JPH05149538A - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents

液体燃料燃焼装置

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JPH05149538A
JPH05149538A JP31617491A JP31617491A JPH05149538A JP H05149538 A JPH05149538 A JP H05149538A JP 31617491 A JP31617491 A JP 31617491A JP 31617491 A JP31617491 A JP 31617491A JP H05149538 A JPH05149538 A JP H05149538A
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electric heater
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vaporization
heater
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Takeshi Osawa
岳史 大澤
Takashi Araki
隆 荒木
Nayuki Kimura
菜雪 木村
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 電気ヒータを有する気化燃焼部を保護する液
体燃料燃焼装置を提供する。 〔構成〕 気化燃焼部2に設ける電気ヒータ9の回路に
第1のスイッチ15と第2のスイッチ16を直列に接続
すると共に、電気ヒータ9の温度出力をマイコン14に
入力し、第1のスイッチ15にて気化燃焼部2の温度コ
ントロールを行ないつつ、このマイコン14にて検出温
度の変化量を求め、変化量が所定値以下のとき、検出温
度が設定温度より高い所定温度以上のときに第2のスイ
ッチ16をオフにし、気化燃焼部2の異常加熱を未然に
防ぐものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は石油ファンヒータ,温
風暖房機,給湯機等のように液体燃料を電気ヒータで気
化し燃焼させる液体燃料燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来用いられているこの種の液体燃料燃
焼装置としては、気化燃焼部に電気ヒータを備え、バー
ナヘッドの熱回収と相俟って気化燃焼部内に噴出する混
合気体のガス化を促進させるようにしている。この場
合、電気ヒータの通電制御はマイクロコンピュータ(以
下、マイコンという)にて行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合電気
ヒータに装着したオン/オフを行うスイッチは単一のス
イッチのみよりなるため、該スイッチがオン側に投入さ
れた状態で故障すると、当然電気ヒータは常時通電状態
となり、アルミ製の如き融点の低い部材よりなるバーナ
ボディーが溶ける危険性があった。
【0004】本発明は上記実情に鑑み、電気ヒータのス
イッチを2個直列とすることにより、上記課題を解決す
る液体燃料燃焼装置を提供することを目的としたもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気ヒータを
有する気化燃焼部と、この気化燃焼部の温度を検出する
温度センサと、気化燃焼部に液体燃料を供給する燃料供
給装置と、気化燃焼部に空気を供給するファンと、温度
センサの検出温度に応じて電気ヒータのオンオフ信号を
発する第1のヒータ制御手段、及び電気ヒータの通電中
における温度センサの検出温度の変化量を求め、この変
化量が所定値以下のとき電気ヒータのオフ信号を発する
第2のヒータ制御手段を内蔵したマイクロコンピュータ
と、このマイクロコンピュータの二つの制御手段によっ
てそれぞれ制御される二つのスイッチ手段とを備え、こ
の二つのスイッチ手段と電気ヒータとを直列接続したも
のである。
【0006】また、電気ヒータを有する気化燃焼部と、
この気化燃焼部の温度を検出する温度センサと、気化燃
焼部に液体燃料を供給する燃料供給装置と、気化燃焼部
に空気を供給するファンと、温度センサの検出温度とそ
の設定温度とに応じて電気ヒータのオンオフ信号を発す
る第1のヒータ制御手段、及び電気ヒータの通電中にお
ける温度センサの検出温度の変化量を求め、この変化量
が所定値以下のとき電気ヒータのオフ信号を発すると共
に、温度センサの検出温度がその設定温度よりも高い所
定温度以上になると電気ヒータのオフ信号を発する第2
のヒータ制御手段を内蔵したマイクロコンピュータと、
このマイクロコンピュータの二つの制御手段によってそ
れぞれ制御される二つのスイッチ手段とを備え、この二
つのスイッチ手段と電気ヒータとを直列接続してもよ
い。
【0007】
【作用】上記のように、気化燃焼部の電気ヒータは所定
の通電回路により電気が流れ気化燃焼部自体を加熱し、
液化燃料と一次空気を混合させた混合気体をガス化させ
るものとなるが、この気化燃焼部に埋設した温度センサ
の検出温度とその設定温度とに応じてオンオフされるス
イッチ手段のオフ故障時や温度センサの断線時にエラー
表示をしたり、即座に電気ヒータの通電を切り、気化燃
焼部が異常に加熱されるのを未然に防ぐものである。
【0008】また、温度センサの検出温度とその設定温
度とに応じてオンオフされるスイッチ手段のオン故障時
に、電気ヒータの通電を切り、気化燃焼部が異常に加熱
されるのを未然に防止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。
【0010】図1乃至図3は石油ファンヒータとなる液
体燃料燃焼装置を示すもので、1は内部にバーナ体とな
る気化燃焼部2を配設したバーナケースで、この気化燃
焼部2の一端には送風機3からの送気管4を接続した空
気ノズル5を臨ませると共に、該空気ノズル5の中心位
置に燃料タンク6から燃料ポンプ7を介して液体燃料を
導く燃料ノズル8を配置し、液体燃料と空気を内部へ噴
出させ、且つ気化燃焼部2の上部にシーズヒータ等より
なる電気ヒータ9を埋設し、下部には温度センサ10が
埋設されている。11は気化燃焼部2の上面に嵌合載置
したバーナヘッドで、該バーナヘッド11の側部には点
火プラグ12を臨ませてある。また、13は前記送気管
4に分岐した二次空気管で、この二次空気は気化燃焼部
2の外周からバーナヘッド11の外方へ流す構成してい
る。また、前記電気ヒータ9には第1のヒータ制御手段
と第2のヒータ制御手段を内蔵したマイコン14に連絡
する第1のスイッチ15と第2のスイッチ16を直列に
接続している。
【0011】次にこの作用を説明すると、先ずこの液体
燃料燃焼装置の運転に際し、電気ヒータ9に通電し気化
燃焼部2を所定の温度まで上げ、該気化燃焼部2が所定
温度に達すると送風機3と燃料ポンプ7を起動させる。
【0012】ここにおいて、燃料ノズル8より灯油等の
液体燃料を気化燃焼部2内に噴出させると共に、空気ノ
ズル5から一次空気を噴流し混合気体となって気化ガス
とする。この気化ガスは整流板17を経てバーナヘッド
11に達し、該バーナヘッド11に近傍の点火プラグ1
2の着火で燃焼する。
【0013】この場合、気化燃焼部2は融点の低いアル
ミ製等よりなるため、電気ヒータ9の上限温度を設定し
ないと気化燃焼部2のボデーが溶解する虞れがある。こ
のため、電気ヒータ9のオンオフを直接制御するマイコ
ン14に連絡した2個のスイッチ15,16のオンオフ
により気化燃焼部2の異常加熱を未然に防ぐものであ
る。
【0014】即ち、運転開始(スタート)すると気化燃
焼部2の温度Tn を温度センサ10にて検出しその設定
温度に応じてスイッチ15のオンオフ制御を行なう。先
ずマイコン14により燃焼開始温度(気化燃焼が可能と
なる温度)Ts より温度センサ10の検出温度Tn が小
さいときに常開の第1のスイッチ15をオンとし電気ヒ
ータ9に電流を流し、これに伴い気化燃焼部2の温度を
燃焼開始温度にする。ここで、電気ヒータ9の通電中に
おける温度センサ10の検出温度Tn の変化量を求め、
マイコン14で同前回値Tn-1 との変化量演算ΔTの処
理を行ない、この変化量演算ΔTが一定値以下のときに
は電気ヒータ9(断線故障)或いはスイッチ15(オフ
故障)或いは温度センサ(断線故障)に異常があるとし
て常閉の第2のスイッチ16をオフとしエラー表示をす
る。一方、前記変化量演算ΔTが一定値以上のであって
も温度センサの検出温度Tn が異常温度Tp より大きい
場合、スイッチ15(オン故障)に異常があるとして第
2のスイッチ16をオフとし、温度センサの検出温度T
n が異常温度Tp より小さいときは、更に次工程の判断
に進み、ヒータオフ温度TOFF よりも温度センサの検出
温度Tn が大きいか又は同じのときはヒータオフとする
ために第1のスイッチ15をオフとする。なお、Tp >
TOFF >Ts としている。
【0015】
【発明の効果】上記のように、本発明の液体燃料燃焼装
置は気化用の電気ヒータに直列に2個のスイッチを設
け、このヒータ温度出力をマイコンに入力し、第1のス
イッチにてヒータのコントロールを行ないつつ、該第1
のスイッチにオン/オフ信号を発しても温度検出素子の
値が変化をしないとき、さらには第1のスイッチがオン
故障したとき、第2のスイッチをマイコンにてオフとす
るようにしたため、早目にエラー表示をしたり、気化燃
焼部の異常加熱を未然に防止し、該気化燃焼部のボディ
の溶解を防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略図である。
【図2】電気ヒータの制御部の説明図である。
【図3】同作動を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 気化燃焼部 3 送風機 7 燃料ポンプ(燃料供給装置) 9 電気ヒータ 10 温度センサ 14 マイコン 15 第1のスイッチ 16 第2のスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気ヒータを有する気化燃焼部と、この
    気化燃焼部の温度を検出する温度センサと、気化燃焼部
    に液体燃料を供給する燃料供給装置と、気化燃焼部に空
    気を供給するファンと、温度センサの検出温度に応じて
    電気ヒータのオンオフ信号を発する第1のヒータ制御手
    段、及び電気ヒータの通電中における温度センサの検出
    温度の変化量を求め、この変化量が所定値以下のとき電
    気ヒータのオフ信号を発する第2のヒータ制御手段を内
    蔵したマイクロコンピュータと、このマイクロコンピュ
    ータの二つの制御手段によってそれぞれ制御される二つ
    のスイッチ手段とを備え、この二つのスイッチ手段と電
    気ヒータとが直列接続されていることを特徴とする液体
    燃料燃焼装置。
  2. 【請求項2】 電気ヒータを有する気化燃焼部と、この
    気化燃焼部の温度を検出する温度センサと、気化燃焼部
    に液体燃料を供給する燃料供給装置と、気化燃焼部に空
    気を供給するファンと、温度センサの検出温度とその設
    定温度とに応じて電気ヒータのオンオフ信号を発する第
    1のヒータ制御手段、及び電気ヒータの通電中における
    温度センサの検出温度の変化量を求め、この変化量が所
    定値以下のとき電気ヒータのオフ信号を発すると共に、
    温度センサの検出温度がその設定温度よりも高い所定温
    度以上になると電気ヒータのオフ信号を発する第2のヒ
    ータ制御手段を内蔵したマイクロコンピュータと、この
    マイクロコンピュータの二つの制御手段によってそれぞ
    れ制御される二つのスイッチ手段とを備え、この二つの
    スイッチ手段と電気ヒータとが直列接続されることを特
    徴とする液体燃料燃焼装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018054189A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 株式会社ノーリツ 温水機器

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