JPS5825186Y2 - 主副弁バルブにおける操作構造 - Google Patents

主副弁バルブにおける操作構造

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JPS5825186Y2
JPS5825186Y2 JP8985579U JP8985579U JPS5825186Y2 JP S5825186 Y2 JPS5825186 Y2 JP S5825186Y2 JP 8985579 U JP8985579 U JP 8985579U JP 8985579 U JP8985579 U JP 8985579U JP S5825186 Y2 JPS5825186 Y2 JP S5825186Y2
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孝和 大島
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、大容量の流体を給送する大径管の管路に配設
されるバタフライ弁の開閉操作を、格別の労力を要さず
にスムースに行なうために開発された副弁内蔵型のバタ
フライ弁に関する。
従来の副弁内蔵型のバタフライ弁は、例えばその代表的
なものとして、実公昭48−25237 号公報に示
されるものがある。
この従来例を第7図に基いて説明すると、大弁体01と
小弁体02を備えており、ハンドル03を正方向に回転
すると該ハンドル軸04と小弁軸05上端の各ギヤ06
゜07及び副軸08上の各ギヤ89,010を介して小
弁軸05は軽く回動させられるので、これに連なる小弁
軸05下端に支持された小弁体02は小止水弁座りに対
して回動し、開弁する。
また、大ハンドルを正方向に回転すると、大弁体01は
犬止水弁座Hに対して回動し開弁する。
この従来技術にあっては、大小例れの弁体もその弁開閉
位置に関係なくそれぞれ独立して操作でき確実に作動す
るのであるが、大容量の流れを制御する開閉弁にあって
は、小弁体02を半開状態に使用する場合においては、
小弁体02を開弁状態もしくはその構造によっては開弁
状態に戻そうとする水力が加わる。
従って、小弁体02は回転し、弁軸05、ギヤ07.0
10、副軸08、ギヤ09,06が回転し、ハンドル0
3に連結されたハンドル軸04を回転させるので、小指
針Yや指している小目盛Mの位置がずれる欠点があった
それ故、小弁体02を半開状態に使用する際にも、いち
いち、目盛Mと小指針Y′のずれを確認し、正確に調整
し直す煩雑さを解消することが望まれていた。
そこで、本考案は上記問題点を解決すべく、小弁軸とハ
ンドルとを遊星歯車機構を用いて、小弁軸の回転力を容
易にハンドルを廻す力としては伝えず、ハンドルの回転
力のみスムースに副弁軸に伝えるようにし、これによっ
て小弁体が流体力によって回転される怖れをなくして、
小弁体を途中の半開状態に規制するストッパーによって
規制できるようにして、目盛、小指針を不要にすること
を本考案の技術的課題とする。
本考案は上記技術的課題を解決すべく次の構成を採る。
すなわち、バタフライ形主弁Aの中心部に副弁Bを配設
した副弁内蔵型バルブにおいて、主弁操作用主弁軸a内
に副弁操作用副弁軸すを回動自由に嵌挿し、弁胴14上
の固定ケース内ではウオームホイール6およびウオーム
ギヤ7を介し主弁軸aを操作できるように装設し、固定
ケース10上の回動ケース11を主弁軸aの上端に固設
し、回動ケース11内においてはハンドル軸9に固定シ
たアーム23には、上下−組の遊星歯車25.25’の
支軸を支承し、回動ケース11の頂部内側において副弁
軸すと同軸心状に形成した固定ギヤ22には上部遊星歯
車25を噛合させると共に副弁軸す上端に固定したギヤ
部材28に下部遊星歯車25を噛合させ、前記ギヤ部材
28に一体に設けられたボス27がケース11に進退自
在に設けられたストッパー13 、13’に当接して回
動軌制を受けるように装設した。
これにより、副弁Bが流体によって受ける副弁軸すの回
転力は、上記遊星歯車機構の大きな減速比によりハンド
ル軸9を廻すには至らず、遊星歯車機構によってロック
されたような状態となり、副弁Bが回転力によって回転
される怖れはなくなり、副弁Bを途中の半開状態に軌制
する進退自在のストッパーにより最高の半開状態位置を
決めることができるので、従来のように目盛と小指針を
設けて、弁の開度のくるいをいちいち調整する煩雑さは
なくなる。
本考案は、次の特有の効果を有する。
(1)、上述のように副弁Bが流体力によって回転され
ようとしても遊星歯車機構によってロックされたような
状態となり、誤動作することがない。
(2)、目盛と小指針によって、いちいち弁の開度のく
るいを調整することはない。
(3)、副弁軸すに固定のギヤ部材のポス27をストッ
パーで回動軌制するので、副弁Bの回転角度を正確に設
定することができる。
次に図面を参照して、好ましい実施例について詳細に説
明する。
第1図はバルブ装置の断面図を示し、水路の途中に装設
する弁胴14内には一定厚みを有するバタフライ形主弁
Aを軸装するが、弁胴14上部の軸支部15に回動自由
に嵌挿した主弁軸aの下部を主弁Aの中心上部に嵌合し
てピン16により固定し、主弁Aの中心下部に嵌合して
ピン16により固定した支軸17の下部を弁胴14下部
の軸支部15′に回動自由に嵌合し、主弁Aが弁胴14
内で主弁軸aと支軸17により軸支されて回動できるよ
うに取付は構成する。
前記主弁Aの中心部には比較的大きい側面円状の孔部1
を形成し、該孔部1に一方側から嵌合するケース形の副
弁取付体2の外端周縁には孔部1の端面段部に合致でき
るフランジ2aを形成するとともに該フランジ2aをビ
スにより固定できるように装設し、孔部1の他方側に合
致して副弁取付体2の端面に衝合できる円盤形副弁取付
体3の周縁部を孔部1の他方端面段部に係合してビス1
8により固定できるように装設し、両側弁取付体2,3
の中心部には円状の孔2b、3aをそれぞれ形成して構
成する。
また、主弁Aの中心内方で両側弁取付体2,3の内方に
支持座i s 、 19’を介装してボール形副弁Bを
回動自由に嵌合し、該副弁Bには前記孔2b 、3aに
合致できる通水孔4を形成し、副弁取付体2の中心下部
に上下調節自在に挿着した支持ポルト20の上部に対し
副弁Bの中心下部を回動自由に嵌挿し、前記主弁軸aお
よび主弁Aの内部に回動自由に嵌挿した副弁軸すの下方
側先端部5を副弁Bの中心上部に嵌合して副弁軸すおよ
び支持ボルト20を軸に副弁軸すにより副弁Bを回動で
きるように装設するが、その先端部5を4角軸にして変
更可能に副弁Bに嵌合して構成する。
前記弁胴14の軸支部15上方には固定ケース10を固
設し、前記主弁軸aの上部を上面まで延長するように固
定ケース10内に装入し、固定ケース10内における主
弁軸aの上部にはセグメントギヤであるウオームホイー
ル6を嵌合固定し、該ウオームホイール6に噛合させた
ウオームギヤ7の軸7aを固定ケース10に架設すると
ともに、側方の固定ケース10外に延出した軸7aの端
部にループ形の操作ハンドル8を装設して構成する。
固定ケース10の上面上方に少しく突出した前記主弁軸
aの上端面には回動ケース11の下面一部を接合してポ
ルト21,21により締付は固定し、主弁軸aと一体に
なって回動する回動ケース11と前記固定ケース10と
の間に主弁開度計12を装設するが、該主弁開度計12
は、回動ケース11の下面の一端側に指針12aを固設
するとともに固定ケース10の上面に目盛板12bを固
設して構成する、 前記主弁軸aの上端面より上方に副弁軸すの上部を延出
し、該副弁軸すと同心にして上方の回動ケース11上部
側に架設するハンドル9a付きのハンドル軸9と副弁軸
す上部との間には回動ケース11内で遊星歯車機構Cを
介装するが、該機構Cは、回動ケース11の上方内部に
固定ギヤ22を一体に形成し、該固定ギヤ22の中心内
方に軸架する前記ハンドル軸9にはアーム23の基部を
嵌合してキー24により固定し、アーム23の先端に遊
嵌した両遊星ギヤ25,25’の一方を固定ギヤ22に
噛合させ、前記副弁軸すの上部に嵌合してキー26によ
り固定したポス27の上部には前記ハンドル軸9の下部
を遊嵌し、ポス2Tの上部に一体形成したギヤ部材28
に前記遊星ギヤ25′を噛合して構成するが両遊星ギヤ
25 、25’の歯数が1ないし2枚異なるように形成
する。
また、前記ポス27の周面には第6図に示すように直角
方向となる一面27aと他面27bを形成し、回動ケー
ス11に平行に螺着したボルト製画ストッパー13,1
3’の先端が一面27aと他面27bにそれぞれ衝合し
て回動軌制できるように装設するとともに、ロックボル
ト29 、29’によってロックできる両ストッパー1
3.13を進退させて一面27aと他面27bとの衝合
調整ができるように装設するが、前記キー26の溝を9
0度ずらして取付けうるように構成する。
したがって、主弁Aの中心孔部1には両側から側副弁取
付体2,3を合着して副弁Bを回転自在に取付けること
ができる。
しかして、操作ハンドル8を回動操作すると、ウオーム
ギヤIとウオームホイール6の噛合により主弁軸aが回
動し、主弁軸aと支軸17に軸支される主弁Aを回動さ
せて開閉操作を行なうことができ、主弁軸aと一体にな
って回動する回動ケース11と固定ケース10の間で主
弁開度計12により主弁Aの開度を知ることができる。
その場合に、回動ケース11が回動しても、遊星歯車機
構Cの介装により副弁軸すおよびノ・ンドル軸9は回動
しない状態となる。
また、ハンドル9aを回動操作すると、ハンドル軸9の
回動とともに遊星歯車機構Cにより副弁軸すが回動して
、該副弁軸すと支持ボルト20により軸支される副弁B
が孔部1の内方で副弁軸すにより回動され、通水孔4が
孔2b 、3aに対し向きを変えられて副弁Bによる開
閉操作が行われることになる。
その場合に、ストッパー13がポス27の一面27aに
、ストッパー13′が他面27bに衝合して副弁軸b1
すなわち副弁Bの回動は90度範囲に軌制されるが、ス
トッパー13゜13′を進退調整することにより副弁B
の回動度を調節できる。
また、遊星歯車機構Cの介装によりハンドル9aを回動
しても主弁軸aおよび回動ケース11は回動しない状態
となる。
このように本考案は、バタフライ形主弁Aの中心部に副
弁Bを独立して開閉できるよう装設して構成する主副弁
バルブにおいて、主弁操作用主弁軸a内に副弁操作用副
弁軸すを回動自由に嵌挿し、弁胴14上の固定ケース1
0内ではウオームホイール6およびウオームギヤ7を介
し主弁軸aを操作できるように装設し、固定ケース10
上の回動ケース11を主弁軸aの上端に固設し、回動ケ
ース11内においてはハンドル軸9により回動する両遊
星ギヤ25 、25’を、回動ケース11に一体の固定
ギヤ22と、副弁軸す上端に固定のギヤ28とに噛合し
、そのギヤ部材28の一部が回動ケース11に固定のス
トッパー13,13’に当接して回動軌制を受けるよう
装設し構成したから、主弁Aは固定ケース10内から、
副弁Bは固定ケース10上の回動ケース11内からそれ
ぞれ減速して独自に良好に開閉操作ができ、両弁の操作
系をそれぞれ別個のケース内に装設して組立てやす<全
体にコンパクト構造にすることができ、回動ケース11
には副弁軸す操作用の遊星ギヤ25に噛合する固定ギヤ
22を一体に形成したので主弁Aが操作されてもハンド
ル軸9は異なった位置にくることがなく副弁Bの操作が
便利となり、また副弁Bの操作に際してはギヤ部材28
の一部がストッパー13,13’に衝合して必要以上の
操作をすることなく有効なる開閉操作ができ、簡単な構
造にして好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はバルブ装置の断
面図、第2図はその一部の斜視図、第3図は第1図の一
部でボールバルブ部の側断面図、第4図は第1図の上方
部分の拡大図、第5図は第1図の一部拡大図、第6図は
第5図のI−I線における断面図を示し、第7図は従来
技術のバルブの断面図である。 A・・・主弁、B・・・副弁、a・・・主弁軸、b・・
・副弁軸、14・・・弁胴、10・・・固定ケース、6
・・・ウオームホイール、7・・・ウオームギヤ、11
・・・回動ケース、9・・・ハンドル軸、25.25’
・・・遊星ギヤ、22・・・固定ギヤ、28・・・ギヤ
部材、13,13’・・・ストッパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バタフライ形主弁Aの中心部に副弁Bを配設した副弁内
    蔵型バルブにおいて、主弁操作用主弁軸a内に副弁操作
    用副弁軸すを回動自由に嵌挿し、弁胴14上の固定ケー
    ス10内ではウオーウホイール6及びウオームギヤ7を
    介し主弁軸aを操作できるように装設し、固定ケース1
    0上の回動ケース11を主弁軸aの上端に固定し、回動
    ケース11内においてハンドル軸9に固定したアーム2
    3には、上下−組の遊星歯車25.25’の支軸を支承
    し、回動ケース11の頂部内側において副弁軸すと同軸
    心状に形成した固定ギヤ22には、上部遊星歯車25を
    噛合させると共に、副弁軸す上端に固定したギヤ部材2
    8に下部遊星歯車25′を噛合させ、前記ギヤ部材28
    に一体に設けられたボス27がケース11に進退自在に
    設けられたストッパー13,13’に当接して回動軌制
    を受けるように装設したことを特徴とする操作構造。
JP8985579U 1979-06-29 1979-06-29 主副弁バルブにおける操作構造 Expired JPS5825186Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS567170U JPS567170U (ja) 1981-01-22
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ID=29322982

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JPH06105646A (ja) * 1992-06-15 1994-04-19 Higashimoto Kikai:Kk 食品混練装置

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