JP2013242492A - クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013242492A
JP2013242492A JP2012116995A JP2012116995A JP2013242492A JP 2013242492 A JP2013242492 A JP 2013242492A JP 2012116995 A JP2012116995 A JP 2012116995A JP 2012116995 A JP2012116995 A JP 2012116995A JP 2013242492 A JP2013242492 A JP 2013242492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
cleaning
cleaning member
photosensitive drum
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012116995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5932481B2 (ja
Inventor
Hideki Tsunoda
秀樹 角田
Kazuo Chatani
一夫 茶谷
Masato Tanabe
真人 田邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012116995A priority Critical patent/JP5932481B2/ja
Publication of JP2013242492A publication Critical patent/JP2013242492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5932481B2 publication Critical patent/JP5932481B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】回動可能なクリーニング部材を付勢部材により付勢する構成において、クリーニング枠体の変形量を抑制することのできるクリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】クリーニング枠体12の第一枠体部分14と第二枠体部分15とが重なる領域Rと、クリーニング部材6を回動可能に支持する支持部14の根元qと付勢部材29を取り付けるための取り付け部42の根元pとを結んだ直線Lとが、少なくとも一部において重なるように、支持部41と取り付け部42とを配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真画像形成装置に用いられるクリーニング装置及びプロセスカートリッジ、並びに、電子写真画像形成装置に関するものである。
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真方式(電子写真画像形成プロセス)を用いて記録材(記録媒体)に画像を形成するものである。
電子写真画像形成装置の例としては、プリンタ(レーザービームプリンタ、LEDプリンタなど)、複写機、ファクシミリ装置、ワードプロセッサ、及び、これらの複合機(マルチファンクションプリンタ)などが含まれる。
電子写真画像形成装置(以下、単に「画像形成装置」ともいう。)では、像担持体としての一般にドラム型とされる電子写真感光体、即ち、感光体ドラムを一様に帯電させる。次いで、帯電した感光体ドラムを選択的に露光することによって、感光体ドラム上に静電潜像(静電像)を形成する。次いで、感光体ドラム上に形成された静電潜像を、現像剤としてのトナーでトナー像として現像する。そして、感光体ドラム上に形成されたトナー像を、記録用紙、プラスチックシートなどの記録材に転写し、更に記録材上に転写されたトナー像に熱や圧力を加えてトナー像を記録材に定着させることで画像記録を行う。
このような画像形成装置は、一般に、トナー補給や各種のプロセス手段のメンテナンスを必要とする。このトナー補給やメンテナンスを容易にするために、感光体ドラム、帯電手段、現像手段、クリーニング手段などを枠体内にまとめてカートリッジ化し、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジとしたものが実用化されている。
このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをユーザ自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができ、ユーザビリティーに優れた画像形成装置を提供することができる。そのため、このプロセスカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。
例えば、上述のプロセスカートリッジには、転写工程後に感光体ドラムの表面に残留したトナー(残留トナー)を感光体ドラムから除去し回収するクリーニング装置が設けられる。クリーニング装置は、感光体ドラムから残留トナーを除去するクリーニング手段としてのクリーニング部材を有する。クリーニング部材は、クリーニング部材によって感光体ドラムから除去されたトナーを回収する廃トナー収容部を形成する枠体(クリーニング枠体)によって支持される。
ここで、クリーニング部材は、その回動軸をクリーニング枠体によって回動可能に支持すると共に、付勢部材を用いて感光体ドラムに対して付勢するように構成されることがある(特許文献1)。
特開平6−161328号公報
しかしながら、クリーニング部材を回動可能として、これを感光体ドラムに対して付勢する場合、クリーニング枠体が付勢部材から受ける力によって変形することがある。クリーニング枠体は、クリーニング部材で感光体ドラムから除去されたトナーを収容する中空部である廃トナー収容部を形成するように構成されているので、比較的変形しやすい場合がある。このクリーニング枠体の変形が生じると、感光体ドラムに対するクリーニング部材の位置が不安定となり、クリーニング不良が生じる原因となることがある。
従って、本発明の目的は、回動可能なクリーニング部材を付勢部材により付勢する構成において、クリーニング枠体の変形量を抑制することのできるクリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係るクリーニング装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、像担持体上からトナーを除去して回収するクリーニング装置において、第一の方向に沿う回動軸を中心として回動可能に支持され、前記第一の方向と略直交する方向における一端部が前記第一の方向に沿って前記像担持体と接触するクリーニング部材と、前記クリーニング部材を回動可能に支持すると共に前記クリーニング部材により前記像担持体から除去されたトナーを収容する収容部を形成する枠体と、前記クリーニング部材の前記第一の方向における少なくとも一方の端部側において前記クリーニング部材を回動させて前記像担持体に接触させる方向に前記クリーニング部材を付勢する付勢部材と、を有し、前記枠体は、前記クリーニング部材を回動可能に支持すると共に前記収容部の壁部の少なくとも一部を形成する第一枠体部分と、前記第一枠体部分に結合され前記収容部の壁部の少なくとも一部を形成する第二枠体部分と、を有し、前記第一枠体部分は、前記クリーニング部材の前記第一の方向における少なくとも一方の端部側において前記クリーニング部材を回動可能に支持する支持部と、前記クリーニング部材の前記第一の方向における少なくとも一方の端部側において前記付勢部材を取り付けるための取り付け部と、前記第二枠体部分との結合部が配置される結合面と、を有し、前記第一枠体部分を前記結合面に対し直交する方向に沿って見たときに、前記第一枠体部分と前記第二枠体部分とが重なっている領域と、前記少なくとも一方の端部における前記支持部の根元と前記取り付け部の根元とを結んだ直線とが、少なくとも一部において重なることを特徴とするクリーニング装置である。
本発明の他の態様によると、前記像担持体としての感光体ドラムと、上記本発明のクリーニング装置と、を有し、前記感光体ドラムに形成されたトナー像を記録材に転写し定着させて出力する電子写真画像形成装置の本体に着脱可能なプロセスカートリッジが提供される。
本発明の更に他の態様によると、上記本発明のプロセスカートリッジを着脱可能に有し、前記感光体ドラムに形成されたトナー像を記録材に転写して定着させて出力する電子写真画像形成装置が提供される。
本発明によれば、回動可能なクリーニング部材を付勢部材により付勢する構成において、クリーニング枠体の変形量を抑制することができる。
本発明の一実施例に係る電子写真画像形成装置の概略断面図である。 本発明の一実施例に係るプロセスカートリッジの概略断面図である。 本発明の一実施例におけるクリーニング枠体の分解斜視図である。 (a)本発明の一実施例における第二枠体部分の斜視図、(b)(a)におけるA−A線断面図である。 本発明の一実施例におけるクリーニング枠体の斜視図である。 本発明の一実施例におけるクリーニング部材の斜視図である。 本発明の一実施例におけるクリーニングユニットの組立説明図である。 本発明の一実施例におけるクリーニングユニットの断面図である。 本発明の一実施例における支持部及びボスの配置の一例を示すクリーニングユニットの正面図である。 (a)支持部及びボスの配置を説明するためのクリーニングユニットの正面図、(b)(a)におけるA−A線断面図である。 本発明の一実施例における支持部及びボスの配置の他の例を示すクリーニングユニットの正面図である。 本発明の一実施例における支持部及びボスの配置の更に他の例を示すクリーニングユニットの正面図である。 本発明の他の実施例におけるクリーニング枠体の分解斜視図である。 本発明の更に他の実施例におけるクリーニング部材の支持部、付勢部材を説明するための模式図である。
以下、本発明に係るクリーニング装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
1.画像形成装置の全体構成
先ず、本発明の一実施例に係る電子写真画像形成装置(画像形成装置)100の全体構成について説明する。図1は、本実施例の画像形成装置100の概略断面図である。
画像形成装置100は、複数の画像形成部として、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための第1、第2、第3、第4の画像形成部SY、SM、SC、SKを有する。本実施例では、第1〜第4の画像形成部SY、SM、SC、SKは、鉛直方向と交差する方向に一列に配置されている。
尚、本実施例では、第1〜第4の画像形成部の構成及び動作は、形成する画像の色が異なることを除いて実質的に同じである。従って、以下、特に区別を要しない場合は、いずれかの画像形成部の要素であることを表す符号の末尾のY、M、C、Kは省略して総括的に説明する。
画像形成装置100は、複数の像担持体として、鉛直方向と交差する方向に並設された4個の電子写真感光体(以下、感光体ドラム)1を有する。感光体ドラム1は、図示矢印A方向に回転する。感光体ドラム1の周囲には帯電ローラ2及びスキャナユニット(露光装置)3が配置されている。ここで、帯電ローラ2は、感光体ドラム1の表面を均一に帯電する帯電手段である。又、スキャナユニット(露光装置)3は、画像情報に基づきレーザーを照射して感光体ドラム1上に静電像(静電潜像)を形成する露光手段である。
又、感光体ドラム1の周囲には、現像装置(以下「現像ユニット」という。)4及びクリーニング部材6が配置されている。ここで、現像ユニット4は、静電像をトナー像として現像する現像手段である。又、クリーニング部材6は、転写後の感光体ドラム1の表面に残ったトナー(転写残トナー)を除去するクリーニング手段である。
更に、4個の感光体ドラム1に対向して、感光体ドラム1上のトナー像を記録材Pに転写するための中間転写体としての中間転写ベルト5が配置されている。
尚、本実施例では、現像ユニット4は、現像剤として非磁性一成分現像剤、即ち、トナーを用いる。又、本実施例では、現像ユニット4は、現像剤担持体としての現像ローラ19を感光体ドラム1に対して接触させて接触現像を行うものである。
本実施例では、感光体ドラム1と、感光体ドラム1に作用するプロセス手段としての帯電ローラ2、現像ユニット4及びクリーニング部材6とは、一体的にカートリッジ化されて、プロセスカートリッジ7を形成している。尚、一般には、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体と、これに作用するプロセス手段としての帯電手段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つと、を一体的にカートリッジ化して、電子写真画像形成装置の本体に対して着脱可能としたものである。本発明においては、プロセスカートリッジは、本発明に従うクリーニング装置を少なくとも有する。
プロセスカートリッジ7は、画像形成装置本体100Aに設けられた、図示しない装着ガイド、位置決め部材などの装着手段を介して、画像形成装置100に着脱可能となっている。
本実施例では、各色用のプロセスカートリッジ7は全て同一形状を有しており、各色用のプロセスカートリッジ7内には、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーが収容されている。
中間転写ベルト5は、全ての感光体ドラム1に当接し、図示矢印B方向に回転する。中間転写ベルト5は、複数の支持部材(駆動ローラ51、二次転写対向ローラ52、従動ローラ53)に掛け渡されている。中間転写ベルト5の内周面側には、各感光体ドラム1に対向するように、一次転写手段としての、4個の一次転写ローラ8が並設されている。又、中間転写ベルト5の外周面側において二次転写対向ローラ52に対向する位置には、二次転写手段としての二次転写ローラ9が配置されている。
画像形成時には、先ず、感光体ドラム1の表面が帯電ローラ2によって一様に帯電される。次いで、スキャナユニット3から発された画像情報に応じたレーザー光によって、帯電した感光体ドラム1の表面が走査露光され、感光体ドラム1上に画像情報に従った静電像が形成される。次いで、感光体ドラム1上に形成された静電像は、現像ユニット4によってトナー像として現像される。
感光体ドラム1上に形成されたトナー像は、一次転写ローラ8の作用によって中間転写ベルト5上に転写(一次転写)される。例えば、フルカラー画像の形成時には、上述のプロセスが、第1〜第4の画像形成部SY、SM、SC、SKにおいて順次に行われ、中間転写ベルト5上に各色のトナー像が順次に重ね合わせて一次転写される。
その後、中間転写ベルト5の移動と同期して記録材Pが二次転写部へと搬送される。そして、記録材Pを介して中間転写ベルト5に当接している二次転写ローラ9の作用によって、中間転写ベルト5上の4色トナー像は、一括して記録材P上に二次転写される。
トナー像が転写された記録材Pは、定着手段としての定着装置10に搬送される。定着装置10において記録材Pに熱及び圧力を加えられることで、記録材Pにトナー像が定着される。その後、トナー像が定着された記録材Pは、記録画像として画像形成装置本体100Aから出力される。
又、一次転写工程後に感光体ドラム1上に残留した一次転写残トナーは、クリーニング部材6によって除去され、廃トナー収容部14aに回収される。
又、二次転写工程後に中間転写ベルト5上に残留した二次転写残トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置11によって除去される。
尚、画像形成装置100は、所望の単独又はいくつか(全てではない)の画像形成部のみを用いて、単色又はマルチカラーの画像を形成することもできるようになっている。
2.プロセスカートリッジ
次に、本実施例におけるプロセスカートリッジ7の全体構成について説明する。図2は、感光体ドラム1と現像ローラ19が当接した状態におけるプロセスカートリッジ7の概略断面図である。
プロセスカートリッジ7は、感光体ドラム1などを備えたクリーニングユニット13と、現像ローラ19などを備えた現像ユニット4とを有する。
クリーニングユニット13は、該クリーニングユニット13を構成する枠体(クリーニング枠体)12として、合成樹脂で成形された複数の枠体部分である第一枠体部分14と、第二枠体部分15と、を有する。第一枠体部分14は、クリーニングユニット13内の各種要素を支持する枠体部分である。又、第二枠体部分15は、第一枠体部分14に溶着されることで廃トナー収容部14aを形成する枠体部分である。クリーニング枠体12の構成については後述して更に詳しく説明する。
第一枠体部分14には、図示しない軸受を介して感光体ドラム1が図示矢印A方向に回転可能に取り付けられている。感光体ドラム1には、画像形成装置本体100Aに設けられたスキャナユニット3より発されたレーザー光が照射される。又、第一枠体部分14クリーニングユニット13には、感光体ドラム1の周面上に接触するように、帯電ローラ2、クリーニング部材6が配置されている。
クリーニング部材6は、感光体ドラム1の表面に残ったトナーを除去するための弾性部材6aと、弾性部材6aを支持するための支持部材6bと、が一体化されて形成されている。本実施例では、支持部材6bは、金属製の平坦な板材である板金をプレス加工により打ち抜いて外形を形成したものを用いた。クリーニング部材6は、その長手方向(第一の方向)が感光体ドラム1の長手方向(回転軸線方向)と略平行となるように配置されている。尚、クリーニングユニット13、クリーニング枠体12について、感光体ドラム1、クリーニング部材6の長手方向に沿う方向を長手方向、該長手方向と交差する方向(典型的には略直交する方向)を短手方向とする。
弾性部材6aは、弾性材料としてのゴムで形成されたブレード状部材(ゴムブレード)とされる。弾性部材6aのゴム材料としては、ウレタンゴムを好適に用いることができる。又、支持部材6bの材料としては、メッキ鋼板を好適に用いることができる。或いは、ステンレススチール板を用いてもよい。そして、支持部材6bは、感光体ドラム1をクリーニング枠体12に取り付けた際、クリーニング部材6が長手方向で撓むのを抑制するために、長手方向の全域に曲げ部6b1が形成されている。又、弾性部材6aは、感光体ドラム1の回転方向に対してカウンター方向に感光体ドラム1に当接させられている。即ち、弾性部材6aは、その先端部6a1が感光体ドラム1の回転方向の上流側を向くように、感光体ドラム1に当接させられている。
更に説明すると、本実施例では、クリーニング部材6の支持部材6bは、1枚の連続した板金を、その短手方向の所定位置(曲げ部)6b1で長手方向全域にわたり屈曲させて形成されている。これにより、支持部材6bは、曲げ部6b1の軸線方向と略直交する方向の断面が略L字形とされている。本実施例では、曲げ部6b1は、その軸線方向と略直交する方向の断面が円弧形状に湾曲している。つまり、支持部材6bは、曲げ部6b1でつながった、互いに交差する方向に延びる板状の第一部分6b2と第二部分6b3とを有する。本実施例では、第一部分6b2と第二部分6b3とは略直交する方向に延びる。プロセスカートリッジ7において、曲げ部6b1、第一部分6b2、第二部分6b3はいずれも感光体ドラム1の回転軸線方向と略平行に配置される。弾性部材6aは、第一部分6b2の短手方向において曲げ部6b1とは反対側の端部に結合され一体化されている。弾性部材6aは、第一部分6b2の長手方向の全域にわたり連続して設けられている。プロセスカートリッジ7において、第二部分6b3は、第一部分6b2に対して感光体ドラム1側に突出するように屈曲されている。
又、詳しくは後述するように、本実施例では、クリーニング部材6は、感光体ドラム1の回転トルクを低減するなどのために、その長手方向(第一の方向)に沿う回動軸を中心として回動可能にクリーニング枠体12によって支持されている。そして、クリーニング部材6によって感光体ドラム1の表面から除去された転写残トナーは、廃トナー収容部14a内に落下するように構成されている。
尚、少なくとも、像担持体上からトナーを除去するクリーニング部材6と、クリーニング部材6を支持する枠体であるクリーニング12と、後述する付勢部材としての引張りバネ29と、を有してクリーニング装置60が構成される。
第一枠体部分14には、帯電ローラ軸受16が、帯電ローラ2の回転中心と感光体ドラム1の回転中心とを通る線に沿って、取り付けられている。ここで、帯電ローラ軸受16は、図示矢印C方向に移動可能に取り付けられている。帯電ローラ2の回転軸2aは、帯電ローラ軸受16に回転可能に取り付けられている。そして、帯電ローラ軸受16は、付勢手段としての帯電ローラ加圧バネ17により感光体ドラム1に向かって付勢される。
一方、現像ユニット4は、現像ユニット4内の各種要素を支持する現像枠体18を有する。現像ユニット4には、感光体ドラム1と接触して図示矢印D方向(反時計方向)に回転する現像剤担持体としての現像ローラ19が設けられている。現像ローラ19は、その長手方向(回転軸線方向)の両端部において、現像軸受20(20R、20L)を介して、回転可能に現像枠体18に支持されている。ここで、現像軸受20(20R、20L)は、現像枠体18の両側部にそれぞれ取り付けられている。
又、現像ユニット4は、現像剤収納室(以下「トナー収納室」という。)18aと、現像ローラ19が配設された現像室18bと、を有する。現像室18bには、現像ローラ19に接触して矢印E方向に回転する現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ21と、現像ローラ19のトナー層を規制するための現像剤規制部材としての現像ブレード22とが、配置されている。現像枠体18のトナー収納室18aには、収容されたトナーを撹拌するとともにトナー供給ローラ21へトナーを搬送するための撹拌部材23が設けられている。撹拌部材23は、トナー収納室18aから、開口部18cを介して、現像室18bにトナーを供給する。
そして、現像ユニット4は、軸受部材20R、20Lに設けられた、穴20Ra、20Laに嵌合する軸24(24R、24L)を中心にしてクリーニングユニット13に回動自在に結合されている。又、現像ユニット4は、加圧バネ25により付勢されている。そのため、プロセスカートリッジ7による画像形成時においては、現像ユニット4は軸24を中心に矢印F方向に回転し、感光体ドラム1と現像ローラ17とが当接する。
3.クリーニングユニット
3−1.クリーニング枠体
次に、本実施例におけるクリーニングユニット13のクリーニング枠体12、廃トナー収容部14aなどの構成について更に詳しく説明する。
図3は、クリーニング枠体12の分解斜視図である。又、図4(a)は、クリーニング枠体12を構成する第二枠体部分15の斜視図であり、図4(b)は図4(a)中のA−A線断面図である。
上述のように、クリーニングユニット13のクリーニング枠体12は、複数の枠体部分としての第一枠体部分14と第二枠体部分15とが結合されて形成される。本実施例では、概略、クリーニング枠体12の主要部分を構成する第一枠体部分14に対して、該第一枠体部分14によって画成される廃トナー収容部14aの一側面を閉鎖する蓋の機能を有する第二枠体部分15を結合する。
図3に示すように、第一枠体部分14には、後述するように第二枠体部分15との結合部が配置される結合面としての溶着面40が形成されている。図2をも参照して、溶着面40は、第一枠体部分14において、クリーニング部材6に対して感光体ドラム1とは反対側を向くように形成されている。更に説明すると、溶着面40は、第一枠体部分14の長手方向に沿って延在する横溶着面40a1、40a2を有する。又、溶着面40は、第一枠体部分14の短手方向(本実施例では横溶着面40a1、40a2と略直交する方向)に沿って延在する縦溶着面40b1、40b2を有する。これら横溶着面40a1、40a2、縦溶着面40b1、40b2は連続しており、廃トナー収容部14aを取り囲んでいる。
又、図4(a)に示すように、第一枠体部分14に結合される前の状態で、第二枠体部分15には、第一枠体部分14との対向面に、第二枠体部分15の端部(縁部)の全周に沿うようにして、凸部30が形成されている。図4(b)に示すように、本実施例では、凸部30は、第一枠体部分14に向けて突出した頂部を有する、断面が略三角形状の突起とされている。更に説明すると、凸部30は、第二枠体部分15の長手方向に沿う方向に延在する横凸部30a1、30a2を有する。又、凸部30は、第二枠体部分15の短手方向(本実施例では横凸部30a1、30a2と略直交する方向)に沿って延在する縦凸部30b1、30b2を有する。これら横凸部30a1、30a2、縦凸部30b1、30b2は連続している。
本実施例では、第二枠体部分15は、超音波溶着によって第一枠体部分14と結合される。この際、第一枠体部分14の溶着面40に凸部30を押圧する。より詳細には、第一枠体部分14の横溶着面40a1、40a2に、第二枠体部分15の横凸部30a1、30a2をそれぞれ押圧し、第一枠体部分14の縦溶着面40b1、40b2に、第二枠体部分15の縦凸部30b1、30b2をそれぞれ押圧する。そして、図3においてハッチングで示した、凸部30の裏面の被作用部31に対して、超音波溶着装置の作用部であるホーン(図示せず)により超音波振動を加える。これにより、凸部30が溶けて溶着面40に溶着され、第一枠体部分14に対して第二枠体部分15が結合される。第一枠体部分14に第二枠体部分15が結合されることで、廃トナー収容部14aとしての形状が形成される。
本実施例では、凸部30は、第二枠体部分15の端部(縁部)から所定の距離だけ内側に形成されている。又、凸部30は、廃トナー収容部14aを構成する中空部から所定の距離だけ外側となるように形成されている。従って、第一枠体部分14と第二枠体部分15とが結合された際に、第二枠体部分15における凸部30の両側の所定範囲の被接触面と、第一枠体部分14における溶着面40の対応する範囲の接触面とが接触する。即ち、第一枠体部分14と第二枠体部分15とが結合された際に、溶着面40と凸部30との結合部としての溶着部M(図10)を含む所定領域(重なり領域)R(図10)において、第一枠体部分14と第二枠体部分15とが重なるようにして接触する。
3−2.クリーニング構成
次に、本実施例における感光体ドラム1のクリーニングに関する構成(クリーニング構成)について更に詳しく説明する。尚、本明細書において、クリーニング構成に関し、長手方向の一端部側について説明をする内容は、特に言及しない場合は長手方向の他端部側も同様である。
図5は、第二枠体部分15が溶着された第一枠体部分14の長手方向の一端部側の内側の、クリーニング部材6を取り付ける前の様子を示す斜視図である。
第一枠体部分14の長手方向の端部近傍には、クリーニング部材6を回転可能に支持するための支持部41が設けられている。本実施例では、支持部41は、第一枠体部分14の内面14から突出して設けられ、第一枠体部分14の長手方向に沿って見た断面がU字形状の支持面(軸受)41aを有している。支持面41aは、感光体ドラム1が配置される側に向けて開口している。
又、第一枠体部分14には、第一枠体部分14とクリーニング部材6との隙間を封止するためのシール部材26が設けられている。シール部材26は、クリーニング部材6の長手方向の端部近傍における弾性部材6a及び支持部材6bと第一枠体部分14との間を封止する。又、シール部材26は、支持部材6bの第一部分6b2の短手方向の弾性部材6aとは反対側の端部近傍における支持部材6bと第一枠体部分14との間を封止する。又、第一枠体部分14には、第一枠体部分14とクリーニング部材6と感光体ドラム1との隙間を封止するための端部シール27が設けられている。端部シール27は、クリーニング部材6の長手方向の端部における弾性部材6aの先端部6a1側の角部近傍で、感光体ドラム1と第一枠体部分14との間、弾性部材6aと第一枠体部分14との間を封止する。更に、第一枠体部分14には、長手方向全域において、感光体ドラム1と第一枠体部分14の隙間を封止するためのスクイシート28が設けられている。スクイシート28は、感光体ドラム1に当接するようにして、感光体ドラム1に対向する第一枠体部分14の縁部に設けられている。ここで、シール部材26は、発泡ポリウレタンやエラストマーなどを用いた弾性シール部材である。又、端部シール部材27は、パイルや不織布、フェルトなどを用いたシール部材である。又、スクイシート28は、ポリエステルを用いたシート部材である。廃トナー収容部14aは、感光体ドラム1、クリーニング部材6、スクイシート28、端部シール27、シール部材26、第一枠体部分14、第二枠体部分15からなる複数の部材で囲まれた空間で形成される。
又、第一枠体部分14には、後述する付勢部材としての引張りバネ29(図7)を取り付けるための、枠体側付勢部材取り付け部としてのボス42が設けられている。本実施例では、ボス42は、第一枠体部分14の内面14cに起立するように設けられた略円柱状の突起である。ボス42の先端には、引張りバネ29の一端部29a(図7)を係止する爪形状の係止部42aが形成されている。
図6は、クリーニング部材6の長手方向一端部を示す斜視図である。
クリーニング部材6の支持部材6bには、その第一部分6b2の長手方向の端部側面から該長手方向に突出した突起部6b4が設けられている。突起部6b4には、キャップ型の回動軸部(回動軸部材)として、合成樹脂により成形された部材(モールド樹脂)であり、一端部に取付穴6c1が形成された、円筒部6cが取り付けられる。取付穴6c1は、支持部材6bの長手方向に沿って見た断面の寸法が、少なくとも一方向において突起部6b4より小さく形成されている。従って、円筒部6cの取付穴6c1に支持部材6bの突起部6b4が圧入されて、円筒部6cが突起部6b4に固定される。
又、支持部材6bには、引張りバネ29を取り付けるためのクリーニング部材側付勢部材取り付け部としての付勢受部6dが設けられている。本実施例では、付勢受部6dは、支持部材6bの第二部分6b3の長手方向端部の先端部に形成されている。より詳細には、本実施例では、支持部材6bの第二部分6b3の長手方向端部が突起部(凸形状)となるように、該端部に隣接する部分が一部切り欠かれている。付勢受部6dの先端には、引張りバネ29の一端部29b(図7)を係止する爪形状の係止部6d1が形成されている。このように、本実施例では、引張りバネ29は、支持部材6bの第一部分6b2に対して交差する方向(本実施例では略直交する方向)に沿って第一部分6b2から感光体ドラム1側に突出した作用部(付勢受部6d)に付勢力を作用させる。
クリーニング部材6は、円筒部6cを、第一枠体部分14に設けられた支持部41のU字形状の支持面41a上に落とし込むようにして取り付けられる。支持部41の支持面41aの内径と円筒部6cの外径は、嵌め合いの関係とされている。そして、支持面41aと円筒部6cとの両者が係合することにより、クリーニング部材6は、円筒部6cを中心として回動可能なように、第一枠体部分14によって支持される。
図7は、クリーニングユニット13の組み立て手順を説明するための図である。
先ず、上述のように、支持部41に落とし込むようにして、第一枠体部分14にクリーニング部材6が回転可能に取り付けられる。そして、引張りバネ29の一端部29aを第一枠体部分14に形成されたボス42に取り付け、他端部29bを支持部材6bに設けられた付勢受部6dに取り付ける。又、帯電ローラ軸受16及び帯電ローラ加圧バネ17を第一枠体部分14の所定位置に装着すると共に、帯電ローラ2を帯電ローラ軸受16に取り付ける。その後、感光体ドラム1のフランジ60を、第一枠体部分14の位置決め部14bに仮置きする。位置決め部14bの内径寸法は、感光体ドラム1のフランジ60の外径寸法より大きな寸法となっている。このため、感光体ドラム1の第一枠体部分14における位置は、位置決め部14bで仮決めされる。次に、ドラム軸受61を、感光体ドラム1の軸線方向から第一枠体部分14に装着する。ドラム軸受61は、感光体ドラム1の回転軸支持部61aを有しており、ドラム軸受61が第一枠体部分14に取り付けられることにより、感光体ドラム1が回転可能に支持される。ドラム軸受61の円筒部61b及び第一枠体部分14の位置決め部14bは、嵌め合いの関係で形成されており、両者が係合することにより、第一枠体部分14に対するドラム軸受61の位置が決定される。そして、ドラム軸受61は、第一枠体部分14に対し、固定手段としてのビス62で固定される。
3−3.クリーニングユニットに働く力
次に、本実施例におけるクリーニングユニット13に働く力について説明する。図8は、クリーニングユニット13の概略断面図である。
ここで、クリーニング部材6の長手方向(感光体ドラム1の回転軸線方向)に沿って見たときに、支持部材6bの第一部分6b2の軸線に沿って弾性部材6aの先端部6a1に向かう方向を、X方向と定義する。又、クリーニング部材6の長手方向(感光体ドラム1の回転軸線方向)に沿って見たときに、X方向に垂直で、クリーニング部材6に対して感光体ドラム1とは反対側に向かう方向を、Y方向と定義する。
第一枠体部分14の支持部41がクリーニング部材6から受ける力をFとする。
このとき、支持部41が受ける力FのX方向の力Fxは、次のような力の合力である。先ず、感光体ドラム1に弾性部材6aを所望の押圧力で当接させることによるドラム当接力F1のX成分F1xがある。又、感光体ドラム1の駆動による摩擦力F2のX成分F2xがある。又、シール部材26による反発力F3のX成分F3xがある。又、引張りバネ29がクリーニング支持部材6bを引っ張るバネ張力F4のX成分F4xがある。即ち、合力Fx=F1x+F2x+F3x+F4x(感光体ドラム1が静止時はF2x=0)である。
一方、支持部41が受ける力FのY方向の力Fyは、次のような力の合力である。先ず、感光体ドラム1に弾性部材6aを所望の押圧力で当接させることによるドラム当接力F1のY成分F1yがある。又、感光体ドラム1の駆動による摩擦力F2のY成分F2yがある。又、シール部材26による反発力F3のY成分F3yがある。又、引張りバネ29によるバネ張力F4のY成分F4yがある。即ち、合力Fy=F1y+F2y+F3y+F4y(感光体ドラム1が静止時はF2y=0)である。
X、Y成分Fx、Fyの合力Fが、第一枠体部分14の支持部41に働く。ここで、第一枠体部分14における支持部41の根元をqとする。支持部材41の根元qからFxと直交する点までの距離をL1としたとき、支持部41の根元qには、M1=Fx×L1のモーメントが働く。本実施例では、図8に示すように、引張りバネ29によって支持部41をボス42側に引っ張るような力が働く。
尚、ここでは、支持部41の根元qは、第一枠体部分14の内面14cから突出する支持部41の側面と第一枠体部分14の内面14cとの交点のうち、X方向において支持部41に対し感光体ドラム1とは反対側に位置する交点で代表する。但し、支持部41の他の根元にも、上記モーメントM1に相応する力がかかる。従って、本発明において支持部の根元とは、第一枠体部分の面から突出する支持部の側面と第一枠体部分の面とのいずれの交点をも含む。
又、第一枠体部分14のボス42には、引張りバネ29がボス42を引っ張るバネ張力F4が働く。ボス42に働くバネ張力F4の分力は、X成分F4x、Y成分F4yである。ここで、第一枠体部分14におけるボス42の根元をpとする。ボス42の根元pからF4xと直交する点までの距離をL2としたとき、ボス42の根元pには、M2=F4x×L2のモーメントが働く。本実施例では、図8に示すように、引張りバネ29によってボス42を支持部41側に引っ張るような力が働く。
尚、ここでは、ボス42の根元pは、第一枠体部分14の内面14cから突出するボス42の側面と第一枠体部分14の内面14cとの交点のうち、X方向においてボス42に対し感光体ドラム1とは反対側に位置する交点で代表する。但し、ボス42の他の根元にも、上記モーメントM2に相応する力がかかる。従って、本発明において枠体側付勢部材取り付け部の根元とは、第一枠体部分の面から突出する枠体側付勢部材取り付け部の側面と第一枠体部分の面とのいずれの交点をも含む。
3−4.支持部及びボスの位置
次に、支持部41及びボス42の位置について説明する。
図9は、第一枠体部分14を、溶着面40に対し直交する方向に沿って、感光体ドラム1が配置される側(第一枠体部分14側)から見た、クリーニングユニット13の正面図である。図9は、クリーニングユニット13の長手方向の一端部側のみ示しているが、上述のように、他端部側も同様である。又、図9では、クリーニング部材6の支持部41の位置を説明するために、帯電ローラ2は図示を省略する。
図8を参照して説明した通り、第一枠体部分14には、支持部41とボス42の根元q、pの周りにモーメントM1とM2が働く。本実施例では、支持部41とボス42との間に張設された引張りバネ29によって、支持部41とボス42とを互いに向けて引っ張るような力が働く。これにより、第一枠体部分14は、モーメントの働く方向に変形しようとする。
そこで、本実施例では、第一枠体部分14と第二枠体部分15との結合部としての溶着部を、クリーニング枠体12における、付勢部材としての引張りバネ29の応力がかかる場所の近傍に配置する。第一枠体部分14と第二枠体部分15との結合部としての溶着部は、合成樹脂同士が接合されており強度が強いため、付勢部材としての引張りバネ29からの力を受けても、クリーニング枠体12の変形を抑制することができる。
図10を参照して更に説明する。図10(a)は図9と同様の図であり、図10(b)は図10(a)中のA−A線断面図である。図10(a)に示すように、溶着面40に対し直交する方向に沿って見る。このときに、第一枠体部分14と第二枠体部分15とが重なっている重なり領域R(図10)と、支持部41の根元qとボス42の根元pとを結んだ直線Lとが、少なくとも一部において重なるように、支持部41とボス42とを配置する。つまり、上述のように、第一枠体部分14と第二枠体部分15とはある程度の範囲を持って重なるように配置され、その一部が溶着される。図10(a)、(b)において網掛け部が重なり領域Rであり、第二枠体部分の凸部30に対応する位置が結合部としての溶着部Mとなる。従って、重なり領域Rと直線Lとが少なくとも一部において重なるように支持部41とボス42とを配置することによって、支持部41の根元qとボス42の根元pとを、十分に第一枠体部分14と第二枠体部分15との溶着部Mの近傍に配置することができる。
典型的には、図9に示すように、溶着面40に対し直交する方向に沿って見たときに、支持部41の根元qとボス42の根元pとを結んだ直線Lが溶着部Mと重なるように、支持部41とボス42とを配置する。より詳細には、第二枠体部分15の縦凸部30b1(他端部側では縦凸部30b2)を溶着面40に対し直交する方向に投影した線上に、支持部41の根元qとボス42の根元pとを配置する。この場合、支持部41の根元qとボス42の根元pとを結んだ直線Lは、図8に示す力FのX方向の成分Fxとバネ張力F4のX方向の成F4xの力の向きと一致する。
第二枠体部分15の凸部30は、第一枠体部分14との溶着部Mとなるものであり、超音波振動により凸部30が溶けて、第一枠体部分14と第二枠体部分15との合成樹脂同士が接合される。このため、第一枠体部分14と第二枠体部分15との溶着部Mに関しては、第一枠体部分14と第二枠体部分15とが一体となって、肉厚が2倍相当になる。従って、この溶着部Mの近傍の強度は強くなる。
このように、本実施例では、モーメントの働く支持部41とボス42の根元q、pを、強度の強い溶着部Mの近傍の第一枠体部分14で支えるため、第一枠体部分14の変形量を抑制することができる。これにより、製品寿命を通じてクリーニング部材6の感光体ドラム1への当接圧を安定的に保つことができる。
尚、図9では支持部41の根元qとボス42の根元pとを、第一枠体部分14と第二枠体部分15との結合部としての溶着部M上に配置したが、図11や図12に示す構成でも同様の効果を得ることができる。つまり、上述のように、第一枠体部分14を、溶着面40に対し直交する方向に沿って見たときに、重なり領域Rと直線Lとが少なくとも一部において重なるように、支持部41とボス42とを配置すればよい(図10)。
即ち、図11に示すように、溶着面40に対し直交する方向に沿って見たときに、支持部41の根元qとボス42の根元pとを結んだ直線Lが溶着部Mと交差するように、支持部41とボス42とを配置することができる。より詳細には、直線Lは、第二枠体部分15の縦凸部30b1(他端部側では縦凸部30b2)を溶着面40に対し直交する方向に投影した線と交差する。つまり、溶着部Mの軸線(即ち、上記縦凸部30b1、30b2に対応する線)と支持部41の根元qとボス42の根元pとを結んだ直線Lとのなす角度をθとしたとき、θは、0°≦θ<90°の関係を満たす。支持部41の根元q、ボス42の根元pを溶着部Mにより近付ける観点からは、θは、より好ましくは0°≦θ<45°、更に好ましくは0°≦θ<15°を満たす。
又、図12に示すように、溶着面40に対し直交する方向に沿って見たときに、支持部41の根元qとボス42の根元pとを結んだ直線Lが溶着部Mから離れた位置で溶着部Mと略平行に延びるように、支持部41とボス42とを配置することができる。より詳細には、直線Lは、第二枠体部分15の縦凸部30b1(他端部側では縦凸部30b2)を溶着面40に対し直交する方向に投影した線から離れた位置で該線と略平行に延びる。このとき、クリーニングユニット13の長手方向において、溶着部Mは、直線Lよりも端部側に配置されても、中央側に配置されてもよい。
図11や図12に示す構成でも、モーメントの働く支持部41とボス42の根元q、pを、強度の強い溶着部Mの近傍の第一枠体部分14で支えるため、第一枠体部分14の変形を抑制することができる。
このように、本実施例によれば、クリーニング装置60は、第一の方向(長手方向)に沿う回動軸を中心として回動可能に支持され、第一の方向と略直交する方向における一端部が第一の方向に沿って像担持体1と接触するクリーニング部材6を有する。又、クリーニング装置60は、クリーニング部材6を回動可能に支持すると共にクリーニング部材6により像担持体1から除去されたトナーを収容する収容部14aを形成する枠体12を有する。更に、クリーニング装置60は、クリーニング部材6の第一の方向における両端部側のそれぞれにおいてクリーニング部材6を回動させて像担持体1に接触させる方向にクリーニング部材6を付勢する付勢部材29を有する。又、枠体12は、クリーニング部材6を回動可能に支持すると共に収容部14aの壁部の少なくとも一部を形成する第一枠体部分14と、第一枠体部分14に結合され収容部14aの壁部の少なくとも一部を形成する第二枠体部分15と、を有する。第一枠体部分14は、クリーニング部材6の第一の方向における両端部側のそれぞれにおいてクリーニング部材6を回動可能に支持する支持部41を有する。又、第一枠体部分14は、クリーニング部材6の第一の方向における両端部側のそれぞれにおいて付勢部材29を取り付けるための取り付け部42を有する。更に、第一枠体部分14は、第二枠体部分15との結合部Mが配置される結合面40を有する。
ここで、第一枠体部分14と第二枠体部分15とが重なっている領域をRとする。又、第一枠体部分14における支持部41の根元qと取り付け部42の根元pとを結んだ直線をLとする。この場合、第一枠体部分14を結合面40に対し直交する方向に沿って見たときに、領域Rと直線Lとが少なくとも一部において重なるように、支持部41、取り付け部42が配置される。
上記結合面40は、より詳細には、収容部14aを取り囲むように配置されている。又、本実施例では、付勢部材29は、上記第一の方向に沿って見たときに、支持部41からクリーニング部材6と像担持体1との接触部に向かう軸線に沿う方向において支持部41に対し像担持体1とは反対側に配置される。そして、本実施例では、この付勢部材29は、クリーニング部材6と取り付け部42との間に張設された、引張りバネとされる。
尚、本実施例では、付勢部材29、第一枠体部分14の支持部41及び取り付け部42は、クリーニング部材6の長手方向(第一の方向)における両端部側のそれぞれに設けられている。しかし、クリーニング装置60の構成によっては、クリーニング部材6の長手方向(第一の方向)における少なくとも一方の端部側において、支持部41及び取り付け部42の配置を本実施例と同様にすることで、十分の効果が得られることがある。
以上、本実施例によれば、回動可能なクリーニング部材6を引張りバネ29により感光体ドラム1に対して付勢する構成において、クリーニング枠体12の変形量を抑制することができる。
実施例2
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例のクリーニング装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置の基本的な構成及び動作は実施例1と同様である。従って、実施例1のものと同一又はそれに相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
実施例1では、クリーニング枠体12の第一枠体部分14と第二枠体部分15とは超音波溶着によって結合するものとして説明した。斯かる構成は、接着剤などの他の要素を必要としない点で、製造しやすさ、製造コストなどの点で有利であるが、本発明は枠体の結合方法を超音波溶着に限定するものではない。
超音波溶着の他に、公知の他の方法による溶接、或いは接着によって、クリーニング枠体12の第一枠体部分14と第二枠体部分15とを結合することができる。
例えば、図13は、接着によって結合される第一枠体部分14と第二枠体部分15とを結合する前の様子を示す斜視図である。即ち、図13に示すように、第二枠体部分15における第一枠体部分14と対向する面に凹部32を設ける。そして、凹部32に硬化前の合成樹脂や接着剤を流し込み、この部分を第一枠体部分14の接着面40(実施例1における溶着面と同様の構成)に接触させて上記合成樹脂や接着剤を硬化させる。これにより、第一枠体部分14と第二枠体部分15とを結合することができる。凹部32は、実施例1における凸部30と同様の位置に配置することができる。
この場合、支持部41の根元qとボス42の根元pの配置については、実施例1における結合部としての溶着部Mを、結合部としての接着部と読み替えることで、実施例1の説明を全て援用することができる。
本実施例のような構成によっても、モーメントの働く支持部41とボス42の根元q、pを、強度の強い接着部の近傍の第一枠体部分14で支えるため、第一枠体部分14の変形量を抑制することができる。
従って、本実施例の構成によっても、回動可能なクリーニング部材6を引張りバネ29により感光体ドラム1に対して付勢する構成において、クリーニング枠体12の変形量を抑制することができる。
その他の実施例
以上、本発明を具体的な実施例に即して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではない。
例えば、上述の実施例では、クリーニング部材6は、支持部材6bに円筒部6cを取り付けてクリーニング部材6の回動軸部としたが、本発明は斯かる構成に限定されるものではない。例えば、支持部材6b自体に円柱形状部を成形したり、支持部材6bに円柱状部を有するピンを取り付けたりして回動軸部としてもよい。又、クリーニング枠体12に設ける支持部41は、断面がU字形の支持面41aを有するものに限定されるものではない。例えば、図14(a)に示すように、回動軸部が嵌合される断面が略円形の支持面(穴)41aを有するものであってもよい。又、付勢部材は引張りバネに限定されるものではない。例えば、図14(b)に示すように、枠体側付勢部材取り付け部としての、第一枠体部分14の内面14cから突出して設けられた台座43と、クリーニング部材6の支持部材6bの付勢受部6eとの間に、付勢部材としての圧縮バネ39を配置してもよい。この場合も、付勢部材としての圧縮バネ39は、クリーニング部材6を、その長手方向(第一の方向)に沿う回動軸を中心として回動させて、弾性部材6aを像担持体に当接させる方向に、クリーニング部材6を付勢する。そして、第一枠体部分14における支持部41の根元qと台座43の根元pの配置について、上述の実施例における支持部41の根元qとボス42の根元pについて適用したものと同様の配置を適用することができ、同様の効果を奏することができる。
又、上述の実施例では、クリーニング装置は、像担持体としての感光体ドラム上のトナーを除去するものとして説明した。しかし、これに限定されるものではなく、例えば図1の中間転写ベルトクリーニング装置11などに本発明を適用して、像担持体として中間転写体上のトナーを除去するようにしてもよい。又、除去すべきトナーを担持する像担持のクリーニング装置であればよく、例えば像担持体として転写ベルトなどの記録材担持体上に付着した制御用画像のトナーや意図しないトナーを清掃するためのクリーニング装置に本発明を適用することも可能である。
1 感光体ドラム
4 現像ユニット
6 クリーニング部材
6a 弾性部材
6b 支持部材
7 プロセスカートリッジ
13 クリーニングユニット
14 第一枠体部分
14a 廃トナー収容部
15 第二枠体部分
26 シール部材
27 端部シール
28 スクイシート
29 引張りバネ
30 凸部
40 溶着面(結合面)
41 支持部
42 ボス(枠体側付勢部材取り付け部)
100 画像形成装置
L 支持部の根元とボスの根元とを結んだ直線
M 溶着部(結合部)
p ボスの根元
q 支持部の根元
R 第一枠体部分と第二枠体部分との重なり領域

Claims (9)

  1. 像担持体上からトナーを除去して回収するクリーニング装置において、
    第一の方向に沿う回動軸を中心として回動可能に支持され、前記第一の方向と略直交する方向における一端部が前記第一の方向に沿って前記像担持体と接触するクリーニング部材と、
    前記クリーニング部材を回動可能に支持すると共に前記クリーニング部材により前記像担持体から除去されたトナーを収容する収容部を形成する枠体と、
    前記クリーニング部材の前記第一の方向における少なくとも一方の端部側において前記クリーニング部材を回動させて前記像担持体に接触させる方向に前記クリーニング部材を付勢する付勢部材と、
    を有し、
    前記枠体は、前記クリーニング部材を回動可能に支持すると共に前記収容部の壁部の少なくとも一部を形成する第一枠体部分と、前記第一枠体部分に結合され前記収容部の壁部の少なくとも一部を形成する第二枠体部分と、を有し、前記第一枠体部分は、前記クリーニング部材の前記第一の方向における少なくとも一方の端部側において前記クリーニング部材を回動可能に支持する支持部と、前記クリーニング部材の前記第一の方向における少なくとも一方の端部側において前記付勢部材を取り付けるための取り付け部と、前記第二枠体部分との結合部が配置される結合面と、を有し、
    前記第一枠体部分を前記結合面に対し直交する方向に沿って見たときに、前記第一枠体部分と前記第二枠体部分とが重なっている領域と、前記少なくとも一方の端部における前記支持部の根元と前記取り付け部の根元とを結んだ直線とが、少なくとも一部において重なることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記結合面は、前記収容部を取り囲むように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記付勢部材は、前記第一の方向に沿って見たときに、前記支持部から前記クリーニング部材と前記像担持体との接触部に向かう軸線に沿う方向において前記支持部に対し前記像担持体とは反対側で、前記クリーニング部材と前記取り付け部との間に張設された、引張りバネであることを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニング装置。
  4. 前記第一枠体部分を前記結合面に対し直交する方向に沿って見たときに、前記直線は、前記結合部と重なることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のクリーニング装置。
  5. 前記第一枠体部分を前記結合面に対し直交する方向に沿って見たときに、前記直線は、前記結合部から離れた位置で前記結合部と略平行に延びることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のクリーニング装置。
  6. 前記第一枠体部分を前記結合面に対し直交する方向に沿って見たときに、前記直線は、前記結合部と交差することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のクリーニング装置。
  7. 前記結合部は、前記第一枠体部分と前記第二枠体部分との溶着部であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のクリーニング装置。
  8. 前記像担持体としての感光体ドラムと、請求項1〜7のいずれか一項に記載のクリーニング装置と、を有し、前記感光体ドラムに形成されたトナー像を記録材に転写し定着させて出力する電子写真画像形成装置の本体に着脱可能なプロセスカートリッジ。
  9. 請求項8に記載のプロセスカートリッジを着脱可能に有し、前記感光体ドラムに形成されたトナー像を記録材に転写して定着させて出力する電子写真画像形成装置。
JP2012116995A 2012-05-22 2012-05-22 クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 Expired - Fee Related JP5932481B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012116995A JP5932481B2 (ja) 2012-05-22 2012-05-22 クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012116995A JP5932481B2 (ja) 2012-05-22 2012-05-22 クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013242492A true JP2013242492A (ja) 2013-12-05
JP5932481B2 JP5932481B2 (ja) 2016-06-08

Family

ID=49843424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012116995A Expired - Fee Related JP5932481B2 (ja) 2012-05-22 2012-05-22 クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5932481B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015093700A1 (en) * 2013-12-19 2015-06-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Photoreceptor cartridge and image forming apparatus having the same
JP2019191349A (ja) * 2018-04-24 2019-10-31 キヤノン株式会社 像担持体ユニット

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03251887A (ja) * 1990-03-01 1991-11-11 Ricoh Co Ltd 電子写真装置のクリーニング器
JPH1039721A (ja) * 1996-07-24 1998-02-13 Canon Inc プロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジの組立方法及び電子写真画像形成装置
JP2003241606A (ja) * 2002-02-20 2003-08-29 Canon Inc プロセスカートリッジ及びクリーニング装置
JP2006098645A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Seiko Epson Corp 微粉体収容容器および該微粉体収容容器を備えるクリーニング装置
US20080193177A1 (en) * 2007-02-13 2008-08-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Developing apparatus and image forming apparatus having the same

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03251887A (ja) * 1990-03-01 1991-11-11 Ricoh Co Ltd 電子写真装置のクリーニング器
JPH1039721A (ja) * 1996-07-24 1998-02-13 Canon Inc プロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジの組立方法及び電子写真画像形成装置
JP2003241606A (ja) * 2002-02-20 2003-08-29 Canon Inc プロセスカートリッジ及びクリーニング装置
JP2006098645A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Seiko Epson Corp 微粉体収容容器および該微粉体収容容器を備えるクリーニング装置
US20080193177A1 (en) * 2007-02-13 2008-08-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Developing apparatus and image forming apparatus having the same

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015093700A1 (en) * 2013-12-19 2015-06-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Photoreceptor cartridge and image forming apparatus having the same
US9176464B2 (en) 2013-12-19 2015-11-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Photoreceptor cartridge including two assemblies and image forming apparatus having the same
JP2019191349A (ja) * 2018-04-24 2019-10-31 キヤノン株式会社 像担持体ユニット
JP7195760B2 (ja) 2018-04-24 2022-12-26 キヤノン株式会社 クリーニング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5932481B2 (ja) 2016-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4839337B2 (ja) カートリッジ
US9625852B2 (en) Cleaning unit, process cartridge and image forming apparatus
JP5959924B2 (ja) クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2011186447A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ
JP5362086B1 (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
US10037000B2 (en) Cartridge
JP5932481B2 (ja) クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP7076945B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2016161714A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US9535398B2 (en) Developer cartridge, developing apparatus, process cartridge and image forming apparatus
US8886109B2 (en) Cleaning unit, process cartridge, and electrophotographic image forming apparatus
JP2011215434A (ja) 現像剤収納容器、現像装置、及び、画像形成装置
US20140072328A1 (en) Developing device and process cartridge
US10678164B2 (en) Developer container, developing device and process cartridge
JP4944481B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置
JP5866885B2 (ja) 感光体ユニットおよび画像形成装置
US10474059B2 (en) Developing unit and process cartridge
JP2007286485A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置、及び、現像装置の組み立て方法
JP7305717B2 (ja) カートリッジユニット
JP2017067882A (ja) 現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び現像剤容器の製造方法
JP2019179071A (ja) 現像剤収容容器、現像装置およびプロセスカートリッジ
JP6033171B2 (ja) 現像装置、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置
JP2014071183A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2019179069A (ja) 現像剤収容容器、現像装置およびプロセスカートリッジ
JP2011158846A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160428

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5932481

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees