JPH1073246A - 燃焼機のヒータ通電装置 - Google Patents

燃焼機のヒータ通電装置

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JPH1073246A
JPH1073246A JP23169196A JP23169196A JPH1073246A JP H1073246 A JPH1073246 A JP H1073246A JP 23169196 A JP23169196 A JP 23169196A JP 23169196 A JP23169196 A JP 23169196A JP H1073246 A JPH1073246 A JP H1073246A
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Takeshi Osawa
岳史 大澤
Yasuhiro Kobori
康博 小堀
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 予熱用のヒータ3が取り付けられた気化
器2と、この気化器2の温度を検出するバーナサーミス
タ14と、前記バーナサーミスタ14の検出温度に基づ
いて前記ヒータ3の温度を制御するマイコン4と、前記
マイコン4からの指令に基づいて前記ヒータ3の通電を
制御するスイッチ回路17を設ける。更に、前記ヒータ
3の連続通電可能時間より短いタイマ作動時間を有し、
そのタイマ作動出力16により、前記スイッチ回路17
をオフするタイマ回路8を設ける。 【効果】マイコン4が何等かの原因で暴走し、制御不能
になったとしても、前記タイマ回路8が作動してヒータ
3の連続通電が強制的に中断されるため、バーナ部の過
熱や溶解を確実に防止されるようになり、機器の安全性
が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体燃料を気化し
て燃焼させる石油ファンヒータ、温風暖房機、給湯機な
どの燃焼機に関し、更に詳しくは、燃焼機の気化器に取
り付けた予熱用ヒータの通電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の燃焼機では、気化器
の周囲にこれを余熱するヒータを取り付け、予め燃焼開
始前に気化器を予熱しておいて、着火の際に気化器に噴
霧される液体燃料を気化し易くすることで、着火性の改
善が図られている。
【0003】そして、制御用のマイクロコンピュータ
(以下マイコンと呼ぶ)が気化器に取り付けたバーナサ
ーミスタの検出温度を常時監視し、気化器の温度が適切
に維持されるように前記ヒータの通電をオン/オフする
と共に、この検出温度が所定の高温レベルを越えた場
合、バーナ部の異常加熱と判断してヒータ通電を停止す
るといったマイコン制御による安全機構が設けられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マイコ
ンによる制御の場合は、何等かの原因でマイコンが暴走
してしまうと全ての制御が不能になり、その結果燃焼機
では、ヒータが連続通電されてバーナ部が異常加熱して
しまうといった危険性がある。また、バイメタルサーモ
スイッチなどを用いて異常加熱の際、ヒータ通電を直接
切断するといった安全機構が設けられているが、このよ
うなスイッチは即断性の面より不十分であるため、高温
検出が遅れて機器の耐久性を低下させるといった欠点が
ある。
【0005】本発明の目的は、上記欠点を解消し、マイ
コン暴走時にも対処可能で、且つ高温検知性に優れた信
頼性の高い燃焼機のヒータ通電装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明では、予熱
用のヒータが取り付けられた気化器と、この気化器の温
度を検出するバーナサーミスタと、前記バーナサーミス
タの検出温度に基づいて前記気化器の温度を制御するマ
イクロコンピュータと、このマイクロコンピュータから
の指令に基づいて前記ヒータの通電をオン/オフするス
イッチ回路と、前記ヒータの連続通電可能時間より短い
タイマ作動時間を有し、そのタイマ作動出力により前記
スイッチ回路をオフするタイマ回路を備えた構成とす
る。
【0007】また、本発明では、前記タイマ回路は、抵
抗およびコンデンサによる充電回路を有し、その入力は
前記充電回路の充電時間より短いパルス信号を発生する
前記マイクロコンピュータのポート出力に接続されてい
ることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図
1、図2および図3に基づいて説明する。
【0009】図1は本発明が適用された燃焼機の構成を
示す図、図2は図1に示す燃焼機の動作タイミングチャ
ート、図3は図1に示す燃焼機のヒータ通電装置の一実
施形態を示す回路図である。
【0010】先ず、図1により燃焼機の概略構成につい
て説明すれば、燃焼機1は気化器2を備え、この気化器
2の周囲に予熱用のヒータ3が取り付けられている。ま
た、気化器2の上側にバーナヘッド5が載置されてお
り、このバーナヘッド5の上方に点火器7およびフレー
ムロッド6が配設されている。さらに、気化器2の下部
に気化器2に燃焼用空気を供給するための燃焼ファン9
が付設されていると共に、燃料用ポンプ13を併設した
給油管10を介して燃料タンク12が接続されている。
また、気化器2にはバーナサーミスタ14が取り付けら
れており、このバーナサーミスタ14および前記ヒータ
3が運転制御部15に接続されている。
【0011】前記運転制御部15にはマイクロコンピュ
ータ4(以下マイコン4と呼ぶ)が搭載されており、前
記した点火器7、燃料ポンプ13、ヒータ3、燃焼ファ
ン9等がこのマイコン4により適切に制御されて機器の
燃焼運転が行われる。
【0012】次に、上記構成による燃焼機1の燃焼制御
動作を図2に基づいて説明する。
【0013】先ず、運転スイッチが操作されると、マイ
コン4は予熱用のヒータ3の通電をオンして気化器2の
予熱を開始する。気化器2に取り付けたバーナサーミス
タ14の抵抗値変化が電圧変化として運転制御部15に
入力され、マイコン4はこれを検知して予熱によるの気
化器2の温度上昇を監視する。気化器2の温度が液体燃
料(石油燃料)の好適な気化温度に達すると、マイコン
4は燃焼ファン9を起動してプリパージを実行し、終了
後、点火器7と燃料ポンプ13を作動させて燃焼運転を
開始する。即ち、燃料ポンプ13が作動すると燃料タン
ク12の液体燃料は給油管10を通して気化器2内へ噴
霧し、ヒータ3による予熱で暖められて気化する。この
気化ガスは燃焼ファン9からの空気と混合させられ、混
合ガスとなってバーナヘッド5から噴出し、点火器7の
放電火花で着火する。
【0014】燃焼運転中は前記運転制御部15のヒータ
通電装置によって前記気化器2が異常加熱しないように
常時監視されつつ、安全な燃焼運転が行われる。
【0015】即ち、本発明の特徴とするところは、前記
ヒータ通電装置による安全機構であって、その動作を図
3によって説明する。
【0016】図3において、4は前記気化器2の温度を
制御するマイコンで、その電源端子P0 に制御電源VDD
が接続されている。このマイコン4の出力ポートP1 は
前記点火器7の駆動用出力であって、この出力ポートP
1 の“H”出力により、トランジスタQ1 がオンされて
リレーK1 が作動し、その接点K1 を介して点火器7に
交流100Vが通電されて火花放電する。点火器7の通
電時間(図2のT2 )はマイコン4によって制御されて
おり、通常は数十秒間である。
【0017】出力ポートP2 は前記ヒータ3の通電を制
御するスイッチ回路17の駆動出力であり、この出力ポ
ートP2 の“H”出力により、前記スイッチ回路17の
トランジスタQ2 がオンされてリレーK2 が作動し、そ
の接点k2を介してヒータ3に交流100Vが通電されて
気化器2の予熱が開始される。この予熱期間(図2のT
1 )は前記バーナ部5が熱で溶解しないで連続通電に耐
える得る時間であり、通常は数分間となっている。
【0018】P3 はマイコン4のA/D入力ポートであ
って、この入力ポートP3 に前記バーナサーミスタ14
が接続されている。
【0019】ところで、前記マイコン4の出力ポートP
1 には、トランジスタQ1 の他に破線で囲まれたタイマ
回路8が接続されている。このタイマ回路8は抵抗R2
とコンデンサC1 による充電回路と抵抗R3 とダイオー
ドD1 による放電回路と波形整形用のインバータ回路I
C1 とで構成されており、そのタイマ作動出力16がダ
イオードD2 を介して前記スイッチ回路17の入力に接
続されている。
【0020】上記回路構成によれば、燃焼運転中に前記
ヒータ3の通電を制御するマイコン4が何等かの原因で
暴走(図2の破線で示すようにマイコン4の全出力ポー
トに制御電源VDDが出力されてしまう)してヒータ3が
連続通電状態となったとしても、この暴走によるマイコ
ン4の出力ポートP1 の“H”継続により、抵抗R2を
通してコンデンサC1 が充電され、その充電電圧がイン
バータ回路IC1 のスレッシュホールドレベルを越えて
タイマ作動出力16を“L”レベルとし、ダイオードD
3 を介して接続されたランジスタQ2 を強制的にオフと
するため、リレーK2 の接点k2が復旧して、ヒータ3の
連続通電が解除される。
【0021】しかも、抵抗R2 とコンデンサC1 による
充電時間は、通常のヒータ3の連続通電可能時間より十
分短く設定されているため、マイコン4の暴走時にヒー
タ3が異常に加熱されることはなく、上述したバーナ部
5の溶解を確実に防止できる。また、通常運転時、前記
タイマ回路8に入力される信号、即ち点火器7の駆動用
出力期間は数十秒間であり、タイマ回路8はその充電時
間以内で必ずリセットされる(タイマ回路8の入力が
“L”となって充電が停止すると共に、それまでの充電
電圧が前記ダイオードD1 、抵抗R3 による放電回路を
介して放電される)ため作動出力16が発生することは
ない。従って、正常運転中に前記タイマ回路8によって
ヒータ通電が中断されることはない。
【0022】このように、前記タイマ回路8の入力を本
動作に好適なタイミングを有する既存のポート出力信号
を流用することで、回路構成も簡略化できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ヒ
ータの通常の連続通電可能時間よりも短いタイマ値を有
し、且つマイコンの制御にあずからないタイマ回路を用
い、そのタイマ出力によって前記ヒータの通電を停止す
るようにしたので、マイコンが何等かの原因で暴走し、
制御不能になったとしても、ヒータの連続通電は強制的
に中断されるため、過熱によるバーナ部の劣化や溶解は
確実に防止されるようになり、機器の信頼性や安全性が
一層向上することになる。
【0024】また、本発明によれば、前記タイマ回路の
入力として既存のマイコンポート出力信号を流用するこ
とにより、マイコンの出力ポートを節約できると共に、
ヒータ通電装置の回路構成も簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された燃焼機の構成を示すであ
る。
【図2】同、燃焼機の動作タイミングチャートである。
【図3】同、燃焼機のヒータ通電装置の一実施形態を示
す回路図である。
【符号の説明】
1 燃焼機 2 気化器 3 ヒータ 4 マイクロコンピュータ 8 タイマ回路 14 バーナサーミスタ 17 スイッチ回路 C1 コンデンサ R2 抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予熱用のヒータが取り付けられた気化器
    と、この気化器の温度を検出するバーナサーミスタと、
    前記バーナサーミスタの検出温度に基づいて前記気化器
    の温度を制御するマイクロコンピュータと、このマイク
    ロコンピュータからの指令に基づいて前記ヒータの通電
    をオン/オフするスイッチ回路と、前記ヒータの連続通
    電可能時間より短いタイマ作動時間を有し、そのタイマ
    作動出力により前記スイッチ回路をオフするタイマ回路
    を備えて成る燃焼機のヒータ通電装置。
  2. 【請求項2】 前記タイマ回路は、抵抗およびコンデン
    サによる充電回路を有し、その入力は前記充電回路の充
    電時間より短いパルス信号を発生する前記マイクロコン
    ピュータのポート出力に接続されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の燃焼機のヒータ通電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017138021A (ja) * 2016-02-01 2017-08-10 リンナイ株式会社 ガス燃焼機器

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