JPH11353078A - 表示制御装置及び方法 - Google Patents

表示制御装置及び方法

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JPH11353078A
JPH11353078A JP15754098A JP15754098A JPH11353078A JP H11353078 A JPH11353078 A JP H11353078A JP 15754098 A JP15754098 A JP 15754098A JP 15754098 A JP15754098 A JP 15754098A JP H11353078 A JPH11353078 A JP H11353078A
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Kenji Kawasugi
憲二 川杉
Hajime Somura
肇 素村
Norio Seki
寛夫 関
Kanji Itagi
冠二 板木
Rui Yamagami
類 山上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の情報を画面表示する場合において、ユ
ーザーが画面表示を見ている状態で情報の更新が行なわ
れるようにする。 【解決手段】 S102で画面表示に関してユーザーの
使用中断が判断されると、S106で表示情報が保存さ
れる。S107で使用再開が判断されると、S108で
はまず保存情報が表示される。そして、S109で、中
断中において情報変化があったと判断された場合、S1
10において表示更新処理が実行される。したがって、
使用再開後に中断中における情報変化を画面表示に反映
させることができるので、ユーザーは情報変化を明確に
認識することが可能となる。変化した情報はフェードア
ウト及びフェードイン、フレームアウト及びフレームイ
ン、ブランキングなどの各種の技法を用いて表現され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示制御装置及び方
法に関し、特にネットワークを介して他の装置が有する
情報を一覧表示する場合における表示制御に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク上において、サーバーに保
有されている各種の情報に対し複数のクライアントから
アクセスが行われる。その場合、その情報について変更
禁止のプロパティ設定がなされていなければ、誰でもそ
の情報の内容を書き換え可能であり、また、変更禁止の
プロパティ設定がなされていても一定の者(管理者)で
あればその情報の内容を書き換え可能である。それ故、
各クライアントにおいて、自分が知らない間にサーバー
内の情報の内容が変更されたりあるいは情報自体が削除
されたりする場合が頻繁に発生しており、ユーザー側に
おいて混乱が生じている。
【0003】例えば、ネットワークを介して接続された
サーバーが有するファイルの一覧がアイコンとしてクラ
イアント画面上に表示されている場合において、ユーザ
ーがその画面をずっと眺めていれば、特定のアイコンの
切り替わり(自動更新)を比較的容易に認識できる。し
かし、一旦装置の画面から視線を離した後に再度画面を
観察するような場合、あるいは、一旦ウインドウを閉じ
てからを再起動させるような場合において、その間に情
報変化が発生し、一覧表示の一部内容が変更されると、
その変更部分を瞬時に認識することは難しい。このた
め、誤認識から誤ったファイルにアクセスしてしまうな
どの問題が生じている。
【0004】ところで、ネットワーク上に存在する情報
の表示方式には大別して2つの方式があり、1つはPU
LL型であり、もう1つはPUSH型である。前者は所
定のユーザー操作があった場合にクライアント側からサ
ーバーなどに対して積極的に情報を取りに行く方式であ
り、表示の更新はそのような情報取得タイミングで行わ
れる。後者はサーバー側から強制的にクライアントへ情
報が送られてくる方式であり、表示の更新はそのような
情報伝送タイミングで行われる。特に、後者の方式の場
合、ユーザーが不在であったり又はたまたまディスプレ
ーを見ていなかったりすると、情報の更新を知覚でき
ず、このため上記のように混乱が生じてしまうのであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来方式
では、ユーザーによる画面の注視にかかわらず表示の更
新を行っていたためにユーザー不在時にも勝手に表示更
新がなされており、それ故ユーザーに混乱を生じさせる
場合があった。
【0006】なお、特開昭51−95737号公報に
は、更新データの明示方法が開示されている。かかる方
法では、更新された情報を点滅させることなどが行われ
ている。しかし、ユーザーの非使用中でも上記の更新が
実行されるため、上述の各種の問題は解消できない。
【0007】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、情報の更新をユーザーが容易
に知覚できるようにし、ユーザー本位の表示制御を行う
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、複数の情報を画面表示する表示制
御装置において、前記画面表示に関してユーザーの使用
中断を判定する中断判定手段と、前記画面表示に関して
ユーザーの使用再開を判定する再開判定手段と、前記使
用再開が判定された場合に、中断時点でのもとの表示内
容を画面表示した後、中断中に発生した情報変化を画面
表示に反映させる処理を実行する表示更新手段と、を含
むことを特徴とする。
【0009】上記構成によれば、ユーザーが画面表示を
使用していない使用中断状態(装置自体の非使用を含
む)で情報変化があると、その後に使用を再開した段階
で、中断時のもとの画面表示が行われた後に情報変化が
反映された新しい画面表示が行われる。すなわち、ユー
ザーによる画面観察が再開された状態で、情報変化の推
移を明示できる。よって、例えば、視線を画面から外し
ている状態、あるいは、アクティブウインドウを一時的
に他のウインドウに切り換えた状態、あるいは、装置の
使用を終了した状態などにおいて情報変化が発生して
も、使用再開時(情報の観察再開時)にそれ以前の情報
変化を視覚的に確認することができる。それ故、表示情
報を誤って認識することに起因する各種の操作ミスを未
然に防止することが可能である。なお、上記複数の情報
の画面表示の概念には、アイコン表示、リスト形式の表
示など各種の態様が含まれる。
【0010】(2)望ましくは、前記表示更新手段は、
変化前の情報を他の情報とは異なる形態で表現する第1
処理と、前記変化前の情報を変化後の情報に置き換える
第2処理と、を実行する。望ましくは、前記表示更新手
段は、削除される情報を他の情報とは異なる形態で表現
する第3処理と、当該情報を画面上から消去する第4処
理と、を実行する。望ましくは、前記表示更新手段は、
追加された情報を他の情報とは異なる形態で表現しなが
ら画面上に登場させる第5処理を実行する。
【0011】情報変化の強調処理の技法としては、例え
ば、輝度を変える、色を変える、白黒反転、ブリンキン
グ、フェイドアウト及びフェイドイン、並びに、フレー
ムアウト及びフレームインなどがあげられる。いずれに
しても、情報変化に対してユーザーの知覚を促すことが
可能な各種の技法を利用可能である。
【0012】望ましくは、前記表示更新手段は、使用中
断中に複数の情報変化があった場合に、各情報変化を段
階的に表示する。この構成によれば、複数にわたる情報
変化の推移を段階的に表現でき、そのような段階的変化
をユーザーに認識させることができる。なお、その場合
に情報変化の時系列順で表示を順次更新していくのが望
ましい。また、複数の情報変化単位で表示を更新してい
くことも可能である。
【0013】(3)望ましくは、前記使用中断時点での
表示内容を保存する保存手段と、前記使用再開時に、前
記保存された表示内容と新しい表示内容とを比較する比
較手段と、前記比較結果に基づいて情報変化を判定する
変化判定手段と、を含む。
【0014】すなわち、使用中断の判定がなされた時点
で表示内容を保存しておき、使用再開の時点で、保存さ
れた表示内容と新らしく取得された表示内容とを比較
し、変化部分を特定するものである。
【0015】(4)望ましくは、前記中断判定手段及び
前記再開判定手段は、ユーザー操作される入力装置から
の信号に基づいて使用中断及び使用再開の判定を行う。
あるいは、ユーザーの画面観察状態を検出する装置から
の信号に基づいて使用中断及び使用再開の判定を行う。
【0016】上記の入力装置としては、マウス、キーボ
ードなどをあげることができ、それらによる特定操作が
所定時間(例えば数十秒)なかった場合に使用中断とみ
なすことができる。上記画面観察状態を検出する装置と
しては、光学的に視点の動きを追尾する装置などをあげ
ることができ、かかる装置によれば、厳密に画面観察状
態とそれ以外の状態を弁別できる。
【0017】(5)望ましくは、前記複数の情報の一部
又は全部は、ネットワークを介して他の装置から取得さ
れる。すなわち、本発明に係る装置は、特にインターネ
ットなどのサーバーにアクセスして情報の一覧表示を行
うクライアント装置などに搭載しておくのが望ましい。
本発明に係る装置は、実質的にソフトウエアで構成する
ことができる。
【0018】望ましくは、前記中断判定手段及び前記再
開判定手段は、ユーザーごとに使用中断及び使用再開の
判定を行う。ある情報処理装置が複数のユーザーにより
利用されるような場合、各ユーザーごとに表示更新制御
を行うものである。
【0019】(6)上記目的を達成するために、本発明
は、複数の情報を画面表示する表示制御方法において、
ユーザーが画面表示を使用している時に情報変化があっ
た場合に、その変化タイミングで画面表示を更新する工
程と、ユーザーが画面表示を使用していない中断中に情
報変化があった場合に、画面表示の使用再開後に当該画
面表示を更新する工程と、を含むことを特徴とする。
【0020】上記構成によれば、情報の更新が検出され
た場合に、表示画面をユーザーが使用していればその時
点で情報が更新され、非使用中であれば使用の再開を待
って情報の更新がなされる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0022】図1には、本発明に係る表示制御方法が適
用されるシステムの全体構成が示されている。
【0023】図1において、ネットワーク10には、参
照装置12と被参照装置14とが接続されている。ここ
で、参照装置12及び被参照装置14は何れもコンピュ
ータなどで構成されるものであり、参照装置12は例え
ばクライアントであり、被参照装置14はたとえばサー
バーである。参照装置12は、被参照装置14にて管理
されている複数の情報を参照する装置であり、いわゆる
ブラウジング機能を有している。
【0024】参照装置12において、通信部16はネッ
トワーク10に接続され、ネットワーク10を介して被
参照装置14との間でデータの送受信を行なう手段であ
る。
【0025】表示制御部18は、表示部24における画
面表示の制御を行なう手段であり、後述する各種の表示
制御機能を有している。この表示制御部18には、キー
ボードやマウスなどで構成される入力部20が接続さ
れ、また、参照情報の保存などが行われる記憶部22が
接続されている。
【0026】視点センサ26は、必要に応じて設けられ
る装置であって、ユーザーの視点の追跡検出を行なう装
置である。
【0027】表示制御部18は入力部20の出力信号に
基づいてあるいは視点センサ26からの出力信号に基づ
いて、画面表示に関してユーザーの使用中断及び使用再
開を判定する機能を有する。ここで、使用中断は、例え
ば、複数の情報を表示しているウインドウとは別のウイ
ンドウがアクティブにされたような場合、情報の表示モ
ードから他のモードに切り換わった場合、当該参照装置
12の電源がオフがされた場合、現在アクティブにされ
ているウインドウに対する操作が所定時間なされなかっ
た場合、などに判定される。また、視点センサ26にて
検出された視点の位置が一定時間表示画面から外れたよ
うな場合において使用中断を判定してもよい。また、使
用再開は、例えば、元のウインドウがアクティブにされ
た場合、他のモードから表示モードに切り換わった場
合、当該参照装置12の電源がオンにされた場合、アク
ティブウインドウに対して操作が行われた場合、などに
おいて判定される。また、視点センサ26によって検出
される視点が再び表示画面内に復帰したような場合に、
使用再開を判定してもよい。
【0028】何れにしても、以上のような中断判定及び
再開判定により、中断中に生じた情報変化を使用再開後
にユーザーに知覚させることが可能になる。すなわち、
本実施形態に係る装置においては、使用中断中に発生し
た情報変化は使用再開が判定された後に画面表示に反映
される。なお、使用中断及び使用再開は、上記以外の情
報に基づいて判定してもよい。
【0029】図2には、使用再開時における表示制御部
18の動作の一例が示されている。
【0030】図2(A)において、アクティブウインド
ウ200内には複数の情報がアイコンとして表示されて
いる。この複数のアイコンのうちアイコン100が使用
中断中にアイコン102に置換された場合、本実施形態
に係る表示制御部18によれば、図2(B)〜図2
(D)に示すような表示更新処理を行なうことができ
る。(B)にはフェードアウト及びフェードインを利用
した表示更新処理が示されており、(C)にはフレーム
アウト及びフレームインを利用した表示更新処理が示さ
れており、(D)にはブランキングを利用した表示更新
処理が示されている。すなわち、(B)に示す更新処理
によれば、使用再開時において、被参照装置14におい
ては既に置換されているアイコン100をそのまま表示
でき、かつそれをフェードアウトさせて消去させながら
フェードインを利用してそれに代わるアイコン102を
ウインドウ200内に登場させることができる。また、
(C)に示す更新処理によれば、使用再開後において、
フレームアウトを利用して元のアイコン100を消去で
き、更にフレームインを利用して新しいアイコン102
をフレーム内に登場させることができる。さらに、
(D)に示す更新処理によれば、使用再開後において、
ブランキングを利用して消去されたアイコン100を明
示でき、かつその後にブランキングを利用して新しく登
場したアイコン102を明示することができる。
【0031】図2に示した動作例においては、情報の置
換時における表示更新処理が示されていたが、情報の追
加時及び情報の削除時においても同様の表示技法を利用
できる。
【0032】図3には、図1に示した参照装置12にお
ける動作例がフローチャートとして示されている。複数
の情報を一覧表示する表示モードが選択されると、S1
01以降の各工程が実行される。まず、S101では、
表示制御部18の制御の下、通信部16を介して被参照
装置14と参照装置12との間で通信が確立され、被参
照装置14側から複数の情報が参照装置12に送信さ
れ、それらの情報が画面表示される。
【0033】S102では、使用中断の有無が判定され
る。すなわち、入力部20の出力信号あるいは視点セン
サ26の出力信号に基づいて表示制御部18において画
面表示に関してユーザーの使用中断があったかか否かが
判断される。図4には、入力部20の出力信号に基づく
使用中断の判定例が示されており、これについては後に
説明する。
【0034】S102において使用中断が判定されない
場合、S103において、参照している複数の情報の中
で、情報変化があったか否かが判断される。ここで、そ
のような情報変化がないと判断されれば、S105が実
行され、一方、S103において情報変換があったと判
定された場合には、S104において、現在表示してい
るウインドウの内容が更新される。ここで、被参照装置
14から自動的に変化情報が送られてくる場合には、S
103の判定及びS104の表示更新処理は、そのよう
な変化情報の入力タイミングにしたがって実行されるこ
とになる。一方、参照装置12側から被参照装置14へ
情報を取りにいく方式が採用されている場合には、S1
03の段階で参照装置12から被参照装置14への情報
の取得あるいは情報の検索が行われ、これに基づいて情
報変化の有無が判定される。そして、変化した情報があ
れば、それがS104における表示更新処理において画
面表示に反映される。
【0035】なお、図3に示す実施形態では、S104
の表示更新処理に当たっては従来同様の瞬時切換えによ
る表示更新が行われていたが、もちろんその処理におい
ても図2に示したような対象を明示した表示更新処理を
適用してもよい。
【0036】さて、S102において使用中断が判定さ
れると、S106では、その使用中断時点で表示されて
いる表示情報が記憶部22内に保存される。S107で
は、当該表示モードにおいて使用再開があったか否かが
判定されている。使用再開が判定されると、S108で
は、まず最初に、S106において保存された保存情報
が画面表示される。すなわち、使用再開時点において新
しい情報を表示するのではなく、それに先立ってまず旧
情報が表示される。
【0037】そして、S109において中断中において
情報変化があったか否かが判断され、ここで、情報の変
化があったと判定された場合には、S110において、
例えば図2に示したような表示更新処理が実行される。
すなわち、更新された情報が明示されつつ画面表示が更
新される。したがって、ユーザーにおいては、そのよう
な一連の更新処理を観察することにより、情報変化を明
確に認識することが可能となる。それゆえ、例えば、誤
って表示情報を認識してしまうような問題を未然に防止
できる。
【0038】S105では、当該表示モードを終了させ
るか否かが判定され、その表示モードがそのまま有効で
あれば、S102からの各工程が繰り返し実行されるこ
とになる。すなわち、ユーザー使用中であれば情報変化
に伴ってそのまま画面表示が更新され、一方、中断中に
情報変化があれば使用再開後に情報変化が明示されつつ
表示が更新される。
【0039】図4には、図3に示したS102の具体的
な動作例が示されている。なお、この動作例は、図1に
示した入力部20からの信号に基づいて使用中断判定を
行なう場合のものである。
【0040】S201においては、表示制御部18が有
するタイマがリセットされる。S202では、入力部2
0による特定操作があったか否かが判断される。ここ
で、その特定操作は、例えば現在有効になっているウイ
ンドウに対する操作であり、例えばキーボード入力やマ
ウス操作などが含まれる。S202で特定の操作があっ
たと判断された場合には、S201が繰り返し実行さ
れ、一方、S202において特定操作がなかったと判断
された場合には、S203においてタイマの値が所定値
Kと比較される。ここで、タイマの値が所定値Kを下回
る場合には、S202が実行され、一方、タイマの値が
K以上である場合にはS204において使用中断が判定
される。
【0041】ちなみに、このような使用中断判定が行わ
れる場合、図3に示したS107の使用再開判定では、
S202と同様の判断がなされる。すなわち、特定操作
があれば、使用再開が判定される。
【0042】ところで、情報変化の判定は、参照装置1
2あるいは被参照装置14において行うことができる。
後者の場合においては、情報変化があった場合、被参照
装置14から当該変化した情報が参照装置12に自動的
に送信される。そして、図3に示したS103及びS1
09では、そのような変化情報の入力によって情報変化
が判定される。一方、参照装置12側において情報変化
を判定する場合、所定の取得タイミングで、被参照装置
14から情報が繰り返し取得される。そして、その際に
旧情報と新しい情報とを対比することによって情報変化
が判定される。この場合、例えば対比される情報が文字
列である場合には、それぞれの文字列に対して形態素解
析を実行し、文字列間における差分を演算してもよい。
あるいは、UNIXコマンドのdiffのような機能を
利用して行単位で差分演算を行ってもよい。そのような
情報の比較に当たっては、情報の種類に応じて適宜判定
手法を切り換えるのが望ましい。
【0043】図5には、図1に示したS110における
表示更新処理の具体的な動作例が示されている。この動
作例においては、複数の情報変化があった場合、最も古
いイベントから1イベントずつ表示更新を行なう処理を
行っている。
【0044】S301では、変数iに1が代入され、初
期化が行われる。S302では、i番目のイベントの種
類に対応した表示更新処理が行われる。ここで、例えば
表示の置換があった場合には、上述したフェードアウト
及びフェードインを利用して情報の更新が行われる。ま
た、情報の追加があった場合にはフェードインを利用し
てそれが画面表示に反映され、情報の削除があった場合
には例えばフレームアウトを利用してそのイベントが画
面上に表される。
【0045】S303では、さらに他のイベントがある
か否かが判断され、存在する場合にはS304において
変数iが一つインクリメントされ、S302の工程が繰
り返し実行される。したがって、この図5に示す動作例
によれば、例えば時系列順で古いイベントから新しいイ
ベントにかけて各イベントの内容を順次画面表示に反映
させることができる。ここで、イベントの種類に応じて
そのイベントの表現技法を切り換えているので、ユーザ
ーにイベントの種類を明確に認識させることが可能であ
る。
【0046】ちなみに、各イベントに対応した表示内容
は、あらかじめ記憶部22に格納しておくこともできる
が、表示内容を切り換えるごとに被参照装置14から必
要な情報を取り出すようにしてもよい。なお、イベント
の発生順序を管理するため、被参照装置14または参照
装置12において、各イベントに対応する情報変化の内
容を時間的に管理しておくのが望ましい。そして、各情
報に付随される時間情報に基づいて各イベントの時系列
を判断するのが望ましい。
【0047】上記の実施形態において、複数のユーザー
によって同じ参照装置12が利用される場合、上記の使
用中断及び使用再開の判定は各ユーザーごとに判定する
のが望ましい。かかる構成によれば、各ユーザーごとに
情報変化を明確に認識させることができ、上述した表示
情報の認識の誤りなどの問題を未然に防止することが可
能である。そのようなユーザーごとの判定に当たって
は、例えば参照装置12を利用する際におけるユーザー
IDに基づいてユーザー識別を行なうことができる。
【0048】上記の参照装置がプリントサーバーとして
構成され、その装置において各プリンタ情報を管理する
ような場合、各プリンタからその状態が逐次報告され
る。そのような状態において、上記の表示更新処理を適
用すれば、プリンタ状況のリストを表示した場合におい
て、過去に見た情報とそれ以降に得られた情報とを明確
に区別することができる。したがって、ユーザー負担を
軽減できるという利点がある。
【0049】また、上記実施形態をWWW上に存在する
情報の検索に利用する場合、以前参照した情報と新しく
参照した情報とを明確に区別して認識できるという利点
がある。
【0050】さらに、上記の実施形態を共有ホルダの管
理に利用すれば、複数のユーザーにより共有ホルダを共
有している場合において、各ユーザーが任意にホルダ中
の内容を変更しても、他のユーザーはその変更事実を明
確に認識することができるという利点がある。したがっ
て、各ユーザーは、混乱することなく、共有ホルダ内の
情報を利用することができる。
【0051】以上説明したように、上記の実施形態によ
れば、ユーザーが画面表示を注目している状態を判定し
てそのような注目状態においてのみ画面表示における情
報の更新を行うようにしたので、更新される情報をユー
ザーに明確に認識されることができるという利点があ
る。したがって、より実用性の高いユーザーインターフ
ェースを提供できるという利点がある。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報の更新をユーザーが容易に知覚することができ、ユ
ーザー本位の表示制御を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るシステムの全体構成を示す図で
ある。
【図2】 使用再開時における動作例を示す説明図であ
る。
【図3】 表示モードにおける動作例を示すフローチャ
ートである。
【図4】 表示中断判定の一例を示すフローチャートで
ある。
【図5】 表示更新処理の一例を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 ネットワーク、12 参照装置、14 被参照装
置、16 通信部、18 表示制御部、20 入力部、
22 記憶部、24 表示部、26 視点センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 寛夫 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパークイーストタワー13F 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 板木 冠二 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパークイーストタワー13F 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 山上 類 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパークイーストタワー13F 富士ゼロックス株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報を画面表示する表示制御装置
    において、 前記画面表示に関してユーザーの使用中断を判定する中
    断判定手段と、 前記画面表示に関してユーザーの使用再開を判定する再
    開判定手段と、 前記使用再開が判定された場合に、中断のもとの表示内
    容を画面表示した後、中断中に発生した情報変化を画面
    表示に反映させる処理を実行する表示更新手段と、 を含むことを特徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記表示更新手段は、変化前の情報を他の情報とは異な
    る形態で表現する第1処理と、前記変化前の情報を変化
    後の情報に置き換える第2処理と、を実行することを特
    徴とする表示制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、 前記表示更新手段は、削除される情報を他の情報とは異
    なる形態で表現する第3処理と、当該情報を画面上から
    消去する第4処理と、を実行することを特徴とする表示
    制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の装置において、 前記表示更新手段は、追加された情報を他の情報とは異
    なる形態で表現しながら画面上に登場させる第5処理を
    実行することを特徴とする表示制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の装置において、 前記表示更新手段は、使用中断中に複数の情報変化があ
    った場合に、各情報変化を段階的に表示することを特徴
    とする表示制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の装置において、 前記使用中断時点での表示内容を保存する保存手段と、 前記使用再開時に、前記保存された表示内容と新しい表
    示内容とを比較する比較手段と、 前記比較結果に基づいて情報変化を判定する変化判定手
    段と、 を含むことを特徴とする表示制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の装置において、 前記中断判定手段及び前記再開判定手段は、ユーザー操
    作される入力装置からの信号に基づいて使用中断及び使
    用再開の判定を行うことを特徴とする表示制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の装置において、 前記中断判定手段及び前記再開判定手段は、ユーザーの
    画面観察状態を検出する装置からの信号に基づいて使用
    中断及び使用再開の判定を行うことを特徴とする表示制
    御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の装置において、 前記複数の情報の一部又は全部は、ネットワークを介し
    て他の装置から取得されることを特徴とする表示制御装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の装置において、 前記中断判定手段及び前記再開判定手段は、ユーザーご
    とに使用中断及び使用再開の判定を行うことを特徴とす
    る表示制御装置。
  11. 【請求項11】 複数の情報を画面表示する表示制御方
    法において、 ユーザーが画面表示を使用している時に情報変化があっ
    た場合に、その変化タイミングで画面表示を更新する工
    程と、 ユーザーが画面表示を使用していない中断中に情報変化
    があった場合に、画面表示の使用再開後に画面表示を更
    新する工程と、 を含むことを特徴とする表示制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005025556A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Nemoto Kyorindo:Kk データ管理システム
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