JPH10145340A - 回線品質監視回路 - Google Patents

回線品質監視回路

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Publication number
JPH10145340A
JPH10145340A JP8302665A JP30266596A JPH10145340A JP H10145340 A JPH10145340 A JP H10145340A JP 8302665 A JP8302665 A JP 8302665A JP 30266596 A JP30266596 A JP 30266596A JP H10145340 A JPH10145340 A JP H10145340A
Authority
JP
Japan
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detection
alarm
detector
ber
error
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8302665A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Fukuda
誠二 福田
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線品質が急激に劣化しても、高速性、検出
精度を損なうことのなく回線品質を監視する。 【解決手段】 パリティチェックビットのエラーパルス
を用いてビットエラーレートを計数する第1BER検出
器10,第2BER検出器11の各検出出力の論理和を
とり、アラーム出力5とする。検出器10のアラーム検
出閾値は1×10-6に、検出器11のアラーム検出閾値
は10-3に夫々設定する。回線品質が急激に劣化した場
合、検出器10はアラーム検出までにt1時間かかる。
このとき回線品質は、1×10-3を越えて非常に悪くな
っている。一方、検出器11はt1時間よりも短いt2
時間でアラーム検出できる。また、検出器10の検出確
率を落としていないので、検出誤差が少なく、所要の検
出閾値でアラームを検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回線品質監視回路に
関し、特にディジタル信号を伝送する装置の回線品質を
監視する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の監視回路では、ディジタ
ル信号中に挿入したパリティチェックビットを用いて回
線品質の監視を行っている。例えば、特開平4―249
935号公報には、回線品質が劣化したときに回線品質
に合わせて、ビットエラーレート(Bit Error
Rate;以下、BERと略す)の閾値を変更し、劣
化測定を行う構成が記載されている。
【0003】この公報に記載されているディジタル回線
伝送路の品質測定方式においては、符号誤り率測定検出
回路の検出信号を入力とし、予め定められた検出基準点
を設定した複数の符号誤り率を閾値として設けている。
そして、1分毎に閾値より越えたビット数を計数して段
階的な回線状態の符号誤り率を測定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した公報に記載さ
れている従来技術では、伝送路の高速に変化するような
誤り(例えばフェージング等)に対しては回線品質測定
を短時間で測定できない。すなわち、回線品質モニタ
を、例えば1×10-6に設定し品質監視を行う場合、デ
ータの伝送速度が遅ければ遅いほど検出に費やす時間が
かかるという欠点がある。また、急激に回線品質が劣化
した場合にも検出に時間を費やしてしまうという欠点が
ある。
【0005】一方、監視時間(計測時間)を短くして品
質監視を行うと、検出確率が落ちて希望の回線品質でア
ラームを検出するのに誤差が増えるという欠点がある。
【0006】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は回線品質の急
激な劣化においても高速性、検出精度を損なうことのな
い回線品質監視回路を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による回線品質監
視回路は、ディジタル回線の所定監視時間内におけるビ
ットエラー率が所定閾値を越えたときに検出出力を送出
すべき当該所定閾値が互いに異なる第1及び第2のエラ
ー検出手段と、これら第1及び第2のエラー検出手段の
少なくとも一方から検出出力が送出されたときにアラー
ムを送出するアラーム送出手段とを含むことを特徴とす
る。
【0008】また、監視時間については、第1のエラー
検出手段よりも第2のエラー検出手段のほうを長くして
おく。そして、第1のエラー検出手段の閾値を1×10
-6とし、第2のエラー検出手段の閾値を1×10-3とす
る。
【0009】これにより、第1のエラー検出手段は検出
誤差が少なくなり、第2のエラー検出手段は高速に検出
できるようになるので、両検出手段の検出出力の論理和
をとれば、回線品質の検出誤差が小さくなると共に、回
線品質の急激な劣化にも対応することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明による回線品質監視回路の実
施の形態を示すブロック図である。図において、本回路
は、BERの値が予め定められた閾値を越えたときに検
出出力を出力する第1BER検出器10及び第2BER
検出器11と、これら検出器からの検出出力の論理和を
とって出力する論理和回路12とを含んで構成されてい
る。
【0012】本例では、第1BER検出器10の閾値が
1×10-6であるものとし、第2BER検出器11の閾
値が1×10-3であるものとする。なお、論理和回路1
2の出力はBERアラーム出力5となる。
【0013】かかる構成において、パリティチェックビ
ットのエラーパルス1は第1BER検出器10,第2B
ER検出器11に各々入力される。計数時間パルス2も
同様に入力される。第1BER検出器10と第2BER
検出器11の各々の出力3,4は論理和回路12に入力
される。これにより、出力3及び4の少なくとも一方が
出力された時にBERアラーム出力5が出力される。こ
のような構成で、第1BER検出器10のアラーム検出
閾値は1×10-6に設定する。第1BER検出器10
は、パリティチェックビットのエラーパルス1と計数時
間パルス2とを入力とし、回線品質を測定する。
【0014】図2は第1及び第2BER検出器の内部構
成例を示すブロック図である。両BER検出器共に動作
原理は同じである。両検出器の違うところは、エラーの
計数値と計数区間である。
【0015】同図に示されているように、BER検出器
は、発動監視区間内のエラー数を計数する発動カウンタ
104と、復旧監視区間内のエラー数を計数する復旧カ
ウンタ105と、計数時間パルスを分周する第1分周回
路106と、この分周出力をさらに分周する第2分周回
路107と、発動カウンタ104の出力でセットされ復
旧カウンタ105の出力でリセットされるセット―リセ
ットフリップフロップ(以下、SRFFと略す)108
とを含んで構成されている。
【0016】次に、検出器の詳細な動作について説明す
る。パリティチェックビットのエラーパルス1及び計数
時間パルス2は、各々端子101,102に入力され
る。そして、エラーパルス1は発動カウンタ104,復
旧カウンタ105に入力される。発動カウンタ104で
は発動監視区間内に決められたエラー数(Nヶ以上の場
合)よりも端子101より入力されるエラー数が多い場
合には、後段のSRFF108をセットする。これによ
り、BERアラーム信号103が出力される。発動監視
区間は計数パルス2を第1分周回路106で分周し作成
する。この発動監視区間は、BER閾値10-3設定でt
2時間、BER閾値10-6設定でt1時間(t1>t
2)である。復旧カウンタ105は復旧監視区間内に決
められたエラー数(Mヶ以下の場合)より入力されるエ
ラー数が少ない場合に、後段のSRFF108をリセッ
トし、BERアラーム信号103を復旧させる。復旧監
視区間は計数パルスを第1及び第2分周器106,10
7で分周したものを用いる。
【0017】次に、第1及び第2BER検出器10,1
1の各々のBERアラーム信号3,4を論理和回路12
に入力し、両信号の論理和をとってアラーム信号5とし
て出力する。このアラーム信号5の検出誤差を少なくす
るためには、監視区間の時間を長くすれば良い。一方逆
に、検出時間を早くするためには検出監視時間を短くす
れば良い。しかし監視時間を短くすると、検出誤差は増
える。
【0018】図3に発動監視区間長に対するアラーム発
動の検出確率のグラフを示す。図中Aのように、発動監
視時間を短くした場合、BERが10-7の時約10%,
10-6で50%,10-5で90%となる。このことは、
検出したいBERに対して検出誤差が大きいということ
を示している。一方、図中Bのように、発動監視時間を
長くしたい場合は、ほとんどBER10-6で検出確率曲
線が立上がっているので、誤差は非常に少ない。
【0019】本回路では、BER10-6による検出では
検出精度を高く設定でき、BER10-3による検出では
精度を犠牲にして検出速度を上げて設定できる。この二
つの検出器10及び11の出力の論理和をとってアラー
ム出力とすることで下記に示すような場合でも不具合な
く異常を検出できる。
【0020】図4において、回線品質が高速フェージン
グ等で急激に劣化した場合には、検出閾値を1×10-6
に設定した第1BER検出器10はアラーム検出までに
t1時間を要する。この時、回線品質はすでに1×10
-3を越え非常に回線品質は悪くなっている。BERが1
×10-3を越えることはデータ伝送上フレーム同期はず
れを引起こす臨界点で、一般に好ましくないと言われて
いる。一方、検出閾値を1×10-3に設定した第2BE
R検出器11はt2時間で、回線の劣化を高速に検出で
きる。
【0021】また、ゆっくりした品質劣化に対しては、
第1検出器の検出確率を落としていないので、検出誤差
を少なく所要の検出閾値でアラームを検出できる。
【0022】なお、以上は第1BER検出器10の閾値
を1×10-6にし、かつ第2BER検出器10の閾値を
1×10-3に設定した場合について説明したが、この通
りでなくても問題ない。
【0023】また以上は、BER検出器を2つ設けて両
出力の論理和をとる場合ついて説明にしたが、BER検
出器を3つ以上設けてそれらの論理和をとっても良いこ
とは明らかである。
【0024】請求項の記載に関連して本発明は更に次の
態様をとりうる。
【0025】(4)前記ビットエラーは、前記ディジタ
ル回線のディジタル信号に挿入されたパリティチェック
ビットを用いて検出されることを特徴とする請求項1〜
3のいずれかに記載の回線品質監視回路。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ディジタ
ル回線の所定監視時間内におけるビットエラー率が所定
閾値を越えたときに検出出力を送出すべき当該所定閾値
が互いに異なる第1及び第2のエラー検出手段を設け、
これらエラー検出手段の少なくとも一方から検出出力が
送出されたときにアラームを送出することにより、回線
品質が急激に劣化しても高速性、検出精度を損なうこと
がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による回線品質監視回路の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のBER検出器の内部構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】BERアラーム検出確率とBERとの関係を示
す図である。
【図4】図1の回線品質監視回路の動作を示す波形図で
ある。
【符号の説明】
10 第1BER検出器 11 第2BER検出器 12 論理和回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル回線の所定監視時間内におけ
    るビットエラー率が所定閾値を越えたときに検出出力を
    送出すべき当該所定閾値が互いに異なる第1及び第2の
    エラー検出手段と、これら第1及び第2のエラー検出手
    段の少なくとも一方から検出出力が送出されたときにア
    ラームを送出するアラーム送出手段とを含むことを特徴
    とする回線品質監視回路。
  2. 【請求項2】 前記第1のエラー検出手段における監視
    時間よりも前記第2のエラー検出手段における監視時間
    のほうが長いことを特徴とする請求項1記載の回線品質
    監視回路。
  3. 【請求項3】 前記第1のエラー検出手段の閾値は1×
    10-6であり、前記第2のエラー検出手段の閾値は1×
    10-3であることを特徴とする請求項1又は2記載の回
    線品質監視回路。
JP8302665A 1996-11-14 1996-11-14 回線品質監視回路 Withdrawn JPH10145340A (ja)

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JP8302665A JPH10145340A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 回線品質監視回路

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JP8302665A JPH10145340A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 回線品質監視回路

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JP8302665A Withdrawn JPH10145340A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 回線品質監視回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100332407B1 (ko) * 1999-08-20 2002-04-13 서평원 전송 시스템의 비트에러율 측정 장치 및 그 방법
WO2008087821A1 (ja) 2007-01-15 2008-07-24 Nec Corporation 回線品質監視の方法およびその回路

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WO2008087821A1 (ja) 2007-01-15 2008-07-24 Nec Corporation 回線品質監視の方法およびその回路
US8199799B2 (en) 2007-01-15 2012-06-12 Nec Corporation Method of monitoring circuit quality and circuit therefor

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