JP4203264B2 - カラー記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、中間転写媒体を用いて記録媒体にカラー画像を形成するカラー記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置は、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4種類のプロセスユニットを有し、各プロセスユニットで形成される各色画像を中間転写ベルト上に転写して重ね、この重畳されたカラー画像を記録媒体に転写する。この各プロセスユニットから中間転写媒体に転写することを1次転写と呼び、中間転写ベルトから記録媒体に転写することを2次転写と呼ぶ。
【0003】
2次転写の転写位置に設けられた2次転写ローラは、記録媒体を給紙部から排出部に搬送する搬送路上に設けられている。そして、この搬送路上で紙ジャムが生じた場合に搬送路を装置外部に開放できるように、搬送路を境に装置本体から開閉する開閉カバーが設けられている。
【0004】
また、中間転写ベルトには2次転写後の残トナーを除去するクリーニング機構が設けられている。このクリーニング機構は、中間転写ベルトの表面にブレードを当てて、これで中間転写ベルトの表面の残トナーを掻き落とすものである。
【0005】
中間転写ベルトの表面から掻き落とされた残トナーは、クリーニング機構内部のスクリューにより一定方向に搬送され、中間転写ベルトの外部領域に設けられた残トナーボックスまで搬送される。このように、中間転写ベルト上の2次転写後の残トナーは中間転写ベルトの領域外に搬送され、中間転写ベルトの表面がクリーニングされる。
【0006】
このような中間転写ベルトの近傍には、各プロセスユニットが直線上に並べられ、中間転写ベルトはこれらのプロセスユニットからカラー画像の転写を受けるため、縦長の形状をしている。また、中間転写ベルトは、メンテナンスのために装置本体から取り出し可能に収納されている。そして、中間転写ベルトの装置本体内部の移動スペースを小さくするため、2次転写の転写位置は、中間転写ベルトの一方の非直線領域に設けられ、また、クリーニング機構は中間転写ベルトの他方の非直線領域に設けられている。
【0007】
仮に、クリーニング機構を中間転写ベルトの1次転写の転写領域と反対側の直線領域に設けると、中間転写ベルトの高さが高くなって、その分装置本体内部に設ける中間転写ベルトを移動させるための高さスペースが大きくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかる従来の技術では、以下のような問題が生じていた。
【0009】
即ち、上記のように、クリーニング機構は、ブレードとスクリューとを内部に備えている。さらに、スクリューは装置本体から駆動を受けて回転するため、スクリューの端部にはギア機構が設けられている。そのため、クリーニング機構は大きな構成となっていた。
【0010】
その結果、クリーニング機構を中間転写ベルトの他端の非直線領域に設けたとしても、クリーニング機構は中間転写ベルト自体の高さから上下方向にはみ出る事態が生じ得る。このため、その分装置本体内部に設ける中間転写ベルトの移動スペースは大きくならざるを得なかった。
【0011】
さらに、クリーニング機構のうち、各プロセスユニット側にはみ出た領域が、中間転写ベルトの着脱の際に各プロセスユニットの感光体表面を傷つけないよう、感光体表面から十分に離間する必要がある。そのため、クリーニング機構の各プロセスユニット側にはみ出た領域の高さ以上に、中間転写ベルトの移動スペースを大きくしておく必要があった。その結果、装置本体の高さがその分高くなり、装置の大型化を招くという問題があった。
【0012】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、装置の小型化を図りつつ、中間転写媒体の着脱の際にクリーニング機構が感光体表面を傷つけることなく中間転写媒体を着脱できるカラー記録装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数のプロセスユニットで形成された各色のカラー画像を中間転写ベルト上に転写する1次転写部と、前記中間転写ベルト上で重畳されたカラー画像を記録紙上に転写する2次転写部とを有するカラー記録装置であって、略平行な前記中間転写ベルトの上下面を露出させると共に前記中間転写ベルトを回転可能に保持する平型の中間転写ベルト収納手段と、この中間転写ベルト収納手段の上下方向の高さと略同等の高さを有し、前記2次転写部とは反対側に位置する前記中間転写ベルトの非直線領域で前記中間転写ベルト収納手段と一体に設けられた転写後の残トナーをブレードで除去する第1クリーニング手段と、装置本体側に設けられ前記第1クリーニング手段と連結し前記ブレードで除去した残トナーを前記中間転写ベルトの領域外に搬送する第2クリーニング手段と、前記第1クリーニング手段と前記第2クリーニング手段とを相互に装置本体内部の係合位置で連結させる係合手段と、を備え、前記中間転写ベルト収納手段は、前記2次転写部付近の記録紙ジャム解除用の開閉カバーによる開放部を介して装置本体から着脱されるようにしたものである。
【0014】
これによれば、中間転写ベルトに接触していなければ機能しないブレードを中間転写ベルト側に残す一方、装置本体から駆動を受けるため大掛かりな機構となる残トナーを搬送する機構を装置本体側に別途設けている。このため、中間転写ベルト側に残るクリーニング手段を小さくできる。その結果、クリーニング手段において、中間転写ベルトの高さ以上にはみ出る領域を小さくでき、中間転写媒体の着脱の際にクリーニング機構が感光体表面を傷つける事態を回避しつつ、装置の小型化を実現できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の態様に係るカラー記録装置は、複数のプロセスユニットで形成された各色のカラー画像を中間転写ベルト上に転写する1次転写部と、前記中間転写ベルト上で重畳されたカラー画像を記録紙上に転写する2次転写部とを有するカラー記録装置であって、略平行な前記中間転写ベルトの上下面を露出させると共に前記中間転写ベルトを回転可能に保持する平型の中間転写ベルト収納手段と、この中間転写ベルト収納手段の上下方向の高さと略同等の高さを有し、前記2次転写部とは反対側に位置する前記中間転写ベルトの非直線領域で前記中間転写ベルト収納手段と一体に設けられた転写後の残トナーをブレードで除去する第1クリーニング手段と、装置本体側に設けられ前記第1クリーニング手段と連結し前記ブレードで除去した残トナーを前記中間転写ベルトの領域外に搬送する第2クリーニング手段と、前記第1クリーニング手段と前記第2クリーニング手段とを相互に装置本体内部の係合位置で連結させる係合手段と、を備え、前記中間転写ベルト収納手段は、前記2次転写部付近の記録紙ジャム解除用の開閉カバーによる開放部を介して装置本体から着脱される構成を採る。
【0016】
この構成によれば、ブレードを有する第1クリーニング手段と残トナーを搬送する第2クリーニング手段にクリーニング手段を分割し、第1クリーニング手段を中間転写ベルト収納手段と略同等の高さにして該収納手段と一体に設けると共に第2クリーニング手段を装置本体側に設けている。このように、中間転写媒体に接触していなければ機能しないブレードを中間転写ベルト側に残す一方、装置本体から駆動を受けるため大掛かりな機構となる残トナーを搬送する機構を装置本体側に別途設けている。このため、中間転写ベルトに残るクリーニング手段を小さくできる。その結果、中間転写ベルトの高さ以上にはみ出る領域を小さくでき、中間転写ベルトの着脱の際にクリーニング機構が感光体表面を傷つける事態を回避しつつ、装置の小型化を実現できる。
【0017】
本発明の第2の態様は、第1の態様に係るカラー記録装置において、前記第2クリーニング手段は装置本体に回動自在に設けられ、前記中間転写ベルト収納手段が装置本体内部に挿入されて前記第1クリーニング手段が前記第2クリーニング手段に当接すると、前記中間転写ベルト収納手段の挿入により前記第2クリーニング手段が回動し、前記第1クリーニング手段と前記第2クリーニング手段とが所定位置で連結する構成を採る。
【0018】
この構成によれば、第2クリーニング手段を装置本体に回動自在に設け、前記中間転写ベルト収納手段の挿入により第1クリーニング手段に当接させて第2クリーニング手段を回動させ、第1クリーニング手段と第2クリーニング手段とを所定位置で連結させる。これにより、装置本体に固定された不動の第2クリーニング手段と連結させるのではなく、第2クリーニング手段を移動させながら連結させるので、第1クリーニング手段と第2クリーニング手段との残トナーの受け渡しに用いられる開口部が相互に移動して密着し、そのために、残トナーが装置内部にこぼれ汚染するのを防止できる。
【0019】
本発明の第3の態様は、第1の態様に係るカラー記録装置において、前記第1クリーニング手段と前記第2クリーニング手段とは相互に係合する係合部を有し、前記第2クリーニング手段は装置本体に回動自在に設けられ、前記中間転写ベルト収納手段が装置本体内部に挿入されて前記第1クリーニング手段が前記第2クリーニング手段と当接すると、前記中間転写ベルト収納手段の挿入により前記第2クリーニング手段が回動し、前記第1クリーニング手段と前記第2クリーニング手段とが前記係合部で係合すると所定位置で連結する構成を採る。
【0020】
この構成によれば、第2クリーニング手段を装置本体に回動自在に設け、前記中間転写ベルト収納手段の挿入により第1クリーニング手段に当接させて第2クリーニング手段を回動させ、第1クリーニング手段と第2クリーニング手段とを所定位置で連結させる。これにより、装置本体に固定された第2クリーニング手段と連結させるのではなく、第2クリーニング手段を移動させながら連結させるので、第1クリーニング手段と第2クリーニング手段との残トナーの受け渡しに用いられる開口部が相互にずれて連結し、そのために、残トナーが装置内部にこぼれ汚染するのを防止できる。
【0021】
また、第1クリーニング手段と第2クリーニング手段とを相互に係合する係合部を設け、係合部の係合により第1クリーニング手段と第2クリーニング手段とを所定位置で連結させる。これにより、第2クリーニング手段が第1クリーニング手段との当接により回動した後、係合部が係合したときに最終的に第1クリーニング手段と第2クリーニング手段とが連結する。このため、第2クリーニング手段が回動自在なものであっても、第1クリーニング手段と第2クリーニング手段とを係合部の係合位置という同一位置で常に連結させることができ、前記中間転写ベルト収納手段を挿入する毎回において両クリーニング手段の連結関係を安定させることができる。
【0022】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明の一実施の形態に係るカラー記録装置100の概略構成図である。図1における左側を装置左方側と呼び、右側を装置右方側と呼ぶものとする。
【0024】
図1に示すように、本カラー記録装置100は、上部に原稿の読み取りを行う読取ユニット101を備え、その下方に給紙、転写、記録、定着の処理を実行する本体ユニット102を備える。また、本カラー記録装置100は、本体ユニット102の下方に大量の用紙を給紙可能な給紙ユニット103を備える。
【0025】
本体ユニット102の底部周辺に給紙カセット104が設置されている。給紙カセット104にセットされた用紙束から最上面の用紙がピックアップローラ105によって取り出される。
【0026】
給紙カセット104から取り出された用紙は、給紙ローラ106によって本体ユニット102の底部から上方に向けて形成された紙パス107に送り込まれる。給紙ローラ106によって紙パス107に送り込まれた用紙はレジストローラ108に渡される。
【0027】
レジストローラ108による用紙の搬送先に、転写ローラ109が配置されている。転写ローラ109は、後述する中間転写ベルトを駆動する駆動ローラ110と対向して配置されている。駆動ローラ110は、本体ユニット102における装置右方側の側面寄りの位置に配置されている。
【0028】
駆動ローラ110と装置左方側の側面寄りの位置に配置された従動ローラ111とに中間転写ベルト112が巻回されている。このように本体ユニット102の両側面寄りの位置に配置された駆動ローラ110と従動ローラ111とに巻回されるため、中間転写ベルト112は、本体ユニット102の左右方向の略全領域に渡って配置されている。
【0029】
中間転写ベルト112の近傍であって、下方にY(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(ブラック)の4種類のプロセスユニット113が並んで配置されている。プロセスユニット113は、それぞれ感光体114を備えている。それぞれの感光体114の表面に、プロセスユニット113の下方に配置されたLSU(Laser Scan Unit)115により潜像画像が形成される。
【0030】
プロセスユニット113は、中間転写ベルト112の上方に配置された各色のトナーボトル116から現像剤(トナー)の提供を受け、感光体114に形成された潜像画像にトナーを付着させる。
【0031】
中間転写ベルト112を挟んでそれぞれの感光体114と対向する位置に一次転写ローラ117が配置されている。一次転写ローラ117は、感光体114の表面に付着したトナーを中間転写ベルト112の転写する。この各プロセスユニットから中間転写媒体に転写することを1次転写と呼ぶ。それぞれの感光体114から中間転写ベルト112の同一位置に重ねるように転写することで、中間転写ベルト112にカラー画像が形成される。
【0032】
中間転写ベルト112上に形成されたカラー画像は、転写ローラ109により中間転写ベルト112から紙パス107上を搬送される用紙に転写される。この中間転写ベルト112から用紙に転写することを2次転写と呼ぶ。なお、中間転写ベルト112上のカラー画像と用紙の先端の位置調整は、レジストローラ108によって制御される。
【0033】
なお、中間転写ベルト112には2次転写後の残トナーを除去するクリーニング機構118が設けられている。クリーニング機構118は、従動ローラ111の装置左方側に設けられている。クレーニング機構118は、従動ローラ111上を移動する中間転写ベルト112の表面にブレードを当て、中間転写ベルト112の表面の残トナーを掻き落とす。
【0034】
中間転写ベルト112から掻き落とされた残トナーはクリーニング機構118内部のスクリューにより一定方向に搬送され、中間転写ベルト112の外部領域に設けられた残トナーボックスまで搬送される。このように、中間転写ベルト112上の2次転写後の残トナーは中間転写ベルト112の領域外に搬送され、中間転写ベルト112の表面がクリーニングされる。なお、これらのクリーニング機構118の構成については後述する。
【0035】
カラー画像が転写された用紙の搬送先に定着ユニット119が配置されている。定着ユニット119は、定着ローラ120及び定着ローラ120に対向配置された加圧ローラ121を備えている。定着ローラ120が用紙の記録面に熱を加え、加圧ローラ121が用紙を定着ローラ120との間で押圧することにより、用紙に画像が定着する。
【0036】
定着ユニット119から排出された用紙は、排出ローラ122により本体ユニット102の外部に排出される。本カラー記録装置100は、本体ユニット102の内部領域にメイン排紙トレイ123を備えている。図1は、メイン排紙トレイ123に用紙束が蓄積された場合について示している。
【0037】
メイン排紙トレイ123の上方に、第1オプションパス124が形成されている。第1オプションパス124は、両面記録を行う場合に用紙を一端引き込む場合に用いられるほか、ソート時等に用いられる第1サブ排紙トレイ125に用紙を排出する場合に用いられる。
【0038】
第1オプションパス124の装置右方に第2オプションパス126が形成されている。第2オプションパス126は、ソート時や記録面を上方にして排出する場合に用いられる第2サブ排紙トレイ127に用紙を排出する場合に用いられる。
【0039】
第2オプションパス126の下方であって、第1オプションパス124に一旦引き込まれた用紙を受け入れる位置に両面パス128が形成されている。両面パス128は片面にカラー画像が形成された用紙を再度、紙パス107の下方領域に戻す場合に用いられる。第1オプションパス124に一旦引き込まれ後、両面パス128に用紙を送り込むことで用紙の表裏を反転している。
【0040】
両面パス128に送り込まれた用紙は、両面パス128の入口近傍に設けられた搬送ローラ129により両面パス128の下方に搬送される。そして、両面パス128上の複数の搬送ローラ130によりレジストローラ108の下方に送り込まれる。そして、今度はその裏面にカラー画像が転写される。
【0041】
なお、定着ユニット119を通過した用紙をメイン排紙トレイ123、第1オプションパス124又は第2オプションパス126に送り込むかは、排出ローラ122の近傍に設けられた不図示の用紙ガイドにより切り替えられる。この用紙ガイドは、第1オプションパス124に一旦引き込まれた用紙を両面パス128に戻す場合にも第1オプションパス124と両面パス128とを連結するように用紙を案内する。
【0042】
本カラー記録装置100は、紙パス107上で紙ジャムが生じた場合に紙パス107を装置外部に開放できるように、紙パス107を境に装置本体から開閉する開閉カバー131が装置右方側面に設けられている。
【0043】
この開閉カバー131は、紙パス107上における紙ジャムを解除する場合に用いられるほか、中間転写ベルト112のメンテナンス等の場合に中間転写ベルト112を取り出す場合にも用いられる。なお、中間転写ベルト112を取り出す場合としては、本カラー記録装置100における記録許容枚数を超えた場合などが該当する。
【0044】
本実施の形態では、中間転写ベルト112を取り出す際における本体ユニット102内に形成される移動スペースを小さくするため、各プロセスユニット113による1次転写領域を装置左右方向に形成される直線領域に設ける一方、転写ローラ109による2次転写領域を中間転写ベルト112の一方の非直線領域に設け、クリーニング機構118によるクリーニング領域を中間転写ベルト112の他方の非直線領域に設けられている。
【0045】
図2は、本実施の形態に係るカラー記録装置100において、開閉カバー131から中間転写ベルト112を取り出した場合の状態を示す図である。
【0046】
図2に示すように、開閉カバー131は、下方に設けられた回動軸で本体ユニット102に支持されており、その上端部分が約90°装置右方側に移動可能となっている。これにより、定着ユニット119までの紙パス107の略全領域が装置外部に開放される。
【0047】
そして、開閉カバー131を開放した状態で、図2に示すように、中間転写ベルト112は、装置右方側にその全体が取り出される。このとき、本実施の形態のカラー記録装置100では、中間転写ベルト112のクリーニング機構118が2つに分割される。すなわち、クリーニング機構118の一部が本体ユニット102の内部に残され、クリーニング機構118の他の部分は中間転写ベルト112と共に装置外部に取り出される。
【0048】
図3は、本実施の形態のカラー記録装置100における中間転写ベルト112及びクリーニング機構118を抜き出した拡大図である。図3(a)は、中間転写ベルト112及びクリーニング機構118の上面図であり、図3(b)は、中間転写ベルト112及びクリーニング機構118の側面図である。図3においては、中間転写ベルト112が本体ユニット102から取り出されていない状態について示している。
【0049】
図3に示すように、中間転写ベルト112は、その張力を一定に維持しつつ、その上面及び下面の一定領域を露出する筐体301の内部領域に収納されている。上述の駆動ローラ110及び従動ローラ111は、この筐体301に回転可能に支持されている。なお、この筐体301には、取り出す場合又は取り出した場合の取り扱いを容易にするため、把手部302が設けられている。
【0050】
中間転写ベルト112が本体ユニット102から取り出されていない場合、クリーニング機構118によって中間転写ベルト112から掻き落とされた残トナーは、本カラー記録装置100の前方に配置された残トナーボックス303に搬送される。以下、このクリーニング機構118の詳細について説明する。
【0051】
図4は、本カラー記録装置100のクリーニング機構118周辺の拡大図である。図4に示すクリーニング機構118は、中間転写ベルト112側に設けられた第1クリーニング手段としてのクリーニングブロック401と、本体ユニット102側に設けられた第2クリーニング手段としての残トナー搬送ブロック402とを有する。
【0052】
中間転写ベルト112を本体ユニット102から取り出す場合には、クリーニングブロック401と残トナー搬送ブロック402とが分割される。一方、これらのクリーニングブロック401と残トナー搬送ブロック402とが連結されてクリーニング機構118としての機能を果たす。図4では、これらが連結された場合について示している。
【0053】
クリーニングブロック401は、中間転写ベルト112の表面上に残った残トナーを掻き落とすブレード403と、クリーニングブロック401が残トナー搬送ブロック402から分割された場合に残トナーが外部に漏れるのを防止するシャッター404とを備える。
【0054】
シャッター404は、その回動軸の他端に本体ユニット102に設けられた当接ピン405が当接することで、クリーニングブロック401の内部を開放する。当接ピン405は、中間転写ベルト112が本体ユニット102の所定位置に挿入された場合にシャッター404を開放させる位置に設けられている。したがって、中間転写ベルト112が本体ユニット102の所定位置に挿入されると同時にシャッター404が開放される。
【0055】
ブレード403により掻き落とされた残トナーは、中間転写ベルト112が本体ユニット102の所定位置に挿入された場合にのみシャッター404により開放された開口部を介して、残トナー搬送ブロック402内に落下するようになっている。
【0056】
残トナー搬送ブロック402は、クリーニングブロック401からの残トナーを収容できるように上方が開放された形状を有する。そして、その下端にクリーニングブロック401から落下した残トナーが搬送される残トナー経路406が形成されている。この残トナー経路406の内部領域に残トナーを搬送するスクリュー407が配置されている。このスクリュー407の残トナーの搬送先に上述の残トナーボックス303が配置されている。
【0057】
残トナー搬送ブロック402は、下端部近傍で本体ユニット102に回動可能に支持されている。残トナー搬送ブロック402には、その上端に係合部としての係合片408が設けられている。この係合片408の近傍にばね409の一端が係止されている。ばね409は、この係合片408を装置右方側であってわずかに下方側に引っ張るようにその他端が本体ユニット102の筐体に係止されている。クリーニングブロック401から分割された場合には、残トナー搬送ブロック402は、ばね409により引っ張られ、一定位置まで上方が装置右方側に傾いた状態となる。
【0058】
クリーニングブロック401には、図4に示すように、残トナー搬送ブロック402と連結された状態で係合片408が受け入れられる係合部としての係合溝410が形成されている。クリーニングブロック401のうち、係合溝410よりも装置左方側の部分は、上述したように残トナー搬送ブロック402が装置右方側に傾いた状態で係合片408が当接しない形状を有している。
【0059】
一方、クリーニングブロック401のうち、係合溝410よりも装置右方側の部分は、残トナー搬送ブロック402が装置右方側に傾いた状態で係合片408が当接する形状を有している。係合片408がこの部分に当接することで残トナー搬送ブロック402は、ばね409の力に対向して図4に示す状態まで回動する。
【0060】
図5は、中間転写ベルト112を本体ユニット102に完全に挿入する直前の状態について示している。図5(a)は、中間転写ベルト112及びクリーニング機構118の上面図を示し、図5(b)は、中間転写ベルト112及びクリーニング機構118の側面図を示している。
【0061】
図5に示すように、中間転写ベルト112を本体ユニット102に完全に挿入する直前の状態では、クリーニングブロック401と残トナー搬送ブロック402とが分割された状態となっている。
【0062】
このとき、残トナー搬送ブロック402は、図5(b)に示すように、わずかに装置右方側に傾いた状態となっている。一方、クリーニングブロック401は、シャッター404が閉じた状態となっている。したがって、クリーニングブロック401から残トナーが装置外部に漏れることはない。
【0063】
以下、図5に示す状態から中間転写ベルト112を本体ユニット102に完全に挿入されるまでのクリーニング機構118周辺の動きについて説明する。図6は、中間転写ベルト112が本体ユニット102に完全に挿入されるまでのクリーニング機構118周辺の拡大図である。
【0064】
中間転写ベルト112を本体ユニット102に完全に挿入する直前の状態では、図6(a)に示すように、クリーニングブロック401は、残トナー搬送ブロック402から分割された状態となっている。この状態から中間転写ベルト112を装置左方側に挿入すると、残トナー搬送ブロック402の係合片408は、クリーニングブロック401における係合溝410の左方側領域の下方を通過する。
【0065】
図6(b)は、係合片408がクリーニングブロック401の係合溝410の右方側領域に当接した状態を示している。このとき、当接ピン405は、シャッター404の他端に当接した状態となっている。
【0066】
この状態からさらに中間転写ベルト112を装置左方側に挿入すると、これに応じて残トナー搬送ブロック402が反時計回転方向に回転していく。一方、係合片408は、残トナー搬送ブロック402の回転に応じて係合溝410に入り込む。
【0067】
図6(c)は、中間転写ベルト112が本体ユニット102に完全に挿入された状態を示している。このとき、係合片408は、完全に係合溝410に収容された状態となっている。また、当接ピン405がシャッター404の他端に当接することで完全にシャッター404が開いた状態となっている。この状態で中間転写ベルト112から掻き落とされた残トナーは、残トナー搬送ブロック402に落下することとなる。
【0068】
このように本実施の形態のカラー記録装置100では、中間転写ベルト112のクリーニングを行うクリーニング機構118を、中間転写ベルト112上の残トナーを掻き落とすブレード403を有するクリーニングブロック401と、残トナーを残トナーボックス303まで搬送する残トナー搬送ブロック402とに分割し、クリーニングブロック401を中間転写ベルト112側に設ける一方、残トナー搬送ブロック402を本体ユニット102側に設けている。
【0069】
このように中間転写ベルト112に接触していなければ機能しないブレード403を中間転写ベルト112側に残す一方、装置本体から駆動を受けるため大掛かりな機構となる残トナーを搬送する機構を装置本体側に別途設けている。このため、中間転写ベルト112に設けられるクリーニングブロック401の構成を小さくできる。その結果、クリーニングブロック401の移動に伴って中間転写ベルト112の高さからはみ出る領域を小さくでき、中間転写ベルト112の着脱の際にプロセスユニット113内に設けられた感光体114の表面が傷つけられる事態を確実に回避しつつ、装置の小型化を実現することができる。
【0070】
また、本カラー記録装置100では、残トナー搬送ブロック402を本体ユニット102に回動自在に設け、中間転写ベルト112の挿入によりクリーニングブロック401に当接させて残トナー搬送ブロック402を回動させ、クリーニングブロック401と残トナー搬送ブロック402とを所定位置で連結させる。すなわち、本体ユニット102に固定された不動の残トナー搬送ブロック402と連結させるのではなく、残トナー搬送ブロック402を移動させながら連結させる。したがって、クリーニングブロック401と残トナー搬送ブロック402との残トナーの受け渡しに用いられる開口部が相互に移動して密着し、これに起因して残トナーが装置内部にこぼれ汚染する事態を確実に防止することができる。
【0071】
特に、本カラー記録装置100では、相互に係合する係合部として、クリーニングブロック401に係合溝410を設ける一方、残トナー搬送ブロック402に係合片408を設けている。そして、これらの係合によりクリーニングブロック401と残トナー搬送ブロック402とを所定位置で連結させる。これにより、残トナー搬送ブロック402がクリーニングブロック401との当接により回動した後、係合片408が係合溝410に係合したときに最終的にクリーニングブロック401と残トナー搬送ブロック402とが連結する。したがって、残トナー搬送ブロック402が回動自在なものであっても、クリーニングブロック401と残トナー搬送ブロック402とを、係合片408と係合溝410との係合位置という同一位置で常に連結させることができ、中間転写ベルト112を挿入する毎回においてクリーニング機構118の連結関係を安定させることができる。
【0072】
以上説明したように本発明によれば、装置の小型化を図りつつ、中間転写ベルトの着脱の際にクリーニング機構が感光体表面を傷つけることなく中間転写ベルトを着脱できるカラー記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るカラー記録装置の概略構成図
【図2】上記実施の形態に係るカラー記録装置から中間転写ベルトを取り出した場合の状態を示す図
【図3】上記実施の形態に係るカラー記録装置における中間転写ベルト及びクリーニング機構を抜き出した拡大図
【図4】上記実施の形態に係るカラー記録装置のクリーニング機構周辺の拡大図
【図5】上記実施の形態に係るカラー記録装置において、中間転写ベルトを本体ユニットに完全に挿入する直前の状態を示す図
【図6】上記実施の形態に係るカラー記録装置において、中間転写ベルトが本体ユニットに完全に挿入されるまでのクリーニング機構周辺の拡大図
【符号の説明】
100 カラー記録装置
109 転写ローラ
112 中間転写ベルト
113 プロセスユニット
114 感光体
118 クリーニング機構
303 残トナーボックス
401 クリーニングブロック
402 残トナー搬送ブロック
403 ブレード
404 シャッター
406 残トナー経路
407 スクリュー
408 係合片
409 ばね
410 係合溝
Claims (3)
- 複数のプロセスユニットで形成された各色のカラー画像を中間転写ベルト上に転写する1次転写部と、前記中間転写ベルト上で重畳されたカラー画像を記録紙上に転写する2次転写部とを有するカラー記録装置であって、略平行な前記中間転写ベルトの上下面を露出させると共に前記中間転写ベルトを回転可能に保持する平型の中間転写ベルト収納手段と、この中間転写ベルト収納手段の上下方向の高さと略同等の高さを有し、前記2次転写部とは反対側に位置する前記中間転写ベルトの非直線領域で前記中間転写ベルト収納手段と一体に設けられた転写後の残トナーをブレードで除去する第1クリーニング手段と、装置本体側に設けられ前記第1クリーニング手段と連結し前記ブレードで除去した残トナーを前記中間転写ベルトの領域外に搬送する第2クリーニング手段と、前記第1クリーニング手段と前記第2クリーニング手段とを相互に装置本体内部の係合位置で連結させる係合手段と、を備え、前記中間転写ベルト収納手段は、前記2次転写部付近の記録紙ジャム解除用の開閉カバーによる開放部を介して装置本体から着脱されることを特徴とするカラー記録装置。
- 前記第2クリーニング手段は装置本体に回動自在に設けられ、前記中間転写ベルト収納手段が装置本体内部に挿入されて前記第1クリーニング手段が前記第2クリーニング手段に当接すると、前記中間転写ベルト収納手段の挿入により前記第2クリーニング手段が回動し、前記第1クリーニング手段と前記第2クリーニング手段とが所定位置で連結することを特徴とする請求項1記載のカラー記録装置。
- 前記第1クリーニング手段と前記第2クリーニング手段とは相互に係合する係合部を有し、前記第2クリーニング手段は装置本体に回動自在に設けられ、前記中間転写ベルト収納手段が装置本体内部に挿入されて前記第1クリーニング手段が前記第2クリーニング手段と当接すると、前記中間転写ベルト収納手段の挿入により前記第2クリーニング手段が回動し、前記第1クリーニング手段と前記第2クリーニング手段とが前記係合部で係合すると所定位置で連結する請求項1記載のカラー記録装置。
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