JPS631090Y2 - - Google Patents

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JPS631090Y2
JPS631090Y2 JP1979081839U JP8183979U JPS631090Y2 JP S631090 Y2 JPS631090 Y2 JP S631090Y2 JP 1979081839 U JP1979081839 U JP 1979081839U JP 8183979 U JP8183979 U JP 8183979U JP S631090 Y2 JPS631090 Y2 JP S631090Y2
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JP
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valve
sub
main valve
shaft
hole
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JP1979081839U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、バタフライ形主弁における中心内の
副弁構造に関する。
従来、水路等に使用され大量の水を止水する構
造としてバタフライ形弁が用いられている。その
代表的な従来技術(特公昭48−11533号公報)を
説明すると、第7図に示すように、弁筐アの中に
バタフライ形主弁イが設けられ、該バタフライ形
主弁イは主弁軸エによつて回動自在に支持され、
主弁軸エの回動によつて主弁イ周囲部が弁筐ア中
の大弁座キと離接を行ない大量の流水の通水、止
水を行なう。大量の水を一気に通水、止水するに
はリフト弁は不向きであり、また、球弁等のコツ
ク形式のものは大量の水を一気に通水、止水する
ことは可能であり、通水抵抗もなく便利ではある
が、管路に占める弁筐のスペースが大きなものと
なり、経済的見地からも使用できない。
ところで、第7図の従来技術には、バタフライ
形主弁イの中にバタフライ形副弁オが設けられ、
主弁軸エの中を貫通する副弁軸ウによつて回動自
在に支持され、副弁軸ウの回動によつて副弁オ周
囲部が副弁座カと離接を行なう。これは、小量の
水の使用時に、バタフライ形主弁イとは独立して
使用されるのである。しかし、バタフライ形主弁
イが完全に閉鎖され且つその上流側に多量の水が
存在する際にこの副弁座カを開放すると、その急
激な水流により、しばしばバタフライ弁が所定開
度以上に開いたり、閉じてしまうことがあり、不
便であつた。
そこで、上記欠点の原因を究明するに、副弁に
は主弁よりも強力な水流の抵抗が生じているもの
であり、その場所に流体バランスの悪いバタフラ
イ弁が使用されていることが理解できる。
そこで、本考案の技術的課題は、主弁には大量
の流水の通水、止水に有効なバタフライ形の弁を
用い、強力な水流の抵抗が生じる副弁に対しては
通水抵抗の小さい弁を用いて、副弁の誤動作を有
効に防止することである。
本考案は上記技術的課題を達成すべく、次の構
成を採る。すなわち、開閉操作を行なう主弁軸a
に固定し支持するバタフライ形主弁Aの弁板の厚
みのある略中心部に孔部1を形成し、該孔部1に
通水孔4を有するボール形副弁Bを回動自由に配
置し、該孔部1にそれぞれ円状の孔2b,3aを
有する板状の2つの副弁取付体2,3を該円状の
孔2b,3aが該通水孔4と合致するように合着
し、前記主弁軸aに嵌挿する操作兼支持用の副弁
軸bの先端部5を副弁Bの周囲部に嵌挿固定す
る。
上記構成を採ることにより、本考案は、大量の
流水の通水、止水にはバタフライ形の主弁が有効
に利用され、かつ強力な水流の抵抗を生じる副弁
には、ボール形の弁Bが利用され、通水抵抗は格
段に小さくなり、副弁の誤動作は有効に防止され
る。一方、ボール形の弁はスペースを大きく必要
とするが、バタフライ弁の弁板の厚みのある中心
部に内蔵されるかたちとなり、スペース問題も有
効に解決する。
本考案は上記構成を採ることにより次の効果を
有する。
(1) 副弁にボール形副弁を採用するので、バタフ
ライ形主弁Aに設けられた副弁の孔をいつぱい
に使用できる。
(2) ボール形副弁は流体抵抗が少なく騒音がな
い。
(3) ボール形主弁とボール形副弁を有する従来の
弁に比べて、本考案はバタフライ形主弁を用い
ているので、小型でありながら最大流量は大き
くとれる。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図はバルブ装置の断面図を示し、水路の途
中に装設する弁胴14内には一定厚みを有するバ
タフライ形主弁Aを軸装するが、弁胴14上部の
軸支部15に回動自由に嵌挿した主弁軸aの下部
を主弁Aの中心上部に嵌合してピン16により固
定し、主弁Aの中心下部に嵌合してピン16によ
り固定した支軸17の下部を弁胴14下部の軸支
部15′に回動自由に嵌合し、主弁Aが弁胴14
内で主弁軸aと支軸17により軸支されて回動で
きるように取付け構成する。
前記主弁Aの中心部には比較的大きい側面円状
の孔部1を形成し、該孔部1に一方側から嵌合す
るケース形の副弁取付体2の外端周縁には孔部1
の端面段部に合致できるフランジ2aを形成する
とともに該フランジ2aをビスにより固定できる
ように装設し、孔部1の他方側に合致して副弁取
付体2の端面に衝合できる円盤形副弁取付体3の
周縁部を孔部1の他方端面段部に係合してビス1
8により固定できるように装設し、両副弁取付体
2,3の中心部には円状の孔2b,3aをそれぞ
れ形成して構成する。
また、主弁Aの中心内方で両副弁取付体2,3
の内方に支持座19,19′をさせ該部に加えら
れる外圧力等を防除し安定性を高めてボール形副
弁Bを回動自由に嵌合し、該副弁Bには前記孔2
b,3aに合致できる通水孔4を形成し、副弁取
付体2の中心下部に上下調節自在に挿着した支持
ボルト20の上部に対し副弁Bの中心下部を回動
自由に嵌挿し、前記主弁軸aおよび主弁Aの内部
に回動自由に嵌挿した副弁軸bの下方側先端部5
を副弁Bの中心上部に嵌合して副弁軸bおよび支
持ボルト20を軸に副弁軸bにより副弁Bを回動
できるように装設するが、その先端部5を4角軸
にして変更可能に副弁Bに嵌合して構成する。
前記弁胴14の軸支部15上方には固定ケース
10を固設し、前記主弁軸aの上部を上面まで延
長するように固定ケース10内に装入し、固定ケ
ース10内における主弁軸aの上部にはセグメン
トギヤであるウオームホイール6を嵌合固定し、
該ウオームホイール6に噛合させたウオームギヤ
7の軸7aを固定ケース10に架設するととも
に、側方の固定ケース10外に延出した軸7aの
端部にループ形の操作ハンドル8を装設して構成
する。
固定ケース10の上面上方に少しく突出した前
記主弁軸aの上端面には回動ケース11の下面一
部を接合してボルト21,21により締付け固定
し、主弁軸aと一体になつて回動する回動ケース
11と前記固定ケース10との間に主弁開度計1
2を装設するが、該主弁開度計12は、回動ケー
ス11の下面の一端側に指針12aを固設すると
ともに固定ケース10の上面に目盛板12bを固
設して構成する。
前記主弁軸aの上端面より上方に副弁軸bの上
部を延出し、該副弁軸bと同心にして上方の回動
ケース11上部側に架設するハンドル9a付きの
ハンドル軸9と副弁軸b上部との間には回動ケー
ス11内で遊星歯車機構cを介装するが、該機構
cは、回動ケース11の上方内部に固定ギヤ22
を一体に形成し、該固定ギヤ22の中心内方に軸
架する前記ハンドル軸9にはアーム23の基部を
嵌合してキー24により固定し、アーム23の先
端に遊嵌した両遊星ギヤ25,25′の一方を固
定ギヤ22に噛合させ、前記副弁軸bの上部に嵌
合してキー26により固定したボス27の上部に
は前記ハンドル軸9の下部を遊嵌し、ボス27の
上部に一体形成したギヤ28に前記遊星ギヤ2
5′を噛合して構成するが、両遊星ギヤ25,2
5′の歯数が1ないし2枚異なるように形成する。
また、前記ボス27の周面には第6図に示すよ
うに直角方向となる一面27aと他面27bを形
成し、回動ケース11に平行に螺着したボルト製
両ストツパー13,13′の先端が一面27aと
他面27bにそれぞれ衝合して回動軌制できるよ
うに装設するとともに、ロツクボルト29,2
9′によつてロツクできる両ストツパー13,1
3′を進退させて一面27aと他面27bとの衝
合調整ができるように装設するが、前記キー26
の溝を90度ずらして取付けうるように構成する。
したがつて、主弁Aの中心孔部1には両側から
両副弁取付体2,3を合着して副弁Bを回転自在
に取付けることができる。
しかして、操作ハンドル8を回動操作すると、
ウオームギヤ7とウオームホイール6の噛合によ
り主弁軸aが回動し、主弁軸aと支軸17に軸支
される主弁Aを回動させて開閉操作を行なうこと
ができ、主弁軸aと一体になつて回動する回動ケ
ース11と固定ケース10の間で主弁開度計12
により主弁Aの開度を知ることができる。
その場合に、回動ケース11が回動しても、遊
星歯車機構cの介装により副弁軸bおよびハンド
ル軸9は回動しない状態となる。
また、ハンドル9aを回動操作すると、ハンド
ル軸9aの回動とともに遊星歯車機構cにより副
弁軸bが回動して、該副弁軸bと支持ボルト20
により軸支される副弁Bが孔部1の内方で副弁軸
bにより回動され、通水孔4が孔2b,3aに対
し向きを変えられて副弁Bによる開閉操作が行わ
れることになる。その場合に、ストツパー13が
ボス27の一面27aに、ストツパー13′が他
面27bに衝合して副弁軸b、すなわち副弁Bの
回動は90度範囲に軌制されるが、ストツパー1
3,13′を進退調整することにより副弁Bの回
動度を調節できる。
また、遊星歯車機構cの介装により、ハンドル
9aを回動しても主弁軸aおよび回動ケース11
は回動しない状態となる。
このように本考案は、開閉操作を行なう主弁軸
aに固定し支持するバタフライ形主弁Aの中心部
に孔部1を形成し、該孔部1に両側から合着する
両副弁取付体2,3の内部には通水孔4を有した
ボール形副弁Bを回動自由に嵌装したのでかゝる
制水弁で最も外方よりの水圧や衝撃(ウオーター
ハンマー等)がかゝる該部に於てボール形をする
副弁Bを極めて安定よく保持し且つ軽快に回動操
作することを得させたのである、すなわちボール
形副弁Bは取付体2,3及び内方支持座19,1
9′等によりその外表面を完全に蔽われた状態で
且つ主弁体内に保持されるので前記外圧、外応力
等はすべて取付体2,3等によつて完全に防遮さ
れ、従つて副弁は極めて軽くこれを操作すること
が出来る、更に取付体2,3及び内方支持座1
9,19′等は副弁Bと同じく主弁Aとは全く別
体に加工製作されるので加工も容易且つ安価で済
むと共にこれらを主弁に組み込み弁体を形成する
と外表面は従来の斯種主弁と全く同じものとなる
ため従来から習熟された主弁操作と同じで済む一
方副弁の操作は至つて軽く行うことを得るのであ
る、そして前記主弁軸aに嵌挿する操作兼支持用
の副弁軸bの先端部5を副弁Bの周囲部に嵌挿固
定して構成したから、バタフライ形主弁Aの中心
部に副弁Bを装設する主副弁のバルブ装置に構成
することができ、とくに、その主弁Aおよび副弁
Bを同一軸心方向からそれぞれ任意にかつ有効に
操作することができるとともに、副弁Bをボール
形にして流量損失の少ない機能に優れる弁構造に
することができ、しかもその副弁Bは両副弁取付
体2,3を両側から合着して容易にかつ良好に取
付けることができ、簡単な構造にして好適に実施
できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はバルブ
装置の断面図、第2図はその一部の斜視図、第3
図は第1図の一部でボールバルブ部の側断面図、
第4図は第1図の上方部分の拡大図、第5図は第
1図の一部の拡大図、第6図は第5図のI−I線
における断面図であり、第7図は従来のバタフラ
イ形主弁の中心内における副弁機構拡大図。 a……主弁軸、A……主弁、1……孔部、2,
3……副弁取付体、4……通水孔、B……副弁、
b……副弁軸、5……先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉操作を行なう主弁軸aに固定し支持するバ
    タフライ形主弁Aの弁板の厚みのある略中心部に
    孔部1を形成し、該孔部1に通水孔4を有するボ
    ール形副弁Bを回動自由に配置し、該孔部1にそ
    れぞれ円状の孔2b,3aを有する板状の2つの
    副弁取付体2,3を該円状の孔2b,3aが該通
    水孔4と合致するように合着し、前記主弁軸aに
    嵌挿する操作兼支持用の副弁軸bの先端部5を副
    弁Bの周囲部に嵌挿固定して構成したことを特徴
    とするバタフライ形主弁における中心内の副弁構
    造。
JP1979081839U 1979-06-14 1979-06-14 Expired JPS631090Y2 (ja)

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JP1979081839U JPS631090Y2 (ja) 1979-06-14 1979-06-14

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JPS55181068U JPS55181068U (ja) 1980-12-26
JPS631090Y2 true JPS631090Y2 (ja) 1988-01-12

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5935775U (ja) * 1982-08-31 1984-03-06 大島 明 副弁内蔵式バタフライバルブ
JPS5935776U (ja) * 1982-08-31 1984-03-06 大島 明 バタフライバルブにおける副弁の取付構造
JPS5937466U (ja) * 1982-09-03 1984-03-09 大島 明 バタフライバルブにおける副弁の弁座装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4883426A (ja) * 1972-02-08 1973-11-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4883426A (ja) * 1972-02-08 1973-11-07

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JPS55181068U (ja) 1980-12-26

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