JP2003076144A - 現像装置、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置

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JP2003076144A
JP2003076144A JP2001271220A JP2001271220A JP2003076144A JP 2003076144 A JP2003076144 A JP 2003076144A JP 2001271220 A JP2001271220 A JP 2001271220A JP 2001271220 A JP2001271220 A JP 2001271220A JP 2003076144 A JP2003076144 A JP 2003076144A
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elastic seal
magnetic seal
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JP2001271220A
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English (en)
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Noriyuki Komatsu
範行 小松
Toru Oguma
徹 小熊
Ryuta Murakami
竜太 村上
Akiyoshi Yokoi
昭佳 横井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤担持体や規制手段等を保持する枠体を
現像器枠体や現像剤収納部に対して移動可能な構成とし
て、現像剤収納部内の現像剤の量が変動しても現像剤担
持体を感光体ドラムに押圧する圧力を安定させるととも
に、移動枠体と現像器枠体との間に良好なトナーシール
を実現する。 【解決手段】 感光体ドラム上にトナーを現像するため
の現像ローラ20と現像ローラ20の両端部に設けられ
た磁気シール部材60と現像ローラ20上にトナー層を
形成するための現像ブレード22とを保持する移動枠体
40を、トナー収納部に固定された現像器枠体50に移
動可能に保持し、移動枠体40より突出した磁気シール
部材60の突出部と現像器枠体50の間および移動枠体
40と現像器枠体50の間に弾性シール部材44、4
5、49を配設し、両枠体間にトナーの漏洩を防ぐ良好
なトナーシールを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタや複写機
等の画像形成に用いる現像装置、プロセスカートリッジ
および電子写真画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体ド
ラムおよび該電子写真感光体ドラムに作用するプロセス
手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジ
を電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするプ
ロセスカートリッジ方式が採用されている。このような
プロセスカートリッジ方式においては、電子写真感光体
ドラムと、帯電手段、現像手段およびクリーニング手段
の少なくとも一つあるいは少なくとも現像手段とを一体
的にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真
画像形成装置本体に対して着脱可能とするもの等があ
る。
【0003】この種のプロセスカートリッジ方式によれ
ば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユー
ザー自身で行うことができるので格段に操作性を向上さ
せることができる。そこで、このプロセスカートリッジ
方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられて
いる。
【0004】この種の従来のプロセスカートリッジの代
表例は、図16に示すように構成されており、プロセス
カートリッジの感光体ユニットBには、静電潜像を形成
する電子写真感光体(以下、単に感光体ドラムともい
う)10、感光層表面を一様に帯電させるための帯電手
段である帯電ローラ11および記録媒体4に転写されず
に感光体ドラム10上に付着している残留現像剤(以
下、現像剤を単にトナーという)を感光体ドラム10表
面からかき落として廃トナー容器12に貯蔵するための
クリーニング手段14が配置されている。
【0005】また、現像装置ユニットAには、トナーを
収納するトナー収納容器21、感光体ドラム10上に形
成された静電潜像にトナーを供給して可視画像を形成さ
せるためのトナー担持体である現像ローラ20、トナー
に摩擦帯電電荷を付与するとともに現像ローラ20の表
面上にトナー層を形成する規制部材である現像ブレード
22および現像ローラ20の半径方向のトナー漏洩を防
止する吹出し防止シート25等が配置され、現像ローラ
20や現像ブレード22は現像器枠体15に保持され、
この現像器枠体15をトナー収納容器21に結合して現
像装置ユニットAを構成している。
【0006】これらの現像装置ユニットAと感光体ユニ
ットBは、係合ピン31で回動可能に結合され、現像装
置ユニットAと感光体ユニットBとの間には付勢バネ3
3が設けられている。
【0007】以上のように構成されるプロセスカートリ
ッジにおいて、感光体ドラム10は、図16において時
計回りに回転駆動され、一定の電圧が印加されている帯
電ローラ11に接触してその感光層表面が一様に帯電さ
れる。次いで、レーザーダイオード、ポリゴンミラー、
レンズ、反射ミラーを有する光学手段1からの画像情報
に応じたレーザービーム光Lを露光開口部2を介して感
光体ドラム10上に照射することにより、感光体ドラム
10上に画像情報に応じた静電潜像を形成する。その
後、この感光体ドラム10上の静電潜像は、現像装置に
よりトナーを用いて現像され、可視像すなわちトナー像
が形成される。
【0008】ここで、前記現像装置は、感光体ドラム1
0にトナーを送り出す現像ローラ20と現像ローラ20
表面のトナーの量を規制する現像ブレード22を備え、
トナー収納容器21内のトナーをトナー送り部材23の
回転によって現像ローラ20に送り出して、固定磁石2
8を内蔵した現像ローラ20を回転させるとともに、現
像ブレード22によって摩擦帯電電荷を付与したトナー
層を現像ローラ20の表面に形成する。現像ローラ20
は、その両端部に設けられたスペーサーコロ26を介し
て一定のクリアランスを保ちつつ付勢バネ33により感
光体ドラム10に押圧されており、表面に形成されたト
ナー層を感光体ドラム10の現像領域に供給する。そし
て、そのトナーを前記静電潜像に応じて感光体ドラム1
0へ転移させることによってトナー像(可視像)を形成
する。ここで、現像ブレード22は、現像ローラ20の
周面のトナー量を規定するとともに摩擦帯電電荷を付与
するものである。また、現像ローラ20の近傍には現像
室内のトナーを循環させるトナー撹拌部材24が回転可
能に取り付けられている。
【0009】そして、画像形成装置本体に設けられた転
写手段としての転写ローラ3に前記トナー像と逆極性の
電圧を印加して、感光体ドラム10に形成されたトナー
像を記録媒体4に転写した後、クリーニング手段14に
よって感光体ドラム10上の残留トナーを除去する。こ
こで、クリーニング手段14は感光体ドラム10に当接
して設けられた弾性クリーニングブレード14aによっ
て感光体ドラム10に残留したトナーをかき落として廃
トナー容器12に集める。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、前述した
従来の現像装置やプロセスカートリッジにおいては、現
像ローラを感光体ドラムに押圧している押圧力にトナー
の重量が影響するために次のような問題点があった。
【0011】(1)画像形成中のトナー消費によりトナ
ー収納部内のトナー量が変動することで現像ローラを感
光体ドラムに押圧する圧力が変動する。さらに、この圧
力変動により現像装置の駆動トルクが変動する。これら
の変動が画像濃度の変動を引き起こす場合がある。 (2)大容量のトナーカートリッジを構築する際、多量
のトナーの重量が現像ローラを感光体ドラムに押圧する
圧力に印加されてしまうため、駆動トルクが増大する。
また、現像ローラを支持する軸受とスペーサーコロに大
きな荷重がかかることで、軸受とスペーサーコロの摩
耗、変形が起こり、寿命に影響を与える場合があった。
【0012】そこで、本発明は、前記従来技術の有する
未解決な課題に鑑みてなされたものであって、現像剤担
持体や規制手段等を保持する枠体を現像器枠体や現像剤
収納部に対して移動可能な構成として、現像剤収納部内
の現像剤の量が変動しても現像剤担持体を感光体ドラム
に押圧する圧力を安定させることができ、また、大容量
のトナーカートリッジでも駆動トルクが小さく、良好な
画像を形成することができるとともに、移動枠体と現像
器枠体との間に良好なトナーシールを実現することがで
きる現像装置、プロセスカートリッジおよび電子写真画
像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の現像装置は、電子写真画像形成装置に着脱
可能な現像装置であって、電子写真感光体上に現像剤を
現像するための現像剤担持体と、該現像剤担持体の長手
方向一端と他端側に前記現像剤担持体の長手方向と交差
する方向に設けられた磁気シール部材と、前記現像剤担
持体上に現像剤層を形成するための規制手段、および現
像剤収納部を有し、前記現像剤担持体と前記磁気シール
部材と前記規制手段とを保持する第1の枠体を、前記現
像剤担持体を前記電子写真感光体に加圧するために、前
記現像剤収納部に固定されあるいは一体的に形成された
第2の枠体に移動可能に保持する現像装置において、前
記磁気シール部材は前記第1の枠体より突出しており、
前記磁気シール部材突出部と前記第2の枠体間および前
記第1の枠体と前記第2の枠体間に、現像剤漏洩を防ぐ
弾性シール部材を有することを特徴とする。
【0014】本発明の現像装置においては、前記磁気シ
ール部材突出部と前記第2の枠体間の弾性シール部材お
よび前記第1の枠体と前記第2の枠体間の弾性シール部
材を、一体的に構成することができ、あるいは、複数の
弾性シール部材で構成することもできる。また、前記磁
気シール部材突出部と前記第2の枠体間の弾性シール部
材と、前記第1の枠体と前記第2の枠体間の弾性シール
部材との当接部は、長手方向に対向する部分と、短手方
向に対向する部分を持つことが好ましい。
【0015】さらに、本発明のプロセスカートリッジ
は、電子写真画像形成装置に着脱可能なプロセスカート
リッジであって、電子写真感光体上に現像剤を現像する
ための現像剤担持体と、該現像剤担持体の長手方向一端
と他端側に前記現像剤担持体の長手方向と交差する方向
に設けられた磁気シール部材と、前記現像剤担持体上に
現像剤層を形成するための規制手段、および現像剤収納
部を有し、前記現像剤担持体と前記磁気シール部材と前
記規制手段とを保持する第1の枠体を、前記現像剤担持
体を前記電子写真感光体に加圧するために、前記現像剤
収納部に固定されあるいは一体的に形成された第2の枠
体に移動可能に保持するプロセスカートリッジにおい
て、前記磁気シール部材は前記第1の枠体より突出して
おり、前記磁気シール部材突出部と前記第2の枠体間お
よび前記第1の枠体と前記第2の枠体間に、現像剤漏洩
を防ぐ弾性シール部材を有することを特徴とする。
【0016】本発明のプロセスカートリッジにおいて
は、前記磁気シール部材突出部と前記第2の枠体間の弾
性シール部材および前記第1の枠体と前記第2の枠体間
の弾性シール部材を、一体的に構成することができ、あ
るいは、複数の弾性シール部材で構成することもでき
る。また、前記磁気シール部材突出部と前記第2の枠体
間の弾性シール部材と、前記第1の枠体と前記第2の枠
体間の弾性シール部材との当接部は、長手方向に対向す
る部分と、短手方向に対向する部分を持つことが好まし
い。
【0017】また、本発明の電子写真画像形成装置は、
電子写真感光体上に現像剤を現像するための現像剤担持
体と、該現像剤担持体の長手方向一端と他端側に前記現
像剤担持体の長手方向と交差する方向に設けられた磁気
シール部材と、前記現像剤担持体上に現像剤層を形成す
るための規制手段、および現像剤収納部を有し、前記現
像剤担持体と前記磁気シール部材と前記規制手段とを保
持する第1の枠体を、前記現像剤担持体を前記感光体に
加圧するために、前記現像剤収納部に固定されあるいは
一体的に形成された第2の枠体に移動可能に保持する電
子写真画像形成装置において、前記磁気シール部材は前
記第1の枠体より突出しており、前記磁気シール部材突
出部と前記第2の枠体間および前記第1の枠体と前記第
2の枠体間に、現像剤漏洩を防ぐ弾性シール部材を有す
ることを特徴とする。
【0018】本発明の電子写真画像形成装置において
は、前記磁気シール部材突出部と前記第2の枠体間の弾
性シール部材および前記第1の枠体と前記第2の枠体間
の弾性シール部材を、一体的に構成することができ、あ
るいは、複数の弾性シール部材で構成することもでき
る。また、前記磁気シール部材突出部と前記第2の枠体
間の弾性シール部材と、前記第1の枠体と前記第2の枠
体間の弾性シール部材との当接部は、長手方向に対向す
る部分と、短手方向に対向する部分を持つことが好まし
い。
【0019】
【作用】本発明によれば、現像剤担持体を規制手段や磁
気シール部材とともに移動枠体(第1の枠体)で保持
し、現像剤担持体を電子写真感光体に対して移動可能と
して加圧する構成とすることで、現像剤収納部内の現像
剤の量が変動しても現像剤担持体を押圧する圧力を安定
させることができ、現像剤量の変動に基づく加圧が不安
定になることによる画像形成上の悪影響を少なくするこ
とができ、また、大容量のトナーカートリッジでも駆動
トルクが小さくてすみ、画像形成への悪影響を少なくす
ることができる。
【0020】さらに、現像剤担持体や磁気シール部材を
保持する移動枠体(第1の枠体)を弾性シール部材を介
して現像剤収納部に取り付けられた枠体(第2の枠体)
に組み込むことにより、現像剤の漏洩を防ぐ良好なトナ
ーシールを構成することができる。
【0021】また、磁気シール部材突出部と前記枠体
(第2の枠体)間の弾性シール部材と移動枠体(第1の
枠体)と前記枠体(第2の枠体)間の弾性シール部材を
一体で構成することで、少ない弾性シール部材で良好な
トナーシールを実現することができ、また、両弾性シー
ル部材を複数の弾性シール部材で構成することで、移動
枠体(第1の枠体)と前記枠体(第2の枠体)間が複雑
な形状をもつ構成であっても良好なトナーシールを実現
することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像装置、プ
ロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置の実施
の形態を図面に基づいて説明する。なお、前述した従来
のプロセスカートリッジと同一の部材には同一符号を付
して説明する。また、説明文中の符号は、図面を参照す
るためのものであって、構成を限定するものではない。
【0023】先ず、本発明に基づいて構成される電子写
真画像形成装置の一実施形態について、図1および図2
を参照して説明する。なお、電子写真画像形成装置は、
電子写真画像形成プロセスを用いて、記録紙、OHPシ
ート、布等の記録媒体に画像を形成する装置であり、例
えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、L
EDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真
ファクシミリ装置および電子写真ワードプロセッサ等が
含まれるが、本実施の形態においては、特に、電子写真
式のレーザービームプリンタを例にとって説明する。
【0024】図1において、ドラム形状の電子写真感光
体(以下、単に感光体ドラムともいう)10の表面は、
帯電手段である帯電ローラ11によって一様に帯電され
ている。レーザーダイオード、ポリゴンミラー、レン
ズ、反射ミラーを有する光学手段1から画像情報に応じ
たレーザービーム光を感光体ドラム10に照射して、感
光体ドラム10に画像情報に応じた静電潜像を形成す
る。ここで形成された感光体ドラム10上の静電潜像を
現像装置によって現像剤(以下、単にトナーともいう)
を用いて現像することで、トナー像(可視像)を形成す
る。
【0025】一方、トナー像の形成と同期して、給紙カ
セット6aにセットした記録媒体4はピックアップロー
ラ6b、搬送ローラ対6c、6dおよびレジストローラ
対6eで反転搬送され、次いで、感光体ドラム10と一
定の電圧を印加された転写手段としての転写ローラ3と
で形成されたニップ部を通る。このとき感光体ドラム1
0上に現像されたトナー像が記録媒体4に転写される。
【0026】トナー像の転写を受けた記録媒体4は搬送
ガイド6fで定着手段5へと搬送される。この定着手段
5は、駆動ローラ5cおよびヒータ5aを内蔵する定着
ローラ5bを有しており、そのニップ部を通過する記録
媒体4に熱および圧力を印加して転写されたトナー像を
定着する。その後、記録媒体4は排出ローラ対6iで搬
送され、排出トレイ7へと排出される。
【0027】電子写真画像形成装置に着脱可能で現像装
置を備えたプロセスカートリッジは、図2に示すように
構成されており、プロセスカートリッジの感光体ユニッ
トBには、静電潜像を形成する感光体ドラム10、感光
層表面を一様に帯電させるための帯電ローラ11、およ
び記録媒体4に転写されずに感光体ドラム10上に付着
している残留トナーを感光体ドラム10表面からかき落
とし、廃トナー容器12に貯蔵するためのクリーニング
手段14が配置されている。
【0028】また、現像装置ユニットAには、トナーを
収容しているトナー収納容器21と、感光体ドラム10
上に形成された静電潜像にトナーを供給して可視画像を
形成させるための現像ローラ20、トナーに摩擦帯電電
荷を付与し、現像ローラ20の表面上にトナー層を形成
する現像ブレード22等が配置されている。ここで、現
像ローラ20および現像ブレード22は、枠体41や揺
動枠体42で構成される移動枠体40に保持され、この
移動枠体40は、トナー収納容器21に固定された現像
器枠体50に係合ピン80を介して移動可能に組み込ま
れている。これらの構成については後述する。
【0029】これらの現像装置ユニットAと感光体ユニ
ットBは、プロセスカートリッジの長手方向両端に設け
られた側板(不図示)によって一体に結合される。
【0030】以上のように構成されるプロセスカートリ
ッジを電子写真画像形成装置に着脱可能に装着すること
により、次のように画像を形成する。
【0031】図1および図2において、感光体ドラム1
0は時計回りに回転駆動される。帯電ローラ11は一定
の電圧が印加されており、感光体ドラム10が接触する
と接触した感光体ドラム10の感光層表面は一様に帯電
する。次いで、光学手段1からの画像情報に応じたレー
ザービーム光Lを露光開口部2を介して感光体ドラム1
0上に照射することにより、感光体ドラム10上に静電
潜像を形成する。その後、現像装置によって感光体ドラ
ム10上にトナー像(可視像)が形成される。
【0032】現像装置においては、トナー収納容器21
内のトナーをトナー送り部材23の回転によって現像ロ
ーラ20の方へ送り出し、固定磁石28を内蔵した現像
ローラ20に付着させ、そして、現像ローラ20を回転
させるとともに、現像ブレード22によって摩擦帯電電
荷を付与したトナー層を現像ローラ20の表面に形成す
る。現像ローラ20は、スペーサーコロ26(図3、図
4も参照)を介して一定のクリアランスを保ちつつ付勢
バネ32(図7参照)により感光体ドラム10に押圧さ
れており、表面に形成されたトナー層を感光体ドラム1
0の現像領域に供給する。そして、そのトナーを前記静
電潜像に応じて感光体ドラム10へ転移させることによ
ってトナー像を形成する。ここで、現像ブレード22
は、現像ローラ20の周面のトナー量を規定するととも
に摩擦帯電電荷を付与するものである。また、この現像
ローラ20の近傍には現像室内のトナーを循環させるト
ナー撹拌部材24が回転可能に取り付けられている。
【0033】そして、画像形成装置本体に設けられた転
写ローラ3に前記トナー像と逆極性の電圧を印加して、
感光体ドラム10に形成されたトナー像を記録媒体4に
転写する。その後、感光体ドラム10上の残留トナーは
クリーニング手段14によって除去される。ここで、ク
リーニング手段14は感光体ドラム10に当接して設け
られた弾性クリーニングブレード14aによって感光体
ドラム10に残留したトナーをかき落として廃トナー容
器12に集める。
【0034】次に、現像装置を構成する現像ローラを保
持する移動枠体および現像器枠体、ならびにそれらの結
合関係について、図3ないし図5、図6、図7ないし図
9を参照して説明する。なお、本実施形態では、プロセ
スカートリッジを例にして説明するが、現像装置の範囲
を限定するものではない。
【0035】移動枠体40は、図3ないし図5に示すよ
うに、枠体41と揺動枠体42およびスライド枠体43
から構成され、各枠体は一体に固定されている。円筒形
の現像ローラ20は、図4に詳細に示すように、両端に
フランジ部材20a、20bが圧入されており、軸受2
7、27を介してそれぞれ揺動枠体42とスライド枠体
43に回動可能に支持されている。現像ローラ20の内
径部には固定磁石28が設けられている。さらに、現像
ローラ20の両端には、現像ローラ20とほぼ同軸状に
現像ローラ20の外径より規定ギャップ分外径の大きい
スペーサーコロ26が摺動可能に設けられている。現像
ローラ20上のトナー層厚を規制する現像ブレード22
は、図3に示すように、現像ブレード板金22aに一体
成形または接着され、現像ブレード板金22aは枠体4
1に固定されて、現像ブレード22の先端は現像ローラ
20に当接している(図2も参照)。なお、図3ないし
図5において、72は、現像ローラ20のフランジ部材
20a上で揺動枠体42の外方に設けられた現像ローラ
ギアであり、感光体ドラム10のドラムギア71(図1
5参照)に噛み合って、該ドラムギアから回転駆動力を
受けて現像ローラ20を回転させるためのものである。
【0036】現像ローラ20と現像ブレード22を保持
する移動枠体40は、図6に示す現像器枠体50内に設
置され、図7に示すように組み込まれる。ここで、現像
器枠体50はトナー収納容器21に固定されているが、
現像器枠体50はトナー収納容器21と一体的に形成す
ることもできる。移動枠体40の揺動枠体42には、端
部に揺動穴47を有する揺動アーム46が設けられ、現
像器枠体50には支持アーム55が延出されており、そ
の端部に固定穴56が設けられている。揺動枠体42と
現像器枠体50は、図7に示すように、係合ピン80で
揺動可能に係合される。係合ピン80は現像器枠体50
の固定穴56に圧入され、揺動枠体42の揺動穴47と
係合ピン80は回動可能に形成されている。
【0037】また、移動枠体40のスライド枠体43
は、図8に示すように、その上下面にはスライド方向を
規定するスライド平面43a、43bが平行に設けられ
ている。一方、現像器枠体50には、図6および図8に
示すように、移動枠体40が現像器枠体50内に設置さ
れたとき、スライド枠体43のスライド平面43a、4
3bと対向する部位に、微小なクリアランスを形成する
案内平面51a、51bが設けられている。さらに、現
像器枠体50と移動枠体40の長手方向の位置決めをす
るため、現像器枠体50には位置決めボス52(図8参
照)が設けられ、枠体41には長手方向のみを決める位
置決め長穴41a(図5および図8参照)が設けられて
いる。このように、スライド平面43a、43bと案内
平面51a、51bにより、スライド枠体43は現像器
枠体50に対して一定の方向にスライドすることができ
る。
【0038】移動枠体40と現像器枠体50の間には付
勢バネ32(図7に一方の付勢バネのみを示す)が配設
され、付勢バネ32によって、移動枠体40に保持され
た現像ローラ20をスペーサーコロ26により一定のク
リアランスをもって感光体ドラム10に押圧する。
【0039】また、移動枠体40のスライド枠体43と
現像器枠体50とのスライド関係の他の構成として、図
9に示すように形成することもできる。すなわち、スラ
イド枠体43の上下面にスライド方向を規定するスライ
ドレール凸部43c、43dを設け、現像器枠体50の
対向する部位にスライドレール凹部51c、51dを設
ける。スライドレール凸部43c、43dの先端部43
e、43fと、スライドレール凹部の底面部51e、5
1fがスライド当接部分となる。こうすることで、スラ
イド面と案内面の面積を小さくすることができ、部品精
度の高い面を作り易くなる。併せて、スライド枠体43
のレールの短手幅嵌合部を移動枠体40と現像器枠体5
0の長手方向の位置決めとすることも可能である。
【0040】以上のように、現像ローラ20を移動枠体
40で保持し、トナー収納容器21に固定されたあるい
は一体的に形成された現像器枠体50に対して駆動側を
揺動可能にまた非駆動側をスライド可能に取り付け、現
像ローラ20を感光体ドラム10に対し押圧して加圧す
る構成としたことで、トナー収納部のトナー量が変動し
ても現像ローラ20を押圧する圧力が不安定になること
をなくすことができ、トナー量の変動による画像形成上
の悪影響を少なくする効果がある。
【0041】次に、移動枠体40と現像器枠体50の間
のトナーの漏洩を防ぐトナーシールの構成について、さ
らに、図5ないし図14を参照して説明する。
【0042】移動枠体40の現像器枠体50に対向する
面には、図5に示すように、その両端部の枠体42、4
3の内側の端部短辺部に弾性シール部材44、44が、
上側長辺部に弾性シール部材45がそれぞれ両面テープ
で固定されている。なお、図5において、60は現像ロ
ーラ20の両端部に対向して配置された磁気シール部材
であり、49は磁気シール部材60の裏面に固定された
弾性シール部材であり、これらについては後述する。現
像器枠体50には、図6に示すように、両端部に、弾性
シール部材44に対応するようにシール受け面57(5
7a、57b)が形成され、上側長辺部には弾性シール
部材45に対応するようにシール受け面58が形成され
ている。移動枠体40を現像器枠体50に組み込むと、
図10に示すように、弾性シール部材44および45
は、現像器枠体50のシール受け面57(57a、57
b)および58に当接して圧縮されて、移動枠体40と
現像器枠体50間のトナーの漏洩を防ぐトナーシールを
構成する。図10において、矢印sおよびtは、それぞ
れ、両端短辺部の弾性シール部材44と上側長辺部の弾
性シール部材45の圧縮方向を示し、弾性シール部材4
5の圧縮方向tが移動枠体40の移動方向とほぼ直角に
なるように設定されている。こうすることで、圧縮面積
が大きい弾性シール部材45の反発力が、現像ローラ2
0を感光体ドラム10に押圧する押圧力に与える影響を
少なくできる。
【0043】次に、現像ローラ20の両端部のトナーシ
ールについて図11を参照して説明する。磁気シール部
材60は、現像ローラ20の両端部に対向して配置され
(図5や図8には磁気シール部材の一部のみが見えてい
る)、現像ローラ20の表面に対して所定のクリアラン
スをもって対向する面60aに複数の磁極を備えてお
り、現像ローラ20との間の磁気カーテンによりトナー
を吸着するシール手段を構成する。磁気シール部材60
は、枠体41に設けられた凹部41bに挿入され、位置
決めピン(不図示)を磁気シール部材60の位置決め穴
60bに嵌合することで位置決めされ、さらに、現像ブ
レード板金22aによりブレード裏シール部材48を介
して押圧されることで固定されている。このように現像
ローラ20と磁気シール部材60が同一の移動枠体40
に固定されているため、現像ローラ20が感光体ドラム
10の外周に追従して移動枠体40が移動しても、現像
ローラ20と磁気シール部材60の間のクリアランスを
精度よく一定に設定することができる。このため、磁気
シール部材60による現像ローラ20両端部のトナーシ
ールを良好に構成することができる。
【0044】また、磁気シール部材60の裏面には弾性
シール部材49が両面テープで固定されており(図5も
参照のこと)、現像器枠体50のシール受け面57cと
の間で圧縮され、磁気シール部材60の裏面と現像器枠
体50間のトナーシールを構成する。
【0045】次に、磁気シール部材60、磁気シール部
材60裏面の弾性シール部材49および移動枠体両端部
の弾性シール部材44の配置関係について、図12ない
し図14を参照してさらに説明する。
【0046】図12には、磁気シール部材60、磁気シ
ール部材60裏面の弾性シール部材49および移動枠体
両端部の弾性シール部材44の重なり部分の構成を示
し、同図(b)は、同図(a)における線X−Xに沿っ
た断面図である。両端部の弾性シール部材44は、現像
ローラ20の長手方向に沿った面44fが磁気シール部
材60裏面の弾性シール部材49に重なっている。この
ように弾性シール部材44と49が重なることでトナー
シールを実現できる。ここで、両端部の弾性シール部材
44において磁気シール部材60裏面の弾性シール部材
49に対する重なり量が多いときには、弾性シール部材
49の端部につぶれが生じ、図12の(a)に示すよう
に現像器枠体50の受け面57cとの間に隙間cが生じ
ることがある。
【0047】図13の(a)および(b)は、磁気シー
ル部材60、磁気シール部材60裏面の弾性シール部材
49および移動枠体両端部の弾性シール部材44の重な
り部分の構成の他の例を示し、図12の(b)と同様の
断面図である。
【0048】図13の(a)では、両端部の弾性シール
部材44と磁気シール部材60裏面の弾性シール部材4
9の重なり面を、現像ローラ20の長手方向に沿った面
(以下、この面を長手面という)と長手方向に直交する
短手方向に沿った面(以下、この面を短手面という)と
に設けている。長手方向では両端部弾性シール部材44
の長手面44aと弾性シール部材49の長手面49aが
浅く重なり、短手方向は両端部弾性シール部材44の短
手面44bと弾性シール部材49の短手面49bが重な
っている。弾性シール部材44の短手面44bの重なり
は、磁気シール部材60の側面まで重なっていてもよ
い。こうすることで、短手面の重なりでトナーシールを
行うとともに、弾性シール部材49と現像器枠体50の
受け面57cとの間の隙間c(図12の(a)参照)を
防ぐことができる。
【0049】図13の(b)では、同図(a)の構成に
加えて、両端部弾性シール部材44の第2短手面44c
と弾性シール部材49の第2短手面49cが重なってい
る。両端部弾性シール部材44の短手面44cの重なり
は、磁気シール部材60の側面まで重なっていてもよ
い。弾性シール部材49の第2短手面49cの重なりに
よるトナーシール部分が増えるため、さらに良好なトナ
ーシールが行える。
【0050】また、現像器枠体50の両端部のトナーシ
ールの他の形態として、図14に示すように、両端部の
弾性シール部材(44)と磁気シール部材60裏面の弾
性シール部材(49)を一体にした弾性シール部材44
hを用いることもできる。この構成では、枠体41と磁
気シール部材60にわたって、一体の弾性シール44h
が設けてあり、1つの弾性シール部材で枠体端部のトナ
ーシールを行うことができる。
【0051】また、現像器枠体50の下側長辺部分54
には、図2や図6に示すように、吹出し防止シート25
が現像ローラ20に当接するように両面テープで固定さ
れており、現像ローラ20の下部の半径方向のトナー漏
洩を防止している。こうすることで、移動枠体40の長
手方向下面に弾性シール部材を介在させる構成をとらず
に済み、装置の小型化を実現することができる。
【0052】次に、現像ローラ20の駆動系について図
15を参照して説明する。感光体ドラム10の端部に設
けられたドラムギア71は、不図示の電子写真画像形成
装置から駆動ギア70を介して駆動力を伝達され、感光
体ドラム10を回転駆動している。また、ドラムギア7
1は、現像ローラ20と同軸に設けられた現像ローラギ
ア72を回転駆動する。図15において、矢印aは、ド
ラムギア71から現像ローラギア72に駆動が伝達され
るときに現像ローラギア72に働く噛み合い圧力の向き
を示している。矢印bは、揺動枠体42の揺動中心(係
合ピン80)と現像ローラギア72に働く噛み合い圧力
の作用点(噛み合い点)を結んだ線である。矢印aが水
平線となす角度をθa、矢印bが水平線となす角度をθ
bとするとき、その関係がθa≧θbとなるように設定
する。こうすることで、現像ローラギア72に働く噛み
合い圧力は、現像ローラ20を感光体ドラム10に押圧
する方向に働く。これにより、噛み合い圧力の影響で現
像ローラ20と感光体ドラム10間の押圧が減少するこ
とが無く、わずかな外力の作用でスペーサーコロ26が
感光体ドラム10から離間してしまうことが無い。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像剤担持体を規制手段や磁気シール部材とともに移動
枠体で保持し、現像剤担持体を電子写真感光体に対して
移動可能として加圧する構成とすることで、現像剤収納
部内の現像剤の量が変動しても現像剤担持体を押圧する
圧力を安定させることができ、現像剤量の変動に基づく
加圧が不安定になることによる画像形成上の悪影響を少
なくすることができ、また、大容量のトナーカートリッ
ジでも駆動トルクが小さくてすみ、画像形成への悪影響
を少なくする効果がある。
【0054】さらに、現像剤担持体や磁気シール部材を
保持する移動枠体を弾性シール部材を介して現像剤収納
部に取り付けられた現像器枠体に組み込むことにより、
現像剤の漏洩を防ぐ良好なトナーシールを構成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子写真画像形成装置の構成を示
す概略構成図である。
【図2】本発明に係る電子写真画像形成装置に着脱可能
な現像装置を含むプロセスカートリッジの縦断面図であ
る。
【図3】本発明における現像ローラを保持する移動枠体
の構成を示す斜視図である。
【図4】本発明における現像ローラおよび現像ローラを
支持する揺動枠体とスライド枠体の構成を示す断面図で
ある。
【図5】本発明における現像ローラを保持する移動枠体
を裏面側からみた斜視図であり、移動枠体に取り付けら
れたシール部材を示す。
【図6】本発明における移動枠体を組み込む現像器枠体
を示す斜視図である。
【図7】本発明における現像器枠体に移動枠体を組み込
んだ状態を示す現像装置ユニットの斜視図である。
【図8】本発明における移動枠体のスライド枠体と現像
器枠体の関係を示す斜視図である。
【図9】本発明における移動枠体のスライド枠体と現像
器枠体の関係の他の例を示す斜視図である。
【図10】本発明における移動枠体を現像器枠体に組み
込んだ状態における端部のトナーシールを説明するため
の模式図である。
【図11】本発明における移動枠体を現像器枠体に組み
込んだ状態における現像ローラの両端部の磁気シール部
を説明するための模式図である。
【図12】(a)は本発明における移動枠体を現像器枠
体に組み込んだ状態における現像ローラの両端部の磁気
シール部を説明するための模式図であり、(b)は
(a)における線X−Xに沿った断面図であり、磁気シ
ール部材と磁気シール部材裏面の弾性シール部材と端部
の弾性シール部材の重なり部分の構成を示す。
【図13】(a)および(b)は、それぞれ、本発明に
おける移動枠体を現像器枠体に組み込んだ状態における
磁気シール部材と磁気シール部材裏面の弾性シール部材
と端部の弾性シール部材の重なり部分の他の構成を示
す、図12の(b)と同様の断面図である。
【図14】本発明における移動枠体を現像器枠体に組み
込んだ状態における現像ローラの両端部の磁気シール部
の他の例を説明するための模式図である。
【図15】本発明における現像ローラの駆動系を説明す
るための模式図である。
【図16】従来の現像装置を含むプロセスカートリッジ
の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
A 現像装置ユニット B 感光体ユニット L レーザービーム光 3 転写ローラ 4 記録媒体 5 定着手段 10 感光体ドラム(電子写真感光体) 11 帯電手段 12 廃トナー容器 14 クリーニング手段 20 現像ローラ(現像剤担持体) 21 トナー収納容器(現像剤収納部) 22 現像ブレード(規制手段) 23 トナー送り部材 25 吹出し防止シート 26 スペーサーコロ 27 軸受 28 固定磁石 32 付勢バネ 40 移動枠体(第1の枠体) 41 枠体 42 揺動枠体 43 スライド枠体 44 弾性シール部材 45 弾性シール部材 46 揺動アーム 49 弾性シール部材 50 現像器枠体(第2の枠体) 55 支持アーム 57、58 シール受け面 60 磁気シール部材 71 ドラムギア 72 現像ローラギア 80 係合ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 竜太 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 横井 昭佳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H071 BA04 BA13 DA08 EA10 2H077 BA09 CA12 CA15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置に着脱可能な現像
    装置であって、電子写真感光体上に現像剤を現像するた
    めの現像剤担持体と、該現像剤担持体の長手方向一端と
    他端側に前記現像剤担持体の長手方向と交差する方向に
    設けられた磁気シール部材と、前記現像剤担持体上に現
    像剤層を形成するための規制手段、および現像剤収納部
    を有し、前記現像剤担持体と前記磁気シール部材と前記
    規制手段とを保持する第1の枠体を、前記現像剤担持体
    を前記電子写真感光体に加圧するために、前記現像剤収
    納部に固定されあるいは一体的に形成された第2の枠体
    に移動可能に保持する現像装置において、 前記磁気シール部材は前記第1の枠体より突出してお
    り、前記磁気シール部材突出部と前記第2の枠体間およ
    び前記第1の枠体と前記第2の枠体間に、現像剤漏洩を
    防ぐ弾性シール部材を有することを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 前記磁気シール部材突出部と前記第2の
    枠体間の弾性シール部材および前記第1の枠体と前記第
    2の枠体間の弾性シール部材は、一体的に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記磁気シール部材突出部と前記第2の
    枠体間の弾性シール部材および前記第1の枠体と前記第
    2の枠体間の弾性シール部材は、複数の弾性シール部材
    で構成されていることを特徴とする請求項1記載の現像
    装置。
  4. 【請求項4】 前記磁気シール部材突出部と前記第2の
    枠体間の弾性シール部材と、前記第1の枠体と前記第2
    の枠体間の弾性シール部材との当接部は、長手方向に対
    向する部分と、短手方向に対向する部分を持つことを特
    徴とする請求項第3に記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 電子写真画像形成装置に着脱可能なプロ
    セスカートリッジであって、電子写真感光体上に現像剤
    を現像するための現像剤担持体と、該現像剤担持体の長
    手方向一端と他端側に前記現像剤担持体の長手方向と交
    差する方向に設けられた磁気シール部材と、前記現像剤
    担持体上に現像剤層を形成するための規制手段、および
    現像剤収納部を有し、前記現像剤担持体と前記磁気シー
    ル部材と前記規制手段とを保持する第1の枠体を、前記
    現像剤担持体を前記電子写真感光体に加圧するために、
    前記現像剤収納部に固定されあるいは一体的に形成され
    た第2の枠体に移動可能に保持するプロセスカートリッ
    ジにおいて、 前記磁気シール部材は前記第1の枠体より突出してお
    り、前記磁気シール部材突出部と前記第2の枠体間およ
    び前記第1の枠体と前記第2の枠体間に、現像剤漏洩を
    防ぐ弾性シール部材を有することを特徴とするプロセス
    カートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記磁気シール部材突出部と前記第2の
    枠体間の弾性シール部材および前記第1の枠体と前記第
    2の枠体間の弾性シール部材は、一体的に構成されてい
    ることを特徴とする請求項5記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  7. 【請求項7】 前記磁気シール部材突出部と前記第2の
    枠体間の弾性シール部材および前記第1の枠体と前記第
    2の枠体間の弾性シール部材は、複数の弾性シール部材
    で構成されていることを特徴とする請求項5記載のプロ
    セスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記磁気シール部材突出部と前記第2の
    枠体間の弾性シール部材と、前記第1の枠体と前記第2
    の枠体間の弾性シール部材との当接部は、長手方向に対
    向する部分と、短手方向に対向する部分を持つことを特
    徴とする請求項第7に記載のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 電子写真感光体上に現像剤を現像するた
    めの現像剤担持体と、該現像剤担持体の長手方向一端と
    他端側に前記現像剤担持体の長手方向と交差する方向に
    設けられた磁気シール部材と、前記現像剤担持体上に現
    像剤層を形成するための規制手段、および現像剤収納部
    を有し、前記現像剤担持体と前記磁気シール部材と前記
    規制手段とを保持する第1の枠体を、前記現像剤担持体
    を前記感光体に加圧するために、前記現像剤収納部に固
    定されあるいは一体的に形成された第2の枠体に移動可
    能に保持する電子写真画像形成装置において、 前記磁気シール部材は前記第1の枠体より突出してお
    り、前記磁気シール部材突出部と前記第2の枠体間およ
    び前記第1の枠体と前記第2の枠体間に、現像剤漏洩を
    防ぐ弾性シール部材を有することを特徴とする電子写真
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記磁気シール部材突出部と前記第2
    の枠体間および前記第1の枠体と前記第2の枠体間の弾
    性シール部材は、一体的に構成されていることを特徴と
    する請求項9記載の電子写真画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記磁気シール部材突出部と前記第2
    の枠体間の弾性シール部材および前記第1の枠体と前記
    第2の枠体間の弾性シール部材は、複数の弾性シール部
    材で構成されていることを特徴とする請求項9記載の電
    子写真画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記磁気シール部材突出部と前記第2
    の枠体間の弾性シール部材と、前記第1の枠体と前記第
    2の枠体間の弾性シール部材との当接部は、長手方向に
    対向する部分と、短手方向に対向する部分を持つことを
    特徴とする請求項第11記載の電子写真画像形成装置。
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