JPS5835911Y2 - 主副弁バルブにおける操作構造 - Google Patents

主副弁バルブにおける操作構造

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JPS5835911Y2
JPS5835911Y2 JP1979088207U JP8820779U JPS5835911Y2 JP S5835911 Y2 JPS5835911 Y2 JP S5835911Y2 JP 1979088207 U JP1979088207 U JP 1979088207U JP 8820779 U JP8820779 U JP 8820779U JP S5835911 Y2 JPS5835911 Y2 JP S5835911Y2
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JP
Japan
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main
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孝和 大島
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Description

【考案の詳細な説明】 従来の制水弁体の殆んどが極めて大形であるのに対し本
考案のものはバタフライ形式として極めて小形となしそ
の主弁体の中央部分には副弁穴を設けてこれに主弁と関
係なく任意に開閉し得る様な副弁体を取り付け、且つ主
弁の弁軸に取付けた該副弁歯車箱をもって主弁の開度計
を兼ねしめることを目的とした主副弁合体の制水弁に関
する考案である。
ここでこのような制水弁の従来技術を第7図によって説
明すると、ハンドル9a’を正方向に回動すると該−・
ンドル軸9′と小弁軸b′上端の各ギヤーe′ 、h′
及び副軸i′上の各ギヤーf′ 。
g′を介して小弁軸b′は軽く回動されるので、これに
連なる小弁体B′は小止水弁座19″に対して回動し開
弁する。
今度は犬・・ンドルを正方向に操作すると大ウオームギ
ヤ7′を正回転せしめるので、大ウオームギヤー7′と
噛合している大ウオームギヤー6′は回動せられ、従っ
て該キャーとキイ16′に固着された大弁軸a′も回動
せしめられるので、大弁体A′は大止水弁座に対して回
動し、開弁する。
ところが、この種の制水弁にあっては、小弁体B′の開
閉時において、小弁体B′を一定の開度でまたは完全な
閉弁状態に机側スヘキ際、−・ンドル9a′をストッパ
ーS′で軌制しており小弁軸b′に伝わる回転角と−・
ンドル9a′の回転角度が正確に対応せず、小弁体B′
の開度机側は正確でない。
したがって小弁軸b′を直接ストッパーで軌制すればよ
り正確な小弁体B′の開度机側が可能であることが判明
した。
ところが、従来技術の制水弁にあっては、回動ケース1
1′の一定方向のみからしかストッパーを挿入すること
ができず、調整の際、もしくは使用上の困難がある。
すなわちギヤーの副軸i′の方向からはストッパーを挿
入することができない。
そこで、本考案の技術的課題は、ギヤーの副軸i′を省
き、回動ケース11′のどの方向からでもストッパーを
挿入し、開度机側を行ない、ストッパーによる開度机側
の調節を容易にし、使用上便利な制水弁を得ることであ
る。
そこで本考案の構成を説明すると、主弁操作用主弁軸a
内に副弁操作用副弁軸すを回動自由に嵌挿し、主弁操作
用主弁軸aと一体の回動ケース11の上方内部に固定ギ
ヤ22を一体に形成し、固定ギヤ22の中心内方に軸架
するー・ンドル軸9にはアーム230基部を固定し、ア
ーム23に遊嵌した両遊星ギヤ25,25’の一方を固
定ギヤ22に、他方を副弁軸す上部のギヤ28に噛合し
遊星歯車機構により、回動ケースのギヤ副軸を省略でき
、一方、上部のギヤ28に連なるボス27に回動机側面
27a 、27bを設け、回動ケースの下方の肉厚部に
回動軌制用ストッパー13,13’を設けることにより
、いずれの方向からでも回動軌制用のストッパーで容易
に副弁Bを回動机側できる。
従って、本考案は、次の効果を有する。
(1)副弁Bの回動中、遊星ギヤ25,25は副弁軸す
の筐わりを遊星運動し、遊星ギヤ25,25’と回動ケ
ース11の底板との間に空間が出来るので、回動軌制用
ストッパー13,13’を挿入するねじ孔部分のケース
肉厚部を厚く出来、強度が向上する。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図はバルブ装置の断面図を示し、水路の途中に装設
する弁胴14内には一定厚みを有するバタフライ形主弁
Aを軸装するが、弁胴14上部の軸支部15に回動自由
に嵌挿した主弁軸aの下部を主弁Aの中心上部に嵌合し
てピン16により固定し、主弁Aの中心下部に嵌合して
ピン16により固定した支軸17の下部を弁胴14下部
の軸支部15′に回動自由に嵌合し、主弁Aが弁胴14
内で主弁軸aと支軸17により軸支されて回動できるよ
うに取付は構成する。
前記主弁Aの中心部には比較的大きい側面円状の孔部1
を形成し、該孔部1に一方側から嵌合するケース形の副
弁取付体2の外端周縁には孔部1の端面段部に合致でき
るフランジ2aを形成するとともに該フランジ2aをビ
スにより固定できるように装設し、孔部1の他方側に合
致して副弁取付体2の端面に衝合できる円盤形副弁取付
体30周縁部を孔部1の他方端面段部に係合してビス1
8により固定できるように装設し、両側弁取付体2゜3
の中心部には円状の孔2b、3aをそれぞれ形成して構
成する。
また、主弁Aの中心内方で両側弁取付体2,3の内方に
支持座19.19’を介装してボール形副弁Bを回動自
由に嵌合し、該副弁Bには前記孔2b’、3aを合致で
きる通水孔4を形成し、副弁取付体2の中心下部に上下
調節自在に挿着した支持ボルト20の上部に対し副弁B
の中心下部を回動自由に嵌挿し、前記主弁軸aおよび主
弁Aの内部に回動自由に嵌挿した副弁軸すの下方側先端
部5を副弁Bの中心上部に嵌合して副弁軸すおよび支持
ボルト20を軸に副弁軸すにより副弁Bを回動できるよ
うに装設するが、その先端部5を4角軸にして変更可能
に副弁Bに嵌合して構成する。
前記弁胴14の軸支部15上方には固定ケース10を固
設し、前記主弁軸aの上部を上面1で延長するように固
定ケース10内に装入し、固定ケース10内におげろ主
弁軸aの上部にはセグメントギヤであるウオームホイー
ル6を嵌合固定し、該ウオームホイール6に噛合させた
ウオームギヤ7の軸7aを固定ケース10に架設すると
ともに側方の固定ケース10外に延出した軸7aの端部
にループ形の操作−・ンドル8を装設して構成する。
固定ケース10の上面上方に少しく突出した前記主弁軸
aの上端面には回動ケース11の下面一部を接合してボ
ルト21,21により締付は固定し、主弁軸aと一体に
なって回動する回動ケース11と前記固定ケース10と
の間に主弁開度計12を装設するが、該主弁開度計12
は、回動ケース11の下面の一端側に指針12aを固設
するとともに固定ケース10の上面に目盛板12bを固
設して構成する。
前記主弁軸aの上端面より上方に副弁軸すの上部を延出
し、該副弁軸すと同心にして上方の回動ケース11上部
側に架設する・・ンドル9a付きの・・ンドル軸9と副
弁軸す上部との間には回動ケース11内で遊星歯車機構
Cを介装するが、該機構Cは、回動ケース11の上方内
部に固定ギヤ22を一体に形成し、該固定ギヤ22の中
心内方に軸架する前記−・ンドル軸9にはアーム230
基部を嵌合してキー24により固定し、アーム23の先
端に遊嵌した両遊星ギヤ25,25’の一方を固定ギヤ
22に噛合させ、前記副弁軸すの上部に嵌合してキー2
6により固定したボス27の上部には前記・・ンドル軸
9の下部を遊嵌し、ボス27の上部に一体形成したギヤ
28に前記遊星ギヤ25′を噛合して構成するが、両遊
星ギヤ25,25’の歯数が1ないし2枚異なるように
形成する。
また、前記ボス270周面には第6図に示すように直角
方向となる一面27aと他面27bを形成し、回動ケー
ス11に平行に螺着したボルト装面ストッパー13,1
3’の先端が一面27aと他面27bにそれぞれ衝合し
て回動机側できるように装設するとともに、ロックボル
ト2s、29’によってロックできる両ストッパー13
,13’を進退させて一面27aと他面27bとの衝合
調整ができるように装設するが、前記キー26の溝を9
0度ずらして取付けうるように構成する。
したがって、主弁Aの中心孔部1には両側から両側弁取
付体2,3を合着して副弁Bを回転自在に取付けること
ができる。
しかして、操作−・ンドル8を回動操作すると、ウオー
ムギヤTとウオームホイール6の噛合により主弁軸aが
回動し1.主弁軸aと支軸17に軸支される主弁Aを回
動させて開閉操作を行なうことができ、主弁軸aと一体
になって回動する回動ケース11と固定ケース10の間
で主弁開度計12により主弁Aの開度を知ることができ
る。
その場合に、回動ケース11が回動しても、遊星歯車機
構Cの介装により副弁軸すおよび−・ンドル軸9は回動
しない状態となる。
捷た、・・ンドル9aを回動操作すると、・・ンドル軸
9aの回動とともに遊星歯車機構Cにより副弁軸すが回
動して、該副弁軸すと支持ボルト20により軸支される
副弁Bが孔部1の内方で副弁軸すにより回動され、通水
孔4が孔2b 、3aに対し向きを変えられて副弁Bに
よる開閉操作が行われることになる。
その場合に、ストッパー13がボス27の一面27aに
、ストッパー13′が他面21bに衝合して副弁軸b1
すなわち副弁Bの回動は90度範囲に机側されるが、ス
トッパー13゜13′を進退調整することにより副弁B
の回動度を調節できる。
また、遊星歯車機構Cの介装により、・・ンドル9aを
回動しても主弁軸aおよび回動ケース11は回動しない
状態となる。
このように本考案は、バタフライ形主弁Aの中心部に副
弁Bを独立して開閉できるよう装設して構成する主副弁
バルブにおいて、主弁操作用主弁軸a内に副弁操作用副
弁軸すを回動自由に嵌挿し、固定ケース10内でウオー
ムホイール6およびウオームギヤ7を介へ主弁軸aを回
動操作できるように装設し、主弁軸aと一体の回動ケー
ス11と前記固定ケース100間に主弁開度計12を装
設し、回動ケース11に回動自在のノ・ンドル軸9と副
弁軸す上部との間に回動ケース11内の遊星歯車機構C
を介装するとともに回動ケース11内には副弁軸すの回
動軌制用ストッパー13,13’を介装して構成したか
ら、在来の斯種大形制水弁の殆んどが1個の弁体で大量
の水と小量の水を制御しなげればならなかづたのでどう
しても大形化することは避けられなかったが、本考案で
主弁体中央の副弁孔に流量損失の最も少ないホール弁の
副弁を設は且つこの副弁操作軸は主弁操作軸中央を貫通
し更に該主弁と副弁操作軸とを中央部分に介装する回動
ケース11内には副弁軸すの回動軌制用の特定構造のス
トッパーを設けたことにより。
主弁Aと泌弁Bとを有効に減速して相互に関連しないよ
うそれぞれ独自に確実良好に開閉操作することができ、
両弁の操作系をそれぞれ別個のケース内に装設して組立
ても容易でコンパクト構造にすることができ、両ケース
でもって主弁の開度計を構成することができて各回転部
材等を要せず簡単に構成でき、ストッパー13,13’
を衝合させて回動机側を行なうので副弁軸すの操作も正
確に無理せず行なうことができ、全体に簡単な構造にし
て小形に構成でき好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はバルブ装置の断
面図、第2図はその一部の斜視図、第3図は第1図の一
部でポールバルブ部の側断面図、第4図は第1図の上方
部分の拡大図、第5図は第1図の一部の拡大図、第6図
は第5図のI−I線における断面図を示し、第7図は従
来技術の制水弁の断面図を示す。 A・・・・・・主弁、B・・・・・・副弁、a・・・・
・・主弁軸、b・・・・・・副弁軸、6・・・・・・ウ
オームホイール、7・・・・・・ウオームギヤ、9・・
・・・・−・ンドル軸、10・・・・・・固定ケース、
11・・・・・・回動ケース、12・・・・・・主弁開
度計、13.13’・・・・・・ストッパー、C・・・
・・・遊星歯車機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バタフライ形主弁Aの中心部に副弁Bを独立して開閉で
    きるよう装設して構成する主副弁バルブにおいて、主弁
    操作用主弁軸a内に副弁操作用副弁軸すを回動自由に嵌
    挿し、主弁操作用主弁軸aと一体の回動ケース11の上
    方内部に固定ギヤ22を一体に形成し、固定キイ22の
    中心内方に軸架する・・ンドル軸9にはアーム230基
    部を固定し、アーム23に遊嵌した両遊星ギヤ25,2
    5’の一方を固定ギヤ22に、他方を副弁軸す上部のギ
    ヤ28に噛合せ、上部のギヤ28に連なるボス27に回
    動机側面27a 、27bを設げ、回動ケース11の下
    方肉厚部に回動軌制用ストッパー13゜13′を介装し
    て構成したことを特徴とする操作構造。
JP1979088207U 1979-06-26 1979-06-26 主副弁バルブにおける操作構造 Expired JPS5835911Y2 (ja)

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JPS565881U JPS565881U (ja) 1981-01-19
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4825237U (ja) * 1971-07-31 1973-03-26

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JPS5154260Y2 (ja) * 1972-03-06 1976-12-25

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JPS4825237U (ja) * 1971-07-31 1973-03-26

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