JPH10131810A - ガスエンジン - Google Patents
ガスエンジンInfo
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- JPH10131810A JPH10131810A JP8290903A JP29090396A JPH10131810A JP H10131810 A JPH10131810 A JP H10131810A JP 8290903 A JP8290903 A JP 8290903A JP 29090396 A JP29090396 A JP 29090396A JP H10131810 A JPH10131810 A JP H10131810A
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- Japan
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- temperature
- cassette
- engine
- cylinder
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
Abstract
る温度センサ33と、この温度センサ33によって検出
される温度が所定値以下の時にはカセットガスボンベ2
2を加熱する加熱装置25を有し、エンジン始動に際し
て、ガス温度が所定値以下の時には運転不能処理もしく
は運転不適表示をしてカセットガスボンベ22の温度が
適正温度になるよう加熱し、この温度が適正範囲内にあ
るときに運転不能処理を解除もしくは運転不適表示を解
除するように構成した。 【効果】 エンジンを始動する前に、温度センサで検出
されたカセットガスボンベの温度によって、カセットガ
スボンベをあらかじめ先に加熱すべきか否かを判断もし
くは制御することができ、エンジン始動に際して、カセ
ットガスボンベの燃料ガスを良好に供給し、エンジンを
最良の状態で運転することができる。
Description
るカセットガスボンベを使用したガスエンジンに関す
る。
(液化ブタンガス)などを収容するボンベから供給され
る加圧ガスを調圧器を介してエンジンに送り燃焼させる
ガスエンジンにおいては、ガスボンベからガスが流出し
て膨張する際に大量の気化熱を奪うので、ガスボンベの
温度が過度に低下し、気化が不十分になってガスの供給
が円滑に行なわれなくなるという問題がある。
ば、実開昭62−143056号公報「ガスエンジン
の液化燃料ガスの気化促進装置」、実開昭62−15
0570号公報「ガスエンジンの液化燃料ガスの気化促
進装置」、特開平2−23260号公報「ガスエンジ
ンの燃料供給装置」が知られている。
は加温し、高温時には加温しないようにした液化燃料ガ
スの気化促進装置に関するものであり、同公報の第1図
に示される通り、ガスボンベ3と、このガスボンベ3を
収納するボンベ収納箱1と、このボンベ収納箱1内に設
けた温度検出用の感度作動器10と、この感度作動器1
0に連結して開閉しボンベ収納箱1の排気ガス入口4へ
の排気ガスの流入量を調節する流入量調節具8とを備え
ている。
り、同公報の第1図に示される通り、ガスボンベ3と、
このガスボンベ3を収納するボンベ収納箱1と、このボ
ンベ収納箱1内に設けた温度検出用の感度作動器10
と、この感度検出器10に連結してボンベ収納箱1の排
気ガスの入口4又は入口4と離れた位置に選択的に配置
できるに排気ガスの案内具7とを備えている。
して、このガス圧が一定値以下になると、ガス容器を加
熱するようにしたガスエンジンの燃料供給装置に関する
ものであり、同公報の第1図、第5図及び第6図に示さ
れる通り、ガスボンベ36と、このガスボンベ36から
供給するガスの圧力を検出するダイヤフラム52と、こ
のダイヤフラム52の動作によりオンオフするスイッチ
56と、このスイッチ56がオンのときに電池24(あ
るいはヒータ電源回路84)から電流を流してガスボン
ベ36を加熱する電熱ヒータ54とを備えている。
は、外気温度の変化が、ガスボンベ3の温度に直接影響
することになり、また、排気ガスで加熱するため、ガス
ボンベ3の温度上昇の応答性が悪い。更に、温度調整を
機械的に行なうので、構造が複雑になり、耐久性が悪く
なるという不都合もある。
圧力を検出してガスボンベ36を加熱するため、ガスボ
ンベ36に与える熱量が適切でないと、ガスの気化が十
分に行なわれなかったり、ガスボンベ36が過熱するお
それがある。また、ガスボンベ36のガスが消耗して圧
力が小さくなった場合でも、加熱が行なわれるという不
都合がある。更に、電熱ヒータ54で発生した熱がガス
ボンベ36に効率よく伝わる構成ではないので、電池2
4(あるいはヒータ電源回路84)の電気エネルギが効
率良く使用されないという不都合がある。また、上記
,,において、運転開始時点でガスボンベが低温
環境下にあると、ガス圧が低くて十分なガスを得ること
ができないという問題を生じる。
しく装着されない状態で電熱ヒータ54に通電すると、
ガスボンベ36と電熱ヒータ54との距離が変化してガ
スボンベ36を効率良く加熱することができない。更
に、ガス供給経路の確保という安全性の点からも改良が
望まれる。
動時において、カセットガスボンベの燃料ガスを安定し
て供給することができるガスエンジンを提供することに
ある。
に本発明の請求項1は、カセットガスボンベの温度を検
出する温度センサと、この温度センサによって検出され
る検出温度が所定値以下の時にはカセットガスボンベを
加熱する加熱装置を有し、エンジン始動に際して、前記
検出温度が所定値以下の時には運転不能処理もしくは運
転不適表示をして前記検出温度が適正温度になるよう加
熱し、この検出温度が適正範囲内にあるときに運転不能
処理を解除もしくは運転不適表示を解除するように構成
した。
出されたカセットガスボンベの温度によって、カセット
ガスボンベをあらかじめ先に加熱すべきか否かを判断も
しくは制御することができ、エンジン始動に際してカセ
ットガスボンベの燃料ガスを良好に供給し、エンジンを
最良の状態で運転することができる。
ガスボンベの温度をカセットガスボンベの外壁温度で検
出し、この温度が所定値以下の時には電気ヒータによっ
てカセットガスボンベを加熱するように構成した。液化
ガスの温度とカセットガスボンベの外壁温度とはほほ等
しい。そこで、カセットガスボンベの外壁温度を検知し
て電気ヒータを制御するようにした。カセットガスボン
ベの外壁温度を測るので、カセットガスボンベの着脱は
自由に行なえる。
て、カセットガスボンベを前記エンジンから離れた外部
環境位置に独立して設けた外気温遮断ケース内に着脱自
在に収容した。外気温遮断ケースによって、カセットガ
スボンベに周囲環境から熱の授受が行なわれないので、
カセットガスボンベを効率よく加熱することができ、ま
た、外気温遮断ケースの位置を自由に設定することがで
きる。
ンベの下側外周面に沿って加熱可能な断面円弧形状にす
ると共に、カセットガスボンベの温度をカセットガスボ
ンベの外壁温度から算出するための温度センサをヒータ
に対向するカセットガスボンベ外壁部に近接配置した。
円弧形状の電気ヒータでカセットガスボンベを加熱する
ことで、電気ヒータで発生した熱を効率よくカセットガ
スボンベへ伝えることができるため、液化ガスの気化を
促進させることができる。また、温度センサをカセット
ガスボンベ外壁部に近接させて外気温遮断ケース内に設
けたことで、カセットガスボンベの加熱の状態をガスボ
ンベ壁の熱伝導率の影響をあまり受けない状態で簡単に
且つ精度よく測定することができる。
3又は請求項4において、カセットガスボンベが所定位
置に取り付けられていることが確認されている状態での
み前記加熱動作あるいは運転可能表示が行われるように
構成した。カセットガスボンベが正しく装着されていな
い状態で、カセットガスボンベを加熱する動作を行なっ
たり、エンジン運転可能の表示をすることを防止するこ
とができる。
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るガスエンジン作業機の
側面図であり、ガスエンジン作業機1は、後述するカセ
ットガスボンベのガスを燃料とするガスエンジン2と、
このガスエンジン2の下部に配置した動力伝達部3と、
この動力伝達部3を介して伝達した動力で一体的に回転
する車輪4,4(奥の4は不図示)及び耕運爪5…(…
は複数個を示す。以下同様。)からなる作業機駆動ユニ
ット部6と、上記動力伝達部3の後部に取付けたハンド
ルポスト部7と、このハンドルポスト部7の上部に形成
したハンドル8と、上記ハンドルポスト部7に沿って取
付けた燃料ガス供給装置20とからなる。なお、ハンド
ルポスト部7とハンドル8とで操向用ハンドル部9を構
成する。
と、このガス供給装置20から取出したガス配管12
と、このガス配管12に接続したミキサ13とを備え
る。ミキサ13は、ガス供給装置20から供給されたガ
スに空気を適当な混合比となるようにミックスしてガス
エンジン2の図示せぬ燃焼室内へ供給するものである。
ここで、11はリコイルスタータ用ノブ、14はエンジ
ンカバー、15は土砂飛散防止カバー、16は車体ガー
ド、17は車体支持脚、18はエンジン制御回路収納ボ
ックスである。
であり、ガス供給装置20は、断熱構造の外気温遮断ケ
ース21と、この外気温遮断ケース21に収納したカセ
ットガスボンベ22と、このカセットガスボンベ22の
排出管22aに接続するレギュレータ23と、カセット
ガスボンベ22が正しく装着されているか否かを検知す
るボンベ装着検知手段24と、カセットガスボンベ22
を加熱するための電気ヒータ25と、カセットガスボン
ベ22をレギュレータ23に押付けるためのコイルスプ
リング26とからなる。なお、電気ヒータ25には図示
しないヒータセンサが内蔵されており、ヒータ温度は、
このヒータセンサで指示値に保持される。
7で開閉可能にした蓋28を備え、この蓋28に突出部
28aを有し、カセットガスボンベ22が外気温遮断ケ
ース21内に正しく装着されない場合、例えば、スプリ
ング26側に片寄った時に蓋28が閉らず、正しく装着
されないことを確認することができる。このように、カ
セットガスボンベ22の装着ミスを、ボンベ装着検知手
段24と、蓋28の突出部28aとで防止するようにし
た。29は蓋28を固定するためのフック、31は口金
である。
分とする液化ブタンを充填した市販のガスボンベであ
り、ガスエンジン作業機1のガスエンジン2の燃料とし
てカセットガスボンベ22に入った燃料ガスを使用する
ことで、ガソリン等の燃料と比べて入手が容易であり、
持ち運びや保管も容易にでき、田畑等での使い勝手が良
い。燃料となるガスは、液化ブタンが気化したものであ
る。なお、液化ブタンを以下「液化ガス」と記す。
22から排出するガスの圧力を調整する役目と、ガス供
給装置20にカセットガスボンベ22を接続する役目を
有するものである。ボンベ装着検知手段24は、リミッ
トスイッチであり、カセットガスボンベ22が正規に装
着された時に検知片24aが押込まれ、検知信号を発す
るものである。
気温遮断ケース21に収納することで、ガスエンジン2
が高温いあるいは低温の環境下に置かれても、カセット
ガスボンベ22に周囲環境から熱の授受が行なわれない
ので、温度制御が外気温に左右されることなく、液化ガ
スを気化に最適な温度に保つことができる。即ち、外と
熱の授受があると、このことが外乱となってカセットガ
スボンベ22の温度制御が不安定となるので、外気温遮
断ケース21に収納することは極めて有効である。ま
た、外気温遮断ケース21内で電気ヒータ25を使って
カセットガスボンベ22を加熱することで、電気ヒータ
25で発生した熱は外部へ逃げないため液化ガスへ効率
よく伝えることができる。
供給装置20をハンドルポスト部7に取付けた状態を示
す。カセットガスボンベ22内では、下層に液化ガス
L、上層にガスGに分れる。電気ヒータ25は、カセッ
トガスボンベ22の外壁部に密着し、カセットガスボン
ベ22を加熱して内部の液化ガスLの温度を上昇させる
ものであり、電熱線を絶縁材で被覆したものが好適であ
る。そして、電気ヒータ25の下隣に温度センサ33を
設け、この温度センサ33でカセットガスボンベ22の
底の温度を検出する。なお、34,34は電気ヒータ2
5へ電力を供給する導線である。
ヒータ25は、断面視円弧形状を呈し、カセットガスボ
ンベ22の下側外周面に密着加熱可能であることを示
す。このように、電気ヒータ25を断面視円弧形状とし
たこと及び上記したカセットガスボンベ22を外気温遮
断ケース21に収納したことによって、電気ヒータ25
で発生した熱を効率よくカセットガスボンベ22に伝え
ることができ、カセットガスボンベ22内の液化ガスL
の気化を促進することができる。
熱量を容易に、精度良く、そして迅速に制御することが
でき、カセットガスボンベ22の温度を容易に、精度良
く、そして迅速に上昇させることができる。更に、温度
センサ33をカセットガスボンベ22外壁部に近接さ
せ、且つカセットガスボンベ22の底に設けたことで、
カセットガスボンベ22の液化ガスLの温度を精度よく
測定することができる。
給装置の別の配置例を説明する断面図であり、(a)は
ガス供給装置を水平に、(b)は垂直にした状態を示
す。カセットガスボンベ22内の液化ガスLが少なくな
った場合でも、(a)に示すように、カセットガスボン
ベ22の下側に温度センサ33を配置しているので、液
化ガスLに接するカセットガスボンベ22外壁部の温度
を検出することができる。
3をカセットガスボンベ22の下側の側面に近接させて
いるので、(a)に示したのと同様に、液化ガスLに接
するカセットガスボンベ22外壁部の温度を検出するこ
とができる。このように、カセットガスボンベ22の液
化ガスLが最後まで残る位置の外壁部に温度センサ33
を近接させたので、カセットガスボンベ22の配置方法
によらず、液化ガスLに接するカセットガスボンベ22
の温度を常に精度よく検出することができる。
説明する。図3において、ガスエンジン2(図1参照)
を始動する場合に、例えば、カセットガスボンベ22の
温度が低く、液化ガスLが気化しにくい状態で、温度セ
ンサ33で検出した温度が適正範囲(例えば、20℃±
5℃)を下回る時には、温度センサ33から図示せぬ温
度制御回路に信号を送り、この温度制御回路からの信号
によって電気ヒータ25に電力を供給し、カセットガス
ボンベ22の加熱を開始する。
範囲内となった時には、温度センサ33から温度制御回
路に信号を送り、この温度制御回路からの信号によって
電気ヒータ25への電力を停止し、カセットガスボンベ
22の加熱を終了する。
化ガスLの気化が継続した後では、気化熱によって、液
化ガスL及びカセットガスボンベ22から奪われ、液化
ガスL及びカセットガスボンベ22の温度が低下し、液
化ガスLは気化しにくくなる。この場合にも、上記と同
様に、温度センサ33で検出した温度が適正範囲から外
れる時には、カセットガスボンベ22を加熱し、温度セ
ンサ33の検出温度が適正範囲内となった時には、カセ
ットガスボンベ22の加熱を終了する。
を収容する外気温遮断ケース21を、ガスエンジン2か
ら離れたハンドルポスト部7に上下方向に沿わせて配置
したことで、外気温遮断ケース21の位置を自由に設定
することができる。また、ハンドル8の操作性を損うこ
とがなくガスエンジン作業機1の空スペースを有効に利
用することができ、また、ガスエンジン作業機1の重量
を適正に配分することができる。
のフロー図(前半)であり、ST××はステップ番号で
ある。 ST01…エンジンスイッチをONとする。 ST02…外気温遮断ケース21内にカセットガスボン
ベ22が正しく装着されているかどうかをボンベ装着検
知手段24からの信号により判断する。装着が適正でな
い(NO)ならば、ST03に進む。装着が適正である
(YES)ならば、ST04に進む。
し、エンジン始動不能とする。ここで、エンジン運転回
路とは、このエンジン運転回路内に上記したエンジンス
イッチを有し、エンジンスイッチがON且つエンジン運
転回路ONの状態でのみ、ガスエンジン2が始動可能と
なるものである。 ST04…エンジン運転回路をONとする。
Tが所定値T0以上かどうか判断する。T<T0である
(NO)ならば、ST06に進む。T≧T0である(Y
ES)ならば、ST07に進む。
セットガスボンベ22を加熱する。これと同時に加熱中
であることを示す表示ランプをONとする。この時に、
エンジン始動が適当でないことを示す表示ランプをON
としてもよい。 ST07…電気ヒータ25をOFFとし、カセットガス
ボンベ22を加熱しない。また、カセットガスボンベ2
2の加熱中の表示ランプをOFFとし、この表示ランプ
のOFFと同時に、エンジン始動可能であることを表示
する。この時に、エンジン始動が適当でないことを示す
前記表示ランプをOFFとしてもよい。
のフロー図(後半)であり、図6で説明したST07に
続けて説明する。 ST08…エンジン始動操作を行なう。この操作は、リ
コイルスタータ用ノブ11を引いて行なったり、セルス
タータスイッチをONとして行なう。 ST09…エンジン運転中となる。
Tが所定値T0以上かどうか判断する。T<T0である
(NO)ならば、ST11に進む。T≧T0である(Y
ES)ならば、ST14に進む。 ST11…電気ヒータ25をONとし、カセットガスボ
ンベ22を加熱する。これと同時に加熱中であることを
示す表示ランプをONとする。
ットガスボンベ22が正しく装着されているかどうかを
ボンベ装着検知手段24からの信号により判断する。装
着が適正である(YES)ならば、ST10に進む。装
着が適正でない(NO)ならば、ST13に進む。 ST13…エンジン運転回路をOFFとし、ST17に
進む。
カセットガスボンベ22を加熱しない。また、カセット
ガスボンベ22の加熱中の表示ランプをOFFとする。 ST15…外気温遮断ケース21内にカセットガスボン
ベ22が正しく装着されているかどうかをボンベ装着検
知手段24からの信号により判断する。装着が適正でな
い(NO)ならば、ST13に進む。装着が適正である
(YES)ならば、ST16に進む。
うかを判断する。エンジンスイッチがOFFでない(N
O)ならば、ST10に進む。エンジンスイッチがOF
Fである(YES)ならば、ST17に進む。 ST17…ガスエンジン2を停止させる。
の別のフロー図(前半)であり、図6に示したフロー図
(前半)に対して、カセットガスボンベ22の温度の判
断の後にエンジン運転回路をONとするものである。 ST21…エンジンスイッチをONとする。 ST22…外気温遮断ケース21内にカセットガスボン
ベ22が正しく装着されているかどうかをボンベ装着検
知手段24からの信号により判断する。装着が適正でな
い(NO)ならば、ST23に進む。装着が適正である
(YES)ならば、ST24に進む。
し、エンジン始動を不能として、ST22に進む。 ST24…カセットガスボンベ22の温度Tが所定値T
0以上かどうか判断する。T<T0である(NO)なら
ば、ST25に進む。T≧T0である(YES)なら
ば、ST26に進む。
セットガスボンベ22を加熱する。これと同時に加熱中
であることを示す表示ランプをONとし、ST24にす
すむ。 ST26…電気ヒータ25をOFFとし、カセットガス
ボンベ22を加熱しない。また、カセットガスボンベ2
2の加熱中の表示ランプをOFFとする。 ST27…エンジン運転回路をONとする。これと同時
に、エンジン始動可能であることを表示する。
の別のフロー図(後半)であり、図7に示したフロー図
(後半)に対して、カセットガスボンベ22の温度の判
断の前にカセットガスボンベ22の装着の判断を実行す
るものである。図8のST27に続けて以下に説明す
る。 ST28…エンジン始動操作を行なう。この操作は、リ
コイルスタータ用ノブ11を引いて行なったり、セルス
タータスイッチをONとして行なう。 ST29…エンジン運転中となる。
ットガスボンベ22が正しく装着されているかどうかを
ボンベ装着検知手段24からの信号により判断する。装
着が適正でない(NO)ならば、ST34に進む。装着
が適正である(YES)ならば、ST31に進む。
Tが所定値T0以上かどうか判断する。T<T0である
(NO)ならば、ST32に進む。T≧T0である(Y
ES)ならば、ST35に進む。 ST32…電気ヒータ25をONとし、カセットガスボ
ンベ22を加熱する。これと同時に加熱中であることを
示す表示ランプをONとする。
ットガスボンベ22が正しく装着されているかどうかを
ボンベ装着検知手段24からの信号により判断する。装
着が適正である(YES)ならば、ST31に進む。装
着が適正でない(NO)ならば、ST34に進む。 ST34…エンジン運転回路をOFFとし、ST37に
進む。 ST35…電気ヒータ25をOFFとし、カセットガス
ボンベ22を加熱しない。また、カセットガスボンベ2
2の加熱中の表示ランプをOFFとする。
うかを判断する。エンジンスイッチがOFFでない(N
O)ならば、ST30に進む。エンジンスイッチがOF
Fである(YES)ならば、ST37に進む。 ST37…ガスエンジン2を停止させる。
しく装着されているかどうか、カセットガスボンベ22
の温度が適正範囲内に入っているかどうかをエンジン始
動前及びエンジン運転中に判断することにより、ガスエ
ンジン2にカセットガスボンベ22の燃料ガスを良好に
供給することができ、ガスエンジン2を最良の状態で運
転することができる。
する。請求項1のガスエンジンは、カセットガスボンベ
の温度を検出する温度センサと、この温度センサによっ
て検出される検出温度が所定値以下の時にはカセットガ
スボンベを加熱する加熱装置を有し、エンジン始動に際
して、前記検出温度が所定値以下の時には運転不能処理
もしくは運転不適表示をして前記検出温度が適正温度に
なるよう加熱し、この検出温度が適正範囲内にあるとき
に運転不能処理を解除もしくは運転不適表示を解除する
ように構成したので、エンジンを始動する前に、温度セ
ンサで検出されたカセットガスボンベの温度によって、
カセットガスボンベをあらかじめ先に加熱すべきか否か
を判断若しくは制御することができ、エンジン始動に際
してカセットガスボンベの燃料ガスを良好に供給し、エ
ンジンを最良の状態で運転することができる。
ボンベの温度をカセットガスボンベの外壁温度で検出
し、この温度が所定値以下の時には電気ヒータによって
カセットガスボンベを加熱するように構成したので、液
化ガスの温度とカセットガスボンベの外壁温度とはほほ
等しい。そこで、カセットガスボンベの外壁温度を検知
して電気ヒータを制御するようにした。カセットガスボ
ンベの外壁温度を測るので、カセットガスボンベの着脱
は自由に行なえる。
ボンベをエンジンから離れた外部環境位置に独立して設
けた外気温遮断ケース内に着脱自在に収容したので、外
気温遮断ケースによって、カセットガスボンベに周囲環
境から熱の授受が行なわれないため、カセットガスボン
ベを効率よく加熱することができ、また、外気温遮断ケ
ースの位置を自由に設定することができる。
カセットガスボンベの下側外周面に沿って加熱可能な断
面円弧形状にすると共に、カセットガスボンベの温度を
カセットガスボンベの外壁温度から算出するための温度
センサをヒータに対向するカセットガスボンベ外壁部に
近接配置したので、カセットガスボンベの外周面に沿っ
た断面円弧形状の電気ヒータでカセットガスボンベを加
熱することで、電気ヒータで発生した熱を効率よくカセ
ットガスボンベへ伝えることができるため、液化ガスの
気化を促進させることができる。また、温度センサをカ
セットガスボンベ外壁部に近接させて外気温遮断ケース
内に設けたことで、カセットガスボンベの加熱の状態を
ガスボンベ壁の熱伝導率の影響をあまり受けない状態で
簡単に且つ精度よく測定することができる。
ボンベが所定位置に取り付けられていることが確認され
ている状態でのみ前記加熱動作あるいは運転可能表示が
行われるように構成したので、カセットガスボンベが正
しく装着されていない状態で、カセットガスボンベを加
熱する動作を行なったり、エンジン運転可能の表示をす
ることを防止することができる。
する断面図
(前半)
(後半)
ー図(前半)
ー図(後半)
遮断ケース、22…カセットガスボンベ、24…ボンベ
装着検知手段、25…加熱装置(電気ヒータ)、33…
温度センサ、G…ガス、T…ガス温度、T0…(ガス温
度の)所定値。
Claims (5)
- 【請求項1】 カセットガスボンベからエンジンに燃料
ガスを供給するように構成したガスエンジンにおいて、 前記カセットガスボンベの温度を検出する温度センサ
と、この温度センサによって検出される検出温度が所定
値以下の時には前記カセットガスボンベを加熱する加熱
装置を有し、 前記エンジン始動に際して、前記検出温度が所定値以下
の時には運転不能処理もしくは運転不適表示をして前記
検出温度が適正温度になるよう加熱し、 前記検出温度が適正範囲内にあるときに運転不能処理を
解除もしくは運転不適表示を解除するように構成したこ
とを特徴とするカセットガスボンベを使用したガスエン
ジン。 - 【請求項2】 上記請求項1において、 前記カセットガスボンベの温度は前記ボンベの外壁温度
で検出し、この検出温度が所定値以下の時には電気ヒー
タによって前記カセットガスボンベを加熱するように構
成したことを特徴とするカセットガスボンベを使用した
ガスエンジン。 - 【請求項3】 上記請求項1又は請求項2において、 前記カセットガスボンベは前記エンジンから離れた外部
環境位置に独立して設けた外気温遮断ケース内に着脱自
在に収容したことを特徴とするカセットガスボンベを使
用したガスエンジン。 - 【請求項4】 上記請求項1、請求項2又は請求項3に
おいて、 前記ヒータは前記カセットガスボンベの下側外周面に沿
って加熱可能な断面円弧形状にすると共に、 前記温度を前記カセットガスボンベの外壁温度から算出
するための温度センサを前記ヒータに対向する前記カセ
ットガスボンベ外壁部に近接配置したことを特徴とする
カセットガスボンベを使用したガスエンジン。 - 【請求項5】 上記請求項1、請求項2、請求項3又は
請求項4において、 前記カセットガスボンベが所定位置に取り付けられてい
ることが確認されている状態でのみ前記加熱動作あるい
は運転可能表示が行われるように構成したことを特徴と
するカセットガスボンベを使用したガスエンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29090396A JP3764542B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | ガスエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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