JPH0584770A - 合成樹脂成形品の製造方法 - Google Patents

合成樹脂成形品の製造方法

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JPH0584770A
JPH0584770A JP4327691A JP4327691A JPH0584770A JP H0584770 A JPH0584770 A JP H0584770A JP 4327691 A JP4327691 A JP 4327691A JP 4327691 A JP4327691 A JP 4327691A JP H0584770 A JPH0584770 A JP H0584770A
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cavity
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molten resin
mold
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Yoshihiro Inada
佳宏 稲田
Hiroshi Mukai
浩 向井
Yasunobu Teramoto
泰庸 寺本
Tomoaki Komiyama
知明 小宮山
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Toyoda Gosei Co Ltd
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    • B29C45/14065Positioning or centering articles in the mould
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出成形により一体成形することで美観を向
上させるとともにデザイン上の自由度を拡大し、かつ、
極薄状の装飾シートを用いて軽量化と製造コストの低減
とを達成する。 【構成】 キャビティ3内に極薄状の装飾シート7を配
置する第1の工程と、成形型1を全閉直前まで閉じると
ともに、前記装飾シート7を押圧ピン5にて固定する第
2の工程と、前記キャビティ3内に溶融樹脂8を低圧で
射出する第3の工程と、前記成形型1を全閉してキャビ
ティ3内の溶融樹脂8を加圧する第4の工程とを具備
し、射出成形により意匠面の段差を防止するとともに任
意の形状が成形可能となり、また、射出成形時に装飾シ
ート7が押圧ピン5で固定されている上に射出圧が非常
に低いため、極薄状の装飾シート7を用いて軽量化と低
コスト化に貢献する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面に装飾用の装飾シー
トを設けた合成樹脂成形品の製造方法に関するもので、
例えば、自動車の側面に装着されるサイドモール等を製
造する方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来のこの種の合成樹脂成形品の製造方法
として、サイドモールの製造方法を挙げることができ
る。一般に、このサイドモールは押出成形と射出成形を
組み合わせて製造されており、まず、押出成形機から合
成樹脂材料を押出して長尺状を素材を形成し、次いで、
その素材を所定寸法に切断して切断面に端末部材を射出
成形し、その後、素材の表面に極薄状の装飾シートを貼
着して完成させている。また、前記した製造方法とは別
に、サイドモール全体を射出成形で一体成形する方法も
実施されている。この製造方法においては、まず、形成
型のキャビティ内の所定位置にステンレス製の装飾シー
トを配置し、次いで、その成形型内に合成樹脂材料を射
出して、表面に前記装飾シートが露出したサイドモール
を形成させている。
【0003】なお、後者のサイドモール全体を射出成形
する製造方法としては、特開昭59−179325号公
報に掲載のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の押出成形と射出
成形を組み合わせた製造方法においては、素材と端末部
材との接合個所に段差等が形成されてしまい、美観の点
で今一つであった。また、素材を押出成形にて形成する
ことから、長手方向の断面形状がすべて同一となってし
まい、サイドモールのデザイン上の自由度が制限される
可能性があった。
【0005】また、後者のサイドモール全体を射出成形
する製造方法においては、その射出圧が300〜600
kg/cm2 程度と非常に高いことから、成形型内に配置す
る装飾シートを極薄にすると、射出された溶融樹脂によ
り装飾シートが変形したり位置ずれを生じたりして所定
の外観が得られない虞がある。したがって、装飾シート
としては厚肉で剛性の高いものを用いる必要があり、サ
イドモールの重量化やコストアップ等の原因になってい
た。
【0006】そこで、本発明は射出成形により一体成形
することで美観を向上させるとともにデザイン上の自由
度を拡大し、かつ、極薄状の装飾シートを用いて軽量化
と製造コストの低減とを達成することができる合成樹脂
成形品の製造方法の提供を課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる合成樹脂
成形品の製造方法は、キャビティ内に極薄状の装飾シー
トを配設する第1の工程と、成形型を全閉直前まで閉じ
るとともに、前記装飾シートを保持機構にて固定する第
2の工程と、前記キャビティ内に溶融樹脂を低圧で射出
する第3の工程と、前記成形型を全閉してキャビティ内
の溶融樹脂を加圧する第4の工程とを設けたものであ
る。
【0008】
【作用】本発明においては、第1の工程でキャビティ内
に極薄状の装飾シートが配設され、第2の工程で成形型
が全閉直前まで閉じられて保持機構にて装飾シートが固
定され、第3の工程でキャビティ内に溶融樹脂が低圧で
射出され、第4の工程で成形型が全閉されてキャビティ
内の溶融樹脂が加圧され、その結果、キャビティ内の溶
融樹脂が硬化すると、第1の発明の合成樹脂成形品が形
成され、このように射出成形時において、装飾シートが
保持機構で固定されている上に、その射出圧が非常に低
いため、射出された溶融樹脂によって装飾シートが変形
したり位置ずれを生じたりする虞がない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の合成樹脂成形品の製造方法を
サイドモールの成形として用いた実施例で説明する。
【0010】まず、本実施例のサイドモールの成形に用
いられる成形型を説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例のサイドモールの
成形に用いられる成形型の詳細を示す断面図である。
【0012】図に示すように、形成型1は固定型1aと
移動型1bとから構成され、型締め時にはサイドモール
2(図6及び図7に示す)の形状に対応するキャビティ
3が両型1a,1bの間に形成されるようになってい
る。サイドモール2は裏返状態で成形されるようになっ
ており、キャビティ3の下側の形状はサイドモール2の
意匠面2aに対応し、キャビティ3の上側の形状はサイ
ドモール2の裏面に対応している。キャビティ3内は図
示しない射出装置と連通し、この射出装置からのポリ塩
化ビニル(PVC)等の溶融樹脂が射出されるようにな
っている。
【0013】前記移動型1bにはキャビティ3内に連通
する収容空間4が形成され、この収容空間4内には押圧
ピン5の基端に形成されたばね座5aが配設されてい
る。このばね座5aは収容空間4内に収容されたコイル
スプリング6にて常にキャビティ3側に付勢され、押圧
ピン5の先端はキャビティ3内に突出している。そし
て、型締め時においては、コイルスプリング6の付勢力
で押圧ピン5の先端が固定型1a側に圧接され、ばね座
5aは収容空間4の開口部に形成された掛止部4aから
離間する。なお、後述するように、この固定型1aの押
圧ピン5が圧接する個所には装飾シート7が配設される
ようになっている。また、型開き時においては、押圧ピ
ン5の先端が固定型1aから離間し、ばね座5aは収容
空間4の掛止部4aにてキャビティ3側への移動を規制
される。本実施例では前記押圧ピン5とコイルスプリン
グ6によって保持機構が構成され、この保持機構はサイ
ドモール2の両端と中央との計3個所に設けられてい
る。
【0014】次に、このように構成された成形型を用い
たサイドモールの成形手順を説明する。
【0015】図2は本発明の一実施例のサイドモールの
成形工程における装飾シートの配置時を示す説明図、図
3は本発明の一実施例のサイドモールの成形工程におけ
る半型締め時を示す説明図、図4は本発明の一実施例の
サイドモールの成形工程における樹脂射出時を示す説明
図、図5は本発明の一実施例のサイドモールの成形工程
における型締め完了時を示す説明図である。
【0016】成形時においては、まず、図2に示すよう
に、成形型1を型開きし、その固定型1a上の所定位置
に帯状の装飾シート7をサイドモール2の長手方向に沿
って配置する。装飾シート7はポリエステルや四フッ化
ビニル等からなる極薄状で、予め断面半円状に湾曲形成
され、その裏面(図において上側)には金属蒸着が施さ
れている。次いで、図3に示すように、型締めを開始す
ると、固定型1aと移動型1bの接近に伴いキャビティ
3内において各押圧ピン5の先端が装飾シート7の裏面
に当接し、コイルスプリング6の付勢力によりこの装飾
シート7を固定型1aとの間で挾持する。そして、この
とき型締めは完全に行わずに両型1a,1bを間隙Sだ
け開状態に保持する。なお、この間隙Sとしては0.5
〜2mm程度が望ましい。
【0017】更に、図4に示すように、キャビティ3内
に射出装置からの溶融樹脂8を射出する。この射出圧と
しては20〜100kg/cm2 程度が望ましく、キャビテ
ィ3の内容積に対する樹脂容積の割合、つまり充填率と
しては80〜100%程度が望ましい。このように、装
飾シート7が押圧ピン5で挾持されている上に、射出圧
が一般的な値である300〜600kg/cm2 に比較して
非常に低いため、射出された溶融樹脂8によって装飾シ
ート7が変形したり位置ずれを生じたりする虞は皆無で
ある。また、固定型1aと移動型1bの間に間隙Sが形
成されていることから、溶融樹脂8の射出に伴ってキャ
ビティ3内のエアが間隙Sから外部に排出され、溶融樹
脂8の流動抵抗が低減されて、より良好な条件で射出成
形が行われる。
【0018】そして、図5に示すように、射出後に型締
めを完全に行うと、キャビティ3内の溶融樹脂8の圧力
が高まり、この状態で所定時間待機して溶融樹脂8を硬
化させる。その後に型開きすると、各押圧ピン5は製品
内から離脱し、製品をキャビティ3内から取り出すこと
ができる。なお、前記した完全型締め時のキャビティ3
内の樹脂圧力は、250〜800kg/cm2 程度、つまり
一般的な射出圧程度が望ましく、この範囲内に保つよう
に前記型締め圧力が調整される。
【0019】図6は本発明の一実施例のサイドモールを
示す斜視図、図7は本発明の一実施例のサイドモールを
示す図6のX−X線断面図である。
【0020】前記したように射出成形にて製造されたサ
イドモール2を説明すると、このサイドモール2は中程
がくびれた長尺状で、その両端は角の丸められた形状を
なし、断面は略四角状をなしている。すなわち、射出成
形にて形成したことから、サイドモール2は、その両端
を別部材とすることなく一体的に形成され、しかも、断
面形状が長手方向に変化している。
【0021】また、サイドモール2の表面である意匠面
2aには前記装飾シート7が長手方向に延びるように帯
状に設けられ、この装飾シート7は射出成形時に断面の
両端をサイドモール2内に埋設されて剥離を防止されて
いる。また、サイドモール2の長手方向における両端及
び中央の3個所には、射出成形時の押圧ピン5によりそ
れぞれ抜孔9が形成され、各抜孔9の一端はサイドモー
ル2の裏面側に開口し、他端は前記装飾シート7の裏面
に達している。なお、抜孔9はサイドモール2の裏面に
開口するだけであるため、このサイドモール2を車体に
装着した状態では外部に露出することはない。
【0022】このように、上記実施例のサイドモールの
製造方法は、成形型1のキャビティ3内に極薄状の装飾
シート7を配置する第1の工程と、前記成形型1を間隙
Sが形成された全閉直前まで閉じるとともに、移動型1
bに設けられた保持機構の押圧ピン5にて前記装飾シー
ト7を固定型1aとの間で挾持する第2の工程と、前記
キャビティ3内に溶融樹脂8を低圧で射出する第3の工
程と、前記成形型1を全閉してキャビティ3内の溶融樹
脂8を加圧する第4の工程とを具備している。したがっ
て、第1の工程にてキャビティ3内に極薄状の装飾シー
ト7が配置され、第2の工程で成形型1が全閉直前まで
閉じられて押圧ピン5にて装飾シート7が固定され、第
3の工程でキャビティ3内に溶融樹脂8が低圧で射出さ
れ、第4の工程で成形型1が全閉されてキャビティ3内
の溶融樹脂8が加圧される。その結果、キャビティ3内
の溶融樹脂8が硬化すると、サイドモール2が一体的に
形成される。
【0023】このように、射出成形時において、装飾シ
ート7が押圧ピン5で固定されている上に、その射出圧
が非常に低いため、射出された溶融樹脂8によって装飾
シート7が変形したり位置ずれを生じたりする虞がな
い。したがって、前記したように剛性が低く微妙な取扱
を要する極薄状の装飾シート7をサイドモール2の射出
成形に用いることができる。
【0024】そして、このようにして製造された上記実
施例のサイドモールは、射出成形にて一体成形されると
ともに、その射出成形時に極薄状の装飾シート7が意匠
面2aに設けられている。
【0025】したがって、射出成形にて形成したことか
ら、サイドモール2の両端を別部材とすることなく一体
的に形成することが可能となり、この両端を別部材とし
た場合のように接続個所に段差等が形成されるのを防止
してその美観を向上させることができる。更に、サイド
モール2の断面を長手方向に変化させることが可能とな
るため、デザイン上の自由度を拡大することができる。
【0026】また、極薄状の装飾シート7を用いたた
め、サイドモール2の軽量化を達成することができると
ともに、装飾シート7が安価なためサイドモール2の製
造コストを低減することができる。
【0027】ところで、上記実施例は自動車の側面に装
着されるサイドモールとその製造方法に具体化したが、
本発明を実施する場合には、これに限定されるものでは
なく、意匠面に装飾シートが設けられた合成樹脂成形品
とその製造方法であれば他のものに具体化してもよい。
したがって、例えば、自動車の前部及び後部に装着さ
れ、その意匠面に装飾シートが設けられたオーナメント
とその製造方法に具体化してもよい。
【0028】また、上記実施例の保持機構は固定型1a
との間で装飾シート7を挾持する押圧ピン5とその押圧
ピン5を付勢するコイルスプリング6とで構成されてい
るが、本発明を実施する場合には、これに限定されるも
のではなく、キャビティ3内の装飾シート7を固定可能
なものであればよい。したがって、例えば、油圧シリン
ダにより付勢された押圧ピンで装飾シートを挾持するよ
うに構成してもよい。
【0029】更に、上記実施例では射出時の固定型1a
と移動型1bの間隙Sを0.5〜2mm程度とし、射出圧
を20〜100kg/cm2 程度、充填率を80〜100%
程度、完全型締め時の樹脂圧力を250〜800kg/cm
2 程度にそれぞれ設定したが、本発明を実施する場合に
は、必ずしもこれらの範囲内で設定する必要はなく、成
形品の大きさや形状、或いは樹脂の種類等に応じて任意
に変更してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明の合成樹脂成形品
の製造方法は、キャビティ内に極薄状の装飾シートを配
設する第1の工程と、成形型を全閉直前まで閉じるとと
もに、前記装飾シートを保持機構にて固定する第2の工
程と、前記キャビティ内に溶融樹脂を低圧で射出する第
3の工程と、前記成形型を全閉してキャビティ内の溶融
樹脂を加圧する第4の工程とを具備し、第1の工程でキ
ャビティ内に極薄状の装飾シートが配設され、第2の工
程で成形型が全閉直前まで閉じられて保持機構にて装飾
シートが固定され、第3の工程でキャビティ内に溶融樹
脂が低圧で射出され、第4の工程で成形型が全閉されて
キャビティ内の溶融樹脂が加圧され、その結果、キャビ
ティ内の溶融樹脂が硬化すると、第1の発明の合成樹脂
成形品を形成することができ、このように射出成形時に
おいて、装飾シートが保持機構で固定されている上に、
その射出圧が非常に低いため、射出された溶融樹脂によ
って装飾シートが変形したり位置ずれを生じたりするの
を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の合成樹脂成形品の製造方法の一
実施例としてのサイドモールの成形に用いられる成形型
の詳細を示す断面図である。
【図2】図2は本発明の合成樹脂成形品の製造方法の一
実施例としてのサイドモールの成形工程における装飾シ
ートの配置時を示す説明図である。
【図3】図3は本発明の合成樹脂成形品の製造方法の一
実施例としてのサイドモールの成形工程における半型締
め時を示す説明図である。
【図4】図4は本発明の合成樹脂成形品の製造方法の一
実施例としてのサイドモールの成形工程における樹脂射
出時を示す説明図である。
【図5】図5は本発明の合成樹脂成形品の製造方法の一
実施例としてのサイドモールの成形工程における型締め
完了時を示す説明図である。
【図6】図6は本発明の合成樹脂成形品の製造方法の一
実施例としてのサイドモールを示す斜視図である。
【図7】図7は本発明の合成樹脂成形品の製造方法の一
実施例としてのサイドモールを示す図6のX−X線断面
図である。
【符号の説明】
1 成形型 2a 意匠面 3 キャビティ 5 押圧ピン(保持機構) 6 コイルスプリング(保持機構) 7 装飾シート 8 溶融樹脂
フロントページの続き (72)発明者 寺本 泰庸 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 小宮山 知明 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形型のキャビティ内に極薄状の装飾シ
    ートを配設する第1の工程と、 前記成形型に設けられた保持機構で前記装飾シートを固
    定する第2の工程と、 前記キャビティ内に溶融樹脂を低圧で射出する第3の工
    程と、 前記成形型を全閉してキャビティ内の溶融樹脂を加圧す
    る第4の工程とを具備することを特徴とする合成樹脂成
    形品の製造方法。
JP4327691A 1991-03-08 1991-03-08 合成樹脂成形品の製造方法 Pending JPH0584770A (ja)

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