JPH10138282A - ボスを有する表皮付樹脂成形品の製法及びその装置 - Google Patents

ボスを有する表皮付樹脂成形品の製法及びその装置

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JPH10138282A JP30146896A JP30146896A JPH10138282A JP H10138282 A JPH10138282 A JP H10138282A JP 30146896 A JP30146896 A JP 30146896A JP 30146896 A JP30146896 A JP 30146896A JP H10138282 A JPH10138282 A JP H10138282A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表皮付き樹脂製品にボスを容易に一体成形す
る。 【解決手段】雌型11の型面13に表皮12を取付ける
とともに、雌型11にスライドコア40を進退自在に設
け、スライドコア40の先端に小径突部41を形成し、
さらにその先端に尖頭部42を設ける。雄型15にはボ
ス成形用凹部16を設けその底部35に、尖頭部42を
収容する小凹部36を設ける。型閉め後のようにスライ
ドコア40を前進させると、表皮12を突き破ってボス
成形用凹部16内へ入り、尖頭部42は小凹部36内へ
入る(B)。この状態でキャビテイ30内へ溶融樹脂1
7を射出すると(C)、スライドコア40周囲の表皮1
2は射出圧によりコーナー部37へ押しつけられ、シャ
ープに成形されて折れ曲がる端末部23となる(D)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボスを有する表
皮付樹脂成形品の製法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭62−111712号には、射出
成形用金型にキャビテイ内へ突出するコアを設け、この
コア先端にインサートすべき物品を取付けた状態で射出
成形することにより、この物品を成形品の表面側にイン
サートする射出成形方法が示されている。
【0003】特開平2−283414号には、中央部に
開口部を有する表皮付樹脂成形品の射出成形方法が示さ
れ、割型を構成する一方の型面に表皮を真空成形すると
ともに、成形品の開口部に相当する部分に注入ノズルを
進退自在に設け、型閉めしてから注入ノズルをキャビテ
イ内へ突き出してこの注入ノズルより溶融樹脂を射出す
るようになっている。
【0004】この場合、表皮の一部は、注入ノズル又は
溶融樹脂によって破られ、この破られた部分からキャビ
テイ内へ溶融樹脂が射出され、このとき開口部に相当す
る部分も溶融樹脂で満たされるため、射出成形後に注入
部周囲を切り取って開口部を形成するようになってい
る。
【0005】一方、参考図として示す図5及び図6は、
中空のボスを一体に形成した表皮付樹脂成形品の成形方
法を本願発明の比較例として示す図であり、図5の例で
は、そのAに示すように、表皮を取付ける一方の型2の
型面3にボスの内部空間を成形するボス成形用突部4が
形成され、他方の型5にはこの突出部4と対応してボス
の外形に相当するボス成形用凹部6が形成され、これら
の型1及び5を合わせて形成されるキャビテイに溶融樹
脂7を注入してボス8を一体に形成するようになってい
る(図5のB)。
【0006】また、図6の例では、同様構造の成形にお
いて、ボス成形用突部として別体のコアを用いる方法が
示され、同図Aに示すように、他方の型5のボス成形用
凹部6内へ、別体のコア4aを入れて射出成形するよう
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開昭62−1117
12号の方法では、部分的なインサートをすることがで
きても、表皮を成形品の表面全体へ一体化し、かつ一部
にボスを一体に形成するようなことはできない。
【0008】また、特開平2−283414号の方法で
は、中央部に開口部を有する表皮付樹脂成形品を得るこ
とができるが、開口部は射出成形後に余分な樹脂及び表
皮を切り取ることにより形成しなければならないので、
開口部形成のための後加工が別途必要になる。
【0009】さらに、図5の成形方法によれば、同図B
に示すように、ボス8の部分では表皮2の一部が突出部
4によって伸ばされすぎるため、表皮2と突出部4の鋭
角のコーナー部との間にしわ9などが形成され、ボス8
部分における表皮2の成形がシャープにならない。
【0010】また、図6の成形方法では、同図Bに示す
ように、溶融樹脂7の一部7aが表皮2とコア4aの間
に侵入することによりボスと表皮が分離し易くなった
り、同図Cに示すように、射出成形後、ボス8の開口部
に相当する部分の表皮2aをカットしなければならず、
後加工の手間がかかる。そのうえ、射出成形の都度コア
を型内へセットする必要があるので、この点でも成形に
手間がかかる。
【0011】
【課題を解決するための手段】課題を解決するため本願
発明に係るボスを有する表皮付樹脂成形品の製法は、型
閉めしたときキャビテイを形成するように分割された第
1及び第2の型を備え、第1の型の型面に表皮を取付
け、第2の型にボスの外形に相当するボス成形用凹部を
設け、キャビテイ内へ溶融樹脂を注入することにより中
空のボスを有する表皮付樹脂成形品を得るための方法に
おいて、前記第1の型と第2の型とを型閉めする第1の
工程と、ボスの内側空間に相当するボス成形用突部を前
記第1の型から前記第2の型のボス成形用凹部内へ表皮
を突き破って突き出す第2の工程と、この状態でキャビ
テイ内へ溶融樹脂を注入し、ボス成形用突部とボス成形
用凹部間で中空のボスを一体に形成するとともに、ボス
成形用突部周囲にある突き破られた表皮部分をボスと一
体化する第3の工程と、を備えたことを特徴とする。
【0012】また、この製法のための成形装置は、型閉
めしたときキャビテイを形成するように分割された第1
及び第2の型とを備え、第1の型の型面に表皮を取付
け、第2の型にボスの外形に相当するボス成形用凹部を
設けるとともに、前記第1の型は、その型面に取付けた
表皮を突き破って前記第2の型のボス成形用凹部内へ進
退するスライドコアを備え、このスライドコアをボスの
内側空間を成形するためのボス成形用突部としたことを
特徴とする。
【0013】このとき、前記スライドコアの先端に尖頭
部を設けることができる。
【0014】さらに、前記尖頭部をスライドコアの先端
に突出形成された小径突部の先端に形成するとともに、
この尖頭部を収容するための小凹部を、前記ボス成形用
凹部内に設けるようにもできる。
【0015】そのうえ、前記スライドコアにイジェクト
ピンを兼用させることもできる。
【0016】
【発明の効果】本願発明の方法によれば、溶融樹脂の注
入に先立ってボス成形用突部をボス成形用凹部内へ突き
出して表皮を突き破るため、この突き破られた部分はボ
ス成形用突部の周囲に残る。
【0017】その後、キャビテイ内へ溶融樹脂を注入す
ると、突き破られた部分の表皮は、注入された溶融樹脂
によりボス成形用突部の基部と型面とのコーナー部へ押
しつけられてシャープに成形される。
【0018】このため、成形後の製品におけるボスの開
口部内周囲は、表皮がシャープに成形されてボス部分の
樹脂と一体化されるので良好な外観が得られ、かつ後加
工でボスの開口部を形成するような必要がないため、成
形品全体の製造時間を短縮でき、しかもボスと表皮が分
離するおそれもなくなる。
【0019】上記製法のための型構造は、表皮を取付け
る第1の型にボス成形用突部をなすスライドコアをキャ
ビテイ内へ進退自在に取付けることにより達成でき、射
出成形の都度コアを型内へセットする方法と比べて、成
形時の手間を省き成形時間を短縮できる。
【0020】このとき、ボス成形用突部の先端に尖頭部
を形成すれば、表皮を容易に突き破ることができ、かつ
切り口がきれいになるので、成形後のボス部の外観を良
好にできる。
【0021】また、尖頭部をスライドコアの先端に設け
た小径部の先端に形成し、かつ尖頭部を収容する小凹部
をボス成形用凹部内に形成すれば、溶融樹脂の注入時に
尖頭部をこの小凹部内へ収容できるので、ボスの底部に
所定の小穴を一体に貫通形成でき、しかもこの小穴を殆
ど後加工不要に形成できる。
【0022】さらに、スライドコアを溶融樹脂の注入成
形後、型開き時に、ボス成形用凹部が設けられている型
方向へ押し出せば、イジェクトピンとして多機能化でき
る。
【0023】
【発明の実施の形態】図1及び図4に基づいて実施形態
を説明する。本願発明の対象となるボスを有する表皮付
樹脂成形品は図3及び図4に示すような適宜形状の成形
品であり、表皮12を表面に樹脂層17を一体化した射
出成形品である。
【0024】また、図3で示している成形品の裏面には
ボス18が一体に突出形成され、その底部20の中央に
小穴19が貫通形成されている。
【0025】ボス18の中空部21の開口部22側内周
面には表皮12の端末部23が折り返されて一体化され
ている。
【0026】このような成形品を得るには、図2に示す
金型を用いて射出成形をする。すなわち、この金型は、
表皮12が取付けられる雌型11と、これと合わせたと
きキャビテイ30を形成する雄型15とで構成される。
【0027】雌型11は真空型として形成され、多数の
吸入穴31が設けられ、その一端が型面13へ開口し、
他端は図示を省略した真空ポンプへ接続されている。
【0028】さらに、雌型11の一部にはスライド穴3
2が形成され、ここにスライドコア40がシリンダ33
(図1)等の適宜手段により進退自在に収容されてい
る。
【0029】スライドコア40はボス18の中空部21
の内径と等しい外径を有し、その先端には小径突部41
が形成され、さらに小径突部41の先端が尖頭部42に
なっている。なお、中空部21は円形断面に限定されな
い。
【0030】一方、雄型15のスライドコア40と対応
する位置には、ボス18の外径に等しい内径のボス成形
用凹部16が雄型15の型面34から肉厚内へ向かって
形成され、その底部35には尖頭部42が嵌合する小凹
部36が形成されている。ボス18も円形断面に限定さ
れない。
【0031】スライドコア40はキャビテイ30内へ突
出したとき、ボス成形用凹部16内へ入り、小径突部4
1は小凹部36内へ入るようになっている。
【0032】そこで、予めスライドコア40を後退させ
た状態で雌型11の型面13へ公知の真空成形により表
皮12を密着させてから雄型15を型閉めして射出成形
を行う。
【0033】このときの各工程を図1において原理的に
示す。まず図のA工程は、スライドコア40を後退させ
た型閉めまでの段階である。
【0034】型閉め後はB工程に示すように、スライド
コア40を前進させ、尖頭部42により、表皮12を突
き破ってボス成形用凹部16内へ入り、尖頭部42が小
凹部36へ入って停止する。
【0035】このとき、スライドコア40で突き破られ
た表皮部分は、スライドコア40の周囲へ突き出し方向
に折れ曲がった状態でフリーになっている。
【0036】続いて、C工程に示すように、キャビテイ
30内へ溶融樹脂17を射出すると、溶融樹脂17はキ
ャビテイ30内へ充満するとともに、射出圧により表皮
12が型面13へ押し付けられる。
【0037】同時に、スライドコア40で突き破られて
その周囲へフリーになっている部分も、溶融樹脂7の射
出圧により型面13とスライドコア40とのコーナー部
37へ押し付けられる。
【0038】その結果、D工程に示すように、表皮12
のうちスライドコア40の周囲にある部分もコーナー部
37に沿ってシャープに曲がった端末部23となり、中
空部21内面における開口部22側表面へ密着一体化さ
れる。
【0039】その後、型開きして成形品を脱型すれば、
図3及び図4に示した、中空のボスを有する表皮付樹脂
成形品が得られる。
【0040】この成形されたボス18における開口部2
2部分の表皮12は、スライドコア40で突き破られる
ため、伸びすぎによるしわ等の発生がなく、かつ射出圧
を利用して中空部21の内面へシャープな成形で折り返
されて一体化する端末部23になる。
【0041】なお、スライドコア40で突き破られた表
皮部分は、破れかたによって、スライドコア40の突き
出し方向に折れ曲がって突出する部分がない単なる穴と
なる場合もある。
【0042】しかし、この場合でも、突き破られた穴周
囲の表皮部分は射出圧を利用してボス18における開口
部22の周囲となる位置へ押しつけられ、しわ等を発生
することなくボス18を形成する溶融樹脂と密着一体化
される。
【0043】このため、外観が良好になり、かつ図6の
Bに示すような表皮とボスとの分離が生じず、そのうえ
同図のCに示すような後加工で表皮を部分的にカットす
る手間も不要となり、しかも、図6のように射出成形の
都度コアを型内へセットする必要が無いので、成形全体
の成形品製造時間を短縮できる。
【0044】また、図1のDに明らかなように、スライ
ドコア40の頂面40aと底部35との間空間を小径突
部41が横断するため、図4に明らかなように、成形後
のボス18の底部20に小穴19が一体に貫通形成され
る。
【0045】このとき、尖頭部42は完全に小凹部36
内へ入り込んでいるため、尖頭部42を設けても小穴1
9の成形形状に影響を与えず、後加工を殆ど必要としな
い状態になり、この点でも全体の成形品製造時間を短縮
できる。
【0046】この尖頭部42は、表皮12を突き破るた
めに有効であり、かつ表皮12の切り口がきれいになる
ので、成形後のボス18の外観を良好にできる。
【0047】なお、ボス18に小穴19が不要の場合
は、小径突部41を省略して、スライドコア40の先端
を直接尖らせることにより形成することもできる。
【0048】なお、成形品の脱型時に、図1のDにおい
て雌型11と雄型15を開くと同時又はその後、スライ
ドコア40をさらに雄型15方向へ押し出すようにすれ
ば、スライドコア40がイジェクトピンとして機能する
ので、型構造が簡単になる。
【0049】さらに、表皮12の材料としては、AB
S、塩化ビニール等各種の熱可塑性樹脂シート又はフィ
ルムが使用可能である。真空成形をしない場合には織布
又は布織布などの布製材料でもよい。
【0050】また、溶融樹脂17としては、射出成形用
に知られている各種の熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂が
使用可能である。さらに、射出成形によらず、例えばポ
リウレタンフォーム等の適宜樹脂を常圧注入する方法で
もよい。
【0051】この場合、注入樹脂が発泡材料であれば、
その発泡圧により端末部23の成形を十分におこなうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明時の各種工程を併記した図
【図2】本願発明の金型構造を示す断面図
【図3】本願発明による成形品の一例を示す図
【図4】図3の4−4線拡大断面図
【図5】参考比較例の成形方法を示す図
【図6】他の参考比較例に係る成形方法を示す図
【符号の説明】
11:雌型,12:表皮,15:雄型,16:ボス成形
用凹部,17:溶融樹脂,18:ボス,30:キャビテ
イ,40:スライドコア,41:小径突部,42:尖頭

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】型閉めしたときキャビテイを形成するよう
    に分割された第1及び第2の型を備え、第1の型の型面
    に表皮を取付け、第2の型にボスの外形に相当するボス
    成形用凹部を設け、キャビテイ内へ溶融樹脂を注入する
    ことにより中空のボスを有する表皮付樹脂成形品を得る
    ための方法において、前記第1の型と第2の型とを型閉
    めする第1の工程と、ボスの内側空間に相当するボス成
    形用突部を前記第1の型から前記第2の型のボス成形用
    凹部内へ表皮を突き破って突き出す第2の工程と、この
    状態でキャビテイ内へ溶融樹脂を注入し、ボス成形用突
    部とボス成形用凹部間で中空のボスを一体に形成すると
    ともに、ボス成形用突部周囲にある突き破られた表皮部
    分をボスと一体化する第3の工程と、を備えたことを特
    徴とするボスを有する表皮付樹脂成形品の製法。
  2. 【請求項2】型閉めしたときキャビテイを形成するよう
    に分割された第1及び第2の型とを備え、第1の型の型
    面に表皮を取付け、第2の型にボスの外形に相当するボ
    ス成形用凹部を設けるとともに、前記第1の型は、その
    型面に取付けた表皮を突き破って前記第2の型のボス成
    形用凹部内へ進退するスライドコアを備え、このスライ
    ドコアをボスの内側空間を成形するためのボス成形用突
    部としたことを特徴とするボスを有する表皮付樹脂成形
    品の成形装置。
  3. 【請求項3】前記スライドコアの先端に尖頭部を設けた
    ことを特徴とする請求項2の成形装置。
  4. 【請求項4】前記尖頭部が、スライドコアの先端に突出
    形成された小径突部の先端に形成されるとともに、この
    尖頭部を収容するための小凹部を、前記ボス成形用凹部
    内に設けたことを特徴とする請求項3の成形装置。
  5. 【請求項5】前記スライドコアがイジェクトピンを兼用
    することを特徴とする請求項2記載の成形装置
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