JPS6327611B2 - - Google Patents
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- JPS6327611B2 JPS6327611B2 JP56165504A JP16550481A JPS6327611B2 JP S6327611 B2 JPS6327611 B2 JP S6327611B2 JP 56165504 A JP56165504 A JP 56165504A JP 16550481 A JP16550481 A JP 16550481A JP S6327611 B2 JPS6327611 B2 JP S6327611B2
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- JP
- Japan
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- combustion fan
- water
- time
- timer
- ignition
- Prior art date
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 93
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 50
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000010926 purge Methods 0.000 description 12
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N1/00—Regulating fuel supply
- F23N1/08—Regulating fuel supply conjointly with another medium, e.g. boiler water
- F23N1/082—Regulating fuel supply conjointly with another medium, e.g. boiler water using electronic means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2225/00—Measuring
- F23N2225/02—Measuring filling height in burners
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2227/00—Ignition or checking
- F23N2227/36—Spark ignition, e.g. by means of a high voltage
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2229/00—Flame sensors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2233/00—Ventilators
- F23N2233/06—Ventilators at the air intake
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/18—Systems for controlling combustion using detectors sensitive to rate of flow of air or fuel
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/20—Systems for controlling combustion with a time programme acting through electrical means, e.g. using time-delay relays
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は燃焼用空気をフアンによつて供給する
湯沸器に於ける点火制御方法に関するものであ
る。
湯沸器に於ける点火制御方法に関するものであ
る。
燃焼フアンを用いた湯沸器の点火シーケンス
は、まず湯沸器への通水を検知して該燃焼フアン
を作動し、その後所定の風圧を検知してから点火
動作に入るものであるので、給湯栓を開としてか
ら点火動作に入るまでに時間を要する。特にかか
る湯沸器では安全性の観点から、点火動作に入る
ための条件として前記所定の風圧の検知に加え
て、タイマーにより設定した所定時間の経過を条
件とし、点火動作に入る前に前記燃焼フアンによ
つて積極的に燃焼室内をパージ(いわゆるプレパ
ージ)するシーケンスとすることが多く、この場
合には、給湯栓を開としてから点火動作に入るま
での時間が更に長くなる。このように燃焼フアン
を用いた湯沸器では給湯栓を開としてから点火動
作に至るまでに例えば数秒程度の時間を要するの
で、この時間は加熱されない水が熱交換器を通過
する。従来はその使用態様の如何に関らず常に以
上のような一定のシーケンスで点火動作を行なわ
せているので、湯沸器を短かい時間間隔で間欠的
に使用する場合にも当初は必ず水に近いぬるま湯
が出湯し、このため使用者に不快感を与えてい
る。
は、まず湯沸器への通水を検知して該燃焼フアン
を作動し、その後所定の風圧を検知してから点火
動作に入るものであるので、給湯栓を開としてか
ら点火動作に入るまでに時間を要する。特にかか
る湯沸器では安全性の観点から、点火動作に入る
ための条件として前記所定の風圧の検知に加え
て、タイマーにより設定した所定時間の経過を条
件とし、点火動作に入る前に前記燃焼フアンによ
つて積極的に燃焼室内をパージ(いわゆるプレパ
ージ)するシーケンスとすることが多く、この場
合には、給湯栓を開としてから点火動作に入るま
での時間が更に長くなる。このように燃焼フアン
を用いた湯沸器では給湯栓を開としてから点火動
作に至るまでに例えば数秒程度の時間を要するの
で、この時間は加熱されない水が熱交換器を通過
する。従来はその使用態様の如何に関らず常に以
上のような一定のシーケンスで点火動作を行なわ
せているので、湯沸器を短かい時間間隔で間欠的
に使用する場合にも当初は必ず水に近いぬるま湯
が出湯し、このため使用者に不快感を与えてい
る。
本発明は所定の時間内に再使用する場合には点
火動作に至るまでの時間を短縮することにより、
かかる所定時間内に於ける間欠使用に際して温度
の安定した給湯を行ない得るようにし、以つて従
来の欠点を解消したものである。以下本発明を実
施例に基づいて詳細に説明すると次の通りであ
る。
火動作に至るまでの時間を短縮することにより、
かかる所定時間内に於ける間欠使用に際して温度
の安定した給湯を行ない得るようにし、以つて従
来の欠点を解消したものである。以下本発明を実
施例に基づいて詳細に説明すると次の通りであ
る。
第1図は燃焼用空気をフアンによつて供給する
湯沸器の構成の一例を示すもので、図に於いて符
号1はバーナ、2はガス電磁バルブ、3は燃焼フ
アン、4は風圧スイツチ、5は給湯栓、6は湯沸
器への通水を検知する流水スイツチ、7は点火電
極、8はフレームロツドである。本発明はこのよ
うな湯沸器に於いて、湯沸器への通水を検知する
ことにより燃焼フアン3を作動し、該燃焼フアン
3の風圧の検知を条件として点火動作に入るよう
にすると共に、通水を検知しなくなつた後も所定
時間は前記燃焼フアン3の作動を継続するように
制御することを第1の発明の要旨とするものであ
る。このような制御方法を達成するための具体的
構成は、例えば第2図の実線で示すように、前記
燃焼フアン3を、前記流水スイツチ6と、該流水
スイツチ6がOFFとなつた時に動作を開始する
タイマーTとの論理和回路9によつて作動するよ
うに構成すると共に、点火動作を行なう点火動作
回路10を、前記流水スイツチ6と、風圧スイツ
チ4との論理積回路11によつて作動するように
構成する。図に示されている論理素子記号は論理
的機能を表わすものであり、これらは有接点回
路、無接点回路のいずれで具体的に構成しても良
い。
湯沸器の構成の一例を示すもので、図に於いて符
号1はバーナ、2はガス電磁バルブ、3は燃焼フ
アン、4は風圧スイツチ、5は給湯栓、6は湯沸
器への通水を検知する流水スイツチ、7は点火電
極、8はフレームロツドである。本発明はこのよ
うな湯沸器に於いて、湯沸器への通水を検知する
ことにより燃焼フアン3を作動し、該燃焼フアン
3の風圧の検知を条件として点火動作に入るよう
にすると共に、通水を検知しなくなつた後も所定
時間は前記燃焼フアン3の作動を継続するように
制御することを第1の発明の要旨とするものであ
る。このような制御方法を達成するための具体的
構成は、例えば第2図の実線で示すように、前記
燃焼フアン3を、前記流水スイツチ6と、該流水
スイツチ6がOFFとなつた時に動作を開始する
タイマーTとの論理和回路9によつて作動するよ
うに構成すると共に、点火動作を行なう点火動作
回路10を、前記流水スイツチ6と、風圧スイツ
チ4との論理積回路11によつて作動するように
構成する。図に示されている論理素子記号は論理
的機能を表わすものであり、これらは有接点回
路、無接点回路のいずれで具体的に構成しても良
い。
しかして以上の第1の発明を適用した湯沸器の
動作を第1図、第2図並びに第3図に基づいて説
明すると次の通りである。まず給湯栓5を開とし
て湯沸器に通水すると流水スイツチ6がONとな
つて燃焼フアン3が作動する。作動開始直後は燃
焼に必要な空気が確保されておらず、風圧スイツ
チ4もOFFであり、従つて点火動作も行なわれ
ない。しかるに時間τが経過して燃焼フアン3が
燃焼に必要な空気を供給し得るようになると風圧
スイツチ4もONとなり、従つて点火動作回路1
0が作動して、ガス電磁バルブ2が開となり、点
火電極7によつてバーナ1に点火される。点火回
路10はメーンバーナの炎をフレームロツド8で
検出して点火スパークを停止させると共に燃焼を
継続させ、こうして給湯を行なうことができる。
かかる際給湯栓5を開としてから点火動作に至る
までには以上の通り時間τを要するので、給湯の
当初は水に近いぬるま湯が出湯する。
動作を第1図、第2図並びに第3図に基づいて説
明すると次の通りである。まず給湯栓5を開とし
て湯沸器に通水すると流水スイツチ6がONとな
つて燃焼フアン3が作動する。作動開始直後は燃
焼に必要な空気が確保されておらず、風圧スイツ
チ4もOFFであり、従つて点火動作も行なわれ
ない。しかるに時間τが経過して燃焼フアン3が
燃焼に必要な空気を供給し得るようになると風圧
スイツチ4もONとなり、従つて点火動作回路1
0が作動して、ガス電磁バルブ2が開となり、点
火電極7によつてバーナ1に点火される。点火回
路10はメーンバーナの炎をフレームロツド8で
検出して点火スパークを停止させると共に燃焼を
継続させ、こうして給湯を行なうことができる。
かかる際給湯栓5を開としてから点火動作に至る
までには以上の通り時間τを要するので、給湯の
当初は水に近いぬるま湯が出湯する。
次に給湯使用後、給湯栓5を閉とすると、流水
スイツチ6がOFFとなるので点火動作回路10
は不作動となつてガス電磁弁2が閉となり、バー
ナ1は消火する。ところがこの時タイマーTが動
作を開始するので、燃焼フアン3は該タイマーT
が動作している時間tは作動を継続する。この時
の燃焼フアン3の作動は前記風圧スイツチ4を
ON状態に維持することができれば必ずしも全負
荷回転である必要がなく、低負荷回転であつても
良い。しかしてかかる時間tの経過前に再び給湯
栓5を開として流水スイツチ6がONとなつた時
には、前記風圧スイツチ4は既にONとなつてい
るので直ちに点火動作回路10が作動してバーナ
1に点火する。ところがタイマーTによつて設定
した前記時間tが経過後は燃焼フアン3が不作動
となるので、この後に給湯栓5を開としても風圧
スイツチ4はOFFであるので直ちにバーナ1に
点火されることがなく、前述した通り風圧スイツ
チ4がONとなるまでの時間τを要する。本発明
はこのようにタイマーTによつて設定した時間t
が経過する前に再び給湯する際には、給湯栓5を
開とすると直ちにバーナ1に点火するので、水に
近いぬるま湯が出湯することがなく、燃焼フアン
3を用いた湯沸器でも、短かい時間間隔での間欠
使用に際しては温度の安定した給湯を行なうこと
ができるという特徴がある。
スイツチ6がOFFとなるので点火動作回路10
は不作動となつてガス電磁弁2が閉となり、バー
ナ1は消火する。ところがこの時タイマーTが動
作を開始するので、燃焼フアン3は該タイマーT
が動作している時間tは作動を継続する。この時
の燃焼フアン3の作動は前記風圧スイツチ4を
ON状態に維持することができれば必ずしも全負
荷回転である必要がなく、低負荷回転であつても
良い。しかしてかかる時間tの経過前に再び給湯
栓5を開として流水スイツチ6がONとなつた時
には、前記風圧スイツチ4は既にONとなつてい
るので直ちに点火動作回路10が作動してバーナ
1に点火する。ところがタイマーTによつて設定
した前記時間tが経過後は燃焼フアン3が不作動
となるので、この後に給湯栓5を開としても風圧
スイツチ4はOFFであるので直ちにバーナ1に
点火されることがなく、前述した通り風圧スイツ
チ4がONとなるまでの時間τを要する。本発明
はこのようにタイマーTによつて設定した時間t
が経過する前に再び給湯する際には、給湯栓5を
開とすると直ちにバーナ1に点火するので、水に
近いぬるま湯が出湯することがなく、燃焼フアン
3を用いた湯沸器でも、短かい時間間隔での間欠
使用に際しては温度の安定した給湯を行なうこと
ができるという特徴がある。
ところで燃焼用空気をフアンによつて供給する
湯沸器では、燃料ガスが漏洩等によつて点火前に
燃焼室内に充満していると爆発の危険があり、こ
れを防ぐためには点火動作に入る前に燃焼室内を
プレパージする必要がある。前述した第1の発明
に於いても燃焼フアン3が作動を開始してから点
火動作に入るまでには時間τを要するので、この
時間τ内にかかるプレパージを行なうことができ
る。しかしながらかかるプレパージは燃焼フアン
3等の特性によつては十分に行なえない場合もあ
り得るので、これを確実に行ない得るようにした
方法が以下述べる第2の発明である。
湯沸器では、燃料ガスが漏洩等によつて点火前に
燃焼室内に充満していると爆発の危険があり、こ
れを防ぐためには点火動作に入る前に燃焼室内を
プレパージする必要がある。前述した第1の発明
に於いても燃焼フアン3が作動を開始してから点
火動作に入るまでには時間τを要するので、この
時間τ内にかかるプレパージを行なうことができ
る。しかしながらかかるプレパージは燃焼フアン
3等の特性によつては十分に行なえない場合もあ
り得るので、これを確実に行ない得るようにした
方法が以下述べる第2の発明である。
即ち、本発明は、前述した燃焼フアン3を用い
た湯沸器に於いて、湯沸器への通水を検知するこ
とにより燃焼フアンを作動し、該燃焼フアンの風
圧の検知と、第1のタイマーによつて設定した第
1の所定時間の経過とを条件として点火動作を行
なうようにすると共に、通水を検知しなくなつた
後も、第2のタイマーによつて設定した第2の所
定時間は、前記燃焼フアン3の作動を継続すると
共に、前記第1のタイマーを、前記第1の所定時
間経過後の状態に維持するように制御することを
第2の発明の要旨とするものである。このような
制御方法を達成するための具体的構成は、例えば
第2図の実線に示す構成に加えて、図中2点鎖線
の構成を附加したもので、即ちタイマーT′(即ち
第1のタイマー)を、流水スイツチ6と、タイマ
ーT(即ち第2のタイマー)との論理和回路12
とにより作動するように構成すると共に、点火動
作回路10は前記流水スイツチ6と風圧スイツチ
4とに加えて前記第1のタイマーT′との論理積
回路11によつて作動するように構成したもので
ある。この他、第1のタイマーT′は第5図に他
例として示すように風圧スイツチ4によつて作動
するように構成しても良い。尚、以上の具体例に
於いて第1のタイマーT′は第1の所定時間t′の経
過後に動作状態となり、また第2のタイマーTは
第2の所定時間t中動作状態となるものである。
しかして以上の第2の発明を適用した湯沸器の動
作を説明すると次の通りである。
た湯沸器に於いて、湯沸器への通水を検知するこ
とにより燃焼フアンを作動し、該燃焼フアンの風
圧の検知と、第1のタイマーによつて設定した第
1の所定時間の経過とを条件として点火動作を行
なうようにすると共に、通水を検知しなくなつた
後も、第2のタイマーによつて設定した第2の所
定時間は、前記燃焼フアン3の作動を継続すると
共に、前記第1のタイマーを、前記第1の所定時
間経過後の状態に維持するように制御することを
第2の発明の要旨とするものである。このような
制御方法を達成するための具体的構成は、例えば
第2図の実線に示す構成に加えて、図中2点鎖線
の構成を附加したもので、即ちタイマーT′(即ち
第1のタイマー)を、流水スイツチ6と、タイマ
ーT(即ち第2のタイマー)との論理和回路12
とにより作動するように構成すると共に、点火動
作回路10は前記流水スイツチ6と風圧スイツチ
4とに加えて前記第1のタイマーT′との論理積
回路11によつて作動するように構成したもので
ある。この他、第1のタイマーT′は第5図に他
例として示すように風圧スイツチ4によつて作動
するように構成しても良い。尚、以上の具体例に
於いて第1のタイマーT′は第1の所定時間t′の経
過後に動作状態となり、また第2のタイマーTは
第2の所定時間t中動作状態となるものである。
しかして以上の第2の発明を適用した湯沸器の動
作を説明すると次の通りである。
まず給湯栓5を開として湯沸器に通水すると流
水スイツチ6がONとなつて燃焼フアン3が作動
し、しかる後時間τが経過して燃焼フアン3が燃
焼に必要な空気を供給し得るようになると風圧ス
イツチ4がONとなる。しかしながらこの時には
第1のタイマーT′によつて設定した第1の所定
時間t′が経過していないので点火動作回路10は
作動せず、従つて点火動作は行なわれない。この
間、燃焼フアン3は作動を継続し、燃焼室内をプ
レパージすることができる。しかして前記所定時
間t′が経過すると点火動作回路10が作動してバ
ーナ1に点火され、こうして給湯を行ない得る。
前記第1の所定時間t′はプレパージ時間を設定す
るものであり、かかる時間t′は第2図の具体例の
ように流水スイツチ6がONとなつた時から計時
しても良いし、第5図の具体例のように風圧スイ
ツチ4がONとなつた時から計時するようにして
も良い。いずれにしても本発明はプレパージ時間
を第1のタイマーによつて設定するので確実なプ
レパージを行なうことができ非常に安全性が高
い。
水スイツチ6がONとなつて燃焼フアン3が作動
し、しかる後時間τが経過して燃焼フアン3が燃
焼に必要な空気を供給し得るようになると風圧ス
イツチ4がONとなる。しかしながらこの時には
第1のタイマーT′によつて設定した第1の所定
時間t′が経過していないので点火動作回路10は
作動せず、従つて点火動作は行なわれない。この
間、燃焼フアン3は作動を継続し、燃焼室内をプ
レパージすることができる。しかして前記所定時
間t′が経過すると点火動作回路10が作動してバ
ーナ1に点火され、こうして給湯を行ない得る。
前記第1の所定時間t′はプレパージ時間を設定す
るものであり、かかる時間t′は第2図の具体例の
ように流水スイツチ6がONとなつた時から計時
しても良いし、第5図の具体例のように風圧スイ
ツチ4がONとなつた時から計時するようにして
も良い。いずれにしても本発明はプレパージ時間
を第1のタイマーによつて設定するので確実なプ
レパージを行なうことができ非常に安全性が高
い。
次に給湯使用後、給湯栓5を閉とすると流水ス
イツチ6がOFFとなるので点火動作回路10は
不作動となり、バーナ1が消火する。ところがこ
の時第2のタイマーTが動作を開始するので、燃
焼フアン3は該タイマーTが動作している時間t
は作動を継続する。同時に第1のタイマーT′も
該第2のタイマーTによつて作動されて前述した
第1の所定時間t′経過後の状態を継続する。しか
して該第2のタイマーTによつて設定した時間t
の経過前に再び給湯栓5を開として流水スイツチ
6がONとなつた時には、前記風圧スイツチ4は
既にONとなつており、しかも第1のタイマー
T′は第1の所定時間t′経過後の状態であるので直
ちに点火動作回路10が作動してバーナ1に点火
する。従つて本発明は前述した通り第2のタイマ
ーTによつて設定した時間tが経過する前に再び
給湯する場合には、水に近いぬるま湯が出湯する
ことがない。かかる時間t経過後は既に燃焼フア
ン3並びに第1のタイマーT′が不作動となつて
いるので、給湯栓5を開とすると、前記時間t′経
過後(または時間t′+τ経過後)に前述した通り
のシーケンスで点火動作が行なわれる。このよう
に第2の所定時間t経過後は常に所定のプレパー
ジを行なうので安全性が高い。
イツチ6がOFFとなるので点火動作回路10は
不作動となり、バーナ1が消火する。ところがこ
の時第2のタイマーTが動作を開始するので、燃
焼フアン3は該タイマーTが動作している時間t
は作動を継続する。同時に第1のタイマーT′も
該第2のタイマーTによつて作動されて前述した
第1の所定時間t′経過後の状態を継続する。しか
して該第2のタイマーTによつて設定した時間t
の経過前に再び給湯栓5を開として流水スイツチ
6がONとなつた時には、前記風圧スイツチ4は
既にONとなつており、しかも第1のタイマー
T′は第1の所定時間t′経過後の状態であるので直
ちに点火動作回路10が作動してバーナ1に点火
する。従つて本発明は前述した通り第2のタイマ
ーTによつて設定した時間tが経過する前に再び
給湯する場合には、水に近いぬるま湯が出湯する
ことがない。かかる時間t経過後は既に燃焼フア
ン3並びに第1のタイマーT′が不作動となつて
いるので、給湯栓5を開とすると、前記時間t′経
過後(または時間t′+τ経過後)に前述した通り
のシーケンスで点火動作が行なわれる。このよう
に第2の所定時間t経過後は常に所定のプレパー
ジを行なうので安全性が高い。
本発明は以上の通り、給湯栓5を開いてから点
火動作に至るまでに時間を有する、燃焼フアン3
を用いた湯沸器に於いて、所定時間t以内の短か
い時間間隔で間欠的に使用した場合には、給湯栓
5を開くと直ちに点火動作させるようにしたの
で、使用態様の如何に関らず常に一定のシーケン
スで点火動作を行なわせている従来の湯沸器のよ
うに当初水に近いぬるま湯が出湯するというよう
な不都合が全くなく、温度の安定した給湯を行な
い得るという大きな特徴がある。かかる本発明の
特徴は第6図に示す実施結果により明確に把握し
得る。更に本発明は前記所定時間t内に再使用し
なかつた場合に於ける再使用に際しては必ず燃焼
フアンによる燃焼室のプレパージを行なうので爆
発の危険がなく、特にかかるプレパージの時間を
タイマーによつて設定することによりパージを確
実に行なうことができ、安全性が非常に高いとい
う特徴もある。尚、前記第1の所定時間t′は例え
ば数秒程度、また第2の所定時間tは例えば1〜
20分程度とするが、これらは省エネルギーや湯温
特性、用途等に応じて適宜に決定して良い。更に
第1図に示した湯沸器の構成、並びに第2図、第
5図に示した回路構成は本発明の方法を達成する
ための実施例であつて、この構成に限るものでは
ない。加えて前記回路構成には、点火動作に入つ
て所定時間を経過したにも関らず点火を検知して
いない場合に点火動作を停止するための回路構成
や、過熱を防止するための回路構成等が省略され
ているが、これらは前記回路構成に適宜附加して
も良いことは勿論である。
火動作に至るまでに時間を有する、燃焼フアン3
を用いた湯沸器に於いて、所定時間t以内の短か
い時間間隔で間欠的に使用した場合には、給湯栓
5を開くと直ちに点火動作させるようにしたの
で、使用態様の如何に関らず常に一定のシーケン
スで点火動作を行なわせている従来の湯沸器のよ
うに当初水に近いぬるま湯が出湯するというよう
な不都合が全くなく、温度の安定した給湯を行な
い得るという大きな特徴がある。かかる本発明の
特徴は第6図に示す実施結果により明確に把握し
得る。更に本発明は前記所定時間t内に再使用し
なかつた場合に於ける再使用に際しては必ず燃焼
フアンによる燃焼室のプレパージを行なうので爆
発の危険がなく、特にかかるプレパージの時間を
タイマーによつて設定することによりパージを確
実に行なうことができ、安全性が非常に高いとい
う特徴もある。尚、前記第1の所定時間t′は例え
ば数秒程度、また第2の所定時間tは例えば1〜
20分程度とするが、これらは省エネルギーや湯温
特性、用途等に応じて適宜に決定して良い。更に
第1図に示した湯沸器の構成、並びに第2図、第
5図に示した回路構成は本発明の方法を達成する
ための実施例であつて、この構成に限るものでは
ない。加えて前記回路構成には、点火動作に入つ
て所定時間を経過したにも関らず点火を検知して
いない場合に点火動作を停止するための回路構成
や、過熱を防止するための回路構成等が省略され
ているが、これらは前記回路構成に適宜附加して
も良いことは勿論である。
第1図は本発明方法を適用する湯沸器の一例を
示す説明図、第2図並びに第5図は本発明方法を
実施する回路構成のブロツク図的説明図、第3図
並びに第4図は本発明方法の動作例を示すタイム
チヤート、第6図は実施結果である。 符号1……バーナ、2……ガス電磁バルブ、3
……燃焼フアン、4……風圧スイツチ、5……給
湯栓、6……流水スイツチ、7……点火電極、8
……フレームロツド、9,12……論理和回路、
10……点火動作回路、11……論理積回路、T
……(第2の)タイマー、T′……第1のタイマ
ー、t……(第2の)所定時間、t′……第1の所
定時間。
示す説明図、第2図並びに第5図は本発明方法を
実施する回路構成のブロツク図的説明図、第3図
並びに第4図は本発明方法の動作例を示すタイム
チヤート、第6図は実施結果である。 符号1……バーナ、2……ガス電磁バルブ、3
……燃焼フアン、4……風圧スイツチ、5……給
湯栓、6……流水スイツチ、7……点火電極、8
……フレームロツド、9,12……論理和回路、
10……点火動作回路、11……論理積回路、T
……(第2の)タイマー、T′……第1のタイマ
ー、t……(第2の)所定時間、t′……第1の所
定時間。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 湯沸器への通水を検知することにより燃焼フ
アンを作動し、該燃焼フアンの風圧の検知を条件
として点火動作を行なうようにすると共に、通水
を検知しなくなつた後も所定時間は前記燃焼フア
ンの作動を継続するようにしたことを特徴とする
燃焼フアンを用いた湯沸器の点火制御方法。 2 湯沸器への通水を検知することにより燃焼フ
アンを作動し、該燃焼フアンの風圧の検知と、第
1のタイマーによつて設定した第1の所定時間の
経過とを条件として点火動作を行なうようにする
と共に、通水を検知しなくなつた後も、第2のタ
イマーによつて設定した第2の所定時間は、前記
燃焼フアンの作動を継続すると共に、前記第1の
タイマーを、前記第1の所定時間経過後の状態に
維持するようにしたことを特徴とする燃焼フアン
を用いた湯沸器の点火制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56165504A JPS5866748A (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | 燃焼フアンを用いた湯沸器の点火制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56165504A JPS5866748A (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | 燃焼フアンを用いた湯沸器の点火制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5866748A JPS5866748A (ja) | 1983-04-21 |
JPS6327611B2 true JPS6327611B2 (ja) | 1988-06-03 |
Family
ID=15813643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56165504A Granted JPS5866748A (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | 燃焼フアンを用いた湯沸器の点火制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5866748A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60147054A (ja) * | 1984-01-09 | 1985-08-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 瞬間湯沸器 |
DE102016122821B3 (de) | 2016-11-25 | 2018-02-08 | Webasto SE | Brennstoffbetriebenes Fahrzeugheizgerät und Verfahren zum Betreiben eines brennstoffbetriebenen Fahrzeugheizgerätes |
CN107014088B (zh) * | 2017-04-13 | 2021-11-23 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种燃气热水炉的点火保护方法和系统 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55155115A (en) * | 1979-05-18 | 1980-12-03 | Omron Tateisi Electronics Co | Combustion controlling circuit |
-
1981
- 1981-10-16 JP JP56165504A patent/JPS5866748A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5866748A (ja) | 1983-04-21 |
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