JP2005025556A - データ管理システム - Google Patents

データ管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005025556A
JP2005025556A JP2003191041A JP2003191041A JP2005025556A JP 2005025556 A JP2005025556 A JP 2005025556A JP 2003191041 A JP2003191041 A JP 2003191041A JP 2003191041 A JP2003191041 A JP 2003191041A JP 2005025556 A JP2005025556 A JP 2005025556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
input
virtual page
medical
page
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003191041A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Katada
和廣 片田
Shigeru Nemoto
茂 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nemoto Kyorindo Co Ltd
Original Assignee
Nemoto Kyorindo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nemoto Kyorindo Co Ltd filed Critical Nemoto Kyorindo Co Ltd
Priority to JP2003191041A priority Critical patent/JP2005025556A/ja
Publication of JP2005025556A publication Critical patent/JP2005025556A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】電子データの操作に不慣れな作業者でも電子カルテをカルテ用紙のように容易に利用できるデータ管理システムを提供する。
【解決手段】電子カルテを仮想ページごとに区分してデータ表示し、その仮想ページの前後切換が入力操作されると、その入力操作に対応してデータ表示される仮想ページを前後切換するので、電子データからなる電子カルテをカルテ用紙の場合と同様にデータ表示して前後切換することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の診療データが登録されている被験者ごとの電子カルテをデータ管理するデータ管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、病院などの医療現場では、被験者ごとの診療データを管理するため、記入項目が所定フォーマットで表記されているカルテ用紙に診療データを記入していた。しかし、これでは診療データを用紙ベースでしか管理できないので、現在ではカルテ用紙に相当する電子データとして電子カルテが開発されている。
【0003】
従来のデータ管理システムは、例えば、電子カルテが蓄積されている1個の中央処理装置と、医務室などの作業現場ごとに設置された複数の現場端末装置からなり、これらが通信ネットワークで接続されている。
【0004】
電子カルテは、所定フォーマットで記入項目がデータ設定された電子データからなり、記入項目に診療データをテキストデータなどでデータ入力することができる。例えば、医師などの作業者が現場端末装置に所定操作を実行すると、中央処理装置から電子カルテがデータ読出されて現場端末装置にデータ表示されるので、作業者は所望の電子カルテを閲覧することができる。
【0005】
また、電子カルテがデータ表示された現場端末装置に作業者が所定操作を実行すると、その電子カルテが編集処理されるので、作業者は電子カルテに新規の診療データを追加するようなことができる(例えば、特許文献1〜4参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−132934号
【特許文献2】
特開2002−117142号
【特許文献3】
特開2002−117143号
【特許文献4】
特開2002−304466号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の電子カルテはディスプレイ画面にデータ表示される電子データからなるので、必要な部分を閲覧するためにはデータ表示される部分をスクロールさせる必要があった。このため、電子カルテはカルテ用紙と同様に利用することができず、電子データの操作に不慣れな作業者には利用しずらかった。
【0008】
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、病院で使用しているカルテ用紙と同様に電子カルテを利用することができるデータ管理システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1/第2のデータ管理システムは、各種の診療データが登録されている被験者ごとの電子カルテをデータ管理するため、カルテ記憶手段、閲覧入力手段、カルテ読出手段、カルテ保持手段、ページ表示手段、切換入力手段、ページ切換手段、を有している。
【0010】
本発明の第1のデータ管理システムでは、カルテ記憶手段は、多数の電子カルテをデータ記憶しており、閲覧入力手段は、特定の電子カルテの閲覧指示が入力操作される。カルテ読出手段は、入力操作された閲覧指示に対応した電子カルテをデータ読出し、カルテ保持手段は、データ読出された前記電子カルテを一時保持する。ページ表示手段は、一時保持された電子カルテを仮想ページごとに区分してデータ表示し、切換入力手段は、データ表示された仮想ページの前後切換が入力操作され、ページ切換手段は、入力操作された前後切換に対応してデータ表示される仮想ページを前後切換させる。
【0011】
本発明の第2のデータ管理システムでは、カルテ記憶手段は、診療データが仮想ページごとに区分されている多数の電子カルテをデータ記憶しており、ページ表示手段は、一時保持された電子カルテを仮想ページごとにデータ表示する。
【0012】
本発明の第1/第2のデータ管理システムでは、電子データからなる電子カルテがカルテ用紙の場合と同様にデータ表示され、カルテ用紙の場合と同様に前後切換される。
【0013】
なお、本発明で云う各種手段は、その機能を実現するように形成されていれば良く、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与されたデータ処理装置、コンピュータプログラムによりデータ処理装置の内部に実現された所定の機能、これらの組み合わせ、等を許容する。
【0014】
また、本発明で云う各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要もなく、複数の構成要素が1個の部材として形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等も可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】
[実施の形態の構成]
本発明の実施の一形態を図面を参照して以下に説明する。本実施の形態のデータ管理システム10は、図1ないし図3に示すように、1個の中央処理装置11と複数の現場端末装置12と多数の携帯端末装置13とを有しており、中央処理装置11と現場端末装置12とがLAN(Local Area Network)14により接続されている。
【0016】
中央処理装置11は、病院(図示せず)の一つの管理事務所に設置された1個のデータベースサーバなどからなり、病院全体で共有されている。現場端末装置12は、病院の複数の医療現場ごとに設置されたクライアント端末などからなり、作業者である医師などに使用されている。
【0017】
携帯端末装置13は、PDA(Personal Digital Assistance)のような装置からなり、作業者である看護士などに個々に携帯されている。現場端末装置12と携帯端末装置13とはUSB(Universal Serial Bus)ポートなどのI/F(Interface)ユニットを有しており、着脱自在に相互接続することができる。
【0018】
中央処理装置11は、図4に示すように、コンピュータの主体となるハードウェアとしてCPU(Central Processing Unit)101を有しており、このCPU101には、バスライン102により、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104、HDD(Hard Disc Drive)105、FD(Flexible Disc−cartridge)106が交換自在に装填されるFDD(FD Drive)107、CD(Compact Disc)−ROM108が交換自在に装填されるCDドライブ109、キーボード110、マウス111、ディスプレイユニット112、光学スキャナ113、I/Fユニット114、等のハードウェアが接続されている。
【0019】
なお、各部のデータ容量や処理速度などは相違するが、現場端末装置12および携帯端末装置13も中央処理装置11と同様なハードウェアを有しているので、本形態では各種装置11〜13の共通部分は同一の名称および符号を使用して詳細な説明は省略する。
【0020】
ただし、現場端末装置12は、図5に示すように、光学スキャナ113は有しておらず、マイクロフォン116とスピーカユニット117とを有している。また、携帯端末装置13は、図6に示すように、CPU101、ROM103、RAM104、キーボード110、ディスプレイユニット112、I/Fユニット114、のみからなり、他のデバイスは有していない。
【0021】
また、本形態の現場端末装置12は、詳細には後述するが、ディスプレイユニット112にデータ表示された電子カルテをページ単位で前後移動させるため、図7および図8に示すように、キーボード110に専用の入力操作装置120が設けられている。
【0022】
この入力操作装置120は、図9ないし図11に示すように、前後方向に細長い矩形の金属平板からなる基礎部材121を有しており、この基礎部材121の上面の左右両側には、L字型に曲折された金属平板からなる一対の側壁部材122が一体に固定されている。
【0023】
また、これら一対の側壁部材122の間隙に位置する基礎部材121の上面には、前後方向に細長い基礎基板123が一体に固定されており、この基礎基板123の前後端部が基礎部材121の前後縁部より外側に各々突出している。一対の側壁部材122の上部中央には支持機構に相当する支持軸124が装着されており、この支持軸124で前後方向に細長い前後方向に細長い矩形の金属平板からなる揺動部材125が前後方向に揺動自在に軸支されている。
【0024】
この揺動自在な揺動部材125の上面には、前後方向に細長い扁平な直方体状に樹脂で形成された操作部材126が一体に装着されており、この操作部材126は、上面が前端部分から後段部分まで円滑に連通する一面に形成されている。揺動部材125の下面には揺動基板127が一体に装着されているので、この前後方向に揺動自在に支持された揺動基板127が基礎基板123に所定間隔で上方から対向している。
【0025】
そして、本形態の入力操作装置120では、揺動基板127が対向している基礎基板123の前後端部の各々にセンサ素子131が二個ずつ並列に実装されており、これら二個のセンサ素子131に上方から対向する揺動基板127の前後端部の各々にはセンサ素子131が1個ずつ実装されている。
【0026】
このため、基礎部材121の表側には、基礎基板123を介してセンサ素子131が両端部分に二個ずつ並列に実装されており、操作部材126の裏側には、揺動部材125と揺動基板127とを介してセンサ素子131が両端部分に1個ずつ実装されている。
【0027】
なお、本形態の入力操作装置120では、一対の側壁部材122の前後端部の各々にガイド部材132が上下方向に変位自在に装着されており、これらのガイド部材132を介して基礎基板123の前後端部に実装された二個のセンサ素子131と揺動基板127の前後端部に実装された1個のセンサ素子131とが当接している。
【0028】
これらのセンサ素子131は、一般的な市販部品からなり、素子本体133からセンサ凸部134が弾発的に突出している。このセンサ素子131は、所定の作動荷重が作用した場合のみセンサ凸部134が素子本体133に埋没し、入力操作の有無を二値で検出する。
【0029】
基礎基板123の前後端部に二個ずつ並列実装されたセンサ素子131と揺動基板127の前後端部に1個ずつ実装されたセンサ素子131とは作動荷重が共通しているので、操作部材126は、作動荷重と二倍の作動荷重とで二段階に前後端部が上方に付勢されて初期位置に保持されている。なお、これより以下では説明を簡単とするため、センサ素子131の作動荷重を第1荷重、二倍の作動荷重を第2荷重、と呼称する。
【0030】
本形態の入力操作装置120では、上述のように操作部材126が第1荷重と第2荷重とで一つの初期位置に付勢されているので、図12(b)に示すように、操作部材126の一端部分に第1荷重が作用すると、揺動基板127に実装されている1個のセンサ素子131のみ作動することで、操作部材126の一端部分は初期位置から第1の操作位置まで揺動する。
【0031】
さらに、図12(c)に示すように、この状態から操作部材126の一端部分に第2荷重が作用すると、基礎基板123に実装されている二個のセンサ素子131が作動することで、操作部材126の一端部分は第1の操作位置から第2の操作位置まで揺動する。
【0032】
また、本形態の入力操作装置120では、センサ素子131の上下厚の二倍にガイド部材132の直径を加算した数値と、基礎基板123と揺動基板127の間隙の数値と、が同一となるように各部が設計されているので、いわゆる遊びのない状態で操作部材126が初期位置に保持されている。
【0033】
なお、基礎基板123の上面と揺動基板127の下面にはプリント配線(図示せず)が形成されており、このプリント配線にセンサ素子131は実装されている。さらに、揺動基板127のプリント配線にはフレキシブル基板136の一端が直結されており、このフレキシブル基板136の他端が接続コネクタ139,138を介して基礎基板123のプリント配線に接続されている。また、この基礎基板123のプリント配線には、外部出力の接続コネクタ139も実装されており、上述の一対の接続コネクタ138,139は、基礎基板123の前後端部に1個ずつ配置されている。
【0034】
ただし、前述のように操作部材126の一端部分に第2荷重が作用しても、基礎基板123の両端部分に実装されている二個のセンサ素子131の作動タイミングに誤差が発生する可能性がある。そこで、本形態の入力操作装置120では、例えば、基礎基板123の両端部分に並設されている二個のセンサ素子131の出力配線を共通化することなどにより、並設されている二個のセンサ素子131が一方のみ作動しても検出信号が出力される構造を実現している。
【0035】
本形態の各種装置11〜13では、ROM103、RAM104、HDD105、交換自在なFD106、交換自在なCD−ROM108、等のハードウェアが情報記憶媒体に相当し、これらの少なくとも1個にCPU101のためのコンピュータプログラムやリソースがソフトウェアとして格納されている。
【0036】
このようなソフトウェアをCPU101がデータ読取して各種処理を実行することにより、図1に示すように、中央処理装置11は、画像取得手段201、カルテ記憶手段202、カルテ読出手段204、等の各種手段を各種機能として論理的に有している。
【0037】
同様に、現場端末装置12は、閲覧入力手段203、カルテ保持手段205、ページ表示手段206、診療入力手段207、切換入力手段208、ページ切換手段209、効果出力手段211、音声入力手段212、テキスト変換手段213、テキスト入力手段214、ファイル生成手段215、ファイル添付手段216、音声再生手段217、音声出力手段218、等の各種手段を各種機能として論理的に有しており、図2に示すように、携帯端末装置13は、ページ取得手段221、ページ保持手段222、携帯表示手段223、携帯入力手段224、診療保持手段225、診療転送手段226、等の各種手段を各種機能として論理的に有している。
【0038】
画像取得手段201は、中央処理装置11のCPU101がRAM104に格納されているコンピュータプログラムに対応して光学スキャナ113を動作制御する機能などに相当し、カルテ用紙31を光学走査してフォーマット画像32をデータ取得する。
【0039】
より具体的には、図13に示すように、カルテ用紙31は、診療データの記入項目が所定フォーマットで表記されているが、その内容は診療科などの医療現場ごとに相違しており、そのフォーマット画像32は、本形態では罫線や記入項目などがデータ認識されていない単純なビットマップデータからなる。
【0040】
カルテ記憶手段202は、CPU101がRAM104のコンピュータプログラムに対応してデータ認識するHDD105の記憶エリアなどに相当し、多数の電子カルテを更新自在にデータ記憶している。この電子カルテは被験者ごとにデータ登録されており、図14に示すように、カルテ用紙31のフォーマット画像32にテキストデータ33や自由曲線34で被験者ごとの診療データが入力されている。
【0041】
なお、カルテ記憶手段202は、診療データが入力されていないフォーマット画像32も、白紙の電子カルテとしてカルテID(Identity)とともにデータ記憶する。そして、被験者ごとのテキストデータ33や自由曲線34からなる診療データは、図15に示すように、フォーマット画像32での入力位置の座標データ、フォーマット画像32のカルテID、被験者ごとの被験者ID、とともにデータ記憶される。
【0042】
例えば、管理者などの作業者が所望のカルテ用紙31のフォーマット画像32を中央処理装置11に光学スキャナ113で光学走査させたとき、そのカルテ用紙31に適切なカルテIDを作業者が所望により中央処理装置11にキーボード110などで入力操作すると、そのカルテIDが付与されたフォーマット画像32がHDD105にデータ記憶される。
【0043】
なお、一般的にカルテ用紙31は複数ページで一組とされているので、その複数ページのフォーマット画像32を一つのデータファイルとして一つのカルテIDが付与される。また、前述のようにビットマップデータからなるフォーマット画像32はデータ容量が過大なので、データ記憶されるときにはJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)方式などで圧縮される。
【0044】
そして、本形態のデータ管理システム10では、上述のように電子カルテがカルテ用紙31からデータ読取されたフォーマット画像32からなるので、電子カルテがカルテ用紙31のフォーマット画像32ごとに仮想ページに区分されてデータ記憶されている。
【0045】
閲覧入力手段203は、現場端末装置12のCPU101が上述のコンピュータプログラムに対応してキーボード110の入力データを認識する機能などに相当し、特定の電子カルテの被験者IDやカルテIDなどからなる閲覧指示の入力操作を受け付ける。
【0046】
カルテ読出手段204は、現場端末装置12のCPU101が中央処理装置11のCPU101にHDD105の記憶データを読み出させてI/Fユニット114に送信させる機能などに相当し、閲覧入力手段203で入力操作された閲覧指示に対応する電子カルテをカルテ記憶手段202からデータ読出する。
【0047】
なお、前述のように被験者ごとの電子カルテは被験者IDごとにデータ登録されているので、その被験者IDが閲覧指示とともに入力操作されることで、その被験者の診療データが必要なフォーマット画像32と組み合されて電子カルテとしてデータ読出される。
【0048】
また、前述のようにカルテ記憶手段202には診療データが入力されていないフォーマット画像32も白紙の電子カルテとしてデータ登録されているので、そのカルテIDが閲覧指示とともに入力操作されることで、対応する白紙の電子カルテがデータ読出される。
【0049】
カルテ保持手段205は、現場端末装置12のCPU101がI/Fユニット114の受信データをRAM104のワークエリアに一時保持させる機能などに相当し、カルテ読出手段204でデータ読出されてデータ転送された電子カルテを一時保持する。
【0050】
ページ表示手段206は、CPU101がRAM104の保持データをディスプレイユニット112に表示出力させる機能などに相当し、カルテ保持手段205で一時保持された電子カルテを、仮想ページごとに区分してデータ表示する。
【0051】
診療入力手段207は、現場端末装置12のCPU101がキーボード110やマウス111の入力データをRAM104や中央処理装置11のHDD105に格納する機能などに相当し、ページ表示手段206でデータ表示された電子カルテへの診療データの入力操作を受け付ける。
【0052】
より具体的には、前述のように病院で使用する全部のカルテ用紙31のフォーマット画像32がカルテIDとともに中央処理装置11にデータ登録されると、そのカルテIDが医療現場の医師に通達される。そこで、その医師により所望のカルテIDが医療現場の現場端末装置12にキーボード110などで入力操作されると、そのカルテIDのフォーマット画像32が中央処理装置11からデータ読出されて伸張され、現場端末装置12のディスプレイユニット112にデータ表示される。
【0053】
この現場端末装置12では、図13に示すように、ディスプレイユニット112にカルテ用紙31のフォーマット画像32がデータ読出された状態で、図14に示すように、マウス111により所望の位置にカーソルがクリックされると、そこからキーボード110によりテキストデータ33で診療データが入力される。さらに、マウス111により所望の位置でカーソルがドラッグされると、その軌跡からなる自由曲線34が診療データとして入力される。
【0054】
このように現場端末装置12でフォーマット画像32にテキストデータ33や自由曲線34で診療データが入力された状態でキーボード110により記憶命令と被験者IDとが入力操作されると、その被験者IDがカルテIDとともに付与された診療データが電子カルテとして中央処理装置111のHDD105にデータ記憶される。
【0055】
ただし、フォーマット画像32は記入項目などがデータ管理システム10に認識されていないビットマップデータからなり、診療データはテキストデータ33や自由曲線34からなるので、図15に示すように、そのテキストデータ33や自由曲線34はフォーマット画像32での入力位置の座標データとともに登録される。
【0056】
そこで、現場端末装置12にキーボード110により被験者IDが入力操作されると、その被験者IDに対応する診療データを中央処理装置11がカルテIDとともにHDD105からデータ読出する。このとき、データ読出されたカルテIDでフォーマット画像32もデータ読出され、そのフォーマット画像32が診療データと合成されて現場端末装置12のディスプレイユニット112にデータ表示される。
【0057】
切換入力手段208は、CPU101がキーボード110の入力データを認識する機能などに相当し、ページ表示手段206でデータ表示された仮想ページの前後切換の入力操作を受け付ける。ページ切換手段209は、CPU101がディスプレイユニット112のデータ表示を動作制御する機能などに相当し、切換入力手段208に入力操作された前後切換に対応してデータ表示される仮想ページを前後切換させる。
【0058】
前述のように、本形態のデータ管理システム10では、電子カルテがカルテ用紙31のフォーマット画像32ごとに仮想ページに区分されてデータ記憶されているので、ディスプレイユニット112には、図13および図14に示すように、電子カルテが仮想ページごとにデータ表示される。
【0059】
このような状態でキーボード110の入力操作装置120の操作部材126が前後方向に手動操作されると、これに対応してデータ表示されている電子カルテの仮想ページが前後切換される。なお、前述のように入力操作装置120は操作部材126が前後方向に複数段階に入力操作されるので、詳細には後述するが、その複数段階の入力操作に対応して仮想ページの切換速度も複数段階に可変される。
【0060】
効果出力手段211は、CPU101がディスプレイユニット112の表示出力およびスピーカユニット117の音声出力を動作制御する機能などに相当し、仮想ページの前後切換を動画でデータ表示させるとともに、仮想ページの前後切換に連動して効果音を音声出力する。
【0061】
より具体的には、前述のように電子カルテの仮想ページはカルテ用紙31のフォーマット画像32からなるので、上述の動画はカルテ用紙31がページめくりされる様子として表示され、効果音はカルテ用紙31がページめくりされるときの音声として出力される。
【0062】
音声入力手段212は、CPU101がマイクロフォン116の入力音声をデータ認識する機能などに相当し、一連の音声データの音声入力を受け付ける。テキスト変換手段213は、CPU101が所定のデータ処理を実行する機能などに相当し、音声入力手段212に音声入力される一連の音声データをテキストデータに変換する。
【0063】
テキスト入力手段214は、現場端末装置12のCPU101が入力データをRAM104や中央処理装置11のHDD105に格納する機能などに相当し、テキスト変換手段213で変換されたテキストデータの少なくとも一部を診療データの少なくとも一部として電子カルテにデータ入力する。
【0064】
ファイル生成手段215は、CPU101が所定のデータ処理を実行する機能などに相当し、音声入力手段212に音声入力された一連の音声データを圧縮してMP3(MPeg audio layer 3)などの音声ファイルをデータ生成する。ファイル添付手段216は、現場端末装置12のCPU101が入力データをRAM104や中央処理装置11のHDD105に格納する機能などに相当し、ファイル生成手段215でデータ生成された音声ファイルを電子カルテに添付する。
【0065】
音声再生手段217は、CPU101が所定のデータ処理を実行する機能などに相当し、カルテ保持手段205に一時保持された電子カルテに添付されている音声ファイルを音声データに伸張する。音声出力手段218は、CPU101がスピーカユニット117を動作制御する機能などに相当し、音声再生手段217で伸張された一連の音声データを音声出力する。
【0066】
ページ取得手段221は、携帯端末装置13のCPU101が中央処理装置11のHDD105から記憶データをダウンロードする機能などに相当し、カルテ記憶手段202から電子カルテの少なくとも一部を仮想ページごとにデータ取得する。
【0067】
より具体的には、前述のように中央処理装置11には現場端末装置12がオンラインで常時接続されており、現場端末装置12には携帯端末装置13が着脱自在に有線接続されるので、携帯端末装置13は現場端末装置12に接続された状態で中央処理装置11にアクセスする。
【0068】
ページ保持手段222は、携帯端末装置13のCPU101がI/Fユニット114の入力データをRAM104のワークエリアに一時保持させる機能などに相当し、ページ取得手段221でデータ取得された電子カルテの仮想ページを一時保持する。
【0069】
携帯表示手段223は、CPU101がRAM104の保持データをディスプレイユニット112に表示出力させる機能などに相当し、ページ保持手段222で一時保持された電子カルテの仮想ページをデータ表示する。携帯入力手段224は、CPU101がキーボード110の入力データを認識する機能などに相当し、携帯表示手段223でデータ表示された仮想ページに診療データが入力操作される。
【0070】
診療保持手段225は、CPU101がキーボード110の入力データをRAM104に格納する機能などに相当し、携帯入力手段224で入力操作された診療データを一時保持する。診療転送手段226は、携帯端末装置13のCPU101がRAM104の保持データを中央処理装置11のHDD105に格納する機能などに相当し、診療保持手段225で一時保持された診療データを中央処理装置11のカルテ記憶手段202の対応する電子カルテの対応する仮想ページにデータ入力する。
【0071】
上述のような各種装置11〜13の各種手段201〜226は、必要によりHDD105やI/Fユニット114等のハードウェアを利用して実現されるが、その主体はRAM104等の情報記憶媒体に格納されたコンピュータプログラムに対応してハードウェアであるCPU101が機能することにより実現されている。
【0072】
例えば、中央処理装置11のコンピュータプログラムは、光学スキャナ113などでカルテ用紙31を光学走査してフォーマット画像32をデータ取得すること、そのフォーマット画像32を仮想ページとした電子カルテをHDD105などでデータ記憶すること、現場端末装置12からデータ受信した閲覧指示に対応する電子カルテをデータ読出してデータ返信すること、等の処理動作をCPU101等に実行させるためのソフトウェアとしてRAM104等の情報記憶媒体に格納されている。
【0073】
また、現場端末装置12のコンピュータプログラムは、キーボード110などによる電子カルテの閲覧指示の入力操作を受け付けること、中央処理装置11からデータ転送された電子カルテをRAM104などに一時保持させること、一時保持された電子カルテを仮想ページごとに区分してディスプレイユニット112にデータ表示させること、データ表示された電子カルテへのキーボード110などによる診療データの入力操作を受け付けること、データ表示された仮想ページへの入力操作装置120による前後切換の複数段階の入力操作を受け付けること、入力操作された前後切換に対応してデータ表示される仮想ページを複数段階の切換速度で前後切換させること、仮想ページの前後切換を動画でデータ表示させること、仮想ページの前後切換に連動して効果音をスピーカユニット117などに音声出力させること、マイクロフォン116などによる一連の音声データの音声入力を受け付けること、音声入力される一連の音声データをテキストデータに変換すること、変換されたテキストデータの少なくとも一部を診療データの少なくとも一部として電子カルテにデータ入力すること、音声入力された一連の音声データを圧縮してMP3などの音声ファイルをデータ生成すること、データ生成された音声ファイルを電子カルテに添付すること、電子カルテに添付されている音声ファイルを音声データに伸張すること、伸張された一連の音声データをスピーカユニット117などに音声出力させること、等の処理動作をCPU101等に実行させるためのソフトウェアとしてRAM104等の情報記憶媒体に格納されている。
【0074】
さらに、携帯端末装置13のコンピュータプログラムは、中央処理装置11から電子カルテの少なくとも一部を仮想ページごとにデータ取得すること、データ取得された電子カルテの仮想ページをRAM104などで一時保持すること、一時保持された電子カルテの仮想ページをディスプレイユニット112などでデータ表示すること、データ表示された仮想ページへのキーボード110などによる診療データの入力操作を受け付けること、入力操作された診療データを一時保持すること、一時保持された診療データを中央処理装置11の対応する電子カルテの対応する仮想ページにデータ入力すること、等の処理動作をCPU101等に実行させるためのソフトウェアとしてRAM104等の情報記憶媒体に格納されている。
【0075】
[実施の形態の動作]
上述のような構成において、本形態のデータ管理システム10によるデータ管理方法を以下に説明する。まず、本形態のデータ管理システム10が構築される病院では、1個の中央処理装置11が一つの管理事務所に設置され、複数の現場端末装置12が複数の医療現場ごとに設置される。その複数の医療現場では、診療データの記録にカルテ用紙31が使用されているが、そのカルテ用紙31の記入フォーマットは医療現場ごとに相違している。
【0076】
そこで、このような複数種類のカルテ用紙31が1個の中央処理装置11で光学走査されてフォーマット画像32がデータ取得され、このフォーマット画像32が白紙の電子カルテとしてカルテ用紙31の種類ごとのカルテIDとともにデータ保存される。このカルテIDは管理事務所から医療現場に通達されるので、これで医療現場の医師は電子カルテを利用できる状態となる。
【0077】
このような状態で、医療現場で被験者を診療する医師が診療データを記録する場合、図16に示すように、その診療が初診ならば閲覧指示として所望のカルテ用紙31のカルテIDを現場端末装置12にキーボード110で入力操作し、初診でないならば閲覧指示として被験者IDを入力操作する(ステップS1)。
【0078】
現場端末装置12は、入力操作された閲覧指示を中央処理装置11にデータ送信するので(ステップS2)、この中央処理装置11は、データ受信した閲覧指示がカルテIDであると白紙の電子カルテとしてフォーマット画像32をデータ読出し、閲覧指示が被験者IDであると電子カルテとして対応するフォーマット画像32と診療データとをデータ読出する。
【0079】
上述のようにデータ読出された電子カルテは中央処理装置11から現場端末装置12にデータ返信されるので、この現場端末装置12は、データ受信した電子カルテをRAM104のワークエリアなどで一時保持する(ステップS3,S4)。
【0080】
さらに、この現場端末装置12は、一時保持した電子カルテの第1の仮想ページをディスプレイユニット112でデータ表示するので(ステップS6)、図13および図14に示すように、医療現場の医師には、電子カルテが使い慣れたカルテ用紙31と同様に提示される。
【0081】
このような状態でキーボード110の入力操作装置120の操作部材126が前後方向に入力操作されると(ステップS7)、現場端末装置12は、データ表示している電子カルテの仮想ページを前後切換する(ステップS8)。このとき、入力操作装置120の操作部材126は前後方向に複数段階に入力操作されるので、その入力操作に対応した複数段階の切換速度で電子カルテの仮想ページが切換表示される。
【0082】
より具体的には、上述のように電子カルテの仮想ページがデータ表示された状態で、入力操作装置120の操作部材126の前端部分が第1荷重まで押圧操作されると、仮想ページが前進方向に低速に切り換えられ、その操作圧力が第2荷重まで増加されると、仮想ページの切換速度が高速となる。同様に、入力操作装置120の操作部材126の後端部分が第1/第2荷重まで押圧操作されると、仮想ページが後退方向に低速/高速に切り換えられる。
【0083】
なお、上述のように入力操作装置120の操作部材126を手動操作して仮想ページを順次切り換えている場合でも、その手動操作を解除すると自動的に操作部材126が初期位置に復帰して入力操作装置120の信号出力が停止するので、仮想ページの前進後退は瞬時に停止する。
【0084】
また、上述のように仮想ページが前後方向に低速に切換表示されているときは、例えば、表示されている仮想ページが1.0(sec)などの所定時間が経過するごとに切り換えられるので、操作部材126を一瞬だけ押圧操作すれば仮想ページを一つだけ前後させることができる。
【0085】
さらに、現場端末装置12は、上述のようにデータ表示している電子カルテの仮想ページを前後切換するとき、仮想ページの前後切換を動画でデータ表示させるとともに、仮想ページの前後切換に連動して効果音を音声出力するので、医師にはカルテ用紙31のページめくりと同様に電子カルテが切換表示される。
【0086】
また、上述のようにデータ表示された電子カルテの仮想ページには、例えば、図14に示すように、入力位置をマウス111でクリックしてからキーボード110でテキストデータ33を入力操作することができ、マウス111のドラッグで自由曲線34をデータ入力できるので(ステップS9,S10)、医師はカルテ用紙31への手書きの場合と同様に診療データを入力することができる。
【0087】
また、医師が所望によりキーボード110に所定操作を実行すると、現場端末装置12は、マイクロフォン116により音声データを入力できる状態となるので(ステップS11)、例えば、医師が被験者を問診する音声が現場端末装置12にデータ入力されてデータ保持される(ステップS12)。
【0088】
そこで、医師がデータ表示されている仮想ページへのテキスト入力をキーボード110で指示すると(ステップS13)、現場端末装置12は音声データをテキストデータに変換し(ステップS14)、これを診療データとしてデータ表示されている仮想ページにデータ入力する(ステップS15)。
【0089】
また、図17に示すように、医師が表示出力されている電子カルテへの音声データのファイル添付をキーボード110で指示すると(ステップS16)、現場端末装置12は音声データを圧縮して音声ファイルをデータ生成し(ステップS17)、この音声ファイルをデータ表示されている電子カルテに添付する(ステップS18)。
【0090】
一方、音声データの再生指示がキーボード110に入力操作されると(ステップS19)、現場端末装置12は、データ表示している電子カルテに音声ファイルが添付されているかを確認し(ステップS20)、これが添付されていない場合は“現在表示している電子カルテには音声ファイルが添付されていません”などのエラーガイダンスをディスプレイユニット112にデータ表示する(ステップS21)。
【0091】
データ表示されている電子カルテに音声ファイルが添付されていた場合、現場端末装置12は、その音声ファイルを音声データに伸張する(ステップS22)。そして、その音声データをスピーカユニット117で音声出力するので(ステップS23)、医師は被験者を問診したときなどの音声を再生して確認することができる。
【0092】
また、必要な電子カルテの閲覧を完了した医師が、現場端末装置12に閲覧終了を入力操作すると(ステップS24)、ディスプレイユニット112に“現在の内容で電子カルテを更新しますか?”などのガイダンスメッセージがデータ表示される(ステップS25)。
【0093】
そこで、医師が所望によりデータ更新をキーボード110などで入力操作すると(ステップS26)、現場端末装置12に一時保持されている電子カルテで中央処理装置11の電子カルテがデータ更新される(ステップS27)。このため、医師は白紙の電子カルテに医療データを入力して登録することや、医療データが登録されている電子カルテを編集して更新することができる。
【0094】
また、本形態のデータ管理システム10では、例えば、看護士などが携帯端末装置13で中央処理装置11から電子カルテの仮想ページをデータ複写し、その仮想ページに携帯端末装置13で医療データを入力して中央処理装置11の電子カルテに登録することもできる。
【0095】
その場合、例えば、前述のようにディスプレイユニット112に電子カルテの仮想ページがデータ表示された現場端末装置12に携帯端末装置11を有線接続し、その携帯端末装置11のキーボード110に仮想ページの取得指示を入力操作する(ステップT1)。
【0096】
すると、その取得指示が携帯端末装置11から現場端末装置12にデータ送信されるので(ステップT2)、現場端末装置12から携帯端末装置11にデータ表示されている電子カルテの仮想ページがデータ送信される(ステップT3)。
【0097】
そこで、この携帯端末装置11はデータ受信した仮想ページをRAM104などでデータ保持してディスプレイユニット112にデータ表示するので(ステップT4,T5)、例えば、この仮想ページをデータ表示した携帯端末装置11を看護士は現場端末装置12から取り外す。
【0098】
このような状態で、看護士は所望の医療現場まで携帯端末装置11を携帯し、そのデータ表示されている仮想ページにキーボード110で診療データを入力操作すると(ステップT6)、その診療データが携帯端末装置11のRAM104などに保持される(ステップT7)。
【0099】
そこで、看護士が所望により携帯端末装置11を任意の現場端末装置12に有線接続し、携帯端末装置11のキーボード110に診療データの転送指示を入力操作する(ステップT8)。すると、携帯端末装置11は保持している診療データを現場端末装置12から中央処理装置11までデータ転送するので(ステップT9)、この中央処理装置11では、データ転送された診療データが対応する電子カルテの対応する仮想ページにデータ登録される。
【0100】
[実施の形態の効果]
本形態のデータ管理システム10によるデータ管理方法では、上述のように電子カルテを仮想ページごとに区分してデータ表示し、その仮想ページの前後切換が入力操作されると、その入力操作に対応してデータ表示される仮想ページを前後切換する。このため、電子データからなる電子カルテをカルテ用紙31の場合と同様にデータ表示して前後切換することができるので、電子データの操作に不慣れな医師などでも電子カルテをカルテ用紙31のように容易に利用することができる。
【0101】
さらに、データ表示された仮想ページの前後切換が、カルテ用紙31のページめくりと同様な動画でデータ表示され、その仮想ページの前後切換に連動して、カルテ用紙31をページめくりするときと同様な効果音が音声出力されるので、よりリアルに電子カルテをカルテ用紙のように利用することができる。
【0102】
しかも、入力操作装置120を前後方向に入力操作することで、データ表示されている仮想ページを前後方向に表示切換することができ、その切換速度を入力操作装置120の操作具合で自在に調節できる。さらに、操作部材126の手動操作を解除することで仮想ページの切換表示を瞬時に停止させることもできるので、電子カルテを良好な操作性で迅速かつ確実に閲覧することができる。
【0103】
しかも、カルテ用紙31から光学走査されたフォーマット画像32を仮想ページとして電子カルテがデータ表示されるので、医師などは使い慣れたカルテ用紙31と同一の外観の電子カルテを利用することができ、使い慣れたカルテ用紙31への手書きの場合と同様に診療データを入力することができる。
【0104】
さらに、大容量のフォーマット画像32はカルテ用紙31ごとにカルテIDとともにデータ登録され、診療作業ごとに入力される小容量の多数の診療データは、カルテIDのみ付与されてフォーマット画像32とは別個にデータ保存されるので、多数の診療データの記憶容量が削減されている。
【0105】
また、電子カルテの仮想ページをデータ表示した状態で、必要により音声データを音声入力してテキストデータに変換し、それを診療データとしてデータ表示されている仮想ページに入力できるので、キーボード110の手動操作に習熟していない医師などでも簡単かつ迅速に診療データを入力することが可能である。
【0106】
しかも、上述の音声データを音声ファイルに圧縮して電子カルテに添付することもできるので、音声データがテキストデータに完全に変換させていなくとも、後日に内容を確認することも可能であり、例えば、被験者との会話を証拠として保存するようなことも可能である。
【0107】
さらに、中央処理装置11に格納されている電子カルテの仮想ページを看護士などが携帯する携帯端末装置13にデータ取得して診療データを入力し、この診療データを携帯端末装置13から中央処理装置11にデータ転送して電子カルテに入力することができる。このため、電子カルテの仮想ページを部分的に携帯して診療データを入力することができ、さらに電子カルテをカルテ用紙31と同様に取り扱うことができる。
【0108】
[実施の形態の変形例]
本発明は上記形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態では1個の中央処理装置11と複数の現場端末装置12とがオンライン接続されていることを例示したが、これらを1個の中央処理装置11のみとすることも可能である。
【0109】
また、上記形態ではカルテ用紙31を光学走査して仮想ページとなるフォーマット画像32をデータ取得することを例示したが、例えば、カルテ用紙31の版下を光学走査してフォーマット画像32をデータ取得することも可能であり、カルテ用紙31の印刷データからフォーマット画像32をデータ取得することも可能である。
【0110】
また、上記形態ではカルテ用紙31を光学走査した中央処理装置11が、その罫線や記入項目などをデータ認識することなくビットマップデータとしてフォーマット画像32をデータ取得することを例示したが、データ取得したフォーマット画像32を罫線や記入項目などのデータ認識でCG(Computer Graphic)に変換することも可能である。その場合、カルテ用紙31のフォーマット画像32のデータ容量を大幅に削減することができ、記入項目への診療データの入力操作を容易とすることができる。
【0111】
さらに、上述のような光学走査を実行することなく電子カルテの仮想ページを最初から電子データとして作成することも可能であり、仮想ページが存在しない電子カルテを作成しておいてデータ表示するときに仮想ページに区分することも可能である。
【0112】
また、上記形態では電子カルテをカルテ用紙31と同様にデータ表示するため、仮想ページの表示切換をページめくりの動画とすることを例示したが、他にも各種表現が可能である。例えば、一般的に、ディスプレイユニット112は、画像データを表示出力していない状態の地色が黒色であり、カルテ用紙31から画像読取された電子カルテは、白色を地色として表示出力する。
【0113】
このため、電子カルテの表示切換が“電子カルテ→ディスプレイユニット112の地色→電子カルテ”となる場合、その表示は“白色→黒色→白色”と順番に変化することになり、これを目視することは眼精疲労などの原因ともなる。そこで、これを解決するため、データ表示を前後切換する仮想ページの中間に、無地の灰色ページと黒色ページと灰色ページとを順番に挿入すれば、その表示は“地色→灰色→黒色→灰色→白色”とグラデーションになり、眼精疲労などを軽減することができる。
【0114】
さらに、上記形態では説明を簡単とするため、電子カルテに医師や看護士が自由に診療データを入力できることを例示したが、例えば、本出願人が特願2002−340855号として出願したように、電子カルテに診療データを閲覧や入力できる領域を作業者ごとに設定し、それを作業者ごとのログインデータで制限するようなことも可能である。
【0115】
また、上記形態では電子カルテにデータ入力された診療データが単純に表示出力されることを想定したが、例えば、入力した作業者ごとに診療データの表示フォントを相違させることにより、その診療データを入力した作業者を特定可能とすることも可能である。
【0116】
また、上記形態ではRAM104等に格納されているコンピュータプログラムに対応してCPU101が動作することにより、中央処理装置11の各種機能として各種手段が論理的に実現されることを例示した。しかし、このような各種手段の各々を固有のハードウェアとして形成することも可能であり、一部をソフトウェアとしてRAM104等に格納するとともに一部をハードウェアとして形成することも可能である。
【0117】
【発明の効果】
本発明のデータ管理システムでは、電子カルテを仮想ページごとに区分してデータ表示し、その仮想ページの前後切換が入力操作されると、その入力操作に対応してデータ表示される仮想ページを前後切換することにより、電子データからなる電子カルテをカルテ用紙の場合と同様にデータ表示して前後切換することができるので、電子データの操作に不慣れな作業者でも電子カルテをカルテ用紙のように容易に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のデータ管理システムの中央処理装置および現場端末装置の論理構造を示す模式図である。
【図2】データ管理システムの携帯端末装置などの論理構造を示す模式図である。
【図3】データ管理システムの物理構造を示すブロック図である。
【図4】中央処理装置の物理構造を示すブロック図である。
【図5】現場端末装置の物理構造を示すブロック図である。
【図6】携帯端末装置の物理構造を示すブロック図である。
【図7】現場端末装置の外観を示す斜視図である。
【図8】現場端末装置のキーボードの外観を示す平面図である。
【図9】キーボードの要部を示す分解斜視図である。
【図10】入力操作装置の組立構造を示す分解斜視図である。
【図11】入力操作装置の内部構造を示す縦断側面図である。
【図12】入力操作装置の動作を示す縦断側面図である。
【図13】カルテ用紙のフォーマット画像からなる電子カルテの仮想ページを示す模式図である。
【図14】仮想ページに診療データが入力操作された状態を示す模式図である。
【図15】診療データが抽出された状態を示す模式図である。
【図16】現場端末装置のデータ処理方法の前半部分を示すフローチャートである。
【図17】後半部分を示すフローチャートである。
【図18】携帯端末装置のデータ処理方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 データ管理システム
11 中央処理装置
12 現場端末装置
13 携帯端末装置
31 カルテ用紙
32 仮想ページとなるフォーマット画像
33 診療データの一部であるテキストデータ
34 診療データの一部である自由曲線
201 画像取得手段
202 カルテ記憶手段
203 カルテ読出手段
204 閲覧入力手段
205 カルテ保持手段
206 ページ表示手段
207 診療入力手段
208 切換入力手段
209 ページ切換手段
211 効果出力手段
212 音声入力手段
213 テキスト変換手段
214 テキスト入力手段
215 ファイル生成手段
216 ファイル添付手段
217 音声再生手段
218 音声出力手段
221 ページ取得手段
222 ページ保持手段
223 携帯表示手段
224 携帯入力手段
225 診療保持手段
226 診療転送手段

Claims (22)

  1. 各種の診療データが登録されている被験者ごとの電子カルテをデータ管理するデータ管理システムであって、
    多数の前記電子カルテをデータ記憶しているカルテ記憶手段と、
    特定の前記電子カルテの閲覧指示が入力操作される閲覧入力手段と、
    入力操作された前記閲覧指示に対応した前記電子カルテをデータ読出するカルテ読出手段と、
    データ読出された前記電子カルテを一時保持するカルテ保持手段と、
    一時保持された前記電子カルテを仮想ページごとに区分してデータ表示するページ表示手段と、
    データ表示された前記仮想ページの前後切換が入力操作される切換入力手段と、
    入力操作された前記前後切換に対応してデータ表示される前記仮想ページを前後切換させるページ切換手段と、
    を有しているデータ管理システム。
  2. 各種の診療データが登録されている被験者ごとの電子カルテをデータ管理するデータ管理システムであって、
    前記診療データが仮想ページごとに区分されている多数の前記電子カルテをデータ記憶しているカルテ記憶手段と、
    特定の前記電子カルテの閲覧指示が入力操作される閲覧入力手段と、
    入力操作された前記閲覧指示に対応した前記電子カルテをデータ読出するカルテ読出手段と、
    データ読出された前記電子カルテを一時保持するカルテ保持手段と、
    一時保持された前記電子カルテを前記仮想ページごとにデータ表示するページ表示手段と、
    データ表示された前記仮想ページの前後切換が入力操作される切換入力手段と、
    入力操作された前記前後切換に対応してデータ表示される前記仮想ページを前後切換させるページ切換手段と、
    を有しているデータ管理システム。
  3. データ表示された前記電子カルテへの前記診療データの入力操作を受け付ける診療入力手段も有しており、
    前記カルテ記憶手段は、前記診療データが入力操作された前記電子カルテをデータ記憶する請求項2に記載のデータ管理システム。
  4. 前記診療データの記入項目が所定フォーマットで表記されていて前記診療データが記入されていないカルテ用紙のフォーマット画像をデータ取得する画像取得手段も有しており、
    前記ページ表示手段は、前記フォーマット画像を前記電子カルテの白紙の仮想ページとしてデータ表示し、
    前記診療入力手段は、データ表示された前記フォーマット画像への前記診療データの入力操作を受け付け、
    前記カルテ記憶手段は、前記フォーマット画像を前記仮想ページとして前記電子カルテをデータ記憶する請求項3に記載のデータ管理システム。
  5. 前記ページ切換手段は、前記ページ表示手段の地色と前記仮想ページの地色との中間色の無地ページを前後切換する前記仮想ページの少なくとも前後に挿入する請求項1ないし4の何れか一項に記載のデータ管理システム。
  6. 前記ページ表示手段は、黒地の表示画面に白地の前記仮想ページをデータ表示し、
    前記ページ切換手段は、データ表示を前後切換する前記仮想ページの中間に前記無地ページとして少なくとも灰色ページを挿入する請求項5に記載のデータ管理システム。
  7. 前記ページ切換手段は、データ表示を前後切換する前記仮想ページの中間に前記無地ページとして少なくとも灰色ページと黒色ページと灰色ページとを順番に挿入する請求項6に記載のデータ管理システム。
  8. 前記仮想ページの前後切換を動画でデータ表示させる効果出力手段も有している請求項1ないし7の何れか一項に記載のデータ管理システム。
  9. 前記仮想ページの前後切換に連動して効果音を音声出力する効果出力手段も有している請求項1ないし8の何れか一項に記載のデータ管理システム。
  10. 一連の音声データが音声入力される音声入力手段と、
    音声入力される一連の前記音声データをテキストデータに変換するテキスト変換手段と、
    前記テキストデータの少なくとも一部を前記診療データの少なくとも一部として前記電子カルテにデータ入力するテキスト入力手段と、
    も有している請求項1ないし9の何れか一項に記載のデータ管理システム。
  11. 一連の音声データが音声入力される音声入力手段と、
    音声入力される一連の前記音声データを圧縮して音声ファイルをデータ生成するファイル生成手段と、
    前記音声ファイルを前記電子カルテに添付するファイル添付手段と、
    一時保持された前記電子カルテに添付されている前記音声ファイルを前記音声データに伸張する音声再生手段と、
    伸張された一連の前記音声データを音声出力する音声出力手段と、
    も有している請求項1ないし10の何れか一項に記載のデータ管理システム。
  12. 前記切換入力手段は、前記前後切換が複数段階に入力操作され、
    前記ページ切換手段は、データ表示される前記仮想ページを前記入力操作に対応した複数段階の切換速度で前後切換させる請求項1ないし11の何れか一項に記載のデータ管理システム。
  13. 前記切換入力手段は、
    入力操作される操作部材と、
    この操作部材を前後方向に揺動自在に支持している支持機構と、
    前記操作部材を複数の操作位置から一つの初期位置まで相違する圧力で付勢している複数の揺動復帰手段と、
    前記操作部材の一つの前記初期位置から複数の前記操作位置への揺動を個々に検出する複数の揺動検出手段と、
    を有している請求項12に記載のデータ管理システム。
  14. 前記カルテ記憶手段は、前記電子カルテの診療データが各種のデータ領域ごとに区分されて登録されており、
    前記ページ表示手段は、前記データ領域ごとに所定のフォントで前記診療データを表示出力する請求項1ないし13の何れか一項に記載のデータ管理システム。
  15. 所定位置に設置されている中央処理装置と作業者が携帯する携帯端末装置とを別個に有しており、
    前記中央処理装置は、少なくとも前記カルテ記憶手段を有しており、
    前記携帯端末装置は、
    前記中央処理装置のカルテ記憶手段から前記電子カルテの少なくとも一部を前記仮想ページごとにデータ取得するページ取得手段と、
    データ取得された前記仮想ページを一時保持するページ保持手段と、
    一時保持された前記仮想ページをデータ表示する携帯表示手段と、
    データ表示された前記仮想ページに前記診療データが入力操作される携帯入力手段と、
    入力操作された前記診療データを一時保持する診療保持手段と、
    一時保持された前記診療データを前記中央処理装置のカルテ記憶手段の対応する前記電子カルテの対応する前記仮想ページにデータ入力する診療転送手段と、
    を有している請求項1ないし14の何れか一項に記載のデータ管理システム。
  16. 請求項15に記載のデータ管理システムの携帯端末装置であって、
    前記中央処理装置のカルテ記憶手段から前記電子カルテの少なくとも一部を前記仮想ページごとにデータ取得するページ取得手段と、
    データ取得された前記仮想ページを一時保持するページ保持手段と、
    一時保持された前記仮想ページをデータ表示する携帯表示手段と、
    データ表示された前記仮想ページに前記診療データが入力操作される携帯入力手段と、
    入力操作された前記診療データを一時保持する診療保持手段と、
    一時保持された前記診療データを前記中央処理装置のカルテ記憶手段の対応する前記電子カルテの対応する前記仮想ページにデータ入力する診療転送手段と、
    を有している携帯端末装置。
  17. 請求項1に記載のデータ管理システムのデータ管理方法であって、
    多数の前記電子カルテをデータ記憶しておき、
    特定の前記電子カルテの閲覧指示の入力操作を受け付け、
    入力操作された前記閲覧指示に対応した前記電子カルテをデータ読出し、
    データ読出された前記電子カルテを一時保持し、
    一時保持された前記電子カルテを仮想ページごとに区分してデータ表示し、
    データ表示された前記仮想ページへの前後切換の入力操作を受け付け、
    入力操作された前記前後切換に対応してデータ表示される前記仮想ページを前後切換するデータ管理方法。
  18. 請求項2に記載のデータ管理システムのデータ管理方法であって、
    前記診療データが仮想ページごとに区分されている多数の前記電子カルテをデータ記憶しておき、
    特定の前記電子カルテの閲覧指示の入力操作を受け付け、
    入力操作された前記閲覧指示に対応した前記電子カルテをデータ読出し、
    データ読出された前記電子カルテを一時保持し、
    一時保持された前記電子カルテを前記仮想ページごとにデータ表示し、
    データ表示された前記仮想ページへの前後切換の入力操作を受け付け、
    入力操作された前記前後切換に対応してデータ表示される前記仮想ページを前後切換するデータ管理方法。
  19. 請求項15または16に記載の携帯端末装置のデータ処理方法であって、
    前記中央処理装置のカルテ記憶手段から前記電子カルテの少なくとも一部を前記仮想ページごとにデータ取得し、
    データ取得された前記仮想ページを一時保持し、
    一時保持された前記仮想ページをデータ表示し、
    データ表示された前記仮想ページへの前記診療データの入力操作を受け付け、
    入力操作された前記診療データを一時保持し、
    一時保持された前記診療データを前記中央処理装置のカルテ記憶手段の対応する前記電子カルテの対応する前記仮想ページにデータ入力するデータ処理方法。
  20. 請求項1に記載のデータ管理システムのためのコンピュータプログラムであって、
    多数の前記電子カルテをデータ記憶すること、
    特定の前記電子カルテの閲覧指示の入力操作を受け付けること、
    入力操作された前記閲覧指示に対応した前記電子カルテをデータ読出すること、
    データ読出された前記電子カルテを一時保持すること、
    一時保持された前記電子カルテを仮想ページごとに区分してデータ表示すること、
    データ表示された前記仮想ページへの前後切換の入力操作を受け付けること、
    入力操作された前記前後切換に対応してデータ表示される前記仮想ページを前後切換すること、
    を前記データ管理システムに実行させるためのコンピュータプログラム。
  21. 請求項2に記載のデータ管理システムのためのコンピュータプログラムであって、
    前記診療データが仮想ページごとに区分されている多数の前記電子カルテをデータ記憶すること、
    特定の前記電子カルテの閲覧指示の入力操作を受け付けること、
    入力操作された前記閲覧指示に対応した前記電子カルテをデータ読出すること、
    データ読出された前記電子カルテを一時保持すること、
    一時保持された前記電子カルテを前記仮想ページごとにデータ表示すること、
    データ表示された前記仮想ページへの前後切換の入力操作を受け付けること、
    入力操作された前記前後切換に対応してデータ表示される前記仮想ページを前後切換すること、
    を前記データ管理システムに実行させるためのコンピュータプログラム。
  22. 請求項15または16に記載の携帯端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記中央処理装置のカルテ記憶手段から前記電子カルテの少なくとも一部を前記仮想ページごとにデータ取得すること、
    データ取得された前記仮想ページを一時保持すること、
    一時保持された前記仮想ページをデータ表示すること、
    データ表示された前記仮想ページへの前記診療データの入力操作を受け付けること、
    入力操作された前記診療データを一時保持すること、
    一時保持された前記診療データを前記中央処理装置のカルテ記憶手段の対応する前記電子カルテの対応する前記仮想ページにデータ入力すること、
    を前記携帯端末装置に実行させるためのコンピュータプログラム。
JP2003191041A 2003-07-03 2003-07-03 データ管理システム Pending JP2005025556A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003191041A JP2005025556A (ja) 2003-07-03 2003-07-03 データ管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003191041A JP2005025556A (ja) 2003-07-03 2003-07-03 データ管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005025556A true JP2005025556A (ja) 2005-01-27

Family

ID=34188764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003191041A Pending JP2005025556A (ja) 2003-07-03 2003-07-03 データ管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005025556A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009146109A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Toshiba Corp 診療情報管理システム
CN103294906A (zh) * 2012-02-27 2013-09-11 株式会社东芝 医用信息处理系统和医用信息处理装置
US8945051B2 (en) 2009-07-24 2015-02-03 Bayer Medical Care Inc. Multi-fluid medical injector system and methods of operation
WO2022203345A1 (ko) * 2021-03-24 2022-09-29 오스템임플란트 주식회사 사용자 인터랙션을 위한 전자 차트의 페이지 전환 방법 및 그 방법을 수행하는 컴퓨팅 장치

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01158485A (ja) * 1987-12-16 1989-06-21 Toshiba Corp 表示装置
JPH11242539A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Sharp Corp 表示装置
JPH11249990A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Fujitsu Ltd チャットシステムにおける発言履歴管理システム
JPH11353078A (ja) * 1998-06-05 1999-12-24 Fuji Xerox Co Ltd 表示制御装置及び方法
JP2001109823A (ja) * 1999-10-05 2001-04-20 Hitachi Ltd 電子カルテ装置
JP2002103593A (ja) * 2000-10-04 2002-04-09 Konica Corp 画像記録装置及び医療用インクジェットプリンタの記録媒体
JP2002163356A (ja) * 2000-11-22 2002-06-07 Nec Corp 診療支援システム、その表示方法及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2002197088A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Casio Comput Co Ltd 電子書籍装置および電子書籍表示システム
JP2002314732A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 読影レポートシステム,読影レポート作成用プログラムおよびその記録媒体
JP2003132766A (ja) * 2001-10-24 2003-05-09 Nemoto Kyorindo:Kk 入力操作装置および画像表示装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01158485A (ja) * 1987-12-16 1989-06-21 Toshiba Corp 表示装置
JPH11242539A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Sharp Corp 表示装置
JPH11249990A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Fujitsu Ltd チャットシステムにおける発言履歴管理システム
JPH11353078A (ja) * 1998-06-05 1999-12-24 Fuji Xerox Co Ltd 表示制御装置及び方法
JP2001109823A (ja) * 1999-10-05 2001-04-20 Hitachi Ltd 電子カルテ装置
JP2002103593A (ja) * 2000-10-04 2002-04-09 Konica Corp 画像記録装置及び医療用インクジェットプリンタの記録媒体
JP2002163356A (ja) * 2000-11-22 2002-06-07 Nec Corp 診療支援システム、その表示方法及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2002197088A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Casio Comput Co Ltd 電子書籍装置および電子書籍表示システム
JP2002314732A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 読影レポートシステム,読影レポート作成用プログラムおよびその記録媒体
JP2003132766A (ja) * 2001-10-24 2003-05-09 Nemoto Kyorindo:Kk 入力操作装置および画像表示装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009146109A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Toshiba Corp 診療情報管理システム
US8945051B2 (en) 2009-07-24 2015-02-03 Bayer Medical Care Inc. Multi-fluid medical injector system and methods of operation
US9474857B2 (en) 2009-07-24 2016-10-25 Bayer Healthcare Llc Multi-fluid medical injector system and methods of operation
US10751465B2 (en) 2009-07-24 2020-08-25 Bayer Healthcare Llc Multi-fluid medical injector system and methods of operation
CN103294906A (zh) * 2012-02-27 2013-09-11 株式会社东芝 医用信息处理系统和医用信息处理装置
US9529975B2 (en) 2012-02-27 2016-12-27 Toshiba Medical Systems Corporation Medical information processing system and medical information processing apparatus
WO2022203345A1 (ko) * 2021-03-24 2022-09-29 오스템임플란트 주식회사 사용자 인터랙션을 위한 전자 차트의 페이지 전환 방법 및 그 방법을 수행하는 컴퓨팅 장치
KR20220132919A (ko) * 2021-03-24 2022-10-04 오스템임플란트 주식회사 사용자 인터랙션을 위한 전자 차트의 페이지 전환 방법 및 그 방법을 수행하는 컴퓨팅 장치
KR102670534B1 (ko) * 2021-03-24 2024-05-31 오스템임플란트 주식회사 사용자 인터랙션을 위한 전자 차트의 페이지 전환 방법 및 그 방법을 수행하는 컴퓨팅 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103856667B (zh) 便携终端装置、图像处理联合系统及画面数据的显示方法
US20060294452A1 (en) System and method for managing document data, image forming apparatus and recording medium
US20040153461A1 (en) System and method for collecting and disseminating information
JP2521686B2 (ja) 情報処理装置
JPH1153168A (ja) 音声情報付文書作成装置及びこれを用いた方法
JP2001218160A (ja) デジタルストーリー作成再生方法及びシステム
JP2007235921A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよび記録媒体
JP2005025556A (ja) データ管理システム
JP2006331274A (ja) ネットワーク文書管理システム、及びその制御方法、並びに記憶媒体
JP2006190088A (ja) 情報処理装置およびその制御方法
JP2009053928A (ja) 画像データ処理装置、画像データ処理方法、及び画像データ表示システム
WO2019044156A1 (ja) 情報処理システム及び情報処理方法
JP2002281211A (ja) プッシュ型スキャナ装置、それを用いたスキャナシステム、そのシステムに用いられる情報処理装置、この情報処理装置において動作するコンピュータプログラム、およびこのプログラムを記録した記録媒体
JP3773662B2 (ja) データ管理装置および該装置の利用方法
JP4562547B2 (ja) 画像形成装置、プログラムおよび記録媒体
JP4081744B2 (ja) 情報端末機
JP2001159939A (ja) デバイス制御装置、ユーザインターフェイス表示方法およびユーザインターフェイスを表示させるためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体
JP4814480B2 (ja) 電子カメラ
JP2002352179A (ja) 入力補助線を表示するためのシステム、方法、及びプログラム、並びに、入力支援用着色表示のためのシステム
JP3987172B2 (ja) 対話型コミュニケーション端末装置
JP2005072811A (ja) 情報処理方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム、情報処理システム
Turban et al. A uniform way to handle any slide-based presentation: the universal presentation controller
JP2001209645A (ja) ファイリングシステム
JP2002118712A (ja) ホームページ作成システムおよびホームページ作成方法
JP2000010755A (ja) コンピュータシステムおよびファクスデータ読み上げ方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090701