JPH10142251A - 流水検知装置 - Google Patents

流水検知装置

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JPH10142251A
JPH10142251A JP8300138A JP30013896A JPH10142251A JP H10142251 A JPH10142251 A JP H10142251A JP 8300138 A JP8300138 A JP 8300138A JP 30013896 A JP30013896 A JP 30013896A JP H10142251 A JPH10142251 A JP H10142251A
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rotating body
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arm
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Kenji Hori
健志 堀
Mitsuhiro Kotaki
光宏 小滝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動弁型の流水検知装置において、流水制御
弁内での瞬間通水時における誤報を確実に予防でき、火
災警報の確実性を図る。 【解決手段】 弁本体2の外部に、逆止弁体10のスピ
ンドル19の突出端部19aの回動角を検出して警報手
段32を開閉作動するリミットスイッチ24を設置する
とともに、リミットスイッチ24を開閉させるための回
転体33を軸支する。スピンドル19の突出端部19a
と回転体33との間に、スピンドル19の開き回動速度
を減衰させるための引張ばね40と、一方向への回転が
抵抗負荷の大きいロータリーダンパー45とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプリンクラー設
備に使用されるスウィング作動弁型の流水検知装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の作動弁型の流水検知装置は、一
次側から二次側への流水により逆止弁体が開き回動する
と、該逆止弁体と共に回動するスピンドルの一端部によ
り信号発生手段が駆動されて信号を出力し、電気的に警
報を発するものとなっている。通常、流水検知装置1個
に対し、二次側には複数個のスプリンクラーヘッドが設
置されている。そして火災が発生し、スプリンクラーか
ら放水が行われると、流水検知装置の一次側から二次側
への流水に応じて逆止弁体が回動し、逆止弁体と共に回
動するスピンドルの回動角をセンサで検出して警報を発
する。その感知は、スプリンクラー1個の流水量(50
l/min at 1kgf /cm2 )から複数個(通常、数十
個)の流量範囲において検知されるものでなければなら
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、作動弁型の
上記流水検知装置では、実際に火災が発生していなくて
も、例えば二次側配管での漏水や点検中の少量の出水等
により、また他の防火区域への送水のためのポンプ起動
に際して流水検知装置の逆止弁体が僅かに開き回動す
る。この逆止弁体の僅かな回動角度は、火災発生により
スプリンクラー1個が作動したときの逆止弁体の回動角
度とそれ程の差が無く、また、一般に角度変化による感
知方法は誤差が出やすく、設定感知角度は実際、感知角
度を広く含む為、感知してはならない角度と感知しなく
てはならない角度との間での警報感知角度の設定は非常
に難しく、又実火災が無くても警報するという誤報も多
発していた。また、他の防火区域へ送水するためにポン
プを起動するに際して、流水検知装置からスプリンクラ
ーヘッドまでの二次側配管内に空気溜まりが生じる場合
がある。こうした場合、まとまった量の水が流水検知装
置の逆止弁体を瞬時に大きく開き、通過した水は配管内
空気を過圧縮した後、一部の水は逆止弁体を逆流した後
一旦逆止弁体を閉止し、次に数回同様な状態を繰り返す
が、この時流水検知装置内の通水を検知し、火災報知す
るという誤報が発生する。
【0004】そこで本発明の目的は、このような問題を
解消するためになされたもので、非火災時の少量通水
時、また瞬間通水時における誤報を確実に予防でき、火
災警報の確実性を図ることのできる流水検知装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、流水制御弁と警報発生手段からなり、前記流水
制御弁は、一次側の流入口と二次側の流出口を有し、か
つ、両者間に弁座を介して弁室を形成した弁本体と、前
記弁室に、前記流入口から流出口への流水圧によって開
かれるよう回動可能にスピンドルまわりに軸支された逆
止弁体を有し、前記スピンドルは前記逆止弁体と共に回
動可能に装着されて一端を前記弁本体の外部へ突出して
おり、前記警報発生手段は警報手段と、前記スピンドル
の突出端の回動角を検出して前記警報手段を開閉作動す
るリミットスイッチとからなる作動弁型の流水検知装置
において、前記弁本体の外部に回転体を前記スピンドル
と平行な軸まわりに回転可能に軸支し、この回転体と前
記スピンドルの突出端とを、前記スピンドルの開き回動
速度を減衰する手段を介して連結し、前記回転体に、円
周一部を直線状に切り欠いた直線部と、円弧部とからな
る切欠円周部を設け、前記リミットスイッチはこれのア
クチュエータを常態時に前記直線部に位置させてスイッ
チオフに、回転体の回転に伴い円弧部に移動してスイッ
チオンになるようにしてあることを特徴とする。
【0006】請求項2に係る発明は、前記スピンドルの
開き回動速度減衰手段が、前記スピンドルの突出端に一
端が固定されたアームと、該アームの他端と前記回転体
とを連結して該アームを弁閉じ回動方向に引張付勢する
減衰用引張ばねとからなり、前記減衰用引張ばねの自由
長と同長のスリーブがこれの両端を前記アームと前記減
衰用引張ばね一端部との固定部と、前記回転体の前記減
衰用引張ばね他端部との固定部にそれぞれ当接するよう
に、前記減衰用引張ばねに外嵌されていることを特徴と
する。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
スリーブに代えて、前記減衰用引張ばねのばね力より小
さい戻し用引張ばねを採用することを特徴とする。戻し
用引張ばねはこれの一端を前記弁本体の外部に固定し、
他端を、前記減衰用引張ばねが前記回転体を引張付勢す
る方向とは逆方向に前記回転体を引張付勢するように前
記回転体に固定する。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項2又は請求
項3に記載の発明において、ロータリーダンパーを付加
することを特徴とする。すなわち、上記回転体に、上記
切欠円周部と同心円の円周部を設け、この円周部にギヤ
歯を設け、上記弁本体の外部に、一方向への回転が抵抗
負荷の大きいギヤを有するロータリーダンパーを固定
し、上記ギヤ歯と前記ロータリーダンパーのギヤとは、
該ギヤの抵抗負荷の大きい回転方向が前記アームの弁開
き方向回転に伴い減衰用引張ばねを介して回転する回転
体の回転方向とは反対になるように噛合させる。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、流水制御弁内
を一次側から二次側へ水が流れるに伴い逆止弁体が開き
回動し、同時にスピンドルが回動し、このとき開き回動
速度減衰手段を介して回転体が回転し、回転体の回転に
伴い直線部に位置していたリミットスイッチのアクチュ
エータは円弧部に移動してスイッチオンの状態となり、
流水制御弁内を水が流れたことを検知する。この時、開
き回動速度減衰手段の減衰作用により、スピンドルが回
動しても回転体は直ぐに回転を始めずに遅れて徐々に回
転する。従って、リミットスイッチのアクチュエータも
直線部に位置したままで直ぐには円弧部に移動しないた
め、スイッチオンの状態も遅れる結果となり、流水制御
弁内の少量通水や瞬間的にまとまった通水時に誤って警
報を発することが無くなる。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、流水制御
弁内を一次側から二次側へ水が流れるに伴い逆止弁体が
開き回動し、同時にスピンドル、アームが回動し、この
時減衰用引張ばねは伸びて回転体を引っ張って回転さ
せ、回転体の回転に伴い直線部に位置していたリミット
スイッチのアクチュエータは円弧部に移動してスイッチ
オンの状態となり、流水制御弁内を水が流れたことを検
知する。この時、減衰用引張ばねの伸び作用により、ス
ピンドル、アームが回動しても回転体は直ぐに回転を始
めずに遅れて徐々に回転する。従って、リミットスイッ
チのアクチュエータも直ぐには円弧部に移動しないた
め、スイッチオンの状態も遅れる結果となり、流水制御
弁内の少量通水や瞬間的にまとまった通水時に誤って警
報を発することが無くなる。
【0011】流水が停止し逆止弁体が閉止状態に戻ると
きは、これと同時にスピンドル、アームが戻り回動し、
アームの戻り回動に伴い該アームと減衰用引張ばね端部
との固定部がスリーブを押し動かし、スリーブは回転体
と減衰用引張ばね端部との固定部を押して回転体を元の
位置にまで押し戻し回転させる作用を働く。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、流水が停
止し逆止弁体が閉止状態に戻ると同時にスピンドル、ア
ームが戻り回動する時に、戻し用引張ばねが回転体を元
の位置に戻す方向に引っ張り力を働く。逆止弁体が開き
回動すると同時にスピンドル、アームが回動する時に、
減衰用引張ばねが回転体を遅速回転させる引っ張り作用
を働くことは、請求項2に記載の発明の場合と同様であ
る。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、逆止弁体
が開き回動すると同時にスピンドル及びアームが回動す
る時に、ロータリーダンパーが減衰用引張ばねの作用と
ともに、回転体を遅速回転させる作用を働く。
【0014】
【発明の実施の形態】
(実施例1)図1は本発明に係る流水検知装置の縦断面
図、図2は図1におけるA−A線断面図、図3は同装置
の側面図、図4は図3における要部拡大図、図5は図4
におけるB−B線断面図である。図1及び図2におい
て、1は流水検知装置を構成する流水制御弁、2は弁本
体で、送水ポンプ側に接続される一次側の流入口3と、
スプリンクラーヘツド側に接続される二次側の流出口4
とを有し、両者の間に弁座5を介して弁室6が形成され
ている。弁室6の一側方には排水管に接続される排水口
7を有し、その排水口7と直交する他側方には開口部8
を有し、この開口部8を蓋9で塞いでいる。弁室6には
逆止弁体10が、流入口3から流出口4への流水圧によ
ってスピンドル11まわりに開き回動可能に軸支されて
いる。逆止弁体10は円盤状に形成されてこの一端に軸
通孔12を有するハブ13を突設し、その軸通孔12に
スピンドル11を嵌合するとともに、ハブ13及びスピ
ンドル11に抜止ピン14を直交状に打ち込むことによ
りスピンドル11が逆止弁体10と一体的に結合され
る。
【0015】図2において、弁本体2の弁室6の内面に
一対のボス15,16が相対向状に突設され、一方のボ
ス15には軸孔17を盲状にあけ、他方のボス16には
軸孔18を弁本体2の内外方向にわたって貫通するよう
にあける。そして、逆止弁体10のハブ13の一端から
突出するスピンドル11の一端は弁室6内の一方のボス
15の軸孔17に挿入し、ハブ13の他端から突出する
スピンドル11の他端を、他方のボス16の軸孔18に
挿入した別のスピンドル19の一端に軸接手20を介し
て連結する。軸接手20は弁本体2のボス16に挿通さ
れたスピンドル19の端にピン21を直交状に植設する
一方、逆止弁体10に挿通されたスピンドル11の端に
盲孔22及び溝23を設けてその溝23に前記ピン21
を嵌合させてなる。
【0016】図1において、上記逆止弁体10はこれの
下端面10aから円弧状突起体27を流入口3側へ向け
て突設する。その円弧状突起体27は逆止弁体10の回
動中心を中心として描く円弧状に、かつ弁座5の内径よ
りも僅かに小さい直径をもつ断面円形状に形成されると
ともに、その上端に小径の凸部28が設けられる。そし
て円弧状突起体27は凸部28を逆止弁体10の流入口
側に面する下端面10aに設けた凹部29に嵌合固定す
るとともに、逆止弁体10の上端面からねじ30をねじ
込み、このねじ30の締めつけで逆止弁体10に円弧状
突起体27が一体的に結合される。例えば、弁座5の内
径は36mm、円弧状突起体27の直径は31mm、円弧状
突起体27の突出端面27aと逆止弁体10の下端面1
0aとが成す角度θは30°とする。これにより弁座5
の内周と円弧状突起体27との間に環状のすきま部31
が形成され、このすきま部31の断面を通常の流路断面
積よりも小さく設定する。
【0017】図3ないし図5において、上記スピンドル
19の弁本体2の外部に突出した端部19aの近傍位置
には、このスピンドル19の回動角検出用のリミットス
イッチ24を設置する。このリミットスイッチ24は、
逆止弁体10と共に回動するスピンドル11,19の回
動角を検出してベルやランプ等の警報手段32を作動さ
せるという警報発生手段を構成する。弁本体2の外部
に、リミットスイッチ24を開閉作動させるための回転
体33を軸支し、この回転体33とスピンドル19の突
出端部19aとを、スピンドル19の開き回動速度減衰
手段を介して連結する。この開き回動速度減衰手段は、
回転体33を弁本体2の外部にスピンドル19と平行な
軸34まわりに回転可能に軸支する。回転体33は径大
の円周部35と、該円周部35と同心でかつ該円周部3
5より小径の切欠円周部36とを段差をつけて設けてあ
り、径大の円周部35にはギヤ歯37を設ける。切欠円
周部36は直線部36aと円弧部36bとからなる。前
記リミットスイッチ24はこれのアクチュエータ38を
常態時に直線部36aに位置させてスイッチオフに、回
転体33の回転に伴い円弧部36bに移動してスイッチ
オンになるようにしてある。
【0018】スピンドル19の突出端部19aにはアー
ム39の一端を結合固定する一方、回転体33に減衰用
引張ばね40の一端をピン41を介して結合固定して、
アーム39の他端と減衰用引張ばね40の他端とをピン
42を介して結合固定する。このようにアーム39と回
転体33とを連結する減衰用引張ばね40は、アーム3
9を弁閉じ回動方向Aに引張付勢する。減衰用引張ばね
40の外周にはスリーブ43がはめ込まれ、このスリー
ブ43は減衰用引張ばね40の自由長と同長に形成さ
れ、このスリーブ43の両端はアーム39と減衰用引張
ばね40の端部との固定部であるピン40と、回転体3
3の減衰用引張ばね40の端部との固定部であるピン4
1にそれぞれ当接させる。
【0019】上記弁本体2の外部には、一方向への回転
が他方向への回転よりも抵抗負荷の大きいギヤ44を備
えたロータリーダンパー45をねじ46で装着固定す
る。そしてロータリーダンパー45のギヤ44と上記回
転体33のギヤ歯37とを、ギヤ44の抵抗負荷の大き
い回転方向がアーム39の弁開き方向B回転に伴い減衰
用引張ばね40を介して回転する回転体33の回転方向
とは反対になるように噛合させる。前記ロータリーダン
パー45としては、例えば、図6及び図7に示すものを
使用する。そこでは、ケース50の内部に封入した高粘
性のグリースの粘性で軸51まわりの回転を重くする負
荷輪52を内蔵する。前記ギヤ44は軸51の上端に固
着し、この軸51と負荷輪52との間にワンウェイクラ
ッチを設ける。そのワンウェイクラッチは、図7(A)
のように軸51が負荷輪52に対して反時計回り方向に
回転すると、ゴム製リテーナ53の弾性ひれ部54の弾
性作用で針状ころ55は、負荷輪52の上下端に一体接
合化してあるカム板56のカム面57のかみ合い位置に
進み、カム面57と軸51とのくさび作用で負荷輪52
を緩慢に回転させる。つまり、この回転方向がギヤ44
の抵抗負荷の大きい回転方向と一致する。図7(B)の
ように軸51が時計回り方向に回転すると、針状ころ5
5はカム面57から離れ、軸51は空転する。これ以外
にロータリーダンパー45としては、不二精器(株)製
のFRN−D2のロータリーダンパーなどが好ましい。
【0020】しかるときは、流水制御弁1内を一次側か
ら二次側へ水が流れるに伴い逆止弁体10が開き回動
し、同時にスピンドル19、アーム39が回動し、この
時減衰用引張ばね40は伸びて回転体33を引っ張って
回転させ、回転体33の回転に伴い直線部36aに位置
していたリミットスイッチ24のアクチュエータ38は
円弧部36bに移動してスイッチオンの状態となり、流
水制御弁1内を水が流れたことを検知し、警報手段32
が電気的に警報を発する。この時、回転体33とギヤ4
4を介して噛合しているロータリーダンパー45と減衰
用引張ばね40の作用により、回転体33を遅れて回転
させる。すなわち、ロータリーダンパー45は減衰用引
張ばね40の引張力で回転体33を回転させる方向に応
じた回転方向には抵抗が大きくかかるために、流水によ
りスピンドル19、アーム39が回動し、減衰用引張ば
ね40が引っ張り状態になっても回転体33はすぐに回
転を始めず、徐々に回転する。従ってリミットスイッチ
24のアクチュエータ38も直ぐには円弧部36bに移
動しないため、スイッチオンの状態も遅れる結果とな
る。従って、流水制御弁1内を少量の水が流れる時や瞬
間的にまとまった水が流れる時の誤報を防止できる。
【0021】逆止弁体10は円弧状突起体27を有し、
この円弧状突起体27と弁座5との間に環状のすきま部
31を形成し、このすきま部31の流路断面積は通常の
流路断面積に比較して非常に小さくしてあるため、二次
側配管での漏水や点検中の少量の出水等による少量の流
水により逆止弁体10が急激に大きく回動し、それに伴
い回動するスピンドル11,19の回動角度も急激に大
きく作動する。円弧状突起体27の先端面27aが弁座
5から離れる開き回動終点以後は、流路径が弁座5の内
径となるので、流量が大きく増えてもスピンドル11,
19の回動角度はそれ程大きく変動しない。従って、実
火災によるスプリンクラー作動時の最低流水量である5
0l/min at 1kgf /cm2 を円弧状突起体27の開き
回動終点の目安とし、その時のスピンドル回動角度(例
えば、30°)より小さい角度(例えば、28°)を感
知角度に設定する。これにより、流水検知装置内の通水
量が少ない時のスピンドル回動角度と、スプリンクラー
1個が作動し放水した時のスピンドル回動角度との差を
大きく採ることができるため、前記減衰用引張ばね40
の作用と相まって非火災時の少量通水時の誤報防止に一
段と有利となる。
【0022】流水が停止し逆止弁体10が閉止状態に戻
るときは、これと同時にスピンドル19、アーム39が
戻り回動し、このアーム39の戻り回動に伴いピン42
でスリーブ43を押し動かし、スリーブ43はピン41
を押して回転体33を元の位置、即ちリミットスイッチ
24のアクチュエータ38が直線部36aに位置する状
態にまで押し戻し回転させる。
【0023】(実施例2)図8は本発明の第2実施例を
示す。この実施例では、上記スリーブ43に代えて、減
衰用引張ばね40とは別の戻し用引張ばね47を採用す
る。この戻し用引張ばね47は、減衰用引張ばね40と
はばね力を小さくし、かつそれとは別箇所における弁本
体2の外部と回転体33との間に張設するが、この戻し
用引張ばね47は、減衰用引張ばね40が回転体33を
引張付勢する方向とは逆方向に回転体33を引張付勢す
るように回転体33に固定される。しかるときは、流水
が停止し逆止弁体10が閉止状態に戻ると同時にスピン
ドル19、アーム39が戻り回動する時に、戻し用引張
ばね47が回転体33を引っ張って元の位置に戻す。そ
の他の構成は上記実施例1の場合と同様である。これに
おいても、上記実施例1の場合と同様に、ロータリーダ
ンパー45と減衰用引張ばね40の作用により、回転体
33を遅れて回転させる。
【0024】なお、各実施例において、逆止弁体10と
しては円弧状突起体27を有するものが前述のように流
水検知装置内の少量通水時の誤報防止に有利であるが、
こうした逆止弁体10に限られず、図9に示すように円
弧状突起体27を有しない、通常のフラットな逆止弁体
10にも同様に適用できることは言うまでもない。スピ
ンドル19の開き回動速度減衰手段としては、上記減衰
用引張ばね40やロータリーダンパー45以外に、シリ
ンダ型空気ばねなどを使用することもできる。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、流水制
御弁内を一次側から二次側へ水が流れるに伴い逆止弁体
が開き回動する同時にスピンドル、アームが回動する
時、開き回動速度減衰手段により回転体は遅れて回転
し、リミットスイッチのスイッチオンの状態も遅れるよ
うにした。したがって、流水制御弁内を少量の水が流れ
る時や瞬間的にまとまった量の水が流れる時の誤報を防
止できる。
【0026】請求項2に記載の発明によれば、流水制御
弁内を一次側から二次側へ水が流れるに伴い逆止弁体が
開き回動する同時にスピンドル及びアームが回動する
時、減衰用引張ばねの伸び作用により回転体は遅れて回
転し、リミットスイッチのスイッチオンの状態も遅れる
ようにした。したがって、流水制御弁内を少量の水や瞬
間的にまとまった量の水が流れる時の誤報を防止でき
る。流水が停止し逆止弁体が閉止状態に戻るときは、ス
リーブにより回転体をリミットスイッチのスイッチオフ
状態にする原位置に確実に復帰させることができる。
【0027】請求項3に記載の発明によれば、減衰用引
張ばねにより回転体を遅らせて回転し、リミットスイッ
チのスイッチオンの状態も遅れるようにすることで、流
水制御弁内の少量通水時や瞬間的にまとまった量の水が
流れる時の誤報を防止できる効果以外に、戻し用引張ば
ねにより回転体をリミットスイッチのスイッチオフ状態
にする原位置に確実に復帰させることができる効果を奏
する。
【0028】請求項4に記載の発明によれば、逆止弁体
が開き回動すると同時にスピンドル、アームが回動する
時に、ロータリーダンパーによっても、回転体を遅れて
回転させるようにしてあるので、請求項2又は3記載の
発明の減衰用引張ばねとしてばね力の小さいものを用い
ても所期の目的を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の流水検知装置の縦断面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】流水検知装置の側面図である。
【図4】図3における要部の拡大図である。
【図5】図4におけるB−B線断面図である。
【図6】流水検知装置に備えたロータリーダンパーの断
面図である。
【図7】図6に示すロータリーダンパーの作動図であ
る。
【図8】他の実施例の流水検知装置を図3に相応して示
す側面図である。
【図9】更に他の実施例の流水検知装置を図1に相応し
て示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 流水制御弁 2 弁本体 3 流入口 4 流出口 5 弁座 6 弁室 10 逆止弁体 11,19 スピンドル 24 リミットスイッチ 32 警報手段 33 回転体 35 円周部 36 切欠円周部 36a 直線部 36b 円弧部 37 ギヤ歯 38 アクチュエータ 39 アーム 40 減衰用引張ばね 43 スリーブ 44 ギヤ 45 ロータリーダンパー 47 戻し用引張ばね

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流水制御弁と警報発生手段からなり、前
    記流水制御弁は、一次側の流入口と二次側の流出口を有
    し、かつ、両者間に弁座を介して弁室を形成した弁本体
    と、前記弁室に、前記流入口から流出口への流水圧によ
    って開かれるよう回動可能にスピンドルまわりに軸支さ
    れた逆止弁体を有し、前記スピンドルは前記逆止弁体と
    共に回動可能に装着されて一端を前記弁本体の外部へ突
    出しており、 前記警報発生手段は警報手段と、前記スピンドルの突出
    端の回動角を検出して前記警報手段を開閉作動するリミ
    ットスイッチとからなる作動弁型の流水検知装置におい
    て、 前記弁本体の外部に回転体を前記スピンドルと平行な軸
    まわりに回転可能に軸支し、この回転体と前記スピンド
    ルの突出端とを、前記スピンドルの開き回動速度を減衰
    する手段を介して連結し、前記回転体に、円周一部を直
    線状に切り欠いた直線部と、円弧部とからなる切欠円周
    部を設け、前記リミットスイッチはこれのアクチュエー
    タを常態時に前記直線部に位置させてスイッチオフに、
    回転体の回転に伴い円弧部に移動してスイッチオンにな
    るようにしてあることを特徴とする流水検知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の流水検知装置において、
    前記スピンドルの開き回動速度減衰手段が、前記スピン
    ドルの突出端に一端が固定されたアームと、該アームの
    他端と前記回転体とを連結して該アームを弁閉じ回動方
    向に引張付勢する減衰用引張ばねとからなり、前記減衰
    用引張ばねの自由長と同長のスリーブがこれの両端を前
    記アームと前記減衰用引張ばね一端部との固定部と、前
    記回転体の前記減衰用引張ばね他端部との固定部にそれ
    ぞれ当接するように、前記減衰用引張ばねに外嵌されて
    いることを特徴とする流水検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の流水検知装置において、
    前記スピンドルの開き回動速度減衰手段が、前記スピン
    ドルの突出端に一端が固定されたアームと、該アームの
    他端と前記回転体とを連結して該アームを弁閉じ回動方
    向に引張付勢する減衰用引張ばねとからなり、前記減衰
    用引張ばねのばね力より小さい戻し用引張ばねの一端を
    前記弁本体の外部に固定し、該戻し用引張ばねの他端
    を、前記減衰用引張ばねが前記回転体を引張付勢する方
    向とは逆方向に前記回転体を引張付勢するように前記回
    転体に固定してあることを特徴とする流水検知装置。
  4. 【請求項4】 前記回転体に、前記切欠円周部と同心円
    の円周部を設け、この円周部にギヤ歯を設け、前記弁本
    体の外部に、一方向への回転が他方向への回転よりも抵
    抗負荷の大きいギヤを有するロータリーダンパーを固定
    し、前記ギヤ歯と前記ロータリーダンパーのギヤとは、
    該ギヤの抵抗負荷の大きい回転方向が前記アームの弁開
    き方向回転に伴い減衰用引張ばねを介して回転する回転
    体の回転方向とは反対になるように噛合させてある請求
    項2又は3記載の流水検知装置。
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