JPH0530110Y2 - - Google Patents

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JPH0530110Y2
JPH0530110Y2 JP1987092250U JP9225087U JPH0530110Y2 JP H0530110 Y2 JPH0530110 Y2 JP H0530110Y2 JP 1987092250 U JP1987092250 U JP 1987092250U JP 9225087 U JP9225087 U JP 9225087U JP H0530110 Y2 JPH0530110 Y2 JP H0530110Y2
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bourdon tube
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はブルドン管を使用して圧力又は温度を
計測するブルドン管式計器に関し(本明細書にお
いて、圧力を計測する圧力計と温度を計測する温
度計とを総称して計器と称する)、更に詳しくは
フオトセンサーを内蔵してオン・オフ信号を発し
制御用或いは警報用に使用できるブルドン管式計
器に関するものである。
〈従来の技術〉 ブルドン管式計器にフオトセンサーを内蔵させ
て制御用或いは警報用に使用できるようにする場
合、任意の設定位置でフオトセンサーがオンまた
はオフするように構成しなければならないが、従
来では第5図及び第6図に示す如く、フオトセン
サー11をオン・オフさせるための遮光板12を
指針用回転軸2に取付けていた。その為に、指針
用回転軸を長くしなければならずその分計器が大
型化すると共に、遮光板は最大半円形状に形成し
なければならず必然的に指針の振り角度(指示目
盛角度)も180°が限度となり(通常この種計器の
指示目盛角度は270°に設定される)、従つて慣習
的に指示目盛が見ずらく、且つ誤動作を起しやす
い欠点があつた。しかも、フオトセンサーを2個
内蔵させて2接点回路構成とする場合には、2個
のフオトセンサーに対応させて2枚の遮光板を必
要とし、一層計器が大型化する不具合があつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされ
たものであり、遮光板は最大90°の扇形に形成す
れば済み計器全体を小型化することが出来ると共
に、指針の振り角度(指示目盛角度)を通常の
270°に設定することが出来、しかもフオトセンサ
ーを2個内蔵させて2接点回路構成とする場合で
も1枚の遮光板で済むブルドン管式計器を提供せ
んとするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 斯る目的を達成する本考案ブルドン管式計器
は、ブルドン管の変位動作を指針用回転軸に伝達
するセクターギアの支軸にフオトセンサーをオ
ン・オフさせるための遮光板を取付けた事を特徴
としたものである。
〈実施例〉 以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説明
する。
ブルドン管式計器は従来と同様、ブルドン管1
とそのブルドン管1の変位動作を指針用回転軸2
に伝達するためのセクターギア3とをケース4内
に設置させ、ケース4内上部に指示目盛盤5を設
置すると共に、上記指針用回転軸2に指針6を取
付け、ケース4上部をガラス板7で被蓋して構成
される。即ち、セクターギア3は支軸8に回転自
在に枢着し、その一端側3aをブルドン管1の先
端部に管先9を介して連繋させると共に、他端ギ
ア部3bを指針用回転軸2に固着したピニオンギ
ア10に噛合連繋させて、ブルドン管1の変位動
作を指針用回転軸2に伝達し得るように構成する
ものである。そして、このセクターギア3の支軸
8にフオトセンサー11a,11bをオン・オフ
させるための遮光板12を取付け固定する。
遮光板12は薄い金属板又は樹脂板を用いて略
90°の拡がり角を有する略扇形形状に形成せしめ、
そのカナメ部12aをセクターギア3の支軸8に
固着し、支軸8を中心にしてセクターギア3と同
一体に振れ動くようにする。
フオトセンサー11a,11bは発光素子と受
光素子とを対向させて発素子と受光素子との間を
遮光板12で遮断することによりオンまたはオフ
する公知のものを用いるが、圧力や温度の制御設
定を行なうのに上限または下限のどちらか一方を
設定できる1接点回路構成とする場合には1個の
フオトセンサーを用い、上限及び下限の両方を設
定できる2接点回路構成とする場合には図示実施
例の如く2個のフオトセンサー11a,11bを
用いる。そして、このフオトセンサー11a,1
1bを、セクターギア3と同一体に振れ動く遮光
板12に対してその設置位置を自由に移動させて
任意設定位置でオン・オフさせることができるよ
うに設置する。即ち、遮光板12よりも大径の略
扇形形状に形成した調節板13a,13bの先端
部にフオトセンサー11a,11bを取付け、調
節板13a,13bのカナメ部13′a,13′b
を支持板14下面に垂下突設せしめた枢軸15に
回転自在に枢着すると共に、その枢軸15をセク
ターギア3の支軸8直上位置に同軸状に配置せし
めて、調節板13a,13bの先端部に取付けた
フオトセンサー11a,11bの発光素子と受光
素子との間に遮光板12の先端部12bを介入状
に位置させるものである。また、調節板13a,
13bの先端部にはギア13″a,13″bを形成
し、そのギア13″a,13″bを支持板14に枢
着した調節用ギア16a,16bに噛合させ、調
節板13a,13bを調節用ギア16a,16b
の設定用調節摘み18a,18bでもつて枢軸1
5を中心に回動させることにより、調節板13
a,13bと同一体にフオトセンサー11a,1
1bが遮光板12の先端部12bに沿つて移動
し、もつてセクターギア3と同一体に振れ動く遮
光板12に対してフオトセンサー11a,11b
を任意設定位置でオンまたはオフさせることが出
来るようになる。尚、図示実施例では2個のフオ
トセンサー11a,11bを用いて2接点回路構
成とし、それに伴ない2枚の調節板13a,13
bとその2枚の調節板13a,13bを各々独立
して回動させることが出来るように同軸状に組合
わせた2個の調節用ギア16a,16bと設定用
調節摘み18a,18bとを用いているが、1接
点回路構成とする場合には1個のフオトセンサー
を用い、それに伴ない調節板と調節用ギア及び設
定用調節摘みも1個で済むことは容易に理解され
るだろう。又、図中19はフオトセンサー11
a,11b用の電気回路を示し、20a,20b
は設定用指針、21は設定用目盛を夫々示す。
次に、図示実施例の如き2接点回路構成を備え
た圧力計の場合の使用例を説明する。この場合、
2個のフオトセンサー11a,11bの内一方の
フオトセンサー11aは例えばその発光素子から
の光が遮光板12で遮断された状態でオンするも
のを用い、他方のフオトセンサー11bはその発
光素子からの光が遮光板12で遮断されない状態
でオンするものを用いる。尚、2個のフオトセン
サー11a,11bがどのような状態でオンまた
はオフするかの組合わせは計器の用途目的に応じ
て自由に選択するものであり、上記組合わせは単
なる一例にすぎない。
而して、先ず2つの設定用調節摘み18a,1
8bを回動させて夫々の設定用指針20a,20
bを設定用目盛21の所要数値に合わせる(例え
ば一方の設定用指針20aを1.0に合わせ、他方
の設定用指針20bを2.5に合わせる)。すると、
設定用調節摘み18a,18bの回動に伴なつて
調節用ギア16a,16bが同一体に回動するの
で、この調節用ギア16a,16bと噛合連繋さ
れた調節板13a,13bが枢軸15を中心にし
て各々回動し、その結果調節板13a,13bに
取付けられた2個のフオトセンサー11a,11
bが夫々遮光板12の先端辺12bに沿つて所要
設定位置に移動する。これで一方のフオトセンサ
ー11aはその発光素子からの光が遮光板12で
遮断されてオン状態となつており、他方のフオト
センサー11bもその発光素子からの光が受光素
子に受光されてオン状態となつて、被測定装置の
圧力が所要設定値の範囲(例えば下限値1.0Kg/
cm2、上限値2.5Kg/cm2の範囲)に設定されたこと
になる。
然して、被測定装置の圧力が次第に上昇する
と、それに伴なつてブルドン管1が変位動作し、
その動きが管先9を介してセクターギア3に伝達
され、セクターギア3が支軸8を中心にして回動
する。セクターギア3の動きはピニオンギア10
を介して指針用回転軸2に伝達され、指針6でも
つて被測定装置の圧力を表示する。他方、セクタ
ーギア3の支軸8に取付けられた遮光板12もセ
クターギア3と同一体に支軸8を中心にして回動
し、2個のフオトセンサー11a,11bを順次
オフまたはオンさせて、被測定装置の圧力を設定
値の範囲に制御するようにはたらく。即ち、被測
定装置の圧力が下限設定値(ここでは1.0Kg/cm2
を越えると、遮光板12が一方のフオトセンサー
11aの発光素子と受光素子との間を通過してし
まうので一方のフオトセンサー11aはオフ状態
となるが、被測定装置の圧力は上限設定値(ここ
では2.5Kg/cm2)になるまで上昇し、それに伴な
い遮光板12が他方のフオトセンサー11b方へ
回動して行く。そして、被測定装置の圧力が上限
設定値まで上昇すると、遮光板12が他方のフオ
トセンサー11bの発光素子と受光素子との間に
浸入して他方のフオトセンサー11bをオフ状態
にする。すると被測定装置の圧力が降下し、それ
に伴ない遮光板12が一方のフオトセンサー11
a方へ復動し、被測定装置の圧力が下限設定値ま
で降下すると遮光板12が再び一方のフオトセン
サー11aの発光素子と受光素子との間に浸入し
て、一方のフオトセンサー11aをオンさせ被測
定装置の圧力を上昇させるようにはたらく。この
様にして被測定装置の圧力を設定値の範囲に制御
するものである。
〈考案の効果〉 本考案のブルドン管式計器は斯様に、フオトセ
ンサーをオン・オフさせるための遮光板をセクタ
ーギアに取付けるようにしたので、遮光板をセク
ターギアの半径より小径で且つセクターギアの振
り角度と同じ最大90°の扇形形状に形成すれば済
み、従つて計器全体を従来品よりも小型化するこ
とが出来ると共に、指針の振り角度(指示目盛角
度)を通常の270°に設定でき、且つ制御の設定も
指示目盛全範囲に設定することが出来る。
しかも、遮光板より大径の略扇形形状に形成し
た調節板のカナメ部をセクターギアの支軸直上位
置に同軸状に配置した枢軸に枢着せしめ、該調節
板にフオトセンサーを取付けるようにしたので、
フオトセンサーを2個内蔵させて2接点回路構成
とする場合でも、2個のフオトセンサーをオン・
オフ動作させるための遮光板は1枚で済み、従つ
て構造が簡単となり、この点でも計器の小型化を
図ることが出来ると共に、2枚の遮光板を用いる
場合より誤動作がなくなり精度の高い制御を行な
うことが出来る。
よつて、所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案実施の一例を示し、
第1図は一部切欠正面図、第2図は第1図の2−
2線断面図、第3図は要部の正面図、第4図は第
2図の4−4線断面図である。第5図及び第6図
は従来例を示し、第5図は模式側面図、第6図は
模式平面図である。 図中、1はブルドン管、2は指針用回転軸、3
はセクターギア、8はセクターギアの支軸、11
a,11bはフオトセンサー、12は遮光板、で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブルドン管の変位動作をセクターギアで指針用
    回転軸に伝達すると共に、ブルドン管の変位動作
    により遮光板を動かしてフオトセンサーをオン・
    オフさせるようにしたブルドン管式計器におい
    て、前記遮光板を略扇形形状に形成しそのカナメ
    部を前記セクターギアの支軸に取付けると共に、
    該遮光板より大径の略扇形形状に形成した調節板
    のカナメ部を前記セクターギアの支軸直上位置に
    同軸状に配置した枢軸を枢着せしめ、該調節板に
    前記フオトセンサーを取付けた事を特徴とするブ
    ルドン管式計器。
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JP5266138B2 (ja) * 2009-05-28 2013-08-21 勤 久保田 ブルドン管式計器用内機
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