JP6033171B2 - 現像装置、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 - Google Patents

現像装置、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像剤を収納する現像剤容器を備えた現像装置、像担持体に残留する現像剤を除去するクリーニング装置に関するものである。また、該現像装置または該クリーニング装置を備えたプロセスカートリッジ、及び該プロセスカートリッジを備える画像形成装置に関するものである。
以下、電子写真画像形成装置を例にして説明する。ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するものである。例えば、電子写真複写機、電子写真プリンター(LEDプリンター、レーザービームプリンター等)、電子写真ファクシミリ装置、及び、電子写真ワードプロセッサ等が含まれる。
また、プロセスカートリッジとは、プロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと像担持体とを一体的にカートリッジ化し、このプロセスカートリッジを電子写真画像形成装置の装置本体に対して着脱可能とするものである。
また、現像装置とは、少なくとも現像手段を一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置の装置本体に対して着脱可能とするものである。
また、クリーニング装置とは、帯電手段、クリーニング手段の少なくとも1つを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置の装置本体に対して着脱可能とするものである。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた電子写真画像形成装置においては、プロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、電子写真画像形成装置のメンテナンスをサービスマンによらず使用者自身で行うことができる。したがって、格段にメンテナンスの操作性を向上させることができた。
このようなプロセスカートリッジにおける、現像剤を収納する現像剤容器は、現像枠体と、現像剤容器蓋とを、それぞれの接合部を当接させて超音波溶着する構成をとっているものがある。この時、現像枠体と現像剤容器蓋の接合部を、現像剤容器の強度確保のため、現像剤担時体の端部における現像剤漏れを防止するシール部材を貼り付けるシール座面に配置する構成が知られている(特許文献1)。
特開2001−305859号公報
上記の従来技術では、現像枠体及び現像剤容器蓋の寸法が部品公差でばらついた際、シール幅方向におけるシール座面の幅が変化する可能性があった。そのため、シール性が損なわれないよう、現像枠体と現像剤容器蓋の部品条件や生産条件等を十分に管理するとともに、シール部材がシール座面と密着できない領域には補材を付与してシール性を確保していた。しかしながら部品のコストアップや、生産性が低下する場合があった。
本発明は従来技術を更に発展させたものであり、部品寸法が公差上ばらついた場合でもシール取付部の現像剤担持体における軸線方向の幅が変動せず、シール性を向上できる現像装置を提供するものである。
また、像担持体に残留する現像剤を除去するクリーニング装置、該現像装置または該クリーニング装置を備えたプロセスカートリッジ、及びプロセスカートリッジを備える画像形成装置を提供するものである。
上記目的を達成するための本発明に係る現像装置の代表的な構成は、
像担持体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像するための現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の端部における現像剤の漏れを封止するシール部材と、
第一枠体と、
第二枠体と、
前記第一枠体と前記第二枠体とに形成され、前記シール部材を張り付けるシール取付部と、
を有する現像装置であって、
前記第一枠体と前記第二枠体は第一溶着部及び第二溶着部において接合され、
前記第一溶着部は前記第二枠体と当接して溶着される前記第一枠体に設けられた傾斜面と前記傾斜面と当接して溶着される前記第二枠体に設けられた第一被溶融面と、から構成され、
前記第一枠体、前記第一溶着部、前記第二枠体にまたがって前記シール取付部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、部品寸法が公差上ばらついた場合でもシール取付部の現像剤担持体における軸線方向の幅が変動せず、シール性を向上できる。
第一溶着部の結合方法を説明する図8のC−C線断面図である。 画像形成装置の一実施例の全体構成を示す全体構成図である。 プロセスカートリッジの断面構成図である。 プロセスカートリッジの分解斜視図である。 トナー容器蓋と現像枠体の結合構成を説明する斜視図である。 第一溶着部と第二溶着部を説明する斜視図である。 トナー容器蓋と現像枠体の溶着方法を説明する断面図である。 トナー容器蓋と現像枠体の溶着方法を説明する断面図である。 第二溶着部の結合方法を説明する図8のB−B線断面図である。 第一溶着部の接合部を説明する図である。 第一溶着部及び第二溶着部を説明する断面図である。 現像ローラ端部の構成を説明する断面図である。 参考例の溶着構成を説明する断面図である。 参考例の溶着構成を説明する断面図である。
以下に、図面および実施例を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の機能、材質、形状、機能、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
《実施例》
本発明に係る現像装置及びプロセスカートリッジを図面に則して説明する。以下の説明において、プロセスカートリッジの長手方向とは、像担持体である電子写真感光体ドラムの回転軸方向と一致している(略平行する方向)。また、プロセスカートリッジの短手方向とは、電子写真感光体ドラムの回転軸と交差する方向(略直交する方向)であり、且つ記録媒体の搬送方向と一致している。また、プロセスカートリッジに関し上方とはプロセスカートリッジを画像形成装置本体へ装着した状態での上方を、下方とは同状態での下方をいうものとする。
[画像形成装置の全体構成]
まず、図2を参照して本実施例の電子写真画像形成装置(以下、「画像形成装置」という)の全体構成について説明する。この画像形成装置1は、装置本体1aと通信可能に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部機器からの画像情報に応じて、電子写真画像形成プロセスによって記録媒体P(例えば、記録紙、OHPシート、布など)に現像剤による画像を形成するものである。
像担持体である電子写真感光体ドラム(以下、「感光体ドラム」という)2が矢印A方向に回転することで、感光体ドラム2の表面は、帯電手段たる帯電ローラ3によって一様に帯電される。この感光体ドラム2に光学手段(露光手段)4から画像情報に応じたレーザ光Lを照射して感光体ドラム2に画像情報に応じた静電潜像を形成する。ここで形成された感光体ドラム2上の静電潜像を、後述の現像剤担持体たる現像ローラ22によって現像剤たるトナーtによって現像することでトナー像を形成する。
一方、トナー像の形成と同期して、給送カセット6にセットした記録媒体Pをピックアップローラ7及びこれに圧接する圧接部材9で一枚ずつ分離給送する。そして、記録媒体Pを搬送ガイド8に沿って転写手段としての転写ローラ10へと搬送する。次いで、記録媒体Pは感光体ドラム2と一定の電圧を印加された転写ローラ10とで形成される転写ニップ部を通る。このとき感光体ドラム2上に形成されたトナー像が記録媒体Pに転写される。
トナー像の転写を受けた記録媒体Pは搬送ガイド11で定着手段12へと搬送される。この定着手段12は駆動ローラ12a、及びヒータ12bを内蔵する定着ローラ12cを有しており、これら定着ローラ12cと、駆動ローラ12aとで形成されるニップ部を通過する記録媒体Pに熱及び圧力を印加して、転写されたトナー像を定着させる。その後、記録媒体Pは排出ローラ対13で搬送され、排出トレイ14へと排出される。
[プロセスカートリッジ]
次に、本実施形態の装置本体1aに着脱可能なプロセスカートリッジ5について図3及び図4を参照して説明する。装置本体1aはプロセスカートリッジ5を着脱可能に装着するための装着手段1bを備えている。プロセスカートリッジ5はその装着手段1bに対して所定の操作要領にて着脱可能に装着される。
プロセスカートリッジ5は、第一ユニットたる感光体ユニット(クリーニング装置)30、及び、第二ユニットたる現像ユニット(現像装置)20に分かれている。感光体ユニット30は、感光体ドラム2と、帯電ローラ3、及びクリーニング手段(以下、「クリーニングブレード」という)31を備えている。現像ユニット20は現像ローラ22を有する。
感光体ユニット30のクリーニング枠体32には、感光体ドラム2がドラム軸受37と位置決めピン38を介して回転自在に取り付けられている(図4)。そして感光体ユニット30に駆動モータ(不図示)の駆動力を伝達することにより、感光体ドラム2を画像形成動作に応じて矢印A方向へ回転駆動させる。感光体ドラム2の周上には、帯電ローラ3、クリーニングブレード31が配置されている。
ここで、クリーニングブレード31は、ブレード支持部31aに一体成形もしくは接着されているクリーニング部材31bで構成される。そして、このクリーニング部材31bを感光体ドラム2に当接させて感光体ドラム2の表面に残留したトナーを掻き落す。そして、掻き落された残留トナーは廃トナー収納部32aに収納される。
また、感光体ドラム2と廃トナー収納部32aを形成するクリーニング枠体32との間の上部開口32bには、感光体ドラム2と上部開口32bをシールする吹き出し防止シート41が設けられており、感光体ドラム2の上部方向のトナー漏洩を防止する。
クリーニング枠体32には帯電ローラ軸受33が、帯電ローラ3の中心と感光体ドラム2の中心を通る矢印C方向に移動可能に取り付けられている。帯電ローラ3の軸3jは帯電ローラ軸受33に回転可能に取り付けられている。そして、軸受33は帯電ローラ加圧部材34により感光体ドラム2に向かって加圧された状態である。
現像ユニット20は、現像剤として本実施例では実質的に磁性樹脂トナー粒子のみからなる(外添剤を含んでいてもよい)磁性1成分現像剤(トナー)tを収容する現像剤容器21を有する。現像剤容器21は、現像剤収納部21aを形成し撹拌手段26を支持し内部にトナーtを収納する第一枠体である現像枠体24と、第二枠体である現像剤容器蓋(以下、「トナー容器蓋」という)29と、を超音波溶着により固定して構成される。
さらに、現像剤容器21は仕切部21bによって現像剤収納部21aと現像室21cとに隔てられており、現像剤収納部21aと現像室21cは仕切部21bの供給開口(以下、「トナー供給開口」という)21dで連通する。
この現像ユニット20には、感光体ドラム2上に形成された静電潜像にトナーを供給して可視画像を形成するための現像ローラ22が配置されている。また、トナーに摩擦帯電電荷を付与し現像ローラ22の表面上にトナー層を形成する現像剤層厚規制手段(以下、「現像ブレード」という)23などが配置されている。
現像枠体24とトナー容器蓋29とが結合されて、現像剤収納部21aと現像室21cが形成され、トナー容器蓋29と現像ローラ22との間に下部開口21jが形成される。そして、下部開口21jには、現像ローラ22と下部開口21jとの間からのトナー漏れを防止する吹き出し防止シート25が設けられている。
また、現像ローラ22の長手両端部には、現像ローラ22の表面と接触し、摺動しながら現像ローラ22上のトナーを掻きとり、長手方向へのトナー漏れを防止するシール部材である端部シール39が設けられている。
現像剤収納部21a内のトナーtは撹拌手段26の回転によってトナー供給開口21dから現像室21c側へ搬送され、現像ローラ22に送り出される。そして、固定磁石27を内蔵し矢印B方向に回転する現像ローラ22と、現像ブレード23のブレード支持部23aに一体成形もしくは接着されている現像剤厚規制部材23bとによって摩擦帯電電荷を付与される。そして、この電荷付与とともに、層厚が規制されたトナー層を現像ローラ22の表面に形成する。
図4に示すように、現像ローラ22は、現像剤容器21の長手方向の両側にそれぞれ取り付けられた現像軸受28a、現像軸受28bを介して、回転自在に現像剤容器21に支持されている。また、現像ローラ22は感光体ドラム2に対して一定のクリアランスを保つため、両端に回転可能に支持した間隙保持部材であるスペーサコロ40a、スペーサコロ40bを配置している。
また、現像軸受28a、現像軸受28bには穴28a1、穴28b1が設けられている。そして、現像ユニット20は穴28a1、穴28b1に嵌合する結合部材としての結合軸35a、結合軸35bを中心にして感光体ユニット30の長手方向両端に設けられた穴30a、穴30bに回動自在に結合されている。
そして、現像ユニット20の長手方向両端の支持部20a、支持部20bには、現像ユニット20を感光体ドラム2へ押圧する加圧ばね36a、加圧ばね36bの一端部36a1、一端部36b1がそれぞれ取り付けられている。加圧ばね36aおよび加圧ばね36bは、現像ユニット20の感光体ユニット30に対する回転中心である結合軸35a、結合軸35bに対して、感光体ドラム2とは反対側に配置される。
そして、現像ユニット20と感光体ユニット30を結合軸35a、結合軸35bで結合した際、加圧ばね36a、加圧ばね36bの他端部36a2、他端部36b2が感光体ユニットの受面30c、受面30dとそれぞれ接触する。
図3に示すように、加圧ばね36a、加圧ばね36bは感光体ユニット30の受面30c、受面30dと現像ユニット20の支持部20a、支持部20bとの間で圧縮される。その圧縮反力により、現像ユニット20が結合軸35a及び結合軸35b周りのモーメントDにより感光体ドラム2に押圧される。そして、現像ローラ22の表面に形成されたトナー層を感光体ドラム2の現像領域に供給する。そのトナーを感光体ドラム2上に形成された静電潜像に応じて感光体ドラム2へ転移させることによってトナー像を形成する。
プロセスカートリッジ5が適切に装置本体1a(図2)に装着されると、装置本体1a側の電気接点(不図示)、及びプロセスカートリッジ5側の電気接点(不図示)が電気的に接続される。そして、装置本体1aが備えた電圧印加手段(不図示)から帯電ローラ3、現像ローラ22に、それぞれ所定の帯電バイアス、現像バイアスを印加可能な状態となる。
また、同様に、プロセスカートリッジ5が適正に装置本体1aに装着されると、装置本体1a及びプロセスカートリッジ5の駆動伝達部(不図示)が連結される。そして、装置本体1aが備える駆動モータなどの駆動手段(不図示)からの駆動力がプロセスカートリッジ5に伝達可能な状態となる。本実施例では、装置本体1aが備える駆動モータの駆動は、感光体ドラム2に伝達され、この駆動力が、ギア列などの駆動伝達部を介して現像ローラ22や撹拌手段26などに伝達されるようになっている。
なお、装置本体1a側及びプロセスカートリッジ5側に設けられた駆動伝達部を介して、例えば撹拌手段26など、各要素を独立して駆動する駆動手段を装置本体1aに独立して設けることも可能である。
[現像剤容器の構成]
次に、現像剤容器21を構成する、トナー容器蓋29と現像枠体24の結合構成について図5を用いて説明する。(a)及び(b)に示すように、トナー容器蓋29の長手方向Nの両端部近傍には、第一シール座面50がそれぞれ設けられている。また、短手方向Mの両端部近傍と長手方向Nの両端端部近傍には突条溶着部51が設けられている。また、長手方向Nの両端側の突条溶着部51の、長手方向外側にはトナー容器蓋29と現像枠体24の位置決めを行うボス52、ボス53が設けられている。
一方、現像枠体24の長手方向Nの両端部には、第二シール座面60がそれぞれ設けられている。また、突条溶着部51に対向する位置に第二被溶着部としての平面溶着部61が設けられている。
また、ボス52、ボス53と嵌合してトナー容器蓋29と現像枠体24の長手方向N及び短手方向Mの位置決めを行う矩形状の穴部62、穴部63が設けられている。ボス52は穴部62と嵌合し、ボス53は穴部63と嵌合することで、トナー容器蓋29と現像枠体24の長手方向N及び短手方向Mの位置が決まる。
[溶着部の構成]
次に、第一シール座面50と第二シール座面60から形成される第一溶着部70の構成及び、突条溶着部51と平面溶着部61で形成される第二溶着部71の構成を、図6を用いて説明する。ここで、長手方向Nの両端側に位置する2つの第一シール座面50は、それぞれ同形状であるため、本実施例では長手方向Nの一端側である一端N2にある第一シール座面50についてのみ説明する。また同様に、長手方向Nの両端側に位置する2つの第二シール座面60も、それぞれ同形状であるため、本実施例では長手方向Nの一端N2にある第二シール座面60についてのみ説明する。
図6は第一溶着部70と第二溶着部71の構成を説明する断面図である。(a)は第一溶着部70の構成を説明する図であり、図5のA−A線断面図を時計回りに90°回転させた図である。(b)は第二溶着部71の構成を説明する、(a)を短手方向Mにおける一端側である一端M1方向から他端側である他端M2方向を見た図である。
(1)第一溶着部70の構成
図6の(a)に示すように、第一溶着部70は第一シール座面50と第二シール座面60から形成される。ここで第一シール座面50は、端部シール39(図3)を貼り付ける第一シール貼付面50aと、第一被溶融面としての被溶融内側面50bから構成される。また第二シール座面60は、端部シール39を貼り付ける第二シール貼付面60a、溶融外側面60b、そして傾斜面60cから構成される。
ここで、短手方向Mにおける被溶融内側面50bから溶融外側面60bまでの距離をX、短手方向Mにおける被溶融内側面50bから傾斜面60cと平面溶着部61との交点である頂点60c2までの距離を距離Yとする。この場合において、距離X>0且つ距離Y>0の関係にある。
(2)第二溶着部71の構成
次に図6の(b)に示すように、第二溶着部71は突条溶着部51と平面溶着部61で形成される。ここで突条溶着部51は、断面が三角形状をなして形成された突条形状部としての突起51aと、突起の両側には溶着した際の突起51aの溶融物が流れ込むための溝部51b、溝部51cとを有している。更にその溝部の両外側には底面部としての平面部51e、平面部51fを有している。
即ち、突条溶着部51は、底面部としての平面部51e、51fと、この平面部から突出した突条形状部としての突起51aを有している。また、平面溶着部61は、突起51aと当接する平面部61aを有している。
[現像剤容器の溶着方法]
次に、図7、図8、図9、図1、図10、図11を用いて、トナー容器蓋29と現像枠体24の溶着方法を説明する。図7、図8はトナー容器蓋29と現像枠体24の溶着方法を説明する斜視図である。図9は第二溶着部71の結合方法を説明する、図8のB−B線断面図である。(a)は突条溶着部51と平面溶着部61が当接し、溶着される直前の状態を説明する断面図、(b)は突条溶着部51と平面溶着部61が溶着され、溶着ホーン58が退いた後の状態を説明する断面図である。
図1は第一溶着部70の結合方法を説明する、図8のC−C線断面図である。(a)は第一シール座面50と第二シール座面60が当接し、溶着される直前の状態を説明する断面図、(b)は第一シール座面50と第二シール座面60が溶着された後の状態を説明する断面図である。図10はトナー容器蓋29と現像枠体24が溶着された後のシール取付部としてのシール座面80を示す図である。図11は溶着された後の第一溶着部70及び第二溶着部71を説明する図であり、図5のA−A線断面図を時計回りに90°回転させた図である。
図7、図8において、58と57はその間にトナー容器蓋29と現像枠体24を加圧挟持して溶着する溶着ホーンと溶着受け台である。図7、図8に示すように、トナー容器蓋29の第一シール座面50、突条溶着部51(溶着ホーン当接面56の裏面における位置を図中点線で示す)の裏面には溶着ホーン当接面56が設けられている。また、現像枠体24には、溶着時の被受け面である第一被溶着受け部24a、溶着時の第二の被受け面である第二被溶着受け部24bが設けられている。
溶着時には、第一被溶着受け部24aを溶着受け台57の第一溶着受け部57aで、第二被溶着受け部24bを第二溶着受け部57bで、長手方向Nの両端部にある第二シール貼付面60aを第三溶着受け部57c及び第四溶着受け部57dでそれぞれ支持する。
次に、図9を用いて第二溶着部71の結合方法を説明する。(a)に示すように、突条溶着部51、平面溶着部61の間を矢印G方向に加圧することで、突起51aの頂点51dと平面部61aが当接する。この状態で、矢印G方向に加圧力Fをかけながら同時に超音波振動を印加することで、突起51aと平面部61aの当接部Tとが変形歪により発熱する。この発熱によって突起51aと平面部61aが溶融し、突条溶着部51の平面部51e、平面部51fと、平面溶着部61の平面部61aとの矢印G方向の間隔が縮まっていく。
その結果、(b)に示すように、トナー容器蓋29と現像枠体24は、突起51aと平面部61aとが溶融する。そして、超音波振動の印加が停止することで振動による発熱が収まり、突起51aと平面部61aとが溶着結合する。このとき、突起51aと平面部61aで溶融した樹脂Jは溝部51b、溝部51cに流れ込む。
次に、図1を用いて第一溶着部70の結合方法を説明する。(a)に示すように、第一シール座面50、第二シール座面60の間を矢印G方向に加圧することで、被溶融内側面50bの先端に設けられた当接部50cと、傾斜面60cが当接する。この状態で矢印G方向に加圧力をかけながら同時に超音波振動を印加することで、当接部50cと、傾斜面60dの当接部Sとが変形歪により発熱する。
この発熱によって溶融外側面60bと被溶融内側面50bが溶融し、第一シール座面50の底面50eと、第二シール座面60の平面部61との矢印G方向の間隔が縮まっていく。そして第二溶着受け台57dが第一シール貼付面50aと当接する。
その結果、(b)に示すように、トナー容器蓋29と現像枠体24は、第一シール貼付面50aと第二シール貼付面60aが略同一曲面に形成された状態で、溶融外側面60bと被溶融内側面50bとが溶融する。そして、超音波振動の印加が停止することで振動による発熱が収まり、溶融外側面60bと被溶融内側面50bとが溶着結合し、シール座面80が形成される。
この際、第二溶着受け台57dによって矢印G方向におけるトナー容器蓋29と現像枠体24の位置決めを行えるよう、平面部61と平面部51eの間には、平面部61と平面部51eが先に当接しないよう隙間Eを設けている。
また、突起51aの頂点51dの平面部51eからの高さを高さH、溶着完了時における被溶融内側面50bと傾斜面60dの交点Vの平面部51eからの高さを高さWとする。そして、傾斜面60cと被溶融外側面50bと平面部50eで形成される空間からのトナー漏れを封止するため、高さH>高さWとしている。
ここで図10に示すよう、シール座面80上における第一溶着部70の接合部である接合部Zにおいて、被溶融外側面50bと溶融外側面60bは、長手方向Nにおけるシール幅L3の範囲で形状が均一である。よって、トナー容器蓋29及び現像枠体24の寸法が部品公差で短手方向Mにばらついた場合でもシール幅L3が変動しない。
即ち、前述したように距離Xと距離Yに対して、距離X>0且つ距離Y>0の関係になるよう第一シール座面50と第二シール座面60を構成することで接合部Zにおいてシール幅L3が変動せず、接合部Zでのシール性を向上できる。本実施例では、シール部材の幅と第一溶着部の接合部である接合部の幅が等しくなっているが、第一溶着部の幅がシール部材の幅よりも長くなっていてもよい。
また、図11に示すように、第二溶着部71の接合部である接合部Qにおいて、トナー容器蓋29及び現像枠体24の寸法が部品公差で短手方向Mにばらついた場合でも同様である。即ち、前述したように高さHと高さWに対して、高さH>高さWの関係になるよう突条溶着部51と平面溶着部61を構成する。よってトナー容器蓋29及び現像枠体24の寸法が部品公差で短手方向Mにばらついた場合でも、接合部Zと接合部Qが一体的に結合でき(図中ハッチングにて示す)、現像剤容器21からのトナー漏れを防止できる。
このようにして、第一枠体である現像枠体24と第二枠体であるトナー容器蓋29は、第一溶着部70において、現像ローラ22の軸線方向(回転軸の軸線方向)におけるシール部材39の幅全域を含むように接合される。また、第一溶着部70と第二溶着部71は途切れなく連結して形成され、傾斜面60cと第二被溶着部である平面溶着部61は途切れなく連結して形成される。
以上の構成により、トナー容器蓋29及び現像枠体24の寸法が部品公差で短手方向Mにばらついた場合でも、シール座面80の長手方向Nにおける幅が変動しない。よって従来のようにトナー容器蓋29及び現像枠体24を厳しい寸法で管理し、接合部Zに補材を付与して接合部Zでのシール性を確保する必要が無くなり、製造コストの低下及び生産性の向上が実現できる。また、トナー容器蓋29及び現像枠体24を結合する接合部Zと接合部Qが一体的に結合でき、現像剤容器21からのトナー漏れを防止できる。
[現像ローラ端部の構成]
次に、図12を用いて現像ローラ22の端部構成を説明する。図12は現像ローラ22の端部構成を示す図であり、図5におけるA−A線断面図を時計回りに90°回転させた図である。
図12に示すように、トナー容器蓋29と現像枠体24が一体化されると、端部シール39がシール座面80に貼り付けられる。そして吹き出し防止シート25が取り付けられた後、現像ローラ22が組み込まれる。この際、現像ローラ22によって端部シール39は圧力Pで圧縮される。この時接合部Zを、現像ローラ22によって端部シール39が押圧される範囲内Uの領域内に配置する。これにより、接合部Zでシール座面80の長手方向Nにおける幅の変動が生じた場合でも、端部シール39を圧力Pによって接合部Zに密着させることができ、接合部Zのシール性を向上できる。
[クリーニング装置]
上記の実施例では本発明を現像ユニット(現像装置)20の現像剤収納部21に適用した例で説明したが、感光体ユニット(クリーニング装置)30の廃トナー収納部32aに適用した場合にも、同様の効果を得られる。
その具体的な構成は図には省略したけれども、上述した現像装置20の構成に準じてクリーニング装置30の構成を記載すれば次のとおりである。
1)クリーニング装置は、像担持体(2)と、前記像担持体(2)の端部における現像剤(t)の漏れを封止するシール部材(39)と、第一枠体(24)と、第二枠体(29)を有する。また、前記第一枠体(24)と前記第二枠体(29)にまたがって形成され、前記シール部材(29)を張り付けるシール取付部(80)を有する。
前記第一枠体(24)と前記第二枠体(29)は第一溶着部(70)及び第二溶着部(71)において接合されている。前記第一溶着部(70)は、前記第二枠体(29)と当接して溶着される前記第一枠体(24)に設けられた傾斜面(60c)と、前記傾斜面(60c)と当接して溶着される前記第二枠体(29)に設けられた第一被溶融面(50b)と、から構成される。前記第一枠体(24)、前記第一溶着部(70)、前記第二枠体(71)にまたがって前記シール取付部(80)が形成されている。
2)前記第一枠体(24)と前記第二枠体(29)は、前記第一溶着部(70)において、前記像担持体(2)の軸線方向における前記シール部材(39)の幅全域を含むようにして接合される。
3)前記第一溶着部(70)の幅が前記シール部材の幅と等しいか長くなっている。
4)前記第二溶着部(71)は、前記第一枠体(24)と当接して溶着される前記第二枠体(29)に設けられた突条溶着部(51)と、前記突条溶着部と当接して溶着される前記第一枠体(24)に設けられた第二被溶着部(61)と、から構成される。
5)前記突条溶着部(51)は、底面部(51e、51f)及び前記底面部(51e、51f)から突出した突条形状部(51a)を有している。そして、前記第一枠体(24)と前記第二枠体(29)の溶着が完了した際、前記底面部(51e、51f)と前記第二被溶着部(61)との間に隙間(E)を有する。
6)前記第一溶着部(70)と前記第二溶着部(71)は途切れなく連結して形成され、前記傾斜面(60c)と前記第二被溶着部(61)は途切れなく連結して形成される。ここで、前記底面部(51e、51f)から前記突条形状部(51a)の頂点(51d)までの高さを高さHとする。また、前記第一枠体(24)と前記第二枠体(29)の溶着が完了した際における、前記底面部(51e、51f)から、前記傾斜面(60c)と前記第一被溶融面(50b)との交点(V)までの高さを高さWとする。この場合において、高さH>高さWとなる。
7)前記第一溶着部(70)は、前記像担持体(2)が前記シール部材(39)を押圧する範囲内に配置される。
[プロセスカートリッジ、画像形成装置]
本発明に係るプロセスカートリッジは、画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、上記の本発明に係る現像装置の構成もしくはクリーニング装置の構成を備えているプロセスカートリッジである。
また、上記の本発明に係るプロセスカートリッジを装置本体に着脱可能な画像形成装置である。
ここで、本発明において像担持体は現像剤を用いて現像する潜像が形成される部材であり、実施例の感光体以外にも、静電記録誘電体、磁気記録磁性体、抵抗模様形成体なども含まれる。
《参考例》
図13を用いて参考例の構成を説明する。この構成は、現像剤容器蓋129に設けられた突条形状の溶着リブ151を第一シール座面150aまで連続的に形成し、現像枠体124に設けられた第二シール座面160aと連続的に形成される曲面部161で溶着リブ151を溶融する。その際、第一シール座面150aと第二シール座面160aによって形成されるシール座面180が略同一平面に形成されるよう、溶着装置である溶着受け面157によって第一シール座面150aと第二シール座面160aを位置決めしている。158は溶着ホーンである。
この構成では、図14に示すように現像枠体124及び現像剤容器蓋129の寸法が部品公差でばらついた際、シール幅方向Nにおけるシール座面180の幅が変化する可能性があった。
図14は現像枠体124と現像剤容器蓋129が溶着される過程を説明するシール座面180を、図13におけるFF方向から見た図である。図14の(a)は現像枠体124及び現像剤容器蓋129が溶着される前の状態を示す図である。(b)は現像枠体124及び現像剤容器蓋129が称呼の寸法で溶着された状態を示す図である。(c)は部品公差である公差Kで寸法がばらついた際の現像枠体124と、現像剤容器蓋129が溶着された状態を示す図である。
図14の(a)に示すように、現像剤容器121は前述のように、別体である現像枠体現像枠体124と現像剤容器蓋129を溶着することで形成される。その際、現像枠体124と現像剤容器蓋129がそれぞれ称呼の部品寸法で作成及び位置決めされる。溶着時に変形等のばらつきが一切起こらない場合には、(b)に示すように、シール座面180における接合部である接合部ZZ1でのシール幅方向Nの幅は距離L1となる。
しかしながら、現像枠体124のシール座面160aの短手方向Mの寸法が部品公差である公差Kでばらついた際には、(c)に示すように、シール座面180における接合部ZZ2でのシール幅方向Nの幅は、距離L2と短くなる。その際、接合部ZZ2の両端には、シール座面180と不連続な領域である領域GGが形成される。
ここで、シール座面180に距離L1の幅を持つシール部材を貼り付けた際には、シール部材と領域GGの間は密着できない隙間となる。そのため、シール性が損なわれないよう、現像枠体124と現像剤容器蓋129の部品条件や生産条件等を十分に管理することが必要になる。また、シール部材がシール座面180と密着できない領域GGには補材を付与してシール性を確保することも考えられる。しかしながら、これは、部品のコストアップや、生産性の低下を招く。
1・・画像形成装置、1a・・装置本体、2・・像担持体、20・・現像装置、t・・現像剤、22・・現像剤担持体、24・・第一枠体、29・・第二枠体、39・・シール部材、80・・シール取付部、70・・第一溶着部、71・・第二溶着部、60c・・傾斜面、50b・・第一被溶融面

Claims (17)

  1. 像担持体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像するための現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体の端部における現像剤の漏れを封止するシール部材と、
    第一枠体と、
    第二枠体と、
    前記第一枠体と前記第二枠体とに形成され、前記シール部材を張り付けるシール取付部と、
    を有する現像装置であって、
    前記第一枠体と前記第二枠体は第一溶着部及び第二溶着部において接合され、
    前記第一溶着部は前記第二枠体と当接して溶着される前記第一枠体に設けられた傾斜面と前記傾斜面と当接して溶着される前記第二枠体に設けられた第一被溶融面と、から構成され、
    前記第一枠体、前記第一溶着部、前記第二枠体にまたがって前記シール取付部が形成されていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記第一枠体と前記第二枠体は、前記第一溶着部において、前記現像剤担持体の軸線方向における前記シール部材の幅全域を含むようにして接合されることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 第一溶着部の幅が前記シール部材の幅と等しいか長くなっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記第二溶着部は、前記第一枠体と当接して溶着される前記第二枠体に設けられた突条溶着部と、前記突条溶着部と当接して溶着される前記第一枠体に設けられた第二被溶着部と、から構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の現像装置。
  5. 前記突条溶着部は、底面部及び前記底面部から突出した突条形状部を有し、前記第一枠体と前記第二枠体の溶着が完了した際、前記底面部と前記第二被溶着部との間に隙間を有することを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記第一溶着部と前記第二溶着部は途切れなく連結して形成され、
    前記傾斜面と前記第二被溶着部は途切れなく連結して形成され
    前記底面部から前記突条形状部の頂点までの高さを高さHとし、前記第一枠体と前記第二枠体の溶着が完了した際における、前記底面部から、前記傾斜面と前記第一被溶融面との交点までの高さを高さWとすると、高さH>高さWとなることを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記第一溶着部は、前記現像剤担持体が前記シール部材を押圧する範囲内に配置されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の現像装置。
  8. 像担持体と、
    前記像担持体の端部における現像剤の漏れを封止するシール部材と、
    第一枠体と、
    第二枠体と、
    前記第一枠体と前記第二枠体にまたがって形成され、前記シール部材を張り付けるシール取付部と、
    を有するクリーニング装置であって、
    前記第一枠体と前記第二枠体は第一溶着部及び第二溶着部において接合され、
    前記第一溶着部は、前記第二枠体と当接して溶着される前記第一枠体に設けられた傾斜面と、前記傾斜面と当接して溶着される前記第二枠体に設けられた第一被溶融面と、から構成され、
    前記第一枠体、前記第一溶着部、前記第二枠体にまたがって前記シール取付部が形成されていることを特徴とするクリーニング装置。
  9. 前記第一枠体と前記第二枠体は、前記第一溶着部において、前記像担持体の軸線方向における前記シール部材の幅全域を含むようにして接合されることを特徴とする請求項8にクリーニング装置。
  10. 第一溶着部の幅が前記シール部材の幅と等しいか長くなっていることを特徴とする請求項8又は9に記載の現像装置。
  11. 前記第二溶着部は、前記第一枠体と当接して溶着される前記第二枠体に設けられた突条溶着部と、前記突条溶着部と当接して溶着される前記第一枠体に設けられた第二被溶着部と、から構成されることを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載のクリーニング装置。
  12. 前記突条溶着部は、底面部及び前記底面部から突出した突条形状部を有し、前記第一枠体と前記第二枠体の溶着が完了した際、前記底面部と前記第二被溶着部との間に隙間を有することを特徴とする請求項11に記載のクリーニング装置。
  13. 前記第一溶着部と前記第二溶着部は途切れなく連結して形成され、
    前記傾斜面と前記第二被溶着部は途切れなく連結して形成され
    前記底面部から前記突条形状部の頂点までの高さを高さHとし、前記第一枠体と前記第二枠体の溶着が完了した際における、前記底面部から、前記傾斜面と前記第一被溶融面との交点までの高さを高さWとすると、高さH>高さWとなることを特徴とする請求項12に記載のクリーニング装置。
  14. 前記第一溶着部は、前記像担持体が前記シール部材を押圧する範囲内に配置されることを特徴とする請求項8から13いずれか一項に記載のクリーニング装置。
  15. 請求項1から7のいずれか一項に記載の現像装置と、像担持体と、を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  16. 請求項8から14のいずれか一項に記載のクリーニング装置を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  17. 請求項1から7のいずれか一項に記載の現像装置、請求項8から14のいずれか一項に記載のクリーニング装置、請求項15又は16に記載のプロセスカートリッジ、のいずれか1つを有し、現像剤を用いて画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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