JPH1047770A - 給湯器 - Google Patents

給湯器

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Publication number
JPH1047770A
JPH1047770A JP8219377A JP21937796A JPH1047770A JP H1047770 A JPH1047770 A JP H1047770A JP 8219377 A JP8219377 A JP 8219377A JP 21937796 A JP21937796 A JP 21937796A JP H1047770 A JPH1047770 A JP H1047770A
Authority
JP
Japan
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hot water
temperature
burner
heat exchanger
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP8219377A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Nishihata
智宏 西畑
Yutaka Nakamura
豊 中村
Haruaki Mitsuta
晴章 光田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
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Publication of JPH1047770A publication Critical patent/JPH1047770A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、外気温度等による保温状態のばら
つきをなくし、給湯停止後の再出湯時でも設定温度の湯
を安定して得ることができる給湯器の提供を目的とす
る。 【解決手段】 本発明は、上記目的を達成するために、
バーナ1と熱交換器3と前記バーナ1への燃料供給量を
調節する燃料供給量調節手段17とを備え、給湯停止中
でも断続的にバーナ1に着火し熱交換器3を加熱保温す
る即湯機能を備えた給湯器において、即湯機能作動時に
おける燃料供給量を給湯設定温度と入水温度と外気温度
のうちの少なくとも1つの温度に応じて可変とするよう
に構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再出湯時の湯温の
安定化を図った給湯器に関する。
【0002】
【従来の技術】給湯器を使用後、燃焼を停止すると、熱
交換器内の湯が次第に冷却されて行き、燃焼停止後長時
間経過した後に、再度湯を出湯させると、長い停止期間
のうちに熱交換器内の湯が冷めて、給湯の設定温度より
もかなり低い温度の湯が最初に出た後、次に、熱交換器
の燃焼加熱により、設定温度の湯が出るという如く、出
湯湯温のばらつきにより、湯の使用者に不快感を与える
という問題がある。
【0003】このような問題を解消するため、例えば特
開平6−117689号公報に記載されているものは、
出湯停止後、熱交換器の出口付近に設けた出湯温度検出
手段の検出温度がある温度まで低下すると、点火動作に
入り、ある時間だけ燃焼し、熱交換器内の湯温低下を防
止し、再出湯時に安定した温度の湯を供給できるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来のも
のでは、給湯停止中に熱交換器内の湯を保温するために
バーナをある時間だけ燃焼させる際、燃料供給量が一定
であるため、同じ燃焼時間でも入水温度や外気温度が変
化すると熱交換器内の湯温も変化し、その結果、再出湯
時に設定温度まで達するのに要する時間すなわち立上が
り時間にばらつきが生じるという問題があった。
【0005】本発明は上記の課題を解決し、外気温度等
による保温状態のばらつきをなくし、給湯停止後の再出
湯時でも設定温度の湯を安定して得ることができる給湯
器の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の給湯器は、バーナと熱交換器と前記バーナ
への燃料供給量を調節する燃料供給量調節手段とを備
え、給湯停止中でも断続的にバーナに着火し熱交換器を
加熱保温する即湯機能を備えた給湯器において、即湯機
能作動時における燃料供給量を給湯設定温度に応じて可
変とすることを第1の特徴としている。
【0007】請求項1の発明の給湯器によれば、給湯停
止中に断続的にバーナを燃焼させる際の燃料供給量を給
湯設定温度に応じて調節することで、予め熱交換器内の
湯温を設定温度が高いときは高く、設定温度が低いとき
は低く保つことができる。したがって再出湯時には設定
温度の湯を安定して得ることができる。
【0008】また上記目的を達成するために本発明の給
湯器は、バーナと熱交換器と前記バーナへの燃料供給量
を調節する燃料供給量調節手段とを備え、給湯停止中で
も断続的にバーナに着火し熱交換器を加熱保温する即湯
機能を備えた給湯器において、即湯機能作動時における
燃料供給量を給湯設定温度と入水温度と外気温度のうち
の少なくとも1つの温度に応じて可変とすることを第2
の特徴としている。
【0009】請求項2の発明の給湯器によれば、給湯停
止中に断続的にバーナを燃焼させる際の燃料供給量を設
定温度が高い程多く、低い程少なく、入水温度が高い程
少なく、低い程多く、あるいは夏季など外気温度が高い
程少なく、冬季など低い程多くすることで設定温度や入
水温度、外気温度の変化によって熱交換器の保温状態が
ばらつくことを防ぎ、その結果再出湯時に設定温度の湯
を安定して得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の給湯器の実施形態
を示す全体構成図である。図2は本発明の第1の実施形
態における給湯器の湯温制御の説明図である。図3は本
発明の第2の実施形態における給湯器の湯温制御の説明
図である。図4は本発明の第3の実施形態における給湯
器の湯温制御の説明図である。
【0011】図1に示すように給湯器はバーナ1と燃焼
室2、熱交換器3及びファン4で構成されている。燃料
ガスは給湯能力切替電磁弁5、6、7を介してバーナ1
へ供給され、ファン4より供給された燃焼用空気と混合
されてバーナ1において火炎を形成し燃焼する。燃料ガ
スへの点火は点火プラグ10によって行う。燃焼により
発生した高温の燃焼ガスは、熱交換器3で入水管12か
らの水を加熱し、出湯管13より湯が供給される。水を
加熱した後の燃焼ガスは器外へ排気される。なお、9は
残火安全装置、11は炎検出装置である。
【0012】このような構成の給湯器において、従来か
ら用いられている制御方法によると、給湯栓等が開か
れ、水量検出装置15が最低作動水量以上を検出する
と、ファン4を起動し、所定の遅延時間を設けて燃料ガ
スをバーナ1へ供給し点火プラグ10によって着火、燃
焼する。そして出湯管13に設けた出湯サーミスタ16
で検出した出湯温度を設定温度にすべく、燃焼用空気量
をファン4によって、燃料ガス量を比例弁17によって
制御する。また給湯栓等が閉じられ、水量検出装置15
の検出する水量が最低作動水量を下回り給湯が停止する
と、給湯能力切替電磁弁5、6、7の上流に設けたガス
電磁弁18を閉じて消火する。ファン4は再び給湯栓等
を開いた時、即時に点火動作を行えるように消火から一
定時間内は点火時の風量を保つファン待機運転を行い、
一定時間経過後停止する。
【0013】給湯器のリモコンには即湯スイッチを設
け、このスイッチがオンされている場合には給湯停止後
即湯機能が作動し、断続的にバーナ1に着火することに
よって熱交換器3内の湯を加熱保温し、湯温の低下を防
ぐ。この時、湯が沸騰しないように給湯能力切替電磁弁
7のみを開いて最小単位の給湯能力で燃焼させるととも
に1回の燃焼時間も比較的短い時間に設定する。また着
火のインターバルは例えば入水管12に設けた入水サー
ミスタ14で検出する入水温度と設定温度との差に応じ
て可変とする。即湯機能は使用者が設定した任意の時間
帯に作動するようにしてもよいし、給湯器を使用しない
時間が一定時間継続した場合は即湯スイッチをオフしな
くても自動的に即湯機能が停止するようにしてもよい。
【0014】図2は本発明の第1の実施形態において即
湯機能作動時の着火時間を5秒、着火インターバルを3
0秒とした場合で同図の(a)は設定温度60℃、同図
の(b)は設定温度40℃のときの湯温制御の具体例で
ある。給湯停止中は、30秒のインターバルを設け5秒
間の着火を断続的に行うが、このときのガス圧は設定温
度に応じて調節する。すなわち設定温度の低い(b)よ
り設定温度の高い(a)の方がガス圧も高めに設定さ
れ、熱交換器3内の湯温は(b)より高いある一定の温
度範囲に保たれることになる。そして再出湯時には速や
かに設定温度に到達する。設定温度の低い(b)の場合
でも同様に、再出湯時には速やかに設定温度の湯が得ら
れる。このように設定温度に応じて断続着火時のガス圧
を可変とすることで、加熱保温される湯の温度が高すぎ
たり低すぎたりすることがなく、燃料を無駄に消費する
のを防ぐことができる。さらに再出湯時には設定温度の
湯が安定して得られ、設定温度によって湯温の立上がり
に差が生じることもない。
【0015】図3は本発明の第2の実施形態における湯
温制御の説明図である。断続着火時間を5秒、着火イン
ターバルを30秒とした場合で、同図の(a)は入水温
度が低いとき、同図の(b)は入水温度が高いときの湯
温制御例である。入水温度が低い場合は(a)のように
断続着火時のガス圧を高めに、入水温度が高い場合は
(b)のように断続着火時のガス圧を低めにすること
で、入水温度の変化によって熱交換器の保温状態にばら
つきが生じることを防ぐことができる。なお(a)にお
いては(b)より入水温度が低いため、設定温度と出湯
量が等しいとすれば、再出湯後のガス圧は(a)の方が
高くなる。
【0016】図4は本発明の第3の実施形態における湯
温制御の説明図であり、断続着火時間を5秒、着火イン
ターバルを30秒とした場合である。同図の(a)は冬
季など外気温度が低いとき、同図の(b)は夏季など外
気温度が高いときの湯温制御例である。外気温度が低い
場合は(a)のように断続着火時のガス圧を高めに、外
気温度が高い場合は(b)のように断続着火時のガス圧
を低めにすることで、季節等による外気温度の変化によ
って熱交換器の保温状態にばらつきが生じることを防ぐ
ことができる。
【0017】入水温度及び外気温度だけでなく、設定温
度も考慮することで、再出湯時にさらに安定した温度の
湯を得ることができる。例えば入水温度の低い図3
(a)の場合で設定温度が45℃のときは、断続着火時
のガス圧をさらに上げればよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように構成とすることで本
発明の給湯器は、設定温度、入水温度、外気温度等が変
化しても熱交換器の保温状態が変動することなく、その
結果再出湯時には常に安定した温度の湯を得ることがで
きる。また保温時の湯温が高すぎたり低すぎたりするこ
とがないので燃料の無駄な消費も防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給湯器の実施形態を示す全体構成図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施形態における給湯器の湯温
制御の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施形態における給湯器の湯温
制御の説明図である。
【図4】本発明の第3の実施形態における給湯器の湯温
制御の説明図である。
【符号の説明】
1 バーナ 2 燃焼室 3 熱交換器 4 ファン 5 給湯能力切替電磁弁 12 入水管 13 出湯管 14 入水サーミスタ 17 比例弁 18 ガス電磁弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナと熱交換器と前記バーナへの燃料
    供給量を調節する燃料供給量調節手段とを備え、給湯停
    止中でも断続的にバーナに着火し熱交換器を加熱保温す
    る即湯機能を備えた給湯器において、即湯機能作動時に
    おける燃料供給量を給湯設定温度に応じて可変とするこ
    とを特徴とする給湯器。
  2. 【請求項2】 バーナと熱交換器と前記バーナへの燃料
    供給量を調節する燃料供給量調節手段とを備え、給湯停
    止中でも断続的にバーナに着火し熱交換器を加熱保温す
    る即湯機能を備えた給湯器において、即湯機能作動時に
    おける燃料供給量を給湯設定温度と入水温度と外気温度
    のうちの少なくとも1つの温度に応じて可変とすること
    を特徴とする給湯器。
JP8219377A 1996-07-31 1996-07-31 給湯器 Pending JPH1047770A (ja)

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JP8219377A JPH1047770A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 給湯器

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JP8219377A JPH1047770A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 給湯器

Publications (1)

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JPH1047770A true JPH1047770A (ja) 1998-02-20

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JP8219377A Pending JPH1047770A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 給湯器

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61116236A (ja) * 1984-11-13 1986-06-03 Toto Ltd ガス瞬間式給湯装置の制御装置
JPH04155148A (ja) * 1990-10-18 1992-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 給湯機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61116236A (ja) * 1984-11-13 1986-06-03 Toto Ltd ガス瞬間式給湯装置の制御装置
JPH04155148A (ja) * 1990-10-18 1992-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 給湯機

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

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