JP3037175U - バルブの開度計 - Google Patents

バルブの開度計

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JP3037175U
JP3037175U JP1996011581U JP1158196U JP3037175U JP 3037175 U JP3037175 U JP 3037175U JP 1996011581 U JP1996011581 U JP 1996011581U JP 1158196 U JP1158196 U JP 1158196U JP 3037175 U JP3037175 U JP 3037175U
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valve
valve rod
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scale
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光彦 掛川
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Shimizu Alloy Manufacturing Co Ltd
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Shimizu Alloy Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視認性が良く、作動が確実な、バルブの開度
計を提供する。 【解決手段】 バルブ本体1の上端部4に、内歯歯面6
を有する目盛盤3を嵌合固定する。弁棒2に、偏心円形
突部12を有するハブ11をネジ14止めで固着する。
内歯歯車6と同径で、歯数の異なった内歯歯面8を有す
る指針盤7を、目盛盤3に回動自在に結合する。偏心円
形突部12に平歯車10を回動自在に嵌合させ、この平
歯車10を偏心最外部で両内歯歯面6、8に噛み合わ
せ、弁棒2の回動に伴って、指針盤7が回動するように
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、水道用の仕切弁などのバルブに付設して、バルブの開閉状態を外 部から知ることができるようにする開度計の改良に関する。
【0002】
【従来の技術、及び考案が解決しようとする課題】
ハルブの開度計は、従来、種々の形式のものが既に提案されている。しかし、 従来の開度計は、いずれも構造が複雑で、作動精度が悪かったり、故障が多かっ たりするなどの問題があって、実用上、充分ではない。特に、開度目盛りの方向 が固定されている為、流れの向きに目盛の向きを合致させて、視認性を高めるこ とができない。
【0003】 本考案はこのような点に鑑み、ハルブの開閉状態を外から正確に視認できる開 度計を提供せんとするものである。また、本考案は、構造が簡単であり、かつ、 開度目盛の向きの調節が可能で、目盛の向きを配管流れの向きに合致させて、開 度の視認性を高めることのできる開度計を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のバルブの開度計の技術的手段は、バルブの本体に嵌着固定され、上面 に内歯歯面を有する目盛盤と、弁棒に固着され、下面に偏心円形突部を有するハ ブと、偏心円形突部に回動自在に嵌合した平歯車と、目盛盤に回動自在に嵌合し 、下面に内歯歯面を有する指針盤とからなり、目盛盤と指針盤との両内歯歯面は 同径ではあるが、歯数が異なっており、平歯車がこの両内歯歯面と偏心最外部で 噛合していて、弁棒が回動操作されると、指針盤が従動回動して、指針盤の指示 針が、目盛盤の目盛表示を指して、バルブの開閉度合いを示すようになっている ことにある。
【0005】 また、バルブ本体の上端部を角形とし、他方、目盛盤の嵌合孔を2面取りした 丸孔形状として、嵌合の向きを変えうるようにすると共に、弁棒とハブとの嵌合 部にはブシュを介装し、ハブとブシュとは固着し、弁棒とブシュとはネジ止めし て、弁棒とハブとの嵌合の向きを自由に調節できるようにしてもよい。更に、バ ルブの開閉操作によって、指針盤が弁棒と同じ方向に270度回動するようにし てもよい。また、目盛盤の目盛表示や、指針盤の指示針を蛍光塗料で表示しても よい。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の開度計の実施の形態を、図面の実施例に基ずいて説明する。図1に示 されるように、1はバルブ本体、2は弁棒である。なお、図では上端部のみが示 されている。実施例のバルブの形式は仕切弁であり、バルブ本体1内に弁体(図 示せず)が収容されていて、弁棒2を回動させると、この弁体が昇降移動して流 路を開閉するようになっている。
【0007】 3は目盛盤で、バルブ本体1の上端に嵌合固定される。即ち、図2に示される ように、バルブ本体1の上端部4の形状は8角形になっており、他方、目盛盤3 の嵌合孔5は、丸孔を2面取りした形状になっている。この為、嵌合状態では、 目盛盤3とバルブ本体1とは回動不能で、両者は一体である。但し、嵌め替える ことによって、嵌合方向を45度単位で変えるのは可能である。
【0008】 目盛盤3の上面には、円形の窪みがあり、この窪みの内周に内歯歯面6が形成 されている。目盛盤3の上面には指針盤7がある。目盛盤3と指針盤7とは小さ な段部で嵌合結合しており、指針盤7は目盛盤3に対して相対回動自在である。 指針盤7の下面には窪みがあり、その内周には内歯歯面8が形成されている。こ の内歯歯面8と、前記内歯歯面6とは同一径ではあるが、その歯数は異なってい る。
【0009】 10は外歯の平歯車であり、図4に詳しく示されているように、その外径は前 記内歯歯面6、8よりも小径で、径の一箇所で内歯歯面6、8と同時に噛み合う 。11はハブで、その下面には偏心円形突部12があり、この偏心円形突部12 に平歯車10が回動自在に嵌合している。13はブシュで、弁棒2に嵌合し、ネ ジ14で弁棒2に固定される。また、このブシュ13とハブ11とは固着されて いる。従って、弁棒2の回動に伴って、平歯車10は遊星運動して従動回動する ようになる。なお、実施例に於ける、両内歯歯面6、8、及び平歯車10の歯数 は、54:56:46である。この結果、弁棒2の回動方向と同じ方向に、指針 盤7が回動するようになり、かつ、バルブの開閉に伴って、指針盤7が270度 、回動するようになる。
【0010】 図5、6に示されるように、目盛盤3の傾斜表面には目盛表示15が付され、 他方、指針盤7には指示針16が付いている。実施例では、目盛表示15や指示 針16には蛍光塗料が用いられていて、暗所や夜間でも、目盛の視認が容易であ る。また、開度の25%、50%、75%の箇所に区切り17を設けたり、更に 、図6のようにその区分内を分割し、開度を読み取り易いように配慮してもよい 。
【0011】 次に、前記開度計の作動について説明する。バルブの開閉の為に、弁棒2が回 動されると、この弁棒2と一体的にハブ11が回動する。ハブ11の下面には偏 心円形突部12があって、これに平歯車10が嵌合している。そして、この平歯 車10は偏心最外部で、固定状態の目盛盤3の内歯歯面6と噛み合っている。従 って、平歯車10は弁棒2の回動に伴って、1種の遊星回動運動をする。また、 この平歯車10には指針盤7の内歯歯面8が噛み合っている。そして、目盛盤3 と指針盤7との両内歯歯面6、8の歯数には差がある為、指針盤7は目盛盤3に 対してゆっくりと相対回動するようになる。また、その回動方向は、指針盤7の 歯数が、目盛盤3の歯数より少ないので、弁棒2の回動方向と一致するようにな る。よって、操作時には、目盛の方向に合わせて、弁棒2を回動させればよいか ら、右回り開きのバルブでも、左回り開きのバルブでも、間違いなく、開閉操作 ができる。
【0012】 更に、実施例では、各歯数が前記のように設定されているので、バルブを全閉 から全開まで移動させるのに要する、弁棒2の回動量によって、指針盤7が27 0度、回動するようになる。この結果、図示のように目盛の全開位置Oを、バル ブの流出側に向ければ、全閉位置Sは流れ方向と直交するようになり、目盛の向 きと流れの向きとが感覚的に一致するようになるので、開閉操作し易くなり、誤 操作を防止できる。また、指示針16が目盛表示15上を滑るように動き、かつ 、蛍光塗料が用いられているので、目盛の読み取りを確実に行える。
【0013】 また、バルブ本体1と、目盛盤3とは、8角形と、2面取りの丸形とで嵌合し ていて、嵌合の向きを45度単位で自由に調節できる他、弁棒2とブシュ13と はネジ14で固定する形式で、自由に固定方向を変えることができるので、バル ブの流れの方向と目盛の向きとを簡単に合致させることができる。
【0014】 なお、本考案は前記の実施例に限定されず、実用新案登録請求の範囲の記載の 範囲内で自由に変形実施可能である。特に、内歯歯面6、8や平歯車10の歯数 、更に、目盛表示15や指示針16の形状などは自由である。
【0015】
【考案の効果】
本考案の開度計は、バルブを開閉操作する弁棒の回動に伴って、指針盤が回動 して、目盛盤の目盛表示を指し示すので、バルブの開閉度合いを外部から容易に 知ることができ、バルブの流量制御の為の開度管理が楽になり、かつ、バルブ開 閉操作時の、全開や全閉位置での締め過ぎによるバルブ破損事故を防止できる。 また、本考案では、ハブ下面の偏心円形突部に嵌合した平歯車の遊星回動運動を 介して、指針盤を回動させる構造であるから、構造が簡単となり、かつ、作動が 確実で、故障のおそれがなく、耐久性にも富む。
【0016】 請求項2のものでは、目盛盤及び指針盤の向きを自由に変えうるので、配管流 れ方向に合わせて、目盛の方向を簡単に調節設定できるので、バルブの開度と目 盛とを感覚的に一致させることが可能で、開閉操作時の誤操作を防止できる。
【0017】 請求項3のものでは、前項に加え、更に、弁棒の回動方向と指針盤の回動方向 とが一致し、かつ、指針盤の回動量が270度であるので、目盛の表示を完全に 流れの向きに対応させることができ、操作性の向上を図ることができる。
【0018】 請求項4のものでは、目盛が蛍光塗料で表示されているので、暗所や夜間でも 正確に目盛を読み取ることができ、実用上、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の開度計の縦断面図。
【図2】A−A断面図。
【図3】B−B断面図。
【図4】分解状態の断面図。
【図5】目盛部分の平面図。
【図6】他の実施例の目盛部分の平面図。
【符号の説明】
1 バルブ本体 2 弁棒 3 目盛盤 4 バルブ本体上端部 5 目盛盤の嵌合孔 6 内歯歯面 7 指針盤 8 内歯歯面 10 平歯車 11 ハブ 12 偏心円形突部 13 ブシュ 14 ネジ 15 目盛表示 16 指示針 17 区切り

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブの本体に嵌着固定され、上面に内
    歯歯面を有する目盛盤と、弁棒に固着され、下面に偏心
    円形突部を有するハブと、偏心円形突部に回動自在に嵌
    合した平歯車と、目盛盤に回動自在に嵌合し、下面に内
    歯歯面を有する指針盤とからなり、目盛盤と指針盤との
    両内歯歯面は同径ではあるが、歯数が異なっており、平
    歯車がこの両内歯歯面と偏心最外部で噛合していて、弁
    棒が回動操作されると、指針盤が従動回動して、指針盤
    の指示針が、目盛盤の目盛表示を指して、バルブの開閉
    度合いを示すようになっているバルブの開度計。
  2. 【請求項2】 バルブ本体1の上端部4が角形で、目盛
    盤3の嵌合孔5は丸孔を2面取りした形状であって、嵌
    合の向きを変えることができるようになっており、他
    方、弁棒2とハブ11との嵌合部にはブシュ13が介装
    され、ハブ11とブシュ13とは固着され、弁棒2とブ
    シュ13とはネジ14止めされていて、弁棒2とハブ1
    1との嵌合の向きを自由に調節できるようになっている
    請求項1記載のバルブの開度計。
  3. 【請求項3】 弁棒2を回動してバルブを開閉操作する
    際に、指針盤7が弁棒2と同じ方向に270度回動する
    ようになっている請求項2記載のバルブの開度計。
  4. 【請求項4】 目盛盤3の目盛表示15、及び、指針盤
    7の指示針16が蛍光塗料で表示されている請求項1記
    載のバルブの開度計。
JP1996011581U 1996-10-24 1996-10-24 バルブの開度計 Expired - Lifetime JP3037175U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015010700A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 株式会社日弁特殊工業 開度表示機能付きバルブ開栓器
CN108799531A (zh) * 2018-07-02 2018-11-13 江苏永胜海洋工程有限公司 一种光圈式调风门

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015010700A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 株式会社日弁特殊工業 開度表示機能付きバルブ開栓器
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