JP2005143998A - 高圧蒸気滅菌器 - Google Patents

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Yuichi Nishizaki
祐一 西崎
Tadashi Yoneyama
正 米山
Hiroyasu Kawamura
博恭 河村
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Techno Solutions Tottori Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Tega Sanyo Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】 滅菌工程の前に予備真空工程を行うものにおいて、予備真空時における真空不足を確実に防止する事を目的とするものである。
【解決手段】 被滅菌物3を収容して滅菌を行うチャンバー4を備え、被滅菌物を滅菌する滅菌工程の前に、チャンバー内の空気を排出する予備真空工程を行うものにおいて、この予備真空工程を開始してから所定時間経過しても、チャンバー内の圧力が所定圧力以下に低下しない場合には運転を停止して成る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医療用器具等の被滅菌物を高圧下にて高温蒸気により滅菌処理を行う高圧蒸気滅菌器に関する。
病院で用いる医療用器具等の被滅菌物を高圧下にて高温蒸気により滅菌処理を行う高圧蒸気滅菌器では、例えば特許文献1に示される様に、滅菌工程の前に、真空ポンプによりチャンバー内の空気を排出して負圧状態とする、所謂予備真空を行うものがある。
特開昭55−166155号公報
上記特許文献1に記載の様に、滅菌工程の前に予備真空を行う場合、被滅菌物の細管部分まで負圧状態にして空気を除去することで、より高品質な滅菌処理を行う事が出来るが、特許文献1に記載の構成では、タイマーにより予備真空工程を制御している為、真空ポンプの劣化、配管の詰まり等、何らかの原因により負圧圧力が低下してもこれを検出できないという問題があった。
そこで、本発明は、予備真空工程時における負圧圧力の低下による滅菌不良を防止する事を目的とするものである。
本発明の請求項1の構成は、被滅菌物を収容して滅菌を行うチャンバーを備え、被滅菌物を滅菌する滅菌工程の前にチャンバー内の空気を排出する予備真空工程を行うものにおいて、この予備真空工程を開始してから所定時間経過しても、チャンバー内の圧力が所定圧力以下に低下しない場合には運転を停止して成るものである。
本発明の請求項2の構成は、請求項1の構成において、所定時間を予備真空工程の終了時間に設定して成るものである。
本発明の請求項3の構成は、請求項1〜2の構成において、運転の停止時には、停止と同時に報知を行うものである。
本発明の請求項1に記載の構成により、予備真空工程を開始して所定時間経過後のチャンバー内の圧力が所定圧力以下に低下しない場合には運転を停止する様に構成したことで、チャンバー内の空気の排出不足による滅菌不良の発生を確実に防止する事が出来るものである。
本発明の請求項2に記載の構成により、請求項1に記載の構成において、所定時間を予備真空工程の終了時間に設定したことで、予備真空工程の途中に給排気バルブの開閉を行っても、真空ポンプの劣化等による圧力低下を確実に検出する事が出来るものである。
本発明の請求項3に記載の構成により、運転の停止時には、停止と同時に報知を行うことで、運転停止を速やかに報知する事が出来るものである。
本発明による実施例を先ず図1に基づき説明すると、1は滅菌器本体の外ケースで、前面を開口2し、内部に医療用器具等の被滅菌物3・・を収納して滅菌処理等を行う円筒状のチャンバー4を収納配置している。
5は上記チャンバー4内の底部に配設したシーズヒータ等にて構成した滅菌ヒータで、上方をヒータカバー6により被覆し、このヒータカバーの上に上記被滅菌物3・・を載置する様に構成し、かつ上記ヒータカバー6の前端部と上記開口2を開閉自在に閉塞する蓋7の内面との間に通風用の間隙8を設けている。
9は、終端を上記チャンバー4内の底部に連通した供給管で、始端をエアーフィルター10に接続した空気供給流路11と、始端を貯水タンク12の水中に開口した注水流路13とを接続し、上記空気供給流路11の途中には第1電磁弁14を接続し、上記注水流路13の途中には第2電磁弁15を接続していると共に、その始端部にはコイル状の第1熱交換器16を設けている。
17は、一端を上記チャンバー4内の後壁上部に連通し、他端を上記貯水タング12内の上方位置で開口した排気流路で、途中に第3電磁弁18を接続していると共に、他端寄りに、上記水中に位置するコイル状の第2熱交換部19を設けている。
20は、一端を上記チャンバー4内の側壁の中間高さ位置に連通し、他端を上記貯水タング12内の上方位置で開口した排出流路で、途中に第4電磁弁21と真空ポンプ22を接続している。
又、上記チャンバー4の内部後方側壁には、このチャンバー内の温度を検出する温度センサー23を配設していると共に、上記排気流路17の第3電磁弁18よりチャンバー4寄りには、圧力計24と圧力センサー25を接続し、かつ、上記チャンバー4の外周面にはバンド状の乾燥ヒータ26を装着している。
27は、上記外ケース1内の適所に配置した制御手段で、図示しないマイクロコンピュータを中心に構成し、上記温度センサー23の検出温度、上記圧力センサー25の検出圧力並びに予め設定されたプログラムに従って上記滅菌ヒータ5、第1電磁弁14、第2電磁弁15、第3電磁弁18、第4電磁弁21、真空ポンプ22等への通電を制御したり、図示しない表示器や操作部に配置したランプ、ブザー28等の制御を行うものである。
而して、滅菌操作に際しては、蓋7を開いて開口2よりチャンバー4内に被滅菌物3・・をセットして蓋7を閉じた後、図示しない滅菌及び乾燥用のタイマーをセットし、図示しないスタートキーをオン操作して運転を開始すると、図2のタイムチャートにも示す様に、先ず乾燥ヒータ26及び真空ポンプ22に通電すると共に第4電磁弁21を開いて、チャンバー4内を加熱すると同時に排出通路20よりチャンバー4内の空気を吸引して外部に排出する。
そして、上記排出を開始してから例えば30秒、或いは圧力センサー25の検出圧力が例えば−20kPaに達すると所定時間(例えば運転開始後3分)第1電磁弁14を開いて、供給管9及び空気供給流路11よりチャンバー4内に外気を供給し、チャンバー4の内面等を乾燥した後、第1電磁弁14を閉じ、更に所定時間(例えば運転開始後8分30秒)真空ポンプ22を作動してチャンバー4内の空気を排出し、予備真空工程を終了する。
上記実施例では、予備真空工程時に乾燥ヒータ26に通電すると共にチャンバー4内に外気を供給して乾燥を行う様に構成しているが、これに限定されることなく、乾燥動作を削除しても良い。
一方、上記予備真空工程の終了と同時に圧力センサー25にてチャンバー4内の圧力を計測し、検出圧力が所定圧力(例えば−50kPa)以上の場合には、真空ポンプ22の劣化や排出流路20等の配管詰まり等の異常が発生したと判断して運転を停止すると共に、ブザー28を作動して真空不足の発生を報知する。
これらの構成により、予備真空工程時に異常が発生した場合には、これを検出して滅菌動作を停止することで、真空不足による滅菌不良を確実に防止すると共に、ブザー28により異常の発生を報知することで、異常発生を迅速に知らせる事が出来るものである。
又、上記異常発生により運転を停止した場合には、図示しない電源スイッチをオフして電源コードをコンセントより抜いた後、異常個所を点検、又は修理を行い、その後、上記の運転開始操作を行う。
尚、上記実施例では予備真空工程の終了時にチャンバー4内の圧力を計測することで、異常の発生を確実に検出する様に構成しているが、例えば上記乾燥動作を削除する等、予備真空工程の途中におけるチャンバー4内の圧力変化が少ない場合には、予備真空工程を開始してから予め設定した所定時間(例えば3分)経過した時の圧力センサー25の検出圧力が、予め設定した所定圧力(例えば−30kPa)以下か否かで異常発生を判断する様に構成しても良い。
この場合、予備真空工程を開始してから所定時間で異常発生を判断できる為、より短時間で異常の発生を検出して報知する事が出来るものである。
一方、上記予備真空工程が正常に終了すると、乾燥ヒータ26及び真空ポンプ22への通電を停止して第4電磁弁21を閉じた後、第2電磁弁15を開いて所定水位(ヒータカバー6より下方)迄注水した後第2電磁弁15を閉じ、その後、滅菌ヒータ5と乾燥ヒータ26に適宜通電して上記チャンバー4内に注水した水を加熱して蒸気を発生させると同時に、第4電磁弁21と真空ポンプ22に適宜通電し、チャンバー4内の空気を排出流路20より外部に排出する。
次いで、上記加熱と排気を数回繰り返した後、温度センサー23にて検出するチャンバー4内の温度が所定温度(実施例では121℃)に到達すると、この所定温度を維持する様に滅菌ヒータ5への通電を制御し、これにより被滅菌物3・・の滅菌処理を行う滅菌工程を行う。
そして、滅菌タイマーにより所定時間滅菌処理を行い、これが終了すると第3電磁弁18を開くと共に、乾燥ヒータ26に適宜通電して排気処理を行う。
又、上記排気処理を行う排気工程が終了すると、乾燥タイマーにより第4電磁弁21を開くと共に真空ポンプ22を作動し、かつ第1電磁弁14を適宜開いて供給管9及び空気供給流路11、排出流路20を介してチャンバー4内に外気を供給して所定時間乾燥処理を行う。この時、供給管9よりチャンバー4内に供給された空気は、滅菌ヒータ5の周囲を通ってこれに加熱されながら間隙8より被滅菌物3・・の周囲に流入し、上記乾燥ヒータ26によるチャンバー4の加熱と共に、被滅菌物3・・やチャンバー4の内面を乾燥処理する。
更に、上記乾燥処理が終了すると、第1電磁弁14と第4電磁弁21を閉じると共に真空ポンプ22を停止して全ての処理を終了する。
尚、上記加熱工程、滅菌工程、排気工程、乾燥工程等における温度や時間等はこれらに限定されるものではなく、チャンバー4の容積や被滅菌物の種類に応じて適宜設定するものである。
本発明による実施例を示す構造図である。 同じくタイムチャートである。
符号の説明
3 被滅菌物
4 チャンバー
28 ブザー

Claims (3)

  1. 被滅菌物を収容して滅菌を行うチャンバーを備え、上記被滅菌物を滅菌する滅菌工程の前に、上記チャンバー内の空気を排出する予備真空工程を行うものにおいて、この予備真空工程を開始してから所定時間経過しても、上記チャンバー内の圧力が所定圧力以下に低下しない場合には運転を停止する事を特徴とする高圧蒸気滅菌器。
  2. 上記所定時間を予備真空工程の終了時間に設定した事を特徴とする、上記請求項1に記載の高圧蒸気滅菌器。
  3. 上記運転の停止時には、停止と同時に報知を行う事を特徴とする、上記請求項1〜2に記載の高圧蒸気滅菌器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005231A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Sanyo Electric Co Ltd 高圧蒸気滅菌器
JP2012086091A (ja) * 2012-02-09 2012-05-10 Sanyo Electric Co Ltd 高圧蒸気滅菌器
JP2013068413A (ja) * 2007-08-02 2013-04-18 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
CN104707152A (zh) * 2015-03-24 2015-06-17 边美玲 真空高压蒸气灭菌装置

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