JPH10138058A - ネジ検査装置 - Google Patents

ネジ検査装置

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JPH10138058A
JPH10138058A JP29641096A JP29641096A JPH10138058A JP H10138058 A JPH10138058 A JP H10138058A JP 29641096 A JP29641096 A JP 29641096A JP 29641096 A JP29641096 A JP 29641096A JP H10138058 A JPH10138058 A JP H10138058A
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gauge
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inspection
thread
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Tetsuo Maruta
哲郎 丸田
Nariyuki Ito
成幸 伊藤
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P19/00Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
    • B23P19/04Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for assembling or disassembling parts
    • B23P19/06Screw or nut setting or loosening machines
    • B23P19/065Arrangements for torque limiters or torque indicators in screw or nut setting machines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじ検査を自動化することで良否判定のばら
つきをなくし、正確に検査することを目的とする。 【解決手段】 ネジ検査装置は、ロボット本体2、ロボ
ットコントローラ30、シーケンスコントローラ50と
から主に構成されており、特に、ロボットコントローラ
30においては、噛み合いを判定する処理と、噛み合い
が判定されてからビット軸14の回転量を検出する処理
と、指定した回転量に到達するまでに所定値を越えるト
ルクが発生したかどうかを検出する処理がある。これに
より、通りネジゲージ検査の場合は、指定した回転量に
到達するまでにトルクが発生すれば不良品、発生しなけ
れば良品と判定し、止まりネジゲージ検査の場合は、指
定した回転量に到達するまでにトルクが発生すれば良
品、発生しなければ不良品と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネジを検査するネ
ジ検査装置に関するものであり、より具体的には、ネジ
検査用のゲージをロボットのビット軸に取り付け、雌ネ
ジの検査を行うときに用いられる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製品のネジが規格どおりかどうか
を検査する工程については、人が検査用のゲージを使用
して検査しており、人手によって行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな人手による検査では、検査する人(熟練者)のカン
やコツに頼っているため、検査の良否判定にばらつきが
生じてしまう。すなわち、この種のネジ検査は、人手に
よって行われていることから良否判定にばらつきがあ
り、人手に頼ることのない自動化が望まれている。
【0004】そこで本願発明は上記問題点に鑑み、ねじ
検査を自動化することで良否判定のばらつきをなくし、
正確に検査することができるネジ検査装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1ないし請求項2に記載の発明では、回転量
検出部(26、40)で検出されたネジゲージ(15)
の回転量と移動量検出部(24、38)で検出された移
動量とに基づいて、所定回転量あたりの移動量を求め、
この移動量が雌ネジのピッチに対応する所定量と一致す
るか否かを判定することにより、ネジゲージが前記雌ネ
ジに噛み合ったかどうかを判定するネジゲージ噛み合い
判定手段(S110、S210)と、ネジゲージ噛み合
い判定手段にて噛み合いが判定されてからのネジゲージ
の回転量を検出し、この検出した回転量が所定の回転量
に到達したか否かを判定する到達判定手段(S130、
S230)と、到達判定手段が到達を判定する前に、ネ
ジゲージを回転させるのに必要なトルクが所定値を越え
たか否かを判定するトルク判定手段(S180、S28
0)とを設けたことを特徴としている。
【0006】まず、ネジゲージと雌ネジとが噛み合う
と、その噛み合いにより、ビット軸の回転量と軸方向の
移動量とが強制的に雌ネジのピッチに等しくなる。これ
を上記ネジゲージ噛み合い判定手段が定量的に検出でき
るので、噛み合いを正確に検出することができる。つぎ
に、通りネジゲージの検査は、過剰の力を加えることな
く形成された雌ネジの全長にわたって、ネジゲージの通
り抜けがなされるかどうかで良否を判定するものである
が、本発明では、上記到達判定手段によってネジゲージ
が所定の位置まで到達したか否かを正確に判定でき、さ
らに、上記トルク判定手段によって過剰の力を加えるこ
となく通り抜けたことを定量的に正確に検出することが
できる。一方、止まりネジゲージの検査についても、上
記到達判定手段および上記トルク判定手段によって、ネ
ジゲージが所定の回転量を越えて入ってはならないこと
を正確に検出することができる。
【0007】これにより、雌ネジが良品であるか不良品
であるかを常に一定の条件で判定することができ、良否
判定にばらつきをなくして正確に検査することができる
ようになる。また、請求項3に記載の発明では、噛み合
いを判定する前はネジゲージを低速で回転させ、噛み合
いを判定した後はネジゲージを高速で回転させる(S1
20、S220)ことを特徴とする。これにより、ネジ
ゲージと雌ネジとを確実に噛み合わせ、かつ、噛み合い
後は、その処理時間が短縮される。
【0008】また、請求項4に記載の発明では、雌ネジ
の種類に応じて、それぞれ独立したプログラムを選択
(S10)して実行することを特徴とする。これによ
り、様々な種類の雌ネジの検査を行うことができる。な
お、上記括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体
的手段との対応関係を示す。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい一実施形
態を、図面を用いて以下に説明する。図1は、本発明の
ネジ検査装置の外観を示している。図1において、ネジ
検査装置は、ロボット本体2と、このロボット本体2を
制御するロボットコントローラ30と、操作者によって
操作される操作盤52や情報を表示する表示部54(図
2参照)を備え、操作者の操作に応じてロボットコント
ローラ30を制御するシーケンスコントローラ50とか
ら構成されている。
【0010】まず、ロボット本体2は、ロボット本体全
体を支持する基台4と、この基台4に立設された支柱6
と、この支柱6の上端に連結されるとともに支柱6を中
心に水平方向に揺動可能に構成されたアーム8と、この
アーム8の先端に連結されるとともにアーム8の先端を
中心に水平方向に揺動可能に構成されたアーム10と、
このアーム10の先端部分で上下方向(鉛直方向)に貫
通するように連結されており、上下方向に変位可能に構
成された上下軸12と、この上下軸12の下端部に取り
付けられたツール固定部13と、このツール固定部13
の先端に設けられ、各種ツールが脱着自在に取り付けら
れるとともに、自らの中心軸を中心に回転するビット軸
14とから構成されている。そして、本実施形態におい
ては、各種ツールの1つとしてネジゲージ(JISの規
格品)15がビット軸14に取り付けられる。
【0011】また、ロボット本体2の基台4には、アー
ム8を水平方向に揺動させてその位置を制御するモータ
16が設けられており、アーム8には、アーム10を水
平方向に揺動させてその位置を制御するモータ18が設
けられている。そして、アーム10の内部にはモータ2
0が設けられており、このモータ20のモータ軸は上下
軸12にラックアンドピニオン式等の連結機構(図示せ
ず)を介して連結され、モータ20が駆動することによ
り上下軸12はツール固定部13とともに上下方向に移
動するようになっている。また、ツール固定部13に
は、モータ22が設けられており、モータ22のモータ
軸には同軸的にビット軸14が連結されている。これに
より、ビット軸14は、モータ22が駆動することによ
り正逆自在に回転するとともに、モータ20の駆動によ
りツール固定部13といっしょに上下方向にも移動する
ようになっている。
【0012】ここで、ネジゲージ15について述べる。
ネジゲージには、通りネジゲージと止まりネジゲージと
がある。通りネジゲージは、所定のネジ山形をもち、過
剰の力を加えることなく製品に形成された雌ネジの全長
にわたって、通り抜けがなされるか否かで雌ネジの形状
誤差を検査するものである。一方、止まりネジゲージ
は、所定のネジ山をもち、過剰の力を加えることなく製
品に形成された雌ネジに噛み合わされ、噛み合わされて
もネジの例えば2回転を越えて入ってはならないことを
満たすか否かで雌ネジの形状誤差を検査するものであ
る。これら通りネジゲージおよび止まりネジゲージの両
方の検査をパスして、はじめて雌ネジが規格通りの良品
であることが判定できる。
【0013】次に、ネジ検査装置の電気的構成について
説明する。図2は、本発明のネジ検査装置の電気的構成
を示している。図2において、モータ20や22にはロ
ータリー型エンコーダ24や26が同軸的に組み付けら
れており、これらモータ20や22、およびエンコーダ
24や26はロボット本体2に設けられている。ここ
で、エンコーダ24は、モータ20の回転量、つまり上
下軸12の回転量を計測してその計測値の信号をロボッ
トコントローラ30に出力し、一方、エンコーダ26
は、モータ22の回転量、つまりビット軸14の回転量
を計測してその計測値の信号をロボットコントローラ3
0に出力する。
【0014】また、ロボット本体2は、ケーブル60
(図1参照)を介してロボットコントローラ30に接続
されている。ロボットコントローラ30には、マイクロ
コンピュータ32と、ロボット本体2のモータ20を駆
動する上下軸用駆動回路34と、モータ22を駆動する
ビット軸用駆動回路36と、エンコーダ24や26から
の計測値の信号に基づいてマイクロコンピュータ32が
処理できる信号に変換する位置検出回路38、40とが
設けられている。そして、マイクロコンピュータ32
は、位置検出回路38や40からの信号をフィードバッ
ク信号としてモータ24や26を駆動することにより、
ロボット本体2を所定の動作プログラムの通りに制御す
る。
【0015】また、ロボットコントローラ30のマイク
ロコンピュータ32は、シーケンスコントローラ50と
通信線62により接続されており(図1参照)、シーケ
ンスコントローラ50からの指令に応じて所定のプログ
ラムで実行し、実行に応じて得られた結果をシーケンス
コントローラ50に応答するようになっている。なお、
図2において、モータ16やモータ18、さらにこのモ
ータ16やモータ18に関連する駆動回路の構成は省略
されている。
【0016】次に、上記構成において、シーケンスコン
トローラ50の作動について説明する。図3は、その作
動を示すフローチャートである。まず、雌ネジを検査す
るに際し、雌ネジには、例えば、その径の大きさによっ
て、M6、M8、M10、M12というように様々な種
類のものがある。そのため、この雌ネジの種類に応じた
通りネジゲージもしくは止まりネジゲージをロボット本
体2のビット軸14に取り付ける必要がある。
【0017】そこで、まず、操作者は、検査する雌ネジ
に対応した通りネジゲージをロボット本体2のビット軸
14に取り付ける。次に、検査する雌ネジが、どの種類
のものであるかを操作盤52を操作して、その情報をシ
ーケンスコントローラ50に入力する。シーケンスコン
トローラ50は、この入力された雌ネジの種類の情報に
基づき、この情報をロボットコントローラ30に出力す
る。ここで、ロボットコントローラ30側には、その雌
ネジの種類、すなわちM6、M8、M10、M12に応
じて、それぞれ独立したプログラムが設定されている。
これは、雌ネジの種類に応じて、後から述べる噛み合い
チャックやビット軸14の回転量等の制御する値が異な
ってくるからである。つまり、このステップにおいて
は、雌ネジの種類に対応したネジゲージが取り付けら
れ、これに対応したプログラムが選択されるという処理
がなされる(ステップ10)。
【0018】この後、操作者は、通りネジゲージ検査を
実行するように操作盤52を操作し、シーケンスコント
ローラ50は、この通りネジゲージ検査実行の命令をロ
ボットコントローラ30に出力する。これによりロボッ
トコントローラ30は、ロボット本体2を動作させて検
査を実行することになる(ステップ20)。この後、通
りネジゲージ検査の実行がなされ、その検査結果がロボ
ットコントローラ30側からシーケンスコントローラ5
0側に入力される。つまり、シーケンスコントローラ5
0は、通りネジゲージ検査の判定待ちの状態になってい
る(ステップ30)。そして、その判定の結果が、良品
であれば次の止まりネジゲージ検査実行を処理するよう
になり、不良品であれば表示部54によって通りネジゲ
ージ不良である旨の表示を行う(ステップ70)。
【0019】次に、止まりネジゲージを検査するため
に、操作者は、検査する雌ネジに対応した止まりネジゲ
ージをロボット本体2のビット軸14に取り付ける。そ
して、操作者は止まりネジゲージ検査を実行するように
操作盤52を操作し、ロボットコントローラ30は止ま
りネジゲージの検査を実行することになる(ステップ4
0)。
【0020】この後、止まりネジゲージ検査の実行がな
され、その検査結果がロボットコントローラ30側から
シーケンスコントローラ50に入力される(ステップ6
0)。そして、その判定の結果が、良品であれば表示部
54によって良品である旨の表示を行い、不良品であれ
ば表示部54によって止まりネジゲージ不良である旨の
表示を行う(ステップ70)。
【0021】以上のようにして、通りネジゲージ検査お
よび止まりネジゲージ検査がなされ、良品もしくは不良
品の判定がなされる。なお、本実施形態では、通りゲー
ジの検査を先に行い、後から止まりゲージの検査を行っ
ているがこの逆でも良い。次に、ロボットコントローラ
30の作動について説明する。図4および図5は、その
作動を示すフローチャートである。
【0022】まず、シーケンスコントローラ50からの
信号に基づいて、雌ネジの種類(例えば、M6、M8、
M10、M12)に対応したプログラムを選択し、通り
ネジゲージ検査の実行命令が入力されることにより処理
を開始する。そして、まず上下軸用駆動回路34および
ビット軸用駆動回路36を制御することによりモータ2
0およびモータ22を駆動させ、モータ22の駆動によ
ってビット軸14を正転方向(ネジゲージを雌ネジに締
め付ける方向)に回転させるとともに、モータ20の駆
動によって上下軸12を下方(雌ネジに近づく方向)に
移動させる(ステップ100)。また、ビット軸14の
一回転あたりの上下軸12の移動量は、検査する雌ネジ
に対応しており、その雌ネジピッチ、つまり雌ネジの一
回転あたりの正規のピッチに対して十分大きな値で、例
えば2倍に設定されている。
【0023】その後、通りネジゲージが雌ネジに徐々に
近づいていき噛み合うことになるが、このステップで
は、その噛み合いを検出するようになっている。この噛
み合いの検出の仕方としては、ビット軸14の1回転あ
たりの上下軸12の移動量が雌ネジのピッチに一致する
か否かで検出している(ステップ110)。これは、通
りネジゲージと雌ネジが噛み合うと、その噛み合いによ
り、ビット軸14の1回転あたりの上下方向の移動量が
強制的に雌ネジのピッチに等しくなるからであり、上記
したように噛み合う前はビット軸14の一回転あたりの
上下方向の移動量が雌ネジのピッチの約2倍になってい
るので、その違いにより噛み合ったかどうかが正確に検
出できる。そして、回転量あたりの移動量は、雌ネジの
種類に応じて様々に設定される。
【0024】また、この噛み合いの検出は、所定時間内
に検出できるかどうかが判定されており(ステップ17
0)、所定時間内に検出できれば次のステップに移り、
所定時間までに検出できなければ不良品であると判定さ
れて、その判定結果をシーケンスコントローラ50に出
力する(ステップ190)。因みに、この不良品の原因
としては、所定時間までに噛み合いが検出されていない
ことから、雌ネジの径が大きすぎて通りネジゲージが噛
み合わずに通り越してしまったことが考えられる。
【0025】次に、所定時間内に噛み合いが検出された
場合には、ビット軸14の回転量を低速から高速に切換
える。なお、このビット軸14の回転の高速化に合せ
て、上下軸12の移動量も大きくするように制御する
(ステップ120)。これにより、検査に要する時間を
短縮することができる。また、通りネジゲージと雌ネジ
とを噛み合わせる際には、なるべく低回転の方が確実に
噛み合うので、噛み合い前は低速にし、噛み合い後は高
速にしている。
【0026】その後、通りネジゲージは雌ネジ内を進ん
でいき、所定の位置まで過剰の力を加えることなく通り
抜けがなされるか否かの判定がなされる。本実施形態で
は、モータ22の回転量を検出する位置検出回路40か
らの信号に基づき、所定の位置に到達したか否か、つま
り、ビット軸14が指定した回転量に達したか否かによ
り判定している(ステップ130)。なお、この回転量
は噛み合いが検出されてからの回転量である。
【0027】そして、指定した回転量に到達する前に、
所定値を越えるような異常なトルクが発生した場合に
は、不良品であると判定し、その判定結果をシーケンス
コントローラ50に出力する(ステップ190)。一
方、異常なトルクが発生することなく指定した回転量に
到達した場合には、通りゲージ検査において良品である
と判定し、その判定結果をシーケンスコントローラ50
に出力する(ステップ140)。
【0028】ここで、異常トルクをどの様に検出してい
るかについて少し述べる。図2において上記したよう
に、マイクロコンピュータ30は、位置検出回路40か
らの信号をフィードバック信号としてモータ22を駆動
している。具体的に述べると、マイクロコンピュータ3
0は、マイクロコンピュータ30自身が指示する回転量
とエンコーダ26によって実際に検出される回転量とが
一致するように、駆動回路36を介してモータに与える
電流を制御している。したがって、雌ネジに形状誤差が
あって過剰な力を必要とするような場合には、その負荷
によって実際に検出される回転量よりも指示する回転量
の方が大きくなる。そのため、マイクロコンピュータ3
0は、この差をなくすべく、モータに与える電流を大き
くするように駆動回路36を制御する。したがって、異
常トルクの検出は、このマイクロコンピュータ30がフ
ィードバック制御するときに駆動回路36に出力する電
流指令値の大きさで検出することができ、本実施形態で
はこの電流指令値の大きさで異常トルクを検出してい
る。
【0029】次に、良品であると判定した後、もしく
は、不良品であると判定した後においては、ビット軸1
4を停止させるとともに上下軸の移動も停止させる(ス
テップ150)。そして、通りネジゲージを雌ネジから
抜き取るために、ビット軸14を反転方向に回転させ、
上下軸12を上方に移動させる(ステップ160)。以
上の処理によって、通りネジゲージの検査は終了し、そ
の検査結果は、シーケンスコントローラ50に出力さ
れ、表示部54などによって表示される。
【0030】次に、止まりネジゲージの検査実行につい
て、その特徴について述べる。図5に示されるように、
基本的な処理の流れは通りネジゲージのものとほぼ同じ
である。まず、シーケンスコントローラ50から止まり
ネジゲージ検査実行の命令が入力されることにより処理
を開始する。そして、ビット軸14を正転方向に回転さ
せ、上下軸12を下方に移動させる(ステップ20
0)。その後、ビット軸14の1回転あたりの上下軸1
2の移動量が雌ネジのピッチに一致するか否かを検出す
ることで、止まりゲージと雌ネジとの噛み合いをチェッ
クする(ステップ210)。
【0031】そして、噛み合いが検出された後、所定値
を越えるトルクが指定した回転量(ネジゲージが2回
転)に到達する前に発生した場合には良品であると判定
し、所定値を越えるトルクが発生することなく指定した
回転量に到達した場合には不良品であると判定する(ス
テップ280)。上述したように、止まりネジゲージの
検査は、雌ネジに噛み合わされ、かつ、噛み合わされて
もネジの例えば2回転を越えて入ってはならないことを
満たすことが良品の判定条件である。したがって、ステ
ップ210にて噛み合いを確実に検出し、さらに、噛み
合いが検出された後、ステップ280にて所定値を越え
るトルクが発生すれば良品、発生しなければ不良品とし
て、止まりネジゲージの検査を行うことができるように
なる。
【0032】なお、図6は、ビット軸14の動作を示す
図であり、本実施形態のネジ検査装置の動作の特徴を示
している。この図6を用いて、その動作についてもう一
度述べる。まず、ネジゲージを低速で回転させ、ネジゲ
ージと雌ネジとを確実に噛み合わせるようにする。そし
て、ビット軸14の所定回転量あたりの上下軸12の移
動量が雌ネジのピッチと一致するかにより噛み合いを認
識する。その後、ネジゲージを高速回転させ、検査時間
を短縮させる。そして、噛み合いが認識されてから、ビ
ット軸14の回転量を検出し、指定した回転量に到達す
るまでに所定値を越えるトルクが発生するかどうかを検
出する。通りネジゲージ検査の場合は、指定した回転量
に到達するまでにトルクが発生すれば不良品、発生しな
ければ良品と判定する。止まりネジゲージ検査の場合
は、指定した回転量に到達するまでにトルクが発生すれ
ば良品、発生しなければ不良品と判定する。これによ
り、雌ネジが良品であるか不良品であるかを常に一定の
条件で判定することができ、良否判定にばらつきをなく
して、正確に検査することができる。
【0033】なお、本実施形態において、シーケンスコ
ントローラ50は、通りネジゲージ検査実行と止まりネ
ジゲージ検査実行とを連続的に行っていたが、これに限
るものではなく、例えば、通りネジゲージ検査実行を多
数回実行し、その後、止まりネジゲージ検査実行を多数
回行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す構成図である。
【図2】図1の電気的構成を示す概略ブロック図であ
る。
【図3】シーケンスコントローラの作動を示すフローチ
ャートである。
【図4】ロボットコントローラの作動(通りゲージ)を
示すフローチャートである。
【図5】ロボットコントローラの作動(止まりゲージ)
を示すフローチャートである。
【図6】ビット軸の動作状態を示す図である。
【符号の説明】
14 ビット軸 15 ネジゲージ 20 モータ 22 モータ 24 エンコーダ 26 エンコーダ 30 ロボットコントローラ 34 上下軸用駆動回路 36 ビット軸用駆動回路 38 位置検出回路 40 位置検出回路 50 シーケンスコントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通りネジゲージおよび止まりネジゲージ
    のうち少なくともいずれか一方がビット軸(14)に取
    り付けられ、前記いずれか一方のネジゲージ(15)を
    雌ネジに締め付けることによって、前記雌ネジの形状が
    規格どおりに形成されているか否かを検査するネジ検査
    装置であって、 前記ビット軸に取り付けられた前記ネジゲージを第1の
    モータ(22)にて回転させる第1の駆動部(36)
    と、 前記ビット軸を前記ネジゲージの軸方向に第2のモータ
    (20)にて移動させる第2の駆動部(34)と、 前記ネジゲージの回転量を検出する回転量検出部(2
    6、40)と、 前記ネジゲージの軸方向の移動量を検出する移動量検出
    部(24、38)と、 前記回転量検出部が検出した回転量および前記移動量検
    出部が検出した移動量に対応した信号を入力し、前記第
    1および第2の駆動部を制御する制御部(30,50)
    とからなり、 前記制御部(30、50)は、 前記ネジゲージを前記雌ネジに対して締め付け方向に回
    転させるネジゲージ回転手段(S100、S200)
    と、 前記ネジゲージを前記雌ネジに近づく軸方向に所定のス
    ピードで移動させるネジゲージ移動手段(S100、S
    200)と、 前記回転量検出部で検出されたネジゲージの回転量と前
    記移動量検出部で検出された移動量とに基づいて、所定
    回転量あたりの移動量を求め、この移動量が前記雌ネジ
    のピッチに対応する所定量と一致するか否かを判定する
    ことにより、前記ネジゲージが前記雌ネジに噛み合った
    かどうかを判定するネジゲージ噛み合い判定手段(S1
    10、S210)と、 前記ネジゲージ噛み合い判定手段にて噛み合いが判定さ
    れてからの前記ネジゲージの回転量を検出し、この検出
    した回転量が所定の回転量に到達したか否かを判定する
    到達判定手段(S130、S230)と、 前記到達判定手段が到達を判定する前に、前記ネジゲー
    ジを回転させるのに必要なトルクが所定値を越えたか否
    かを判定するトルク判定手段(S180、S280)
    と、 前記通りネジゲージが取り付けられた検査の場合は、前
    記所定の回転量に到達する前に前記所定値を越えたトル
    クが発生すれば不良品、発生しなければ良品と判定し、
    前記止まりネジゲージが取り付けられた検査の場合は、
    前記所定の回転量に到達する前に前記所定値を越えたト
    ルクが発生すれば良品、発生しなければ不良品と判定す
    る良否判定手段(S140、S190、S240、S2
    90)とを備えたことを特徴とするネジ検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のネジ検査装置におい
    て、 前記トルク判定手段の前記ネジゲージを回転させるのに
    必要なトルクの検出の仕方は、前記制御部が前記第1の
    駆動部を介して前記第1のモータに与える電流の大きさ
    から求めることを特徴とするネジ検査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のネジ検査装置におい
    て、 前記制御部は、噛み合いを判定する前は前記ネジゲージ
    を低速で回転させ、噛み合いを判定した後は前記ネジゲ
    ージを高速で回転させる(S120、S220)ことを
    特徴とするネジ検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のネジ検査装置におい
    て、 前記制御部は、雌ネジの種類に応じて、それぞれ独立し
    たプログラムを選択(S10)して実行することを特徴
    とするネジ検査装置。
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