JPH10133513A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

Info

Publication number
JPH10133513A
JPH10133513A JP8302568A JP30256896A JPH10133513A JP H10133513 A JPH10133513 A JP H10133513A JP 8302568 A JP8302568 A JP 8302568A JP 30256896 A JP30256896 A JP 30256896A JP H10133513 A JPH10133513 A JP H10133513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
image carrier
contact
image forming
protection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8302568A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Tanaka
勝 田中
Haruji Mizuishi
治司 水石
Shigeru Watanabe
滋 渡邊
Toshitaka Yamaguchi
俊隆 山口
Kenzo Tatsumi
謙三 巽
Hiroshi Yoshinaga
洋 吉永
Takeo Suda
武男 須田
Masaru Amamiya
賢 雨宮
Mayumi Ohori
真由美 大堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8302568A priority Critical patent/JPH10133513A/ja
Publication of JPH10133513A publication Critical patent/JPH10133513A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作像ユニットにあけた窓の位置に像担持体を
保護するシャッタを開閉自在に備える電子写真装置にお
いて、シャッタ内面に像担持体の表面が当たらないよう
に間隔保持用リブを設けた場合でも、シャッタが外方か
ら強く押されて変形すると、結局、シャッタ内面で像担
持体の表面に傷を付けるおそれがあり、また、間隔保持
用リブの高さスペース分だけ装置が大型化する。 【解決手段】 作像ユニットAに、窓20aを開閉する
シャッタ25を設け、そのシャッタ内面に、感光体11
に接触してもそれに傷を付けないソフトなスポンジ状保
護部材30を貼り付ける。そして、作像ユニットAを取
り出してシャッタ25が閉じたとき、そのシャッタ25
と感光体11間にソフトなタッチの保護部材30が介在
し、その保護部材30で感光体11の表面に傷が付かな
いように保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばレーザ
を用いた、コピー・プリンタ・ファクシミリやそれらの
複合機などの電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子写真装置の中に、た
とえば図8に示すような作像ユニット1を、不図示の装
置本体内に着脱自在に備えたものがある。その作像ユニ
ット1は、作像ケース1a内に感光体(像担持体)2と
ともに、帯電装置3・現像装置4・クリーニング装置5
を一体的に形成し、作像ケース1aの底部に画像転写用
の窓6を設ける一方、その窓位置に感光体2を保護する
シャッタ7を開閉自在に設ける構成としていた。
【0003】そして、作像ユニット1を装置本体内に組
み付けたときは、シャッタ7を実線で示す退避位置に移
動し、装置本体内から取り出したときは、図中鎖線で示
す保護位置に移動し、感光体2の表面をシャッタ7で保
護していた。
【0004】ところが、従来、作像ユニット1を手で持
って運んだりするときに、シャッタ7を外方から強く押
して変形させ、そのシャッタ7の内面で感光体2の表面
を擦って傷を付けてしまうことがあった。
【0005】そこで、従来、他の電子写真装置の中に、
たとえば図9に示すように、感光体2と対向するシャッ
タ7の内面両端に、間隔保持用のリブ7a・7aを設け
たものがある。そして、図10に示すように、シャッタ
7を窓位置に移動したときに、間隔保持用のリブ7a・
7aを、感光体2の非画像形成部2a・2aにそれぞれ
当接する構成とし、これにより、シャッタ7を外方から
押してもその内面が感光体2の画像形成部2bに接触し
ないように保護していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、その
ようにシャッタ7に間隔保持用リブ7a・7aを設ける
構成とすると、シャッタ7が押されたときに変形する変
形量を考慮し、間隔保持用リブ7a・7aを十分な高さ
に突出させて設ける必要があり、そのためのスペースを
シャッタ7と感光体2間に確保しなければならず、結
局、小型化の要請に反して装置全体が大型になってしま
う。また、予想以上に大きな力でシャッタ7が押えられ
たときには、間隔保持用リブ7a・7aの突出高さを超
えて大きく変形することがあり、結局、シャッタ7で感
光体2の表面を傷付けることを防止することができな
い。これでは、使用者は、作像ユニット1を気を付けて
取り扱わなければならず、不便であるという課題があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、たとえば以下の図示実施の形態に示すとお
り、内部に収納する感光体11のような像担持体の表面
を臨ませて作像ユニットAに窓20aを設け、その窓位
置に前記像担持体を保護するシャッタ25を備え、その
シャッタ25を開閉自在に備える電子写真装置におい
て、前記シャッタ25の内面に、前記像担持体に接触し
てもそれに傷をつけるおそれのないソフトな保護部材3
0を貼り付けてなる、ことを特徴とする。
【0008】そして、装置本体から作像ユニットAを取
り出したとき、シャッタ25が閉じ、そのシャッタ25
と像担持体との間に保護部材30を介在する。
【0009】請求項2に記載の発明は、そのような請求
項1に記載の電子写真装置において、たとえば以下の図
示実施の形態に示すとおり、前記保護部材30をスポン
ジ状部材で形成してなる、ことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、同じく請求項1
に記載の電子写真装置において、たとえば以下の実施の
形態に示すとおり、前記保護部材30をシート状部材で
形成してなる、ことを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、また同じく請求
項1に記載の電子写真装置において、たとえば以下の図
示実施の形態に示すとおり、前記保護部材30をブラシ
状部材で形成してなる、ことを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、上記請求項1、
3、または4に記載の電子写真装置において、たとえば
以下の図示実施の形態に示すとおり、前記保護部材30
をウレタン製のシート状部材または布製のシート状部材
で形成し、前記シャッタ25を閉じるとき前記保護部材
30が前記像担持体の表面に接触する構成とし、その接
触開始位置aにおける前記像担持体の接線面cに対して
前記保護部材30の接触面bのなす角度を±30度以内
としてなる、ことを特徴とする。
【0013】そして、装置本体から作像ユニットAを取
り出してシャッタ25が閉じるとき、ウレタン製のシー
ト状部材または布製のシート状部材で形成した保護部材
30を、像担持体の表面に、接触開始位置aにおける像
担持体の接線面cに対して保護部材30の接触面bのな
す角度が±30度以内となるように接触する。
【0014】請求項6に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の電子写真装置において、たとえば以下の
図示実施の形態に示すとおり、前記保護部材30を発泡
ウレタン製のスポンジ状部材で形成し、前記シャッタ2
5を閉じるとき前記保護部材30が前記像担持体の表面
に接触する構成とし、その接触開始位置aにおける前記
像担持体の接線面cに対して前記保護部材30の接触面
bのなす角度を±20度以内としてなる、ことを特徴と
する。
【0015】そして、装置本体から作像ユニットAを取
り出してシャッタ25が閉じるとき、発泡ウレタン製の
スポンジ状部材で形成した保護部材30を、像担持体の
表面に、接触開始位置aにおける像担持体の接線面cに
対して保護部材30の接触面bのなす角度が±30度以
内となるように接触する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態について説明する。図5は、この発明の
一実施の形態であるレーザプリンタの概略構成を示す。
図中符号10は、プリンタ本体である。プリンタ本体1
0内には、そのほぼ中央に像担持体であるドラム状の感
光体11を設け、その感光体11のまわりに、その上に
設ける帯電装置12から該感光体11の回転方向(図中
時計方向)に順に、現像装置13、転写装置14、クリ
ーニング装置15を設ける。また、帯電装置12の上側
にレーザ書込み装置16を設け、さらに、クリーニング
装置15の左側に定着装置17を設ける。
【0017】そして、画像記録時、感光体11を回転す
るとともに、その感光体11の下方に向けて給紙カセッ
ト18から用紙Pを搬送する。そうして、感光体11の
回転にともない、まずその表面を帯電装置12で一様に
帯電する。次いで、レーザ書込み装置16でレーザ光を
照射して書き込みを行い、感光体11上に静電潜像を形
成する。それから、現像装置13位置を通過するときト
ナーを付着してその潜像を可視像化する。そして、その
可視像を、感光体11の下方に搬送されてきた用紙Pに
転写装置14で転写する。転写後の用紙Pは、定着装置
17へと搬送し、そこで熱と圧力を加えてその用紙P上
の転写画像を定着し、排紙トレイ19へと排出する。他
方、画像転写後の感光体11は、その表面をクリーニン
グ装置15でクリーニングして再使用に備える。
【0018】ところで、上述した図示プリンタには、上
述した感光体11と、帯電装置12・現像装置13・ク
リーニング装置15を一体にまとめて、図5中点線で示
す作像ユニットAを構成する。作像ユニットAには、図
1に示すように、手前の正面側から奥側に長い箱形をな
す作像ケース20の底部に、感光体11の軸方向に長い
画像転写用の窓20aを設けるとともに、その窓20a
を開閉するシャッタ25を備える。
【0019】シャッタ25は、たとえば樹脂金属で細長
い板状につくり、その幅方向一側に曲げ部25aを形成
する。そして、その曲げ部25aの内面上に保護部材3
0を設ける。保護部材30としては、感光体11に接触
してもそれに傷を付けないソフトな部材、たとえば発泡
ウレタン製のスポンジ状部材を用いる。そして、その保
護部材30を細長く薄い板状につくり、図2に示すよう
にシャッタ25に貼り付けてなる。
【0020】しかして、作像ユニットAには、図1に示
すように、作像ケース20の両端面にリンク26を基軸
26aを中心として回動自在に設け、それらリンク26
の先端に該シャッタ25を取り付けてなる。そして、リ
ンク26を不図示の付勢ばねで図1中反時計方向に付勢
し、シャッタ25を、たとえば作像ケース20の一部に
押し当てて窓20aを閉じた保護位置に保持する。一
方、作像ユニットAをプリンタ本体10から取り出すと
きは、図示しない公知の手段により、上記付勢ばねに抗
してリンク26を回動し、シャッタ25を作像ケース2
0のガイド面に沿って図中鎖線で示す退避位置へ導き、
かつその位置に保持可能とする。そうして、再び、シャ
ッタ25を保護位置へ移動するとき、保護部材30が感
光体11の表面に接触する構成とする。
【0021】そして、図示プリンタにおいて、上述した
画像記録時は、シャッタ25を退避位置に移動して窓2
0aを開放し、その窓20aを通して感光体11上のト
ナー画像を用紙Pに転写する。
【0022】一方、作像ユニットAを、清掃や点検など
のためにプリンタ本体10から取り出すときは、その前
にシャッタ25を保護位置へ移動して窓20aを閉じ、
図1に示すように保護部材30を感光体11の表面に当
てがう。そして、その後に作像ユニットAを取り出し、
手で持って運んだりするときに、シャッタ25を外方か
ら強く押したりしても、ソフトなタッチの保護部材30
で保護して感光体11の表面に傷が付かないようにす
る。
【0023】また、この実施の形態では、窓20aを閉
じるとき、シャッタ25の保護部材30が感光体11の
表面に接触しながら保護位置へ移動し、そのとき、感光
体11の表面にトナーが付着していると、その残留トナ
ーを保護部材30で拭き取って保持する。これにより、
作像ユニットAを持ち運んだりするときに、残留トナー
が隙間などを通して外部へこぼれ落ちたり飛散したりす
ることを防止する。
【0024】ところで、請求項2に記載の発明では、上
述した図示実施の形態に示したように、保護部材30を
スポンジ状部材、たとえば前記した発泡ウレタン製のス
ポンジ状部材で形成する。一方、請求項3に記載の発明
では、そのような保護部材30をシート状部材で形成す
る。図示しないが、たとえば上記シャッタ25の内面に
ウレタン製のシート状部材を貼り付けるようにする。
【0025】また、請求項4に記載の発明では、保護部
材30をブラシ部材で形成する。たとえば図3に示すよ
うに、上記シャッタ25の内面に、表面に繊維毛を植毛
した布製のブラシ状部材30を貼り付るようにする。
【0026】さて図4に、上述した3種の保護部材30
を使用した場合の効果の違いをまとめて示す。図のとお
り、いずれの保護部材30も、軟質でソフトなタッチの
部材からなるため、それが感光体11に接触しても表面
に傷を付けにくい共通の利点がある。
【0027】さらに、発泡ウレタン製のスポンジ状部材
の場合には、上述のごとく、シャッタ25の閉時に感光
体11からトナーを除去して保持できる利点がある。ま
た、低コストでもある。
【0028】ウレタン製のシート状部材の場合には、ト
ナー回収性では劣るが、その厚さを、たとえば 0.1〜0.
5mm と比較的薄くして形成でき、その結果、シャッタ2
5と感光体11間に必要なスペースを極めて小さくでき
る利点がある。また、感光体11に接触したときの摩擦
抵抗が比較的小さく、その結果、摺動性に富む利点もあ
る。さらに、低コストでもある。
【0029】布製のブラシ状部材の場合は、ややコスト
が高くなるが、摩擦抵抗が小さいので摺動性に富み、か
つトナー保持効果もあるという利点がある。
【0030】ところで、図6に、請求項5に記載の発明
の一実施の形態であるレーザプリンタにおいて、たとえ
ば前記シャッタ25が閉じるとき保護部材30が接触開
始位置aに感光体11が当接した状態を示す。この実施
の形態では、保護部材30が比較的摺動性に富むウレタ
ン製のシート状部材または布製のブラシ状部材であると
き、この保護部材30を、感光体11の表面に、接触開
始位置aにおける感光体11の接線面cに対して保護部
材30の接触面bのなす角度θが±30度以内となるよ
うに接触する構成とする。
【0031】仮に接線面cに対して保護部材30の接触
面bのなす角度θが、図6中+側に30度を越えて大き
い場合には、シャッタ25が閉じるとき、保護部材30
は感光体11の表面に引っ掛かるように当接し、その結
果、スムーズに感光体11の表面に沿って保護位置へ移
動できなくなるおそれがある。反対に、接線面cに対し
て保護部材30の接触面bのなす角度θが、図中−側に
30度を越えて大きい場合には、シャッタ25が閉じる
とき、それが邪魔されず保護位置へ移動できるように周
囲に余分なスペースを必要とする。
【0032】そこで、結局、請求項5に記載の発明で
は、たとえば図7に示すように、保護部材30として比
較的摺動性に富むウレタン製のシート状部材または布製
のブラシ状部材を用いる場合に、前記角度θを±30°
以内としてなる、ことを特徴とする。
【0033】一方、請求項6に記載の発明では、保護部
材30として発泡ウレタン製のスポンジ状部材を用いた
場合に、それが比較的摺動性に欠ける点を考慮し、シャ
ッタ25が閉じるとき、たとえば図7に示すように、前
記角度θを、±20°以内としてなる、こと特徴とす
る。そして、そのように比較的摺動性に欠ける発泡ウレ
タン製のスポンジ状部材の場合でも、シャッタ25が閉
じるとき、保護部材30が感光体11に引っ掛かるよう
に当接することなく、スムーズに感光体11の表面に沿
って保護位置へ移動できるようにする。一方、シャッタ
25が保護位置へ移動するときに必要なスペースも小さ
くて済むようにする。
【0034】
【発明の効果】したがって、請求項1に記載の発明によ
れば、作像ユニットのシャッタ内面に、従来のような間
隔保持用のリブを設けるのではなく、像担持体に接触し
てもそれに傷を付けないソフトな保護部材を貼り付ける
だけであるから、シャッタと像担持体間に必要なスペー
スも少なくて済み、電子写真装置の小型化を実現するこ
とができる。また、シャッタが閉じた状態では、シャッ
タと像担持体間に該保護部材30が介在するから、作像
ユニットを取り出して取り扱うときに、使用者は安心し
て持ったり運んだりすることができる。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、保護部材
をスポンジ状部材で形成するから、シャッタを閉じると
き像担持体の表面に保護部材が接触する構成とすると、
像担持体の表面にトナーが付着していても、その残留ト
ナーを該保護部材で拭き取って保持することができる。
その結果、作像ユニットを持っ運んだりするときに、残
留トナーが隙間などを通して外部へこぼれ落ちたり飛散
したりすることを防止することができる。
【0036】請求項3に記載の発明によれば、保護部材
がシート状部材で形成することから、その厚さが比較的
薄くして済み、これにより、シャッタと像担持体間に必
要なスペースを極めて小さくし、より一層の装置の小型
化を実現することができる。また、該保護部材を像担持
体に接触したときの摩擦抵抗が小さく、摺動性に富む利
点もある。
【0037】請求項4に記載の発明によれば、保護部材
をブラシ状部材で形成することから、保護部材がスポン
ジ状部材の場合と同様に、像担持体に接触する構成とす
ると、像担持体上の残留トナーを拭き取って保持するこ
とができる。また、シート状部材の場合と同様に、像担
持体に接触したときの摩擦抵抗が小さく、摺動性に富む
利点もある。
【0038】請求項5に記載の発明によれば、保護部材
が比較的摺動性に富むウレタン製のシート状部材または
布製のブラシ状部材であるとき、この保護部材を、像担
持体の表面に、接触開始位置における像担持体の接線面
に対して保護部材の接触面のなす角度が適切な±30度
以内となるように接触する構成とすることから、シャッ
タが閉じるとき、保護部材が像担持体に引っ掛かるよう
に当たることなく、スムーズに像担持体の表面に沿って
保護位置へ移動できるようにすることができる。また、
シャッタが保護位置へ移動するときに必要なスペースも
小さくて済むようにすることもできる。
【0039】請求項6に記載の発明によれば、保護部材
が比較的摺動性に欠ける発泡ウレタン製のスポンジ状部
材であるとき、この保護部材を、像担持体の表面に、接
触開始位置における像担持体の接線面に対して保護部材
の接触面のなす角度が適切な±20度以内となるように
接触する構成とすることから、シャッタが閉じるとき、
保護部材が像担持体に引っ掛かるように当たることな
く、スムーズに像担持体の表面に沿って保護位置へ移動
できるようにすることができる。また、シャッタが保護
位置へ移動するときに必要なスペースも小さくて済むよ
うにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の一実施の形態であるレ
ーザプリンタに備える作像ユニットの概略構成図であ
る。
【図2】請求項2に記載の発明の一実施の形態であるレ
ーザプリンタに備える作像ユニットにおいて、そのシャ
ッタに貼り付けた発泡ウレタン製のスポンジ状部材を示
す部分斜視図である。
【図3】請求項4に記載の発明の一実施の形態であるレ
ーザプリンタに備える作像ユニットにおいて、そのシャ
ッタに貼り付けた布製のブラシ状部材を示す部分斜視図
である。
【図4】その保護部材として発泡ウレタン製のスポンジ
状部材、ウレタン製のシート状部材または布製のブラシ
状材を使用した場合の効果の違いを比較して示す表であ
る。
【図5】上述のレーザプリンタの全体概略構成図であ
る。
【図6】請求項5に記載の発明の一実施の形態であるレ
ーザプリンタにおいて、シャッタが閉じるとき感光体の
接線面に対する保護部材の接触面がなす角度の許容範囲
を示す説明図である。
【図7】請求項5および6に記載の発明の一実施の形態
であるレーザプリンタにおいて、保護部材として発泡ウ
レタン製のスポンジ状部材を用いた場合と、ウレタン製
のシート状部材または布製のブラシ状部材を用いた場合
に、シャッタが閉じるとき感光体の接線面に対する保護
部材の接触面がなす角度の許容範囲を比べて示す説明図
である。
【図8】従来の電子写真装置に備える作像ユニットを示
す概略断面図である。
【図9】従来の他の電子写真装置に備える作像ユニット
の感光体とシャッタを示す斜視図である。
【図10】そのシャッタを閉じて間隔保持用リブを感光
体に接触した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
11 感光体(像担持体) 20a 窓 25 シャッタ 30 保護部材 A 作像ユニット θ 角度 a 接触開始位置 b 感光体の接線面 c 保護部材の接触面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 俊隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 巽 謙三 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 吉永 洋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 須田 武男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 雨宮 賢 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 大堀 真由美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に収納する像担持体の表面面を臨ま
    せて作像ユニットに窓を設け、その窓位置に前記像担持
    体を保護するシャッタを開閉自在に備える電子写真装置
    において、前記シャッタの内面に、前記像担持体に接触
    してもそれに傷をつけるおそれのないソフトな保護部材
    を貼り付けてなる、電子写真装置。
  2. 【請求項2】 前記保護部材をスポンジ状部材で形成し
    てなる、請求項1に記載の電子写真装置。
  3. 【請求項3】 前記保護部材をシート状部材で形成して
    なる、請求項1に記載の電子写真装置。
  4. 【請求項4】 前記保護部材をブラシ状部材で形成して
    なる、請求項1に記載の電子写真装置。
  5. 【請求項5】 前記保護部材をウレタン製のシート状部
    材または布製のシート状部材で形成し、前記シャッタを
    閉じるとき前記保護部材が前記像担持体の表面に接触す
    る構成とし、その接触開始位置における前記像担持体の
    接線面に対して前記保護部材の接触面のなす角度を±3
    0度以内としてなる、請求項1、3、または4に記載の
    電子写真装置。
  6. 【請求項6】 前記保護部材を発泡ウレタン製のスポン
    ジ状部材で形成し、前記シャッタを閉じるとき前記保護
    部材が前記像担持体の表面に接触する構成とし、その接
    触開始位置における前記像担持体の接線面に対して前記
    保護部材の接触面のなす角度を±20度以内としてな
    る、請求項1または2に記載の電子写真装置。
JP8302568A 1996-10-28 1996-10-28 電子写真装置 Pending JPH10133513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8302568A JPH10133513A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 電子写真装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8302568A JPH10133513A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 電子写真装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10133513A true JPH10133513A (ja) 1998-05-22

Family

ID=17910554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8302568A Pending JPH10133513A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 電子写真装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10133513A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7039340B1 (en) * 2002-12-13 2006-05-02 Tonerhead, Inc. Universal drum cover for xerographic device cartridges
JP2006119518A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Canon Inc プロセスカートリッジおよび電子写真装置
CN102193367A (zh) * 2010-03-08 2011-09-21 富士施乐株式会社 图像形成设备的感光体单元
JP2014215593A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 株式会社リコー プロセスユニット及び画像形成装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7039340B1 (en) * 2002-12-13 2006-05-02 Tonerhead, Inc. Universal drum cover for xerographic device cartridges
JP2006119518A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Canon Inc プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP4684621B2 (ja) * 2004-10-25 2011-05-18 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジおよび電子写真装置
CN102193367A (zh) * 2010-03-08 2011-09-21 富士施乐株式会社 图像形成设备的感光体单元
JP2011186101A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置の感光体ユニット
JP2014215593A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 株式会社リコー プロセスユニット及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7761027B2 (en) Process cartridge for image-forming device
JPH11231758A (ja) シャッター及びプロセスカートリッジ
JPH10133513A (ja) 電子写真装置
JPH07232450A (ja) 画像形成装置
US7720414B2 (en) Fixing apparatus having guide member
JP3200139B2 (ja) プロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを装着可能な画像形成装置
JPH09106125A (ja) 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP3609680B2 (ja) シャッタ装置
JP3544809B2 (ja) 画像形成装置
US6393236B1 (en) Belt cartridge for photosensitive belt and electrophotographic printer using the same
JPH07306611A (ja) プロセスカートリッジ
JP3592938B2 (ja) 画像形成装置
JPH075499Y2 (ja) 画像形成装置
JP3537307B2 (ja) 電子写真装置のプロセスカートリッジ、および電子写真装置
JP2822300B2 (ja) クリーニング装置
JP2004301999A (ja) 画像形成装置および定着ユニット
JPS59127073A (ja) 画像形成装置
JPH05216356A (ja) 電子写真記録装置
JPH07325533A (ja) プロセスカートリッジ
JPH05188668A (ja) イメージングカートリッジ
JPH0737880Y2 (ja) 画像形成装置
JP3636256B2 (ja) 画像形成装置、および作像装置
JPS60185966A (ja) 複写機における像担持体保護装置
JP3537275B2 (ja) 画像形成装置
JPH03251887A (ja) 電子写真装置のクリーニング器