JPH0236832B2 - Shibentsukibatafuraiben - Google Patents

Shibentsukibatafuraiben

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JPH0236832B2
JPH0236832B2 JP4515886A JP4515886A JPH0236832B2 JP H0236832 B2 JPH0236832 B2 JP H0236832B2 JP 4515886 A JP4515886 A JP 4515886A JP 4515886 A JP4515886 A JP 4515886A JP H0236832 B2 JPH0236832 B2 JP H0236832B2
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JP
Japan
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valve
child
small
valve body
shaft
Prior art date
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Application number
JP4515886A
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JPS62204073A (ja
Inventor
Osamu Ashisumi
Kenji Kubono
Masayuki Mizuguchi
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Kurimoto Ltd
Original Assignee
Kurimoto Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 この発明は子弁付バタフライ弁、さらに詳しく
は親弁体の外周部に小弁口を切欠形成し、この小
弁口を開閉する小弁体を小弁口内で進退自在に設
けることにより、圧力損失を可及的に小さくでき
るようにした子弁付バタフライ弁に関するもので
ある。
(2) 従来の技術 この種の子弁付バタフライ弁の一例として特公
昭48−11533号公報に開示されたものがある。こ
の弁は第6図に示すように、弁箱101に設けた
軸受部102,102′で親弁軸103が回動自
在に軸支され、この親弁軸103の弁箱101内
部分には親弁軸103を回動することによつて流
路104を開閉する親弁体105が固定されてい
る。親弁体105の中心部には小弁口107が穿
設され、小弁口107内には小弁口を開閉する子
弁体108が、親弁軸103内に嵌挿された子弁
軸110に固定されて配置されている。
(3) 発明が解決しようとする問題点 ところで、前記のような子弁付バタフライ弁に
あつては、子弁体108が親弁体105の中心部
に設けた小弁口107内に配置され、かつ子弁軸
110が親弁軸103と同軸的に、親弁軸103
内に嵌挿された構造のため、親弁軸103の軸径
と、この親弁軸に固定される親弁体105の厚さ
が必然的に大きくなつてしまう。したがつて、親
弁体105が流路104を開放した全開状態にお
ける流路104の開口面積が小さくなり、流路1
04を通過する流体の圧力損失が大きくなつてし
まうという問題点があつた。
そこで、この発明は前記のような圧力損失を可
及的に小さくすることができるようにすることを
技術的課題とする。
(4) 問題点を解決するための手段 前記のような問題点を解決するためにこの発明
に係る子弁付バタフライ弁は次のような技術的手
段を採つたことを特徴とする。すなわち、弁箱に
設けた軸受部で親弁軸を回動自在に軸支し、この
親弁軸の弁箱内部分に親弁軸を回動することによ
つて流路を開閉する親弁体を固定し、この親弁体
の親弁軸と交叉する外周部に小弁口を切欠形成
し、全閉状態で前記小弁口と対向する弁箱に小弁
口側が開口した子弁体室を有する軸受部を設け、
この軸受部で子弁軸を回動自在に軸支し、この子
弁軸の小弁体室内部分に小弁軸によつて子弁体室
と小弁口との間を進退可能となつて小弁口を開閉
する子弁体を連結したことである。
(5) 作用 この弁は次のように作動される。親弁体が流路
を閉鎖し、かつ子弁体が小弁口を閉鎖した全閉状
態で開弁するには、まず子弁軸によつて小弁口に
位置する子弁体を子弁体室に後退させ、小弁口を
開放する。しかる後、親弁軸を回動して親弁体を
ほぼ90゜回動し、流路を開放する。これによつて
全開状態となる。一方、全開状態から閉弁にする
には、まず親弁軸を逆に回動して親弁体をほぼ
90゜逆回動し、流路を閉鎖する。しかる後、子弁
軸によつて子弁体室に位置する子弁体を小弁口に
前進させ、小弁口を閉鎖する。これによつて全閉
状態となる。このように親弁体が流路を開閉する
際に、子弁体が小弁口を開放しているため、親弁
体の上下流はほぼ均一状態となり、親弁軸にかか
る負荷トルクは非常に小さくなる。
また、前記構成から明らかなように、子弁軸は
親弁軸と同軸的に設けられていず、別々に設けら
れるため、親弁軸の軸径や親弁体の厚さを従来の
ように大きくする必要がなく、したがつて、全開
状態における流路の開口面積を大きくとれて、圧
力損失を可及的に小さくすることが可能となる。
(6) 特有の効果 前記のように親弁軸と子弁軸は同軸的に設けら
れていないため、駆動に際し、該操作を生ずる虞
れは全くない。また、小弁口の開放時、子弁体は
小弁口から子弁体室に後退して位置し、小弁口に
は位置しない。そのため従来のように小弁口の開
放時においても子弁体が小弁口に位置するものに
比べ、小弁口の開口面積を大きくとることができ
るとともに、この開口面積の範囲で小弁口を通過
する流体の流量調整を微細に行なうことができる
という利点がある。
(7) 実施例 第1〜3図は第1実施例を示す。図面において
1は子弁付バタフライ弁で、円筒状流路2を有す
る弁箱3を具えている。弁箱3の上下部に一体に
設けられた軸受部5,5′には、親弁体用の親弁
軸6が回動自在に軸支され、この親弁軸6の弁箱
内部分には流路2を開閉する親弁体7がピン8に
より固定されている。軸受部5から突出した親弁
軸6の上端部は、ボンネツト10を介して弁箱3
の軸受部5に固定されたウオーム減速機11の図
示しない出力軸に連結されている。この出力軸は
図示しないウオームホイール、ウオームを介して
ウオーム軸上のハンドル12に連結されている。
したがつて、ハンドル12を回動すると、前記出
力軸、及び親弁軸6が回動し、親弁体7は液路2
を開閉するようになる。軸受部5,5′において
13,14はブツシユ、15,16はパツキン、
17はパツキン15の押え、18はカバーであ
る。
親弁体7の親弁軸6と直交する一側外周部に
は、小弁口20が切欠形成されている。全閉状態
で小弁口20と対向する弁箱3には、小弁口20
側、及びこれと反対側が開口した子弁体室21を
有する軸受部22が設けられている。子弁体室2
1には、小弁口20の閉鎖時、小弁口20に水密
的に嵌合する小弁体25が小弁口20を開閉でき
るようにし小弁口20と子弁体室21との間を進
退可能に配置されている。26は子弁軸で、子弁
体室21の小弁口20と反対側開口部を覆うよう
に軸受部22に固定されたカバー28と、パツキ
ン箱29とにその長さ方向中間部に設けた鍔部2
7が挟持されて、回動自在に軸支されている。鍔
部27より子弁体25側の子弁軸26にはおねじ
30が設けられ、このおねじ30には子弁体25
に設けたねじ駒31のめねじ32が螺合されてい
る。33は子弁軸収納用凹孔で、この凹孔33の
底面と子弁体25の先端面とは空気抜き孔34で
連通されている。パツキン箱29から突出した子
弁軸26の端部には操作ハンドル35が固定され
ている。したがつて、ハンドル35を回動する
と、子弁体25は子弁軸26のおねじ30とねじ
駒31のめねじ32の螺合により、実線で示すよ
うに小弁口20に嵌合して位置し、小弁口20を
閉鎖した全閉位置と、鎖線で示すように小弁体室
21に位置し、小弁口20を開放した全開位置と
の間を進退するようになる。37,38はパツキ
ン、39はパツキン37の押えである。また、4
0は弁箱3の流路2の内周面を、子弁体室21の
内周面まで延設して被覆したゴムライニング、4
1は小弁口20を含む親弁体7の外周面を被覆し
たゴムライニングで、これらのゴムライニング4
0,41は弁座を兼ねるようになつている。
第4,5図は第2実施例を示す。この第2実施
例は第1実施例に、さらに子弁体を回動して小弁
口20を開閉する機構を付加したものである。
子弁体室51は円形断面に形成されている。ま
た、子弁体55は全閉状態で子弁体室51に位置
する部分が子弁体室51の内周面に摺接する円形
部56に形成され、小弁口20に位置する部分が
平板部57に形成されている。58は子弁軸で、
この子弁軸58は一端が子弁体55にピン59で
固定されているとともに、他端側が小弁体室51
の小弁口20と反対側開口部を覆うように軸受部
52に固定されたカバー60を貫通し、さらにカ
バー60に連接固定された駆動装置62のギヤケ
ース63内に延設されている。子弁軸58のカバ
ー60、及びギヤケース63内部分にはおねじ6
5とキー溝66が設けられている。子弁軸58の
おねじ65には、ギヤケース63内に軸支された
進退用スリーブ67に設けためねじ68が螺合さ
れている。スリーブ67にはキー70によりウオ
ームホイール71が嵌合固定され、ウオームホイ
ール71には一端部がギヤケース63を貫通して
突出するウオーム72が噛合されている。ギヤケ
ース63から突出したウオーム72の一端部には
図示しないハンドルなど操作部が設けられてい
る。
また、子弁軸58のキー溝66には、スリーブ
67と軸方向に隣接してギヤケース63内に軸支
された回動用スリーブ73に設けたキー74が係
合されている。スリーブ73の外周にはスプライ
ン75が設けられ、このスプライン75にはクラ
ツチ77のスプライン78が摺動自在に嵌合され
ている。クラツチ77の外周には環状凹溝80が
形成されているとともに、環状凹溝80を挟んで
一端側にはウオームホイール71に設けたつめ8
1と係合可能なつめ82が設けられ、他端側には
ギヤケースカバー64に設けたセレーシヨン83
と摺動自在に嵌合するセレーシヨン84が設けら
れている。環状凹溝80にはギヤケース63に設
けたピン85で枢支された揺動レバー86の一端
部が係合され、揺動レバー86の他端部はギヤケ
ース63を貫通して外部に突出され、外部から揺
動レバー86を操作できるようになつている。し
たがつて、この第2実施例では図示のようにクラ
ツチ77のつめ82とウオームホイール71のつ
め81との係合が外れた状態で、操作部を介して
ウオーム72を回動すると、ウオームホイール7
1、及びスリーブ67のめねじ68と螺合したお
ねじ65を介して子弁軸58が進退し、この子弁
軸58の進退によつて子弁体55は第1実施例と
同様に子弁口20を開閉するようになる。また、
揺動レバー86を矢印方向に揺動し、クラツチ7
7のセレーシヨン84とギヤケースカバー64の
セレーシヨン83との嵌合を外すとともに、クラ
ツチ77のつめ82とウオームホイール71のつ
め81とを係合させる。しかる後、操作部を介し
てウオーム72を回動すると、ウオームホイール
71、クラツチ77、及びスリーブ73が回動
し、この回動とともにスリーブ73のキー77と
キー溝66で係合した子弁軸58が回動し、この
子弁軸58の回動によつて子弁体55は小弁口2
2の位置で回動して小弁口22を開閉するように
なる。90はパツキン、91はパツキン90の押
え、92,93,94は軸受、95は窓口であ
る。
尚、前記で示したものは好ましい、より具体的
な実施例であるが、この発明はこれらの実施例に
限定されるものでないことは言う迄もなく、要旨
を変更しない範囲で適宜の設計変更が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す縦断正面図、
第2図は第1図の−線に沿う横断平面図、第
3図は第1図の−線に沿う一部縦断側面図、
第4図はこの発明の第2実施例を示す縦断正面
図、第5図は同上の要部拡大横断平面図、第6図
は従来例を示す縦断側面図である。 1……子弁付バタフライ弁、2……流路、3…
…弁箱、5,5′,22……軸受部、6……親弁
軸、7……親弁体、20……小弁口、21,51
……子弁体室、25,55……子弁体、28,6
0……カバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 弁箱に設けた軸受部で親弁軸を回動自在に軸
    支し、この親弁軸の弁箱内部分に親弁軸を回動す
    ることによつて流路を開閉する親弁体を固定し、
    この親弁体の親弁軸と交叉する外周部に小弁口を
    切欠形成し、全閉状態で前記小弁口と対向する弁
    箱に小弁口側が開口した子弁体室を有する軸受部
    を設け、この軸受部で子弁軸を回動自在に軸支
    し、この子弁軸の小弁体室内部分に小弁軸によつ
    て子弁体室と小弁口との間を進退可能となつて小
    弁口を開閉する子弁体を連結したことを特徴とす
    る子弁付バタフライ弁。
JP4515886A 1986-03-04 1986-03-04 Shibentsukibatafuraiben Expired - Lifetime JPH0236832B2 (ja)

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