声を相手側端末へ送信する映像・音声通信制御
部と、相手側端末と同一業務を行う共通業務処理部と、
自己固有の業務を行う個別業務処理部と、相手側端末の
対話者の画像と共通業務処理部の処理状況及び個別業務
処理部の処理状況をそれぞれウインドウ表示する表示器
とを備えた対話型システムに適用される。
【0021】そして、各端末に対して、操作入力された
相手側端末の表示画像に対する複写要求を相手側端末へ
送信する手段と、相手側端末から受信した複写要求に応
じて自己の表示器の表示画像を相手側端末へ送信する手
段と、相手側端末から受信した相手相端末の表示画像を
自己の表示器へ複写画像として表示する手段とを付加し
ている。
【0022】このように構成された対話型システムにお
いて、各端末においては、共通業務処理部の各実行状況
が常時監視されており、共通業務処理部が実行されてい
ない期間においては、表示器中の対話者の画像を表示し
たウインドウの表示面積が自動的に拡大する。
【0023】したがって、共通業務処理部を使用しない
で、両者の間で会話が始まると、自動的に表示器に対話
者の顔が大写しになり、意思の疎通を図りながら会話を
継続できる。
【0024】また、共通業務処理部の使用を開始する
と、対話者の画像を表示したウインドウの表示面積が必
要最小限の大きさとなり、表示器に掲示板又は共通業務
の処理状況や実行結果が表示される。
【0025】また、別の発明においては、各端末が非同
期で個別業務を実行した場合に、相手側端末における個
別業務の実行状況や実行結果を確認する必要が生じた場
合は、自己の端末に対して複写要求を入力すると、自動
的に相手側の端末における表示器の表示画像が自己の端
末の表示器に表示される。
【0026】さらに、本発明の互いに通信回線を介して
接続された一対の端末相互間で映像及び音声を用いて対
話を行う対話方法においは、各端末は、対話者の映像及
び音声を相手側端末へ送信し、相手側端末と同一業務を
行い、相手側端末の対話者の画像と業務の処理状況をそ
れぞれウインドウ表示し、業務の実行状況を監視し、業
務の不実行時に対話者の画像のウインドウ表示面積を拡
大する。
【0027】このように構成された対話方法において
も、先の発明とほぼ同様の効果が得られる。さらに、本
発明の記録媒体に記憶されたプログラムは、互いに通信
回線を介して接続された一対の端末の各端末に、対話者
の映像及び音声を相手側端末へ送信する手段と、相手側
端末と同一業務を行う手段と、相手側端末の対話者の画
像と前記業務の処理状況をそれぞれウインドウ表示する
手段と、業務の実行状況を監視する手段と、この手段が
業務の不実行を検出すると対話者の画像のウインドウ表
示面積を拡大する手段とを実行させる。このように構成
された記録媒体のプログラムを例えばコンピュータに実
行させることによって、先の発明とほぼ同様の効果が得
られる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下本発明の各実施形態を図面を
用いて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係わる
対話方法を適用した対話型システムの概略構成を示す模
式図である。
【0029】例えば、WAN、ISDN通信ネットワー
ク、専用回線等の高速の通信ネットワーク1に対して一
対の相談端末2a,2bが接続されている。一方の相談
端末2aは相談員3が常駐している本部事務所に設置さ
れ、他方の相談端末2bは顧客4が訪れる営業所に設置
されている。
【0030】各相談端末2a,2bは、例えばパーソナ
ルコンピュータ等の一種の情報処理装置で構成されてお
り、互いにほぼ同一構成を有している。各相談端末2
a,2b内には、それぞれ、相談種3や顧客4を撮影す
るカメラ5a,5b、表示器6a,6b、キーボード7
a,7b、マイク8a,8b、マウス9a,9b、ライ
トペン10a,10b、及びスピーカ11a,11b等
が組込まれている。
【0031】また、各相談端末2a,2bの前面には内
部に組込まれたFDD(フロッピー・ディスク・ドライ
ブ)のFD挿入口39a,39bが設けられている。コ
ンピュータ等の情報処理装置からなる各相談端末2a,
2bは、FD挿入口39a,39bに挿入された記録媒
体としてのFD(フロッピー・ディスク)に記録された
プログラムを読込み、このプログラムによって動作が制
御される。
【0032】図2は、各相談端末2a,2bの本体13
のソフト構成を示すブロック図である。この相談端末2
a,2bの本体13内には、大きく分けて、テレビ会議
システム14と、テレビ相談制御部15と、複数の個別
アプリケーションプログラムを収納した個別業務処理部
17と、ウインドウ制御部都18と、送受信制御部19
とで構成されている。
【0033】さらに、テレビ会議システム14は、複数
の共通アプリケーションプログラム16を収納した共通
業務処理部40と、画像通信制御部20、音声通信制御
部21及びホワイトボード制御部22で構成されてい
る。また、テレビ相談制御部15内には、監視部23と
表示サイズ制御部24とが収納されている。
【0034】次に各部の動作を順番に説明していく。テ
レビ会議システム14を構成する画像通信制御部20及
び音声通信制御部21は、従来技術の項で説明した映像
・音声通信機能に対応し、この画像通信制御部20及び
音声通信制御部21はカメラ5a,5bで撮影した相談
員3又は顧客4の映像及びマイク8a,8bで収音した
音声を、送受信制御部19及び通信ネットワーク1を介
して相手側の相談端末2b,2aへ送信する。
【0035】また、画像通信制御部20及び音声通信制
御部21は、図4(b)に示すように、送受信制御部1
9を介して相手側の相談端末2b,2aから受信した顧
客4又は相談員3の映像25を、自己の表示器6a,6
bの表示画面26にウインドウ表示すると共に、同時に
受信した顧客4又は相談員3の音声をマイク11a,1
1bを用いて音声出力する。
【0036】ホワイトボード制御部23は、図4(b)
に示すように、相手側相談端末2b,2aとで一つの掲
示板27を用いて、この掲示板27を両方の相談端末2
a,2bの表示器6a,6bの表示画面26にウインド
ウ表示する。そして、相談員3及び顧客4は、ライトペ
ン10a,10b等を用いて自己の相談端末2a,2b
にウインドウ表示された掲示板27に文字,図形を描く
と、相手側相談端末2b.2aのウインドウ表示された
掲示板27に同一文字,図形が表示される。具体的に
は、各相談端末2a,2bに表示された掲示板27の表
示内容が一致するように、送受信制御部19を介して情
報交換が実施される。
【0037】共通業務処理部40において、記憶されて
いる各共通アプリケーションプログラム16を両方の相
談端末2a,2bから操作でき、演算過程や演算結果を
両方の相談端末2a,2bの表示器6a,6bの表示画
面26に対してウインドウ表示する。したがって、相談
員3及び顧客4は自己の相談端末2a,2bで同一の演
算過程や演算結果を確認できる。
【0038】また、個別業務処理部17においては、各
相談端末2a,2b毎に、個別にかつ相手相談端末2
b,2aに対して非同期で実行する複数の個別アプリケ
ーションプログラムが組込まれている。具体的には、相
談員3の相談端末2aには、顧客4が発する各種の質問
に答えるための高度な専門のシミュレーションプログラ
ム等や顧客には直接開示できないノウハウ等が書込まれ
た演算プログラム等が記憶されている。一方、顧客4の
相談端末2bには取扱いを簡素化した簡単な一般的シミ
ュレーションプログラム等が記憶されている。
【0039】そして、相談員3及び顧客4はそれぞれ相
手側の相談端末2b,2aに対して独立で該当個別業務
処理を実施可能である。テレビ相談制御部15の監視部
23は、ホワイトボード制御部22及び共通業務処理部
40の実行状態を常時監視しており、実行状態が変化す
ると、図3に示す流れ図に従って表示サイズ制御部24
に対してサイズ拡大/縮小指令を送出する。
【0040】図3において、ホワイトボードの使用開始
を検出すると(S1)、表示サイズ制御部24に対して
相手映像縮小指令を送出する(S3)。同様に、共通業
務の実行開始を検出すると(S2)、表示サイズ制御部
24に対して相手映像の縮小指令を送出する(S3)。
その結果、表示サイズ制御部24から映像通信制御部2
0へウインドウ表示画面の縮小指令が送出され、結果と
して、図4(b)に示すように、自己の表示器6a,6
bの表示画面26にウインドウ表示された相手側の対話
者の画像25が縮小される。
【0041】図3のS4において、ホワイトボードの使
用終了を検出し、さらに、共通業務の実行終了を検出す
ると(S5)、表示サイズ制御部24に対して相手映像
拡大指令を送出する(S6)。その結果、表示サイズ制
御部24から映像通信制御部20へウインドウ表示画面
の拡大指令が送出され、結果として、図4(c)に示す
ように、自己の表示器6a,6bの表示画面26にウイ
ンドウ表示された相手側の対話者の画像25が拡大され
る。
【0042】このように構成された第1実施形態の対話
型システムにおいては、各相談端末2a,2bの電源を
挿入して対話型システムが立上がると、各相談端末2
a,2bの表示器6a,6bの表示画面26には、図4
(a)に示すように、この時点においては、ホワイトボ
ード制御部22及び共通業務処理部40はまだ実行開始
されていないので、相手の対話者の画像25は大きく拡
大された状態で表示される。
【0043】そして、例えば、ホワイトボード制御部2
2を使用開始すると、図4(b)に示すように、表示器
6a,6bの表示画面26には、ホワイトボード制御部
22の掲示板27のウインドウが大きく表示されると共
に、対話者の画像25のウインドウ面積が縮小され、対
話者の画像25は縮小される。
【0044】さらに、ホワイトボード制御部22の使用
を終了すると、図4(c)に示すように、表示器6a,
6bの表示画面26から掲示板27が消去され、代り
に、対話者の画像25のウインドウ面積が拡大され、対
話者の画像25は元の状態に拡大される。
【0045】このように、各相談端末2a,2bにおい
ては、ホワイトボード制御部22及び共通業務処理部4
0の各実行状況が監視されており、ホワイトボード制御
部22及び共通業務処理部40が共に実行されていない
期間においては、表示器6a,6bの各表示画面26に
おける対話者の画像25を表示したウインドウの表示面
積が自動的に拡大する。
【0046】したがって、ホワイトボード制御部22や
共通業務処理部40を使用しないで、相談種3と顧客4
との間で会話が始まると、自動的に表示されている対話
者の顔が大写しになり、ウインドウ表示面積を何等気に
することなく、両者間の意思の疎通を図りながら会話を
継続できる。
【0047】(第2実施形態)図5は本発明の第2実施
形態に係わる対話型システムにおけ各相談端末の本体の
ソフト構成を示すブロック図である。図2に示す第1実
施形態の各相談端末のソフト構成と同一部分には同一符
号が付してある。したがって、重複する部分の詳細説明
を省略する。
【0048】なお、この第2実施形態の対話型システム
全体の構成は図1に示した第1実施形態の対話型システ
ムと同じである。図5に示すように、この第2実施形態
の各相談端末2a,2bのテレビ相談制御部15内に
は、表示画像送信部30、複写画像表示部31、複写画
像取得部32が組込まれている。さらに、複写画像取得
部32で相手側の相談端末2b,2aから取得した表示
画像を一時記憶するイメージメモリ33及びこの相談端
末2a.2bを操作する相談員3又は顧客4の操作内容
を検出する操作検出部34が設けられている。
【0049】この第2実施形態の対話型システムにおけ
る各部20,21,22,40,17の基本的動作は図
2の各部20,21,22,40,17の動作と同じで
あるので説明を省略する。
【0050】次に、各部30〜34の動作を説明する。
例えば各相談端末2a,2bにおけるいずれか一方の相
談端末2a,2bの個別業務処理部17が実行期間中
に、他方の相談端末2a,2bの相談員3又は顧客4が
キーボード7a,7bやマウス8a,8bを用いて相手
側相談端末2b,2aの表示画面26に対する複写要求
を入力すると、操作検出部34はその複写要求を検出し
て、複写画像取得部32へ送出する。
【0051】複写画像取得部32は送受信制御部19を
介して相手側の相談端末2b,2aへ複写要求を送出す
る。そして、この複写画像取得部32は、相手側の相談
端末2b,2aから相手側の相談端末2b,2aの表示
器6b、6aの表示画像が送受信制御部19へ入力され
ると、この表示画像を一旦イメージファイル33へ格納
する。
【0052】複写画像表示部31はイメージメモリ33
に記憶している相手側の表示画像をウインドウ制御部1
5を介して自己側の表示器6a,6bの表示画面26に
ウインドウ表示する。
【0053】また、表示画像送出部30は、送受信制御
部19を介して相手側の相談端末2b,2aから表示画
像の複写要求を取込むと、ウインドウ制御部15を介し
て自己側の表示器6a,6bの表示画像を読取って、相
手側の相談端末2b,2aへ送信する。
【0054】このように構成された第2実施形態の対話
型システムの動作を図6及び図7を用いて説明する。図
6(a)(b)(c)は、例えば顧客4が操作する相談
端末2bの表示器6bの表示画面26bにおける各表示
画像を示す図である。この相談端末2bにおいては、共
通業務処理部40を実行過程の特定位置において、共通
業務処理部40の動作を一時中断した状態で、個別業務
処理部17を起動して、個別業務を実行中であることを
示す。
【0055】したがって、表示画面26bには、図6
(a)(b)(c)に共通に、共通業務処理部40に対
応する共通業務処理状況35b,個別業務処理部17に
対応す個別業務処理状況36b、相手側の相談端末2の
相談員3の映像25bがそれぞれウインドウ表示され
る。
【0056】図7(a)(b)(c)は、相談員3が操
作する相談端末2aの表示器6aの表示画面26aにお
ける各表示画像を示す図である。図6(a)(b)
(c)にそれぞれ対応する。
【0057】この相談端末2aにおいては、共通業務処
理部40を実行過程の特定位置において、共通業務処理
部40の動作を一時中断した状態で、相手側の相談端末
2bで実行している個別業務処理部17に対応する個別
業務処理状況36bを自己側で確認する必要が生じたと
する。
【0058】この場合、図7(a)の共通業務処理部4
0の共通業務処理状況35aが表示された状態で相談員
3が複写要求を入力すると、図7(b)に示すように、
自己の表示器6aの表示画面26aに、前述した共通業
務処理状況35aの上に、相手側の相談端末2bの個別
業務処理状況36bを含む全部の表示画像がウインドウ
表示される。
【0059】そして、相談員3が図7(b)の表示内容
を確認して、消去操作を実施すると、図7(c)に示す
ように元の表示画面26aに戻る。このように構成され
た第2実施形態の対話型システムにおいては、各相談端
末2a,2bが非同期で個別業務処理部17を起動した
場合に、相手側の相談端末2b,2aにおける個別業務
処理部17の個別業務処理状況や処理結果を確認する必
要が生じた場合は、自己の相談端末2a,2bに対して
複写要求を入力すると、自動的に相手側の相談端末2
b,2cにおける表示器6b,5aの表示内容が自己の
相談端末2a,2bの表示器6a,6bに表示される。
【0060】したがって、相談員3と顧客4との間の情
報交換や意思の疎通をより一層効果的に実施できる。な
お、上述した実施形態において記載した手法は、コンピ
ュータに実行させることができるプログラムとして、例
えば磁気ディスク(フロッピー・ディスク、ハード・デ
スク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等),半
導体メモリなどの記録媒体に書き込んで他の各種装置に
適用しり、通信媒体により伝送して各種装置に適用する
ことも可能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の対話型シ
ステム及び対話方法においては、共通業務機能の実行状
況を監視して、共通業務機能を使用していない状態にお
いては、対話相手の画像を自動的に拡大表示している。
【0062】したがって、対話者は何等気を使うことな
く、相手との会話に入った時点で対話者の表情を確認で
き、互いに意思の疎通を図りながら、相談業務を遂行で
きる。
【0063】また、必要に応じて、相手側の端末の表示
内容を自己側の表示器で表示可能としている。したがっ
て、各端末を使用する対話者どうし間の情報交換や意思
の疎通をより一層効果的に実施できる。その結果、より
一層使い勝手を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係わる対話方法を採
用した対話型システムの全体構成を示す模式図
【図2】 同対話型システムにおける各相談端末の本体
構成を示すブロック図
【図3】 同各相談端末の動作を示す流れ図
【図4】 同各相談端末の表示器の表示画面の各表示状
態を示す図
【図5】 本発明の第2実施形態に係わる対話型システ
ムにおける各相談端末の本体構成を示すブロック図
【図6】 一方の相談端末の表示器における表示画面の
各表示状態を示す図
【図7】 他方の相談端末の表示器における表示画面の
各表示状態を示す図
【符号の説明】 1…通信ネットワーク 2a,2b…相談端末 3…相談員 4…顧客 6a,6b…表示器 16…共通アプリケーションプログラム 17…個別業務処理部 18…ウインドウ制御部 19…送受信制御部 20…映像通信制御部 21…音声通信制御部 22…ホワイトボード制御部 23…監視部 24…表示サイズ制御部 26,26a,26b…表示画面 27…掲示板 30…表示画像送出部 31…複写画像表示部 32…複写画像取得部 33…イメージファイル 40…共通業務処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに通信回線を介して接続された一対
    の端末の各端末に対して、対話者の映像及び音声を相手
    側端末へ送信する映像・音声通信制御部と、相手側端末
    と同一業務を行う共通業務処理部と、相手側端末の対話
    者の画像と前記共通業務処理部の処理状況をそれぞれウ
    インドウ表示する表示器とを備えた対話型システムにお
    いて、 前記各端末は、 前記共通業務処理部の各実行状況を監視する手段と、 この手段が前記共通業務処理部の各不実行を検出すると
    前記対話者の画像のウインドウ表示面積を拡大する手段
    とを備えた対話型システム。
  2. 【請求項2】 互いに通信回線を介して接続された一対
    の端末の各端末に対して、対話者の映像及び音声を相手
    側端末へ送信する映像・音声通信制御部と、相手側端末
    と同一業務を行う共通業務処理部と、自己固有の業務を
    行う個別業務処理部と、相手側端末の対話者の画像と前
    記共通業務処理部の処理状況及び個別業務処理部の処理
    状況をそれぞれウインドウ表示する表示器とを備えた対
    話型システムにおいて、 前記各端末は、 操作入力された相手側端末の表示画像に対する複写要求
    を相手側端末へ送信する手段と、 相手側端末から受信した複写要求に応じて自己の表示器
    の表示画像を相手側端末へ送信する手段と、 相手側端末から受信した相手相端末の表示画像を自己の
    表示器へ複写画像として表示する手段とを備えた対話型
    システム。
  3. 【請求項3】互いに通信回線を介して接続された一対の
    端末相互間で映像及び音声を用いて対話を行う対話方法
    において、 前記各端末は、 対話者の映像及び音声を相手側端末へ送信し、 相手側端末と同一業務を行い、 相手側端末の対話者の画像と前記業務の処理状況をそれ
    ぞれウインドウ表示し、 前記業務の実行状況を監視し、 前記業務の不実行時に前記対話者の画像のウインドウ表
    示面積を拡大する対話方法。
  4. 【請求項4】互いに通信回線を介して接続された一対の
    端末の各端末に、 対話者の映像及び音声を相手側端末へ送信する手段と、 相手側端末と同一業務を行う手段と、 相手側端末の対話者の画像と前記業務の処理状況をそれ
    ぞれウインドウ表示する手段と、 前記業務の実行状況を監視する手段と、 この手段が前記業務の不実行を検出すると前記対話者の
    画像のウインドウ表示面積を拡大する手段とを実行させ
    るためのプログラムを記録した記録媒体。
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