JP2822300B2 - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JP2822300B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、プリンタ、ファ
クシミリ等の電子写真画像形成装置に関し、特に、電子
写真画像形成装置に使用されるクリーニング装置の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の電子写真式画像形式装置の
概略構成説明図であり、光学系A、書き込み部B、作像
部C、給紙部D等から構成されている。この画像形成装
置により形成した画像を転写用紙に転写して画像出力を
行なう場合は、ベルト状の感光体103が循環移動する
過程で感光体103の上に帯電装置108により−数百
V又は+数百Vの電荷が乗せられる。その後、レーザビ
ームによる書き込みBにより、上記感光体103に画
像の潜像が書き込まれて、現像装置110によって現像
される。上記現像開始位置に合わせて転写用紙111は
給紙ローラ113により搬送され、中間ローラ114、
レジストローラ115によりタイミングを合わせ、転写
装置112により上記転写用紙111に転写される。転
写された転写用紙111は定着装置116により定着さ
れ、排紙ローラ117により装置外部へ排紙される。転
写後の感光体103に残留したトナーや紙粉が、クリー
ニング装置105のクリーニングブレード107により
クリーニングされてから、感光体表面が除電装置118
により除電される。続いて、除電を受けた感光体表面は
上記帯電装置108により帯電される。以下これを繰り
返すことによって順次画像形成が行なわれる。
【0003】図4は従来のクリーニング装置の構成を示
す拡大図であり、クリーニング装置105のクリーニン
グブレード107により掻き落されたトナーは微細な粉
末のため空中に飛散して舞い、感光体103とトナーケ
ース101の隙間101aより飛散して装置内を汚す。
このため上記の装置内のトナー飛散を防止する為に、感
光体103とトナーケース101との間隙101aには
トナー飛散防止フィルムの弾性体のシャッター部材10
2が設けられ、該シャッター部材102の先端部を感光
体103に軽く突き当てることによりトナーの飛散の防
止がなされている。尚、上記感光体103の図示しない
両端(紙面と直交する方向の両端部)からのトナーの飛
散はスポンジなどのシール材でシールすることにより防
止されている。
【0004】然し、上記シャッター部材102が強い力
で感光体103に当たると、クリーニングブレード10
7に先だってこの部分でトナーを掻き落してしまうた
め、トナーがクリーニング装置の外で飛散する原因にな
ったり、又、当接力が弱過ぎると上記シャッター部材の
先端が感光体103に当たらなくなったりする不具合が
生じていた。上記のような不具合を回避する手法として
は、シャッター部材102の長さを長くし、ばね定数を
低くするといった方法も考えられるが、この場合は上記
シャッタ部材102の取付面が長くなりトナーケース1
01が大型化するといった不具合が生じる。以上の事情
から、シャッタ部材102の長さ精度、シャッタ部材1
02の取付精度、感光体103とトナーケース101と
の位置精度としては、±0.2mm〜0.5mm程度の
厳しい公差が要求され、製作する際にも大変な労力が必
要となりコスト高になるという不具合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子写真画像形
成装置のクリーニング装置は、トナーの飛散を防止する
ためのシャッター部材の周辺部材の加工精度が厳しく、
更にコスト高になるという不具合があった。
【0006】そこで本発明は、このような不具合を解決
するものであって、組立てが簡単でしかも高い位置合わ
せ精度も必要な、低コストの構成によって、トナーの
飛散を防止することができるクリーニング装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、感光体上の残留トナーを除去するクリー
ニングブレードと、除去した廃トナーを収納するトナー
ケースを有し、前記感光体を含む画像形成装置に着説可
能なクリーニング装置において、前記画像形成装置への
装着時に開放するとともに取外し時に閉止し、前記残留
トナーの飛散を防止するシャッターと、前記シャッター
に設けられ、前記シャッターの開放に伴って前記感光体
とトナーケースの隙間を閉止するように前記感光体と当
接するトナー飛散防止フィルムを備え、前記当接位置を
前記クリーニングブレードによるトナー除去位置よりも
感光体移動方向における上流側に設定し、さらに前記ト
ナー飛散防止フィルムを前記シャッターの開放時に前記
残留トナーを除去し得ない程度の加圧力で前記感光体と
当接させたことを特徴とする。また前記シャッターの閉
止時、前記トナー飛散防止フィルムを前記トナーケース
と非接触状態となるように、前記トナーケースに窪み形
状を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記のように構成された本発明のクリーニング
装置によれば、残留トナーの飛散を防止するシャッター
開放に伴って、感光体とトナーケースの隙間を閉止す
るように感光体と当接するトナー飛散防止フィルムが
設けられているため、クリーニング部におけるトナー飛
散防止が確実に行なわれ、しかもその構造、組立てが簡
単であり、高い精度の位置合わせの必要もない。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明のクリーニング装置とその周
辺部の構成を示す図であり、複数のローラRによってエ
ンドレスに張設されて循環移動するベルト状感光体3に
対して、帯電装置8及び光書き込み装置9によって、帯
電及び光書き込みを施して静電潜像を形成し、この静電
潜像に対して現像装置10によってトナーを付けてトナ
ー像を形成し、このトナー像を転写用紙11に転写装置
12によって転写した後、図示しない定着装置で定着し
て排出する。クリーニング装置5は、ケーシングCによ
って一端を支持されたクリーニングブレード7の先端を
感光体上に摺接させることにより、感光体上の残留トナ
ーを除去し、除去した廃トナーは図示しない搬送手段に
よってトナーケース1に搬送して収容(或は更に搬送)
するようになっている。上記トナーケース1等からなる
クリーニング装置5は、電子写真画像形成装置に対して
取外し可能な構成となっている。
【0010】トナー飛散防止シャッター2は、支点6で
ケーシングCにより回動自在に支持されており、図示し
ない弾性付勢手段により、上記トナーケース1と感光体
3との間隙1aを閉じる方向(反時計廻り方向)に付勢
されている。このシャッター2は扇形の支持部材2a
と、この支持部材2aに支持されて間隙1aを開閉する
シャッター本体2bとから構成されている。また、この
シャッタ2の一端縁にはトナー飛散防止フィルム4の一
端が支持され、該フィルム4の遊端状の他端部は感光体
表面に弾性的に圧接可能に構成されている。
【0011】画像形成装置本体と該本体に着脱されるク
リーニング装置5には、後者を装着する時に係合してシ
ャッター2を開放させるためのリンク機構等(例えば、
本体側に設けられた突起をシャッター側に設けた被係合
部に係合させてシャッターを開放する機構)が設けられ
ており、クリーニング装置を装着完了した時にはトナー
飛散防止シャッター2は、上記リンク機構の作動により
間隙1aを開放した状態となっている。他方、クリーニ
ング装置の取外し時には、トナー飛散防止シャッター2
が弾性付勢手段によって閉止方向に付勢されて間隙1a
を閉止するので、クリーニング装置5の取外し時の外部
へのトナーの飛散を防止することとなる。クリーニング
装置が装着されてるには、トナー飛散防止シャッター
2が開放位置にあるため、トナーケース1の間隙1aを
閉じる方向に付勢されているトナー飛散防止フィルム4
は、間隙1aに対面する感光体面に一定の軽微な加圧力
で隙間なく押し当たるようになっている。この加圧力
は、感光体上のトナーを除去するのには不十分な程度に
軽微な力である。
【0012】図2(a) 及び(b) はクリーニング装置及び
その要部拡大図であり、シャッター2が閉止した状態に
ある時に、シャッター2から延びるトナー飛散防止フィ
ルム4の先端がトナーケース1に当接することを防止す
るために、トナーケース1には窪み形状1bが設けられ
ている。従って、上記トナー飛散防止シャッター2の閉
止時に、トナー飛散防止フィルム4がトナーケース1に
当接して変形することを防止することができる。上記ト
ナー飛散防止フィルム4として、ポリエステルフィルム
を用いることにより、腰が強くしかも変形に対する抵抗
力が強く、厚みが0.05mm〜0.1mm程度の非常
に薄く、ばね定数も低いものを作成可能となるので好都
合である。又、トナー飛散防止フィルム4として、シリ
コンゴムを用いれば、その硬度が非常に低くなるため、
上記感光体3を削り取る虞れもなく、しかも弾力性があ
るので密着する表面積が多くなり大変に好都合である。
トナー飛散防止フィルム4として、エラストマーを用い
れば、より安価に、感光体に有害な物質を付着させるこ
とも、感光体を削ることもなく、洩れのない効果的なト
ナー飛散防止効果を発揮することができる。又、上記ト
ナー飛散防止フィルム4として発泡体を用いれば、軽微
な力で感光体3に押し当てても密着する面積が多くなり
シール性が良くなり大変に好都合である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクリーニ
ング装置によれば、残留トナーの飛散を防止するシャッ
ターの開放に伴って、感光体とトナーケースの隙間を閉
止するように感光体と当接するトナー飛散防止フィル
ムが設けられているため、クリーニング部におけるトナ
ー飛散防止が確実に行なわれ、しかもその構造、組立て
が簡単であり、高い精度の位置合わせの必要もなく、低
コストのトナーの飛散構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す電子写真画像形成装置の
要部の側断面図である。
【図2】(a) 及び(b) は本発明の他の実施例を示す電子
写真画像形成装置の要部の側断面図及び要部の拡大側断
面図である。
【図3】従来技電子写真画像形成装置の概略を説明する
側断面図である。
【図4】従来技術の電子写真画像形成装置の要部を説明
するための側断面図である。
【符号の説明】
1・・・トナーケース、1a・・・間隙、1b・・・窪
み形状、2・・・トナー飛散防止シャッター、3・・・
感光体、4・・・トナー飛散防止フィルム、5・・・ク
リーニング装置、6・・・支点、7・・・クリーニング
ブレード、8・・・帯電装置、9・・・光書き込み装
置、10・・・現像装置、11・・・転写用紙、12・
・・転写装置101・・・トナーケース、101a・・
・間隙、102・・・シャッター部材、103・・・感
光体、5・・・クリーニング装置、107・・・クリー
ニングブレード、108・・・帯電装置、109・・・
光書き込み装置、110・・・現像装置、111・・・
転写用紙、112・・・転写装置、113・・・給紙ロ
ーラ、114・・中間ローラ、115・・・レジストロ
ーラ、116・・・定着装置、117・・・排紙ロー
ラ、118・・・除電装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上の残留トナーを除去するクリー
    ニングブレードと、除去した廃トナーを収納するトナー
    ケースを有し、前記感光体を含む画像形成装置に着脱可
    能なクリーニング装置において、前記画像形成装置への
    装着時に開放するとともに取外し時に閉止し、前記残留
    トナーの飛散を防止するシャッターと、前記シャッター
    に設けられ、前記シャッターの開放に伴って前記感光体
    とトナーケースの隙間を閉止するように前記感光体と当
    接するトナー飛散防止フィルムを備え、前記当接位置を
    前記クリーニングブレードによるトナー除去位置よりも
    感光体移動方向における上流側に設定し、さらに前記ト
    ナー飛散防止フィルムを前記シャッターの開放時に前記
    残留トナーを除去し得ない程度の加圧力で前記感光体と
    当接させたことを特徴とするクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 前記シャッターの閉止時、前記トナー飛
    散防止フィルムを前記トナーケースと非接触状態となる
    ように、前記トナーケースに窪み形状を設けたことを特
    徴とする請求項1記載のクリーニング装置。
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