JPS6316232Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6316232Y2 JPS6316232Y2 JP4555482U JP4555482U JPS6316232Y2 JP S6316232 Y2 JPS6316232 Y2 JP S6316232Y2 JP 4555482 U JP4555482 U JP 4555482U JP 4555482 U JP4555482 U JP 4555482U JP S6316232 Y2 JPS6316232 Y2 JP S6316232Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing case
- headphone
- spline shaft
- washer
- headband
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Headphones And Earphones (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ヘツドホンユニツトが連結アーム
を介してヘツドバンド端部に揺動自在に軸支され
たいわゆるスイングアジヤスト機構を有するヘツ
ドホンに関する。
を介してヘツドバンド端部に揺動自在に軸支され
たいわゆるスイングアジヤスト機構を有するヘツ
ドホンに関する。
この種のヘツドホンでは、ヘツドホンユニツト
より延出されたアームをヘツドバンド端部に取付
けられたハンガーに対して回動自在に軸着し、そ
の回動部のすり合わせによる摩擦力によつてヘツ
ドホンユニツトを耳位置に適合する取付角度に保
持するようにしている。しかしながら、回動部の
すり合わせによる摩擦力を大きくするとスムーズ
な回動がなされなくなり、上記摩擦力を小さくす
るとヘツドホンユニツトの保持力が充分でなくな
るので、その調整が極めて難しく、また、使用期
間中に、すり合わせ部の摩耗やネジのゆるみが起
こり、再調整をしなければならなくなる不都合が
あつた。
より延出されたアームをヘツドバンド端部に取付
けられたハンガーに対して回動自在に軸着し、そ
の回動部のすり合わせによる摩擦力によつてヘツ
ドホンユニツトを耳位置に適合する取付角度に保
持するようにしている。しかしながら、回動部の
すり合わせによる摩擦力を大きくするとスムーズ
な回動がなされなくなり、上記摩擦力を小さくす
るとヘツドホンユニツトの保持力が充分でなくな
るので、その調整が極めて難しく、また、使用期
間中に、すり合わせ部の摩耗やネジのゆるみが起
こり、再調整をしなければならなくなる不都合が
あつた。
そこで、この考案の目的は、耳位置に対するヘ
ツドホンユニツトの取付角度の調整をスムーズ
に、かつ、小刻みに行なうことができ、しかも、
ヘツドホンユニツトをその調整位置にしつかりと
保持し得るようにしたヘツドホンを提供すること
にある。
ツドホンユニツトの取付角度の調整をスムーズ
に、かつ、小刻みに行なうことができ、しかも、
ヘツドホンユニツトをその調整位置にしつかりと
保持し得るようにしたヘツドホンを提供すること
にある。
以下、この考案の実施例を添付した図面を参照
して説明する。なお、この実施例の図面では、便
宜上、1対のヘツドホンユニツトの一方のみが示
されているが、他方も同様に構成されている。
して説明する。なお、この実施例の図面では、便
宜上、1対のヘツドホンユニツトの一方のみが示
されているが、他方も同様に構成されている。
第1図に示すように、この考案によるヘツドホ
ン1は、イヤパツド2が被せられたヘツドホンユ
ニツト3を有し、このユニツト3にはその半径方
向に延びる連結アーム4が一体的に設けられてい
る。一方、ヘツドバンド5の下端にはほぼL字状
をなすハンガー6が取付けられており、そのL字
状に突出している端部には筒状の内部空間を有す
る第1の軸受ケース7が形成されている。また、
アーム4の端部には、スプライン軸9等を介して
上記第1の軸受ケース7に回動自在に組付けられ
る第2の軸受ケース8が形成されている。第2図
を併わせて参照すると、スプライン軸9の軸部に
は、等角度をもつて軸方向に形成された複数、こ
の実施例では3つのキー溝10と、雄ネジ11が
螺合するようにその軸端部に切削された雌ネジ1
2とが設けられている。また、第1の軸受ケース
7には、スプライン軸9が挿通される透孔14が
穿設されており、その開口縁内側には、放射状に
配列された複数の凹凸からなるローレツト歯15
が形成されている。さらに、第2の軸受ケース8
への嵌着部には環状のリブ16が立設されてい
る。第1の軸受ケース7内においてスプライン軸
9には、各キー溝10に嵌合するように形成され
た3つの内歯17を有するワツシヤ18が、その
内歯17を介して相対的に回転し得ない状態で、
軸方向にスライド可能に装着される。ワツシヤ1
8の第1の軸受ケース7と対向する面には、ロー
レツト歯15と噛合するローレツト歯19が形成
されている。また、ワツシヤ18と第2の軸受ケ
ース8との間には、ワツシヤ18を第1の軸受ケ
ース7に向けて付勢するためのスプリング20が
挿入されている。一方、第2の軸受ケース8の底
壁には、スプライン軸9の各キー溝10と嵌合す
る3つのボス21が突設されており、その中心に
は雄ネジ11が挿通される透孔22が穿設されて
いる。また、第2の軸受ケース8の開口部には、
第1の軸受ケース7のリブ16に対して摺動自在
に嵌合する凹状段部23が形成されている。そし
て、雄ネジ11は、スプライン軸9の雌ネジ12
に螺着され、これによつて第1の軸受ケース7と
第2の軸受ケース8とは回動自在に組付けられて
いる。
ン1は、イヤパツド2が被せられたヘツドホンユ
ニツト3を有し、このユニツト3にはその半径方
向に延びる連結アーム4が一体的に設けられてい
る。一方、ヘツドバンド5の下端にはほぼL字状
をなすハンガー6が取付けられており、そのL字
状に突出している端部には筒状の内部空間を有す
る第1の軸受ケース7が形成されている。また、
アーム4の端部には、スプライン軸9等を介して
上記第1の軸受ケース7に回動自在に組付けられ
る第2の軸受ケース8が形成されている。第2図
を併わせて参照すると、スプライン軸9の軸部に
は、等角度をもつて軸方向に形成された複数、こ
の実施例では3つのキー溝10と、雄ネジ11が
螺合するようにその軸端部に切削された雌ネジ1
2とが設けられている。また、第1の軸受ケース
7には、スプライン軸9が挿通される透孔14が
穿設されており、その開口縁内側には、放射状に
配列された複数の凹凸からなるローレツト歯15
が形成されている。さらに、第2の軸受ケース8
への嵌着部には環状のリブ16が立設されてい
る。第1の軸受ケース7内においてスプライン軸
9には、各キー溝10に嵌合するように形成され
た3つの内歯17を有するワツシヤ18が、その
内歯17を介して相対的に回転し得ない状態で、
軸方向にスライド可能に装着される。ワツシヤ1
8の第1の軸受ケース7と対向する面には、ロー
レツト歯15と噛合するローレツト歯19が形成
されている。また、ワツシヤ18と第2の軸受ケ
ース8との間には、ワツシヤ18を第1の軸受ケ
ース7に向けて付勢するためのスプリング20が
挿入されている。一方、第2の軸受ケース8の底
壁には、スプライン軸9の各キー溝10と嵌合す
る3つのボス21が突設されており、その中心に
は雄ネジ11が挿通される透孔22が穿設されて
いる。また、第2の軸受ケース8の開口部には、
第1の軸受ケース7のリブ16に対して摺動自在
に嵌合する凹状段部23が形成されている。そし
て、雄ネジ11は、スプライン軸9の雌ネジ12
に螺着され、これによつて第1の軸受ケース7と
第2の軸受ケース8とは回動自在に組付けられて
いる。
上記した構成において、第2の軸受ケース8の
ボス21がスプライン軸9のキー溝10と嵌合
し、かつ、ワツシヤ18の内歯17がスプライン
軸9のキー溝10と嵌合しているので、第2の軸
受ケース8とワツシヤ18とは、スプライン軸9
を介して一体的に回動する。その場合、ワツシヤ
18のローレツト歯19がスプリング20によつ
て第1の軸受ケース7のローレツト歯15に圧接
されているので、第1の軸受ケース7と第2の軸
受ケース8との回動はクリツク感をもつて小刻に
なされ、かつ、ローレツト歯19とローレツト歯
15との噛合によつて、ヘツドホンユニツト3は
その調整位置にしつかりと保持されている。
ボス21がスプライン軸9のキー溝10と嵌合
し、かつ、ワツシヤ18の内歯17がスプライン
軸9のキー溝10と嵌合しているので、第2の軸
受ケース8とワツシヤ18とは、スプライン軸9
を介して一体的に回動する。その場合、ワツシヤ
18のローレツト歯19がスプリング20によつ
て第1の軸受ケース7のローレツト歯15に圧接
されているので、第1の軸受ケース7と第2の軸
受ケース8との回動はクリツク感をもつて小刻に
なされ、かつ、ローレツト歯19とローレツト歯
15との噛合によつて、ヘツドホンユニツト3は
その調整位置にしつかりと保持されている。
第3図には他の実施例が示されており、これに
よれば第2の軸受ケース8の底壁より、スプライ
ン軸9′が一体的に突出形成されている。そして、
スプリング20を介してワツシヤ18がスプライ
ン軸9′に装着され、ネジ11は第1の軸受ケー
ス7の透孔24を通してスプライン軸9′の雌ネ
ジ12に螺着されるようになつている。なお、こ
の実施例においては、スプライン軸9′が第2の
軸受ケース8と一体的に形成されるので、上記の
キー溝10と協働するボス21は省略されてい
る。
よれば第2の軸受ケース8の底壁より、スプライ
ン軸9′が一体的に突出形成されている。そして、
スプリング20を介してワツシヤ18がスプライ
ン軸9′に装着され、ネジ11は第1の軸受ケー
ス7の透孔24を通してスプライン軸9′の雌ネ
ジ12に螺着されるようになつている。なお、こ
の実施例においては、スプライン軸9′が第2の
軸受ケース8と一体的に形成されるので、上記の
キー溝10と協働するボス21は省略されてい
る。
なお、前記した各実施例においては、いずれも
スプライン軸9,9′が第2の軸受ケース8と連
動するように構成されているが、スプライン軸
9,9′を第1の軸受ケース7と連動するように
してもよい。
スプライン軸9,9′が第2の軸受ケース8と連
動するように構成されているが、スプライン軸
9,9′を第1の軸受ケース7と連動するように
してもよい。
以上説明したように、この考案によれば、ヘツ
ドホンユニツトより延出されたアームと、ヘツド
バンド端部に取付けられたハンガーとの回動部
に、適度の摩擦力をもつて噛合する凹凸歯を含む
ローレツト歯を設けたので、ヘツドホンユニツト
の耳位置に対する取付け角度の調節を軽快なクリ
ツク感を伴つて小刻に行なうことができ、かつ、
ヘツドホンユニツトをその調節した位置にしつか
りと保持することができる。
ドホンユニツトより延出されたアームと、ヘツド
バンド端部に取付けられたハンガーとの回動部
に、適度の摩擦力をもつて噛合する凹凸歯を含む
ローレツト歯を設けたので、ヘツドホンユニツト
の耳位置に対する取付け角度の調節を軽快なクリ
ツク感を伴つて小刻に行なうことができ、かつ、
ヘツドホンユニツトをその調節した位置にしつか
りと保持することができる。
第1図はこの考案によるヘツドホンの斜視図、
第2図は同ヘツドホンの要部分解斜視図、第3図
は他の実施例を示す要部分解斜視図である。 図中、1はヘツドホン、3はヘツドホンユニツ
ト、4はアーム、5はヘツドバンド、6はハンガ
ー、7は第1の軸受ケース、8は第2の軸受ケー
ス、9,9′はスプライン軸、10はキー溝、1
1はネジ、12は雌ネジ、14は透孔、15はロ
ーレツト歯、16はリブ、17は内歯、18はワ
ツシヤ、19はローレツト歯、20はスプリン
グ、21はボス、22は透孔、23は段部、24
は透孔である。
第2図は同ヘツドホンの要部分解斜視図、第3図
は他の実施例を示す要部分解斜視図である。 図中、1はヘツドホン、3はヘツドホンユニツ
ト、4はアーム、5はヘツドバンド、6はハンガ
ー、7は第1の軸受ケース、8は第2の軸受ケー
ス、9,9′はスプライン軸、10はキー溝、1
1はネジ、12は雌ネジ、14は透孔、15はロ
ーレツト歯、16はリブ、17は内歯、18はワ
ツシヤ、19はローレツト歯、20はスプリン
グ、21はボス、22は透孔、23は段部、24
は透孔である。
Claims (1)
- ヘツドバンドと、該ヘツドバンドのハンガー部
に設けられた左右1対のヘツドホンユニツトとを
含み、前記ヘツドホンユニツトの各々は、一端が
前記ハンガー部に軸支された連結アームを有し、
該アームを介して前記ヘツドバンドに回動可能に
保持されてなるヘツドホンにおいて、前記ハンガ
ー部に形成された筒状の第1の軸受けケースと、
前記アーム側において前記第1の軸受けケースに
回動自在に組付けられるように形成された筒状の
第2の軸受けケースと、これらの軸受けケースの
内部に設けられ、そのいずれか一方の軸受けケー
スと共に回動するスプライン軸と、該スプライン
軸に相対的に回転し得ない状態で軸方向にスライ
ド可能に装着されたワツシヤと、該ワツシヤを前
記スプライン軸と連動しない他方の軸受けケース
内壁に圧接させる弾性手段とを備え、前記ワツシ
ヤと前記他方の軸受けケース内壁との各々には、
適度の摩擦力をもつて互いに噛合するローレツト
歯が形成されていることを特徴とするヘツドホ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4555482U JPS58147385U (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | ヘツドホン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4555482U JPS58147385U (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | ヘツドホン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58147385U JPS58147385U (ja) | 1983-10-04 |
JPS6316232Y2 true JPS6316232Y2 (ja) | 1988-05-09 |
Family
ID=30056568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4555482U Granted JPS58147385U (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | ヘツドホン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58147385U (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2516939B2 (ja) * | 1986-10-28 | 1996-07-24 | 松下電器産業株式会社 | ヘツドホン |
JP2006086980A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Audio Technica Corp | ヘッドホン装置 |
JP2009000499A (ja) * | 2007-05-22 | 2009-01-08 | Morito Co Ltd | イヤーウォーマーのバンド長さ調節具及びそれを有するイヤーウォーマー |
TW201440538A (zh) * | 2013-04-03 | 2014-10-16 | Cotron Corp | 耳罩式耳機 |
JP6298337B2 (ja) * | 2014-03-28 | 2018-03-20 | Pioneer DJ株式会社 | ヘッドホン装置 |
-
1982
- 1982-03-30 JP JP4555482U patent/JPS58147385U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58147385U (ja) | 1983-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH03117128U (ja) | ||
JPS6316232Y2 (ja) | ||
JP2549871Y2 (ja) | 眼 鏡 | |
JPS61192797U (ja) | ||
JPH08296687A (ja) | 回転ダンパー | |
JPH02136369U (ja) | ||
JP4213992B2 (ja) | 車いす用ハンドブレーキ操作装置 | |
JPH08211957A (ja) | 回転つまみの制動力調整機構 | |
JPS6050041B2 (ja) | プツシユスイツチ付可変抵抗器 | |
JPS6316234Y2 (ja) | ||
JPH0732991Y2 (ja) | 自動2輪車のチェンジクラッチレリーズ装置 | |
JP2520394Y2 (ja) | 化粧用コンパクト容器 | |
JPS6342786Y2 (ja) | ||
JPH03130915U (ja) | ||
JP3217233B2 (ja) | 自動車用前照灯 | |
JPS6338628Y2 (ja) | ||
JPS5819097Y2 (ja) | ノウギヨウサギヨウキニオケル フリカエハンドル | |
JPH0110621Y2 (ja) | ||
JP2592757Y2 (ja) | ヘッドセットのマイクアーム回転機構 | |
JPS6240544Y2 (ja) | ||
JPH0741612Y2 (ja) | ダンパー開閉装置 | |
JPS6113656Y2 (ja) | ||
JPH0536693B2 (ja) | ||
JPH08313851A (ja) | 眼鏡の蝶番機構 | |
JPH0213992Y2 (ja) |