JP6184274B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、中間転写ベルト等の無端状ベルトを回転可能に有する複写機、ファクシミリ、プリンタ等の電子写真方式を用いた画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いた画像形成装置では、無端状ベルトである中間転写ベルト(ITB)上にフルカラーのトナー画像を形成する、いわゆる中間転写方式のものが知られている。このような画像形成装置では、中間転写ベルトは複数の張架ローラによって張架されている。この構造によると、張架ローラの外径精度や、各ローラ間の相対的なアライメント精度等によって、中間転写ベルトが走行駆動時に軸方向両端部のいずれかに寄ってしまう「ベルト寄り」が発生することがある。
このようなベルト寄り問題に対する手段として、アクチュエータによるステアリングローラ制御を行う構成を有するベルト駆動制御装置が提案されている。このベルト駆動制御装置では、ベルト部材の蛇行量、蛇行変位量、及び蛇行速度の少なくとも2つがそれぞれ所定の値以下になったとき、サンプリング周期、或いはベルト駆動制御装置の制御ゲイン等の制御パラメータを切り換える。これにより、過渡状態でのベルトの蛇行に対する応答性、及び位置修正精度を向上させ、定常状態でベルトに発生する高頻度の振動を抑制する(特許文献1参照)。
また、ベルト寄り規制部材を設けた構成の画像形成装置が提案されている。この画像形成装置では、記録材搬送ベルトを張架する従動ローラの軸方向両端部にベルト寄り規制部材が設けられている。そして、この規制部材の周長が、複数の隣接する感光ドラムが対向する記録材搬送ベルト上の転写位置相互の離間距離の略整数分の1又は略整数倍となるように構成されている。これにより、各像担持体が対向する各転写位置では、蛇行による振れが一定となり、記録材搬送ベルトの蛇行による各色相互の主走査方向の色ずれをキャンセルすることが可能になる(特許文献2参照)。
さらに、中間転写ベルトに対する、部品点数が少なく簡易で低コストなベルト寄り制御方法を用いるベルトステアリング装置が提案されている。このベルトステアリング装置では、摩擦力のバランスによりステアリング部材であるステアリングローラが自動的にベルト調芯を行う方式(以下、ベルト自動調芯と呼ぶ)を適用している(特許文献3参照)。
特開平9−169449号公報 特開2001−146335号公報 特表2001−520611号公報
ところで、特許文献3に記載のベルトステアリング装置では、例えば中間転写ベルト上の残トナーを回収するベルトクリーナをステアリングローラ部に当接させるために、以下の構成が必要になる。つまり、回収された残トナー(回収トナー)を装置本体内のトナー回収容器に受け渡すための受け渡し部をステアリング部に設けることが必要になる。
その場合、ステアリング動作によってトナー回収容器に対するベルトクリーナ及びベルトクリーニング装置の位置が変動するため、回収トナー受け渡し部で隙間が発生したり、回収トナーが装置本体内にて飛散したりするおそれがある。
そこで、ステアリング動作時にも回収トナー受け渡し部で隙間を発生させないようにするために、封止部材の潰し量を大きくすることが考えられる。しかし、その場合、封止部材の潰し量を大きくとってしまうと、封止部材を圧縮するのに必要な力がステアリング動作への負荷となり、ステアリング動作不良を招くおそれがある。
本発明は、トナー回収容器に対するベルトクリーナ及びベルトクリーニング装置の位置が変動する場合であっても、ステアリング動作に負荷を与えず、回収トナーの受け渡し部でのトナー飛散の低減が可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、画像形成装置において、回転駆動される無端状ベルトと、前記無端状ベルトを周方向に回転可能に支持する支持ローラ、及び、前記無端状ベルトを前記支持ローラと共に回転可能に支持し且つ前記支持ローラの回転軸に対する角度を変化させるように揺動させることで前記無端状ベルトの前記周方向に交差する幅方向の位置を移動させるステアリングユニットと、前記無端状ベルト上のトナーを回収するクリーニングブレードを支持し、回収したトナーをトナー排出口へ搬送するとともに前記ステアリングユニットと共に揺動するクリーニング容器と、を有し、装置本体に着脱可能なベルトユニットと、前記無端状ベルトにトナー画像を形成する画像形成部と、前記装置本体に設けられ、前記クリーニング容器の前記トナー排出口から排出されたトナーを開口から受けて収容する回収容器と、前記ベルトユニットが前記装置本体に装着されていないときには前記装置本体に支持され、前記ベルトユニットが前記装置本体に装着されると前記装置本体からの支持を離れ前記クリーニング容器に連結されて前記クリーニング容器と一体的に揺動可能となると共に、前記トナー排出口を前記開口に連通させて前記トナー排出口からのトナーを前記開口に導く経路部材と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ステアリング動作によってトナー回収容器に対するクリーニング容器の位置が変動する場合であっても、ステアリング動作に負荷を与えずに、回収トナーの受け渡し部におけるトナー飛散を低減することができる。
本発明に係る実施形態における画像形成装置の概略構成図。 本実施形態における自動調芯機構部の斜視図。 本実施形態における自動調芯機構部の中心部分を詳細に示す斜視図。 (a)は本実施形態における自動調芯機構部のストレート型の摺動リング部を示す斜視図、(b)は自動調芯機構部のテーパ型の摺動リング部を示す斜視図。 (a),(b)はそれぞれ中間転写ベルトと摺動リングとの掛かり幅の関係について説明する図。 本実施形態における回収トナー搬送部を示す斜視図。 本実施形態における中間転写ベルト部分を除いた回収トナー搬送部の斜視図。 (a)は本実施形態における排出搬送経路部の全体を示す斜視図、(b)は(a)における第1の経路部材を抜粋して示す斜視図。 本実施形態の排出搬送経路部における第2の経路部材を示す斜視図。 (a)は中間転写ベルトユニットを装置本体にセットする前の状態で示す断面図、(b)は(a)を反対側から見た状態で示す断面図。 中間転写ベルトユニットを装置本体にセットする前の状態を示す平面図。 (a)は中間転写ベルトユニットを装置本体にセットした後の状態を示す断面図、(b)は(a)を反対側から見た状態を示す断面図。 (a)は遮蔽状態でのシャッタ部材及びその周辺を示す斜視図、(b)は開放状態でのシャッタ部材及びその周辺を示す斜視図。 中間転写ベルトユニットを装置本体にセットする前の状態を示す斜視図。 中間転写ベルトユニットを装置本体にセットする途中の状態を示す斜視図。 (a)は中間転写ベルトユニットを装置本体にセットする途中の状態を示す断面図、(b)は(a)の状態での平面図。 (a)は中間転写ベルトユニットを装置本体にセットした後の状態を示す斜視図、(b)は中間転写ベルトユニットを装置本体から取り出す際の途中の状態を示す斜視図。 中間転写ベルトユニットを装置本体から取り出す際の途中の状態を示す断面図。
以下、本発明に係るベルトユニットを搭載した画像形成装置の実施形態について、図を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置90の概略構成図である。なお、各図面を通して同一の符号は、同一又は対応する部分を示している。
[画像形成装置の構成]
本実施形態における画像形成装置90は、電子写真方式の複写機であって、不図示のコンピュータ等から送られた画像信号に従って、記録媒体であるシート状の記録材Pに画像を形成する。この画像形成装置90は、4色の画像形成部を中間転写ベルト上に並べて配置した、所謂中間転写タンデム方式を採用したものである。
画像形成装置90は、画像形成装置本体90a(以下、装置本体90aという)を有し、装置本体90a内には、上下方向の中段位置に、ベルトユニットとしての中間転写ベルトユニット100が装置本体90aに着脱可能に配設されている。中間転写ベルトユニット100は、装置本体90aへの装着時には装置本体90a内の不図示の支持フレーム上に支持され、ベルトクリーニング装置31のクリーニング容器28は、経路部33(図6参照)に接続される。
ステアリングユニット1は、回転駆動される無端状ベルトとしての中間転写ベルト101を2次転写内ローラ110と共に回転可能に支持する。そして、2次転写内ローラ110に対するアライメントを変化させるように揺動して中間転写ベルト101の周方向に交差(直交)する幅方向の位置を制御する。
すなわち、ステアリングユニット1は、中間転写ベルト101を、2次転写内ローラ110と共に回転可能に支持する。2次転写内ローラ110は、中間転写ベルト101を周方向に回転可能となるように支持する支持ローラを構成する。そして、ステアリングユニット1は、2次転写内ローラ110に対するアライメントを変化させるように揺動して、中間転写ベルト101の周方向に交差(直交)する幅方向の位置を制御する。本実施形態における2次転写内ローラ110は、中間転写ベルト101を搬送駆動する駆動ローラを兼用している。
中間転写ベルトユニット100の下部には、中間転写ベルト101の回転方向(矢印Vの方向)に沿って上流側から下流側にかけて4個の画像形成部109Y,109M,109C,109Kが配設されている。これら画像形成部109Y〜109Kは、搬送駆動される中間転写ベルト101に画像(トナー画像)を形成するように構成されている。
つまり、画像形成部109Y,109M,109C,109Kは、この順に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー画像を形成する構成を有する。画像形成部109Y〜109Kは、それぞれ潜像担持体としてドラム形の電子写真感光体(以下、感光ドラムという)103を備えている。感光ドラム103はそれぞれ、図1における時計回り方向に回転駆動されるように構成される。
中間転写ベルトユニット100は、夫々が所定の位置関係に配置された、2次転写内ローラ110、張架ローラ114、張架ローラ113、及びステアリングユニット1を有している。ステアリングユニット1の従動ローラ2(図2参照)と上記ローラ110,113,114とにより、中間転写ベルト101は、周方向に回転可能となるように張架(支持)される。この中間転写ベルト101には、テンションローラを兼用するステアリングユニット1の従動ローラ2により外側への張力(テンション力)が掛けられている。
中間転写ベルト101の内周側における張架ローラ114と張架ローラ113との間には、各画像形成部109Y〜109Kに対応する4個の1次転写ローラ107が配置されている。各1次転写ローラ107にはそれぞれ、バイアス印加手段(不図示)によって転写バイアスが印加される。
1次転写ローラ107にそれぞれ対向する位置には、中間転写ベルト101を挟んで感光ドラム103がそれぞれ配置されている。中間転写ベルト101は、1次転写ローラ107によって裏面側(内面側)を押圧され、その表面が、画像形成部109Y〜109K夫々における感光ドラム103に当接している。
感光ドラム103と中間転写ベルト101との間にはそれぞれ、1次転写部としての1次転写ニップ部が形成されている。中間転写ベルト101は、駆動ローラとしての2次転写内ローラ110の反時計回り方向の回転により同方向に回転させられる。中間転写ベルト101の回転速度は、各感光ドラム103の回転速度(プロセススピード)とほぼ同じに設定されている。
4箇所の感光ドラム103の各周囲には、その回転方向に沿って順に、帯電手段としての帯電ローラ104と、露光手段としての露光装置105と、現像手段としての現像装置106と、感光体クリーナ108とが配設されている。
露光装置105は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像信号が入力され、この画像信号に応じて各感光ドラム103の各表面をレーザ光で照射し、電荷を中和して、静電潜像を形成する。
中間転写ベルト101表面における2次転写内ローラ110と対向する位置には、2次転写外ローラ111が配設されている。2次転写外ローラ111は、2次転写内ローラ110との間に中間転写ベルト101を挟持し、中間転写ベルト101を介して2次転写内ローラ110に外力を加え、両者間に2次転写部としての2次転写ニップ部を形成している。
2次転写部は、中間転写ベルト101に形成されたトナー画像を、後述する給送部79から送られてきた記録材(シート)Pに2次転写する。2次転写部の2次転写外ローラ111には、正極性のバイアスが印加される。2次転写外ローラ111を介して正極性のバイアスが2次転写部に印加されることにより、中間転写ベルト101上の4色のトナー画像が、レジストローラ対82を介して搬送されてきた記録材Pに2次転写される。
また、中間転写ベルト101表面におけるステアリングユニット1と対向する位置には、ベルトクリーニング装置31におけるクリーニングブレード102が当接するように配設されている。クリーニングブレード102は、中間転写ベルト101を介してステアリングユニット1に外力を加える。
2次転写部の記録材搬送方向の下流には、定着ローラ112aと加圧ローラ112bとを有し、ケーシング内に収容された定着装置112が配設されている。さらに、定着装置112の下流側には、排紙ローラ対78と排紙トレイ76が配設されている。
2次転写部でトナー画像を2次転写された記録材Pは、定着ローラ112aと加圧ローラ112b間の定着ニップ部に搬送され、これら両ローラ112a,112b間で加熱及び加圧されて、その表面にトナー画像が溶融定着される。
また、装置本体90aの下部には、画像形成に供される記録材Pが積載収容される給紙カセット85が配置された給送部79が設けられている。給送部79では、給紙カセット85内の記録材Pが、給紙ローラ84及び搬送ローラ83を介してレジストローラ対82に向けて一枚ずつ送り出され、レジストローラ対82により所定のタイミングで2次転写部に供給される。
[画像の作像プロセス]
まず、2次転写部までの画像形成プロセスについて説明する。なお、画像形成部109Y、画像形成部109M、画像形成部109C及び画像形成部109Kは、トナーの色が異なる以外は、互いに同様の構成を有するため、以下では、代表して画像形成部109Yを中心に説明する。
図中の時計回り方向に回転する感光ドラム103は、帯電ローラ104により表面を一様に帯電される。入力された画像情報の信号に基づいて露光装置105が駆動し、帯電された感光ドラム103を露光することで、感光ドラム表面に静電潜像が形成される。感光ドラム上に形成された静電潜像は、現像装置106により現像され、感光ドラム103上にトナー画像が形成される。
引き続き、1次転写ローラ107により所定の加圧力及び静電的負荷バイアスにより、中間転写ベルト101上にイエローのトナー画像が1次転写される。その後、感光ドラム103上に残った転写残トナーは感光体クリーナ108により回収され、再び次の画像形成に備える。
以上説明した画像形成部109は図1の場合、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4セット存在する。そのため、中間転写ベルト101上に形成されたイエローのトナー画像に対して、画像形成部109Mで形成されたマゼンタのトナー画像が中間転写ベルト101に転写される。さらに、形成されたマゼンタのトナー画像に対して、画像形成部109Cで形成されたシアンのトナー画像が中間転写ベルト101に転写される。
さらに、シアンのトナー画像に対して、画像形成部109Kで形成されたブラックのトナー画像が中間転写ベルト101に転写される。このように、異なる色のトナー画像が中間転写ベルト101上に重ねて形成されることで、フルカラー画像が中間転写ベルト101上に形成される。なお、本実施形態の色数は4色であったが、色数は4色に限定されるものではなく、また色の並び順もこの限りではない。
各画像形成部109Y〜109Kにより並列処理される各色の画像形成プロセスは、中間転写ベルト101上に1次転写された上流色のトナー画像上に重ね合わせるタイミングで行われる。その結果、最終的にはフルカラーのトナー画像が中間転写ベルト101上に形成され、2次転写部へと搬送される。
[2次転写以降のプロセス]
2次転写部では、2次転写ニップ部に所定の加圧力と静電的負荷バイアスを付与されることで、中間転写ベルト101上に形成されたフルカラーのトナー画像が記録材上に2次転写される。その後、記録材Pは、定着装置112へと搬送され、両ローラ112a,112b間で所定の加圧力と熱量を付与されてトナー画像を溶融固着される。
2次転写後に中間転写ベルト101上に残った転写残トナーは、クリーニングブレード102で回収され、次の画像形成に備える。本実施形態のクリーニングブレード102は、ウレタンゴムから構成され、中間転写ベルト101の搬送回動方向(図1の反時計回り方向)に対するカウンタ方向を向く角度でステアリングユニット1に対向配置されている。
ここで、クリーニングブレード102は、不図示の機構を介してステアリングユニット1と一体的に揺動するように保持されている。クリーニングブレード102は、ステアリングユニット1が軸方向の何れかに傾斜している場合にも、中間転写ベルト101とクリーニングブレード102との当接状態を保ったままの状態で転写残トナーの回収を実施する。
[中間転写ベルトの詳細構成]
続いて、中間転写ベルト101の詳細構成について説明する。中間転写ベルト101は、図1における矢印V方向へと搬送駆動される無端状ベルトであり、支持ローラとしての2次転写内ローラ110、ステアリング部材としてのステアリングユニット1、張架部材としての張架ローラ113,114によって張架されている。
本実施形態では、前述のように、2次転写内ローラ110は駆動ローラの機能を兼ね備え、ステアリングユニット1は、中間転写ベルト101の内周面に対して所定の張力(テンション力)を付与するテンションローラの機能を兼ね備えている。なお、中間転写ベルト101を張架するローラの本数は、図1の構成に限定されるものではない。
中間転写ベルト101の材質としては、回転駆動中におけるベルトのシワの発生を防止するために、以下のものを用いるのが望ましい。つまり、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、ポリアミド、ポリイミド、PET(ポリエチレンテレフタレート)、及びポリカーボネート等の剛性の高い樹脂を用いることが望ましい。
中間転写ベルト101の厚さとしては、以下の範囲のものを用いるのが望ましい。即ち、薄すぎると磨耗による十分な耐久性が得られなくなったり、厚すぎると、2次転写内ローラ110やステアリングユニット1、張架ローラ113,114で適当に曲がらずに凹みや折れが発生したりする。そのため、例えば0.02mm〜0.50mmの範囲が望ましい。本実施形態では、中間転写ベルト101はポリイミドを基層とする樹脂ベルトとし、引張り弾性係数E=18000N/cm、膜厚0.08mmとしている。
[中間転写ベルトのステアリング構成]
次に、図2を参照して、中間転写ベルト101のステアリング構成について説明する。なお、図2は、本実施形態における自動調芯機構部を抜粋して示す斜視図である。
ステアリングユニット1は、軸方向(D)の中央部にてローラ全体を回動支持するステアリング軸線(回動軸)Jを有する回動プレート(支持部材)7を有している。また、ステアリングユニット1は、回動プレート7に対して回動可能に支持された状態で中間転写ベルト101に連れ回り回転する、テンションローラを兼ねる従動ローラ2を有している。更に、ステアリングユニット1は、従動ローラ2の軸方向両端部に設けられ従動ローラ2よりも中間転写ベルト101に対する摩擦抵抗が大きい、固定部材としての摺動リング部3(3a,3b)を有している。上記回動プレート7は、従動ローラ2と摺動リング部3(3a,3b)とを従動ローラ2の回転軸に交差する方向に延びるステアリング軸線(回動軸)Jを中心に回動可能に支持している。
すなわち、図2に示すように、ステアリングユニット1は、中央側の回転部としての従動ローラ2と、従動ローラ2の回転軸線方向(破線Dに沿う方向)においてその両端部に設けられた摺動リング部3とが、同軸上に連結されている。
中間転写ベルトユニット100(図1参照)の筐体の一部を構成する部材であるフレームステー8が、このベルトユニット100の両側の側板の間に掛け渡されて配置されている。フレームステー8の長手方向の両端部には、それぞれ2個ずつのスライドコロ9が回転可能に支持されている。
フレームステー8に対向するように回動プレート7が配置されている。回動プレート7は、ステアリング軸線Jを中心として図2の左右に揺動するように支持されている。この揺動時に、スライドコロ9は、回動プレート7のフレームステー8に対する回動抵抗を低減するように機能する。
回動プレート7の両端部にはサイド支持部材6がそれぞれ固定支持されており、各サイド支持部材6にはスライド溝部6aがそれぞれ形成されている。各スライド溝部6aには、スライド軸受け部材4が摺動可能に嵌合している。各スライド軸受け部材4は、弾性部材としてのテンションバネ(圧縮バネ)5によって図中矢印Pの方向にスライド可能に付勢されている。
サイド支持部材6と回動プレート7は、従動ローラ2及び摺動リング部(固定部材)3を支持する支持台を構成している。サイド支持部材6は、ステアリングユニット1の軸方向中央部で軸方向と交差(直交)するステアリング軸線Jに関して、図中矢印Sの方向に揺動するようにステアリング軸(回動軸)21(図3参照)で支持されている。
[自動調芯機構部の詳細構成]
次に、図3〜図5を用いて、自動調芯機構部の詳細構成について説明する。なお、図3は、サイド支持部材6及び回動プレート7から成る支持台の揺動中心部の構造を示した断面図である。図4(a)は、自動調芯機構部のストレート型の摺動リング部を示す斜視図、図4(b)は、自動調芯機構部のテーパ型の摺動リング部を示す斜視図である。図5(a),(b)は、中間転写ベルト101と摺動リング部3との掛かり幅の関係について説明する図である。
回動プレート7の中央部(中心部)には、一端が二方取りのキー形状部21Dを有する回転軸であるステアリング軸21が、嵌合した状態でビス24により一体的に締結されている。さらに、ステアリング軸21は、フレームステー8に備えられたベアリング等の軸受け23に挿入されて支持されている。
ステアリング軸21の他端には、支持部材20を介してスラスト抜け止め部材26が固着されて、ステアリング軸21の抜け止めが図られている。符号25は、ステアリング軸21を貫通させた状態でフレームステー8と支持部材20との間に介在されてビス25aによりフレームステー8に固定された支持部材である。
ここで、図4(a)においては、従動ローラ2の軸方向で均一な外径分布を有するストレート型の摺動リング部3aを示している。また、図4(b)においては、従動ローラ2の軸方向の外側に向かって連続的に外径が大径化するテーパ型の摺動リング部3bを示している。
図4(a)及び図4(b)において従動ローラ2は、内蔵される軸受け等により従動ローラ軸30に対して回転可能に支持されている。両端の摺動リング部3a(及び3b)は、それぞれ並行ピンなどを用いて、中間転写ベルト101に連れ回り回転しないように回転不能な状態にされて従動ローラ軸30に支持されている。
ここで、従動ローラ軸30の端部は、Dカット形状等を有することでスライド軸受け部材4に対して回転不可能に支持されている。従って、従動ローラ2と上記ローラ113,114,110とで張架される中間転写ベルト101が回転搬送された際、従動ローラ2はベルト内周面に対して摺擦しないが、摺動リング部3a(及び3b)はベルト内周面に対し摺動する関係になる。
このような構成によってベルト自動調芯が可能となる。即ち、本実施形態では、摺動リング部3(3a,3b)と中間転写ベルト101との接触する領域が所定量以上になると、ステアリングユニット1がステアリングを開始する構成となっている。
なお、摺動リング部3(3a,3b)を回転可能に支持する構成であっても良い。但しその場合は、中間転写ベルト101の回転方向における摺動リング部3を回転させるために必要なトルクが、従動ローラ2を同方向に回転させるために必要なトルクよりも大きい構成であることが必要で、これによりステアリングが可能となる。
本実施形態では、中間転写ベルト101の幅は、従動ローラ2の幅よりも広く、かつステアリングユニット1(従動ローラ2+両端の摺動リング部3)の幅よりも狭い関係となるように設定されている。
すなわち、理想的な定常調芯状態にあるとき、中間転写ベルト101と摺動リング部3との掛かり幅の関係は、図5(a)に示すように、両端部が等しい掛かり幅w(図中の幅広のハッチング部)を有するものとなる。このような関係にあるとき、仮にベルト寄りが発生しても必ず中間転写ベルト101はいずれか一方の摺動リング部3と掛かり幅を有しながら摺擦することになる。
つまりこの場合、中間転写ベルト101の移動時においては、常に少なくとも一方或いは両方の摺動リング部3と中間転写ベルト101とが摺擦している状態となる。これは、図5(b)のように中間転写ベルト101の幅が従動ローラ2の幅よりも狭い場合には、ベルト寄りが生じても摺動リング部3に掛かり幅を持つまでは支持台(6、7)が揺動しないために急激な調芯動作に陥り易いことから分かる。
原理的には、図5(b)のような掛かり幅の関係であっても、摩擦力のバランスを利用したベルト自動調芯は可能である。しかし、常時バランス差を検知できる図5(a)のような掛かり幅の方がよりこまめな調芯動作が可能になるため、舵角の時間変化に大きな変動が生じないという利点がある。そして、本実施形態では、クリーニングブレード102(図1参照)の幅を、従動ローラ2の幅よりも狭いものとしている。なお、図5(a),(b)における矢印Vは、中間転写ベルト101の回転方向を示している。
[摺動リング部の静止摩擦係数]
次に、摺動リング部3の静止摩擦係数μsについて説明する。具体的には、図4(b)のようにテーパ形状の摺動リング部3bの場合、本実施形態では、μs=0.3程度でテーパ角φ=10°に設定されている。また、摺動リング部3bの表面の摩擦係数は、従動ローラ2の表面の摩擦係数よりも大きく設定されている。
摺動リング部3の材質としては、摺動性を有するポリアセタール(略号:POM)などの樹脂材料を使用しており、更には中間転写ベルト101との摩擦帯電による静電的な弊害を考慮して導電性も付与している。
図4(a)のようにストレート形状の摺動リング部3aの場合にはμs=0.6程度のように、図4(b)におけるテーパ形状の摺動リング部3bの静止摩擦係数μsに比べて大きく設定することが望ましい。
[従動ローラの静止摩擦係数]
次に、従動ローラ2の静止摩擦係数μSTRについて説明する。即ち、本実施形態では、従動ローラ2の材質としてアルミニウムを用いて表面の静止摩擦係数μSTR=0.1程度としているが、この静止摩擦係数μSTRは、摺動リング部3の静止摩擦係数μsよりも低い値であれば他の材質であっても構わない。
ここで、上記した摺動リング部3、従動ローラ2の摩擦係数の測定方法を示す。本件では、JIS K7125 プラスチック−フィルム及びシート−摩擦係数試験方法を用いる。具体的には、ベルト部材の内周面のシート、本実施形態では、中間転写ベルト101の内周面のシートであるポリイミドシートをテストピースとして用いて測定する。
[ベルトクリーニング装置の構成]
次に、図6及び図7を用いて、クリーニングブレード102及びその周辺の構成について説明する。図6は、本実施形態における回収トナー搬送部を示す斜視図、図7は、中間転写ベルト部分を除いた回収トナー搬送部を図6の矢印V方向に見た矢視図を示す斜視図である。
図6において、中間転写ベルト101上に残された残トナーは、ベルトクリーニング装置31のクリーニング容器28内に設けられたクリーニングブレード102(図7参照)によって掻き取られ、回収トナーとしてクリーニング容器28内に落とされる。クリーニング容器28内に落とされた回収トナーは、ベルトクリーニング装置31の長手方向に沿うように配置された搬送スクリュー36(図7参照)により図中の符号F側に搬送され、トナー排出口31b(図12(b)参照)を通って排出される。
そして、トナー排出口31bから排出された回収トナーは、第1の経路部材(経路部材)34と第2の経路部材35とから成る経路部33を通って、装置本体90a側に取り付けられた回収容器37(図10参照)に収容される。回収容器37は、開口37aを通じてノズル部34cが非接触状態で高さ方向にオーバーラップするように挿入される筒状部35d(図9参照)を有している。
ベルトクリーニング装置31は、中間転写ベルトユニット100に備えられ、ステアリングユニット1と共に揺動して中間転写ベルト101上(無端状ベルト上)のトナーを回収するクリーニング容器28を有している。このクリーニング容器28は、上記トナー排出口31bを開閉するシャッタ部材32を有している(図10参照)。
経路部33は、ベルトクリーニング装置31のクリーニング容器28に着脱可能でクリーニング容器28からのトナーを回収する。中間転写ベルトユニット100が装置本体90aに装着されると、経路部材としての第1の経路部材34が装置本体90aに仮保持された状態からクリーニング容器28に連結される。このように第1の経路部材34は、中間転写ベルトユニット(ベルトユニット)100が装置本体90aに装着されていないときには、この装着後に装置本体90aから離れるように装置本体90aに仮保持される。そして第1の経路部材34は、ステアリングユニット1及びクリーニング容器28と一体的に揺動可能になるとともに、トナー排出口31bを開口37aに連通させ、クリーニング容器28からのトナーを第2の経路部材35を介して回収容器37に導く。即ち、第1の経路部材34は、上記ベルトユニット100が装置本体90aに装着されていないときには装置本体90aに支持され、上記ベルトユニット100が装置本体90aに装着されると装置本体90aからの支持を離れる。そして第1の経路部材34は、クリーニング容器28に連結されてクリーニング容器28と一体的に揺動可能となると共に、トナー排出口31bを開口37aに連通させてトナー排出口31bからのトナーを開口37aに導く。
[排出搬送経路部の詳細構成]
次に、図8〜図12を参照して、経路部33の構成について詳細に説明する。なお、図8(a)は経路部33の全体を示す斜視図、図8(b)は、図8(a)における第1の経路部材34を抜粋して示す斜視図である。図9は、経路部33における第2の経路部材35を示す斜視図である。図10(a)は、中間転写ベルトユニット100を装置本体90aにセットする前の状態を示す図6のF側から見た断面図、図10(b)は、図10(a)を反対のR側から見た状態で示す断面図である。図11は、中間転写ベルトユニット100を装置本体90aにセットする前の状態を示す平面図である。図12(a)は、中間転写ベルトユニット100を装置本体90aにセットした後の状態を示す断面図、図12(b)は、図12(a)を反対側から見た状態を示す断面図である。
図8(a)のように、経路部33は、第1の経路部材34と、装置本体側に固定されて回収容器37に連結連通される第2の経路部材35と、装置本体90aに設けられて開口37aを有する回収容器37とを備える(図10)。更に経路部33は、シャッタ部材32の回動中心87(図10(a)参照)との位置関係に応じて回動方向を切り換えてシャッタ部材32を開放位置と遮蔽位置とに移動させるトグルコイルバネ88(図12(a)参照)を有している。トグルコイルバネ88は、図12(a)に示すように、中間転写ベルトユニット100側に設けられた突起86と、シャッタ部材32に設けられた突起32dとに一端と他端がそれぞれ係止されている。
図10(a)のようにシャッタ部材32は、当接部としてのレバー部32aと、シャッタ係合部32bとを有している。レバー部32aは、ベルトクリーニング装置31を経路部33側に連結する際に第2の経路部材35のレバー当接部35b(図8(a)も参照)に摺接して回動させられる。レバー当接部35bは、中間転写ベルトユニット100の装置本体90aへの装着に連動してレバー部(当接部)32aが当接しながらシャッタ部材32を移動させる被当接部を構成する。第2の経路部材35は、回動したレバー部32aを図12(a)のように係合させてそれ以上の回動を規制する係合部35eを有している(図9参照)。この係合部35eは、ベルトクリーニング装置31が経路部33から引き離される際に、レバー部(当接部)32aの先端部に係合しながらレバー部32aを図12(a)における反時計回り方向(シャッタ部材32を閉じる方向)に回動させる。
図8及び図9のように、第2の経路部材35は、シャッタ部材32から経路部33に向けて突出するレバー部32aを摺接させて回動中心87(図12(a))に対するトグルコイルバネ88の位置を切り換えるように湾曲するレバー当接部35bを有する。第2の経路部材35は、レバー当接部35bに隣接して形成され、ベルトクリーニング装置31の排出口部を覆うシャッタ部材32を開けるためのシャッタ当接部35fを有している。
経路部33は、開口37aに対してベルトクリーニング装置31の揺動方向に移動可能で、クリーニング装置31に装着された状態でトナー排出口31bと開口37aとを連通し(図12(b))、トナー排出口31bからのトナーを回収容器37に排出する。第1の経路部材34は、シャッタ部材32が開放位置に回動する際にベルトクリーニング装置31に係合してトナー排出口31bを開口37aに連通させる。
また、トグルコイルバネ88と第2の経路部材35のレバー当接部35bとにより、シャッタ開閉機構が構成される。シャッタ開閉機構は、ベルトクリーニング装置31の経路部33への装着に連動してシャッタ部材32を開放位置(図12に示す位置)に移動させる。そして、中間転写ベルトユニット100の装置本体90aからの離脱に連動してシャッタ部材32を遮蔽位置(図10に示す位置)に移動させる。
シャッタ部材32は、回動中心87を中心に回動して開放位置と遮蔽位置との間を回動(移動)するように構成される。上記シャッタ開閉機構は、シャッタ部材32の回動中心87との位置関係を変化させることでシャッタ部材32を開放位置又は遮蔽位置に向かう方向に付勢する付勢部材としてのトグルコイルバネ88を有する。更にシャッタ開閉機構は、ベルトクリーニング装置31の装着に連動してシャッタ部材32を開放位置と遮蔽位置とに切り換えるレバー当接部35bを有する。
図13(a),(b)に示すシャッタ部材32の遮蔽状態において、シャッタ部材32は、レバー部32aを矢印Z方向に加圧されることによって開放される構成となっている。その際、シャッタ突起部32cがベルトクリーニング装置31との間でストッパの役割を果たしており、矢印Z方向の加圧のみではシャッタ部材32は開放されない。これにより、装置本体90a外で操作者が意図せずにシャッタ部材32を開放するような不都合を防止することができる。
装置本体90a内でシャッタ部材32を開く際には、図11に示すように、ベルトクリーニング装置31と共にレバー部32aが矢印X方向に移動し、第2の経路部材35側のシャッタ当接部35fに接近して摺接する。これにより、レバー部32aがシャッタ当接部35fにより矢印Y方向(図13(a))に加圧されることで、シャッタ突起部32cがベルトクリーニング装置31から退避する。このため、この退避状態において矢印Z方向に加圧されることで、シャッタ部材32が開放されて、図13(b)に示す開放位置に移動する。
図8(a),(b)のように、第1の経路部材34は、ベルトクリーニング装置31と係合するための係合部34aと、固定フック部34bと、トナー排出口31b(図12(b)参照)と連通するノズル部34cとを有している。第1の経路部材34は、係合部34aと固定フック部34bとでベルトクリーニング装置31の対応する部分を挟み込むことにより、ベルトクリーニング装置31側に固定・支持される。これにより、第1の経路部材34は、ステアリングユニット1のステアリング動作に一体的に追従動作する。
図9に示すように、第2の経路部材35は、第1の経路部材34がベルトクリーニング装置31に接続される際に第1の経路部材34の姿勢を保つための、所定部位である姿勢保持凸部35a(図10(b)参照)を有している。
また、第1の経路部材34は、ベルトクリーニング装置31側に適正に係合し得るように、ベルトクリーニング装置31側に湾曲するように構成され、この湾曲状部分の上部に固定フック部34bを有し、下部に係合部34aを有している。
第1の経路部材34は、湾曲形状部の背面側に鈎状に突出して、第2の経路部材35の姿勢保持凸部35a上部に形成された開口部35gに進入して一時的に係合する係合鈎部34eを有している。
第1の経路部材34は、中間転写ベルトユニット100の装置本体90aへの装着前には姿勢保持凸部(装置本体側の所定部位)35aと突き当たる。そして、上記ベルトユニット100の装置本体90aへの装着後には姿勢保持凸部35aから離れて、ステアリングユニット1と共に移動可能になるように構成される。この第1の経路部材34が仮に保持される状態が、装置本体90aに仮保持された状態である。
第1の経路部材34は、中間転写ベルトユニット100の装置本体90aへの装着前には、係合鈎部34eを開口部35gに挿入してその背面部34f(図10(b)参照)を姿勢保持凸部35aに突き当てる。そして第1の経路部材34は、ベルトクリーニング装置31の装着後には、係合鈎部34eを開口部35gに進入させた状態のまま、背面部34fを姿勢保持凸部35aから離し、ステアリングユニット1と共に移動可能な状態になる。言い換えると、第1の経路部材34は、中間転写ベルトユニット100の装置本体90aへの装着前には、装置本体側の姿勢保持凸部(所定部位)35aと突き当たって仮保持される。そして、中間転写ベルトユニット100の装置本体90aへの装着後には、クリーニング容器28に連結されるとともに姿勢保持凸部35aから離れて、ステアリングユニット1と共に移動可能になる。
また、第2の経路部材35は、ベルトクリーニング装置31のトナー排出口31bを覆うシャッタ部材32を、レバー部32aに摺接させて開放させるための円弧面(摺接面)を有する上述のレバー当接部35bを備える。このレバー当接部35bは、接近してくるレバー部32aを、図9における下側に当接させて上側に摺動案内することで、レバー部32aを図10(a)の時計回り方向に回動させながらシャッタ部材32を開放させる。
図10(b)に示すように、回収容器37には、開口37aに連通するように筒状部35dが連結されている。第1の経路部材34のノズル部34cが第2の経路部材35の筒状部35dと高さ方向において常にオーバーラップする関係となっている。
筒状部35dには、そのトナー受入れ口35cと、トナー受入れ口35cに挿入されたノズル部34cとの間に、トナー排出口31bからの回収トナーを周囲に飛散させないための封止部材としての、可撓性を有するシート材38が設けられている。シート材38は、矩形状に形成されると共に、2本の対角線にそれぞれ切込み38aを形成されている。このシート材38は、図9の載置状態において、切込み38aを介してトナー排出口31bをトナー受入れ口35cに挿入させることができる。このようなシート材38の存在により、開口37aとトナー排出口31bとの間で、トナー排出口31bから開口37aへ放出されるトナーが飛散しないように封止することができる。
図10(a),(b)のように、中間転写ベルトユニット100を装置本体90aにセットする際は、中間転写ベルトユニット100側のシャッタ部材32は閉じており、レバー部32aは、水平方向に突出して第2の経路部材35側を向いた状態にある。
この状態から、中間転写ベルトユニット100がその後端の把持部92(図6参照)をオペレータに把持された形で図1の矢印A方向に押し込まれることで、図10(a),(b)の矢印W方向に移動される。すると、水平方向に突出するレバー部32aが、第2の経路部材35のレバー当接部35bに当接した状態からレバー当接部35bの円弧面に沿って上方に持ち上げられて回動することで、シャッタ部材32が開放される。
この際、第1の経路部材34は、第2の経路部材35の姿勢保持凸部35aに背面部34f(図10(b))を突き当てられた状態で、経路部33側に仮保持される。そして、シャッタ部材32の開き動作に伴って、固定フック部34bがシャッタ係合部32bに持ち上げられていく(図12(a)参照)。
この際、上記のように第1の経路部材34が姿勢保持凸部35aに当接して、背面側への傾動を規制された状態に支持されている。そのため、第1の経路部材34が中間転写ベルトユニット100から離れる方向(矢印W方向)に傾いてベルトクリーニング装置31との接続不良が発生するような不都合の発生が確実に防止される。
この状態において、位置を規制されて保持されている第2の経路部材35に対し、中間転写ベルトユニット100と共に矢印W方向(図10参照)に移動してきたベルトクリーニング装置31を適正に受け入れることができる。これにより、第1の経路部材34をベルトクリーニング装置31に適正に且つ確実に装着することができる。
図12(a),(b)に示すように、中間転写ベルトユニット100が装置本体90a側に適正にセットされた状態で、シャッタ部材32が最大の状態に開放される。この際、第1の経路部材34の係合部34aが、ベルトクリーニング装置31の係合部31aに係合するため、第1の経路部材34とベルトクリーニング装置31とが確実に連結される。
また、第1の経路部材34がシャッタ部材32に持ち上げられてベルトクリーニング装置31側に係合すると、第1の経路部材34は、第2の経路部材35の姿勢保持凸部35aから離間し、第2の経路部材35と非接触状態となる。しかし、第1の経路部材34のノズル部34cが第2の経路部材35の筒状部35dと高さ方向において常にオーバーラップする長さ関係となっているので、トナー排出口34dからのトナーは常にトナー受入れ口35cに向けて確実に排出される。
このため、仮にベルト寄りが発生し、ステアリングユニット1がステアリング動作を行う場合でも、第1の経路部材34が常に第2の経路部材35と非接触状態で高さ方向においてオーバーラップしながらステアリング動作に追従することができる。これにより、ステアリングユニット1のステアリング動作に負荷を与えることなく、経路部33における回収トナーの飛散を確実に低減することができる。
以上述べたように、本実施形態では、中間転写ベルトユニット100を装置本体90aにセットする場合、シャッタ部材32と経路部33は以下のようになる。
すなわち、図11及び図14に示すように、中間転写ベルトユニット100を装置本体90aにセットする際には、シャッタ部材32は遮蔽位置にあり、レバー部32aは、下がった状態になっている。この状態で、矢印X方向に中間転写ベルトユニット100を移動させていくと、レバー部32aが、まず第2の経路部材35のシャッタ当接部35fに摺接して、矢印Y方向に加圧される。
これにより、図16(b)に示すように、シャッタ突起部32cがベルトクリーニング装置31の係合爪部31c(図13(a),(b)参照)から退避(後退)する。この状態で、中間転写ベルトユニット100を更に矢印X方向に移動させると、レバー部32aが第2の経路部材35のレバー当接部35bに沿って回動させられて図16(a)の矢印Z方向に持ち上げられ、シャッタ部材32が開放されていく。
以上のレバー部32a、シャッタ当接部35f、係合爪部31c及びシャッタ突起部32cにより、シャッタ部材32の遮蔽位置から開放位置への移動を規制するロック機構が構成される。このロック機構は、シャッタ部材32の開放位置への移動に先立ち、中間転写ベルトユニット100の装置本体90aへの装着動作に伴ってシャッタ部材32をロック解除方向(図13(a)の矢印Y方向)に移動させる。これにより、シャッタ部材32の遮蔽位置から開放位置への移動を可能にする。このため、意図しない形でシャッタ部材32が開放するような不都合の発生を確実に防止することができる。
また、第1の経路部材34は、図10(b)及び図16(a)に示すように、第2の経路部材35の姿勢保持凸部35aに背面部34fを突き当てられた状態で第2の経路部材35側にセットされる。そして、固定フック部34bがシャッタ部材32の開放動作と同時にシャッタ部材32のシャッタ係合部32bに持ち上げられていく。この際、第1の経路部材34が第2の経路部材35の姿勢保持凸部35aに当接しているため、第2の経路部材35が中間転写ベルトユニット100から離れる方向(図16(a)の矢印T方向)に傾く。このため、ベルトクリーニング装置31との接続不良が発生する不都合を確実に防止することができる。
そして、中間転写ベルトユニット100が装置本体90aに適正にセットされると(図18参照)、シャッタ部材32が全開すると同時に、第1の経路部材34の係合部34aがベルトクリーニング装置31の係合部31aに係合する。そのため、第1の経路部材34とベルトクリーニング装置31とが確実に接続される。
また、第1の経路部材34がシャッタ部材32に持ち上げられてベルトクリーニング装置31に連結されると、第1の経路部材34は、第2の経路部材35の姿勢保持凸部35aから離間して、第2の経路部材35と非接触の状態になる。このため、仮にベルト寄りが発生し、ステアリングユニット1がステアリング動作を行う場合であっても、第1の経路部材34が常に第2の経路部材35と非接触状態で高さ方向にオーバーラップしながらステアリング動作に追従することができる。そのため、ステアリング動作に負荷を与えることなく、経路部33において回収トナーの飛散を大幅に低減することができる。
一方、中間転写ベルトユニット100を装置本体90aから取り出す際には、図15及び図17(b)に示すように、中間転写ベルトユニット100を矢印−X方向に移動させることで、比較的容易に取り外すことができる。その際、シャッタ部材32のレバー部32aが第2の経路部材35の係合部35eと当接し、中間転写ベルトユニット100の取り出し方向と逆方向に加圧されることで、シャッタ部材32は確実に遮蔽位置に移動させられる。
以上のように本実施形態では、経路部33が、ベルトクリーニング装置31に装着された状態でトナー排出口31bと開口37aとを連通する。これにより、ステアリング動作で経路部33に対するクリーニングブレード102及びベルトクリーニング装置31の位置が変動する場合であっても、ステアリング動作に負荷を与えず、回収トナーの受け渡し部でのトナー飛散を低減することができる。
すなわち、本実施形態では、中間転写ベルトユニット100に保持されるベルトクリーニング装置31と装置本体90a側の回収容器37との間に設けられる経路部33を、次のように構成している。つまり、経路部33が、ベルトクリーニング装置31に係合する第1の経路部材34と、第1の経路部材34に非接触で高さ方向にオーバーラップする第2の経路部材35とを備えて構成される。
そして、中間転写ベルトユニット100を装置本体90aにセットする際にベルトクリーニング装置31と第1の経路部材34とが各係合部で係合することで確実に接続される。このため、ステアリングユニット1及びベルトクリーニング装置31がステアリング動作に追従して、変動する際にもステアリング動作に負荷を与えず、経路部33におけるトナー飛散を確実に低減することができる。
1…ステアリングユニット/2…従動ローラ/3,3a,3b…固定部材(摺動リング部)/7…支持部材(回動プレート)/28…クリーニング容器/31…ベルトクリーニング装置/31b…トナー排出口/31c,32a,32c,35f…ロック機構(係合爪部,当接部(レバー部),シャッタ突起部,シャッタ当接部)/32…シャッタ部材/33…経路部/34…第1の経路部材(経路部材),35…第2の経路部材/34c…ノズル部/35a…第1の経路部材の所定部位(姿勢保持凸部)/35b…被当接部(レバー当接部)/35d…筒状部/37…回収容器/37a…開口/38…封止部材(シート材)/87…回動中心/88…付勢部材(トグルコイルバネ)/90…画像形成装置/90a…装置本体(画像形成装置本体)/100…ベルトユニット(中間転写ベルトユニット)/101…無端状ベルト(中間転写ベルト)/109Y〜109K…画像形成部/110…支持ローラ(2次転写内ローラ)/J…回動軸(ステアリング軸線)

Claims (8)

  1. 回転駆動される無端状ベルトと、
    前記無端状ベルトを周方向に回転可能に支持する支持ローラ、及び、前記無端状ベルトを前記支持ローラと共に回転可能に支持し且つ前記支持ローラの回転軸に対する角度を変化させるように揺動させることで前記無端状ベルトの前記周方向に交差する幅方向の位置を移動させるステアリングユニットと、
    前記無端状ベルト上のトナーを回収するクリーニングブレードを支持し、回収したトナーをトナー排出口へ搬送するとともに前記ステアリングユニットと共に揺動するクリーニング容器と、を有し、装置本体に着脱可能なベルトユニットと、
    前記無端状ベルトにトナー画像を形成する画像形成部と、
    前記装置本体に設けられ、前記クリーニング容器の前記トナー排出口から排出されたトナーを開口から受けて収容する回収容器と、
    前記ベルトユニットが前記装置本体に装着されていないときには前記装置本体に支持され、前記ベルトユニットが前記装置本体に装着されると前記装置本体からの支持を離れ前記クリーニング容器に連結されて前記クリーニング容器と一体的に揺動可能となると共に、前記トナー排出口を前記開口に連通させて前記トナー排出口からのトナーを前記開口に導く経路部材と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記クリーニング容器は、前記クリーニング容器の前記トナー排出口を開閉するシャッタ部材を有し、
    前記装置本体は、
    前記ベルトユニットの前記装置本体への装着に連動して前記シャッタ部材を開放位置に移動させ、前記ベルトユニットの前記装置本体からの離脱に連動して前記シャッタ部材を遮蔽位置に移動させるシャッタ開閉機構を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シャッタ開閉機構は、
    前記シャッタ部材を前記開放位置又は前記遮蔽位置に向かう方向に付勢する付勢部材と、
    前記ベルトユニットの前記装置本体への装着に連動して前記シャッタ部材に設けられた当接部が当接しながら前記シャッタ部材を移動させる被当接部と、を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記シャッタ部材の前記遮蔽位置から前記開放位置への移動を規制するロック機構を備え、
    前記ロック機構は、前記シャッタ部材の前記開放位置への移動に先立ち、前記ベルトユニットの前記装置本体への装着動作に伴って前記シャッタ部材のロックを解除して前記シャッタ部材の前記遮蔽位置から前記開放位置への移動を可能にする、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記経路部材は、前記ベルトユニットの前記装置本体への装着前には前記装置本体側の所定部位と突き当たって支持され、前記ベルトユニットの前記装置本体への装着後には前記クリーニング容器に連結されるとともに前記所定部位から離れて、前記ステアリングユニットと共に移動可能になる、
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記経路部材は、前記トナー排出口と連通するノズル部を有し、
    前記回収容器は、前記開口を通じて前記ノズル部が非接触状態で高さ方向にオーバーラップするように挿入される筒状部を有する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記ノズル部と前記筒状部との間には、前記トナー排出口から前記開口へ導かれるトナーの飛散を防止する封止部材を有する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記ステアリングユニットは、
    前記無端状ベルトに従動して回転する従動ローラと、
    前記従動ローラの軸方向両端部に設けられ、前記無端状ベルトの回転に対して移動することのない固定部材と、
    前記従動ローラと前記固定部材とを前記従動ローラの回転軸に交差する方向に延びる回動軸を中心に回動可能に支持する支持部材と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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