JP4740067B2 - 粉体案内装置及びその粉体案内装置を有する画像形成装置 - Google Patents

粉体案内装置及びその粉体案内装置を有する画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、第1の粉体案内部材と、第2の粉体案内部材とを有し、該第1及び第2の粉体案内部材は、当該第1の粉体案内部材の下部開口と第2の粉体案内部材の上部開口が合致して、粉体を案内できる粉体案内位置から、ほぼ水平方向に相対移動して互いに離間できると共に、再び前記粉体案内位置へ相対移動できるように配置され、該第1及び第2の粉体案内部材が互いに離間したとき、第1の粉体案内部材の下部開口を閉鎖する閉位置を占め、第1及び第2の粉体案内部材が前記粉体案内位置を占めたときは、該第1の粉体案内部材の下部開口を開放する開位置を占めるシャッタを具備する粉体案内装置と、その粉体案内装置を有する画像形成装置に関するものである。
上記形式の粉体案内装置と、その粉体案内装置を有する画像形成装置は従来より公知である(例えば、特許文献1参照)。この種の粉体案内装置においては、第1及び第2の粉体案内部材が互いに離間し、その第1の粉体案内部材の下部開口がシャッタによって閉鎖されているとき、第1の粉体案内部材の内壁面に付着していた粉体がシャッタ上に落下して、該シャッタに付着することがある。このように粉体の付着したシャッタが開位置に移動するとき、その衝撃で、シャッタに付着していた粉体が粉体案内装置外に飛散するおそれがある。
特開平7−210048号公報
本発明の目的は、上述した粉体の飛散を効果的に抑えることのできる冒頭に記載した形式の粉体案内装置と、その粉体案内装置を有する画像形成装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、冒頭に記載した形式の粉体案内装置において、前記シャッタは、互いに対向した一対の側板と、該一対の側板の下部に連結された開閉板とを有していると共に、前記一対の側板の上部を回動支点として、前記開閉板が前記第1の粉体案内部材の下部開口を閉鎖する閉位置と、該開閉板が前記第1の粉体案内部材の下部開口から退避した開位置との間を回動可能に支持され、前記第2の粉体案内部材は弾性体により構成され、前記シャッタは第2の粉体案内部材よりも高剛性な材料により構成されていて、前記第1及び第2の粉体案内部材が粉体案内位置へと相対移動するとき、第2の粉体案内部材が、前記閉位置を占めていたシャッタを押し動かして、当該シャッタを開位置にもたらすと共に、該シャッタが開位置を占め、かつ第1及び第2の粉体案内部材が粉体案内位置を占めたとき、前記開閉板上面のシャッタ移動方向後端が、前記第2の粉体案内部材の上部開口の内側に位置するように、前記シャッタの形態と、その回動支点の位置が設定されていることを特徴とする粉体案内装置を提案する(請求項1)。
また、上記請求項1に記載の粉体案内装置において、前記シャッタが開位置に移動したとき、該シャッタをその開位置に位置決めするストッパを設け、該ストッパは、前記粉体案内位置へ相対移動する第1及び第2の粉体案内部材が、該粉体案内位置に至ると同時に、又はその直前に開位置に至ったシャッタを位置決めするように配置されていると有利である(請求項2)。
さらに、上記請求項1又は2に記載の粉体案内装置において、前記シャッタが開位置を占めたとき、該シャッタの一対の側板と、開閉板と、一対の側板の間に位置する第1の粉体案内部材の壁部と、遮蔽板とによって空間が区画され、第2の粉体案内部材内の圧力が高められたとき、前記シャッタの開閉板上面の前記後端と、該後端に対向した前記第1の粉体案内部材の壁部の部分との間の空隙を通して、粉体を含む空気が前記空間内に流入することを許容するように構成されていると有利である(請求項3)。
また、上記請求項3に記載の粉体案内装置において、前記遮蔽板が前記第1の粉体案内部材に一体に形成され、該遮蔽板が前記ストッパを兼ねていると有利である(請求項4)。
さらに、上記請求項3又は4に記載の粉体案内装置において、前記シャッタが開位置を占めたときに該シャッタの開閉板上面の前記後端に対向する第1の粉体案内部材の壁部の部分が弾性材料により構成され、前記第2の粉体案内部材内の圧力が高められたとき、その風圧によって前記弾性材料より成る壁部の部分が弾性変形して、前記空隙が形成されるると有利である(請求項5)。
また、上記請求項2乃至5のいずれかに記載の粉体案内装置において、前記シャッタが開位置を占めたときに、該シャッタが当接する前記ストッパの部分を当接部としたとき、該ストッパは、その少なくとも当接部が弾性材料により構成されていると有利である(請求項6)。
さらに、上記請求項1乃至6のいずれかに記載の粉体案内装置において、前記第1及び第2の粉体案内部材が前記粉体案内位置へ相対移動するときに、該第2の粉体案内部材に圧接するシャッタの部分が面状に形成されていると有利である(請求項7)。
また、上記請求項1乃至7のいずれかに記載の粉体案内装置において、前記第1及び第2の粉体案内部材が前記粉体案内位置へ相対移動するときに、前記シャッタに圧接する第2の粉体案内部材の部分が面状に形成されていると有利である(請求項8)。
さらに、上記請求項1乃至8のいずれかに記載の粉体案内装置において、前記第1及び第2の粉体案内部材が粉体案内位置を占めたときに、該第1及び第2の粉体案内部材の間の隙間の少なくとも一部を塞ぐシール部を前記シャッタに設けると有利である(請求項9)。
また、上記請求項1乃至9のいずれかに記載の粉体案内装置が、トナー像転写後の像担持体上に付着する転写残トナーを除去するクリーニング装置と、該クリーニング装置により除去された転写残トナーを収容する廃トナー容器との間に設けられていると有利である(請求項10)。
さらに、本発明は、前記目的を達成するため、請求項1乃至10のいずれかに記載の粉体案内装置を具備する画像形成装置を提案する(請求項11)。
本発明によれば、シャッタが開位置を占め、かつ第1及び第2の粉体案内部材が粉体案内位置を占めたとき、開閉板上面のシャッタ移動方向後端が、第2の粉体案内部材の上部開口の内側に位置するので、シャッタに付着していた粉体が粉体案内装置外に飛散する不具合を効果的に抑制することができる。
以下、本発明の実施形態例を図面に従って詳細に説明する。
図1は、粉体案内装置を有する画像形成装置の一例を示す垂直断面図である。ここに示した画像形成装置の画像形成装置本体4内には、ドラム状に形成された第1乃至第4の感光体20Y,20C,20M,20BKが配置され、これらの感光体には、複数の支持ローラ14,15に巻き掛けられた無端ベルトより成る中間転写体21が対向配置されている。第1乃至第4の感光体20Y乃至20BKはそれぞれ図1における時計方向に回転駆動され、また、支持ローラ14,15の一方のローラが回転駆動されることにより、中間転写体21は矢印A方向に回転する。このとき、第1の感光体20Yは、帯電ローラ22によって所定の極性に帯電される。一方、光書き込みユニット23からは、光変調されたレーザビームLが出射し、第1の感光体20Yの帯電面にそのレーザビームLが照射される。これによって第1の感光体20Yに静電潜像が形成され、この静電潜像は現像装置24に収容された粉体状のトナーによってイエロートナー像として可視像化される。一方、一次転写ローラ25には転写電圧が印加され、これによって、感光体20Y上に形成されたトナー像が矢印A方向に回転する中間転写体21上に一次転写される。トナー像転写後の感光体20Y上に付着する転写残トナーは、クリーニング装置26によって除去される。クリーニング装置26により除去されたトナーは、図示していないトナー戻し装置を介して、現像装置24に戻されて再使用される。
上述したところと全く同様にして、第2乃至第4の感光体20C,20M,20BK上にシアントナー像、マゼンタトナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成され、これらのトナー像がイエロートナー像の転写された中間転写体21上に順次重ねて一次転写される。
一方、画像形成装置本体4の下部には給紙装置3が配置され、この給紙装置3は、例えば転写紙又は樹脂フィルムなどから成る記録媒体Pを収容した給紙トレイ6と、最上位の記録媒体Pに接触する給紙ローラ7とを有し、給紙ローラ7の回転によって、最上位の記録媒体Pが矢印B方向に送り出される。送り出された記録媒体は、レジストローラ対9の回転によって、所定のタイミングで、中間転写体21と、これに対置された二次転写ローラ10との間に給送され、このとき二次転写ローラ10に転写電圧が印加され、これによって中間転写体21上の重ねトナー像が記録媒体に二次転写される。トナー像転写後の中間転写体21に付着する転写残トナーは、ベルト用のクリーニング装置11によって除去される。また、トナー像を転写された記録媒体は、定着装置2を通過し、このとき熱と圧力の作用によって記録媒体上のトナー像がその記録媒体に定着される。定着装置2を通過した記録媒体は、排紙ローラ対12によって、矢印Cで示すように排紙部13上に排出される。
図1に示した各感光体20Y乃至20BKと、そのまわりに配置された帯電ローラ22、現像装置24及びクリーニング装置26は、画像形成装置本体4に対して着脱可能なプロセスカートリッジ27Y,27C,27M,27BKを構成している。また、中間転写体21を巻き掛けた支持ローラ14,15は、図示していないフレームに回転可能に支持されていて、中間転写体21と、これを支持する支持ローラ14,15と、該ローラを支持するフレームと、ベルト用のクリーニング装置11は一体的に組み付けられた中間転写ユニット19を構成している。
上述したベルト用のクリーニング装置11は、図1の紙面に対して垂直な方向に延びるケーシング5と、そのケーシング5に固定されたクリーニングブレード8と、ケーシング5内に配置されたトナー搬送スクリュー16とを有している。クリーニングブレード16は、その先端エッジ部が中間転写体21の表面に圧接し、該表面に付着した転写残トナーを掻き取り除去する。除去されたトナーは、回転駆動されたトナー搬送スクリュー16によって、図1の紙面に対して垂直な奥方向に搬送されてケーシング5外に排出される。
上述のように、ケーシング5外に排出された粉体状のトナーは、粉体案内装置17によって案内されて、中間転写体21の下方に配置された廃トナー容器28のトナー入口から、その廃トナー容器28内に運ばれ、該容器内に廃トナーとして収容される。粉体案内装置17については後に詳しく説明する。
図1に示した画像形成装置本体4の右側の部分には、開閉体29が、画像形成装置本体4に対し、その下部の枢ピン30を介して回動開閉可能に支持されている。ユーザが、開閉体29の上部を手で掴んで、これを図1における右方に引くと、該開閉体29は、図2に示すように枢ピン30のまわりを回動し、画像形成装置本体4の右側の開口31が開放される。
廃トナー容器28内の廃トナーが満杯となり、その廃トナー容器28を空の廃トナー容器と交換するときは、図2に示すように開閉体29を開き、これにより開放された画像形成装置本体4の開口31を通して、廃トナー容器28を矢印Dで示すように引き出す。このとき廃トナー容器28は、図示していないガイドレールに案内されながら矢印D方向に移動する。逆に、廃トナー容器28を矢印Dと反対の矢印E方向に押し込むことによって、その廃トナー容器28を図1に示した画像形成装置本体内の所定の装着位置に納め、開閉体29を閉じることができる。このようにして、トナーで満杯となった廃トナー容器を新たな空の廃トナー容器と交換することができる。また、開閉体29を開くことによって、廃トナー容器28だけでなく、プロセスカートリッジ27Y乃至27BK及び中間転写ユニット19も図2に矢印Fで示すように画像形成装置本体外に引き出し、又はこれらを矢印Fと反対の矢印G方向に押し込んで、画像形成装置本体内にセットすることができる。
図1に示した粉体案内装置17は、クリーニング装置11を構成するケーシング5の図1における奥側の端部に固定された第1の粉体案内部材32と、第2の粉体案内部材33と、シャッタ34とを有し、その第2の粉体案内部材33は、廃トナー容器28に固定されている。
図3乃至図5は、この粉体案内装置17を簡略化して示す説明図である。図3及び図4に示すように、第1の粉体案内部材32と、第2の粉体案内部材33は、上部と下部が開口した内部が中空な部材より成り、図1、図3及び図4に示した状態では、第1の粉体案内部材32と第2の粉体案内部材33は上下に重なった状態で位置していて、第1の粉体案内部材32の下部開口35と、第2の粉体案内部材33の上部開口36が合致し、両粉体案内部材32,33の内部空間が互いに連通している。また、第2の粉体案内部材33の下部開口36Aは、廃トナー容器28の上壁に形成されたトナー入口37に合致した状態で、その廃トナー容器28の上壁上面に固定されている。また、シャッタ34は、第1の粉体案内部材32の下部開口35から退避した開位置を占め、該下部開口35はシャッタ34によって閉鎖されることはない。従って、図1に示したクリーニング装置11のケーシング5の内部と、第1の粉体案内部材32の内部と、第2の粉体案内部材33の内部と、廃トナー容器28の内部の全体が連通し、クリーニング装置11によって中間転写体21から除去された粉体の一例である転写残トナーは、ケーシング5を出た後、図3に矢印Hで示すように、第1及び第2の粉体案内部材32,33により案内されて、廃トナー容器28内に運ばれる。このように、粉体を案内できる第1及び第2の粉体案内部材32,33の位置が粉体案内位置である。
一方、前述のように、開閉体29を図2に示した位置に開き、廃トナー容器28を矢印Dで示したほぼ水平な方向に引くと、粉体案内装置17の第2の粉体案内部材33も、廃トナー容器28と共に、図3に矢印Dで示したほぼ水平な方向に移動し、図5に示すように、第2の粉体案内部材33は第1の粉体案内部材32から離間する。このとき、第1の粉体案内部材32の下部開口35(図3)は、図5に示す如く、シャッタ34によって閉鎖され、第1の粉体案内部材32の下部開口35からトナーが落下することが阻止される。このときのシャッタ34の位置が当該シャッタ34の閉位置である。
再び、廃トナー容器28を、第2の粉体案内部材33と共に、図2及び図5に矢印Eで示した方向に押し込んで、該廃トナー容器28を画像形成装置本体4内に装着すると、図1、図3及び図4に示したように、第2の粉体案内部材33は、再び第1の粉体案内部材32の下方に位置し、第1の粉体案内部材32の下部開口35と第2の粉体案内部材33の上部開口36が合致する。第1及び第2の粉体案内部材32,33が粉体案内位置を占めるのである。しかも、シャッタ34が開位置を占めるので、クリーニング装置11によって中間転写体21から除去された転写残トナーを廃トナー容器28に支障なく搬送することができる。
また、前述のように、開閉体29を図2に示した位置に開いて、中間転写ユニット19を矢印F方向に引き出し、次いでこの中間転写ユニット19を矢印G方向に押し込んで、該ユニット19を画像形成装置本体4内にセットすることができる。このように中間転写ユニット19を脱着するとき、そのクリーニング装置11のケーシング5に固定された第1の粉体案内部材32も、矢印F,Gの方向に脱着される。従って、中間転写ユニット19を図2に矢印Fで示した方向に引き出すと、それまで図3及び図4に示した如く上下に重なった粉体案内位置を占めていた第1及び第2の粉体案内部材32,33の第1の粉体案内部材32は、図2及び図3に矢印Fで示すほぼ水平な方向に移動し、図5に示したように、第1及び第2の粉体案内部材32,33が互いに離間する。このとき、実際には、第1の粉体案内部材32が、第2の粉体案内部材33よりも図5における右方に位置する。再び、第1の粉体案内部材32と中間転写ユニット19を、図2及び図5に矢印Gで示した方向に押し込んで、該ユニット19を画像形成装置本体内にセットすれば、第1の粉体案内部材32と第2の粉体案内部材33は、図1、図3及び図4に示した上下に重なった粉体案内位置を占める。
上述のように、本例の粉体案内装置17は、第1の粉体案内部材32と、第2の粉体案内部材33とを有し、該第1及び第2の粉体案内部材32,33は、当該第1の粉体案内部材32の下部開口35と第2の粉体案内部材33の上部開口36が合致して、粉体を案内できる粉体案内位置から、ほぼ水平方向に相対移動して互いに離間できると共に、再び粉体案内位置へ相対移動できるように配置され、しかも第1及び第2の粉体案内部材32,33が互いに離間したとき、第1の粉体案内部材32の下部開口35を閉鎖する閉位置を占め、第1及び第2の粉体案内部材32,33が粉体案内位置を占めたときは、該第1の粉体案内部材32の下部開口35を開放する開位置を占めるシャッタ34を具備している。以下に、かかる粉体案内装置17のより具体的な構成を明らかにする。
図3乃至図5に示したシャッタ34は、第1の粉体案内部材32を挟んで互いに対向した一対の側板38,39と、その一対の側板38,39の下部に一体に連結された円弧状の開閉板40とを有している。また、各側板38,39は、その上部が同心状の枢ピン41,42を介して、第1の粉体案内部材32の互いに対向した壁部43,44に、図3及び図5に矢印I,Jで示した方向に回動可能に支持されている。かかるシャッタ34が図5に示した閉位置を占めたとき、該シャッタ34の開閉板40が、第1の粉体案内部材32の下部開口35(図3)を閉鎖する。また、シャッタ34が図3及び図4に示した開位置を占めたとき、その開閉板40が第1の粉体案内部材32の下部開口35から退避する。シャッタ34は、一対の側板38,39の上部を回動支点として、該シャッタ34の開閉板40が第1の粉体案内部材32の下部開口35を閉鎖する図5に示した閉位置と、その開閉板40が第1の粉体案内部材32の下部開口35から退避した図3及び図4に示した開位置との間を回動可能に支持されているのである。本例のシャッタ34の側板38,39は、ほぼ三角形状に形成されているが、他の形態に形成することもできる。
また、第2の粉体案内部材33は、スポンジなどの軟質発泡体や、軟質ゴムなどの弾性体により構成され、シャッタ34と、第1の粉体案内部材32は、第2の粉体案内部材33よりも高剛性な材料、例えば硬質樹脂又は金属などから構成されている。
また、図3乃至図5に示すように、第1の粉体案内部材32の側壁43とシャッタ34には、引張ばね45の各端部が係止されている。これによって、シャッタ34は、図5に矢印Jで示した方向に回動付勢されているが、図5に示したように第1及び第2の粉体案内部材32,33が互いに離間しているときは、シャッタ34は、第1の粉体案内部材32の側壁43に突設されたストッパピン46に当接して閉位置に保持されている。これにより、第1の粉体案内部材32の下部開口35が、シャッタ34の開閉板40によって確実に閉鎖される。
上述のように、第1及び第2の粉体案内部材32,33が互いに離間しているとき、第1の粉体案内部材32の下部開口35はシャッタ34の開閉板40によって閉鎖されるので、第1の粉体案内部材32の内壁面に付着していたトナーが落下しても、当該トナーは、開閉板40によって受け止められて第1の粉体案内部材32の下部開口35から外部に飛散することはない。第1の粉体案内部材32の内壁面から落下したトナーは、開閉板上面50(図3)に受け止められる。
今、図5に示したように互いに離間していた第1及び第2の粉体案内部材32,33を、図3及び図4に示した粉体案内位置にもたらすべく、第2の粉体案内部材33と共に、廃トナー容器28を、図5に矢印Eで示した方向に移動させると、第2の粉体案内部材33は、先ず、その移動方向前端部47が、これに対向するシャッタ34の部分48に当って、その部分48を押圧する。これにより、シャッタ34は、引張ばね45の作用に抗して矢印I方向に回動する。このとき、シャッタ34の開閉板上面50(図3)に付着していた粉体、すなわちトナーは、第2の粉体案内部材33の内部に落下する。しかも、本例の粉体案内装置17においては、開閉板上面50が、第1の粉体案内部材32の壁部51(図3)の下端面52に近接して移動するように構成されているので、矢印I方向に回動するシャッタ34の開閉板上面50に付着していたトナーは、壁部51の下端面52によって掻き取られながら、第2の粉体案内部材33内に効率よく落下する。
上述のようにして、シャッタ34は図3に示した開位置に至って停止するが、その後も、第2の粉体案内部材33は矢印E方向にわずかな距離を移動して、図3に示した位置に達し、ここで停止する。このため、第2の粉体案内部材33が図3に示した位置に到達する直前に、既に開位置に至ったシャッタ34の部分48が、第2の粉体案内部材33の前端部47を加圧してその前端部47を弾性変形させながら、当該前端部47を乗り越える。このように、シャッタ34が矢印J方向に回動して開位置に至り、かつ第1及び第2の粉体案内部材32,33が矢印E方向に移動して粉体案内位置に至ったとき、図3に示すように、開閉板上面50のシャッタ移動方向後端49が、第2の粉体案内部材33の上部開口36の内側に位置する。このため、開位置に至ったシャッタ34の開閉板上面50に、未だ多少のトナーが付着していても、そのトナーが粉体案内装置17の外部に飛散することはない。開位置に至ったシャッタ34は、図3に示すように、弾性体より成る第2の粉体案内部材33を圧縮変形させているので、シャッタ34と第2の粉体案内部材33との間に作用する摩擦力によって、当該シャッタ34はその開位置に保持される。
図5に示したように互いに離間していた第1及び第2の粉体案内部材32,33の第1の粉体案内部材32の方を矢印Gで示すほぼ水平な方向に移動させて、第1及び第2の粉体案内部材32,33を図3及び図4に示した粉体案内位置にもたらすときも、上述したところと同様な作用を奏することができる。
なお、第1及び第2の粉体案内部材32,33が図3に示した粉体案内位置を占めたとき、第2の粉体案内部材33はスポンジなどの弾性体により構成されているので、その第2の粉体案内部材33が弾性変形しながら、シャッタ34と第1の粉体案内部材32に圧接することができる。従って、第1の粉体案内部材32と第2の粉体案内部材33との間の隙間から、トナーを含む空気が外部に流出することを防止することができる。このように、本例の第2の粉体案内部材33は、廃トナー容器28に運ばれるトナーが外部に流出することを防止するシール部材としての用をなしている。
上述のように、第1及び第2の粉体案内部材32,33が粉体案内位置へと相対移動するとき、第2の粉体案内部材33が、閉位置を占めていたシャッタ34を押し動かして、該シャッタ34を開位置にもたらすと共に、当該シャッタ34が開位置を占め、かつ第1及び第2の粉体案内部材32,33が粉体案内位置を占めたとき、開閉板上面50のシャッタ移動方向後端49が、第2の粉体案内部材33の上部開口36の内側に位置するように、シャッタ34の形態と、その回動支点の位置が設定されているのである。
図3に示した第2の粉体案内部材33を廃トナー容器28と共に、矢印D方向に移動させ、又は第1の粉体案内部材32を、図1に示した中間転写ユニット19と共に、矢印F方向に移動させることによって、上述したところと逆の動作が行われ、第1及び第2の粉体案内部材32,33が図5に示したように互いに離間する。このとき、第1の粉体案内部材32の下部開口35は、前述のようにシャッタ34の開閉板40によって閉鎖される。
また、本例の粉体案内装置17においては、図3及び図4に示すように、シャッタ34が開位置に移動したとき、該シャッタ34をその開位置に位置決めするストッパ53が設けられている。図示したストッパ53は、第1の粉体案内部材32の壁部51に一体に形成された板状の部材より成るが、このストッパを第1の粉体案内部材32以外の部材、例えば画像形成装置本体のフレームなどに設けることもできる。
前述のように、第2の粉体案内部材33を図5の矢印E方向に移動させて、シャッタ34を矢印I方向に回動させると、先ずシャッタ34が図3に示した開位置に至り、このときそのシャッタ34がストッパ53に当ってその開位置に停止する。引き続き、第2の粉体案内部材33が、わずかな距離を矢印E方向に移動して、図3に示した最終位置に至る。このときシャッタ34はストッパ53によって確実にその開位置に停止しているので、シャッタ34の部分48が、弾性体より成る第2のシャッタ33の前端部47を確実に弾性変形させながら乗り越えることができる。或いは、シャッタ34がストッパ53によって開位置に位置決めされて停止するのと同時に、第2の粉体案内部材33が図3に示した最終位置に至るように構成することもでき、この場合もシャッタ34の部分48が第2の粉体案内部材33の前端部47を乗り越えることができる。このように、シャッタ34の部分48が第2の粉体案内部材33の前端部47を乗り越えるとき、そのシャッタ34には衝撃が与えられるので、第1の粉体案内部材32の壁部51の下端面52により掻き集められたトナーが効率よく第2の粉体案内部材33の内部に落下する。
上述のように、本例の粉体案内装置17は、シャッタ34が開位置に移動したとき、該シャッタ34をその開位置に位置決めするストッパを有し、該ストッパ53は、粉体案内位置へ相対移動する第1及び第2の粉体案内部材32,33が、該粉体案内位置に至ると同時に、又はその直前に開位置に至ったシャッタ34を位置決めするように配置されている。
ところで、廃トナー容器28を図2に矢印Eで示したように画像形成装置本体4内に押し込んで、該容器28を画像形成装置本体内の所定の位置にセットしたとき、その廃トナー容器28に衝撃が加えられ、その内部の圧力が高められることがある。このようになると、第2の粉体案内部材33の内部の圧力も高められ、図3に矢印Lで示したように、第2の粉体案内部材33の内部に空気の流れが発生する。これにより、第1の粉体案内部材32と第2の粉体案内部材33との間の隙間を通して、トナーを含む空気が外部に流出するおそれがある。
そこで、本例の粉体案内装置17においては、図3に示すようにシャッタ34が開位置を占めたとき、そのシャッタ34の一対の側板38,39(図3には一方の側板38のみを示す)と、開閉板40と、一対の側板38,39の間に位置する第1の粉体案内部材32の壁部51と、遮蔽板54とによって空間Sが区画されるように構成されている。図示した例では、遮蔽板54として、前述のストッパ53が用いられているが、勿論、遮蔽板54をストッパ53以外の部材により構成することもでき、また第1の粉体案内部材32以外の部材に遮蔽板を設けることもできる。このように、ストッパ53と遮蔽板54が同じ部材により構成されているが、本明細書においては、この部材をストッパとして表わすときは、これに符号53を付し、当該部材を遮蔽板として表わすときは、これに符号54を付して、これらを説明することにする。本例の粉体案内装置17においては、遮蔽板54が第1の粉体案内部材32に一体に形成され、該遮蔽板54がストッパ53を兼ねているのである。
図3に示すようにシャッタ34が開位置を占めたとき、該シャッタ34の開閉板上面50における前述の後端49と、その後端49に対向する第1の粉体案内部材32の壁部51の部分との間に空隙Mが形成される。前述のように、第2の粉体案内部材33内の圧力が高められたとき、粉体の一例であるトナーを含む空気が、上述の空隙Mを通して、図3に矢印Nで示すように、上記空間Sの内部に流入する。この空間Sは、ほぼ密閉状態となっているので、この空間Sに流入した空気は、その空間S内で循環し、これに含まれるトナーは、最終的に開閉板上面50上に落下する。これにより、トナーを含む空気が、第1及び第2の粉体案内部材32,33の間の隙間から流出することを防止でき、粉体案内装置17の外部にトナーが飛散することを防ぐことができる。第2の粉体案内部材32内の圧力が高まったとき、その圧力の逃げ場としての空間Sを形成することによって、第2の粉体案内部材32内の圧力上昇を抑え、第1及び第2の粉体案内部材32,33の間の隙間から、トナーを含む空気が流出することを防止するのである。
ところで、図3に示した空隙Mが大きすぎると、第2の粉体案内部材33内の圧力が高まったとき、その空隙Mを通して、トナーを含む空気が多量に空間S内に流入する。このようになると、シャッタ34の開閉板上面50上に多量のトナーが付着することになるので、シャッタ34を閉じる際に、そのトナーが粉体案内装置17の外部に飛散するおそれがある。
そこで、図6に示した粉体案内装置17においては、シャッタ34が開位置を占めたときに、該シャッタ34の開閉板上面50の後端49に対向する第1の粉体案内部材32の壁部51の部分56が弾性材料により構成され、第2の粉体案内部材内33の圧力が高められたとき、その風圧によって弾性材料より成る壁部51の部分54が弾性変形して、上述の空隙M(図3)が形成されるように構成されている。壁部51の部分56を、例えばスポンジなどの軟質発泡体又は軟質ゴムなどによって構成するのである。かかる構成によれば、第2の粉体案内部材33内の圧力が特に高められないときは、図3に示した空隙Mは形成されない。また第2の粉体案内部材33内の圧力が大きく高められたときは、その風圧に応じた空隙Mが形成されるので、適量の空気が空間S内に流入し、第1及び第2の粉体案内部材32,33の間の隙間からトナーを含む空気が流出することを防止できると共に、過多なトナーが開閉板上面50に落下することを防止することができる。
ところで、図6に示すように、シャッタ34が開位置を占めたとき、そのシャッタ34は、ストッパ53の符号53Aで示す部分に当接する。このように、シャッタ34が当接するストッパ53の部分を当接部53Aと称することにすると、ストッパ53は、その少なくとも当接部53Aが弾性材料により構成されていることが好ましい。図6に示した例では、当接部53Aが、例えばスポンジなどの軟質発泡体又は軟質ゴムによって構成されている。かかる構成によれば、シャッタ34が図6に示した開位置に回動し、そのシャッタ34がストッパ53に衝突したときの衝撃を緩和することができると共に、前述の空間Sの密閉性を高めることができる。図6に示した粉体案内装置17の他の構成は、図1乃至図5に示したところと変りはない。
また、図3を参照して先に説明したように、シャッタ34が開位置に回動して停止した後、第2の粉体案内部材33が図3に示した最終位置へ移動するとき、シャッタ34の部分48が第2の粉体案内部材33の前端部47を弾性変形させながら乗り越えるのであるが、このときシャッタ34の部分48に角張った角部57があると、この角部57が第2の粉体案内部材33の前端部47を乗り越えるとき、その前端部47に大きな外力を加え、弾性体より成る第2の粉体案内部材33を早期に劣化させるおそれがある。
そこで、図7に示した粉体案内装置17においては、第1及び第2の粉体案内部材32,33が粉体案内位置へ相対移動するときに、第2の粉体案内部材33の前端部47に圧接するシャッタ34の部分48が面状に形成されている。このため、開位置に至ったシャッタ34の部分48が、図7に示した最終位置に向けて移動する第2の粉体案内部材33の前端部47に圧接したとき、その前端部47に与える単位面積当りの圧力が小さくなり、第2の粉体案内部材33が早期に劣化する不具合を阻止できる。
同様に、図8に矢印Eで示すように、第1及び第2の粉体案内部材32,33が粉体案内位置へ相対移動するときに、シャッタ34に圧接する第2の粉体案内部材33の部分(前端部47)が面状に形成されていることによっても、シャッタ34の部分48が第2の粉体案内部材33の前端部47に加える単位面積当りの圧力を小さくでき、第2の粉体案内部材33が早期に劣化する不具合を阻止できる。図8に示すように、シャッタ34の部分48と、第2の粉体案内部材33の前端部47を共に面状に形成すると、第2の粉体案内部材33が早期に劣化することをより一層効果的に防止でき、しかも前端部47とシャッタ34の部分48が当ったときの衝撃も小さくすることができる。
また、図9に示したように、第1及び第2の粉体案内部材32,33が粉体案内位置を占めたときに、その第1及び第2の粉体案内部材32,33の間に形成された微小な隙間の少なくとも一部を塞ぐシール部58をシャッタ34に設けると、第1及び第2の粉体案内部材32,33の間の隙間からトナーを含む空気が漏出することをより一層確実に防止することができる。
図7乃至図9に示した粉体案内装置17の他の部分は、図1乃至図6に示したところと同じく構成することができる。
以上、トナー像転写後の中間転写体21より成る像担持体上に付着する転写残トナーを除去するクリーニング装置11と、そのクリーニング装置11により除去された転写残トナーを収容する廃トナー容器28との間に設けられた粉体案内装置17を説明したが、本発明は、他の適宜な粉体案内装置にも適用できるものである。例えば、感光体より成る像担持体上の転写残トナーを除去するクリーニング装置と、そのトナーを収容する廃トナー容器との間に設けられる粉体案内装置などにも、本発明を支障なく適用することができる。
画像形成装置の一例を示す概略断面図である。 開閉体を開いたときの画像形成装置の概略断面図である。 第1及び第2の粉体案内部材が粉体案内位置を占めたときの粉体案内装置の概略を示す説明図である。 図3に示した粉体案内装置の外観斜視図である。 第1及び第2の粉体案内部材が互いに分離したときの状態を示す概観斜視図である。 粉体案内装置の他の例を示す、図3と同様な説明図である。 粉体案内装置のさらに他の例を示す、図3と同様な説明図である。 粉体案内装置のさらに別の例を示す外観斜視図である。 粉体案内装置のさらに他の例を示す外観斜視図である。
符号の説明
17 粉体案内装置
32 第1の粉体案内部材
33 第2の粉体案内部材
34 シャッタ
35 下部開口
36 上部開口
38,39 側板
40 開閉板
47 前端部
48 部分
49 後端
50 開閉板上面
53 ストッパ
53A 当接部
54 遮蔽板
58 シール部

Claims (11)

  1. 第1の粉体案内部材と、第2の粉体案内部材とを有し、該第1及び第2の粉体案内部材は、当該第1の粉体案内部材の下部開口と第2の粉体案内部材の上部開口が合致して、粉体を案内できる粉体案内位置から、ほぼ水平方向に相対移動して互いに離間できると共に、再び前記粉体案内位置へ相対移動できるように配置され、該第1及び第2の粉体案内部材が互いに離間したとき、第1の粉体案内部材の下部開口を閉鎖する閉位置を占め、第1及び第2の粉体案内部材が前記粉体案内位置を占めたときは、該第1の粉体案内部材の下部開口を開放する開位置を占めるシャッタを具備する粉体案内装置において、
    前記シャッタは、互いに対向した一対の側板と、該一対の側板の下部に連結された開閉板とを有していると共に、前記一対の側板の上部を回動支点として、前記開閉板が前記第1の粉体案内部材の下部開口を閉鎖する閉位置と、該開閉板が前記第1の粉体案内部材の下部開口から退避した開位置との間を回動可能に支持され、前記第2の粉体案内部材は弾性体により構成され、前記シャッタは第2の粉体案内部材よりも高剛性な材料により構成されていて、前記第1及び第2の粉体案内部材が粉体案内位置へと相対移動するとき、第2の粉体案内部材が、前記閉位置を占めていたシャッタを押し動かして、当該シャッタを開位置にもたらすと共に、該シャッタが開位置を占め、かつ第1及び第2の粉体案内部材が粉体案内位置を占めたとき、前記開閉板上面のシャッタ移動方向後端が、前記第2の粉体案内部材の上部開口の内側に位置するように、前記シャッタの形態と、その回動支点の位置が設定されていることを特徴とする粉体案内装置。
  2. 前記シャッタが開位置に移動したとき、該シャッタをその開位置に位置決めするストッパを設け、該ストッパは、前記粉体案内位置へ相対移動する第1及び第2の粉体案内部材が、該粉体案内位置に至ると同時に、又はその直前に開位置に至ったシャッタを位置決めするように配置されている請求項1に記載の粉体案内装置。
  3. 前記シャッタが開位置を占めたとき、該シャッタの一対の側板と、開閉板と、一対の側板の間に位置する第1の粉体案内部材の壁部と、遮蔽板とによって空間が区画され、第2の粉体案内部材内の圧力が高められたとき、前記シャッタの開閉板上面の前記後端と、該後端に対向した前記第1の粉体案内部材の壁部の部分との間の空隙を通して、粉体を含む空気が前記空間内に流入することを許容するように構成されている請求項1又は2に記載の粉体案内装置。
  4. 前記遮蔽板が前記第1の粉体案内部材に一体に形成され、該遮蔽板が前記ストッパを兼ねている請求項3に記載の粉体案内装置。
  5. 前記シャッタが開位置を占めたときに該シャッタの開閉板上面の前記後端に対向する第1の粉体案内部材の壁部の部分が弾性材料により構成され、前記第2の粉体案内部材内の圧力が高められたとき、その風圧によって前記弾性材料より成る壁部の部分が弾性変形して、前記空隙が形成される請求項3又は4に記載の粉体案内装置。
  6. 前記シャッタが開位置を占めたときに、該シャッタが当接する前記ストッパの部分を当接部としたとき、該ストッパは、その少なくとも当接部が弾性材料により構成されている請求項2乃至5のいずれかに記載の粉体案内装置。
  7. 前記第1及び第2の粉体案内部材が前記粉体案内位置へ相対移動するときに、該第2の粉体案内部材に圧接するシャッタの部分が面状に形成されている請求項1乃至6のいずれかに記載の粉体案内装置。
  8. 前記第1及び第2の粉体案内部材が前記粉体案内位置へ相対移動するときに、前記シャッタに圧接する第2の粉体案内部材の部分が面状に形成されている請求項1乃至7のいずれかに記載の粉体案内装置。
  9. 前記第1及び第2の粉体案内部材が粉体案内位置を占めたときに、該第1及び第2の粉体案内部材の間の隙間の少なくとも一部を塞ぐシール部を前記シャッタに設けた請求項1乃至8のいずれかに記載の粉体案内装置。
  10. トナー像転写後の像担持体上に付着する転写残トナーを除去するクリーニング装置と、該クリーニング装置により除去された転写残トナーを収容する廃トナー容器との間に設けられた請求項1乃至9のいずれかに記載の粉体案内装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の粉体案内装置を具備する画像形成装置。
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