JPH0229322Y2 - - Google Patents

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JPH0229322Y2
JPH0229322Y2 JP928986U JP928986U JPH0229322Y2 JP H0229322 Y2 JPH0229322 Y2 JP H0229322Y2 JP 928986 U JP928986 U JP 928986U JP 928986 U JP928986 U JP 928986U JP H0229322 Y2 JPH0229322 Y2 JP H0229322Y2
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JP
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valve
sub
shaft
main valve
main
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は大容量の流体を給送する大径管の管
路に配設されるバタフライ弁であり、主弁軸内に
挿着された副弁軸を主弁軸とは独立して操作でき
るようにした副弁内蔵式蝶形弁の構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の副弁内蔵型のバタフライ弁は、例えばそ
の代表的なものとして実公昭48−25237号公報に
示されるものがある。この従来技術は、主弁およ
び副弁ともに蝶形弁で構成されている。このバタ
フライ弁を利用する場所にもよるが、相当に水密
性を要求されることがあり、開閉頻度が多くシー
ル面が線状にバタフライ弁形式の副弁では、この
シール性の要求には合致しない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は重量の重い球型バルブを副弁に利用し
て前記要求に応えられる副弁内蔵式蝶形弁を得る
ことを目的とするものであつて上記目的を達成す
るには以下の課題が解決されることが必要であ
る。
(1) 精密なインターナルギヤに直結された球型副
弁の重量が該ギヤ部に負荷を与えないようにす
ること。
(2) 大重量の副弁のシール部の取換えの際に、主
弁、副弁全てを取りはずすことなく、副弁のみ
を取りはずし可能にすること。
〔問題点を解決するための手段〕
しかして、本考案は以下の構成を採ることによ
り、技術的課題を解決した。
主弁Aの中心部の小弁孔15には、球型副弁B
を設置し、該球型副弁Bの上部に形成したキー溝
部39に、主弁軸1内に延び駆動インターナルギ
ヤに直結した第1副弁軸2の矩形先端部をキー結
合し、更に該球型副弁Bの下部の円形凹穴部38
には、支軸1a内に延び、外部から進退調節可能
に第2副弁軸16を装設するとともに、前記主弁
Aの小弁孔15を塞ぐように、球型副弁Bに対し
て主弁Aの両側からパツキン押え板36,37を
装設し、少くとも片側のパツキン押え板36,3
7を主弁Aにネジ46止めして構成した。
〔作用〕
上記の構成としたゝめ球型副弁Bの重量は、第
2副弁軸16の鋭つたピンで支えられ、第1副弁
軸2は単に駆動インターナルギヤの駆動力を伝達
するのみとなり、駆動インターナルギヤに重量負
荷を与えないので、遊星歯車機構が長期間スムー
ズに回転する。
更に、副弁軸を上下に区分したことにより、下
方部の第2副弁軸16を下方向へ退出させ、球型
副弁体のキー溝部39の開放切断部と反対に位置
するパツキン押え板37をネジ46を緩めてはず
すことにより、球型副弁Bは容易に流路から取り
はずせることになり、シール部の取換え洗浄が容
易となる。
〔実施例〕
次に図面を参照して、好ましい実施例について
詳細に説明する。
第1図は蝶形弁構造の断面図を示し、管路に連
結する円胴形弁箱11の内部には円状の主弁Aを
嵌装するが、該主弁Aの上部には円筒形主弁軸1
の下部を嵌挿してピン12により固定し、主弁A
の下部には前記主弁軸1と同軸にした上下方向の
支軸1aの上部を嵌挿してピン12aにより固定
し、弁箱11の上下に装設した軸受部13,14
に主弁軸1および支軸1aをそれぞれ嵌挿して主
弁Aを回動自由に枢支し構成する。
前記主弁Aの中心部には円状の小弁孔15を形
成し、該小弁孔15に嵌合する球型副弁Bには、
その上部のキー溝部39に主弁軸1内に延び回動
可能な第1副弁軸2先端の矩形部をキー結合し、
更に下部の円形凹穴部38には、下方から延出す
る第2副弁軸16を挿入し、支持する。
前記第2副弁軸16は、主弁A及び支軸1a内
に遊嵌状態で下方に延出し、下方に雄ネジ部1
6′及び突出回動部16″を有し、前記支軸1a内
の雌ネジ部29には前記雄ネジ部16′を螺合し
て固定し、アジヤストナツト30で下方からロツ
クして構成する。
更に、前記軸受部14内で、パツキン31を介
して外蓋32をネジ34止めし、前記支軸1aを
枢支するとともに、外蓋32の中心孔を塞ぐよう
に外蓋32に外蓋33をネジ35止めする。
前記主弁体Aの片面には、小弁孔15を塞ぐよ
うに、球型副弁Bにパツキン41を押当てるパツ
キン押え板36を、Oリング45でシール処理し
てネジ46止めにより装設し、更に主弁体Aの他
方の面には、同様に小弁孔15を塞ぐように、球
型副弁Bに対してパツキン41、パツキン保持体
40を介してパツキン押え板37をOリング45
でシール処理してネジ46止めにより装設する。
前記パツキン41をネジ42止めしたパツキン
保持体40を、パツキン押え板37の中央段部4
7にシール体44を介して嵌入するとともに、該
パツキン保持体40の背面にパツキン押え板37
周辺を貫通して複数の押ネジ43を当接し、該パ
ツキン保持体40を背面から球型副弁B方向に押
圧できるようにするとともに、平坦なパツキン押
え板の中央段部47に対して、パツキン保持体4
0の接触面を円弧面Cとして構成する。
前記軸受部13の上方には支持ケース17を固
設し、該支持ケース17内におけるセグメントギ
ヤ3を主弁軸1の上部にキー18を介して嵌合固
定し、セグメントギヤ3の背面部3aに面する支
持ケース17の側部2ケ所にはその背面部3aに
当接して回動を規制するねじ式のストツパー1
9,19′を出退自在に挿着し、支持ケース17
の他方側部における両軸受20,20′には主弁
軸1に直交して水平となるギヤ軸5aを軸架する
とともに該ギヤ軸5aのウオームギヤ5と前記セ
グメントギヤ3を噛合し、支持ケース17の側方
に起立するよう連設した突出ケース17aの内部
においては前記ギヤ軸5aのベベルギヤ21にベ
ベルギヤ22を噛合し、該ベベルギヤ22の軸2
3を突出ケース17a上方に延出してその上端に
は工具により回動操作する主弁操作軸4を装設し
て構成する。前記支持ケース17の上面側に露出
するセグメントギヤ3の上端面には2つ割形ギヤ
ケース6の下端面を接合してボルト24により固
定し、ギヤケース6の上部寄り内周には固定イン
ターナルギヤ7を形成し、該ギヤ7の下方におけ
るギヤケース6内にはそのギヤ7とは同径で歯数
が1ないし2枚だけ相違する駆動インターナルギ
ヤ8を嵌装し、該ギヤ8の中央下部におけるボス
部8aを副弁軸2の上端部に嵌合してキー25を
介して固定し、駆動インターナルギヤ8の周面に
おける半周ほどに切欠形成した接当面にはギヤケ
ース6に出退自在に挿着したねじ式の両ストツパ
ー26,26′を回動規制のために接合できるよ
う装設して構成する。
また、前記副弁軸2の延長上方でギヤケース6
の中央上部に嵌挿した回転軸9aの下部を駆動イ
ンターナルギヤ8のボス部8a上部に遊嵌し、ギ
ヤケース6内において回転軸9aより水平方向に
延設したアーム27の先端下部に支軸28を垂設
し、該支軸28に回動自在に嵌合したインターナ
ルピニオン10を前記両ギヤ7,8にまたがつて
噛合し、ギヤケース6の中心上方に延出した回転
軸9aの上端には工具により回動操作できる副弁
操作軸9を装設して構成する。
しかして、主弁Aを開閉操作する場合、工具に
より主弁操作軸4を回動すると、軽い操作力でも
つてウオームギヤ5とセグメントギヤ3の噛合に
より主弁軸1を回動させ、主弁Aは主弁軸1と支
軸1aとを軸にして弁箱11内で回動し開閉状態
となる。
その場合、セグメントギヤ3の背面部3aが両
ストツパー19,19′のいずれかに接当するこ
とにより主弁Aの開閉状態は一定の規制を受ける
ことになり、また、セグメントギヤ3の回動とと
もにギヤケース6が回動し、固定インターナルギ
ヤ7と駆動インターナルギヤ8とがインターナル
ピニオン10を介してロツク状態となるところで
ギヤケース6とともに駆動インターナルギヤ8が
回動し、そこで、副弁軸2も回動することになつ
て主弁Aと副弁Bは一体的に回動することにな
る。
また、球型副弁Bを開閉操作する場合は、工具
により副弁操作軸9を回動すると、回転軸9aを
中心に回動するインターナルピニオン10が両ギ
ヤ7,8に噛合して回転する状態で、両ギヤ7,
8が相互に歯数を異にするため駆動インターナル
ギヤ8が回動し、そこで副弁軸2が回動して球型
副弁Bは主弁Aの小弁孔15内で開閉する状態と
なる。
〔考案の効果〕
その際、球型副弁Bの重量は、第2副弁軸16
の鋭つたピンで支えられ、第1副弁軸2は単に駆
動インターナルギヤの駆動力を伝達するのみとな
り、駆動インターナルギヤ8に重量負荷を与えな
いので、遊星歯車機構は長時間スムーズな回転が
保障される。
また、シール部の取換え、洗浄等を行う際は、
ネジ35を緩めて外蓋33をはずし、アジヤスト
ナツト30を緩め、第2副弁軸16の回動部1
6″を回転し、支軸1a内の雌ネジ部29と雄ネ
ジ部16′との螺合部を、第2副弁軸16が下方
に下るように調節することにより、第2副弁軸1
6の先端が球型副弁Bの円形凹穴部38からはず
れる。しかして、球型副弁体のキー溝部39の開
放切断部と反対に位置するパツキン押え板37を
ネジ46を緩めてはずすことにより、副型副弁は
容易に流路から取りはずせることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は蝶形弁
構造の断面図、第2図は操作部の拡大断面図、第
3図は第2図の−線における断面図、第4図
は支軸部の拡大断面図、第5図は球型副弁部の拡
大断面図を示す。 A……主弁、B……球型副弁、1……主弁軸、
2……第1副弁軸、1a……支軸、15……小弁
孔、16……第2副弁軸、36,37……パツキ
ン押え板、38……円形凹穴部、39……キー溝
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主弁の中央に副弁を嵌装するとともに主副両弁
    を同一軸心上の主弁軸と副弁軸とにより回動し開
    閉できるように枢支して構成する副弁内蔵式蝶形
    弁において、主弁Aの中心部の小弁孔15には球
    型副弁Bを設置し、該球型副弁Bの上部に形成し
    たキー溝部39に、主弁軸1内に延び駆動インタ
    ーナルギヤに直結した第1副弁軸2の矩形先端部
    をキー結合し、更に該球型副弁Bの下部の円形凹
    穴部38には、支軸1a内に延び外部から進退調
    節可能に第2副弁軸16を装設するとともに、前
    記主弁Aの小弁孔15を塞ぐように、球型副弁B
    に対して主弁Aの両側からパツキン押え板36,
    37を装設し、少くとも片側のパツキン押え板3
    7を主弁Aにネジ46止めして構成したことを特
    徴とする副弁内蔵式蝶形弁。
JP928986U 1986-01-24 1986-01-24 Expired JPH0229322Y2 (ja)

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JP928986U JPH0229322Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24

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JP928986U JPH0229322Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24

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JPS62121473U JPS62121473U (ja) 1987-08-01
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