JPH10128579A - 溶接用フラックス入りワイヤの製造方法およびその装置 - Google Patents
溶接用フラックス入りワイヤの製造方法およびその装置Info
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- JPH10128579A JPH10128579A JP29796596A JP29796596A JPH10128579A JP H10128579 A JPH10128579 A JP H10128579A JP 29796596 A JP29796596 A JP 29796596A JP 29796596 A JP29796596 A JP 29796596A JP H10128579 A JPH10128579 A JP H10128579A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、溶接用フラックス入りワイヤ断面
の帯鋼端部形状が、斜め継手であるフラックス入りワイ
ヤの製造方法及びその製造装置を提供することにある。 【解決手段】 帯鋼をU字状に成形する第1成形工程、
該U字状溝にフラックスを充填する充填工程、フラック
ス充填後管状に成形する第2成形工程および縮径工程を
備えている溶接用フラックス入りワイヤの製造方法にお
いて、前記第1成形工程の初頭スタンドのロールで帯鋼
幅方向両端部をくさび状に圧延加工した後、次いでU字
状に成形してU字形溝を形成し、該U字形溝にフラック
スを充填後の第2成形工程で少なくとも1スタンドは上
部ロールを段付きカリバー、下部ロールを円形カリバー
からなる1対のロールを用いて略円形に成形して帯鋼両
端部に段差を付与し、さらに上下同形の円形カリバーロ
ールを用いて前記帯鋼端部を重ね継手に成形することを
特徴とするフラックス入りワイヤの製造方法。
の帯鋼端部形状が、斜め継手であるフラックス入りワイ
ヤの製造方法及びその製造装置を提供することにある。 【解決手段】 帯鋼をU字状に成形する第1成形工程、
該U字状溝にフラックスを充填する充填工程、フラック
ス充填後管状に成形する第2成形工程および縮径工程を
備えている溶接用フラックス入りワイヤの製造方法にお
いて、前記第1成形工程の初頭スタンドのロールで帯鋼
幅方向両端部をくさび状に圧延加工した後、次いでU字
状に成形してU字形溝を形成し、該U字形溝にフラック
スを充填後の第2成形工程で少なくとも1スタンドは上
部ロールを段付きカリバー、下部ロールを円形カリバー
からなる1対のロールを用いて略円形に成形して帯鋼両
端部に段差を付与し、さらに上下同形の円形カリバーロ
ールを用いて前記帯鋼端部を重ね継手に成形することを
特徴とするフラックス入りワイヤの製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接用フラックス
入りワイヤの製造方法およびその装置に関し、特に外皮
鋼に継ぎ目があるフラックス入りワイヤを製造するため
の方法およびその装置に関する。
入りワイヤの製造方法およびその装置に関し、特に外皮
鋼に継ぎ目があるフラックス入りワイヤを製造するため
の方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、溶接用フラックス入りワイヤは、
合せ目があるワイヤと合せ目部がないワイヤの2種類の
タイプに大別できる。例えば、溶接用フラックス入りワ
イヤには帯鋼をU字状に成形してフラックスを充填して
円形に成形した合せ目部があるワイヤ、或は予め製造し
た所定径のパイプにフラックスを振動充填した合せ目部
がないワイヤ又は帯鋼を成形してフラックスを充填した
後に合せ目を溶接した合せ目部が無いワイヤがある。
合せ目があるワイヤと合せ目部がないワイヤの2種類の
タイプに大別できる。例えば、溶接用フラックス入りワ
イヤには帯鋼をU字状に成形してフラックスを充填して
円形に成形した合せ目部があるワイヤ、或は予め製造し
た所定径のパイプにフラックスを振動充填した合せ目部
がないワイヤ又は帯鋼を成形してフラックスを充填した
後に合せ目を溶接した合せ目部が無いワイヤがある。
【0003】これらのフラックス入りワイヤにはそれぞ
れ特徴があり、最近は性能的に改良されて造船を中心に
多くの量が使用されている。また両タイプの製造方法は
大きな相違点があり、それぞれ多くの製造技術が既に開
示されている。
れ特徴があり、最近は性能的に改良されて造船を中心に
多くの量が使用されている。また両タイプの製造方法は
大きな相違点があり、それぞれ多くの製造技術が既に開
示されている。
【0004】前記したフラックス入りワイヤの内、合せ
目部ありのワイヤは、溶接用ワイヤの品質の観点から充
填したフラックスが合せ目間隙から外部へこぼれ出さな
いこと、また外部の湿気が合せ目間隙からしみ込み、ま
たはフラックスの吸湿がないことが重要な要素である。
そこでこれらの目的を達成するためにワイヤ断面の帯鋼
合せ目部の形状が種々工夫されて公知になっている。
目部ありのワイヤは、溶接用ワイヤの品質の観点から充
填したフラックスが合せ目間隙から外部へこぼれ出さな
いこと、また外部の湿気が合せ目間隙からしみ込み、ま
たはフラックスの吸湿がないことが重要な要素である。
そこでこれらの目的を達成するためにワイヤ断面の帯鋼
合せ目部の形状が種々工夫されて公知になっている。
【0005】例えば、実公昭63ー3751号公報に示
されるようにフラックス入りワイヤのシーム部の断面形
状には多くの形状がある。また特公平5−71359号
公報には、フラックス入りワイヤの合せ目構造が斜め継
手になっている詳細な構造が開示されているが、製造方
法は開示されていない。外皮鋼に合せ目ありのフラック
ス入りワイヤの製造方法の例として特開昭60−564
98号公報が開示されているが、この方法は合せ目の継
手形状が垂直形状であり、過酷な使用現場での使用に
は、合せ目間隙からの充填フラックスのこぼれおよび吸
湿の問題は解決できないものである。また、特公平1−
29638号にはフラックス入りワイヤの合せ目間隙を
狭くする製造方法が開示されているが、斜め継手の合せ
目断面に関しての具体的な開示が無い。
されるようにフラックス入りワイヤのシーム部の断面形
状には多くの形状がある。また特公平5−71359号
公報には、フラックス入りワイヤの合せ目構造が斜め継
手になっている詳細な構造が開示されているが、製造方
法は開示されていない。外皮鋼に合せ目ありのフラック
ス入りワイヤの製造方法の例として特開昭60−564
98号公報が開示されているが、この方法は合せ目の継
手形状が垂直形状であり、過酷な使用現場での使用に
は、合せ目間隙からの充填フラックスのこぼれおよび吸
湿の問題は解決できないものである。また、特公平1−
29638号にはフラックス入りワイヤの合せ目間隙を
狭くする製造方法が開示されているが、斜め継手の合せ
目断面に関しての具体的な開示が無い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方、溶接用フラック
ス入りワイヤの外皮鋼合せ目形状では、前記した特公平
5−71359号公報に開示されている斜め継手形状が
最もよいとされているが、その合せ目継手形状の効率的
な製造方法がいまだ開発されていない実状にある。
ス入りワイヤの外皮鋼合せ目形状では、前記した特公平
5−71359号公報に開示されている斜め継手形状が
最もよいとされているが、その合せ目継手形状の効率的
な製造方法がいまだ開発されていない実状にある。
【0007】本発明は、溶接用フラックス入りワイヤ断
面の帯鋼端部形状が、斜め継手であるフラックス入りワ
イヤの製造方法及びその製造装置を提供することにあ
る。
面の帯鋼端部形状が、斜め継手であるフラックス入りワ
イヤの製造方法及びその製造装置を提供することにあ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする手段】本発明は、上述のよう
な実状に鑑みてなされたものであって、その要旨は以下
の通りである。
な実状に鑑みてなされたものであって、その要旨は以下
の通りである。
【0009】(1)帯鋼をU字状に成形する第1成形工
程、該U字状溝にフラックスを充填する充填工程、フラ
ックス充填後管状に成形する第2成形工程および縮径工
程を備えている溶接用フラックス入りワイヤの製造方法
において、前記第1成形工程の初頭スタンドのロールで
帯鋼幅方向両端部をくさび状に圧延加工した後、次いで
U字状に成形してU字形溝を形成し、該U字形溝にフラ
ックスを充填後の第2成形工程で少なくとも1スタンド
は上部ロールを段付きカリバー、下部ロールを円形カリ
バーからなる1対のロールを用いて略円形に成形して帯
鋼両端部に段差を付与し、さらに上下同形の円形カリバ
ーロールを用いて前記帯鋼端部を重ね継手に成形するこ
とを特徴とするフラックス入りワイヤの製造方法。
程、該U字状溝にフラックスを充填する充填工程、フラ
ックス充填後管状に成形する第2成形工程および縮径工
程を備えている溶接用フラックス入りワイヤの製造方法
において、前記第1成形工程の初頭スタンドのロールで
帯鋼幅方向両端部をくさび状に圧延加工した後、次いで
U字状に成形してU字形溝を形成し、該U字形溝にフラ
ックスを充填後の第2成形工程で少なくとも1スタンド
は上部ロールを段付きカリバー、下部ロールを円形カリ
バーからなる1対のロールを用いて略円形に成形して帯
鋼両端部に段差を付与し、さらに上下同形の円形カリバ
ーロールを用いて前記帯鋼端部を重ね継手に成形するこ
とを特徴とするフラックス入りワイヤの製造方法。
【0010】(2)帯鋼をU字状帯鋼に成形する第1成
形工程の第1スタンドに帯鋼両端部の圧延加工ロール、
第2スタンド以降にU字状成形ロールを設け、そして、
U字状帯鋼にフラックスを充填するフラックス充填機を
設置し、さらに第2成形工程の少なくとも1スタンドの
上部が段付きカリバーロール、下部が円形カリバーロー
ルを有する1対のロールからなる成形装置を設け、その
後工程に縮径伸線装置を設置してなることを特徴とする
溶接用フラックス入りワイヤの製造装置。
形工程の第1スタンドに帯鋼両端部の圧延加工ロール、
第2スタンド以降にU字状成形ロールを設け、そして、
U字状帯鋼にフラックスを充填するフラックス充填機を
設置し、さらに第2成形工程の少なくとも1スタンドの
上部が段付きカリバーロール、下部が円形カリバーロー
ルを有する1対のロールからなる成形装置を設け、その
後工程に縮径伸線装置を設置してなることを特徴とする
溶接用フラックス入りワイヤの製造装置。
【0011】(3)第2成形工程の初頭スタンドの上部
がフィンパスロール、下部が円形カリバーロールを有す
る一対のロールからなることを特徴とする上記(2)記
載の溶接用フラックス入りワイヤの製造装置。
がフィンパスロール、下部が円形カリバーロールを有す
る一対のロールからなることを特徴とする上記(2)記
載の溶接用フラックス入りワイヤの製造装置。
【0012】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の製造方
法及び装置の1例を詳細に説明する。
法及び装置の1例を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明を実施する製造方法及び製
造装置の全工程の1例を示す概略図である。図2は、本
発明を実施する成形工程に用いるロールのキャリバー形
状を示す拡大断面図、図3は各成形ロールによって圧
延、又は成形された帯鋼の断面図である。図4は本発明
の実施によって得られた帯鋼端部が斜め継ぎ目を有する
フラックス入りワイヤの断面図である。
造装置の全工程の1例を示す概略図である。図2は、本
発明を実施する成形工程に用いるロールのキャリバー形
状を示す拡大断面図、図3は各成形ロールによって圧
延、又は成形された帯鋼の断面図である。図4は本発明
の実施によって得られた帯鋼端部が斜め継ぎ目を有する
フラックス入りワイヤの断面図である。
【0014】溶接用フラックス入りワイヤを製造するに
当たり、素線成形後の伸線工程においては従来の製造方
法と同じであるが、本発明では縮径(伸線)前の成形工
程において、帯鋼にWベンド成形加工を行うと共に、帯
鋼両端部のくさび状圧延加工を行うことおよびフィンパ
スロール後の断付きロールにより斜め継ぎ目の成形を行
うことに一つの大きな特徴を有する。
当たり、素線成形後の伸線工程においては従来の製造方
法と同じであるが、本発明では縮径(伸線)前の成形工
程において、帯鋼にWベンド成形加工を行うと共に、帯
鋼両端部のくさび状圧延加工を行うことおよびフィンパ
スロール後の断付きロールにより斜め継ぎ目の成形を行
うことに一つの大きな特徴を有する。
【0015】先ず、図1を用いて装置全体を説明する。
複数のロールスタンドを搭載した架台10の左側部に帯
鋼供給台1、右側部にワイヤ巻き取り装置9が設置され
ている。
複数のロールスタンドを搭載した架台10の左側部に帯
鋼供給台1、右側部にワイヤ巻き取り装置9が設置され
ている。
【0016】架台10の上に設置された各工程の配置
は、第1成形工程a、フラックス充填工程b、第2成形
工程cおよび縮径(伸線)工程dからなっている。
は、第1成形工程a、フラックス充填工程b、第2成形
工程cおよび縮径(伸線)工程dからなっている。
【0017】第1成形工程aとして架台左端部に帯鋼供
給台1から供給される帯鋼2を矯正する垂直軸の帯鋼矯
正ロール3を設置し、帯鋼矯正ロール3により矯正され
た帯鋼2をU字成形するための横軸ロールスタンドD
1、D2、D3を設置する。
給台1から供給される帯鋼2を矯正する垂直軸の帯鋼矯
正ロール3を設置し、帯鋼矯正ロール3により矯正され
た帯鋼2をU字成形するための横軸ロールスタンドD
1、D2、D3を設置する。
【0018】フラックス充填工程bは、横軸ロールスタ
ンドD1〜D3でU字成形された帯鋼の溝にフラックス
供給機5によって所定のフラックスを供給して充填を行
う。
ンドD1〜D3でU字成形された帯鋼の溝にフラックス
供給機5によって所定のフラックスを供給して充填を行
う。
【0019】次いで、第2成形工程cにおいて、第1成
形工程のロールスタンドD3でU字成形された後、フラ
ックスを充填した帯鋼は、横軸ロールスタンドD4、D
5、D6によりフラックスが充填された円形断面で、か
つ帯鋼の合わせ形状が斜め継ぎ手に成形される。また、
横軸ロールスタンド間には帯鋼のガイドの役目をする縦
軸ロール4−1〜4−nが設置される。
形工程のロールスタンドD3でU字成形された後、フラ
ックスを充填した帯鋼は、横軸ロールスタンドD4、D
5、D6によりフラックスが充填された円形断面で、か
つ帯鋼の合わせ形状が斜め継ぎ手に成形される。また、
横軸ロールスタンド間には帯鋼のガイドの役目をする縦
軸ロール4−1〜4−nが設置される。
【0020】さらに縮径工程dは、第2成形工程の横軸
ロールスタンドD6までにフラックスを充填し成形され
たワイヤ素線を所定の寸法に伸線するために任意の横軸
ロールスタンドD7〜Dnまでを設置する。横軸ロール
スタンドDnで所定の寸法に伸線されたフラックス入り
ワイヤ7は、架台10の右端部に設置されたガイドロー
ル6からワイヤトラバース8を通り、巻き取り装置9に
巻取られる。
ロールスタンドD6までにフラックスを充填し成形され
たワイヤ素線を所定の寸法に伸線するために任意の横軸
ロールスタンドD7〜Dnまでを設置する。横軸ロール
スタンドDnで所定の寸法に伸線されたフラックス入り
ワイヤ7は、架台10の右端部に設置されたガイドロー
ル6からワイヤトラバース8を通り、巻き取り装置9に
巻取られる。
【0021】その後は、製品ワイヤ径によって、必要に
応じて更に細径化するためにの伸線工程が設けられる。
応じて更に細径化するためにの伸線工程が設けられる。
【0022】図2は、第1成形工程および第2成形工程
の横軸ロールスタンドの各ロールD1〜D6のロールカ
リバー拡大図である。
の横軸ロールスタンドの各ロールD1〜D6のロールカ
リバー拡大図である。
【0023】第1成形工程のロールカリバーとして、初
頭スタンドにはWベンドロールD1があり、図1の帯鋼
矯正ロール3によって矯正された帯鋼2をU字成形を行
う際、帯鋼下部を円形状に成形するために圧延加工面か
ら平行な帯鋼からW字形に圧延加工を行うものである。
またこのロール成形は帯鋼の合わせ目を斜め継ぎ手成形
のため、帯鋼両端部がくさび状に圧延できるようにD1
−1及びD1−2に示すようにロールカリバーに加工が
施してある。また、くさびの形状としては半垂直型にな
っているが、この形状は両側圧延形および逆圧延形でも
可能である。
頭スタンドにはWベンドロールD1があり、図1の帯鋼
矯正ロール3によって矯正された帯鋼2をU字成形を行
う際、帯鋼下部を円形状に成形するために圧延加工面か
ら平行な帯鋼からW字形に圧延加工を行うものである。
またこのロール成形は帯鋼の合わせ目を斜め継ぎ手成形
のため、帯鋼両端部がくさび状に圧延できるようにD1
−1及びD1−2に示すようにロールカリバーに加工が
施してある。また、くさびの形状としては半垂直型にな
っているが、この形状は両側圧延形および逆圧延形でも
可能である。
【0024】ロールD2およびD3はW字形帯鋼をU字
成形するロールであり、ロールD2−1およびD3−1
は凸状、ロールD2−2およびD3−2は凹状のカリバ
ーであり、この2対のロールによりD1で帯鋼両端部が
くさび状に圧延加工されたW字形状の帯鋼から下部が円
形状のU字形状に成形される。
成形するロールであり、ロールD2−1およびD3−1
は凸状、ロールD2−2およびD3−2は凹状のカリバ
ーであり、この2対のロールによりD1で帯鋼両端部が
くさび状に圧延加工されたW字形状の帯鋼から下部が円
形状のU字形状に成形される。
【0025】次に第2成形工程のロールカリバーとし
て、ロールD4のフィンパスロールが配置される。この
ロールは上部ロールD4−1に任意のフィンを有するカ
リバーを下部ロールD4ー2には円形状ロールカリバー
の1対のロールを用い、フラックス充填を終えたU字状
帯鋼端部間に所定の隙間を設けた円形状の成形を行う。
て、ロールD4のフィンパスロールが配置される。この
ロールは上部ロールD4−1に任意のフィンを有するカ
リバーを下部ロールD4ー2には円形状ロールカリバー
の1対のロールを用い、フラックス充填を終えたU字状
帯鋼端部間に所定の隙間を設けた円形状の成形を行う。
【0026】ロールD5には上部ロールD5−1に段付
きカリバー、下部ロールD5ー2には円形状ロールカリ
バーの1対のロールを用いて、帯鋼端部を重ね継手成形
するためにフィンパスロールD4−1によって隙間を設
けた帯鋼端部に任意の段差を設ける成形を行う。上部ロ
ールD5−1に段付きロールカリバーのロールを用い成
形を行うことで、次のロールでの帯鋼端部同しが衝突す
ることなく、常に所定の重ね合わせ形状のできる成形を
行うことができる。
きカリバー、下部ロールD5ー2には円形状ロールカリ
バーの1対のロールを用いて、帯鋼端部を重ね継手成形
するためにフィンパスロールD4−1によって隙間を設
けた帯鋼端部に任意の段差を設ける成形を行う。上部ロ
ールD5−1に段付きロールカリバーのロールを用い成
形を行うことで、次のロールでの帯鋼端部同しが衝突す
ることなく、常に所定の重ね合わせ形状のできる成形を
行うことができる。
【0027】ロールD6は、成形最終ロールとし上下ロ
ールD6−1、D6−2とも円形カリバーの1対のロー
ルを用いたものを使用し、段付きロールD5によって帯
鋼端部間に段差の付けられたものを帯鋼端部が重ね継手
である円形状に成形する。
ールD6−1、D6−2とも円形カリバーの1対のロー
ルを用いたものを使用し、段付きロールD5によって帯
鋼端部間に段差の付けられたものを帯鋼端部が重ね継手
である円形状に成形する。
【0028】図3(イ)〜(ト)は、帯鋼断面および図
2ロールカリバー拡大図で示したしたロールスタンドD
1〜D6の各ロールを通過した後の帯鋼の圧延成形状態
を断面図で示したものである。帯鋼11は順次、図3
(ロ)〜(ト)に示した形状となり最終的に帯鋼端部は
重ね継ぎ手のフラックス入りワイヤ素線までの成形が行
われる。このフラックス入りワイヤ素線は第1図に示す
縮径(伸線)工程を経て図4に示される断面の斜め継手
を有する溶接用フラックス入りワイヤとなる。
2ロールカリバー拡大図で示したしたロールスタンドD
1〜D6の各ロールを通過した後の帯鋼の圧延成形状態
を断面図で示したものである。帯鋼11は順次、図3
(ロ)〜(ト)に示した形状となり最終的に帯鋼端部は
重ね継ぎ手のフラックス入りワイヤ素線までの成形が行
われる。このフラックス入りワイヤ素線は第1図に示す
縮径(伸線)工程を経て図4に示される断面の斜め継手
を有する溶接用フラックス入りワイヤとなる。
【0029】次に、以上に述べた過程を詳述すると、図
3(イ)に示される平形断面の帯鋼11は、ロールD1
を通過して(ロ)に示す如くW字形となり、その両端部
12、12´はくさび形に圧延される。ロールD1で帯
鋼中央部13を高くしたW字形ではくさび形に圧延され
る。一般的にU字成形が行い易いようにD2、D3帯鋼
U字成形ロールの前にD1Wベンドロールを使用し、成
形が行われるが、特に帯鋼両端部をくさび形状に圧延加
工を行う際、帯鋼のU字成形ロールD2のように帯鋼両
端部が起きた状態では圧延加工がしにくい。よって、ロ
ールD1のWベンドロールのように帯鋼両端部12、1
2´が平面の状態の方が帯鋼両端部くさび形圧延加工が
行い易い。
3(イ)に示される平形断面の帯鋼11は、ロールD1
を通過して(ロ)に示す如くW字形となり、その両端部
12、12´はくさび形に圧延される。ロールD1で帯
鋼中央部13を高くしたW字形ではくさび形に圧延され
る。一般的にU字成形が行い易いようにD2、D3帯鋼
U字成形ロールの前にD1Wベンドロールを使用し、成
形が行われるが、特に帯鋼両端部をくさび形状に圧延加
工を行う際、帯鋼のU字成形ロールD2のように帯鋼両
端部が起きた状態では圧延加工がしにくい。よって、ロ
ールD1のWベンドロールのように帯鋼両端部12、1
2´が平面の状態の方が帯鋼両端部くさび形圧延加工が
行い易い。
【0030】ロールD2によって帯鋼は(ハ)に示す如
く中央部14を底部とする皿形にして、次いでロールD
3によって(ニ)に示す如くU字形となって充填フラッ
クスを受け入れる溝を有する断面形状になる。フラック
ス18を充填したU字形断面の帯鋼15は、次のフィン
パスロールD4−1で(ホ)に示す略円形断面形状にな
り、帯鋼16のくさび状両端部17、17´は所定の間
隔を設けた形状となる。
く中央部14を底部とする皿形にして、次いでロールD
3によって(ニ)に示す如くU字形となって充填フラッ
クスを受け入れる溝を有する断面形状になる。フラック
ス18を充填したU字形断面の帯鋼15は、次のフィン
パスロールD4−1で(ホ)に示す略円形断面形状にな
り、帯鋼16のくさび状両端部17、17´は所定の間
隔を設けた形状となる。
【0031】ロールD4を通過した略円形断面の帯鋼1
6は、次ロールD5の通過で段付きロールD5−1によ
って(ヘ)に示す帯鋼のくさび状両端部17、17´が
段状になり、端部17が他端部17´と僅か重なる程度
に成形される。次いで(ヘ)に示される断面の帯鋼16
は、第2成形工程最後のロールD6によって(ト)に示
す如く帯鋼16の端部17、17´が斜め重ね継ぎ手形
状19となり、この段階において、まだ空間21は残っ
ているが、フラックス18が充填されたフラックス入り
ワイヤの素線20となる。
6は、次ロールD5の通過で段付きロールD5−1によ
って(ヘ)に示す帯鋼のくさび状両端部17、17´が
段状になり、端部17が他端部17´と僅か重なる程度
に成形される。次いで(ヘ)に示される断面の帯鋼16
は、第2成形工程最後のロールD6によって(ト)に示
す如く帯鋼16の端部17、17´が斜め重ね継ぎ手形
状19となり、この段階において、まだ空間21は残っ
ているが、フラックス18が充填されたフラックス入り
ワイヤの素線20となる。
【0032】
【実施例】本発明の実施例は、図1に示す製造装置、図
2に示すロールキャリバーを用いて重ね継手を有する溶
接用フラックス入りワイヤの製造を行った。
2に示すロールキャリバーを用いて重ね継手を有する溶
接用フラックス入りワイヤの製造を行った。
【0033】使用した帯鋼の材質はJIS展延性鋼板S
PCC材、寸法は11.1mm巾×0.8mm厚、充填
フラックスはルチール系、その充填率は13.0%であ
る。
PCC材、寸法は11.1mm巾×0.8mm厚、充填
フラックスはルチール系、その充填率は13.0%であ
る。
【0034】第1成形工程のロールスタンドD1に帯鋼
両端部くさび状加工およびWベンドロール、第2成形工
程ロールスタンドD6に帯鋼端部重ね継ぎ手用ロールと
し、段付きロールD4−1を組込みんで成形を行った。
両端部くさび状加工およびWベンドロール、第2成形工
程ロールスタンドD6に帯鋼端部重ね継ぎ手用ロールと
し、段付きロールD4−1を組込みんで成形を行った。
【0035】尚、W字形のベンドロールD1のくさび状
加工部の幅は1.5mmまでとし、段付きロールD5−
1の段付き部高さは0.8mmのものを使用した。
加工部の幅は1.5mmまでとし、段付きロールD5−
1の段付き部高さは0.8mmのものを使用した。
【0036】フラックス入りワイヤの成形速度は、第1
成形工程および第2成形工程の最終では40m/min
とした。また、成形工程終了段階での素線径は4.3m
mφとし、縮径・伸線工程終了段階の線径は3.2mm
φとし、最終伸線工程後の製品ワイヤの径は1.2mm
φで仕上げた。
成形工程および第2成形工程の最終では40m/min
とした。また、成形工程終了段階での素線径は4.3m
mφとし、縮径・伸線工程終了段階の線径は3.2mm
φとし、最終伸線工程後の製品ワイヤの径は1.2mm
φで仕上げた。
【0037】本発明の方法および装置を使用して製造し
た実施の結果、ワイヤ断面の外皮鋼両端部が斜め重ね継
手の製造が簡便、かつ高品質の製品ができ、効率のよい
フラックス入りワイヤを製造することができた。
た実施の結果、ワイヤ断面の外皮鋼両端部が斜め重ね継
手の製造が簡便、かつ高品質の製品ができ、効率のよい
フラックス入りワイヤを製造することができた。
【0038】
【発明の効果】本発明の溶接用フラックス入りワイヤの
製造方法によれば、帯鋼両端部圧延加工によりフラック
スのこぼれ、吸湿の恐れおよび潤滑剤の噛み込みを防ぐ
ことができ、また段付きロールの採用により斜め継ぎ目
製造のための帯鋼両端部の重ね合わせが容易に行える。
従って、処理時間の短縮や継ぎ目成形の精度向上が期待
され、経済的に多大な効果が得られるものである。
製造方法によれば、帯鋼両端部圧延加工によりフラック
スのこぼれ、吸湿の恐れおよび潤滑剤の噛み込みを防ぐ
ことができ、また段付きロールの採用により斜め継ぎ目
製造のための帯鋼両端部の重ね合わせが容易に行える。
従って、処理時間の短縮や継ぎ目成形の精度向上が期待
され、経済的に多大な効果が得られるものである。
【図1】帯鋼供給台から第1成形工程、フラックス投入
工程、第2成形工程および縮径工程、巻取り機からなる
溶接用フラックス入りワイヤの製造設備図である。
工程、第2成形工程および縮径工程、巻取り機からなる
溶接用フラックス入りワイヤの製造設備図である。
【図2】本発明の成形工程に用いるロールカリバーの概
要図である。
要図である。
【図3】図2に示すロールカリバーにより成形される帯
鋼の形状変化を示す断面図である。
鋼の形状変化を示す断面図である。
【図4】本発明によって作られるフラックス入りワイヤ
の断面図である。
の断面図である。
1 帯鋼供給台 2、11、16 帯鋼 3 帯鋼矯正ロール 4 縦軸ロール 5 フラックス充填機 6 ガイドロール 7 フラックス入りワイヤ 8 トラバースガイドロール 9 巻取り装置 12、12´ 帯鋼くさび状端部 13、14 帯鋼中央部 15 U字形底部 17、17´ 帯鋼くさび端部 18 充填フラックス 19 重ね継手 20 フラックス入りワイヤ 21 空間部 D1 初頭横軸ロール(Wベンドロール) D2、D3 帯鋼U字成形ロール D4 フィンパスロール D5 段付き成形ロール D6 成形最終ロール D7 縮径初頭ロール Dn 最終仕上げ径ロールスタンド a 第1成形工程 b フラックス投入・充填工程 c 第2成形工程 d 縮径工程
Claims (3)
- 【請求項1】 帯鋼をU字状に成形する第1成形工程、
該U字状溝にフラックスを充填する充填工程、フラック
ス充填後管状に成形する第2成形工程および縮径工程を
備えている溶接用フラックス入りワイヤの製造方法にお
いて、前記第1成形工程の初頭スタンドのロールで帯鋼
幅方向両端部をくさび状に圧延加工した後、次いでU字
状に成形してU字形溝を形成し、該U字形溝にフラック
スを充填後の第2成形工程で少なくとも1スタンドは上
部ロールを段付きカリバー、下部ロールを円形カリバー
からなる1対のロールを用いて略円形に成形して帯鋼両
端部に段差を付与し、さらに上下同形の円形カリバーロ
ールを用いて前記帯鋼端部を重ね継手に成形することを
特徴とするフラックス入りワイヤの製造方法。 - 【請求項2】 帯鋼をU字状帯鋼に成形する第1成形工
程の第1スタンドに帯鋼両端部の圧延加工ロール、第2
スタンド以降にU字状成形ロールを設け、そして、U字
状帯鋼にフラックスを充填するフラックス充填機を設置
し、さらに第2成形工程の少なくとも1スタンドの上部
が段付きカリバーロール、下部が円形カリバーロールを
有する1対のロールからなる成形装置を設け、その後工
程に縮径伸線装置を設置してなることを特徴とする溶接
用フラックス入りワイヤの製造装置。 - 【請求項3】 第2成形工程の初頭スタンドの上部がフ
ィンパスロール、下部が円形カリバーロールを有する一
対のロールからなることを特徴とする請求項2記載の溶
接用フラックス入りワイヤの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29796596A JP3429962B2 (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 溶接用フラックス入りワイヤの製造方法およびその装置 |
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JP29796596A JP3429962B2 (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 溶接用フラックス入りワイヤの製造方法およびその装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10128579A true JPH10128579A (ja) | 1998-05-19 |
JP3429962B2 JP3429962B2 (ja) | 2003-07-28 |
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ID=17853389
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP29796596A Expired - Fee Related JP3429962B2 (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 溶接用フラックス入りワイヤの製造方法およびその装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3429962B2 (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN103358056A (zh) * | 2013-06-22 | 2013-10-23 | 宁波市鄞州品达电器焊料有限公司 | 一种无铅焊锡丝的制作方法 |
CN104722964A (zh) * | 2015-03-23 | 2015-06-24 | 武汉铁锚焊接材料股份有限公司 | 被动成型药芯焊丝制作装置 |
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US11618109B2 (en) | 2020-06-30 | 2023-04-04 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Wire for electric bonding |
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CN105057107B (zh) * | 2015-08-31 | 2017-05-03 | 山东信发环保工程有限公司 | 一种湿电芒刺阴极线及其制造方法 |
-
1996
- 1996-10-22 JP JP29796596A patent/JP3429962B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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