JP5066396B2 - 印字処理装置、多機能画像形成装置および単機能画像形成装置 - Google Patents

印字処理装置、多機能画像形成装置および単機能画像形成装置 Download PDF

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本発明は、印字処理を行う印字処理装置およびこれを備える多機能画像形成装置および単機能画像形成装置に関する。
画像形成装置は、装置の機能に応じてMFP(Multifunction Printer)と呼ばれる多機能画像形成装置と、プリンタ、ファクシミリに代表される単機能画像形成装置に2分される。
ユーザは各々の装置の取り扱いを熟知するとともに、各々の装置を動作させる為の消耗品(トナー、感光体など)を個別に準備し、必要に応じて、間違わないように注意して交換作業を行う必要がある。
さらに、装置の開発過程では、内部的には主要部分(印字処理部)の配置、機能が同一であっても、消耗品の交換など装置へのアクセス方向が異なることで、装置のフレーム枠構成から個別にと独立して開発が行われていた。
たとえば、MFPでは、装置の最上部に原稿読取装置が配置される事から装置フレームの強度をプリンタに比較して高くする必要があったり(たとえば特許文献1,2参照)、アクセス方向がフロントアクセス手法の為、装置の前面から用紙補給、消耗品の交換作業が可能な機構の開発が行われる(たとえば特許文献3参照)。
プリンタでは原稿読取装置がなく、本来コンパクトであること、デスクトップ配置されることが要求されることから、装置へのアクセス方向が装置の側面および上面からであるため、装置の側面から用紙補給、および装置の上面からの消耗品の交換作業が可能な機構の開発が行われている。
特開2000−82881号公報 特開2000−138470号公報 特開昭61−60534号公報
印字処理部は、感光体と現像槽とが一体化された現像ユニットを色ごとに備え、その他クリーニングユニット、転写ユニット、補給用トナーボックスなどが個別に着脱可能な構成となっている。
このような印字処理部は共通であるにもかかわらず、多機能と単機能の違いによって装置へのアクセス方向が異なるので、それぞれが独立して効率がきわめて悪い開発を行うことになっている。
さらに、印字処理部の構成が同じでも、給紙機構の部品配置、搬送経路形状なども多機能と単機能では異なることになり、装置のコンパクト化を実現しようとすると、用紙詰まり(ジャム)が発生しやすくなってしまう。
本発明の目的は、効率良く開発を行うことができ、ユーザが容易に作業することが可能な印字処理装置、多機能画像形成装置および単機能画像形成装置を提供することである。
本発明は、 画像形成装置を構成し、印字処理を行う印字処理装置であって、
印字処理に必要な補給用のトナーを収容するトナーボックス、感光体にトナー像を現像する現像ユニット、現像されたトナー像を中間的に転写する中間転写ユニット、中間的に転写されたトナー像を記録媒体に転写するための転写ユニットおよび中間転写ユニットに残留するトナーを除去するクリーニングユニットを含む複数の機構部と、
前記複数の機構部を個別に収容する複数の個別筐体と、
前記複数の個別筐体のうち、現像ユニットを収容する筐体、中間転写ユニットを収容する筐体およびトナーボックスユニットを収容する筐体、下方から順に鉛直方向に積層して収容する印字処理筐体と、
前記印字処理筐体を、印字処理装置の外装部分に対して支持する支持部とを有し、
前記印字処理筐体は、
前記個別筐体を収容した状態で、前記外装部分によって囲まれる内部空間とその外部とを、前記支持部によって水平方向に出入り可能に構成され、
前記複数の個別筐体は、印字処理筐体に収容されたときに、個別筐体同士および個別筐体と印字処理筐体との接触状態によって前記機構部同士が位置決め可能に構成されることを特徴とする印字処理装置である。
また本発明は、前記支持部は、前記印字処理筐体を水平方向に摺動させる摺動部材であることを特徴とする。
また本発明は、原稿から画像データを読み取る画像読取装置と、
印字処理装置に記録媒体を給紙する給紙装置と、
外部から画像データを入力する入力装置と、
給紙された記録媒体に、読み取られた画像データまたは入力された画像データを印字可能な上記の印字処理装置とを含むことを特徴とする多機能画像形成装置である。
また本発明は、印字処理装置に記録媒体を給紙する給紙装置と、
外部から画像データを入力する入力装置と、
給紙された記録媒体に、入力された画像データを印字可能な上記の印字処理装置とを含むことを特徴とする単機能画像形成装置である。
本発明によれば、印字処理に必要な複数の機構部が、個別に複数の個別筐体に収容される。さらに、これらの複数の個別筐体のうち、現像ユニットを収容する筐体、中間転写ユニットを収容する筐体およびトナーボックスユニットを収容する筐体下方から順に、印字処理筐体に鉛直方向に積層して収容される。
前記印字処理筐体は、支持部によって印字処理装置の外装部分に対して支持されており、該外装部分によって囲まれる内部空間とその外部とを、前記支持部によって水平方向に出入り可能に構成される。
これにより、画像形成装置に組み込まれた際、印字処理装置の上部が開放可能であれば、積層され収容された個別筐体は鉛直上向きに引き上げて印字処理筐体から取り出すことができ、ユーザは消耗品の交換、内部のメンテナンスなどの作業を容易に行うことができる。
画像形成装置に組み込まれた際、印字処理装置の上部が開放可能でなければ、個別筐体を収容した状態で印字処理筐体を水平方向に引き出すことが可能であるので、印字処理筐体から外部に引き出した後は、上記のように積層され収容された個別筐体は鉛直上向きに引き上げて印字処理筐体から取り出すことができ、ユーザは消耗品の交換、内部のメンテナンスなどの作業を容易に行うことができる。
このように、組み込まれる画像形成装置の形態が異なっていても、印字処理装置については共通部分として開発を行うことができるので、効率良く開発を行うことができる。
また本発明によれば、前記支持部として、前記印字処理筐体を水平方向に摺動させる摺動部材を用いることで、ユーザが容易に作業することができる。
た、前記複数の機構部として、補給用のトナーを収容するトナーボックス、感光体にトナー像を現像する現像ユニット、現像されたトナー像を中間的に転写する中間転写ユニット、中間的に転写されたトナー像を記録媒体に転写するための転写ユニットおよび中間転写ユニットに残留するトナーを除去するクリーニングユニットを収容することができる。
た、前記複数の個別筐体は、印字処理筐体に収容されたときに、個別筐体同士および個別筐体と印字処理筐体との接触状態によって前記機構部同士が位置決め可能に構成される。
これにより、消耗品の補給、メンテナンス作業などが終了したのち、個別筐体を印字処理筐体に収容することで位置決めされるので、容易かつ精度よく各機構部を配置することができる。
また本発明によれば、給紙装置から給紙された記録媒体に、画像読取装置で読み取られた画像データまたは入力装置で入力された画像データを印字処理装置が印字する。
画像読取装置は、装置最上部に設けられるので、印字処理装置の上部は開放可能ではない。しかしながら、個別筐体を収容した状態で印字処理筐体を水平方向に引き出すことが可能であるので、印字処理筐体から外部に引き出した後、積層され収容された個別筐体を鉛直上向きに引き上げて印字処理筐体から取り出すことができ、ユーザは消耗品の交換、内部のメンテナンスなどの作業を容易に行うことができる。
また本発明によれば、給紙装置から給紙された記録媒体に、入力装置で入力された画像データを印字処理装置が印字する。
プリンタなどでは、印字処理装置の上部が開放可能であるので、積層され収容された個別筐体を鉛直上向きに引き上げて印字処理筐体から取り出すことができ、ユーザは消耗品の交換、内部のメンテナンスなどの作業を容易に行うことができる。
本発明は、画像形成装置の主たる機構部分である印字処理部の構造に特徴を有し、多機能画像形成装置(MFP)、単機能画像形成装置(プリンタ)に共通利用可能で、メンテナンス時および消耗品の交換時などにユーザがアクセスしやすい画像形成装置を実現する。
図1は、本発明の実施の一形態である多機能画像形成装置の構成を示す断面図である。
本画像形成装置(A)は、外部から伝達された画像データに応じて、所定のシート(記録用紙)に対して多色および単色の画像を形成するものである。そして、図に示すように、光学ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、2次転写ユニット4、帯電器5、中間転写ベルトユニット8、定着ユニット12と、用紙搬送路S、給紙カセット10および排紙トレイ15および画像読取装置20を含んで構成されている。
なお、本画像形成装置において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、現像器2(2a、2b、2c、2d)、感光体ドラム3(3a、3b、3c、3d)は各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ設けられ、それぞれaがブラックに、bがシアンに、cがマゼンタに、dがイエローに設定され4つの画像ステーションが構成されている。
感光体ドラム3は、本画像形成装置の上部側に配置されている。帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための、帯電手段であり接触型のローラ型やブラシ型の帯電器のほかチャージャー型の帯電器が用いられることもある。光学ユニット1は、図1に示すようにレーザ照射部および反射ミラーを備えた、レーザスキャニングユニット(LSU)を用いる手法のほかに、発光素子をアレイ状に並べたたとえばELやLED書込みヘッドを用いる手法もある。そして帯電された感光体ドラム3を入力された画像データに応じて露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有するものである。現像器2はそれぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を(K,C,M,Y)のトナーにより顕像化するものである。
感光体ドラム3の上方に配置されている中間転写ベルトユニット8は、中間転写ベルト7、中間転写ベルト駆動ローラ71、中間転写ベルトテンション機構73、中間転写ベルト従動ローラ72、中間転写ローラ6、および中間転写ベルトクリーニングユニット9を備えている。
中間転写ベルト駆動ローラ71、中間転写ベルトテンションローラ73、中間転写ローラ6、中間転写ベルト従動ローラ72等は、中間転写ベルト7を張架し、矢印B方向に回転駆動させるものである。
中間転写ローラ6は、中間転写ベルトユニット8の中間転写ベルトテンション機構73の中間転写ローラ取付部に回転可能に支持されており、感光体ドラム3のトナー像を、中間転写ベルト7上に転写するための転写バイアスを与えるものである。
中間転写ベルト7は、それぞれの感光体ドラム3に接触するように設けられている、そして、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト7に順次的に重ねて転写することによって、中間転写ベルト7上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。この中間転写ベルト7は、厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム3から中間転写ベルト7へのトナー像の転写は、中間転写ベルト7の裏側に接触している中間転写ローラ6によって行われる。中間転写ローラ6には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。中間転写ローラ6は、直径8〜10mmの金属(たとえばステンレス)軸をベースとし、その表面は、導電性の弾性材(たとえばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルトに対して均一に高電圧を印加することができる。
上述の様に各感光体3上で各色相に応じて顕像化されたトナー像は中間転写ベルト7で積層される。このように、積層された画像情報は中間転写ベルト7の回転によって、後述の用紙と中間転写ベルト7の接触位置に配置される転写ローラ11によって用紙上に転写される。
このとき、中間転写ベルト7と転写ローラ11は所定ニップで圧接されるとともに、転写ローラ11にはトナーを用紙に転写させるための電圧が印加される。印加される電圧の極性は、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)である。さらに、転写ローラ11は上記ニップを定常的に得るために、転写ローラ11もしくは中間転写ベルト駆動ローラ71の何れか一方を硬質材料(金属等)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ、または発泡性樹脂ローラ等々)とする。
また、上記のように、感光体ドラム3との接触により中間転写ベルト7に付着したトナー、または転写ローラ11によって用紙上に転写が行われず中間転写ベルト7上に残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるために、中間転写ベルトクリーニングユニット9によって除去および回収されるように構成されている。中間転写ベルトクリーニングユニット9には、中間転写ベルト7に接触するたとえばクリーニング部材としてクリーニングブレードが備えられており、クリーニングブレードが接触する中間転写ベルト7は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ72で支持されている。
給紙カセット10は、画像形成に使用するシート(記録用紙)を蓄積しておくためのカセットであり、画像形成装置(A)の画像形成部の下方側に設けられている。また、画像形成装置(A)の上部に設けられている排紙トレイ15は、印刷済みのシートをフェイスダウンで載置するためのトレイである。
また、画像形成装置(A)には、給紙カセット10のシートを2次転写ユニット4や定着ユニット12を経由させて排紙トレイ15に送るための、略垂直方向にシートを搬送する用紙搬送経路Sが設けられている。さらに、給紙カセット10から排紙トレイ15までの用紙搬送経路Sの近傍には、ピックアップローラ16、レジストローラ17、2次転写ユニット4、定着部12、シートを搬送する搬送ローラ25等が配されている。
搬送ローラ25は、シートの搬送を促進・補助するための、小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。ピックアップローラ16は、給紙トレイ10の端部に備えられ、給紙トレイ10から、シートを1枚毎に用紙搬送路Sに供給する呼び込みローラである。
また、レジストローラ17は、用紙搬送経路Sを搬送されているシートをいったん保持するものである。そして、感光体ドラム3上のトナー像の先端とシートの先端を合わせるタイミングでシートを転写部に搬送する機能を有している。
定着ユニット12は、ヒートローラ13、加圧ローラ14などを備えており、ヒートローラ13および加圧ローラ14は、シートを挟んで排出方向に回転するようになっている。
また、ヒートローラ13は、図示しない温度検出器からの信号に基づいて制御部によって所定の定着温度となるように設定されており、加圧ローラ14とともにシートを熱圧着することにより、シートに転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、シートに対して熱定着させる機能を有している。
なお、多色トナー像の定着後のシートは、搬送ローラ25によって用紙搬送路Sの反転排紙経路に搬送され、反転された状態で(多色トナー像を下側に向けて)、排紙トレイ15に排出されるようになっている。
次に、シート搬送経路を詳細に説明する。本画像形成装置には予めシートを収納する給紙カセット10が配置されると共に、ユーザが少数枚の印字を行う時に前記給紙カセット10の引き出し操作を行わなくても良いように手差しトレイ20が配置されている。
両給紙機構には、各々前記のピックアップローラ16が配置され、印字用紙1枚ずつを搬送路Sに導くようになっている。
給紙カセット10から搬送されるシートは搬送路中の搬送ローラ25によってレジストローラ17まで搬送され、シートの先端と中間転写ベルト7上の画像情報の先端を整合するタイミングで転写ローラ11に搬送され、シート上にトナー像が転写される。その後、シートは定着部12を通過する事によってシート上の未定着トナーが熱で溶融・固着され搬送ローラ25を経て排紙ローラから排紙トレイ15上に排出される。
片面印字要求のときは、手差し給紙トレイ20に積載されるシートはピックアップローラ16によって給紙され、複数の搬送ローラ25を経てレジストローラ17に到達し、それ以降は給紙カセットから給紙されるシートと同様の経過を経て廃止トレイ15に排出される。
このとき、印字要求内容が片面印字要求の時は、上記のように片面印字が終了し定着部12を通過したシートの後端が前記排紙ローラでチャックされ、排紙ローラが逆回転する事によって搬送ローラ25に導かれた後レジストローラ17を経て裏面印字が行われた後に排紙トレイ15に排出される。
多機能画像形成装置(MFP)と単機能画像形成装置であるプリンタの主たる相違点は、原稿読取装置の有無である。
MFPは、装置の機能として、“コピア機能”、“プリンタ機能”、“ファクシミリ機能”を有していて、印字処理が可能なだけでなく、画像(原稿)読み取りを行い、読み取った画像を印字する時と、読み取った画像を装置が接続されるネットワークを介して各端末装置、または公衆回線(電話回線)を介してネットワーク以外の他の端末装置などに送信が可能となっている。さらに、MFPは、装置単体で動作する事も可能であるが、MFPの装置に他の機能部材(大容量給紙カセット、後処理装置、大容量排紙トレイなど)を配置させる事でMFPの機能を増大し、印字処理の高効率化が図れる画像形成装置となっている。
他方、プリンタは、原稿読取装置がなく、装置単体では、画像情報を得ることができない構成となっている。すなわち、プリンタ自身で画像情報を得る事はできず、プリンタが接続されるネットワーク上の各端末装置(パーソナルコンピュータなど)から送信される画像情報を印字処理するだけの機能を有した画像形成装置となっている。
図2は、MFPおよびプリンタの内部構成を模式的に示した概略図である。図2(a)がMFPを示し、図2(b)がプリンタを示す。
画像形成装置の多機能化によって装置の周辺に複数の機能部材を配置し、装置の大型化が進む中で、画像形成装置単体では、ユーザの利便性を追及するため、装置自体を“ビルドアップ手法”である“フロントアクセス手法”を採用している。
多機能および単機能いすれの画像形成装置も、装置の最下部に給紙部10が配置されている。この給紙部10は、装置が印字を可能としている用紙種類の内、標準的と考えられる複数の用紙種類の中から利用頻度の高い選択された用紙を標準装備するための給紙部で有り、たとえばA4、B4、A3等の用紙サイズが概ね300〜1,000枚収納可能な機構となっている。
この給紙部10の側面には、給紙部10に収納される用紙を印字処理工程中に印字処理部に搬送する用紙搬送路(一般的には“主搬送路”と呼ぶ。)Sが配置されている。
MFPの最上部には原稿読取装置20が配置されている。原稿読取装置20は光学ユニット(光源、反射ミラー、スルーレンズ、CCD)が移動して原稿画像を読み取る原稿固定読取装置、および光学ユニットが固定され原稿が移動して原稿画像を読み取る原稿移動方式の両者が有り、また両者を併設した読み取り装置がMFPには搭載されている。
給紙機構の上部には、原稿読取装置20および装置に接続されるネットワーク上の各端末装置から受信した画像情報を、制御部で印字用画像に画像処理し、印字処理部に書込む為の光学ユニット1が配置されている。印字画像用の光学ユニット1の直上には、感光体、現像槽、中間転写ベルトを主構成とする印字処理部20が配置され、中間転写ベルト上に転写されたトナー像は、印字処理部の転写部で、主搬送路を搬送されてくる用紙上に転写され、転写部の用紙搬送方向の下流に配置される定着部で、未定着トナーが溶融、固着された用紙が排出部15に排出される構成となっている。
図3は、MFPおよびプリンタの開閉構造を示す模式図である。図3(a)がMFPを示し、図3(b)がプリンタを示す。
MFPおよびプリンタにおいては、装置のメンテナンス以外にも、装置の筐体の一部を開閉するような構造となっている。給紙部10に収納している用紙が不足した時の“用紙補給”、印字処理を行う印字処理部30で消耗品として用いるトナーが不足した時の“トナー補給(トナーボックス交換)”を行う場合に、対応する箇所の開閉を行い、補給を行う。開閉構造としては、扉状に開閉する構造(扉構造)、収容部と筐体とが一体化して引き出し状にスライドする構造(スライド構造)などがある。
MFPの場合は、“フロントアクセス手法”であり、装置の前面から印字処理部30、および給紙部10をスライド構造によって開放し、必要部材の交換、補給が行われる構成となっている。
プリンタの場合は、印字処理部30においては、装置の上部を扉構造によって開放し、トナー補給を行い、給紙部10においては、装置がデスクトップタイプであることから、側面からスライド構造によって開放し、用紙補給を行う構成となっている。
このように、MFPおよびプリンタでは、主要部である印字処理部30の内部構造が同じであっても、設ける開閉構造の種類が異なったり、開閉構造の位置が異なったりする。
従来の構造では、補給用トナーボックスは、MFPの前面からスライド構造によって開放し、交換が必要となると各々の補給用トナーボックス(Yellow用補給トナーボックス、Magenta用補給トナーボックス、Cyan用補給トナーボックス、Black用補給トナーボックス)を個々に装置から着脱して交換する。また、クリーニングユニットにおいてもユニット内に廃トナーが満杯となると、クリーニングユニット、廃トナー搬送路、および廃トナーボックスを各々装置の前面から取り出し、交換、清掃を行う。さらに、転写ユニットにおいては、転写ユニット部材の交換時、または、搬送用紙が転写ユニット近傍で紙詰まりを起こしたときは、転写ユニットが単独で装置前面に対し着脱可能な機構となっていて、部品の交換、詰まった紙を取除く作業が行われる機構となっている。次に、中間転写ユニット、および各色相の現像ユニットは、各々のユニットが単独で装置の前面に対し着脱可能な機構となっている。
図4は、本発明の画像形成装置に備えられる印字処理部30の構造を示す模式図である。
本発明は、複数の補給用トナーボックス40を収納するトナーボックスケース31、クリーニングユニット9を収容するクリーニングケース32、中間転写ユニット8を収納する中間転写ケース33、複数の現像ユニット2を収納する現像ケース34、転写ユニット4を収納する転写ケース35を備え、これらのケースが全て1つの印字処理ケース36に収納される。
現像ケース34、中間転写ケース33およびトナーボックスケース31は、印字処理ケース36内で鉛直方向に重ねて収容され、クリーニングケース32および転写ケース35は、中間転写ケース33に対して水平方向に隣接して収容される。
さらに、印字処理ケース36は、印字処理部30の外装フレームまたは外壁にスライドレール37を介して固定されており、水平方向にスライドして筐体から引き出し可能に構成されている。
印字処理ケース36の内部に収容される各ケース(以下では総称して「収容ケース」という)は、印字処理ケース36の内部に収容された時点で、隣接するケースに収容される各機構同士が位置決めされて収容されるように構成されている。すなわち、収容ケース同士および収容ケースと印字処理ケース36とが直接接触するように収容され、これによって内部機構同士が位置決めされるのである。
現像ケース34は、印字処理ケース36の最下部に収容されるので、現像ケース34は印字処理ケース36に直接接触し、このとき印字処理ケース36の底部構造によって、現像ケース34が位置決めされる。現像ケース34の上部には、中間転写ケース33が重ねて収容され、現像ケース34と中間転写ケース33が直接接触することで、中間転写ケース33が位置決めされる。これによって、現像ケース34の内部機構である感光体と、中間転写ケース33の内部機構である中間転写ベルトとが位置決めされる。したがって、紙詰まりや消耗品の交換などで収容ケースを取り出したのち、中間転写ケース33および現像ケース34を印字処理ケース36に再度収容したときでも中間転写ニップ部の大きさ、圧力などが正確に再現される。
クリーニングケース32は、印字処理ケース36内部に収容された時点で、印字処理ケース36に直接接触し、このとき印字処理ケース36の内部構造によって位置決めされる。これによって、クリーニングケース32の内部構造であるクリーニングブレードと、中間転写ケース33の内部構造である中間転写ベルトとが位置決めされる。したがって、紙詰まりや消耗品の交換などで収容ケースを取り出したのち、中間転写ケース33および現像ケース32を印字処理ケース36に再度収容したときでもクリーニングブレードの中間転写ベルトへの接触角度および接触圧力などが正確に再現される。
転写ケース35は、印字処理ケース36内部に収容された時点で、印字処理ケース36に直接接触し、このとき印字処理ケース36の内部構造によって位置決めされる。これによって、転写ケース35の内部構造である転写ローラと、中間転写ケース33の内部構造である中間転写ベルトとが位置決めされる。したがって、紙詰まりや消耗品の交換などで収容ケースを取り出したのち、中間転写ケース33および転写ケース35を印字処理ケース36に再度収容したときでも転写ニップ部の大きさ、圧力などが正確に再現される。
トナーボックスケース31は、中間転写ケース33の上部に重ねて収容され、中間転写ケース33とトナーボックスケース31とが直接接触することで、トナーボックスケース31が位置決めされる。これによって、トナーボックスケース31の内部機構である補給路と現像ケース33の内部機構であるトナーホッパーとが位置決めされる。したがって、紙詰まりや消耗品の交換などで収容ケースを取り出したのち、トナーボックスケース31および現像ケース33を印字処理ケース36に再度収容したときでも補給路とトナーホッパーとの接続などが正確に再現される。
図5は、MFPの印字処理部30の着脱機構を説明するための斜視図である。
トナーボックス40および現像ユニット2など消耗品の交換時、紙詰まりからの復帰などのメンテナンス時に、ユーザが作業する場合、MFPの上部に画像読取装置20が設けられているので、フロントアクセス方式で前面からの作業となる。
まず印字処理部30の前面扉を開き、印字処理ケース36全体を手前方向に引き出す。印字処理ケース36は、スライドレールで外装フレームまたは外壁に支持されているので、水平方向手前に引き出すことができる。
印字処理ケースを引き出したのちは、アクセス方向が鉛直下向きに変わり、最上部に配置されているトナーボックス40の交換などが可能となる。さらに下部にアクセスする場合は、トナーボックスケース31を鉛直上向きに引き上げて取り出し、中間転写ユニット8のメンテナンスや部品交換を行う。
さらに下部にアクセスする場合は、中間転写ケース33を鉛直上向きに引き上げて取り出し、現像ケース34のメンテナンスや部品交換を行う。なお、図に示すように中間転写ケース33とクリーニングケース32および転写ケース35とは一体化されて、一緒に引き上げることができるような構成であってもよいし、中間転写ケース33のみが取り出せるような構成であってもよい。
必要な作業が終わると、取り出した順序とは逆の順序で各ケースを印字処理ケース36の内部に収容する。このとき、前述のように収容ケースと印字処理ケースとの間、収容ケース同士の間で位置決めがなされるので、収容ケースの内部構造同士の接触状態などが取り出す前の状態に正確に再現される。
図6は、プリンタの印字処理部30の着脱機構を説明するための斜視図である。
トナーボックス40および現像ユニット2など消耗品の交換時、紙詰まりからの復帰などのメンテナンス時に、ユーザが作業する場合、プリンタの上部から鉛直方向下向きへのアクセスで上面からの作業となる。
まず印字処理部30の排紙部15を開くことで、トナーボックス40が露出し、印字処理ケース36の上方からトナーボックス40の交換などが可能となる。さらに下部にアクセスする場合は、トナーボックスケース31を鉛直上向きに引き上げて取り出し、中間転写ユニット8のメンテナンスや部品交換を行う。
さらに下部にアクセスする場合は、中間転写ケース33を鉛直上向きに引き上げて取り出し、現像ケース34のメンテナンスや部品交換を行う。なお、図に示すように中間転写ケース33とクリーニングケース32および転写ケース35とは一体化されて、一緒に引き上げることができるような構成であってもよいし、中間転写ケース33のみが取り出せるような構成であってもよい。
必要な作業が終わると、取り出した順序とは逆の順序で各ケースを印字処理ケース36の内部に収容する。このとき、前述のように収容ケースと印字処理ケースとの間、収容ケース同士の間で位置決めがなされるので、収容ケースの内部構造同士の接触状態などが取り出す前の状態に正確に再現される。
このように、MFPにおいて、印字処理ケース36を水平方向手前に引き出した後の作業と、プリンタにおいて、排紙部15を開いた後の作業とは全く同じ作業で消耗品の交換およびメンテナンス作業を行うことができる。
これにより、ユーザは多機能画像形成装置であるか単機能画像形成装置であるかにかかわらず、また装置内部へのアクセス方向が異なるにもかかわらず、同じ作業を行うことができる。
さらに、多機能画像形成装置と単機能画像形成装置とで同じ印字処理部30を組込むことができるので、効率よく開発することが可能で、その結果コストの低下を実現できる。ユーザにとっては、消耗品を共用できるので、ランニングコストを抑えることができる。
本発明の実施の一形態である多機能画像形成装置の構成を示す断面図である。 MFPおよびプリンタの内部構成を模式的に示した概略図である。 MFPおよびプリンタの開閉構造を示す模式図である。 本発明の画像形成装置に備えられる印字処理部30の構造を示す模式図である。 MFPの印字処理部30の着脱機構を説明するための斜視図である。 プリンタの印字処理部30の着脱機構を説明するための斜視図である。
符号の説明
30 印字処理部
31 トナーボックスケース
32 クリーニングケース
33 中間転写ケース
34 現像ケース
35 転写ケース
36 印字処理ケース
37 スライドレース

Claims (4)

  1. 画像形成装置を構成し、印字処理を行う印字処理装置であって、
    印字処理に必要な補給用のトナーを収容するトナーボックス、感光体にトナー像を現像する現像ユニット、現像されたトナー像を中間的に転写する中間転写ユニット、中間的に転写されたトナー像を記録媒体に転写するための転写ユニットおよび中間転写ユニットに残留するトナーを除去するクリーニングユニットを含む複数の機構部と、
    前記複数の機構部を個別に収容する複数の個別筐体と、
    前記複数の個別筐体のうち、現像ユニットを収容する筐体、中間転写ユニットを収容する筐体およびトナーボックスユニットを収容する筐体、下方から順に鉛直方向に積層して収容する印字処理筐体と、
    前記印字処理筐体を、印字処理装置の外装部分に対して支持する支持部とを有し、
    前記印字処理筐体は、
    前記個別筐体を収容した状態で、前記外装部分によって囲まれる内部空間とその外部とを、前記支持部によって水平方向に出入り可能に構成され、
    前記複数の個別筐体は、印字処理筐体に収容されたときに、個別筐体同士および個別筐体と印字処理筐体との接触状態によって前記機構部同士が位置決め可能に構成されることを特徴とする印字処理装置。
  2. 前記支持部は、前記印字処理筐体を水平方向に摺動させる摺動部材であることを特徴とする請求項1記載の印字処理装置。
  3. 原稿から画像データを読み取る画像読取装置と、
    印字処理装置に記録媒体を給紙する給紙装置と、
    外部から画像データを入力する入力装置と、
    給紙された記録媒体に、読み取られた画像データまたは入力された画像データを印字可能な請求項1または2に記載の印字処理装置とを含むことを特徴とする多機能画像形成装置。
  4. 印字処理装置に記録媒体を給紙する給紙装置と、
    外部から画像データを入力する入力装置と、
    給紙された記録媒体に、入力された画像データを印字可能な請求項1または2に記載の印字処理装置とを含むことを特徴とする単機能画像形成装置。
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