JPH043165Y2 - - Google Patents

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JPH043165Y2
JPH043165Y2 JP11723086U JP11723086U JPH043165Y2 JP H043165 Y2 JPH043165 Y2 JP H043165Y2 JP 11723086 U JP11723086 U JP 11723086U JP 11723086 U JP11723086 U JP 11723086U JP H043165 Y2 JPH043165 Y2 JP H043165Y2
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JP
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valve body
receiving hole
hot water
mixing faucet
water mixing
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JP11723086U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は給水量の調節と温水、冷水の混合割合
調整による温度調節とを一つのレバーで行うこと
ができるようにした湯水混合水栓に関するもので
ある。詳しくは、この湯水混合水栓内部に設けら
れているスピンドルと摺動側弁体との連結部のガ
タを長期間に亙つて確実に防止し得るよう構成さ
れた湯水混合水栓に関するものである。
[従来の技術] 一つの操作レバーで水量と温度の調節機能をも
たせた混合水栓は、レバーを垂直面に沿つて回動
させることにより水量調節をなし、また水平面に
沿つて回動させることにより温水と冷水との混合
割合を加減して温度調節をなす構造のものが一般
的である。
この種の湯水混合水栓の構造を第5図に示す。
第5図において、水栓レバー10はその基端にボ
ス部12を有し、これをハウジング14の上部に
装着されているスピンドル16の上端に連結して
いる。スピンドル16は垂直面内で揺動し得るよ
うに水平ピン18を介して回転躯体20に取り付
けられており、該スピンドル16の下端には球状
の連結突起22が突設され、この連結突起22が
セラミツク製の弁体24の受入穴26に嵌め合わ
されている。そして、レバー10の上下操作に伴
うスピンドルの揺動によつて、弁体24が後述す
るセラミツク製弁体30上の前後方向に直線移動
(摺動)され、給水量の調節が行われる。
また、スピンドル16の支軸たる水平ピン18
が取り付けられている回転躯体20は、ハウジン
グ14の上面部分において水平面内を回転し得る
ように保持されており、レバー10の水平回転に
よつてスピンドル16を回転させ、その回転力を
躯体20に伝え、弁体24を左右に回転させて温
水流量と冷水流量を調節して湯温調整を行うよう
にしている。
なお、弁体24はその下面側に凹部28が形成
されており、セラミツク製の弁体30上を摺動可
能とされている。該弁体30はハウジング14内
に固定されており、その厚み方向に混合水流出用
開口32、冷水受入開口(図示せず)及び温水受
入開口(図示せず)が嵌設され、弁体24を前後
進及び左右回転させることによりこれら開口と凹
部28との重なり合う開口面積を変化させ、上記
の流量調整及び湯温調整を行うことができるよう
になつている。
なお、前記ハウジング14は有蓋無底の筒状で
あり、長ねじ34によつてケース36に固着され
ている。また、ハウジング14の底部には底蓋3
8が嵌着され、この底蓋38には前記開口32等
と一致する位置に開口40等が設けられている。
この開口40等はケース36に設けられている支
持部の開口42等を介して水栓内部の混合水流
路、冷水流路、温水流路等と連通されている。
一方、弁体24の上面には、ハウジング14の
天蓋部下面側との摺動を円滑にするための滑り板
44が装着されている。従来、この滑り板44は
合成樹脂製であり、前記連結突起の受入穴26に
入り込む短い筒状部44aが一体的に形成されて
いる。この筒状部44aは、連結突起22外周面
と受入穴26内壁面とのクリアランスを埋め、レ
バー10作動時の操作力に遊びを与えることなく
弁体24に伝達し、該弁体24を滑らかに移動さ
せるために設けられているものである。
なお、前記スピンドル16の先端には樹脂製ブ
ツシユ46が被せられ、このブツシユ46の外周
からレバー10のボス部12が嵌着され、レバー
10の操作力によるスピンドル16への衝撃緩和
を図つている。また、レバー10の操作力を確実
にスピンドル16に伝達させるためにボス部12
の側面から固定ねじ48を螺着して締め付けるよ
うにしている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来の湯水混合水栓においては、連結突起
22と受入穴26との間に介在される筒状部材4
4aが合成樹脂製であるために、長期間使用して
いると摩耗し、該連結突起22と受入穴26との
間にクリアランスが生じ、レバー10を操作した
ときにガタつきが生じる恐れがあつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、湯水混合水栓の摺動弁に、該摺動弁
上面に凹設されている連結突起受入穴と弦方向に
交叉する溝を突設し、この溝に板ばねを装着し
て、該受入穴に嵌め込まれた連結突起を該板ばね
によつて弾性的に受入穴内壁面に密着させて保持
するように構成したものである。
[作用] 本考案の湯水混合水栓においては、連結突起の
外周面が受入穴内壁面に直に接触し、かつ板ばね
によつて押圧保持されているから、従来の如き合
成樹脂製の筒状部材が介在しておらず、該筒状部
材の摩耗によるガタつきの発生が確実に防止され
る。
[実施例] 以下図面を参照して本考案について説明する。
第1図は本考案の実施例に係る湯水混合水栓の
構成を示す断面図、第2図は弁体24の平面図、
第3図は第2図−線に沿う断面図、第4図は
連結突起22との係合状態にあるときの弁体24
の平断面図である。
なお、本実施例においては弁体24付近の構成
が第5図に示す従来例と異なるのみで他の箇所の
構成は同一であるので、同一部分に同一符号を付
してその説明を省略する。
本実施例で用いられている弁体24は、受入穴
26の弦方向に交叉する溝50がその上面に穿設
されており、この溝50に板ばね52が装着さ
れ、これによつて受入穴26に嵌め込まれた連結
突起22を受入穴26の内壁面に押圧して密着保
持している。なお、溝50には凹部54が併設さ
れており、板ばね52の変形代を形成してある。
かかる構成の湯水混合水栓においては、板ばね
52の付勢により連結突起22が受入穴26の内
壁面に密着しており、従来用いられていた合成樹
脂製の筒状部44aが不要である。そのため、該
筒状部44aの摩耗によるガタの発生が防止され
る。
また、合成樹脂製筒状部44aを省略した分だ
け連結突起22に大径化でき、その付け根部分
(頸部)をも大径化でき、該連結突起22とスピ
ンドル16との連結強度を向上させることができ
る。
なお、上記実施例においては滑り板44が設け
られているが、本考案においては必ずしもこの滑
り板はなくともよい。また、本考案では溝50の
延在方向は図示のものに限られず、要するに連結
突起22を弾性的に受入穴26に保持することが
できるように設けられていれば足りる。
本考案で用いる板ばねとしては、ステンレス製
ばね鋼など耐食性、耐久性の高いものが好適であ
る。
[考案の効果] 以上の通り、本考案の湯水混合水栓において
は、スピンドル下面の連結突起部と、摺動側弁体
の受入穴との間に合成樹脂製の筒状部が介在され
ておらず、該筒状部の摩耗によるガタつきが解消
される。本考案によれば、極めて長期間に亙つて
ハンドルのガタ付きのない操作が行え、極めて使
用感に優れる。また、本考案によれば、上記連結
突起部の付け根部分を太くし、その強度を向上さ
せることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る湯水混合水栓の
縦断面図、第2図は弁体24の平面図、第3図は
第2図−線に沿う断面図、第4図は連結突起
22との係合状態にあるときの弁体24の平断面
図、第5図は従来例を説明する断面図である。 10……レバー、16……スピンドル、20…
…回転躯体、22……連結突起、24,30……
弁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 湯水混合水栓の弁体操作用スピンドルの下面か
    ら突設された球状の連結突起が、摺動側の弁体上
    面に凹設された円形の受入穴に嵌入しており、前
    記スピンドルの上端には操作レバーが連結されて
    いる湯水混合水栓において、該摺動側の弁体に、
    前記受入穴と弦方向に交叉する溝を設け、該溝に
    板ばねを装着して前記球状の連結突起を弾性的に
    該受入穴内壁面に密着せしめたことを特徴とする
    湯水混合水栓。
JP11723086U 1986-07-30 1986-07-30 Expired JPH043165Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11723086U JPH043165Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

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JP11723086U JPH043165Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

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Publication Number Publication Date
JPS6324465U JPS6324465U (ja) 1988-02-18
JPH043165Y2 true JPH043165Y2 (ja) 1992-01-31

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ID=31002550

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JP11723086U Expired JPH043165Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

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JP (1) JPH043165Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0814334B2 (ja) * 1988-09-27 1996-02-14 アメリカン スタンダード インコーポレーテッド 衛生水道開閉及び混合弁

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Publication number Publication date
JPS6324465U (ja) 1988-02-18

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