JPH03251887A - 電子写真装置のクリーニング器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、レーザを用いた、プリンタ・複写機・ファ
クシミリなど、感光体上に形成した画像を転写して用紙
等に記録を行う電子写真装置に適用し得る。詳しくは、
そのような電子写真装置において、加圧スプリングでブ
レードホルダを付勢してそのブレードホルダで保持する
クリーニングブレードを感光体に押し当て、その感光体
上の画像転写後の残留トナーを除去するクリーニング器
に関する。

従来の技術 従来、この種のクリーニング器は、たとえば第８図に示
すように、クリーニング器ケース１でブレードホルダ２
を支持軸３を中心として回動自在に支持する。そして、
そのブレードホルダ２を加圧スプリング４で付勢してそ
の図中上端２ａをクリーニング器ケース１の一部１ａに
押し当て、そのブレードホルダ２の一定角度以上の回動
を阻止する。そうして、該クリーニング器５を電子写真
装置本体内にセットしたときには、第７図に示すように
、ブレードホルダ２で基端を保持するクリニングブレー
ド６の先端が感光体７に押し当たり、加圧スプリング４
に抗して該ブレードホルダ２が図中反時計方向に回動さ
れる。これにより、加圧スプリング４で付勢してクリー
ニングブレード６を感光体７に押し当て、その感光体７
上の画像転写後の残留トナーを除去する構成となってい
た。

発明が解決しようとする課題 ところが、このような従来のクリーニング器５では、ク
リーニング器ケース１の小さな開口１ｂを通し、回収ロ
ーラ８を取り付けたブレードホルダ２を加圧スプリング
４とともに該クリーニング器ケース１内の空間ＩＣに挿
入して組付けなければならないから、非常に組立作業性
が悪い問題があった。

そこで、この発明の目的は、電子写真装置のクリーニン
グ器において、そのような従来の問題を解消し、組立作
業性を向上することにある。

課題を解決するための手段 そのため、請求項１に記載のこの発明は、たとえば以下
の図示実施例に示すとおり、クリーニング器ケース４０
でブレードホルダ４３を回動自在に支持し、そのブレー
ドホルダ４３を加圧スプリング４５で付勢してそのブレ
ードホルダ４３で保持するクリーニングブレード２６を
感光体１５に押し当て、その感光体１５上の画像転写後
の残留トナーを除去する電子写真装置のクリーニング器
２５において、前記クリーニング器ケース４０にスプリ
ング収納溝４０ｂを形成し、そのスプリング収納溝４０
ｂ内に前記加圧スプリング４５を収納してその基端を前
記クリーニング器ケース４０に押し当てるとともに、先
端を前記ブレードホルダ４３に当て、その加圧スプリン
グ４５を被って前記クリーニング器ケース４０にスプリ
ングカバー４６を取り付け、そのスプリングカバー４６
に、前記ブレードホルダ４３の一定角度以上の回動を阻
止するストッパ部４６ｂを設けることを特徴とする 請求項２に記載のこの発明は、そのような請求項１に記
載の電子写真装置のクリーニング器２５において、同様
にたとえば以下の図示実施例に示すとおり、前記スプリ
ングカバー４６に掛止部４６ｃを設け、そのスプリング
カバー４６を取り付けたとき該掛止部４６ｃと係合して
前記スプリングカバー４６の取り付け状態を保持する別
の掛止部４０ｃを前記クリーニング器ケース４０に形成
することを特徴とする。

作　　　用 そして、請求項１に記載のこの発明は、クリーニング器
ケース４０にブレードホルダ４３を取り付けて回動自在
に支持する。次いで、スプリング収納溝４０ｂ内に加圧
スプリング４５を挿入し、その基端をクリーニング器ケ
ース４０に当てるとともに、先端をブレードホルダ４３
に押し当てる。

それから、加圧スプリング４５を被ってクリーニング器
ケース４０にスプリングカバー４６を取り付け、そのス
トップ部４６ｂに、加圧スプリング４５で付勢するブレ
ードホルダ４３を押し当て、その一定角度以上の回動を
阻止する。しかる後、電子写真装置本体１０に取り付け
ると、クリーニングブレード２６が感光体１５に押し当
たり、加圧スプリング４５に抗して回動される。これに
より、加圧スプリング４５で付勢してクリーニングブレ
ード２６を感光体１５に押し当てる。

請求項２に記載のこの発明では、スプリングカバー４６
を取り付けたとき、その掛止部４６ｃをクリーニング器
ケース４０の掛止部４０ｃに係合し、そのスプリングカ
バー４６の取り付け状態を保持する。

夫−施　例 以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例につき詳細
に説明する。

第６図は、この発明の一実施例であるレーザプリンタで
、その内部機構の全体概略構成を示す。

図中符号１０は、装置本体である。装置本体１０は、下
本体１０ａとそれに対し開閉自在な上本体１０ｂとで構
成する。そして、その図中右側に、給紙トレイ１１を着
脱自在に取り付ける。給紙トレイ１１内には、用紙など
の記録シート１２を積載して収納する。記録シート１２
は、給紙ローラ１３で矢印Ａ方向に送り出し、ガイド板
等で案内して搬送し、先端を一対のレジストローラ対１
４・１４間に突き当てて止める。そして、所定のタイミ
ングで像担持体であるドラム状の感光体１５へ向けて送
り出す。

感光体１５は、図示省略する駆動装置によって駆動し、
図中時計方向に回転する。その際、帯電器１６によって
表面を一様に帯電し、次いでその表面にレーザ書込み器
１７からのレーザ光りを照射してそこに静電潜像を形成
する。しかる後、現像器１８位置を通るとき、該現像器
１８でトナーを付着してその静電潜像を可視像化する。

可視像は、上記のとおり所定のタイミングで感光体１５
へ向けて送り出した記録シート１２に、転写器１９によ
って転写する。転写された記録シート１２は、定着器２
０へと搬送してそこで熱と圧力を加えて定着する。定着
後、切換手段２１で切り換え、用紙搬送路２２を通して
矢印Ｂ方向のフェイスダウン排紙部２３へと送り出し、
またはそのまままっすぐにＣ方向のフェイスアップ排紙
部２４へと送り出す。

他方、可視像転写後の感光体１５は、クリーニング器２
５のクリーニングブレード２６で残留トナーを除去し、
その表面を清掃する。除去した残留トナーは１回収タン
ク２７内に送ってそこに回収する。

ところで、図示レーザプリンタでは、上述した感光体１
５および現像器１８を作像ケース３０内に収納する。ま
た、作像ケース３０内には、第５図に示すように、マガ
ジン３１を収納する。マガジン３１には、上述した帯電
器１６およびクリーニング器２５を一体に設けるととも
に、トナー容器３２を取り付ける。トナー容器３２は、
現像器１８上に位置し、その現像器１８内にトナーを補
給する。そして、現像器１８内のトナーがなくなったと
きは、係止レバー３３を回動して作像ケース３０との係
合を外し、クリーニング器２５側を支点としてマガジン
３１を図中鎖線位置まで回動する。そうして、作像ケー
ス３０から図中矢示方向に取り外して新しいものと交換
し、再び鎖線位置から実線位置へと回動して係止レバー
３３を作像ケース３０に係合する。他方、記録動作中、
用紙ジャムを生じたときは、感光体１５・現像器１８・
マガジン３１などを収納したまま、作像ケース３０を一
側の支点３４を中心として図中反時計方向に回動し、第
６図に示す用紙搬送路３５を開放してジャムした用紙１
２を取り除くことができる構成とする。

さて、この発明では、第４図に示すように、マガジン３
１のクリーニング器２５側のクリーニング器ケース４０
に、カバー取付凹部４０ａを形成する。カバー取付凹部
４０ａは、クリーニング器ケース４０の長さ方向（図中
矢示方向）両端側の上面に、それぞれ感光体１５方向に
向けて設ける。

そして、そのカバー取付凹部４０ａには、同しく感光体
１５方向に向けてスプリング収納溝４０ｂを形成する。

また、そのスプリング収納溝４０ｂを挾んで貫通孔をあ
けて掛止部４０ｃ・４０ｃを設ける。そうして、クリー
ニング器ケース４０には、第１図に示すように、回収ロ
ーラ４１の支持軸４２を介してブレードホルダ４３を組
付ける。

そして、支持軸４２を中心として回動自在に支持する。

ブレードホルダ４３の一端４３ａ側には、上述したクリ
ーニングブレード２６の基端を取り付け、またブレード
後方シール部材４４を取り付ける。それから、スプリン
グ収納溝４Ｏｂ内に加圧スプリング４５を挿入してその
基端をクリーニング器ケース４０に当てるとともに、先
端をブレードホルダ４３の他端４３ｂに押し当て、その
ブレードホルダ４３を図中時計方向に付勢する。しかる
後、該加圧スプリング４５を被って、カバー取付凹部４
０ａにはそれぞれスプリングカバー４６を取り付ける。

スプリングカバー４６は、第２図（Ａ）および（Ｂ）に
示すように、加圧スプリング４５を被う平板部４６ａと
、その先端を折り曲げて形成したストッパ部４６ｂと、
それと同一方向に平板部４６ａの一面から平行にのばす
２つの足状の掛止部４６ｃ・４６ｃとからなる。掛止部
４６ｃは、半円筒部ａと爪部すとを切溝Ｃを挾んで設け
る。そして、クリーニング器ケース４０にスプリングカ
バー４６を取り付けるとき、爪部すを弾性変形して掛止
部４６ｃ・４６ｃを各々掛止部４０ｃ・４０ｃ内に挿入
し、挿入後それらを係合してスプリングカバー４６の取
り付け状態を保持する。そうして、第３図に示すように
、ストッパ部４６ｂに、加圧スプリング４５で付勢した
ブレードホルダ４３の他端４３ｂを押し当て、その一定
角度以上の回動を阻止する。そして、下本体１０ａの作
像ケース３０内にマガジン３１を取り付け、第５図の鎖
線で示す状態から実線で示す状態まで回動すると、第１
図に示すようにクリーニングブレード２６の先端が感光
体１５に押し当たり、加圧スプリング４５に抗してブレ
ードホルダ４３が図中反時計方向に回動される。そうし
て、加圧スプリング４５で付勢してクリーニングブレー
ド２６の先端を感光体１５に押し当てる。これにより、
感光体１５の回転とともに、その感光体１５上の画像転
写後の残留トナーを掻き落し１図中時計方向に回転する
回収ローラ４１で送り込んで、回収タンク２７内に回収
する。なお、第１図中符号５０は掻き落したトナーがこ
ぼれ落ちることを阻止するマイラであり、５１はクリー
ニング器ケース４０に取り付けてそのマイラ５０をクツ
ション５２を介して支持するマイラホルダである。

また、５３は、基端をクリーニング器ケース４０に取り
付けて先端を回収ローラ４１に接触し、その回収ローラ
４１に付着したトナーを掻き落す回収ブレードである。

ところで、図示実施例では、クリーニング器２５を帯電
器１６とともに一体に設けてマガジン３１を形成し、そ
のマガジン３１にトナー容器３２を取り付ける場合を示
した。しかし、この発明では、クリーニング器をまった
く単独で構成してもよいことは当然である。

また、上述した図示実施例では、クリーニング器ケース
４０内に回収タンク２７を設ける場合を示した。しかし
、クリーニング器とは分離して回収タンクを設け、その
回収タンクへとトナーを搬送するトナー搬送手段の一部
をクリーニング器ケース内に備える構成としてもよい。

さらに、上述した図示実施例では、クリーニング器ケー
ス４０を一体に構成したが、いくつかに分割し、それら
の一つでブレードホルダを回動自在に支持するとともに
、それらにスプリング収納溝を形成し、加圧スプリング
の一部を押し当て、またスプリングカバーを取り付ける
構成としてもよい。

またさらに、上述した図示実施例では、スプリングカバ
ー４６を取り付けるとき、その爪部すを弾性変形して掛
止部４６ｃ・４６ｃを各々クリーニング器ケース４０側
の掛止部４０ｃ・４０ｃ内に挿入し、挿入後それらを係
合して該スプリングカバー４６の取り付け状態を保持し
た。しかし、スプリングカバーの取付時、反対にクリー
ニング器ケース側の掛止部を弾性変形してスプリングカ
バー側の掛止部に係合してもよく、また双方の掛止部を
弾性変形して相互の掛止部を係合するようにしてもよい
。

発明の効果 したがって、この発明によれば、ブレードホルダを組付
け後、加圧スプリングを取り付け、その後スプリングカ
バーを被せるから、組立を順次行うことができ、作業性
がよい。また、ブレードホルダの組付け後、加圧スプリ
ングを取り付けるから１組立が容易である。さらに、従
来のように小さな開口を通して組付けるのではなく、上
方から簡単に組付けることができる。よって、自動組立
を可能として量産性を高めることができる。

請求項２に記載の発明によれば、スプリングカバーの取
り付けを簡単とするから、さらに組立作業性を向上する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例であるクリーニング器の断
面図、第２図はそのクリーニング器で用いるスプリング
カバーで、（Ａ）は側面図、（Ｂ）は平面図、第３図は
装置本体取り付け前の該クリニング器の部分断面図、第
４図は分解斜視図、第５図はそのクリーニング器を一体
に備えるマガジンの作像ケース内への取り付け状態図、
第６図はそのクリーニング器を備えるレーザプリンタの
概略構成図である。第７図は従来のクリーニング器の装
置本体への取り付け状態図、第８図は装置本体への取り
付け前の状態図である。 １０・・・・・・・・・装置本体、１５・・・・・・・
・感光体、２５・・・・・・・クリーニング器、２６・
・・・・・・・クリーニングプレート、４０・・・・・
・・・・クリーニング器ケース、４ｏｂ・・・・・・・
・スプリング収納溝、４０ｃ・・・・・・・・クリニン
グ器ケース側の掛止部、４３・・・・・・・ブレードホ
ルダ、４５・・・・・・・加圧スプリング、４６・・・
・・・スプリングカバー、４６ｂ・・・旧・・ストッパ
部、４６ｃ　・・ スプリングカバー側の掛止部。 ６０ 第 ３ 図 ０Ｃ ６ 第４ 図 ６ 第６ 図 ３ ６ ７ ８８１−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、クリーニング器ケースでブレードホルダを回動自在
   に支持し、そのブレードホルダを加圧スプリングで付勢
   してそのブレードホルダで保持するクリーニングブレー
   ドを感光体に押し当て、その感光体上の画像転写後の残
   留トナーを除去する電子写真装置のクリーニング器にお
   いて、前記クリーニング器ケースにスプリング収納溝を
   形成し、 そのスプリング収納溝内に前記加圧スプリングを収納し
   てその基端を前記クリーニング器ケースに当てるととも
   に、先端を前記ブレードホルダに押し当て、 その加圧スプリングを被って前記クリーニング器ケース
   にスプリングカバーを取り付け、そのスプリングカバー
   に、前記ブレードホルダの一定角度以上の回動を阻止す
   るストッパ部を設けてなる、 電子写真装置のクリーニング器。 ２、前記スプリングカバーに掛止部を設け、そのスプリ
   ングカバーを取り付けたとき該掛止部と係合して前記ス
   プリングカバーの取り付け状態を保持する別の掛止部を
   前記クリーニング器ケースに形成してなる、前記請求項
   １に記載の電子写真装置のクリーニング器。