JPH10135251A - ボンディングヘッド - Google Patents
ボンディングヘッドInfo
- Publication number
- JPH10135251A JPH10135251A JP30573296A JP30573296A JPH10135251A JP H10135251 A JPH10135251 A JP H10135251A JP 30573296 A JP30573296 A JP 30573296A JP 30573296 A JP30573296 A JP 30573296A JP H10135251 A JPH10135251 A JP H10135251A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collet
- mounting
- holder
- main body
- bonding head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Die Bonding (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コレットホルダに対するコレットの着脱が容
易で、かつエアーのリークを極力少なくすることができ
るボンディングヘッドを提供することを目的とする。 【解決手段】 半導体ペレットAを吸着するコレット3
6と、下端部にコレット36が着脱自在に装着されるコ
レットホルダ37とを備えたボンディングヘッド31に
おいて、コレット36は、半導体ペレットAを吸着する
コレット本体54と、コレット本体54に連なりコレッ
トホルダ37に嵌合する装着嵌合部55と、軸心に形成
した吸引通路52とを有し、コレットホルダ37は、装
着嵌合部55が嵌合される装着受け部58を形成したホ
ルダ本体38と、軸心に形成され装着受け部58に連な
る装着吸引通路53とを有し、装着嵌合部55はテーパ
ー形状に形成され、装着受け部58は装着嵌合部55と
相補形状に形成されている。
易で、かつエアーのリークを極力少なくすることができ
るボンディングヘッドを提供することを目的とする。 【解決手段】 半導体ペレットAを吸着するコレット3
6と、下端部にコレット36が着脱自在に装着されるコ
レットホルダ37とを備えたボンディングヘッド31に
おいて、コレット36は、半導体ペレットAを吸着する
コレット本体54と、コレット本体54に連なりコレッ
トホルダ37に嵌合する装着嵌合部55と、軸心に形成
した吸引通路52とを有し、コレットホルダ37は、装
着嵌合部55が嵌合される装着受け部58を形成したホ
ルダ本体38と、軸心に形成され装着受け部58に連な
る装着吸引通路53とを有し、装着嵌合部55はテーパ
ー形状に形成され、装着受け部58は装着嵌合部55と
相補形状に形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ペレット
(チップ)を、真空吸着によりピックアップすると共に
基板やヒートシンクなどにボンディングするためのボン
ディングヘッドに関するものである。
(チップ)を、真空吸着によりピックアップすると共に
基板やヒートシンクなどにボンディングするためのボン
ディングヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のボンディングヘッドとし
て、実開昭60−163746号公報に記載のものが知
られている。このボンディングヘッドは、軸心に太径の
吸引通路を形成したコレットホルダと、軸心に細径の吸
引通路を形成したコレットとから成り、コレットは、コ
レットホルダの下端部に着脱自在に装着されている。コ
レットの上下中間位置にはストッパが設けられており、
コレットは、ストッパが突き当たる位置までその上半部
をコレットホルダの吸引通路に嵌入され、この状態で径
方向から螺合した小ねじにより、コレットホルダにねじ
止めされている。この場合、コレットホルダの吸引通路
は断面円形のストレート形状に形成され、これに対応し
てコレットの上半部は円筒形状に、且つできる限りエア
ーのリークのない嵌合いとなるように形成されている。
て、実開昭60−163746号公報に記載のものが知
られている。このボンディングヘッドは、軸心に太径の
吸引通路を形成したコレットホルダと、軸心に細径の吸
引通路を形成したコレットとから成り、コレットは、コ
レットホルダの下端部に着脱自在に装着されている。コ
レットの上下中間位置にはストッパが設けられており、
コレットは、ストッパが突き当たる位置までその上半部
をコレットホルダの吸引通路に嵌入され、この状態で径
方向から螺合した小ねじにより、コレットホルダにねじ
止めされている。この場合、コレットホルダの吸引通路
は断面円形のストレート形状に形成され、これに対応し
てコレットの上半部は円筒形状に、且つできる限りエア
ーのリークのない嵌合いとなるように形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のボン
ディングヘッドでは、コレットホルダにコレットが、ほ
とんど隙間を生じない嵌合いで装着されるため、コレッ
トの上端などを面取りしても、その装着がし難くく、ま
たヒーターを装着するコレットなどでは、コレットホル
ダとコレットとの材質の相違から焼嵌め状態となって、
その離脱がし難くくなる不具合があった。逆に、嵌合い
を甘くすると、コレットホルダとコレットとの間に隙間
が生じ、エアーのリークが多くなる不具合があった。特
に、小ねじの先端を径方向からコレットに突き当てて、
これを係止するようにしている従来ものでは、より一
層、隙間が生じ易くなっていた。
ディングヘッドでは、コレットホルダにコレットが、ほ
とんど隙間を生じない嵌合いで装着されるため、コレッ
トの上端などを面取りしても、その装着がし難くく、ま
たヒーターを装着するコレットなどでは、コレットホル
ダとコレットとの材質の相違から焼嵌め状態となって、
その離脱がし難くくなる不具合があった。逆に、嵌合い
を甘くすると、コレットホルダとコレットとの間に隙間
が生じ、エアーのリークが多くなる不具合があった。特
に、小ねじの先端を径方向からコレットに突き当てて、
これを係止するようにしている従来ものでは、より一
層、隙間が生じ易くなっていた。
【0004】本発明は、コレットホルダに対するコレッ
トの着脱が容易で、かつエアーのリークを極力少なくす
ることができるボンディングヘッドを提供することをそ
の目的としている。
トの着脱が容易で、かつエアーのリークを極力少なくす
ることができるボンディングヘッドを提供することをそ
の目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のボンディングヘ
ッドは、半導体ペレットを吸着するコレットと、下端部
にコレットが着脱自在に装着されるコレットホルダとを
備えたボンディングヘッドにおいて、コレットは、半導
体ペレットを吸着するコレット本体と、コレット本体に
連なりコレットホルダに嵌合する装着嵌合部と、軸心に
形成した吸引通路とを有し、コレットホルダは、装着嵌
合部が嵌合される装着受け部を形成したホルダ本体と、
軸心に形成され装着受け部に連なる装着吸引通路とを有
し、装着嵌合部はテーパー形状に形成され、装着受け部
は装着嵌合部と相補形状に形成されていることを特徴と
する。
ッドは、半導体ペレットを吸着するコレットと、下端部
にコレットが着脱自在に装着されるコレットホルダとを
備えたボンディングヘッドにおいて、コレットは、半導
体ペレットを吸着するコレット本体と、コレット本体に
連なりコレットホルダに嵌合する装着嵌合部と、軸心に
形成した吸引通路とを有し、コレットホルダは、装着嵌
合部が嵌合される装着受け部を形成したホルダ本体と、
軸心に形成され装着受け部に連なる装着吸引通路とを有
し、装着嵌合部はテーパー形状に形成され、装着受け部
は装着嵌合部と相補形状に形成されていることを特徴と
する。
【0006】この構成によれば、コレットの装着嵌合部
がテーパー形状に形成され、コレットホルダの装着受け
部が装着嵌合部と相補形状に形成されているため、コレ
ットホルダにコレットを嵌入する初期段階では、装着受
け部の最も太径な部分に装着嵌合部の最も細径な部分を
挿入することになり、装着嵌合部が装着受け部に支える
ことなく円滑に挿入される。また、嵌入の最終段階で
は、装着受け部と装着嵌合部の同径部が合致して、装着
嵌合部が装着受け部に密着する。また逆に、コレットホ
ルダからコレットを引き抜く場合には、コレットのわず
かな下方への移動で、装着受け部に対する装着嵌合部の
密着状態が解け、その後、抵抗無く引き抜くことができ
る。一方、半導体ペレットを吸着すると、吸着力(吸引
力)がコレットを嵌入する力として作用するため、装着
嵌合部が装着受け部に、より強く密着する。
がテーパー形状に形成され、コレットホルダの装着受け
部が装着嵌合部と相補形状に形成されているため、コレ
ットホルダにコレットを嵌入する初期段階では、装着受
け部の最も太径な部分に装着嵌合部の最も細径な部分を
挿入することになり、装着嵌合部が装着受け部に支える
ことなく円滑に挿入される。また、嵌入の最終段階で
は、装着受け部と装着嵌合部の同径部が合致して、装着
嵌合部が装着受け部に密着する。また逆に、コレットホ
ルダからコレットを引き抜く場合には、コレットのわず
かな下方への移動で、装着受け部に対する装着嵌合部の
密着状態が解け、その後、抵抗無く引き抜くことができ
る。一方、半導体ペレットを吸着すると、吸着力(吸引
力)がコレットを嵌入する力として作用するため、装着
嵌合部が装着受け部に、より強く密着する。
【0007】この場合、ホルダ本体には外側から装着受
け部まで水平に延びる貫通開口が形成され、且つ装着嵌
合部には水平に延び装着状態で貫通開口に臨む係止溝が
形成されており、貫通開口には、付勢状態で係止溝に係
合し、係止溝を介してコレットを装着受け部に係止する
抜止め部材が、更に設けられていることが好ましい。
け部まで水平に延びる貫通開口が形成され、且つ装着嵌
合部には水平に延び装着状態で貫通開口に臨む係止溝が
形成されており、貫通開口には、付勢状態で係止溝に係
合し、係止溝を介してコレットを装着受け部に係止する
抜止め部材が、更に設けられていることが好ましい。
【0008】この構成によれば、コレットホルダにコレ
ットをその装着状態(装着完了状態)まで嵌入すると、
付勢状態の抜止め部材が装着嵌合部の係止溝に係合し、
この係止溝を介してコレットがコレットホルダの装着受
け部に係止される。これにより、コレットが抜止め状態
となる。また逆に、コレットホルダからコレットを引き
抜く際には、付勢状態に抗して抜止め部材が係止溝から
逃げ、装着受け部に対する装着嵌合部の係止状態が解か
れる。すなわち、コレットホルダに対するコレットの着
脱を、工具を必要とすることなく、ワンタッチで行うこ
とができる。
ットをその装着状態(装着完了状態)まで嵌入すると、
付勢状態の抜止め部材が装着嵌合部の係止溝に係合し、
この係止溝を介してコレットがコレットホルダの装着受
け部に係止される。これにより、コレットが抜止め状態
となる。また逆に、コレットホルダからコレットを引き
抜く際には、付勢状態に抗して抜止め部材が係止溝から
逃げ、装着受け部に対する装着嵌合部の係止状態が解か
れる。すなわち、コレットホルダに対するコレットの着
脱を、工具を必要とすることなく、ワンタッチで行うこ
とができる。
【0009】これらの場合、コレット本体の装着嵌合部
側の部位には、装着状態でホルダ本体の下端面に間隙を
存して対向する、段部が形成されていることが好まし
い。
側の部位には、装着状態でホルダ本体の下端面に間隙を
存して対向する、段部が形成されていることが好まし
い。
【0010】この構成によれば、コレットホルダにコレ
ットをその装着完了位置まで嵌入した状態で、ホルダ本
体の下端面とコレット本体の段部との間に間隙が生ずる
ため、コレットが引き抜き難いとき、例えばコレットが
焼嵌め状態になったときに、この間隙に工具を挿入しこ
じることで、コレットをコレットホルダから簡単に引き
抜くことができる。
ットをその装着完了位置まで嵌入した状態で、ホルダ本
体の下端面とコレット本体の段部との間に間隙が生ずる
ため、コレットが引き抜き難いとき、例えばコレットが
焼嵌め状態になったときに、この間隙に工具を挿入しこ
じることで、コレットをコレットホルダから簡単に引き
抜くことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態に係るボンディングユニットを搭載した
電子部品装着装置について説明する。図1は電子部品装
着装置の正面図であり、同図に示すように、この電子部
品装着装置1は、ヒートシンク供給装置2とボンディン
グ装置3とマウント装置4とで構成されている。ヒート
シンク供給装置2は、いわゆるパーツフィーダであり、
被ボンディング対象物となるヒートシンクを、一列に整
列させた状態で、ボンディング装置3に送り込む。ボン
ディング装置3は、外部から供給された半導体ペレット
(チップ)を、ヒートシンク供給装置2から供給された
ヒートシンク上に、ハンダを介してボンディングし、マ
ウント装置4に送り込む。マウント装置4は、ヒートシ
ンクにボンディングされた半導体ペレットを、基板上に
実装する。
明の一実施形態に係るボンディングユニットを搭載した
電子部品装着装置について説明する。図1は電子部品装
着装置の正面図であり、同図に示すように、この電子部
品装着装置1は、ヒートシンク供給装置2とボンディン
グ装置3とマウント装置4とで構成されている。ヒート
シンク供給装置2は、いわゆるパーツフィーダであり、
被ボンディング対象物となるヒートシンクを、一列に整
列させた状態で、ボンディング装置3に送り込む。ボン
ディング装置3は、外部から供給された半導体ペレット
(チップ)を、ヒートシンク供給装置2から供給された
ヒートシンク上に、ハンダを介してボンディングし、マ
ウント装置4に送り込む。マウント装置4は、ヒートシ
ンクにボンディングされた半導体ペレットを、基板上に
実装する。
【0012】図1の正面図および図2の側面図に示すよ
うに、ボンディング装置3は、キャビネット5内に、ヒ
ートシンク供給装置2からマウント装置4に向かってほ
ぼ水平に延びるヒートシンク用の搬送通路6を備えると
共に、この搬送通路6に臨むように2組のダイボンダ3
a,3aを備えている。ヒートシンクは2個を単位とし
て間欠送りされ、それぞれのダイボンダ3a,3aに1
個ずつほぼ同時に供給される。なお、図中の符号7は、
ヒートシンクを間欠送りする送り爪である。
うに、ボンディング装置3は、キャビネット5内に、ヒ
ートシンク供給装置2からマウント装置4に向かってほ
ぼ水平に延びるヒートシンク用の搬送通路6を備えると
共に、この搬送通路6に臨むように2組のダイボンダ3
a,3aを備えている。ヒートシンクは2個を単位とし
て間欠送りされ、それぞれのダイボンダ3a,3aに1
個ずつほぼ同時に供給される。なお、図中の符号7は、
ヒートシンクを間欠送りする送り爪である。
【0013】各ダイボンダ3aは、ハンダ供給部11と
ダイ供給部12とプリアライメント部13とボンディン
グ部14とで構成されている。ハンダ供給部11は、シ
リンジを用いたディスペンサ形式のものであり、ヒータ
を組み込んだ搬送通路6で加熱されたヒートシンクの上
面にハンダを塗布する。
ダイ供給部12とプリアライメント部13とボンディン
グ部14とで構成されている。ハンダ供給部11は、シ
リンジを用いたディスペンサ形式のものであり、ヒータ
を組み込んだ搬送通路6で加熱されたヒートシンクの上
面にハンダを塗布する。
【0014】ダイ供給部12は、上側のピックアップ機
構15と、ピックアップ機構15に対峙する下側の突上
げ機構16と、ピックアップ機構15および突上げ機構
16の中間に配設したXYテーブル17とを備えてい
る。ダイである半導体ペレットは、半導体ウェーハをダ
イシングした状態で供給される場合と、ダイシング後各
半導体ペレットに分離した状態で供給される場合とがあ
る。前者は、半導体ペレットをウェーハ粘着テープに貼
着したまま専用キャリアに搭載し、XYテーブル17に
セットするが、後者は、半導体ペレットを格子状に整列
させるようにして専用トレイに収容して、XYテーブル
17にセットする。後者の専用トレイの場合には、XY
テーブル17を駆動させて所望の半導体ペレットを、ピ
ックアップ機構15の直下に臨ませてピックアップを行
うが、後者の専用キャリアの場合には、ピックアップ機
構15の直下において、突上げ機構16を駆動し、半導
体ペレットを突き上げ、ウェーハ粘着テープから剥すよ
うにしてからピックアップを行う。そして、ピックアッ
プされた半導体ペレットは、ピックアップ機構15によ
り、プリアライメント部13に搬送される。なお、図中
の符号18は、XYテーブル17上において、半導体ペ
レットの不良品を識別するカメラである。
構15と、ピックアップ機構15に対峙する下側の突上
げ機構16と、ピックアップ機構15および突上げ機構
16の中間に配設したXYテーブル17とを備えてい
る。ダイである半導体ペレットは、半導体ウェーハをダ
イシングした状態で供給される場合と、ダイシング後各
半導体ペレットに分離した状態で供給される場合とがあ
る。前者は、半導体ペレットをウェーハ粘着テープに貼
着したまま専用キャリアに搭載し、XYテーブル17に
セットするが、後者は、半導体ペレットを格子状に整列
させるようにして専用トレイに収容して、XYテーブル
17にセットする。後者の専用トレイの場合には、XY
テーブル17を駆動させて所望の半導体ペレットを、ピ
ックアップ機構15の直下に臨ませてピックアップを行
うが、後者の専用キャリアの場合には、ピックアップ機
構15の直下において、突上げ機構16を駆動し、半導
体ペレットを突き上げ、ウェーハ粘着テープから剥すよ
うにしてからピックアップを行う。そして、ピックアッ
プされた半導体ペレットは、ピックアップ機構15によ
り、プリアライメント部13に搬送される。なお、図中
の符号18は、XYテーブル17上において、半導体ペ
レットの不良品を識別するカメラである。
【0015】プリアライメント部13は、回転テーブル
19と、回転テーブル19上の半導体ペレットの角度を
認識する認識カメラ20とを備えている。ピックアップ
機構15から搬送されてきた半導体ペレットは、回転テ
ーブル19上に載置され、この半導体ペレットを認識カ
メラ20が上側から撮像して、半導体ペレットの水平面
内のおける角度の認識が行われる。そして、この認識結
果に基づいて、回転テーブル19が微小回転し、半導体
ペレットの角度補正が行われる。角度補正が行われた半
導体ペレットは、ボンディング部14に受け渡される。
19と、回転テーブル19上の半導体ペレットの角度を
認識する認識カメラ20とを備えている。ピックアップ
機構15から搬送されてきた半導体ペレットは、回転テ
ーブル19上に載置され、この半導体ペレットを認識カ
メラ20が上側から撮像して、半導体ペレットの水平面
内のおける角度の認識が行われる。そして、この認識結
果に基づいて、回転テーブル19が微小回転し、半導体
ペレットの角度補正が行われる。角度補正が行われた半
導体ペレットは、ボンディング部14に受け渡される。
【0016】ボンディング部14は、半導体ペレットを
吸着すると共にこれをヒートシンク上にボンディングす
るボンディングユニット21と、ボンディングユニット
21を水平方向(Y軸方向)に移動させると共に、昇降
させる(Z軸方向)昇降機構(昇降手段)22とを備え
ている。昇降機構22は、ボンディングユニット21を
プリアライメント部13の回転テーブル19と搬送通路
6との間で移動させると共に、回転テーブル19および
搬送通路6に臨んだボンディングユニット21を昇降さ
せる。そして、回転テーブル19に臨んだボンディング
ユニット21は、下降して回転テーブル19上の半導体
ペレットを吸着し、搬送通路6に臨んだボンディングユ
ニット21は、下降して半導体ペレットを搬送通路6上
のヒートシンクにボンディングする。
吸着すると共にこれをヒートシンク上にボンディングす
るボンディングユニット21と、ボンディングユニット
21を水平方向(Y軸方向)に移動させると共に、昇降
させる(Z軸方向)昇降機構(昇降手段)22とを備え
ている。昇降機構22は、ボンディングユニット21を
プリアライメント部13の回転テーブル19と搬送通路
6との間で移動させると共に、回転テーブル19および
搬送通路6に臨んだボンディングユニット21を昇降さ
せる。そして、回転テーブル19に臨んだボンディング
ユニット21は、下降して回転テーブル19上の半導体
ペレットを吸着し、搬送通路6に臨んだボンディングユ
ニット21は、下降して半導体ペレットを搬送通路6上
のヒートシンクにボンディングする。
【0017】図3に示すように、ボンディングユニット
21は、半導体ペレットAを吸着するボンディングヘッ
ド31と、ボンディングヘッド31を上下方向に摺動自
在に保持するヘッドホルダ32とを備えており、ヘッド
ホルダ32は昇降機構22の下端部に固定されている。
ヘッドホルダ32は、昇降機構22に固定される取付部
33と、取付部33から延び、上保持部34aおよび下
保持部34bから成る断面「C」字状の保持部34とで
構成されている。上保持部34aおよび下保持部34b
の先端には、同軸上にガイド孔35,35がそれぞれ形
成されており、この両ガイド孔35,35にボンディン
グヘッド31が保持されている。一方、ボンディングヘ
ッド31は、半導体ペレットAを吸着するコレット36
と、コレット36を保持するホルダ本体38および軸部
39から成るコレットホルダ37とで構成されている。
21は、半導体ペレットAを吸着するボンディングヘッ
ド31と、ボンディングヘッド31を上下方向に摺動自
在に保持するヘッドホルダ32とを備えており、ヘッド
ホルダ32は昇降機構22の下端部に固定されている。
ヘッドホルダ32は、昇降機構22に固定される取付部
33と、取付部33から延び、上保持部34aおよび下
保持部34bから成る断面「C」字状の保持部34とで
構成されている。上保持部34aおよび下保持部34b
の先端には、同軸上にガイド孔35,35がそれぞれ形
成されており、この両ガイド孔35,35にボンディン
グヘッド31が保持されている。一方、ボンディングヘ
ッド31は、半導体ペレットAを吸着するコレット36
と、コレット36を保持するホルダ本体38および軸部
39から成るコレットホルダ37とで構成されている。
【0018】ボンディングヘッド31は、その軸部39
を上記の上保持部34aおよび下保持部34bの両ガイ
ド孔35,35に挿通しており、この状態で軸部39の
ほぼ中間部分には、上保持部34aと下保持部34bと
の間隙に位置するようにアーム40が固定されている。
これにより、ボンディングヘッド31は、アーム40が
上保持部34aと下保持部34bとに突き当たる範囲
で、上下方向に摺動する。アーム40は、保持部34の
内側空間に向かって延びる水平片41と、上保持部34
aの先端面に沿うように上方に延びる垂直片42とを有
している。垂直片42は、上保持部34aの先端面に取
り付けた一対のローラ43に挟み込まれており、ボンデ
ィングヘッド31の回止めとして機能している。また、
水平片41には、水平片41の厚みよりわずかに薄い第
1マグネット44が埋め込まれている。
を上記の上保持部34aおよび下保持部34bの両ガイ
ド孔35,35に挿通しており、この状態で軸部39の
ほぼ中間部分には、上保持部34aと下保持部34bと
の間隙に位置するようにアーム40が固定されている。
これにより、ボンディングヘッド31は、アーム40が
上保持部34aと下保持部34bとに突き当たる範囲
で、上下方向に摺動する。アーム40は、保持部34の
内側空間に向かって延びる水平片41と、上保持部34
aの先端面に沿うように上方に延びる垂直片42とを有
している。垂直片42は、上保持部34aの先端面に取
り付けた一対のローラ43に挟み込まれており、ボンデ
ィングヘッド31の回止めとして機能している。また、
水平片41には、水平片41の厚みよりわずかに薄い第
1マグネット44が埋め込まれている。
【0019】第1マグネット44の直上には、第1マグ
ネット44と同極同士を対向させるようにして第2マグ
ネット45が配設されている。第2マグネット45はマ
グネットアーム46に埋め込まれるようにして取り付け
られており、マグネットアーム46はその基部で上保持
部34aから延びるブラケット47に上下方向揺動自在
に取り付けられている。また、ブラケット47には、マ
グネットアーム46の上側に位置して、ロードセルなど
から成る圧力センサ48が取り付けられている。圧力セ
ンサ48の検出端48aは、マグネットアーム46を介
して第2マグネット45の上側に当接しており、第2マ
グネット45が受ける力(圧力)を検出できるようにな
っている。一方、第1マグネット44の直下には、下保
持部34bから突出した着座部49に、第1マグネット
44と同極同士を対向させるようにして第3マグネット
50が埋め込まれている。なお、実施形態における各マ
グネット44,45,50は永久磁石で構成されている
が、電磁石で構成するようにしてもよい。
ネット44と同極同士を対向させるようにして第2マグ
ネット45が配設されている。第2マグネット45はマ
グネットアーム46に埋め込まれるようにして取り付け
られており、マグネットアーム46はその基部で上保持
部34aから延びるブラケット47に上下方向揺動自在
に取り付けられている。また、ブラケット47には、マ
グネットアーム46の上側に位置して、ロードセルなど
から成る圧力センサ48が取り付けられている。圧力セ
ンサ48の検出端48aは、マグネットアーム46を介
して第2マグネット45の上側に当接しており、第2マ
グネット45が受ける力(圧力)を検出できるようにな
っている。一方、第1マグネット44の直下には、下保
持部34bから突出した着座部49に、第1マグネット
44と同極同士を対向させるようにして第3マグネット
50が埋め込まれている。なお、実施形態における各マ
グネット44,45,50は永久磁石で構成されている
が、電磁石で構成するようにしてもよい。
【0020】上述したように、第1マグネット44に対
して第2、第3マグネット45,50は、同極同士を対
向させて相互に反発するように配設されている。第1マ
グネット44と第3マグネット50との間に生ずる反発
力は、ボンディングヘッド31の自重を相殺し、第1マ
グネット44と第2マグネット45との間に生ずる反発
力は、ボンディングにおけるボンディング圧力(荷重)
の加圧源となる。すなわち、第1、第3マグネット4
4,50間の反発力は、アーム40を上方に付勢し、ア
ーム40を下保持部34bからわずかに浮かせるように
して、ボンディングヘッド(+アーム40)31の自重
と釣り合う。またこの状態で、第1、第3マグネット4
4,50間の反発力と第1、第2マグネット44,45
間の反発力とは釣り合っており、ボンディング圧力(圧
力センサ48はゼロ値ではないが)はゼロとなってい
る。
して第2、第3マグネット45,50は、同極同士を対
向させて相互に反発するように配設されている。第1マ
グネット44と第3マグネット50との間に生ずる反発
力は、ボンディングヘッド31の自重を相殺し、第1マ
グネット44と第2マグネット45との間に生ずる反発
力は、ボンディングにおけるボンディング圧力(荷重)
の加圧源となる。すなわち、第1、第3マグネット4
4,50間の反発力は、アーム40を上方に付勢し、ア
ーム40を下保持部34bからわずかに浮かせるように
して、ボンディングヘッド(+アーム40)31の自重
と釣り合う。またこの状態で、第1、第3マグネット4
4,50間の反発力と第1、第2マグネット44,45
間の反発力とは釣り合っており、ボンディング圧力(圧
力センサ48はゼロ値ではないが)はゼロとなってい
る。
【0021】一方、昇降機構22により、このボンディ
ングユニット21が下降し、ボンディングヘッド31に
吸着されている半導体ペレットAがヒートシンク(実際
にはハンダC)Bに接地(接触)すると、その後ヘッド
ホルダ32の下降が停止するまで、ヘッドホルダ32に
対しボンディングヘッド31が相対的に上昇する。これ
により、第1マグネット44が第2マグネット45に接
近し、両者間の反発力が増大する。ヘッドホルダ32の
下降端位置は、半導体ペレットAの厚み、ヒートシンク
Bの厚みおよびハンダCの性状により、予め設定されて
おり、ヘッドホルダ32が下降端位置で停止した状態の
第1、第2マグネット44,45間の反発力が、ボンデ
ィング圧力となる。
ングユニット21が下降し、ボンディングヘッド31に
吸着されている半導体ペレットAがヒートシンク(実際
にはハンダC)Bに接地(接触)すると、その後ヘッド
ホルダ32の下降が停止するまで、ヘッドホルダ32に
対しボンディングヘッド31が相対的に上昇する。これ
により、第1マグネット44が第2マグネット45に接
近し、両者間の反発力が増大する。ヘッドホルダ32の
下降端位置は、半導体ペレットAの厚み、ヒートシンク
Bの厚みおよびハンダCの性状により、予め設定されて
おり、ヘッドホルダ32が下降端位置で停止した状態の
第1、第2マグネット44,45間の反発力が、ボンデ
ィング圧力となる。
【0022】次に、図4を参照して、ボンディングヘッ
ド31の構造について説明する。同図に示すように、ボ
ンディングヘッド31の先端には、コレットホルダ37
にコレット36が着脱自在に装着されており、コレット
36は抜止めピン(抜止め部材)51により、コレット
ホルダ37に係止されている。コレット36の軸心には
吸引通路52が形成され、またコレットホルダ37に
は、この吸引通路52の下流端に連なる装着吸引通路5
3が形成されている。吸引通路52に比して装着吸引通
路53は太径に形成され、装着吸引通路53の下流端に
は図外の吸引装置が接続されている。
ド31の構造について説明する。同図に示すように、ボ
ンディングヘッド31の先端には、コレットホルダ37
にコレット36が着脱自在に装着されており、コレット
36は抜止めピン(抜止め部材)51により、コレット
ホルダ37に係止されている。コレット36の軸心には
吸引通路52が形成され、またコレットホルダ37に
は、この吸引通路52の下流端に連なる装着吸引通路5
3が形成されている。吸引通路52に比して装着吸引通
路53は太径に形成され、装着吸引通路53の下流端に
は図外の吸引装置が接続されている。
【0023】コレット36は、半導体ペレットAを吸着
するコレット本体54と、コレット本体54に連なりコ
レットホルダ37に嵌合する装着嵌合部55とで一体に
形成されている。装着嵌合部55はテーパー形状に形成
され、上下方向の中間部には、抜止めピン51が係合す
る環状の係止溝56が形成されている。コレット本体5
4の装着嵌合部55側の部位には段部57が形成され、
この段部57は、コレット36をコレットホルダ37に
装着したときに、コレットホルダ37の下面に間隙を存
して対面するようになっている。この間隙は工具を差し
込み得る幅を有しており、コレット36がコレットホル
ダ37から引き抜き難い場合に、この間隙に工具を差し
込んでこじるようにする。また、コレット本体54の下
半部はわずかに細径に形成され、この部分にヒータ(図
示省略)を巻回できるようになっている。
するコレット本体54と、コレット本体54に連なりコ
レットホルダ37に嵌合する装着嵌合部55とで一体に
形成されている。装着嵌合部55はテーパー形状に形成
され、上下方向の中間部には、抜止めピン51が係合す
る環状の係止溝56が形成されている。コレット本体5
4の装着嵌合部55側の部位には段部57が形成され、
この段部57は、コレット36をコレットホルダ37に
装着したときに、コレットホルダ37の下面に間隙を存
して対面するようになっている。この間隙は工具を差し
込み得る幅を有しており、コレット36がコレットホル
ダ37から引き抜き難い場合に、この間隙に工具を差し
込んでこじるようにする。また、コレット本体54の下
半部はわずかに細径に形成され、この部分にヒータ(図
示省略)を巻回できるようになっている。
【0024】一方、コレットホルダ37は、上述したよ
うにコレット36を装着するホルダ本体38と、これを
支持する軸部39とで一体に形成されている。ホルダ本
体38は、コレット36の装着嵌合部55が嵌入される
装着受け部58を有し、装着受け部58は、装着吸引通
路53の上流端に連なると共に、テーパー形状に形成さ
れた装着嵌合部55と相補形状に形成されている。した
がって、コレットホルダ37の装着受け部58にコレッ
ト36の装着嵌合部55を嵌入すると、装着受け部58
に装着嵌合部55が密着すると共に吸引通路52と装着
吸引通路53とが連通して、コレット36がコレットホ
ルダ37に装着される。
うにコレット36を装着するホルダ本体38と、これを
支持する軸部39とで一体に形成されている。ホルダ本
体38は、コレット36の装着嵌合部55が嵌入される
装着受け部58を有し、装着受け部58は、装着吸引通
路53の上流端に連なると共に、テーパー形状に形成さ
れた装着嵌合部55と相補形状に形成されている。した
がって、コレットホルダ37の装着受け部58にコレッ
ト36の装着嵌合部55を嵌入すると、装着受け部58
に装着嵌合部55が密着すると共に吸引通路52と装着
吸引通路53とが連通して、コレット36がコレットホ
ルダ37に装着される。
【0025】ホルダ本体38の下部には、外側から装着
受け部58まで水平に延びる左右一対のの貫通スリット
(貫通開口)59,59が形成され、この一対の貫通ス
リット59,59は、装着状態における装着嵌合部55
の係止溝56に合致するように配設されている。そし
て、この貫通スリット59には、係止溝56に係合する
ようにして抜止めピン51が装着されており、この抜止
めピン51を介して、装着嵌合部55が装着受け部58
に係止されている。
受け部58まで水平に延びる左右一対のの貫通スリット
(貫通開口)59,59が形成され、この一対の貫通ス
リット59,59は、装着状態における装着嵌合部55
の係止溝56に合致するように配設されている。そし
て、この貫通スリット59には、係止溝56に係合する
ようにして抜止めピン51が装着されており、この抜止
めピン51を介して、装着嵌合部55が装着受け部58
に係止されている。
【0026】抜止めピン51は、ばね性を有する線材を
略「U」字状に曲げ加工して形成したものであり、上記
の両貫通スリット59,59に着脱自在に装着されると
共に、装着嵌合部55を左右両側から挟持するようにし
て係止溝56に係合する。したがって、装着受け部58
に装着嵌合部55を嵌入すると、抜止めピン51はいっ
たん押し開かれた後、係止溝56に落ち込むようにして
係合する。また、装着受け部58から装着嵌合部55を
引き抜くと、抜止めピン51はいったん押し開かれた
後、係止溝56から離脱する。すなわち、コレット36
はコレットホルダ37に対し、工具を必要とすることな
く且つワンタッチで着脱される。
略「U」字状に曲げ加工して形成したものであり、上記
の両貫通スリット59,59に着脱自在に装着されると
共に、装着嵌合部55を左右両側から挟持するようにし
て係止溝56に係合する。したがって、装着受け部58
に装着嵌合部55を嵌入すると、抜止めピン51はいっ
たん押し開かれた後、係止溝56に落ち込むようにして
係合する。また、装着受け部58から装着嵌合部55を
引き抜くと、抜止めピン51はいったん押し開かれた
後、係止溝56から離脱する。すなわち、コレット36
はコレットホルダ37に対し、工具を必要とすることな
く且つワンタッチで着脱される。
【0027】以上のように、本実施形態のボンディング
ヘッド31によれば、装着嵌合部55がテーパー形状に
形成されると共に、装着受け部58が装着嵌合部55と
相補形状に形成されており、且つ抜止めピン51を介し
て、コレット36をコレットホルダ37にワンタッチで
着脱できる構造になっているので、コレット36の着脱
を簡単かつ円滑に行うことができると共に、装着状態に
おいて装着受け部58に装着嵌合部55を密着させるこ
とができる。したがって、コレット36の取扱いが容易
になると共にエアーのリークを最小限にすることができ
る。特に、半導体ペレットAを吸着した状態では、吸着
力(吸引力)が装着嵌合部55に作用して、装着受け部
58との密着状態を、より一層高めることができる。
ヘッド31によれば、装着嵌合部55がテーパー形状に
形成されると共に、装着受け部58が装着嵌合部55と
相補形状に形成されており、且つ抜止めピン51を介し
て、コレット36をコレットホルダ37にワンタッチで
着脱できる構造になっているので、コレット36の着脱
を簡単かつ円滑に行うことができると共に、装着状態に
おいて装着受け部58に装着嵌合部55を密着させるこ
とができる。したがって、コレット36の取扱いが容易
になると共にエアーのリークを最小限にすることができ
る。特に、半導体ペレットAを吸着した状態では、吸着
力(吸引力)が装着嵌合部55に作用して、装着受け部
58との密着状態を、より一層高めることができる。
【0028】なお、実施形態では抜止めピンを用いてコ
レットを係止するようにしているが、他のワンタッチ構
造、例えば、ばねによりクリックボールを係止溝に係合
させる構成にしてもよい。
レットを係止するようにしているが、他のワンタッチ構
造、例えば、ばねによりクリックボールを係止溝に係合
させる構成にしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明のボンディングヘッ
ドによれば、コレットの装着嵌合部をテーパー形状に形
成しているので、コレットホルダに対するコレットの着
脱を簡単かつ円滑に行うことができると共に、エアーの
リークを極力少なくすることができる。したがって、コ
レットの交換が容易で、安定したペレットの吸着が可能
になる。
ドによれば、コレットの装着嵌合部をテーパー形状に形
成しているので、コレットホルダに対するコレットの着
脱を簡単かつ円滑に行うことができると共に、エアーの
リークを極力少なくすることができる。したがって、コ
レットの交換が容易で、安定したペレットの吸着が可能
になる。
【図1】本発明の一実施形態に係るボンディングヘッド
が搭載された電子部品装着装置の正面図である。
が搭載された電子部品装着装置の正面図である。
【図2】実施形態に係るボンディングヘッドが搭載され
たボンディング装置の側面図である。
たボンディング装置の側面図である。
【図3】実施形態に係るボンディングヘッドを備えたボ
ンディングユニットの側面図である。
ンディングユニットの側面図である。
【図4】実施形態に係るボンディングヘッドの下部縦断
面図である。
面図である。
1 電子部品装着装置 3 ボンディング装置 14 ボンディング部 21 ボンディングユニット 31 ボンディングヘッド 36 コレット 37 コレットホルダ 38 ホルダ本体 39 軸部 51 抜止めピン 52 吸引通路 53 装着吸引通路 54 コレット本体 55 装着嵌合部 56 係止溝 57 段部 58 装着受け部 59 貫通スリット A 半導体ペレット
フロントページの続き (72)発明者 西尾 幸 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 市川 良雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体ペレットを吸着するコレットと、
下端部に当該コレットが着脱自在に装着されるコレット
ホルダとを備えたボンディングヘッドにおいて、 前記コレットは、半導体ペレットを吸着するコレット本
体と、当該コレット本体に連なり前記コレットホルダに
嵌合する装着嵌合部と、軸心に形成した吸引通路とを有
し、 前記コレットホルダは、前記装着嵌合部が嵌合される装
着受け部を形成したホルダ本体と、軸心に形成され当該
装着受け部に連なる装着吸引通路とを有し、 前記装着嵌合部はテーパー形状に形成され、前記装着受
け部は当該装着嵌合部と相補形状に形成されていること
を特徴とするボンディングヘッド。 - 【請求項2】 前記ホルダ本体には外側から前記装着受
け部まで水平に延びる貫通開口が形成され、且つ前記装
着嵌合部には水平に延び装着状態で前記貫通開口に臨む
係止溝が形成されており、 前記貫通開口には、付勢状態で前記係止溝に係合し、当
該係止溝を介して前記コレットを前記装着受け部に係止
する抜止め部材が、更に設けられていることを特徴とす
る請求項1に記載のボンディングヘッド。 - 【請求項3】 前記コレット本体の前記装着嵌合部側の
部位には、装着状態で前記ホルダ本体の下端面に間隙を
存して対向する、段部が形成されていることを特徴とす
る請求項1または2に記載のボンディングヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30573296A JPH10135251A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | ボンディングヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30573296A JPH10135251A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | ボンディングヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10135251A true JPH10135251A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17948690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30573296A Pending JPH10135251A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | ボンディングヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10135251A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010067715A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Shibaura Mechatronics Corp | 電子部品の実装装置及び実装方法 |
DE102013104360A1 (de) * | 2013-04-29 | 2014-10-30 | Gerresheimer Regensburg Gmbh | Verfahren zum Einfügen zumindest eines Septums |
KR20160000215U (ko) * | 2014-07-11 | 2016-01-20 | 주식회사 케이앤에스 | 반도체 패키지용 어태치 장치 |
JP2021044292A (ja) * | 2019-09-06 | 2021-03-18 | ファスフォードテクノロジ株式会社 | ダイボンディング装置および半導体装置の製造方法 |
WO2021241065A1 (ja) * | 2020-05-26 | 2021-12-02 | キヤノン株式会社 | 吸着機構、物品の製造装置、半導体製造装置 |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP30573296A patent/JPH10135251A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010067715A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Shibaura Mechatronics Corp | 電子部品の実装装置及び実装方法 |
DE102013104360A1 (de) * | 2013-04-29 | 2014-10-30 | Gerresheimer Regensburg Gmbh | Verfahren zum Einfügen zumindest eines Septums |
KR20160000215U (ko) * | 2014-07-11 | 2016-01-20 | 주식회사 케이앤에스 | 반도체 패키지용 어태치 장치 |
JP2021044292A (ja) * | 2019-09-06 | 2021-03-18 | ファスフォードテクノロジ株式会社 | ダイボンディング装置および半導体装置の製造方法 |
WO2021241065A1 (ja) * | 2020-05-26 | 2021-12-02 | キヤノン株式会社 | 吸着機構、物品の製造装置、半導体製造装置 |
TWI821662B (zh) * | 2020-05-26 | 2023-11-11 | 日商佳能股份有限公司 | 吸附機構、物品之製造裝置、半導體製造裝置 |
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