JP2543918B2 - 弁構造 - Google Patents
弁構造Info
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- JP2543918B2 JP2543918B2 JP62303853A JP30385387A JP2543918B2 JP 2543918 B2 JP2543918 B2 JP 2543918B2 JP 62303853 A JP62303853 A JP 62303853A JP 30385387 A JP30385387 A JP 30385387A JP 2543918 B2 JP2543918 B2 JP 2543918B2
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- Japan
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- valve
- valve body
- operating member
- fluid passage
- housing
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K5/00—Plug valves; Taps or cocks comprising only cut-off apparatus having at least one of the sealing faces shaped as a more or less complete surface of a solid of revolution, the opening and closing movement being predominantly rotary
- F16K5/06—Plug valves; Taps or cocks comprising only cut-off apparatus having at least one of the sealing faces shaped as a more or less complete surface of a solid of revolution, the opening and closing movement being predominantly rotary with plugs having spherical surfaces; Packings therefor
- F16K5/0626—Easy mounting or dismounting means
- F16K5/0636—Easy mounting or dismounting means the spherical plug being insertable from the top of the housing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/44—Mechanical actuating means
- F16K31/53—Mechanical actuating means with toothed gearing
- F16K31/535—Mechanical actuating means with toothed gearing for rotating valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Taps Or Cocks (AREA)
- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、配管内を流れる流体の遮断あるいは流量調
整に用いる弁構造に係り、詳しくは省スペースを要求さ
れる配管設備に適用して効果的な弁構造に関する。
整に用いる弁構造に係り、詳しくは省スペースを要求さ
れる配管設備に適用して効果的な弁構造に関する。
(従来の技術) 一般に、水道および油圧機器等の配管設備に組み込ま
れる各種の弁はバルブハウジングの外部に突出した操作
用ハンドルを有しており、該操作用ハンドルを回動操作
することによりバルブハウジング内の弁体を作動させ、
配管内の流体を遮断あるいは流量調整するようになって
いる。このような弁の構造においては、操作用ハンドル
のスペースが大きく、省スペースを要求される複雑な配
管設備には不向きなものであったため、本出願人は、省
スペースを要求される配管設備に好適な弁構造を既に出
願している(特願昭60−106553号参照)。
れる各種の弁はバルブハウジングの外部に突出した操作
用ハンドルを有しており、該操作用ハンドルを回動操作
することによりバルブハウジング内の弁体を作動させ、
配管内の流体を遮断あるいは流量調整するようになって
いる。このような弁の構造においては、操作用ハンドル
のスペースが大きく、省スペースを要求される複雑な配
管設備には不向きなものであったため、本出願人は、省
スペースを要求される配管設備に好適な弁構造を既に出
願している(特願昭60−106553号参照)。
この装置においては、第3、4図に示すように、バル
ブハウジング1の外周部に回動自在に嵌装された外装リ
ング2を手動により軸線(図中X−X線)回りに回動さ
せると、外装リング2に連結された操作リング3が一体
的に回動し、操作リング3のラック歯3aに噛合したピニ
オン歯車4が駆動される。ピニオン歯車4は、X−X線
に直交するY−Y線を回動中心としてバルブハウジング
1に軸支され、バルブハウジング1内に収納された球状
の弁体5を操作リング3の操作量に応じて回動させる。
そして、弁体5に形成された弁孔5aがバルブハウジング
1および一対の弁座6によって構成された流通孔7に連
通したとき、配管PAから配管PBに流体(図示していな
い)が流れるようにしている。すなわち、弁体5および
弁座6からなるボール弁8がピニオン歯車4を介した操
作リング3からの操作力によって開閉されるようになっ
ており、バルブハウジング1から外部に突出する操作ハ
ンドル等がなく、配管設備の省スペース化に好適な弁構
造となっている。
ブハウジング1の外周部に回動自在に嵌装された外装リ
ング2を手動により軸線(図中X−X線)回りに回動さ
せると、外装リング2に連結された操作リング3が一体
的に回動し、操作リング3のラック歯3aに噛合したピニ
オン歯車4が駆動される。ピニオン歯車4は、X−X線
に直交するY−Y線を回動中心としてバルブハウジング
1に軸支され、バルブハウジング1内に収納された球状
の弁体5を操作リング3の操作量に応じて回動させる。
そして、弁体5に形成された弁孔5aがバルブハウジング
1および一対の弁座6によって構成された流通孔7に連
通したとき、配管PAから配管PBに流体(図示していな
い)が流れるようにしている。すなわち、弁体5および
弁座6からなるボール弁8がピニオン歯車4を介した操
作リング3からの操作力によって開閉されるようになっ
ており、バルブハウジング1から外部に突出する操作ハ
ンドル等がなく、配管設備の省スペース化に好適な弁構
造となっている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の弁構造にあっては、
外装リング2に受けた操作力を操作リング3のラック歯
3aおよびピニオン歯車4によって方向変換し、弁体5に
伝達する構成となっていたため、省スペースに対応する
コンパクトな弁構造ではあるが、操作リング3およびピ
ニオン歯車4の部品加工コストが高くなっていた。ま
た、第4図に示すような歯形状は量産性に欠け、コスト
高となるため、事実上操作リング3およびピニオン歯車
4の全周に亘って歯が形成されることとなり、操作リン
グ3とピニオン歯車4のみでは弁開度が全開あるいは全
閉となる位置が決定できない。このため、別の手段を用
いて開閉位置を決定する必要があり、特に流体の遮断を
主用途する弁構造としては不経済なものであった。
外装リング2に受けた操作力を操作リング3のラック歯
3aおよびピニオン歯車4によって方向変換し、弁体5に
伝達する構成となっていたため、省スペースに対応する
コンパクトな弁構造ではあるが、操作リング3およびピ
ニオン歯車4の部品加工コストが高くなっていた。ま
た、第4図に示すような歯形状は量産性に欠け、コスト
高となるため、事実上操作リング3およびピニオン歯車
4の全周に亘って歯が形成されることとなり、操作リン
グ3とピニオン歯車4のみでは弁開度が全開あるいは全
閉となる位置が決定できない。このため、別の手段を用
いて開閉位置を決定する必要があり、特に流体の遮断を
主用途する弁構造としては不経済なものであった。
(発明の目的) そこで本発明は、弁の開閉位置が明確な簡単な構成の
部材を用いて弁体を開閉駆動することにより、上記の問
題点を解消し、流体の遮断を主用途とする場合等に好適
な低コストの弁構造を提供することを目的としている。
部材を用いて弁体を開閉駆動することにより、上記の問
題点を解消し、流体の遮断を主用途とする場合等に好適
な低コストの弁構造を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本発明における弁構造は、上記の目的を達成するため
に、流体管に接続可能な上流側の開口部よび下流側の開
口部を有し、両開口部に連通する流体通路が形成された
バルブハウジングと、回動軸線が流体通路と略直交する
ようバルブハウジングに回動自在に収納され、回動によ
って流体通路を流体通路を開閉することができる弁体
と、流体通路と略平行な直線ガイド部を有し、回動軸線
が流体通路の中心軸線と略同一となるようバルブハウジ
ングに回動自在に取り付けられた筒状の操作部材と、弁
体と一体に回動するよう弁体に連結され弁体の回動軸線
上でバルブハウジングに回動自在に支持された支持部お
よび操作部材の直線ガイド部に係合する係合部を有し、
操作部材が回動するとき係合部により支持部を回動させ
て弁体を開閉駆動する弁体駆動部材とを、備え、操作部
材の回動により弁体駆動部材が弁開位置および弁閉位置
のうち何れかの位置に回動したとき操作部材の直線ガイ
ド部のガイド端と弁体駆動部材の係合部とを係合させ、
操作部材の回動範囲を規定するようにしたことを特徴と
するものである。
に、流体管に接続可能な上流側の開口部よび下流側の開
口部を有し、両開口部に連通する流体通路が形成された
バルブハウジングと、回動軸線が流体通路と略直交する
ようバルブハウジングに回動自在に収納され、回動によ
って流体通路を流体通路を開閉することができる弁体
と、流体通路と略平行な直線ガイド部を有し、回動軸線
が流体通路の中心軸線と略同一となるようバルブハウジ
ングに回動自在に取り付けられた筒状の操作部材と、弁
体と一体に回動するよう弁体に連結され弁体の回動軸線
上でバルブハウジングに回動自在に支持された支持部お
よび操作部材の直線ガイド部に係合する係合部を有し、
操作部材が回動するとき係合部により支持部を回動させ
て弁体を開閉駆動する弁体駆動部材とを、備え、操作部
材の回動により弁体駆動部材が弁開位置および弁閉位置
のうち何れかの位置に回動したとき操作部材の直線ガイ
ド部のガイド端と弁体駆動部材の係合部とを係合させ、
操作部材の回動範囲を規定するようにしたことを特徴と
するものである。
(作用) 本発明では、弁体駆動部材の係合部に加わる操作部材
からの操作力により弁体駆動部材が弁開位置から弁閉位
置までの所定角度範囲で回動し、該回動により支持部を
介して弁体が開閉駆動される。また、この操作時には、
操作部材の回動によって弁体駆動部材が弁開位置および
弁閉位置のうち何れかの位置に回動したとき、操作部材
の直線ガイド部のガイド端と弁体駆動部材の係合部とが
係合することで、操作部材の回動範囲が規定される。し
たがって、操作部材に簡単な直線ガイド部を形成するだ
けで、支持部および係合部を両端部とする簡単な構成の
弁体駆動部材によって弁体が容易に弁閉位置あるいは弁
閉位置に駆動される。この結果、流体の遮断を主用途と
する場合等に好適な弁構造が、部品の簡素化により低コ
ストで提供される。
からの操作力により弁体駆動部材が弁開位置から弁閉位
置までの所定角度範囲で回動し、該回動により支持部を
介して弁体が開閉駆動される。また、この操作時には、
操作部材の回動によって弁体駆動部材が弁開位置および
弁閉位置のうち何れかの位置に回動したとき、操作部材
の直線ガイド部のガイド端と弁体駆動部材の係合部とが
係合することで、操作部材の回動範囲が規定される。し
たがって、操作部材に簡単な直線ガイド部を形成するだ
けで、支持部および係合部を両端部とする簡単な構成の
弁体駆動部材によって弁体が容易に弁閉位置あるいは弁
閉位置に駆動される。この結果、流体の遮断を主用途と
する場合等に好適な弁構造が、部品の簡素化により低コ
ストで提供される。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1、2図は本発明に係る弁構造の一実施例を示す図
であり、本発明をボール弁に適用した例である。
であり、本発明をボール弁に適用した例である。
まず、構成を説明する。第1、2図において、11はバ
ルブハウジングであり、バルブハウジング11は互いにね
じ結合した一対のハウジング部材12、13からなる。バル
ブハウジング11は流体管P1に接続可能な上流側の開口部
14および流体管P2に接続可能な下流側の開口部15を有し
ており、両開口部14、15には、例えば雌ねじが形成され
ている。また、バルブハウジング11には両開口部14、15
に連通する流体通路16が形成されており、流体通路16の
中央部は拡径した弁室17となっている。弁室17には球状
の弁体18および互いに対向する一対の弁座19が収納され
ており、弁体18は弁座19の凹状球面座19aに着座し、弁
座19により挾持されている。弁体18は耐蝕性の金属等か
らなり、所定の面粗度に表面仕上加工がなされている。
弁座19は自己潤滑性の高い樹脂等からなり、弁体18を所
定の接触圧で挾持しながら回動自在に支持している。一
方、弁体18および弁座19は流体通路16と略同径の弁孔18
a、19bを有しており、弁体18が後述する弁体駆動部材に
より駆動されて流体通路16と直交するY−Y線回りに回
動するとき、弁孔18a、19bの軸交叉角に応じた開口が形
成されて弁開閉するようにしている。すなわち、弁体18
は回動軸線が流体通路16と略直交するようバルブハウジ
ング11に回動自在に収納され、該回動によって流体通路
16を開閉することができるようになっている。
ルブハウジングであり、バルブハウジング11は互いにね
じ結合した一対のハウジング部材12、13からなる。バル
ブハウジング11は流体管P1に接続可能な上流側の開口部
14および流体管P2に接続可能な下流側の開口部15を有し
ており、両開口部14、15には、例えば雌ねじが形成され
ている。また、バルブハウジング11には両開口部14、15
に連通する流体通路16が形成されており、流体通路16の
中央部は拡径した弁室17となっている。弁室17には球状
の弁体18および互いに対向する一対の弁座19が収納され
ており、弁体18は弁座19の凹状球面座19aに着座し、弁
座19により挾持されている。弁体18は耐蝕性の金属等か
らなり、所定の面粗度に表面仕上加工がなされている。
弁座19は自己潤滑性の高い樹脂等からなり、弁体18を所
定の接触圧で挾持しながら回動自在に支持している。一
方、弁体18および弁座19は流体通路16と略同径の弁孔18
a、19bを有しており、弁体18が後述する弁体駆動部材に
より駆動されて流体通路16と直交するY−Y線回りに回
動するとき、弁孔18a、19bの軸交叉角に応じた開口が形
成されて弁開閉するようにしている。すなわち、弁体18
は回動軸線が流体通路16と略直交するようバルブハウジ
ング11に回動自在に収納され、該回動によって流体通路
16を開閉することができるようになっている。
21は筒状の操作部材であり、操作部材21は流体通路16
と略同軸にバルブハウジング11の外周部に回動自在に取
り付けられている。操作部材21は互いに固着あるいは回
転方向一体に係合した外筒22および内筒23から構成され
ており、外筒22の外周にはあや目ローレット等が刻設さ
れている。内筒23には軸方向に延在する案内溝23aが形
成されており、内筒23の案内溝23aには弁体駆動部材24
に植設された係合ピン24aが係合している。すなわち、
内筒23の案内溝23aは係合ピン24aを案内する直線ガイド
部を構成している。弁体駆動部材24は操作部材21に係合
する係合部である係合ピン24aおよび弁体18の回動軸線
上でバルブハウジング21に回動自在に支持された支持部
24bを有しており、弁体駆動部材24の支持部24bには弁体
18側に突出した凸部24cが設けられている。弁体駆動部
材24の凸部24cは、例えば矩形断面を有し、弁体18に形
成された凹部18bに嵌入されることにより弁体18と一体
的に回動するようになっている。そして、操作部材21が
手動によりX−X線回りに回動操作されたとき、操作部
材21の操作量に応じて弁体駆動部材24の係合ピン24aが
内筒23の案内溝23aと摺接することにより弁体駆動部材2
4が回動し、弁体18をY−Y線回りに回動させるように
なっている。また、弁体駆動部材24は操作部材21の回動
操作によって所定の角度範囲(第2図の角度θ)で回動
し、弁体18が全開となる弁開位置および前閉となる弁閉
位置において係合ピン24aが内筒23の円曲壁面23b(直線
ガイド部のガイド端)に当接するようになっており、こ
の状態で弁体駆動部材24が操作部材21の回動を規制する
ストッパーとして機能するようになっている。すなわ
ち、弁体駆動部材24は弁開位置から弁閉位置までの所定
の角度範囲で回動しながら支持部24bを介して弁体18を
開閉駆動するとともに、弁体18および操作部材21の回動
範囲をそれぞれ規定するようになっている。
と略同軸にバルブハウジング11の外周部に回動自在に取
り付けられている。操作部材21は互いに固着あるいは回
転方向一体に係合した外筒22および内筒23から構成され
ており、外筒22の外周にはあや目ローレット等が刻設さ
れている。内筒23には軸方向に延在する案内溝23aが形
成されており、内筒23の案内溝23aには弁体駆動部材24
に植設された係合ピン24aが係合している。すなわち、
内筒23の案内溝23aは係合ピン24aを案内する直線ガイド
部を構成している。弁体駆動部材24は操作部材21に係合
する係合部である係合ピン24aおよび弁体18の回動軸線
上でバルブハウジング21に回動自在に支持された支持部
24bを有しており、弁体駆動部材24の支持部24bには弁体
18側に突出した凸部24cが設けられている。弁体駆動部
材24の凸部24cは、例えば矩形断面を有し、弁体18に形
成された凹部18bに嵌入されることにより弁体18と一体
的に回動するようになっている。そして、操作部材21が
手動によりX−X線回りに回動操作されたとき、操作部
材21の操作量に応じて弁体駆動部材24の係合ピン24aが
内筒23の案内溝23aと摺接することにより弁体駆動部材2
4が回動し、弁体18をY−Y線回りに回動させるように
なっている。また、弁体駆動部材24は操作部材21の回動
操作によって所定の角度範囲(第2図の角度θ)で回動
し、弁体18が全開となる弁開位置および前閉となる弁閉
位置において係合ピン24aが内筒23の円曲壁面23b(直線
ガイド部のガイド端)に当接するようになっており、こ
の状態で弁体駆動部材24が操作部材21の回動を規制する
ストッパーとして機能するようになっている。すなわ
ち、弁体駆動部材24は弁開位置から弁閉位置までの所定
の角度範囲で回動しながら支持部24bを介して弁体18を
開閉駆動するとともに、弁体18および操作部材21の回動
範囲をそれぞれ規定するようになっている。
なお、25は案内リングであり、案内リング25は弁体駆
動部材24の両側でバルブハウジング11と操作部材21の間
に介装され、操作部材21を案内するようになっている。
また、26はシールリングであり、シールリング26はバル
ブハウジング11と弁体駆動部材24の支持部24bとの間に
介装され、弁室17内の液密を維持している。
動部材24の両側でバルブハウジング11と操作部材21の間
に介装され、操作部材21を案内するようになっている。
また、26はシールリングであり、シールリング26はバル
ブハウジング11と弁体駆動部材24の支持部24bとの間に
介装され、弁室17内の液密を維持している。
次に、作用を説明する。
まず、操作部材21の外筒22を直接把持して流体通路16
の軸線回りに回動させると、操作部材21の内筒23が回動
して案内溝23aおよび弁体駆動部材24の係合ピン24aが摺
接し、弁体駆動部材24が流体通路16と直交する回動軸線
回りに回動する。このとき、弁体駆動部材24の支持部24
bを介して弁体18が駆動され、弁体18が弁孔18aの軸線を
弁座19の弁孔19aと交叉させるようあるいは弁孔18a、19
aの軸交叉角を小さくするよう回動する。したがって、
係合ピン(係合部)24aおよび支持部24bを両端部とする
簡単な構成の弁体駆動部材24により弁体18が容易に弁開
側あるいは弁閉側に駆動される。
の軸線回りに回動させると、操作部材21の内筒23が回動
して案内溝23aおよび弁体駆動部材24の係合ピン24aが摺
接し、弁体駆動部材24が流体通路16と直交する回動軸線
回りに回動する。このとき、弁体駆動部材24の支持部24
bを介して弁体18が駆動され、弁体18が弁孔18aの軸線を
弁座19の弁孔19aと交叉させるようあるいは弁孔18a、19
aの軸交叉角を小さくするよう回動する。したがって、
係合ピン(係合部)24aおよび支持部24bを両端部とする
簡単な構成の弁体駆動部材24により弁体18が容易に弁開
側あるいは弁閉側に駆動される。
次いで、操作部材21の回動操作により弁体駆動部材24
が弁開位置あるいは弁閉位置まで回動すると、係合ピン
24aが内筒23の円曲壁面23bに当接して操作部材21の回動
が規制され、弁体18が全開あるいは全閉状態で停止す
る。したがって、操作部材21を単純に回動させるだけで
容易に弁開閉が促され、しかも、弁開位置および弁閉位
置が内筒23と弁体駆動部材24の係合状態のみで決定され
るので、位置決定のための手段を別設する必要がない。
が弁開位置あるいは弁閉位置まで回動すると、係合ピン
24aが内筒23の円曲壁面23bに当接して操作部材21の回動
が規制され、弁体18が全開あるいは全閉状態で停止す
る。したがって、操作部材21を単純に回動させるだけで
容易に弁開閉が促され、しかも、弁開位置および弁閉位
置が内筒23と弁体駆動部材24の係合状態のみで決定され
るので、位置決定のための手段を別設する必要がない。
このように、本実施例においては、簡単な構成の弁体
駆動部材24を用いて弁体18を容易に開閉駆動するので、
弁体駆動用の機構が簡素化され、部品コストが低減され
る。また、弁開位置あるいは弁閉位置が弁体駆動部材24
によって容易に決定されるので、流体の遮断を主用途と
する場合等に位置決定のための手段を別設する必要がな
く、極めて経済的で流体遮断用として好適な弁構造であ
るということができる。
駆動部材24を用いて弁体18を容易に開閉駆動するので、
弁体駆動用の機構が簡素化され、部品コストが低減され
る。また、弁開位置あるいは弁閉位置が弁体駆動部材24
によって容易に決定されるので、流体の遮断を主用途と
する場合等に位置決定のための手段を別設する必要がな
く、極めて経済的で流体遮断用として好適な弁構造であ
るということができる。
なお、本実施例においては、ボール弁を用いている
が、本発明はこれに限らず、バタフライ弁等の他の弁に
適用することができる。また、弁体駆動部材は図示形状
に限らず、リンク状のものであっても良く、弁体駆動部
材と操作部材の係合方法は操作部材の内方に突出する突
起等を弁体駆動部材の凹状(穴、スリット等を含む)の
係合部あるいは側面に係合させても良い。
が、本発明はこれに限らず、バタフライ弁等の他の弁に
適用することができる。また、弁体駆動部材は図示形状
に限らず、リンク状のものであっても良く、弁体駆動部
材と操作部材の係合方法は操作部材の内方に突出する突
起等を弁体駆動部材の凹状(穴、スリット等を含む)の
係合部あるいは側面に係合させても良い。
(発明の効果) 本発明によれば、弁体駆動部材の係合部に加わる操作
部材からの操作力により弁体駆動部材を弁開位置から弁
閉位置までの所定角度範囲で回動させ、弁体駆動部材の
回動により支持部を介して弁体を開閉駆動しているの
で、支持部および係合部を両端部とする簡単な構成の弁
体駆動部材によって弁体を容易に開閉駆動することがで
き、流体の遮断を主用途とする場合等に好適な弁構造を
低コストで提供することができる。
部材からの操作力により弁体駆動部材を弁開位置から弁
閉位置までの所定角度範囲で回動させ、弁体駆動部材の
回動により支持部を介して弁体を開閉駆動しているの
で、支持部および係合部を両端部とする簡単な構成の弁
体駆動部材によって弁体を容易に開閉駆動することがで
き、流体の遮断を主用途とする場合等に好適な弁構造を
低コストで提供することができる。
第1、2図は本発明に係る弁構造の一実施例を示す図で
あり、第1図はその正面断面図、第2図は第1図のII−
II′線矢視図、第3、4図は従来の弁構造を示す図であ
り、第3図はその正面断面図、第4図は第3図のIV−I
V′線矢視図である。 11……バルブハウジング、 14……上流側の開口部、 15……下流側の開口部、 16……流体通路、 18……弁体、 21……操作部材、 23……内筒、 23a……案内溝(直線ガイド部)、 23b……円曲壁面(直線ガイド部のガイド端)、 24……弁体駆動部材、 24a……係合ピン(係合部)、 24b……支持部、 P1,P2……流体管。
あり、第1図はその正面断面図、第2図は第1図のII−
II′線矢視図、第3、4図は従来の弁構造を示す図であ
り、第3図はその正面断面図、第4図は第3図のIV−I
V′線矢視図である。 11……バルブハウジング、 14……上流側の開口部、 15……下流側の開口部、 16……流体通路、 18……弁体、 21……操作部材、 23……内筒、 23a……案内溝(直線ガイド部)、 23b……円曲壁面(直線ガイド部のガイド端)、 24……弁体駆動部材、 24a……係合ピン(係合部)、 24b……支持部、 P1,P2……流体管。
Claims (1)
- 【請求項1】流体管に接続可能な上流側の開口部および
下流側の開口部を有し、両開口部に連通する流体通路が
形成されたバルブハウジングと、 回動軸線が流体通路と略直交するようバルブハウジング
に回動自在に収納され、回動によって流体通路を流体通
路を開閉することができる弁体と、 流体通路と略平行な直線ガイド部を有し、回動軸線が流
体通路の中心軸線と略同一となるようバルブハウジング
に回動自在に取り付けられた筒状の操作部材と、 弁体と一体に回動するよう弁体に連結され弁体の回動軸
線上でバルブハウジングに回動自在に支持された支持部
および操作部材の直線ガイド部に係合する係合部を有
し、操作部材が回動するとき係合部により支持部を回動
させて弁体を開閉駆動する弁体駆動部材とを、備え、 操作部材の回動により弁体駆動部材が弁開位置および弁
閉位置のうち何れかの位置に回動したとき操作部材の直
線ガイド部のガイド端と弁体駆動部材の係合部とを係合
させ、操作部材の回動範囲を規定するようにしたことを
特徴とする弁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62303853A JP2543918B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 弁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62303853A JP2543918B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 弁構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01145473A JPH01145473A (ja) | 1989-06-07 |
JP2543918B2 true JP2543918B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=17926084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62303853A Expired - Lifetime JP2543918B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 弁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543918B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4856501B2 (ja) * | 2006-08-31 | 2012-01-18 | 大阪瓦斯株式会社 | ガスコック |
KR101565831B1 (ko) * | 2014-05-10 | 2015-11-05 | 김봉관 | 소방호스용 연결구 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP62303853A patent/JP2543918B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01145473A (ja) | 1989-06-07 |
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