JPH1086702A - エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネル及びその製造方法 - Google Patents

エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネル及びその製造方法

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JPH1086702A
JPH1086702A JP8243365A JP24336596A JPH1086702A JP H1086702 A JPH1086702 A JP H1086702A JP 8243365 A JP8243365 A JP 8243365A JP 24336596 A JP24336596 A JP 24336596A JP H1086702 A JPH1086702 A JP H1086702A
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instrument panel
airbag door
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JP8243365A
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Inventor
Junzo Ukai
順三 鵜飼
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C37/00Component parts, details, accessories or auxiliary operations, not covered by group B29C33/00 or B29C35/00
    • B29C37/0053Moulding articles characterised by the shape of the surface, e.g. ribs, high polish
    • B29C37/0057Moulding single grooves or ribs, e.g. tear lines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/30Vehicles, e.g. ships or aircraft, or body parts thereof
    • B29L2031/3005Body finishings
    • B29L2031/3038Air bag covers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 後加工によって薄肉部を形成することなし
に、薄肉部を形成し、薄肉部から確実に開裂させる。 【解決手段】 インストルメントパネル10の表皮20
は、軟質合成樹脂の上層シート26、発泡樹脂の中間層
24と硬質樹脂の下層シート22からなる三層表皮とな
っており、その裏面20Aには、樹脂製の芯体30が2
色射出成形によって一体成形されている。芯体30のエ
アバッグケースと略対向する部位はエアバッグドア部3
2となっており、その前後方向略中央部には、薄肉部3
5が車幅方向に沿って形成されている。薄肉部35と対
向する表皮20の部位は溝36となっており、溝36は
表皮20の裏面側から凹陥されており、車幅方向に沿っ
て形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアバッグドア部を
一体に有するインストルメントパネル及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、助手席用のエアバッグ装置のドア
部をインストルメントパネルに一体とした構造の一例
が、特公平6−45184号公報に示されている。
【0003】図15に示される如く、このエアバッグド
ア部を一体に有するインストルメントパネルでは、エア
バッグドア部の展開性能を確保するために、インストル
メントパネル100の意匠面100Aに溝102を形成
すると共に、この溝102の底部102Aに肉厚減少部
104を形成し、エアバッグ袋体展開時にこの肉厚減少
部104で、インストルメントパネル100が開裂する
ようになっている。
【0004】しかしながら、このエアバッグドア部を一
体に有するインストルメントパネルでは、意匠面100
Aに溝102が形成されているため、見栄えが良くな
い。
【0005】これを改善したエアバッグドア部を一体に
有するインストルメントパネルの一例が、特開平5−2
46272号に示されている。
【0006】図16に示される如く、このエアバッグド
ア部を一体に有するインストルメントパネルでは、イン
ストルメントパネル110の表皮112の裏面112A
に、高周波熱刃を用いて溝114を形成することによっ
て、表皮112の意匠面112Bの見栄えを向上してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このエ
アバッグドア部を一体に有するインストルメントパネル
では、表皮112を成形する工程とは別に、表皮112
に高周波熱刃を用いて溝114、即ち、薄肉部を形成す
る後加工工程が必要となるため、製造工程が煩雑にな
る。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、後加工によっ
て薄肉部を形成することなしに、薄肉部を形成でき、薄
肉部から確実に開裂させることができるエアバッグドア
部を一体に有するインストルメントパネル及びその製造
方法を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、軟質合成樹脂の上層、発泡樹脂の中間層と硬質樹脂
の下層からなる三層表皮の裏面に樹脂製芯体を一体成形
してなるインストルメントパネルにおいて、エアバッグ
ドア開裂部に対応する表皮裏面に上層と下層が局部的に
薄肉状をなして接近する溝を形成したことを特徴として
いる。
【0010】従って、表皮を成形する時に、例えば型押
し等にて溝を形成することができ、後加工が必要ない。
また、溝により形成される薄肉部からインストルメント
パネルを確実に開裂させることができる。
【0011】請求項2記載の本発明は、軟質合成樹脂製
の単一層表皮と発泡層と硬質樹脂製基材を積層一体化し
てなるエアバッグドア部を一体に有するインストルメン
トパネルにおいて、エアバッグドア開裂部に対応する表
皮裏面に真空成形時に型押しにて形成された溝を有する
ことを特徴としている。
【0012】従って、表皮を真空成形する時に、型押し
にて溝を形成することができ、後加工が必要ない。ま
た、溝により形成される薄肉部からインストルメントパ
ネルを確実に開裂させることができる。
【0013】請求項3記載の本発明のエアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルの製造方法は、
表皮を加熱する工程と、雄型と雌型の型締め時に雄型の
表面に形成した溝形成用フィンにより前記表皮裏面に溝
を押圧成形する工程と、表皮を真空成形する工程と、を
含むことを特徴としている。
【0014】従って、雄型と雌型の型締め時に雄型の表
面に形成した溝形成用フィンにより表皮裏面に溝を押圧
成形するので、後加工が必要ない。また、雄型と雌型を
用いて溝を成形することにより、薄肉部の寸法を精度良
く形成でき、安定したエアバッグ袋体展開性能を確保で
きる。
【0015】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルの製造方法において、前記表皮は三層表皮であり、成
形された表皮の裏面にエアバッグドア芯材とインストル
メントパネル芯材を射出成形して一体化する工程を含む
ことを特徴としている。
【0016】従って、成形された三層表皮の裏面にエア
バッグドア芯材とインストルメントパネル芯材を射出成
形して一体化するため、所謂、表皮インサートタイプの
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルを簡単に製造することができる。
【0017】請求項5記載の本発明は、請求項3記載の
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルの製造方法において、前記表皮は単一層表皮であり、
成形された表皮とエアバッグドア芯材及びインストルメ
ントパネル芯材とを間隔をおいて発泡型内に、セット
し、両者間に発泡材を注入して発泡形成することにより
一体化する工程と、を含むことを特徴としている。
【0018】従って、成形された単一層表皮とエアバッ
グドア芯材及びインストルメントパネル芯材とを間隔を
おいて発泡型内に、セットし、両者間に発泡材を注入し
て発泡形成するため、所謂、発泡タイプのエアバッグド
ア部を一体に有するインストルメントパネルを簡単に製
造することができる。
【0019】請求項6記載の本発明は、表皮を加熱する
工程と、雄型を移動させて予め表皮を押圧する工程と、
雄型と雌型とを型締めする工程と、雄型に内装した溝形
成用フィンをスライドさせて表皮裏面に溝を押圧成形す
る工程と、表皮を真空成形する工程と、を含むことを特
徴としている。
【0020】従って、雄型に内装した溝形成用フィンを
スライドさせて表皮裏面に溝を押圧成形するため、型抜
き方向に対して傾斜した位置にある開裂用の溝において
も、後加工なしに、薄肉部の寸法を精度良く形成でき、
安定したエアバッグ袋体展開性能を確保できる。
【0021】請求項7記載の本発明は、請求項6記載の
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルの製造方法において、前記表皮は軟質合成樹脂の上
層、発泡樹脂の中間層及び硬質樹脂の下層から成る三層
表皮であり、成形された表皮の裏面にエアバッグドア芯
材とインストルメントパネル芯材を射出成形して一体化
する工程を含むことを特徴としている。
【0022】従って、成形された三層表皮の裏面にエア
バッグドア芯材とインストルメントパネル芯材を射出成
形して一体化するため、所謂、表皮インサートタイプの
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルを簡単に製造することができる。
【0023】請求項8記載の本発明は、請求項6記載の
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルの製造方法において、前記表皮は軟質合成樹脂製の単
一層表皮であり、成形された表皮とエアバッグドア芯材
及びインストルメントパネル芯材を間隔をおいて発泡型
内にセットし、両者間に発泡材を注入して発泡成形する
ことにより一体化する工程を含むことを特徴としてい
る。
【0024】従って、成形された単一層表皮とエアバッ
グドア芯材及びインストルメントパネル芯材とを間隔を
おいて発泡型内に、セットし、両者間に発泡材を注入し
て発泡形成するため、所謂、発泡タイプのエアバッグド
ア部を一体に有するインストルメントパネルを簡単に製
造することができる。
【0025】請求項9記載の本発明は、請求項4または
請求項7記載のエアバッグドア部を一体に有するインス
トルメントパネルの製造方法において、エアバッグドア
芯材の射出成形後、インストルメントパネル芯材を射出
成形することを特徴としている。
【0026】従って、エアバッグドア芯材とインストル
メントパネル芯材の2色射出成形により、更に生産性が
向上する。
【0027】請求項10記載の本発明は、請求項4また
は請求項7記載のエアバッグドア部を一体に有するイン
ストルメントパネルの製造方法において、前記表皮の真
空成形時にエアバッグドアのヒンジ部に対応する表皮下
層に補強材を加圧インサートしたことを特徴としてい
る。
【0028】従って、ヒンジ部の補強材の設定位置の信
頼性が高いため、補強材が意匠面に露出することがな
く、外観の見栄えが良いと共に、エアバッグドアの展開
性能を安定して確保できる。また、型構造も僅かな変更
で対応可能である。
【0029】請求項11記載の本発明は、請求項10記
載のエアバッグドア部を一体に有するインストルメント
パネルの製造方法において、エアバッグドア芯材の裏面
から前記補強材に向けてスリットが形成されていること
を特徴としている。
【0030】従って、エアバッグドア部の変形を抑制す
るためにはエアバッグドア芯材の板厚を厚くする必要が
あるが、裏面側からスリットを形成することにより、容
易にエアバッグドアを展開させることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明のエアバッグドア部を一体
に有するインストルメントパネルの第1実施形態を図1
〜図6に従って説明する。
【0032】図3に示される如く、車両の車室内に設け
られているインストルメントパネル10には、助手席側
(図3の紙面右側)の内方にエアバッグ装置12(図2
に一部を図示)が配設されている。
【0033】図2に示すように、エアバッグ装置12の
エアバッグケース14は、図示を省略したインストルメ
ントパネルリインフォースメントに固定されており、エ
アバッグケース14内には、インフレータ16及び折り
畳んだ状態のエアバッグ袋体18が収納されている。
【0034】また、インストルメントパネル10の表皮
20は、硬質樹脂、例えば、ポリプロピレン(PP)か
ら成る下層シート22と、この下層シート22の車室内
方側に配設された、発泡樹脂、例えば、PP発泡層から
成る中間層24と、この中間層24の車室内方側に配設
された軟質合成樹脂、例えば、PVC(塩化ビニル樹
脂)又はTPO(サーモプラスチックオレフィン)から
成る上層シート26で構成された三層表皮となってい
る。
【0035】この表皮20の裏面20Aには、樹脂製の
芯体30が2色射出成形によって、一体成形されてい
る。この芯体30のエアバッグケース14と略対向する
部位はエアバッグドア部32となっており、このエアバ
ッグドア部32は、TPO(例えば、曲げ弾性率100
〜500MPa、−35°C伸度50〜300%)で構成
されている。一方、芯体30のエアバッグドア部32以
外の一般部34は、SOP(スーパーオレフィンポリマ
ー、例えば、曲げ弾性率1500〜2500MPa、PP
樹脂)で構成されている。
【0036】エアバッグ装置12は、図示しない機械的
又は電気的な加速度センサ等によって車両の急減速を検
出すると、エアバッグケース14内のインフレータ16
が作動して、エアバッグケース14内に折り畳まれて収
容されているエアバッグ袋体18を芯体30のエアバッ
グドア部32へ向けて膨張させる。エアバッグ袋体18
は、芯体30のエアバッグドア部32を押圧してインス
トルメントパネル10を開裂させ車室内に展開するよう
になっている。なお、エアバッグ装置12としては、従
来公知の一般的構成を適用できるため、本実施の形態で
はエアバッグ装置12の詳細な説明は省略する。
【0037】図2に示される如く、芯体30のエアバッ
グドア部32の周縁部からは、エアバッグケース14の
開口部外周を囲む立壁部32Aが立設されている。ま
た、立壁部32Aによってエアバッグケース14の開口
部外周を囲うことにより、エアバッグ袋体18が膨張し
たときに芯体30の一般部34の背面に沿って展開する
のを防止している。
【0038】芯体30のエアバッグドア部32の前後方
向略中央部には、薄肉部35(ノッチ部)が車幅方向に
沿って形成されており、この薄肉部35と対向する表皮
20の部位は、溝36となっている。この溝36は、表
皮20の裏面側から凹陥されており、車幅方向に沿って
形成されている。
【0039】従って、芯体30のエアバッグドア部32
は、エアバッグ展開時、膨張するエアバッグ袋体18に
押圧されると、薄肉部35に沿って開裂する。また、表
皮20は、溝36に沿って開裂し、開裂した芯体30の
エアバッグドア部32及び表皮20が回動して、エアバ
ッグ袋体18を車室内へ展開可能とする開口が形成され
るようになっている。
【0040】次に、本発明の第1実施形態のインストル
メントパネル表皮20の成形方法を詳細に説明する。
【0041】先ず、加熱工程により、表皮20を加熱す
る。その後、表皮20が熱せられている間に、図4に示
される如く、押圧成形工程に移る。この場合、雌引き真
空成形型50の雄型52の表面には、表皮20の裏面2
0Aに溝36を作るための溝形成用フィン54が形成さ
れており、雄型52と雌型56の型締め時に、この溝形
成用フィン54により表皮20の裏面20Aに溝36を
押圧成形する。
【0042】次に、図5に示される様に、雌引き真空成
形型50による真空成形工程に移り、真空成形型50内
で表皮20を所定の形状に真空成形する。
【0043】なお、その際、図6に示す如く、展開に必
要と考えられる溝36に対向する部位のPVC又はTP
Oから成る上層シート26の肉厚P、及び下層シート2
2と中間層24とを合わせた肉厚Tを、一度に成形する
ことが可能になる。また、雄型52と雌型56を使用す
るため、展開に必要とする各肉厚P、Tの精度を容易に
確保することができる。
【0044】従って、本発明の第1実施形態では、表皮
20の溝36がある部位の肉厚が制御されているため、
エアバッグドア部32を射出成形する際に、同時に、薄
肉部35を形成できる。このため、後加工によって薄肉
部を形成することなしに、エアバッグドア部32に薄肉
部35を形成でき、この薄肉部35からエアバッグドア
部32を確実に開裂させることができる。
【0045】また、本発明の第1実施形態では、成形さ
れた三層の表皮20の裏面20Aに、芯体30のエアバ
ッグドア部32と一般部34を2色射出成形して一体化
するため、所謂、表皮インサート射出成形タイプのエア
バッグドア部を一体に有するインストルメントパネルを
簡単に製造することができる。
【0046】なお、本発明の第1実施形態では、インス
トルメントパネル10の表皮20を三層表皮としたが、
これに代えて、インストルメントパネル10の表皮を軟
質合成樹脂製の単一層表皮とし、第1実施形態と同様に
エアバッグドア開裂部に対応する表皮裏面に真空成形時
に型押しにて溝が成形された表皮と、芯体のエアバッグ
ドア部及び一般部を間隔をおいて発泡型内にセットし、
両者間に発泡材を注入して発泡形成することによりイン
ストルメントパネルを成形しても良い。この場合には、
所謂、発泡タイプのエアバッグドア部を一体に有するイ
ンストルメントパネルを簡単に製造することができる。
【0047】次に、本発明の第2実施形態を図7及び図
8に従って説明する。なお、第1実施形態と同一部材に
ついては同一符号を付してその説明を省略する。
【0048】図7に示される如く、本発明の第2実施形
態では、真空成形型50の雄型52に、表皮の裏面に溝
を作るための溝形成用フィン58が内装されており、こ
の溝形成用フィン58は、型抜き方向(図7の矢印A方
向)に対して傾斜した位置にある。即ち、溝形成用フィ
ン58は、所謂スライドコアとなっており、油圧シリン
ダ等の移動装置60によって、雄型52内に収容される
収容位置(図7の実線の位置)と、雄型52から突出し
た成形位置(図7の二点鎖線の位置)とへスライド可能
になっている。
【0049】従って、本発明の第2実施形態では、第1
実施形態で説明した、雄型と雌型とを型締めする工程の
後に、図8に示される如く、溝形成用フィン58を成形
位置へスライドさせて表皮20の裏面20Aに溝を押圧
成形し、その後、第1実施形態で説明した、表皮20を
真空成形に移行する。
【0050】この様に、本発明の第2実施形態では、真
空成形型50の雄型52に内装した溝形成用フィン58
をスライドさせて表皮20の裏面20Aに溝を押圧成形
するため、型抜き方向に対して傾斜した位置にある開裂
用の溝においても、後加工なしに、薄肉部の寸法を精度
良く形成でき、安定したエアバッグ袋体展開性能を確保
できる。
【0051】また、本発明の第2実施形態では、溝形成
用フィン58の移動量を制御することで、展開に必要と
する薄肉部の肉厚の精度を容易に確保することができ
る。
【0052】従って、表皮20の溝がある部位の肉厚が
制御されているため、エアバッグドア部を射出成形する
際に、同時に、薄肉部を形成できる。このため、後加工
によって薄肉部を形成することなしに、エアバッグドア
部に薄肉部を形成でき、この薄肉部からエアバッグドア
部を確実に開裂させることができる。
【0053】また、本発明の第2実施形態では、成形さ
れた三層の表皮20の裏面20Aに、芯体30のエアバ
ッグドア部32と一般部34を2色射出成形して一体化
するため、所謂、表皮インサート射出成形タイプのエア
バッグドア部を一体に有するインストルメントパネルを
簡単に製造することができる。
【0054】なお、本発明の第2実施形態では、インス
トルメントパネルの表皮20を三層表皮としたが、これ
に代えて、インストルメントパネル表皮を軟質合成樹脂
製の単一層表皮とし、第1実施形態と同様にエアバッグ
ドア開裂部に対応する表皮裏面に真空成形時に溝が成形
された表皮と、エアバッグドア芯材及びインストルメン
トパネル芯材とを間隔をおいて発泡型内にセットし、両
者間に発泡材を注入して発泡形成することによりインス
トルメントパネルを成形しても良い。この場合には、所
謂、発泡タイプのエアバッグドア部を一体に有するイン
ストルメントパネルを簡単に製造することができる。
【0055】次に、本発明の第3実施形態を図9〜図1
3に従って説明する。なお、第1実施形態と同一部材に
ついては同一符号を付してその説明を省略する。
【0056】図9に示される如く、本発明の第3実施形
態では、芯体30のエアバッグドア部32のヒンジ部3
2Bに対応する表皮20の下層シート22の部位に補強
材60が配設されている。
【0057】図10(B)に示される如く、この補強材
60はネット状となっており、図10(A)に示される
如く、補強材60の一部が、表皮20の下層シート22
にインサートされている。
【0058】なお、図9に示される如く、芯体30のヒ
ンジ部32Bには、高周波超音波ウエルド、熱刃もしく
はレーザ等により、裏面側からスリット33が形成され
ており、容易に展開できるようになっている。
【0059】次に、雄引き真空成形時に表皮20の下層
シート22に、補強材60をインサートする方法を説明
する。
【0060】図11(A)に示される如く、表皮20を
ヒータ62で加熱する。また、図11(B)に示される
如く、雄型52に、補強材60をセットする。この時、
図12に示される如く、雄型52にスリット52A、5
2Bを形成し、これらのスリット52A、52Bに補強
材60の両端部60A、60Bを挿入することで、雄型
52に補強材60を固定する。
【0061】次に、図11(C)に示される如く、表皮
20が真空成形のために、ヒータにより加熱された状態
で、雄型52により真空成形する。これにより、補強材
60の一部が、表皮20の下層シート22にインサート
される。
【0062】次に、雌引き真空成形時に表皮20の下層
シート22に、補強材60を加圧インサートする方法を
説明する。
【0063】図13に示される如く、この場合には、雄
引き真空成形時と同様に、雄型52に補強材60をセッ
トし、ヒータ62で加熱した表皮20を雄型52と雌型
56の間に挟み、雄型52と雌型56を型締めする。
【0064】この場合、図14に示される如く、雄型5
2と雌型56のクリアランスKにより、補強材60が加
圧され、補強材60が表皮20の下層シート22に確実
にインサートされる。
【0065】従って、本発明の第3実施形態では、表皮
20の真空成形時にエアバッグドア部32のヒンジ部3
2Bに対応する下層シート22に補強材60を加圧イン
サートしたので、補強材60の設定位置の信頼性が高い
ため、補強材60が意匠面に露出することがなく、外観
の見栄えが良いと共に、エアバッグドアの展開性能を安
定して確保できる。また、型構造も雄型52にスリット
52A、52Bを形成する僅かな変更で対応可能であ
る。
【0066】また、本発明の第3実施形態では、芯体3
0のエアバッグドア部32には、ヒンジ部32Bの裏面
から補強材60に向けてスリット33が形成されている
ため、通常、エアバッグドア部の変形を抑制するために
は芯体30のエアバッグドア部32の板厚を厚くする必
要があるが、裏面側からスリット33を形成することに
より、容易にエアバッグドアを開裂させることができ
る。
【0067】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、芯体30のエアバッグドア部32が薄肉
部35で確実に開裂するよに、薄肉部35にスリット等
を形成しても良い。
【0068】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、軟質合成樹脂
の上層、発泡樹脂の中間層と硬質樹脂の下層からなる三
層表皮の裏面に樹脂製芯体を一体成形してなるインスト
ルメントパネルにおいて、エアバッグドア開裂部に対応
する表皮裏面に上層と下層が局部的に薄肉状をなして接
近する溝を形成したので、後加工によって薄肉部を形成
することなしに、薄肉部を形成でき、薄肉部から確実に
開裂させることができるという優れた効果を有する。
【0069】請求項2記載の本発明は、軟質合成樹脂製
の単一層表皮と発泡層と硬質樹脂製基材を積層一体化し
てなるエアバッグドア部を一体に有するインストルメン
トパネルにおいて、エアバッグドア開裂部に対応する表
皮裏面に真空成形時に型押しにて形成された溝を有する
ので、後加工によって薄肉部を形成することなしに、薄
肉部を形成でき、薄肉部から確実に開裂させることがで
きるという優れた効果を有する。
【0070】請求項3記載の本発明のエアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルの製造方法は、
表皮を加熱する工程と、雄型と雌型の型締め時に雄型の
表面に形成した溝形成用フィンにより表皮裏面に溝を押
圧成形する工程と、表皮を真空成形する工程と、を含む
ので、後加工によって薄肉部を形成することなしに、薄
肉部を形成でき、薄肉部から確実に開裂させることがで
きるという優れた効果を有する。また、薄肉部の寸法を
精度良く形成でき、安定したエアバッグ袋体展開性能を
確保できるという優れた効果を有する。
【0071】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルの製造方法において、表皮は三層表皮であり、成形さ
れた表皮の裏面にエアバッグドア芯材とインストルメン
トパネル芯材を射出成形して一体化する工程を含むの
で、請求項3記載の効果に加えて、表皮インサート射出
成形タイプのエアバッグドア部を一体に有するインスト
ルメントパネルを簡単に製造することができるという優
れた効果を有する。
【0072】請求項5記載の本発明は、請求項3記載の
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルの製造方法において、表皮は単一層表皮であり、成形
された表皮とエアバッグドア芯材及びインストルメント
パネル芯材とを間隔をおいて発泡型内に、セットし、両
者間に発泡材を注入して発泡形成することにより一体化
する工程と、を含むので、請求項3記載の効果に加え
て、発泡タイプのエアバッグドア部を一体に有するイン
ストルメントパネルを簡単に製造することができるとい
う優れた効果を有する。
【0073】請求項6記載の本発明は、表皮を加熱する
工程と、雄型を移動させて予め表皮を押圧する工程と、
雄型と雌型とを型締めする工程と、雄型に内装した溝形
成用フィンをスライドさせて表皮裏面に溝を押圧成形す
る工程と、表皮を真空成形する工程と、を含むので、型
抜き方向に対して傾斜した位置にある開裂用の溝におい
ても、後加工なしに、薄肉部を精度良く形成でき、薄肉
部から確実に開裂させることができるという優れた効果
を有する。
【0074】請求項7記載の本発明は、請求項6記載の
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルの製造方法において、表皮は軟質合成樹脂の上層、発
泡樹脂の中間層及び硬質樹脂の下層から成る三層表皮で
あり、成形された表皮の裏面にエアバッグドア芯材とイ
ンストルメントパネル芯材を射出成形して一体化する工
程を含むので、請求項6記載の効果に加えて、表皮貼り
込みタイプのエアバッグドア部を一体に有するインスト
ルメントパネルを簡単に製造することができるという優
れた効果を有する。
【0075】請求項8記載の本発明は、請求項6記載の
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルの製造方法において、表皮は軟質合成樹脂製の単一層
表皮であり、成形された表皮とエアバッグドア芯材及び
インストルメントパネル芯材を間隔をおいて発泡型内に
セットし、両者間に発泡材を注入して発泡成形すること
により一体化する工程を含むので、請求項6記載の効果
に加えて、発泡タイプのエアバッグドア部を一体に有す
るインストルメントパネルを簡単に製造することができ
るという優れた効果を有する。
【0076】請求項9記載の本発明は、請求項4または
請求項7記載のエアバッグドア部を一体に有するインス
トルメントパネルの製造方法において、エアバッグドア
芯材の射出成形後、インストルメントパネル芯材を射出
成形するので、請求項4または請求項7記載の効果に加
えて、更に生産性が向上するという優れた効果を有す
る。
【0077】請求項10記載の本発明は、請求項4また
は請求項7記載のエアバッグドア部を一体に有するイン
ストルメントパネルの製造方法において、表皮の真空成
形時にエアバッグドアのヒンジ部に対応する表皮下層に
補強材を加圧インサートしたので、請求項4または請求
項7記載の効果に加えて、外観の見栄えが良いと共に、
エアバッグドアの展開性能を安定して確保できるという
優れた効果を有する。また、型構造も僅かな変更で対応
可能であるという優れた効果を有する。
【0078】請求項11記載の本発明は、請求項10記
載のエアバッグドア部を一体に有するインストルメント
パネルの製造方法において、エアバッグドア芯材の裏面
から補強材に向けてスリットが形成されているので、請
求項10記載の効果に加えて、容易にエアバッグドアを
展開させることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るエアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルの一部を示す側
断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るエアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルを示す側断面図
である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るエアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルを示す斜視図で
ある。
【図4】本発明の第1実施形態に係るエアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルの製造方法にお
ける雄型と雌型の型締め前の状態を示す概略断面図であ
る。
【図5】本発明の第1実施形態に係るエアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルの製造方法にお
ける雄型と雌型の型締め時の状態を示す概略断面図であ
る。
【図6】本発明の第1実施形態に係るエアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルの製造方法にお
ける雄型と雌型の型締め時の状態の一部を示す拡大断面
図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るエアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルの製造方法にお
ける雄型を示す概略断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係るエアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルの製造方法にお
ける雄型と雌型の型締め時の状態を示す拡大断面図であ
る。
【図9】本発明の第3実施形態に係るエアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルの一部を示す側
断面図である。
【図10】(A)は本発明の第3実施形態に係るエアバ
ッグドア部を一体に有するインストルメントパネルの表
皮の一部を示す拡大側断面図であり、(B)は本発明の
第3実施形態に係るエアバッグドア部を一体に有するイ
ンストルメントパネルの補強材を示す底面図である。
【図11】(A)〜(C)は本発明の第3実施形態に係
るエアバッグドア部を一体に有するインストルメントパ
ネルの製造方法における一例を示す概略断面図である。
【図12】図11(B)の一部拡大図である。
【図13】本発明の第3実施形態に係るエアバッグドア
部を一体に有するインストルメントパネルの製造方法に
おける他の一例の雄型と雌型の型締め前の状態を示す概
略断面図である。
【図14】本発明の第3実施形態に係るエアバッグドア
部を一体に有するインストルメントパネルの製造方法に
おける他の一例の雄型と雌型の型締め時の状態を示す概
略断面図である。
【図15】従来の実施形態に係るエアバッグドア部を一
体に有するインストルメントパネルの一部を示す側断面
図である。
【図16】他の従来の実施形態に係るエアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルの一部を示す側
断面図である。
【符号の説明】
10 インストルメントパネル 12 エアバッグ装置 20 インストルメントパネルの表皮 22 下層シート 24 中間層 26 上層シート 30 芯体 32 芯体のエアバッグドア部 33 スリット 34 芯体の一般部 35 薄肉部 36 溝 50 真空成形型 52 雄型 54 溝形成用フィン 56 雌型 58 溝形成用フィン 60 補強材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29L 31:58

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質合成樹脂の上層、発泡樹脂の中間層
    と硬質樹脂の下層からなる三層表皮の裏面に樹脂製芯体
    を一体成形してなるインストルメントパネルにおいて、
    エアバッグドア開裂部に対応する表皮裏面に上層と下層
    が局部的に薄肉状をなして接近する溝を形成したことを
    特徴とするエアバッグドア部を一体に有するインストル
    メントパネル。
  2. 【請求項2】 軟質合成樹脂製の単一層表皮と発泡層と
    硬質樹脂製基材を積層一体化してなるエアバッグドア部
    を一体に有するインストルメントパネルにおいて、エア
    バッグドア開裂部に対応する表皮裏面に真空成形時に型
    押しにて形成された溝を有することを特徴とするエアバ
    ッグドア部を一体に有するインストルメントパネル。
  3. 【請求項3】 表皮を加熱する工程と、雄型と雌型の型
    締め時に雄型の表面に形成した溝形成用フィンにより前
    記表皮裏面に溝を押圧成形する工程と、表皮を真空成形
    する工程と、を含むことを特徴とするエアバッグドア部
    を一体に有するインストルメントパネルの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記表皮は三層表皮であり、成形された
    表皮の裏面にエアバッグドア芯材とインストルメントパ
    ネル芯材を射出成形して一体化する工程を含むことを特
    徴とする請求項3記載のエアバッグドア部を一体に有す
    るインストルメントパネルの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記表皮は単一層表皮であり、成形され
    た表皮とエアバッグドア芯材及びインストルメントパネ
    ル芯材とを間隔をおいて発泡型内に、セットし、両者間
    に発泡材を注入して発泡形成することにより一体化する
    工程と、を含むことを特徴とする請求項3記載のエアバ
    ッグドア部を一体に有するインストルメントパネルの製
    造方法。
  6. 【請求項6】 表皮を加熱する工程と、雄型を移動させ
    て予め表皮を押圧する工程と、雄型と雌型とを型締めす
    る工程と、雄型に内装した溝形成用フィンをスライドさ
    せて表皮裏面に溝を押圧成形する工程と、表皮を真空成
    形する工程と、を含むことを特徴とするエアバッグドア
    部を一体に有するインストルメントパネルの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記表皮は軟質合成樹脂の上層、発泡樹
    脂の中間層及び硬質樹脂の下層から成る三層表皮であ
    り、成形された表皮の裏面にエアバッグドア芯材とイン
    ストルメントパネル芯材を射出成形して一体化する工程
    を含むことを特徴とする請求項6記載のエアバッグドア
    部を一体に有するインストルメントパネルの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記表皮は軟質合成樹脂製の単一層表皮
    であり、成形された表皮とエアバッグドア芯材及びイン
    ストルメントパネル芯材を間隔をおいて発泡型内にセッ
    トし、両者間に発泡材を注入して発泡成形することによ
    り一体化する工程を含むことを特徴とする請求項6記載
    のエアバッグドア部を一体に有するインストルメントパ
    ネルの製造方法。
  9. 【請求項9】 エアバッグドア芯材の射出成形後、イン
    ストルメントパネル芯材を射出成形することを特徴とす
    る請求項4または請求項7記載のエアバッグドア部を一
    体に有するインストルメントパネルの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記表皮の真空成形時にエアバッグド
    アのヒンジ部に対応する表皮下層に補強材を加圧インサ
    ートしたことを特徴とする請求項4または請求項7記載
    のエアバッグドア部を一体に有するインストルメントパ
    ネルの製造方法。
  11. 【請求項11】 エアバッグドア芯材の裏面から前記補
    強材に向けてスリットが形成されていることを特徴とす
    る請求項10のエアバッグドア部を一体に有するインス
    トルメントパネルの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100777677B1 (ko) 2006-05-18 2007-11-28 덕양산업 주식회사 다층구조 압출 발포 시트를 적용한 인스트루먼트 판넬 및 그 제조방법
JP2008502532A (ja) * 2004-06-15 2008-01-31 フォーレシア・アンテリュール・アンデュストリー 自動車の内装物及びその製造方法
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