JPH10166443A - 長尺プロファイル供給装置 - Google Patents

長尺プロファイル供給装置

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JPH10166443A
JPH10166443A JP8326789A JP32678996A JPH10166443A JP H10166443 A JPH10166443 A JP H10166443A JP 8326789 A JP8326789 A JP 8326789A JP 32678996 A JP32678996 A JP 32678996A JP H10166443 A JPH10166443 A JP H10166443A
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JP
Japan
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drum
long profile
rotating shaft
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JP8326789A
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Inventor
Akira Imagawa
明 今川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Adachi Construction and Industry Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Adachi Construction and Industry Co Ltd
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単に使用でき、作業効率の向上を図ることが
できる長尺プロファイル供給装置を提供する。 【解決手段】 両側縁部に接合部を有する長尺の帯状に
形成され、螺旋状に捲回した状態で、相隣接する接合部
相互を接合することで螺旋管50を製管できるようにな
された長尺プロファイル5の供給装置1であって、水平
方向に片持ち状態で回動軸20が突設された架台2と、
この架台2の回動軸20に回動可能に装着され、長尺プ
ロファイル5が巻付け可能となされたドラム3と、この
ドラム3を架台の回動軸に装着した後の回動軸の先端部
分に回動可能に装着され、この装着状態で、ドラムから
繰り出される長尺プロファイルを案内するガイド部40
が形成された回動体4とを具備したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、螺旋管を製管する
際に使用される長尺プロファイルの供給装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、両側縁部に接合部が形成された
長尺の帯状に形成され、螺旋状に捲回した状態で、相隣
接する接合部相互を接合することで螺旋管を製管できる
ようになされた長尺プロファイルが知られている。
【0003】従来より、この長尺プロファイルの施工方
法としては、この長尺プロファイルを管渠内に供給しな
がら、この管渠内に内張りする形で螺旋管を製管する施
工法が提案されている(例えば、特開平8−20069
号公報参照)。この際、長尺プロファイルは、螺旋管の
製管時に螺旋状に捲回されることによってねじれを生じ
るため、図5に示すような供給装置aを使用して長尺プ
ロファイルbのねじれを防止することが行われている。
すなわち、この供給装置aは、長尺プロファイルbをコ
イル状に捲回して形を整えたコイルプロファイルcと
し、このコイルプロファイルcをコイル台dにセットし
た状態で、巻き始めの内側部分から長尺プロファイルb
を繰り出し、長尺プロファイルbのねじれ具合に応じ
て、コイルプロファイルcを正逆方向に回動させること
で、長尺プロファイルbのねじれを防止するようになさ
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の供
給装置aの場合、長尺プロファイルbを使用する際に、
この長尺プロファイルbを一旦コイル状に捲回して形を
整えたコイルプロファイルcとしなければならず、前作
業が煩わしいとともに、この長尺プロファイルbの幅が
細いような場合には、コイルプロファイルcを形成する
ことが困難になってしまう。
【0005】また、長尺プロファイルbの厚みが厚いよ
うな場合、コイルプロファイルcに形成すると径が大き
くなってしまうので、短い距離の長尺プロファイルbに
細分化してコイルプロファイルcを形成しなければなら
ない。そのため、長距離の製管や大口径の製管を実施す
るような場合には、コイルプロファイルcを大量に消費
してしまうこととなり、頻繁にコイルプロファイルcを
コイル台dにセットしなければならず、作業効率が悪く
なってしまう。また、巻き始めの内側部分から長尺プロ
ファイルbを繰り出すので、このように長尺プロファイ
ルbの厚みが厚い場合には、コイルプロファイルcの内
側部分の巻き径をある程度大きくしておかないと繰り出
せなくなってしまう。したがって、短い距離の長尺プロ
ファイルbに細分化してコイルプロファイルcを形成し
なければならない割りには、コイルプロファイルcが大
きく嵩張ってしまうこととなり、非常に作業効率が悪く
なってしまう。
【0006】さらに、コイルプロファイルcから繰り出
した長尺プロファイルbを、施工終了後に巻き戻すよう
な場合、長尺プロファイルbにねじれが残っているのに
加えて、巻き始めの内側部分から長尺プロファイルbを
繰り出しているので、簡単に巻き戻すことができないと
いった不都合を生じる。
【0007】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、簡単に使用でき、作業効率の向上を図ること
ができる長尺プロファイル供給装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の長尺プロファイル供給装置は、両側縁部に接
合部を有する長尺の帯状に形成され、螺旋状に捲回した
状態で、相隣接する接合部相互を接合することで螺旋管
を製管できるようになされた長尺プロファイルの供給装
置であって、水平方向に片持ち状態で回動軸が突設され
た架台と、この架台の回動軸に回動可能に装着され、長
尺プロファイルが巻付け可能となされたドラムと、この
ドラムを架台の回動軸に装着した後の回動軸の先端部分
に回動可能に装着され、この装着状態で、ドラムから繰
り出される長尺プロファイルを案内するガイド部が形成
された回動体とを具備したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0010】図1および図2は長尺プロファイル供給装
置(以下、単に供給装置と言う。)1の全体構成の概略
を示し、図3は同供給装置1の使用状態を示している。
【0011】すなわち、この供給装置1は、架台2と、
ドラム3と、回動体4とを具備し、ドラム3と回動体4
との回動によって、螺旋管50の製管作業に使用する長
尺プロファイル5の繰り出しおよび巻き戻しができるよ
うになされている。
【0012】架台2は、土台部21の一端から立設部2
2が立設された側面視略L字状の架台本体23の上端部
から水平方向に回動軸20が突設され、この回動軸20
が片持ち状態となされている。
【0013】ドラム3は、円筒状に形成された巻芯31
の両端部にフランジ部32が設けられている。そして、
この巻芯31に長尺プロファイル5が巻き付け可能とな
されており、この巻芯31に巻き付けた長尺プロファイ
ル5が崩れないようにフランジ部32で支持するように
なされている。このドラム3は、上記架台2の回動軸2
0に回動可能に取り付けられる。また、ドラム3は、巻
芯31の部分が中空に形成されていることが好ましい。
このように中空に形成されていると、ドラム3全体を軽
量化できる。また、ユニック車などのクレーンを使用し
てワイヤなどで吊り下げながらドラム3を水平方向に移
動させて架台2の回動軸20に装着することが可能とな
り、フォークリフトなどを利用しても、水平方向に移動
させて架台2の回動軸20に容易に装着することが可能
となる。
【0014】回動体4は、ドラム3のフランジ部32と
略同径の車輪状に形成されており、リム部41のさらに
外側には、長尺プロファイル5が通過可能な長孔状の案
内部40が形成されている。この回動体4は、架台2の
回動軸20にドラム3を取り付けた後、さらにこの回動
軸20の先端部に回動可能に取り付けられる。この回動
体4とドラム3とは、それぞれが独立して回動可能とな
されている。
【0015】長尺プロファイル5は、両側縁部に接合部
(図示省略)を有する長尺の帯状に形成され、螺旋状に
捲回した状態で、相隣接する接合部(図示省略)相互を
接合することで螺旋管50を製管できるようになされて
いる。この長尺プロファイル5は、押出成形などによっ
て連続的に製造されるので、この連続的に製造される長
尺プロファイル5を、直接ドラム3に巻き取ることがで
きる。そして、このドラム3に巻き取ったまま、ドラム
3を架台2に取り付けて、さらに回動体4を取り付けて
供給装置1を構成することで、製管作業に移行すること
ができる。
【0016】また、製管作業では、図3に示すように、
地上から、管渠6内に長尺プロファイル5を供給しなが
ら、この管渠6内に内張りする形で、この管渠6内に挿
入した製管装置(図示省略)によって螺旋管50が製管
される。この際、供給装置1は、図1に示すように、回
動体4が矢符A方向に回動することで、この回動体4の
案内部40が、ドラム3のフランジ部32のさらに外周
部分を回動しながら長尺プロファイル5を繰り解くこと
となり、このドラム3に巻き付けられた長尺プロファイ
ル5は、螺旋状態のまま管渠6内に供給されることとな
る。そのため、管渠6内でこの長尺プロファイル5を螺
旋状にして螺旋管50を製管する際、長尺プロファイル
5が螺旋状態で供給されるので、製管作業を容易に行う
ことができる。
【0017】さらに、ドラム3に巻き付けた長尺プロフ
ァイル5の巻き径と、製管しようとする螺旋管50の管
径とが異なる場合、長尺プロファイル5を螺旋状態で供
給しても、この径の違いが影響して長尺プロファイル5
にねじれが加わってくることとなる。この際、供給装置
1は、ドラム3および回動体4をそれぞれ独立して回動
可能としているので、作業者(図示省略)が回動体4と
ともに、ドラム3を矢符Aまたは矢符B方向に手動で回
動させることで、ねじれを解消することができる。この
際、ドラム3は、図4に示すように、ドラム3のフラン
ジ部32にモータ7に取り付けた回動板71を当接して
回動させるようにしても良いし、回動軸20がモータ7
の回動軸となるように構成して回動させるようにしても
良い。
【0018】さらに、製管作業の終了後、管渠6内に繰
り出した余剰の長尺プロファイル5を巻き戻す場合も、
回動体4を、製管時とは逆の矢符B方向に回動させるこ
とで、この回動体4の案内部40が、ドラム3のフラン
ジ部32のさらに外周部分を、繰り出し時とは逆に回動
しながら長尺プロファイル5を巻き取ることとなり、こ
のドラム3から繰り出された長尺プロファイル5は、螺
旋状態でドラム3に巻き戻されることとなる。また、ド
ラム3に巻き戻した状態が緩くてたるんでいるような場
合には、ドラム3を縮径方向(図1の矢符A方向)に回
動させることで、ドラム3に巻き戻した長尺プロファイ
ル5の状態を整えることができる。
【0019】このように、この供給装置1によると、長
尺プロファイル5の製造時に、ドラム3を巻き芯として
長尺プロファイル5を製造し、そのままの状態で運搬搬
入などを行い、その後架台2にセットしたドラム3の長
尺プロファイル5を、回動体4を利用して繰り出すとい
った具合に、同一のドラム3を使用して長尺プロファイ
ル5の製造から製管作業までを行うことができ、作業の
高効率化を図ることができる。また、このように、長尺
プロファイル5の製造から製管作業までを、同一のドラ
ム3で行うことができるので、幅の細い長尺プロファイ
ル5のようにばらけやすいものであっても、ドラム3に
巻き付けて安定した状態で取り扱うことができる。さら
に、厚みの厚い長尺プロファイル5などの場合も、この
長尺プロファイル5に対応する架台2と回動体4とによ
って長尺プロファイル5の供給装置1を構成すること
で、長尺プロファイル5を細分化することなく、ドラム
3ごと使用して作業の高効率化を図ることができる。ま
た、厚みの厚い長尺プロファイル5を、小さな巻き径か
ら何十にも巻き付けて長距離の長尺プロファイル3とし
た場合であっても、ドラム3の外側から回動体4を利用
して長尺プロファイル3を繰り解いていくので、スムー
ズに繰り出したり、巻き戻したりすることができる。し
たがって、長距離の長尺プロファイル3の使用が可能と
なり、効率の良い作業を行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、回
動体が回動することで、ガイド部が回動してドラムから
繰り出される長尺プロファイルを案内するので、このガ
イド部に案内された長尺プロファイルを、ドラムから螺
旋状態のまま繰り出すことができる。また、回動体を、
長尺プロファイルの繰り出し時とは反対の方向に回動さ
せることで、螺旋状態となった長尺プロファイルを、ね
じれさせることなくそのまま巻き戻すことができる。さ
らに、螺旋管の径とドラムの巻径との差によって長尺プ
ロファイルにねじれを生じてきたような場合には、回動
可能に構成しているドラムを回動体と同様に回動させる
ことで、このねじれを解消することもできる。
【0021】したがって、長尺プロファイルの製造時
に、ドラムを巻き芯として長尺プロファイルを製造し、
そのままの状態で運搬搬入などを行い、その後架台にセ
ットしたドラムの長尺プロファイルを、回動体を利用し
て繰り出すといった具合に、同一のドラムを使用して長
尺プロファイルの製造から製管作業までを行うことがで
き、作業の高効率化を図ることができる。また、このよ
うに、長尺プロファイルの製造から製管作業までを、同
一のドラムで行うことができるので、幅の細い長尺プロ
ファイルであっても、ドラムを巻き芯として安定した状
態で取り扱うことができる。さらに、厚みの厚い長尺プ
ロファイルなどの場合も、この長尺プロファイルに対応
する架台と回動体とによって長尺プロファイルの供給装
置を構成することで、長尺プロファイルを細分化するこ
となく、ドラム毎使用して作業の高効率化を図ることが
できる。特に、厚みの厚い長尺プロファイルを小さな巻
き径から何十にも巻き付けて長距離の長尺プロファイル
とした場合であっても、この供給装置は、ドラムの外側
から回動体を利用して長尺プロファイルをスムーズに繰
り出したり、巻き戻したりすることができるので、この
ような長距離の長尺プロファイルを利用して効率の良い
作業を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】長尺プロファイル供給装置の全体構成の概略を
示す斜視図である。
【図2】長尺プロファイル供給装置の全体構成の概略を
示す分解斜視図である。
【図3】長尺プロファイル供給装置を利用した製管作業
を示す要部断面図である。
【図4】(a)および(b)は、長尺プロファイル供給
装置の他の実施の形態を示す正面図および側面図であ
る。
【図5】従来の長尺プロファイル供給装置を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 長尺プロファイル供給装置 2 架台 20 回動軸 3 ドラム 4 回動体 5 長尺プロファイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側縁部に接合部を有する長尺の帯状に
    形成され、螺旋状に捲回した状態で、相隣接する接合部
    相互を接合することで螺旋管を製管できるようになされ
    た長尺プロファイルの供給装置であって、 水平方向に片持ち状態で回動軸が突設された架台と、こ
    の架台の回動軸に回動可能に装着され、長尺プロファイ
    ルが巻付け可能となされたドラムと、このドラムを架台
    の回動軸に装着した後の回動軸の先端部分に回動可能に
    装着され、この装着状態で、ドラムから繰り出される長
    尺プロファイルを案内するガイド部が形成された回動体
    とを具備したことを特徴とする長尺プロファイル供給装
    置。
JP32678996A 1996-12-06 1996-12-06 長尺プロファイル供給装置 Expired - Lifetime JP3748139B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011240638A (ja) * 2010-05-19 2011-12-01 Sekisui Chem Co Ltd 製管装置
JP2012025085A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Sekisui Chem Co Ltd コイルローラ
JP2013199097A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Kubota Koken:Kk 管構成部材供給装置、製管工法
JP2013202887A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Kubota-Ci Co ライニング工法および更生管路

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