JP2018068528A - 蒸気滅菌装置およびその運転方法 - Google Patents

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慎二 藤井
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Abstract

【課題】滅菌運転終了後、長時間に亘って滅菌槽のドアが開放されなかった場合でも、滅菌物を取り出す際の結露を防止できる蒸気滅菌装置を提供する。
【解決手段】滅菌槽2内で滅菌物を蒸気滅菌してから乾燥後、滅菌槽2のドアを開放する際、滅菌槽2内の滅菌物の再度の乾燥を図ってから、ドアを開放する。好適には、乾燥工程の終了後、減圧手段4を作動させずに且つ給気弁18を開けた状態で待機し、この待機が設定待機時間を超えた場合、操作パネルによりドア開放指令を受けると、給気弁18を閉じた状態で減圧手段4により滅菌槽2内を減圧後、減圧手段4を停止すると共に給気弁18を開けて滅菌槽2内を復圧してから、ドアを開放する。
【選択図】図1

Description

本発明は、滅菌物を蒸気で滅菌する蒸気滅菌装置と、その運転方法に関するものである。
従来、下記特許文献1に開示されるように、滅菌槽内に滅菌物を収容して蒸気で滅菌する蒸気滅菌装置が知られている。この種の装置では、滅菌物を蒸気で滅菌後、滅菌槽内を減圧して滅菌物の乾燥が図られる。
しかしながら、一連の滅菌運転後(つまり乾燥工程後)、長時間に亘って滅菌槽のドアを開けずに、滅菌槽内に滅菌物を放置したままであると、次のような不都合がある。すなわち、配管などに残った水が蒸発し、滅菌槽内の湿度が高まるので、滅菌物を取り出す際の結露の原因となる。たとえば、滅菌物を滅菌バッグ(蒸気は通すが細菌などは通さない包装資材)に収容して滅菌運転後、長時間に亘って滅菌槽内に放置した場合、滅菌バッグ内の湿度が高まるので、滅菌物を滅菌槽外に取り出して室温に戻した際、内部で結露を生じるおそれがある。
このような不都合に対処するために、滅菌運転後、滅菌槽内への給気弁を開けた状態で水封式真空ポンプを作動させるブロー動作を継続したのでは、真空ポンプの電気および水の使用量が多くなる。また、前記ブロー動作により、滅菌槽内に外気を通風するだけでは、滅菌物内部の高湿度の空気を十分に置換できない。
特開平11−56974号公報(図1)
本発明が解決しようとする課題は、滅菌運転終了後、長時間に亘って滅菌槽のドアが開放されなかった場合でも、滅菌物を取り出す際の結露を防止できる蒸気滅菌装置およびその運転方法を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、滅菌槽内で滅菌物を蒸気滅菌してから乾燥後、前記滅菌槽のドアを開放する際、前記滅菌槽内の滅菌物の再度の乾燥を図ってから、前記ドアを開放することを特徴とする蒸気滅菌装置である。
請求項1に記載の発明によれば、滅菌運転終了後、長時間に亘って滅菌槽のドアが開放されなかった場合でも、滅菌槽内の滅菌物の再度の乾燥を図ってからドアを開放することで、滅菌物を取り出す際の結露を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、前記滅菌槽のドアを開放する際、前記滅菌槽内への給気路を閉じた状態で前記滅菌槽内を減圧後、減圧手段を停止した状態で前記給気路を開けて大気圧まで復圧してから、前記ドアを開放することを特徴とする請求項1に記載の蒸気滅菌装置である。
請求項2に記載の発明によれば、滅菌運転終了後、長時間に亘って滅菌槽のドアが開放されなかった場合でも、滅菌槽内の滅菌物の真空乾燥を図ってからドアを開放することで、滅菌物を取り出す際の結露を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、前記滅菌槽のドアの開放指令を受ける操作パネルを備え、前記滅菌槽内で滅菌物を蒸気滅菌してから真空乾燥後、前記滅菌槽内への給気路を開けた状態で待機し、前記操作パネルによりドア開放指令を受けたとき、前記待機が設定待機時間を超えていれば、前記滅菌槽内を減圧後に大気圧まで復圧してから前記ドアを開放し、前記待機が前記設定待機時間を超えていなければ、前記滅菌槽内の前記減圧および前記復圧を行わずに前記ドアを開放することを特徴とする請求項2に記載の蒸気滅菌装置である。
請求項3に記載の発明によれば、滅菌槽内で滅菌物を蒸気滅菌してから真空乾燥後、滅菌槽内への給気路を開けた状態で待機し、操作パネルによりドア開放指令を受けたとき、ドアを開放する。その際、ドア開放指令までの待機時間が設定待機時間を超えていれば、滅菌槽内を減圧後に大気圧まで復圧してからドアを開放する。従って、滅菌運転終了後、長時間に亘って滅菌槽のドアが開放されなかった場合でも、滅菌槽内の滅菌物の真空乾燥を図ってからドアを開放することで、滅菌物を取り出す際の結露を防止することができる。一方、ドア開放指令までの待機時間が設定待機時間を超えていなければ、滅菌物への結露のおそれがないとして、滅菌槽内の減復圧を行わずにドアを開放することができる。
請求項4に記載の発明は、滅菌物が収容される前記滅菌槽と、この滅菌槽内の気体を外部へ吸引排出して前記滅菌槽内を減圧する減圧手段と、減圧された前記滅菌槽内へ外気を導入して前記滅菌槽内を復圧する復圧手段と、前記滅菌槽内へ蒸気を供給する給蒸手段と、大気圧との差圧により前記滅菌槽内の気体を外部へ排出する排気手段と、前記各手段を制御して、前記滅菌槽内の滅菌物を蒸気で滅菌する滅菌工程、前記滅菌槽内から蒸気を排出する排気工程、および前記滅菌槽内を減圧して滅菌物を真空乾燥する乾燥工程を、少なくとも順次に実行する制御手段とを備え、前記復圧手段は、前記滅菌槽内への給気路に給気弁を備え、前記滅菌槽のドアの開放指令を受ける操作パネルを備え、前記制御手段は、前記乾燥工程の終了後、前記操作パネルによりドア開放指令を受けると、前記給気弁を閉じた状態で前記減圧手段により前記滅菌槽内を減圧後、前記減圧手段を停止すると共に前記給気弁を開けて前記滅菌槽内を復圧してから、前記ドアを開放することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蒸気滅菌装置である。
請求項4に記載の発明によれば、滅菌工程、排気工程および乾燥工程を順次に実行する蒸気滅菌装置において、乾燥工程の終了後、操作パネルによりドア開放指令を受けると、滅菌槽内を減圧後に大気圧まで復圧してからドアを開放する。従って、滅菌運転終了後、長時間に亘って滅菌槽のドアが開放されなかった場合でも、滅菌槽内の滅菌物の真空乾燥を図ってからドアを開放することで、滅菌物を取り出す際の結露を防止することができる。
さらに、請求項5に記載の発明は、滅菌槽内で滅菌物を蒸気滅菌してから乾燥後、前記滅菌槽のドアを開放する際、前記滅菌槽内への給気路を閉じた状態で前記滅菌槽内を減圧後、減圧手段を停止した状態で前記給気路を開けて大気圧まで復圧してから、前記ドアを開放することを特徴とする蒸気滅菌装置の運転方法である。
請求項5に記載の発明によれば、滅菌運転終了後、長時間に亘って滅菌槽のドアが開放されなかった場合でも、滅菌槽内の滅菌物の真空乾燥を図ってからドアを開放することで、滅菌物を取り出す際の結露を防止することができる。
本発明の蒸気滅菌装置およびその運転方法によれば、滅菌運転終了後、長時間に亘って滅菌槽のドアが開放されなかった場合でも、滅菌物を取り出す際の結露を防止することができる。
本発明の一実施例の蒸気滅菌装置を示す概略図であり、一部を断面にして示している。 図1の蒸気滅菌装置の運転工程の一例を示すフローチャートである。 図2における乾燥工程の終了後でドア開放までの処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の蒸気滅菌装置1を示す概略図であり、一部を断面にして示している。
本実施例の蒸気滅菌装置1は、滅菌物(図示省略)が収容される滅菌槽2と、この滅菌槽2の外壁に設けられて滅菌槽2内を外側から加熱する蒸気ジャケット3と、滅菌槽2内の気体を外部へ吸引排出して滅菌槽2内を減圧する減圧手段4と、減圧された滅菌槽2内へ外気を導入して滅菌槽2内を復圧する復圧手段5と、滅菌槽2内や蒸気ジャケット3内へ蒸気を供給する給蒸手段6と、滅菌槽2内から蒸気の凝縮水を排出するドレン排出手段7と、大気圧との差圧により滅菌槽2内の気体を外部へ排出する排気手段8と、これら各手段を制御する制御手段(図示省略)とを備える。
滅菌物は、特に問わないが、典型的には医療器具である。滅菌物は、通常、滅菌バッグまたは滅菌コンテナなどの包装資材に入れられた状態で、滅菌槽2内に収容される。これにより、滅菌後に滅菌槽2のドアを開けても、滅菌物の再汚染が防止される。滅菌物は、滅菌槽2内の棚に載せられるか、台車に載せられて台車ごと滅菌槽2内に収容される。
滅菌槽2は、内部空間の減圧および加圧に耐える中空容器であり、典型的には略矩形の箱状に形成されている。本実施例の滅菌槽2は、滅菌物を出し入れするためのドア(図示省略)を、正面(図1の紙面に対し垂直手前側)に備える。但し、正面および背面にそれぞれドアを備え、一方のドアを、滅菌槽2内に滅菌物を入れるための搬入ドアとし、他方のドアを、滅菌槽2外に滅菌物を取り出すための搬出ドアとしてもよい。いずれにしても、ドアを閉じることで、滅菌槽2の開口部を気密に閉じることができる。つまり、滅菌槽2とドアとの隙間は、パッキン(図示省略)で封止される。
ドアは、本実施例では、自動で開閉可能とされる。具体的には、蒸気滅菌装置1は、ドア開閉機構(図示省略)を備え、制御手段によりドア開閉機構を制御することで、ドアが自動で開閉される。自動開閉を容易に且つ安全に実現するために、ドアは、スイング式ではなく、シャッター式またはスライド式とされるのが好ましい。つまり、ドアは、開き戸状に開閉されるのではなく、上下または左右に移動して開閉されるのが好ましい。但し、ドアは、開放と閉鎖との内、少なくとも開放が自動で可能であれば、閉鎖は場合により手動でなされてもよい。
蒸気ジャケット3は、滅菌槽2の外壁に設けられ、蒸気が供給されて滅菌槽2内を外側から加熱する。具体的には、蒸気滅菌装置1は、内缶9とそれを取り囲む外缶10とを備え、内缶9にて滅菌槽2が構成され、内缶9と外缶10との隙間が蒸気ジャケット3とされる。本実施例では、蒸気ジャケット3は、滅菌槽2の上下左右の各壁体に連続的に設けられる。
減圧手段4は、真空排気路11を介して、滅菌槽2内の気体を外部へ吸引排出する。滅菌槽2内からの真空排気路11には、真空弁12、第一の逆止弁13、水封式の真空ポンプ14、および第二の逆止弁15が順に設けられる。さらに、真空排気路11には、真空ポンプ14の入口側(第一の逆止弁13と水封式の真空ポンプ14との間)に、蒸気凝縮用の熱交換器が設けられてもよい。真空弁12を開放すると共に真空ポンプ14を作動させることで、滅菌槽2内の気体を外部へ吸引排出して、滅菌槽2内を減圧することができる。その際、蒸気凝縮用の熱交換器を備える場合、熱交換器に冷却水を通して、滅菌槽2内からの蒸気を凝縮させることができる。なお、水封式の真空ポンプ14の作動時、周知のとおり、真空ポンプ14には封水が供給される。
復圧手段5は、減圧下の滅菌槽2内に、給気路16を介して外気を導入する。滅菌槽2内への給気路16には、エアフィルタ17、給気弁18および逆止弁19が順に設けられる。滅菌槽2内が減圧された状態で給気弁18を開放すると、差圧により外気を滅菌槽2内へ導入して、滅菌槽2内を復圧することができる。その際、エアフィルタ17により、清浄な空気を滅菌槽2内へ導入することができる。なお、給気弁18を開度調整可能に構成すれば、滅菌槽2内の復圧を徐々に行うことができる。
給蒸手段6は、蒸気発生源からの蒸気(飽和蒸気)を、滅菌槽2内および蒸気ジャケット3に供給する。本実施例では、滅菌槽2内への給蒸の有無を切替可能であると共に、蒸気ジャケット3への給蒸の有無を切替可能に構成される。蒸気発生源は、特に問わず、燃料焚きボイラでもよいが、本実施例では電気ボイラ20とされる。
電気ボイラ20は、周知のとおりであるが、図示例では、水管を備えた缶体21内に、複数の電気ヒータ22が上方から差し込まれて構成される。また、電気ボイラ20には、缶体21内の水位を監視するために、水位検出器23が設けられている。さらに、缶体21の下部には、給水路24が接続されており、この給水路24には給水ポンプ25が設けられている。水位検出器23の検出信号に基づき缶体21内への給水を制御(ここでは給水ポンプ25を制御)することで、缶体21内の水位を所望に維持することができる。なお、缶体21の下部には、排水路26も接続されており、この排水路26には、排水弁27および逆止弁28が設けられている。
本実施例の場合、滅菌槽2内および蒸気ジャケット3には、電気ボイラ20からの蒸気が次のようにして供給可能とされる。すなわち、まず、電気ボイラ20では、缶体21内の貯留水(典型的には軟水)を電気ヒータ22で加熱して蒸気とする。その蒸気は、缶体21の上部からの第一給蒸路29を介して、蒸気ジャケット3に供給される。本実施例では、蒸気ジャケット3内と缶体21内とは常時連通されている。従って、第一給蒸路29(または蒸気ジャケット3もしくは缶体21)に設けた外缶圧力センサ30(ボイラ圧力センサということもできる)の検出圧力に基づき、電気ヒータ22を制御することで、蒸気ジャケット3内の圧力ひいては温度を所望に調整することができる。なお、本実施例では、電気ヒータ22は、オンオフ制御されるが、場合により出力を制御されてもよい。
そして、本実施例では、蒸気ジャケット3内の蒸気が、第二給蒸路31を介して、滅菌槽2内に供給可能とされる。つまり、本実施例では、蒸気ジャケット3と滅菌槽2とが第二給蒸路31で接続されており、電気ボイラ20からの蒸気は蒸気ジャケット3および第二給蒸路31を介して滅菌槽2内に供給可能とされる。第二給蒸路31には、蒸気ジャケット3から滅菌槽2へ向けて、内缶給蒸弁32および逆止弁33が設けられている。本実施例では、内缶給蒸弁32は、開閉を制御されるが、場合により開度を調整されてもよい。なお、図示例の場合、第二給蒸路31の下流側(滅菌槽2への接続側)は、給気路16の下流側と共通管路34とされている。言い換えれば、逆止弁19より下流の給気路16に、逆止弁33より下流の第二給蒸路31が接続されている。
ところで、本実施例では、蒸気ジャケット3へ供給された蒸気の凝縮水は、ドレン戻し路35を介して、電気ボイラ20に戻される。具体的には、蒸気ジャケット3(外缶10)の下部と電気ボイラ20(缶体21)の下部とは、ドレン戻し路35で接続されている。なお、図示例の場合、ドレン戻し路35の下流側(電気ボイラ20への接続側)は、給水路24の下流側と共通管路36とされている。言い換えれば、蒸気ジャケット3から電気ボイラ20へのドレン戻し路35に、給水ポンプ25より下流の給水路24が接続されている。
また、蒸気ジャケット3には、エアベント37と真空破壊弁38とが設けられている。エアベント37は、空気抜き弁であり、蒸気ジャケット3への給蒸時、蒸気ジャケット3内の空気を外部へ自動的に排出する。また、真空破壊弁38は、蒸気ジャケット3内が真空となった際、蒸気ジャケット3内へ外気を導入する。蒸気ジャケット3への給蒸停止後、蒸気ジャケット3内の蒸気が凝縮することで蒸気ジャケット3内が大気圧未満になっても、真空破壊弁38による給気で真空状態が解除される。
ドレン排出手段7は、ドレン排出路39を介して、滅菌槽2内から蒸気の凝縮水を排出する。滅菌槽2内からのドレン排出路39には、スチームトラップ40および逆止弁41が順に設けられる。給蒸手段6により滅菌槽2内へ蒸気を供給中、蒸気の凝縮水はドレン排出手段7により滅菌槽2外へ排出される。
排気手段8は、加圧下の滅菌槽2内から、排気路42を介して流体を導出する。滅菌槽2内からの排気路42には、排気弁43および逆止弁44が順に設けられる。滅菌槽2内が加圧された状態で排気弁43を開放すると、差圧により滅菌槽2内の気体を外部へ導出して、滅菌槽2内の圧力を下げることができる。
なお、図示例では、真空排気路11、ドレン排出路39および排気路42は、上流側(滅菌槽2への接続側)において、共通管路45とされている。また、真空排気路11、ドレン排出路39および排気路42は、それぞれの逆止弁15,41,44よりも下流側において、共通管路46とされている。
その他、滅菌槽2には、滅菌槽2内の圧力を検出する内缶圧力センサ47と、滅菌槽2内の温度を検出する内缶温度センサ48とが設けられる。内缶圧力センサ47の設置位置は、特に問わないが、たとえば図示例のように、滅菌槽2の側部に設けられる。一方、内缶温度センサ48は、滅菌に関する各種の規格に沿って、所定の位置に設けられる。図示例では、前記共通管路45(真空排気路11とドレン排出路39と排気路42との共通管路)の内、滅菌槽2からの出口部に設けられる。
制御手段は、前記各センサの検出信号や経過時間などに基づき、前記各手段を制御する制御器(図示省略)である。具体的には、真空弁12、真空ポンプ14、給気弁18、電気ボイラ20(特にその電気ヒータ22)、給水ポンプ25、排水弁27、内缶給蒸弁32、排気弁43、外缶圧力センサ30、内缶圧力センサ47および内缶温度センサ48などは、制御器に接続される。そして、制御器は、以下に述べるように、所定の手順(プログラム)に従い、滅菌槽2内の滅菌物の滅菌とその後の乾燥などを図る。
なお、制御器は、さらに操作パネル(図示省略)にも接続されており、この操作パネルをユーザが操作することで、運転開始の他、所望によりドアの開放または閉鎖などが指示される。制御器は、運転開始を指示されると、後述する各工程を順次に実行する。また、制御器は、ドアの開放指令または閉鎖指令を受けると、ドア開閉機構を制御して、ドアを開放または閉鎖する。
以下、本実施例の蒸気滅菌装置1の運転方法の具体例について説明する。
図2は、本実施例の蒸気滅菌装置1の運転工程の一例を示すフローチャートである。この図に示すように、蒸気滅菌装置1は、典型的には、予熱工程S1、前処理工程S2、滅菌工程S3、排気工程S4および乾燥工程S5を順次に実行する。以下、各工程について説明する。なお、初期状態において、給気弁18および排気弁43は開けられている一方、これら以外の各弁12,27,32は閉じられており、真空ポンプ14や電気ボイラ20などは停止している。そして、遅くとも前処理工程S2の開始まで(つまり予熱工程S1中またはその前後)には、滅菌槽2内に滅菌物が収容され、滅菌槽2のドアは気密に閉じられる。その際、給気弁18および排気弁43も閉じられる。
予熱工程S1では、滅菌槽2内を予熱する。具体的には、電気ボイラ20を起動して蒸気を発生させ、その蒸気を蒸気ジャケット3に供給することで、滅菌槽2内を外側から加熱する。
電気ボイラ20の運転中、水位検出器23の検出信号に基づき給水ポンプ25を制御して、缶体21内の水位を所望に維持する。また、外缶圧力センサ30の検出圧力に基づき電気ヒータ22を制御して、蒸気ジャケット3内を所定圧力(言い換えれば所定温度)に維持する。電気ボイラ20から蒸気ジャケット3への給蒸中、蒸気ジャケット3内の空気はエアベント37から排出される。また、蒸気ジャケット3に供給された蒸気の凝縮水は、ドレン戻し路35を介して電気ボイラ20へ戻される。
予熱工程S1の開始から所定時間経過後(および/または操作パネルからの指示に基づき)、前処理工程S2を開始する。但し、予熱工程S1の内容(つまり蒸気ジャケット3への給蒸による滅菌槽2の加熱)は、少なくとも乾燥工程S5の終了まで継続して実施される。また、前述したとおり、前処理工程S2の開始までに、滅菌槽2内には滅菌物が収容され、滅菌槽2のドアは気密に閉じられる。なお、蒸気ジャケット3内の目標圧力は、工程などに応じて変更してもよい。
前処理工程S2では、滅菌槽2内の空気を排除する。具体的には、減圧手段4により滅菌槽2内を減圧するが、その際、給蒸手段6による給蒸を伴ってもよい。また、減圧手段4により滅菌槽2内を一旦減圧後、給蒸手段6による給蒸と減圧手段4による減圧とを繰り返してもよいし、給蒸手段6による給蒸で大気圧を超える圧力まで滅菌槽2内を加圧する場合には、給蒸手段6による給蒸と排気手段8による排気とを繰り返してもよい。なお、給蒸手段6による滅菌槽2内への給蒸は、本実施例では内缶給蒸弁32の開放によりなされる。
いずれにしても、滅菌槽2内からの空気排除を図った後、最終的には、給蒸手段6による給蒸で、滅菌槽2内を滅菌圧力まで昇圧する。そして、内缶温度センサ48の検出温度が滅菌温度になるか、内缶圧力センサ47の検出圧力が滅菌圧力になると、次工程へ移行する。
滅菌工程S3では、滅菌槽2内の滅菌物を蒸気で滅菌する。具体的には、内缶温度センサ48の検出温度が滅菌温度(典型的には121℃または135℃)を維持するように、給蒸手段6(より具体的には本実施例では内缶給蒸弁32)を制御して、滅菌時間保持することで、滅菌槽2内の滅菌物を滅菌する。あるいは、内缶圧力センサ47の検出圧力が滅菌圧力(滅菌温度相当の飽和蒸気圧力)を維持するように、給蒸手段6(内缶給蒸弁32)を制御して、滅菌時間保持することで、滅菌槽2内の滅菌物を滅菌する。その後、給蒸手段6による滅菌槽2内への給蒸を停止して、次工程へ移行する。
排気工程S4では、加圧下の滅菌槽2内から蒸気を排出して、滅菌槽2内の圧力を大気圧付近まで下げる。具体的には、排気弁43を開放して、滅菌槽2外へ蒸気を排出する。排気弁43の開放から設定排気時間経過するか、滅菌槽2内の圧力が設定排気圧力(大気圧またはそれよりも若干高い圧力)まで下がると、排気弁43を閉鎖して、次工程へ移行する。
乾燥工程S5では、滅菌槽2内の滅菌物を乾燥させる。具体的には、減圧手段4により滅菌槽2内を設定乾燥圧力(減圧手段4の能力限界でもよい)まで減圧して設定乾燥時間保持することで、滅菌槽2内の滅菌物を真空乾燥させる(連続真空乾燥)。但し、乾燥工程S5では、減圧手段4による設定乾燥圧力までの減圧と、復圧手段5による大気圧近くまでの復圧とを、繰り返してもよい(パルス乾燥)。あるいは、給気弁18を開放した状態で、減圧手段4を設定乾燥時間だけ作動し続けてもよい(ブロー乾燥)。もちろん、これら連続真空乾燥、パルス乾燥およびブロー乾燥などの内、いずれか二以上を適宜の順序で実施してもよい。
いずれにしても、滅菌物の乾燥後には、減圧手段4を停止する一方、復圧手段5により滅菌槽2内を大気圧まで復圧して、一連の運転を終了する。なお、滅菌工程S3の終了に伴い(あるいはその後の所定時に)、電気ボイラ20を停止して、蒸気ジャケット3への給蒸を停止してもよいし、場合により、次回の滅菌運転に備えて、蒸気ジャケット3への給蒸による滅菌槽2内の加熱を継続してもよい。後者の場合、次回の滅菌運転時、予熱工程S1を別途行う必要がない。
滅菌運転の終了後(言い換えれば乾燥工程S5の終了後)、滅菌槽2のドアを開放する際、滅菌槽2内の滅菌物の再度の乾燥を図ってから、ドアを開放する。ドア開放直前に行う滅菌物の乾燥は、その具体的手法を特に問わず、たとえば滅菌槽2内に温風を循環および/または通風させてもよいが、本実施例では乾燥工程と同様に、滅菌槽2内を減圧して滅菌物を真空乾燥する。すなわち、滅菌槽2のドアを開口する際、まずは、給気弁18を閉じた状態で減圧手段4を作動させて、滅菌槽2内を減圧する。その後、減圧手段4を停止した状態で給気弁18を開けて、滅菌槽2内を大気圧まで復圧してから、ドアを開放する。これにより、滅菌物への結露を防止しつつ、滅菌槽2内から滅菌物を取り出すことができる。より詳細には、滅菌運転後のドア開放時の制御は、次のようにしてなされるのが好ましい。
図3は、乾燥工程S5の終了後、ドア開放までの処理の一例を示すフローチャートである。まず、前提として、ドアは、操作パネルの操作により開放可能とされる。つまり、ユーザが操作パネルを操作(たとえばタッチパネルのドア開放ボタンを押圧)することで、そのドア開放指令を受けた制御器が、ドア開閉機構を制御して、ドアを開放する。これを前提に、本実施例の蒸気滅菌装置1では、滅菌運転終了後、ドア開放指令を受けるまで、減圧手段4を作動させずに且つ給気弁18を開けた状態で待機する(S61,S62)。そして、その待機中、ドア開放指令を受けた場合、ドアを開放するのであるが、その直前に、次のような減復圧動作を実施する。
すなわち、まず、図3においてステップS63は場合により省略可能とされ、省略する場合、制御器は、ドア開放指令を受けると(S62)、給気弁18を閉じた状態で減圧手段4により滅菌槽2内を減圧後(S64)、減圧手段4を停止すると共に給気弁18を開けて滅菌槽2内を復圧する(S65)。そして、このような減復圧動作の後、ドアを開放する(S66)。但し、このような減復圧動作は、滅菌運転終了からドア開放指令を受けるまでの待機時間(経過時間)の長短により、実施の有無を切替えてもよい(S63)。
具体的には、操作パネルによりドア開放指令を受けた場合、それまでの待機時間が設定待機時間(たとえば30分)を超えている場合、給気弁18を閉じた状態で減圧手段4により滅菌槽2内を設定圧力まで(または設定時間だけ)減圧後(S63,S64)、減圧手段4を停止すると共に給気弁18を開けて滅菌槽2内を大気圧まで復圧してから(S65)、ドアを開放する(S66)。一方、待機時間が設定待機時間を超えていない場合、ドア開放指令を受けると、滅菌槽2内を一旦減圧することなく、滅菌槽2のドアを開放してもよい(S63、S66)。なお、ドア開放直前になされる減圧の目標圧力(前記設定圧力)は、たとえば、乾燥工程S5における前記設定乾燥圧力と同等とすることができる。本実施例では、好適には、−50kPa未満で設定される。
本実施例の蒸気滅菌装置1によれば、ドアを開ける直前に一旦減圧後に復圧することで、滅菌槽2内の高湿度の空気を、槽外空気に効率的に置換することができる。従って、滅菌運転終了後、長時間に亘って滅菌槽2のドアが開放されなかった場合でも、滅菌槽2内を一旦減圧後にドアを開放することで、滅菌物を取り出す際の結露を防止することができる。また、典型的にはドアを開ける直前にだけ真空ポンプ14を作動させ、それまでの待機時間中は真空ポンプ14を作動させる必要がないので、電気や水を無駄にすることがない。一方、滅菌運転終了後、設定待機時間内にドアを開放する際には、滅菌物への結露のおそれがないとして、ドア開放直前の減復圧動作を省略することができる。
本発明の蒸気滅菌装置1は、前記実施例の構成(制御を含む)に限らず適宜変更可能である。特に、滅菌槽2内で滅菌物を蒸気滅菌してから乾燥後、滅菌槽2のドアを開放する際、滅菌槽2内の滅菌物の再度の乾燥を図ってから、ドアを開放するのであれば、その他の構造は適宜に変更可能である。
たとえば、乾燥工程やドア開放直前に行う乾燥は、滅菌槽2内を減圧する真空乾燥に限らず、前述したとおり、滅菌槽2内に温風を循環および/または通風させて行ってもよい。
また、前記実施例では、電気ボイラ20からの蒸気を蒸気ジャケット3に供給すると共に、その蒸気ジャケット3内の蒸気を滅菌槽2内へ供給可能としたが、電気ボイラ20からの蒸気を滅菌槽2内へ直接に供給可能としてもよい。つまり、電気ボイラ20と蒸気ジャケット3とが第一給蒸路29で接続されると共に、電気ボイラ20と滅菌槽2とが第二給蒸路31で接続される構成としてもよい。そして、第二給蒸路31に内缶給蒸弁32を設けるが、場合により、第一給蒸路29に外缶給蒸弁を設けてもよい。
また、前記実施例では、滅菌槽2内および蒸気ジャケット3への給蒸源として、電気ボイラ20を用いたが、電気ボイラに限らない。たとえば、燃料焚きボイラ(油焚きボイラやガス焚きボイラ)などを用いてもよい。
また、前記実施例では、滅菌槽2内および蒸気ジャケット3には、同じ電気ボイラ20からの蒸気が供給されたが、場合により、異なるボイラからの蒸気が供給可能とされてもよい。その場合において、各ボイラは、電気ボイラに限らない。たとえば、蒸気ジャケット3には、第一ボイラ(たとえば電気ボイラ20)からの蒸気が供給可能とされ、滅菌槽2内には、第二ボイラ(たとえば燃料焚きボイラ)からの蒸気が供給可能とされる。このように、第一ボイラと第二ボイラとを備える場合、滅菌槽2内への供給蒸気として、第一ボイラからの蒸気と第二ボイラからの蒸気とを切替可能としてもよい。同様に、蒸気ジャケット3への供給蒸気として、第一ボイラからの蒸気と第二ボイラからの蒸気とを切替可能としてもよい。
また、前記実施例では、滅菌槽2の外壁に蒸気ジャケット3を設けたが、蒸気ジャケット3に代えて蒸気管を設けてもよい。たとえば、滅菌槽2の外壁に蒸気管を巻き付けたり、蛇行した蒸気管を設けたりしてもよい。この場合も、蒸気ジャケット3の場合と同様に、蒸気管への給蒸により、滅菌槽2内を外側から加熱することができる。
さらに、前記実施例では、滅菌槽2内を外側から加熱するか否かを、蒸気ジャケット3(または蒸気管)への蒸気供給の有無を制御して行ったが、場合により、蒸気ジャケット3内での蒸気発生の有無を制御して行ってもよい。つまり、蒸気ジャケット3内に、給水を加熱して蒸気を発生させる機能を付与してもよい。
1 蒸気滅菌装置
2 滅菌槽
3 蒸気ジャケット
4 減圧手段
5 復圧手段
6 給蒸手段
7 ドレン排出手段
8 排気手段
11 真空排気路
14 真空ポンプ
16 給気路
18 給気弁
20 電気ボイラ
29 第一給蒸路
30 外缶圧力センサ
31 第二給蒸路
32 内缶給蒸弁
35 ドレン戻し路
39 ドレン排出路
42 排気路
47 内缶圧力センサ
48 内缶温度センサ

Claims (5)

  1. 滅菌槽内で滅菌物を蒸気滅菌してから乾燥後、前記滅菌槽のドアを開放する際、前記滅菌槽内の滅菌物の再度の乾燥を図ってから、前記ドアを開放する
    ことを特徴とする蒸気滅菌装置。
  2. 前記滅菌槽のドアを開放する際、前記滅菌槽内への給気路を閉じた状態で前記滅菌槽内を減圧後、減圧手段を停止した状態で前記給気路を開けて大気圧まで復圧してから、前記ドアを開放する
    ことを特徴とする請求項1に記載の蒸気滅菌装置。
  3. 前記滅菌槽のドアの開放指令を受ける操作パネルを備え、
    前記滅菌槽内で滅菌物を蒸気滅菌してから真空乾燥後、前記滅菌槽内への給気路を開けた状態で待機し、前記操作パネルによりドア開放指令を受けたとき、前記待機が設定待機時間を超えていれば、前記滅菌槽内を減圧後に大気圧まで復圧してから前記ドアを開放し、前記待機が前記設定待機時間を超えていなければ、前記滅菌槽内の前記減圧および前記復圧を行わずに前記ドアを開放する
    ことを特徴とする請求項2に記載の蒸気滅菌装置。
  4. 滅菌物が収容される前記滅菌槽と、
    この滅菌槽内の気体を外部へ吸引排出して前記滅菌槽内を減圧する減圧手段と、
    減圧された前記滅菌槽内へ外気を導入して前記滅菌槽内を復圧する復圧手段と、
    前記滅菌槽内へ蒸気を供給する給蒸手段と、
    大気圧との差圧により前記滅菌槽内の気体を外部へ排出する排気手段と、
    前記各手段を制御して、前記滅菌槽内の滅菌物を蒸気で滅菌する滅菌工程、前記滅菌槽内から蒸気を排出する排気工程、および前記滅菌槽内を減圧して滅菌物を真空乾燥する乾燥工程を、少なくとも順次に実行する制御手段とを備え、
    前記復圧手段は、前記滅菌槽内への給気路に給気弁を備え、
    前記滅菌槽のドアの開放指令を受ける操作パネルを備え、
    前記制御手段は、前記乾燥工程の終了後、前記操作パネルによりドア開放指令を受けると、前記給気弁を閉じた状態で前記減圧手段により前記滅菌槽内を減圧後、前記減圧手段を停止すると共に前記給気弁を開けて前記滅菌槽内を復圧してから、前記ドアを開放する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蒸気滅菌装置。
  5. 滅菌槽内で滅菌物を蒸気滅菌してから乾燥後、前記滅菌槽のドアを開放する際、前記滅菌槽内への給気路を閉じた状態で前記滅菌槽内を減圧後、減圧手段を停止した状態で前記給気路を開けて大気圧まで復圧してから、前記ドアを開放する
    ことを特徴とする蒸気滅菌装置の運転方法。
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