JPS6235483Y2 - - Google Patents

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JPS6235483Y2
JPS6235483Y2 JP17095282U JP17095282U JPS6235483Y2 JP S6235483 Y2 JPS6235483 Y2 JP S6235483Y2 JP 17095282 U JP17095282 U JP 17095282U JP 17095282 U JP17095282 U JP 17095282U JP S6235483 Y2 JPS6235483 Y2 JP S6235483Y2
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JP
Japan
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boiler
steam
vacuum pump
pressure
chamber
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Application number
JP17095282U
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English (en)
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JPS5973930U (ja
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高圧蒸気式滅菌器に関し、特にチヤン
バー内に給蒸するボイラーを有し、運転開始時に
真空ポンプによつてボイラーの空気抜きを行ない
滅菌に必要な飽和蒸気を充満せさめるものにおい
て、前記真空ポンプの作動開始時にボイラー内の
圧力又は温度の一方或には両方を感知するように
したものである。
大容積のチヤンバーを有する所謂中型或いは大
型の高圧蒸気式滅菌器は、水を加熱しチヤンバー
内に給蒸するまでの時間を短かくするため及び連
続して滅菌動作を行なう場合にチヤンバー内に安
定して給蒸するためにチヤンバーとは別体にして
加熱体を内装したボイラーを設けている。そし
て、運転開始時には真空ポンプによつてボイラー
内の不必要な空気を強制吸引した後に給水された
水を加熱して滅菌に必要な飽和蒸気をボイラー及
び給蒸空間に貯留する。
ところが、前述の様な構成において、一度真空
ポンプによるボイラー内及び給蒸空間の空気抜き
を終了し加熱体を発熱せしめてボイラー内及び給
蒸空間に飽和蒸気を充満した後において、例えば
被滅菌物を追加する等の理由により一旦運転を停
止し、その後、再度運転を開始すると、最初の動
作で飽和蒸気が充満しているにも拘らず、再び初
期状態となつて真空ポンプが作動しボイラー内の
蒸気を排出することとなる。
このため、飽和蒸気を充満する所要時間が長く
なるという不都合が発生していた。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので以下図
面に基づき説明する。1は前面の開口部より被滅
菌物(図示せず)を出入れする円筒状のチヤンバ
ーで、その外側に給蒸空間2を形成した外筒3を
設けている。4は前記チヤンバー1の開口部を開
閉するハンドル5を有した蓋、6は前記チヤンバ
ー1と給蒸空間2とを連通する給蒸パイプで、パ
イプ路中に給蒸パイプ7を設けている。8は前記
チヤンバー1に連結しパイプ路中に給気バルブ9
を有する給気パイプである。10は前記チヤンバ
ー1とは別体にして設けられ該チヤンバー1に給
蒸する加熱体11を内装したボイラーで、送蒸パ
イプ12を介して前記給蒸空間2に連結してい
る。13,13は前記ボイラー10の内側壁に高
さ位置を異ならしめて設けた水位検出用の電極、
14は前記ボイラー10の内側壁の適所に設けら
れ該ボイラー内の圧力又は温度を感知する検出体
で、例えば圧力スイツチ又はサーミスターで構成
する。15は該検出体14に接続された比較器
で、運転開始時にボイラー内の圧力が一定圧力
Po(大気圧近辺)以上又はボイラー内の温度が
一定温度To(100℃近辺)以上であるかどうかを
判定する。16は前記比較器15に接続され該比
較器の出力レベルによつて後述の真空ポンプを作
動せしめるコントロール手段で(以下コントロー
ル回路と称す)ある。17は前記ボイラー10に
連結され一部に手動式の排水バルブ18を設けた
排水パイプ、19は前記チヤンバー1内と排路パ
イプ20とを連結しパイプ路中に排気バルブ21
と排路パイプ方向のみ開口する逆止弁22を設け
た送気パイプ、23は前記給蒸空間2と排路パイ
プ20とを連結する真空パイプ、24は該真空パ
イプ路中に設けられた真空バルブ、25は同じく
真空パイプ23路中に設けられ前記真空バルブ2
4の開放時に給蒸空間2及びボイラー10内の空
気抜きを行なう真空ポンプで、コントロール回路
16によつて作動する。即ち、運転間始時のスタ
ートボタン(図示せず)の操作時に前記ボイラー
内の圧力又は温度が一定圧力Po又は一定温度To
以上の時に不動作となり、それ以下の時26は前
記給蒸空間2と排気パイプ20間に設けた自動空
気抜弁で、蒸気温度が100℃以上になれば閉じそ
れ未満であれば開くと共に、開状態の時において
は排気パイプ20側にのみ空気及び蒸気を通す構
成としている。尚、この自動空気抜弁26は、真
空ポンプ25では除けなかつた空気を補助的に除
くものである。27は前記ボイラー10に連結し
た給水パイプで、パイプ路中に給水バルブ28と
給水ポンプ29を設けている。
次に動作について述べる。通常は排水バルブ1
8、給水バルブ28、排気バルブ21、真空バル
ブ24、給蒸バルブ7を閉止している。ここで、
スタートボタンを操作し真空バルブ24を開放す
ると共に真空ポンプ25を作動せしめると矢印の
様にボイラー10内の空気を吸引し送蒸パイプ1
2を経て給蒸空間2内の空気と共に真空パイプ2
3を介して排路パイプ20側に送出する。そし
て、ボイラー10及び給蒸空間2内の真空引き圧
力が所定値まで低下した時に真空バルブ24を閉
止すると共に真空ポンプ25の作動を停止せし
め、給水バルブ28を開放し給水ポンプ29を作
動せしめて給水パイプ27よりボイラー10内に
注水する。そして、電極13により所定水位に達
したことを検出した後、給水バルブ28を閉止し
給水ポンプ29の作動を停止せしめると共に加熱
体11を発熱せしめて蒸気をボイラー10内及び
給蒸空間2内に飽和蒸気を充満せしめる。
次に被滅菌物(図示せず)をチヤンバー1に収
納して滅菌するときは、給蒸バルブ7を開放して
飽和蒸気を給蒸空間2からチヤンバー1内に導入
し被滅菌物の滅菌を行なう。
ここで、被滅途中において、被滅菌物を追加す
るため等により被滅動作を一時中止し蓋4を開け
てチヤンバー1内に被滅菌物を収容し再びスター
トボタンを操作すると、真空ポンプ25の作動開
始前に前記比較器15が検出体14によつてボイ
ラー10内の圧力が一定圧力Po以上あるいは一
定温度To以上であるか否かを判定する。そし
て、中止時間が短い場合にはボイラー10内の圧
力又は温度はそれ程低下しておらず一定値Po、
To以上となつているために、再びスタートボタ
ンを押圧操作しても比較器15からの出力レベル
は変化しないため真空ポンプ25は動作せず加熱
体11が発熱し蒸気を発生せしめる。つまり短時
間で飽和蒸気の充満ができる。しかし、もし中止
時間が長く、ボイラー10内の温度がが低下して
温度又は圧力が一定値Po、To以下となつた場合
にスタートボタンを押圧操作すると、比較器15
からの出力レベルは変化しているために真空ポン
プ25は作動し真空バルブ24を開放せしめてボ
イラー10内及び給蒸空間2内の空気抜き工程を
行なつた後に加熱体11を発熱せしめて飽和蒸気
を充満せしめる。これは、ボイラー10内の圧力
又は温度が一定値Po、To以下となつた場合は、
ボイラー10内及び給蒸空間2内は負圧(真空)
状態となり、外気がこのボイラー10及び給蒸空
間2内に侵入してくる恐れがあるためである。
尚、本考案の検出体は圧力のみ或いは温度のみ
又はその両方を感知するものであればよい。
以上の様に本考案は被滅菌物を収容するチヤン
バーと、加熱体を内装し前記チヤンバーに給蒸す
るボイラーと、排気路中に設けられ前記ボイラー
内の空気抜きを行なう真空ポンプと、前記ボイラ
ーに設けられ該ボイラーに設けられ該ボイラー内
の圧力又は温度の一方あるいは両方を感知する検
出体と、前記、真空ポンプの作動開始前に前記検
出体が一定圧力以上あるいは一定温度以上を感知
した時に前記真空ポンプを不動作としそれ以下の
時に真空ポンプを作動せしめるコントロール手段
を設けたものであるから、再スタート後において
もボイラー内の蒸気を有効に利用することができ
ると共に滅菌に必要な飽和蒸気の充満時間も短縮
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の高圧蒸気式滅菌器の一実施例を
示す説明図である。 1……チヤンバー、10……ボイラー、11…
…加熱体、14……検出体、15……比較器、1
6……コントロール手段としてのコントロール回
路、25……真空ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被滅菌物を収容するチヤンバーと、加熱体を内
    装し前記チヤンバーに給蒸するボイラーと、排気
    路中に設けられ前記ボイラー内の空気抜きを行な
    う真空ポンプと、前記ボイラーに設けられ該ボイ
    ラー内の圧力又は温度の一方あるいは両方を感知
    する検出体と、前記真空ポンプの作動開始前に前
    記検出体が一定圧力以上あるいは一定温度以上を
    感知した時に前記真空ポンプを不動作としそれ以
    下の時に真空ポンプを作動せしめるコントロール
    手段を設けたことを特徴とする高圧蒸気式滅菌
    器。
JP17095282U 1982-11-10 1982-11-10 高圧蒸気式滅菌器 Granted JPS5973930U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17095282U JPS5973930U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 高圧蒸気式滅菌器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17095282U JPS5973930U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 高圧蒸気式滅菌器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5973930U JPS5973930U (ja) 1984-05-19
JPS6235483Y2 true JPS6235483Y2 (ja) 1987-09-09

Family

ID=30373050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17095282U Granted JPS5973930U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 高圧蒸気式滅菌器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5973930U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11267185A (ja) * 1998-03-20 1999-10-05 Miura Co Ltd 蒸気滅菌装置の運転制御方法およびその装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11267185A (ja) * 1998-03-20 1999-10-05 Miura Co Ltd 蒸気滅菌装置の運転制御方法およびその装置

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Publication number Publication date
JPS5973930U (ja) 1984-05-19

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