JPH0536693B2 - - Google Patents

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JPH0536693B2
JPH0536693B2 JP31998387A JP31998387A JPH0536693B2 JP H0536693 B2 JPH0536693 B2 JP H0536693B2 JP 31998387 A JP31998387 A JP 31998387A JP 31998387 A JP31998387 A JP 31998387A JP H0536693 B2 JPH0536693 B2 JP H0536693B2
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JP
Japan
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operating
case body
damper
annular
operating body
Prior art date
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JP31998387A
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JPH01163551A (ja
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Yukio Takayama
Juko Yuge
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Nihon Plast Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のベンチレータ等において、
空気流量を調節するためのダンパー開閉装置に関
するものである。
(従来の技術) たとえば、自動車のベンチレータにおいて、空
気流量を調節するダンパー開閉装置としては、実
開昭55−166347号公報に示されたものや、実開昭
60−135218号公報に示されたものがある。
これらは、空気通路を構成するケース体の内部
に空気流量調節用のダンパーを開閉自在に設け、
ケース体の外側部にボス部を突設し、このボス部
にダンパーを開閉する操作レバーや操作ダイヤル
等の操作体をビスで直接的にあるいはブツシユを
介して間接的に取付けた構造のため、操作体を回
動する際のトルクが安定せず、ビスの締付け具合
によつて操作トルクがばらつくという問題があつ
た。
この問題を解消するための構造として、後者の
実開昭60−135218号公報には、ブツシユ及び操作
体の一方に凹凸部を設けるとともに、他方に球体
等の係合部を設けたものが示されているが、この
構造の場合でも、操作体は、その中央部がブツシ
ユによつて支持されているとともに、その偏心位
置の1か所がブツシユと係合しているだけなの
で、操作体を操作する際に、操作体に正しい操作
方向以外の力が加わると、操作体が操作方向と直
角の方向にふらつき易く、このようになると、操
作トルクが変化してしまうことになる。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように、従来のダンパー開閉装置で
は、操作レバーや操作ダイヤル等の操作体の操作
トルクが安定しないという問題があり、操作体の
ふらつきも含めて、操作フイーリングの向上を阻
む大きな原因となつていた。
本発明は、このような点に鑑み成されたもの
で、操作レバーや操作ダイヤル等の操作体の操作
トルクを安定させるとともに、操作体のふらつき
を無くし、操作フイーリングを向上しようとする
ものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、空気通路を構成するケース体1の内
部に空気流量調節用のダンパーを開閉自在に設
け、ケース体1の外側にボス部21を突設し、こ
のボス部21に上記ダンパーを開閉する操作体7
を合成樹脂製の円盤体8を介して回動自在に取付
けたダンパー開閉装置であつて、上記円盤体8
は、上記操作体7の中心孔23に回動自在に嵌合
するとともに上記ケース体1のボス部21に固定
されるブツシユ部25の外方に、操作体7の外側
面部に当接して操作体7をケース体1に押圧する
環状の押圧縁部26を弾性連結部27を介して設
けて成り、上記ケース体1には、上記ボス部21
の外方に上記操作体7の内側面部に直接またはス
ペーサ28を介して当接する全体として環状を成
すリブ22が突設されているものである。
(作用) 本発明のダンパー開閉装置は、円盤体8のブツ
シユ部25で操作体7の中央部をケース体1に支
持する他、円盤体8の環状の押圧縁部26とケー
ス体1の環状のリブ22とで操作体7の中央部か
ら離れた同心環状位置を弾性的に挟持するもので
ある。
(実施例) 本発明のダンパー開閉装置の一実施例を図面を
参照して説明する。
第1図において、1は自動車のベンチレータに
用いる合成樹脂製のケース体で、このケース体1
は、前後を開口して空気通路を構成し、その前面
の開口部が空気吹出し口2となつており、その内
部には空気流量調節用の図示しない合成樹脂製の
板状のダンパーが軸支され、この図示しないダン
パーがケース体1の内部を塞ぐ全閉状態からケー
ス体1の上下の壁と平行の全開状態の間で回動す
るようになつており、この図示しないダンパーと
一体の合成樹脂製のレバー3がケース体1の左側
の側壁4の外側に配設されている。
そして、このケース体1の空気吹出し口2の内
側には風向を上下に変える合成樹脂製のルーバー
5が上下方向回動自在に軸支されているととも
に、このルーバー5の後側には風向を左右に変え
る図示しない別のルーバーが左右方向回動自在に
軸支されており、この図示しないルーバーを操作
する合成樹脂製のつまみ6が上記ルーバー5の前
部に突設されている。なお、ルーバー5は、前部
に露出しているので、その操作は直接行なう。
また、ケース体1の左側の側壁4の外側に合成
樹脂製の操作体としての操作ダイヤル7がポリア
セタール等の合成樹脂製の円盤体8及びビス9を
介して回動自在に取付けられ、この操作ダイヤル
7の後部から一体に突設されたレバー部10が上
記図示しないダンパーと一体のレバー3と連結さ
れ、操作ダイヤル7を回動すると、レバー3を介
して図示しないダンパーが回動し、ケース体1内
の空気流量の調節つまみ空気吹出し口2から吹出
す空気の量を調節することができる。なお、ケー
ス体1の空気吹出し口2の外側にはフランジ部1
1が設けられ、このフランジ部11の左側部に側
壁4と平行な長孔12が形成され、この長孔12
から操作ダイヤル7の前縁部が突出しており、ケ
ース体1の前面から操作ダイヤル7を回動操作す
ることができる。
そうして、上記ケース体1と操作ダイヤル7と
円盤体8の関係について、第2図及び第3図に示
すように、ケース体1の側壁4には、円盤体8に
対する筒状のボス部21が突設されているととも
に、このボス部21の外方に位置して操作ダイヤ
ル7の内側面部に対する環状のリブ22が突設さ
れ、操作ダイヤル7には、中心孔23が形成され
ているとともに、その外側面部には円盤体8に対
する環状の溝24が形成され、円盤体8は、ケー
ス体1の側壁4のボス部21及び操作ダイヤル7
の中心孔23に対する有底筒状のブツシユ部25
の外方に操作ダイヤル7の環状の溝24に対する
環状の押圧縁部26を3つの彎曲状の弾性連結部
27を介して連結したもので、操作ダイヤル7の
中心孔23に嵌合した円盤体8のブツシユ部25
を、合成樹脂製環状のスペーサ28を嵌合してお
いた側壁4のボス部21に被嵌し、ビス9で円盤
体8のブツシユ部25を側壁4のボス部21に取
付けてあり、ボス部21の外形とブツシユ部25
の内形が互いに嵌合する異形形状となつており、
回り止め固定されている。
そして、この状態で、円盤体8の環状の押圧縁
部26が、操作ダイヤル7の外側面部の環状の溝
24に係合するとともに、弾性連結部27の弾性
により、操作ダイヤル7をケース体1に押圧し、
操作ダイヤル7の内側面部が環状のスペーサ28
を介してケース体1の側壁4の環状のリブ22に
圧接する。
したがつて、円盤体8のブツシユ部25で操作
ダイヤル7の中央部をケース体1に回動自在に支
持する他、円盤体8の環状の押圧縁部26とケー
ス体1の環状のリブ22とで操作ダイヤル7の中
央部から離れた同心環状位置を弾性的に挟持する
ことになり、これによつて、操作ダイヤル7を回
動操作する際に、ケース体1の環状のリブ22の
他に円盤体8のブツシユ部25に摺動抵抗が発生
するため、操作ダイヤル7を回動する際のトルク
が安定し、そして、操作ダイヤル7を操作する際
に、操作ダイヤル7に正しい操作方向以外の力が
加わつた場合でも、操作ダイヤル7が操作方向と
直角の方向にふらつくことがなく、操作トルクが
変化する心配がない。
また、ビス9の締付け具合に多少の違いがある
場合にも、この違いは円盤体8の弾性連結部27
の弾性に吸収されるので、操作トルクがばらつか
ず、そして、ケース体1のボス部21やリブ22
の先端及びスペーサ28等に摩耗が発生しても、
これも円盤体8の弾性連結部27の弾性に吸収さ
れるので、操作トルクが変化することなく、しか
も、円盤体8にはスプリングワツシヤと同じ作用
もあるので、ビス9の緩みも防止することができ
る。
また、この実施例では、円盤体8の環状の押圧
縁部26が操作ダイヤル7の外側面部の環状の溝
24に係合するので、円盤体8のブツシユ部25
の外周と操作ダイヤル7の中心孔23の内周に間
にクリアランスを取つたり摩耗が発生したりして
も、操作ダイヤル7がその径方向にがたつく心配
もない。
なお、この実施例では、スペーサ28を使用し
たが、この実施例のようにケース体1のリブ22
を完全に連続した環状にした場合には、必ずしも
必要ではなく、とくにスペーサ28を用いた方が
良い場合としては、ケース体1の環状のリブ22
が完全に連続しないで複数の部分に分割されてい
る場合である。
また、この実施例は、操作体が操作ダイヤル7
の例であるが、操作体が操作レバーであつてもよ
く、同様に、図示しないダンパーの回動を、レバ
ー3とレバー部10の連結によるリンク機構で行
なうようにしたが、これに限らず、ギヤ機構で行
なうようにしてもよい。
〔発明効果〕
上述したように、本発明によれば、円盤体のブ
ツシユ部で操作体の中央部をケース体のボス部に
回動自在に支持する他、円盤体の環状の押圧縁部
とケース体の環状のリブとで操作体の中央部から
離れた同心環状位置を弾性的に挟持するので、操
作体を回動操作する際のトルクが安定し、しか
も、操作体を操作する際に、操作体に正しい操作
方向以外の力が加わつた場合でも、操作体が操作
方向と直角の方向にふらつくことがなく、操作ト
ルクが変化する心配がないため、操作フイーリン
グが向上し、また、ケース体のボス部に対する円
盤体の取付け具合に多少の違いがある場合にも、
この違いは円盤体の弾性連結部の弾性に吸収され
るので、操作トルクがばらつがず、そして、ケー
ス体のボス部やリブの先端等に摩耗が発生して
も、これも円盤体の弾性連結部の弾性に吸収され
るので、操作トルクが変化することがなく、良好
な操作フイーリングを長期に渡つて維持すること
ができる。
また、実施に際して、円盤体の環状の押圧縁部
を操作体の外側面部の環状の溝に係合すると、円
盤体のブツシユ部の外周と操作体の中心孔の内周
の間にクリアランスを取つたり摩耗が発生したり
しても、操作体がその径方向にがたつく心配もな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のダンパー開閉装置の一実施例
を示す斜視図、第2図はその要部の横断面図、第
3図はその要部の分解斜視図である。 1……ケース体、7……操作体としての操作ダ
イヤル、8……円盤体、21……ボス部、22…
…リブ、23……中心孔、24……溝、25……
ブツシユ部、26……押圧縁部、27……弾性連
結部、28……スペーサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 空気通路を構成するケース体の内部に空気流
    量調節用のダンパーを開閉自在に設け、ケース体
    の外側にボス部を突設し、このボス部に上記ダン
    パーを開閉する操作体を合成樹脂製の円盤体を介
    して回動自在に取付けたダンパー開閉装置であつ
    て、 上記円盤体は、上記操作体の中心孔に回動自在
    に嵌合するとともに上記ケース体のボス部に固定
    されるブツシユ部の外方に、操作体の外側面部に
    当接して操作体をケース体に押圧する環状の押圧
    縁部を弾性連結部を介して設けて成り、 上記ケース体には、上記ボス部の外方に上記操
    作体の内側面部に直接またはスペーサを介して当
    接する全体として環状を成すリブが突設されてい
    ることを特徴とするダンパー開閉装置。 2 上記円盤体の環状の押圧縁部は、上記操作体
    の外側面部の環状の溝に係合することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のダンパー開閉装
    置。
JP31998387A 1987-12-17 1987-12-17 ダンパー開閉装置 Granted JPH01163551A (ja)

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JP31998387A JPH01163551A (ja) 1987-12-17 1987-12-17 ダンパー開閉装置

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JP31998387A JPH01163551A (ja) 1987-12-17 1987-12-17 ダンパー開閉装置

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JPH01163551A JPH01163551A (ja) 1989-06-27
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JP2009143346A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Nippon Plast Co Ltd 風向調整装置

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JP2009143346A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Nippon Plast Co Ltd 風向調整装置

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