JP2001343204A - 雄ネジ部の自動検査方法及び自動検査装置 - Google Patents
雄ネジ部の自動検査方法及び自動検査装置Info
- Publication number
- JP2001343204A JP2001343204A JP2000164080A JP2000164080A JP2001343204A JP 2001343204 A JP2001343204 A JP 2001343204A JP 2000164080 A JP2000164080 A JP 2000164080A JP 2000164080 A JP2000164080 A JP 2000164080A JP 2001343204 A JP2001343204 A JP 2001343204A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inspection
- male screw
- work
- load
- nut jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Abstract
り、また手感によるバラツキをなくして安定した検査が
行えるようにする。 【解決手段】 ワークWの軸方向一端側の雄ネジ部mを
検査する際、ワークWを左右一対のセンター支持部材
2、3で挟み込んでクランプすると同時に、一方側のセ
ンター支持部材3に設けた検査用ナット治具部6の検査
用ナットNを雄ネジ部mの先端に圧接し、検査用ナット
Nを駆動モータ等により逆回転させて正確な螺合初期位
置に設定した後、検査用ナットNを正転させて回転トル
クを測定し、このトルクと基準トルクを比較することに
より雄ネジ部mの良否を自動的に判定する。
Description
の端部に形成される雄ネジ部の検査技術に関する。
ーシャフトの端部に形成される雄ネジ部のネジ検査は、
例えば完成品を梱包する時に、図3に示すような要領で
ワークWの雄ネジ部mに検査用ナットNを螺合させるこ
とで打痕の有無等を検査するようにしている。
検査は、全数検査が必要であり、その都度ワークWの雄
ネジ部mに検査用ナットNを締付けたり、解除したりす
る作業を一日に多数回繰り返す必要があるため作業者の
腕の疲れが大きく、また、人によって手感にバラツキが
あるため安定した検査を行いにくいという難点がある。
を図るとともに、手感によるバラツキをなくして安定し
た検査が行えるようにすることを目的とする。
本発明は、ワークの軸方向一端側に形成される雄ネジ部
を自動的に検査するようにした検査方法において、ワー
クの左右のセンターを一対のセンター支持部材で挟み込
んでクランプし、雄ネジ部の先端に検査用ナット治具部
を圧接するとともに、検査用ナット治具部を逆回転させ
て正確な螺合初期位置に設定した後、検査用ナット治具
部を正転させて回転中の負荷を測定し、この負荷と基準
負荷を比較することにより雄ネジ部の良否を判定するよ
うにした。
タークランプしたワークの雄ネジ部の先端に検査用ナッ
ト治具部を圧接し、正確な螺合初期位置に設定した後、
螺合させる途中で負荷測定を行うような作業を自動的に
行うことにより、常に一定の基準で判定することが出
来、しかも作業者の労働負荷を軽減出来る。
検査装置として、ワークの左右のセンターを挟み込んで
クランプする一対のセンター支持部材と、一方側のセン
ター支持部材の外周部に回転自在に設けられ且つ軸方向
に沿ってフローティング支持されるナット治具部と、こ
のナット治具部を正・逆回転させることの出来る駆動部
と、ナット治具部の回転負荷を測定し、測定した負荷を
基準負荷と比較して良否を判定する判定ユニットを設け
れば好適である。
した図面に基づき説明する。ここで図1は本発明に係る
自動検査装置の構成概要を示す説明図、図2は作用図で
(a)はワークをアンクランプした時の状態図、(b)
はワークをクランプした時の状態図である。
例えば車両用変速機等の部品であるカウンターシャフト
のように、一端側に雄ネジ部が形成されるワークWのネ
ジ検査を自動的に行うことにより人的労力の軽減を図
り、また客観的な判断基準で判定できるようにされ、こ
のワークWの雄ネジ部mは、図1に示すように、軸方向
の端部に形成されている。
る検査装置1としては、軸状ワークWの左右のセンター
を挟持してクランプする一対のセンター支持部材2、3
と、一方側のセンター支持部材3の周囲に軸受4を介し
て回転自在に配設される回転体5と、この回転体5の先
端に設けられる検査用ナット治具部6と、回転体5の基
端側に設けられるギア部10を備えており、前記回転体
5と検査用ナット治具部6と、ギア部10は一体化され
ている。
タ等の駆動ギアが噛合しており、駆動モータ等の駆動に
よって回転体5が正逆回転可能にされている。
先端側のカップ状凹部5d内に内装され且つ軸方向に沿
って摺動自在なナットホルダ7を備えており、このナッ
トホルダ7内に検査用ナットNが設けられ、蓋9をボル
トBで締め付け固定されている。そして、前記ナットホ
ルダ7の背面側とカップ状凹部5dの底面との間にはス
プリング8が挟装されており、このためナットホルダ7
等は軸方向に対してフローティング支持されるととも
に、カップ状凹部5dの側面に設けられた長穴5Nを通
してピンPがナットホルダ7に植設され、回転体5と一
緒に回転するようにされている。
ネジ部mに螺合させ、このときの回転負荷(トルク)を
回転体5及びギヤ部10を通じて不図示の判定ユニット
に送り込むことが出来るようにされている。
について説明する。まず、図2(a)に示すように、ワ
ークWをセンター支持部材2、3の中間部にセットした
後、図2(b)に示すように少なくとも一方側のセンタ
ー支持部材2、3を前進させて、ワークWの両センター
を回転不能にクランプ支持する。この時、検査用ナット
Nがスプリング8の付勢力により雄ネジ部mの先端に軽
い力で圧接されるようにしている。
体5を逆回転させ、雄ネジ部mに圧接する検査用ナット
Nを正確な螺合初期位置に設定する。すなわち、最初に
センター支持部材2、3によりクランプする際、検査用
ナットNの姿勢が傾いて雄ネジ部mに係合しているよう
な時は、この逆回転によって正確な姿勢に戻すことが出
来る。
ト治具部6をワークWの雄ネジ部mに螺合させ、このと
きの回転負荷(トルク)を回転体5及びギヤ部10を通
じて判定ユニットに送って判定する。このトルクは、例
えば検査用ナットNが回転していない時をゼロにする等
により、基準トルクから一定範囲を逸脱すると不良と判
定するが、この基準トルクの設定によっては、微細な打
痕等の不良でも判定できるようにすることが可能であ
る。
回転させ、検査用ナットNを弛めて検査を終了する。
ワークWをセンター支持部材2、3でクランプする作業
のみを行えば良く、作業者にかかる労力の軽減が図られ
るとともに、一定の基準で良否を判定することが出来、
検査品質が向上する。また、設定等によっては微細な打
痕等の不具合も発見出来る。
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えばワー
クWの種類等は任意である。
一端側の雄ネジ部を検査する際、ワークの左右のセンタ
ーを一対のセンター支持部材で挟み込んでクランプし、
雄ネジ部の先端に検査用ナット治具部を圧接するととも
に、検査用ナット治具部を逆回転させて正確な螺合初期
位置に設定した後、検査用ナット治具部を正転させて回
転中の負荷を測定し、この負荷と基準負荷を比較するこ
とにより雄ネジ部の良否を判定するようにしたため、常
に一定の基準で判定することが出来、しかも作業者の労
働負荷を軽減することが出来る。
明図
ンプした時の状態図、(b)はワークをクランプした時
の状態図
査用ナット治具部、N…検査用ナット、W…ワーク、m
…雄ネジ部。
Claims (2)
- 【請求項1】 ワークの軸方向一端側に形成される雄ネ
ジ部を自動的に検査するようにした検査方法であって、
前記ワークの左右のセンターを一対のセンター支持部材
で挟み込んでクランプする工程と、前記雄ネジ部の先端
に検査用ナット治具部を圧接する工程と、前記検査用ナ
ット治具部を逆回転させて正確な螺合初期位置に設定し
た後、該検査用ナット治具部を正転させて回転中の負荷
を測定する工程と、この負荷と基準負荷を比較すること
により雄ネジ部の良否を判定する工程を備えたことを特
徴とする雄ネジ部の自動検査方法。 - 【請求項2】 ワークの軸方向一端側に形成される雄ネ
ジ部を自動的に検査するようにした検査装置であって、
前記ワークの左右のセンターを挟み込んでクランプする
一対のセンター支持部材と、一方側のセンター支持部材
の外周部に回転自在に設けられ且つ軸方向に沿ってフロ
ーティング支持される検査用ナット治具部と、この検査
用ナット治具部を正・逆回転させることの出来る駆動部
と、該検査用ナット治具部の回転負荷を測定し、測定し
た負荷を基準負荷と比較して良否を判定する判定ユニッ
トを備えたことを特徴とする雄ネジ部の自動検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000164080A JP2001343204A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 雄ネジ部の自動検査方法及び自動検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000164080A JP2001343204A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 雄ネジ部の自動検査方法及び自動検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001343204A true JP2001343204A (ja) | 2001-12-14 |
Family
ID=18667745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000164080A Pending JP2001343204A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 雄ネジ部の自動検査方法及び自動検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001343204A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008164349A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Nitto Seiko Co Ltd | ねじ山検査装置 |
CN106895763A (zh) * | 2017-04-17 | 2017-06-27 | 罗信精密零件(上海)有限公司 | 一种全自动螺纹通止检测设备 |
KR20190116031A (ko) * | 2018-03-27 | 2019-10-14 | (주)두드림 | 임플란트 검사 장치 및 임플란트 검사 방법 |
CN113503787A (zh) * | 2021-06-21 | 2021-10-15 | 成都小钥匙科技有限公司 | 一种螺纹检测方法 |
KR102346925B1 (ko) * | 2020-09-16 | 2022-01-05 | 주식회사 금강 | 구동부의 과부하 방지가 가능한 전조 검사 장치 |
CN117884877A (zh) * | 2023-12-29 | 2024-04-16 | 河北天云山高强度紧固件有限公司 | 一种护栏螺栓全自动装配装置 |
-
2000
- 2000-06-01 JP JP2000164080A patent/JP2001343204A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008164349A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Nitto Seiko Co Ltd | ねじ山検査装置 |
CN106895763A (zh) * | 2017-04-17 | 2017-06-27 | 罗信精密零件(上海)有限公司 | 一种全自动螺纹通止检测设备 |
KR20190116031A (ko) * | 2018-03-27 | 2019-10-14 | (주)두드림 | 임플란트 검사 장치 및 임플란트 검사 방법 |
KR102048971B1 (ko) * | 2018-03-27 | 2019-11-27 | (주)두드림 | 임플란트 검사 장치 및 임플란트 검사 방법 |
KR102346925B1 (ko) * | 2020-09-16 | 2022-01-05 | 주식회사 금강 | 구동부의 과부하 방지가 가능한 전조 검사 장치 |
CN113503787A (zh) * | 2021-06-21 | 2021-10-15 | 成都小钥匙科技有限公司 | 一种螺纹检测方法 |
CN113503787B (zh) * | 2021-06-21 | 2023-07-25 | 成都小钥匙科技有限公司 | 一种螺纹检测方法 |
CN117884877A (zh) * | 2023-12-29 | 2024-04-16 | 河北天云山高强度紧固件有限公司 | 一种护栏螺栓全自动装配装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11002525B2 (en) | Gear inspection apparatus and gear inspection method using the same | |
US9683914B2 (en) | Device for measuring the faces of a crank bearing | |
US2427924A (en) | Internal screw thread and diameter gauge | |
JP2001343204A (ja) | 雄ネジ部の自動検査方法及び自動検査装置 | |
JPH08178606A (ja) | タップ雌ねじ穴検査器具及びこれを用いた検査装置 | |
JP2003240655A (ja) | ボルト・ナット締結体の締付け力検出方法 | |
JP3240887B2 (ja) | プリロード計測機能付圧入機およびこの圧入機によるプリロード計測方法 | |
KR102188936B1 (ko) | 스터드 볼트 검사 장치 | |
JPH0377443B2 (ja) | ||
KR19980036204A (ko) | 기어의 이뿌리 검사 장치 | |
JP2642753B2 (ja) | 内外径検査方法および内外径測定方法 | |
JPH01257235A (ja) | ボールネジの軸方向ガタ・剛性検出方法及びその装置 | |
JP4341350B2 (ja) | ねじ締付け方法 | |
JPH0911010A (ja) | ワークチャック用補助治具 | |
JPH10300409A (ja) | 歯車検査装置及び方法 | |
JP3772501B2 (ja) | 材料試験機 | |
JPH0763546A (ja) | 内側溝付きワークの計測方法 | |
JPS581738B2 (ja) | ステアリングギャのトルク検査装置 | |
JPH0634489A (ja) | ボールマスターギア | |
JPH0453521Y2 (ja) | ||
JPH0546838Y2 (ja) | ||
JPS58173452A (ja) | 2軸引張りねじり試験機 | |
EP0754522A1 (fr) | Procédé d'évaluation de différents défauts d'une machine d'usinage | |
KR101808623B1 (ko) | 긴급 제동장치용 스핀들 검사기 | |
JP3951281B2 (ja) | 管端加工装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061204 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091201 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100119 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100216 |