JPH10137325A - 蒸気滅菌装置の連続運転方法を持った滅菌装置。 - Google Patents

蒸気滅菌装置の連続運転方法を持った滅菌装置。

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Publication number
JPH10137325A
JPH10137325A JP8332673A JP33267396A JPH10137325A JP H10137325 A JPH10137325 A JP H10137325A JP 8332673 A JP8332673 A JP 8332673A JP 33267396 A JP33267396 A JP 33267396A JP H10137325 A JPH10137325 A JP H10137325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
sterilization
steam
timer
blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8332673A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Nakano
芳治 中野
Takaaki Murakami
孝明 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yuyama Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yuyama Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yuyama Manufacturing Co Ltd filed Critical Yuyama Manufacturing Co Ltd
Priority to JP8332673A priority Critical patent/JPH10137325A/ja
Publication of JPH10137325A publication Critical patent/JPH10137325A/ja
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 滅菌装置を連続運転する場合、チャンパー
内に給水を行う時、余熱で発生する水蒸気が水位センサ
ーに付着して誤動作するのを防止する。 【構成】 チャンバー1に接続されたバルブ11にエ
アーポンプ12をつなぎ、更にポンプ吸入口にはフィル
ター13を接続する。制御装置にはポンプを作動させる
タイマー装置と前記タイマーを設定するための操作盤で
構成され、連続運転を行った後、チャンバー内部の温度
が高い場合に冷却エアーを送風する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、治療器具などを洗浄後
に滅菌するための装置に用いられる蒸気滅菌装置の制御
方法である。
【0002】
【従来の技術】従来の、蒸気滅菌装置は、給水タンクか
ら蒸発皿に一定量の水を給水し、蒸発皿上部に設けた水
位センサーが給水レベルを検出した時に、前記蒸発皿内
に浸漬するヒータを加熱して蒸気を発生している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、滅菌作業が連
続して行われると、チャンバーの温度が下がらず、前記
のような水位センサーを利用した検出手段では、給水と
同時に蒸気が発生し、その蒸気が蒸発皿上部に設けた水
位センサーに付着して、一定水位に達する前に水位セン
サーが誤作動するため、空炊きや滅菌不良を発生する。
【0004】本発明は、前記水位センサーの誤作動を防
止する事を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0005】本発明は前記問題を解決するために、チャ
ンバー内部に外気を送る送風装置と、滅菌完了と同時に
スタートするタイマー装置と、送風装置とチャンバーを
接続する経路と、前記送風装置とチャンバー間の開閉を
行うバルブを設ける構成とした。
【0006】また、運転方法としては、タイマー装置を
備え、滅菌終了と共にタイマー装置を作動させ、あらか
じめ設定した時間経過を待たずに次の滅菌開始スイッチ
が押された場合に、前記タイマーの残り時間相当分、送
風装置を作動させてから給水を行う事で、給水中に急速
に蒸気が発生しない温度まで冷却した後で、次の滅菌運
転を行うようにした
【0007】更に、別の実施例として、タイマー装置を
備え、滅菌終了と共にタイマー装置を作動させると共に
送風装置を作動させ、前記タイマーの残り時間経過後に
送風装置を停止させ、次に準備完了した滅菌作業を行う
事でも実施できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。図1は小型滅菌装置の配管構成図であり、チャンバ
ー1の正面にはドアー2が設けられ、その正面には圧力
計10が備えられており、チャンバー1の内部圧力が計
測され表示される。
【0009】チャンバー1の最下部には、蒸発皿3が備
えられており、その内部に図示しないヒーターが浸漬す
るように構成され、蒸発皿3の下部とタンク4の下部が
配管で接続されており、その間に給水弁5、フイルター
6を通って前記蒸発皿3に水が供給され、タンク4と蒸
発皿3の水位差により供給は行われる。
【0010】蒸発皿3の上方には水位センサー7が設け
られ、前記タンク4と蒸発皿3の水位差により供給され
た水は蒸発皿3に溜り、やがて水位センサー7に水面が
接触すると一定量に達した事を検出し、給水弁5を閉鎖
する。
【0011】チャンバー1の上方には、タンク4の上部
に至る配管がされており、その経路途中から分岐した一
方が、安全弁8を通じて外気に開放され、タンク4に通
じる通気弁9を通じて、排蒸を行う構造になっている。
【0012】チャンバー1の上方には、前記とは別の配
管がされており、エアーフィルター13から取り込まれ
た外気が、送風ポンプ12を通じ、エアー弁11を通っ
て、前記チャンバー1の内部に送り込まれる構成となっ
ており、エアーフィルター13は、抗菌材、またはUL
PAフィルターのような細菌、ウィールス等を防除でき
るものが好ましい。
【0013】図2は、本発明のブロック図であり、図3
に記載の操作パネルに従い、制御装置に接続する各所の
弁、センサー、ロック装置、安全装置等を制御するよう
に配置されている。
【0014】操作パネルの121℃キー、135℃キー
はそれぞれ滅菌装置のスタートキーであると共に、滅菌
条件も設定できる。チャンバー1に被滅菌物を入れ、前
記どちらかのキーが押されると、押された滅菌条件で全
自動で各工程作業に応じて、該当工程のランプが点灯
し、現在どの作業を行っているかが分かるようになって
おり、まずドアーランプ、続いて給水、加熱、滅菌、冷
却、完了と工程が進む毎に毎に表示が移動する。
【0015】このような工程で滅菌が完了すると、警告
音を発して停止し、次に待機する被滅菌物を投入した
後、次の滅菌を行う為に前記スタートキーを選択して押
す。
【0016】次に、図4に示すフロチャートに従い説明
する。S100は、滅菌装置の電源が投入された後の状
態で、チャンバーの温度が95℃以上あるか判断し、条
件が成立するとS101で、タイマーが作動する。前記
判定は、滅菌途中等において電源が切れたりしてタイマ
ーの作動が支障をきたした場合に、再度セットするもの
である。
【0017】次に、S102において、滅菌温度の設定
とそのスタートボタンが押されたかを判断し、条件が成
立するとS103において扉をロックする。
【0018】S104において前記タイマーの経過時間
を確認する。もし前記タイマー時間が消化されている場
合は、そのままS105ステップにおいて給水を行い、
前記S104のタイマーが設定時間消化されていない場
合は前記設定時間を消化するまで、S106でエアーポ
ンプを作動させる。S107ステップで残り時間の消化
が判定されるとS108に移動し、前記エアーポンプを
停止させたあと、S105ステップに戻り給水を行う。
【0019】この工程迄の途中でストップボタンを押す
と、S109ステップに移行し、S116ステップの完
了に飛ぶ。
【0020】S110ステップからは滅菌工程に入り、
蒸発皿に給水された水を加熱すると同時にS111ステ
ップにおいて滅菌温度を一定時間保持したあと、S11
2ステップにおいて排蒸工程と移行したあと、S113
の乾燥工程となる。
【0021】ここまでの工程間にストップボタンが押さ
れると、S114ステップに移行し、S115ステップ
で排蒸されたあとS116で完了となる。
【0022】S116の完了と同時に、S117に移行
し、冷却タイマーをリセットしてS100ステップに戻
る。
【0023】なお、本発明は工程完了後にエアーポンプ
を作動させているが、前記エアーポンプの作動は、排蒸
工程で圧力がぬけた事を検出したあとに作動させても良
い。
【0024】また、図5に示すように送風装置であるエ
アーポンプを作動させる場合をスタートキーが押された
時点で、冷却タイマーのセット時間が経過していない時
点から作動させるようにすることができる。
【0025】
【効果】以上のように本発明によれは、チャンバー内に
冷気を送風するようにしたため連続運転時に給水工程で
発生した蒸気がセンサーに付着して誤動作することがな
くなる効果がある。
【0026】また、チャンバー内が早く冷却するため、
取り出す作業者が蒸気で火傷する事が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の配管構成図
【図2】 本発明のブロック図
【図3】 本発明実施例の操作パネル図
【図4】 本発明の実施例を示すフロチャート
【図5】 本発明の第2の実施例を示すフロチャート
【符合の説明】
1 外枠 2 チャンバー 3 ドアー 4 ヒーター 7 水位センサー 11 エアー弁 12 送風ポンプ 13 エアーフィルター 14 蒸発皿

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被滅菌物を収納し、収納取り出し口をド
    アーにより密閉されたチャンバー内に水をタンクから供
    給可能に配置し、前記少量の水を貯留した蒸発皿にヒー
    タを設け、ヒーターに過熱された蒸気より被滅菌物を滅
    菌する滅菌装置にであって、被滅菌物の滅菌工程が終了
    後にチャンバー内の冷却を待たずに蒸気滅菌装置の運転
    が可能な滅菌装置において、チャンバー内部に外気を送
    る送風装置と、滅菌完了と同時にスタートするタイマー
    装置と、送風装置とチャンバーを接続する経路と、前記
    送風装置とチャンバー間の開閉を行うバルブを設けた蒸
    気滅菌装置。
  2. 【請求項2】 タイマー装置を備え、滅菌終了と共にタ
    イマー装置を作動させ、あらかじめ設定した時間経過を
    待たずに次の滅菌開始スイッチが押された場合に、前記
    タイマーの残り時間相当分、送風装置を作動させてから
    給水を行う事を特徴とした蒸気滅菌装置の連続運転方法
    を持った滅菌装置。
  3. 【請求項3】 タイマー装置を備え、滅菌終了と共にタ
    イマー装置を作動させると共に送風装置を作動させ、前
    記タイマーの残り時間経過後に送風装置を停止させ、次
    に準備完了した滅菌作業を行うことを特徴とした蒸気滅
    菌装置の連続運転方法を持った滅菌装置。
JP8332673A 1996-11-08 1996-11-08 蒸気滅菌装置の連続運転方法を持った滅菌装置。 Pending JPH10137325A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8332673A JPH10137325A (ja) 1996-11-08 1996-11-08 蒸気滅菌装置の連続運転方法を持った滅菌装置。

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JP8332673A JPH10137325A (ja) 1996-11-08 1996-11-08 蒸気滅菌装置の連続運転方法を持った滅菌装置。

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Publication Number Publication Date
JPH10137325A true JPH10137325A (ja) 1998-05-26

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ID=18257605

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JP8332673A Pending JPH10137325A (ja) 1996-11-08 1996-11-08 蒸気滅菌装置の連続運転方法を持った滅菌装置。

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JP (1) JPH10137325A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101693116A (zh) * 2009-10-12 2010-04-14 张家港市华菱医疗设备制造有限公司 湿热蒸汽灭菌柜中空气过滤器的灭菌工艺
JP2012040185A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Takazono Technology Inc 蒸気滅菌器および蒸気滅菌器の制御方法
JP2015080670A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 株式会社ウドノ医機 滅菌装置
JP2020075040A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 株式会社タカゾノ 蒸気滅菌器

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JP2012040185A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Takazono Technology Inc 蒸気滅菌器および蒸気滅菌器の制御方法
JP2015080670A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 株式会社ウドノ医機 滅菌装置
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