JPH10126536A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JPH10126536A
JPH10126536A JP8297942A JP29794296A JPH10126536A JP H10126536 A JPH10126536 A JP H10126536A JP 8297942 A JP8297942 A JP 8297942A JP 29794296 A JP29794296 A JP 29794296A JP H10126536 A JPH10126536 A JP H10126536A
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松強 黄
Akikiyo Yoshida
明磨 吉田
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/32561Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device using a programmed control device, e.g. a microprocessor

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の実装スペースに余裕を持たせることが
でき、制御基板から入力ユニットまたは出力ユニットま
での信号線の数を飛躍的に減少させることができる画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 CPU406と入力ユニットまたは出力
ユニット501〜509の複数ユニット間でデータを送
受信するSIOC521とを設ける。そして、入力ユニ
ットからSIOC521を介して受信した複数回分の受
信データを受信データバッファに格納し、その受信デー
タバッファ中のデータを比較してその変化を検出し、そ
の結果をCPU406に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の形成を行う
複写機等の画像形成装置、及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の各部を駆動するた
めのデータまたは状態検知されたデータは、装置全体を
制御する制御CPUのアドレス空間の一部に配置された
レジスタに格納され、このレジスタは、クラッチ等の負
荷を駆動するためのトランジスタや、用紙の有無の検出
等を行うセンサ入力信号に直接接続されていた。
【0003】すなわち、装置全体を制御するCPUは、
入力レジスタ(前記レジスタの入力専用のレジスタ)の
データをリードすることにより状態検知手段の検出状態
を検知し、出力レジスタ(前記レジスタの出力専用のレ
ジスタ)にデータをライトすることにより各部の駆動を
制御していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、装置全体を制御するCPUの近くに入力
レジスタ、出力レジスタおよび駆動用のトランジスタを
配置することが必要であり、制御基板のスペースが大き
くなる要因の1つであった。
【0005】また、制御基板からは負荷を駆動するため
のクラッチや用紙の有無等を検出するセンサの数に比例
した制御信号線が出力または入力されるため、制御基板
の周辺には多数の信号線が実装され、実装スペースの有
効利用や組立性での弊害が大きくなってきている。これ
は、装置が大きくなり複雑になるにつれて、制御基板か
ら負荷またはセンサまでの信号線の長さが長くなり、ま
た本数も多くなり、より大きな課題となってきている。
【0006】さらに、制御基板は、装置の持つクラッチ
等の負荷やセンサの個数に応じて最適に設計されるた
め、装置の構成が変更になる毎に制御基板を作り直す必
要があった。
【0007】これらの課題を解決するためには、1つの
制御CPUで行っていた処理を機能ごとに複数の制御C
PUに分割し、制御基板を物理的に分割する手法が提案
され実施されてきた。しかし、この手法ではCPUを分
割したことによる通信プロトコルのオーバーヘッドや追
加するCPUやROM、RAMのコストアップという別
の弊害があった。さらに、この方法では制御基板を汎用
性の高い基板に仕立てることは困難であった。
【0008】本発明は上記従来の問題点に鑑み、基板の
実装スペースに余裕を持たせることができ、制御基板か
ら入力ユニットまたは出力ユニットまでの信号線の数を
飛躍的に減少させ、制御基板は非常に汎用性の高いもの
にでき、且つ制御指令CPUの処理負荷を軽減させるこ
とができる画像形成装置、及びその制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明である画像形成装置は、装置の各部の状
態を検出する状態検出手段と、装置の各部の駆動を行う
駆動手段と、前記状態検出手段により検出した入力デー
タを格納する入力データ格納手段をもつ入力ユニット
と、前記駆動手段を駆動するための出力データを格納す
る出力データ格納手段をもつ出力ユニットと、前記入力
データ格納手段及び前記出力データ格納手段に接続され
前記状態検出手段により検出した状態または所定の規則
に従い前記駆動手段の制御を含む装置全体の画像形成動
作を制御する制御指令手段とを備えた画像形成装置にお
いて、前記制御指令手段と前記入力ユニットまたは前記
出力ユニットの複数ユニット間でデータを送受信するネ
ットワーク手段と、前記入力ユニットから前記ネットワ
ーク手段を介して受信した複数回分の受信データを格納
する受信データバッファと、前記受信データバッファ中
のデータを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結
果を前記制御指令手段に通知する通知手段とを有するも
のである。
【0010】第2の発明である画像形成装置では、上記
第1の発明において、前記通知手段は、前記比較手段が
前記受信データバッファ中のデータの変化を検出したと
きのみ、前記制御指令手段へ割り込み信号を発生するよ
うにしたものである。
【0011】第3の発明である画像形成装置は、装置の
各部の状態を検出する状態検出手段と、装置の各部の駆
動を行う駆動手段と、前記状態検出手段により検出した
入力データを格納する入力データ格納手段をもつ入力ユ
ニットと、前記駆動手段を駆動するための出力データを
格納する出力データ格納手段をもつ出力ユニットと、前
記入力データ格納手段及び前記出力データ格納手段に接
続され前記状態検出手段により検出した状態または所定
の規則に従い前記駆動手段の制御を含む装置全体の画像
形成動作を制御する制御指令手段と、前記制御指令手段
と前記入力ユニットまたは前記出力ユニットの複数ユニ
ット間でデータを送受信するネットワーク手段と、前記
ネットワーク手段にデータを送受信するタイミングを制
御するタイミング制御手段とを備えた画像形成装置であ
って、前記タイミング制御手段は、複数のタイミング制
御モードを有し、前記制御指定手段の指令により前記タ
イミング制御モードを選択可能に構成したものである。
【0012】第4の発明である画像形成装置では、上記
第3の発明において、前記タイミング制御手段の複数の
タイミング制御モードは、前記制御指令手段が生成する
タイミングに応じてデータの送受信を行う第1のタイミ
ングモードと、前記制御指令手段が生成するタイミング
とは無関係にデータの送受信を行う第2のタイミングモ
ードとを有するものである。
【0013】第5の発明である画像形成装置では、上記
第4の発明において、前記第2のタイミングモードは、
予め定められた時間間隔でデータの送受信を行うモード
としたものである。
【0014】第6の発明である画像形成装置の制御方法
では、装置の各部の状態を検出する状態検出手段と、装
置の各部の駆動を行う駆動手段と、前記状態検出手段に
より検出した入力データを格納する入力データ格納手段
をもつ入力ユニットと、前記駆動手段を駆動するための
出力データを格納する出力データ格納手段をもつ出力ユ
ニットと、前記入力データ格納手段及び前記出力データ
格納手段に接続され前記状態検出手段により検出した状
態または所定の規則に従い前記駆動手段の制御を含む装
置全体の画像形成動作を制御する制御指令手段と、前記
制御指令手段と前記入力ユニットまたは前記出力ユニッ
トの複数ユニット間でデータを送受信するネットワーク
手段と、前記入力ユニットから前記ネットワーク手段を
介して受信した複数回分の受信データを格納する受信デ
ータバッファと備えた画像形成装置を用い、前記受信デ
ータバッファ中のデータを比較する比較処理と、前記比
較処理の比較結果を前記制御指令手段に通知する通知処
理とを実行するようにしたものである。
【0015】第7の発明である画像形成装置の制御方法
では、上記第6の発明において、前記通知処理は、前記
比較処理により前記受信データバッファ中のデータの変
化を検出したときのみ、前記制御指令手段へ割り込み信
号を発生するようにしたものである。
【0016】第8の発明である画像形成装置の制御方法
では、装置の各部の状態を検出する状態検出手段と、装
置の各部の駆動を行う駆動手段と、前記状態検出手段に
より検出した入力データを格納する入力データ格納手段
をもつ入力ユニットと、前記駆動手段を駆動するための
出力データを格納する出力データ格納手段をもつ出力ユ
ニットと、前記入力データ格納手段及び前記出力データ
格納手段に接続され前記状態検出手段により検出した状
態または所定の規則に従い前記駆動手段の制御を含む装
置全体の画像形成動作を制御する制御指令手段と、前記
制御指令手段と前記入力ユニットまたは前記出力ユニッ
トの複数ユニット間でデータを送受信するネットワーク
手段と、前記ネットワーク手段にデータを送受信するタ
イミングを制御するタイミング制御手段とを備えた画像
形成装置を用い、前記タイミング制御手段に複数のタイ
ミング制御モードを設けておき、前記制御指定手段の指
令により前記タイミング制御モードを選択するようにし
たものである。
【0017】第9の発明である画像形成装置の制御方法
では、上記第8の発明において、前記タイミンク制御手
段の複数のタイミング制御モードは、前記制御指令手段
が生成するタイミングに応じてデータの送受信を行う第
1のタイミングモードと、前記制御指令手段が生成する
タイミングとは無関係にデータの送受信を行う第2のタ
イミングモードとを有するものである。
【0018】第10の発明である画像形成装置の制御方
法では、上記第9の発明において、前記第2のタイミン
グモードは、予め定められた時間間隔でデータの送受信
を行うモードとしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0020】図1は、本発明の実施形態に係る画像形成
装置の特徴部分を示すブロック図であり、図2は本実施
形態における画像形成装置の一例を示す断面図である。
また、図3は本実施形態における画像形成装置の操作部
を示す図であり、図4は、本実施形態における画像形成
装置の構成を示すブロック図である。
【0021】まず、図2において、200は複写装置本
体、280は循環式自動原稿送り装置(RDF)であ
る。201は原稿載置台としてのプラテンガラスで、2
02はスキャナで、原稿照明ランプ203、走査ミラー
204等で構成される。
【0022】不図示のモータによりスキャナが所定方向
に往復走査されて原稿の反射光を走査ミラー204〜2
06を介してレンズ208を透過してCCDセンサ20
9に結像する。207はレーザ、ポリゴンスキャナ等で
構成された露光制御部で、イメージセンサ部209で電
気信号に変換され、後述する所定の画像処理が行われた
画像信号に基づいて変調されたレーザ光229を感光体
ドラム210に照射する。
【0023】感光体ドラム210の周りには、1次帯電
器212、現像器221、転写帯電器218、クリーニ
ング装置216、前露光ランプ214が装備されてい
る。画像形成部226において、感光体ドラム210は
不図示のモータにより図に示す矢印の方向に回転してお
り、1次帯電器212により所望の電位に帯電された
後、露光制御部220からのレーザ光229が照射さ
れ、静電潜像が形成される。感光体ドラム210上に形
成された静電潜像は、現像器221により現像されて、
トナー像として可視化される。
【0024】一方、上段カセット231あるいは下段カ
セット232からピックアップローラ233、234に
より給紙された転写紙は、給紙ローラ235、236に
より本体に送られ、レジストローラ237により転写ベ
ルトに給送され、可視化されたトナー像が転写帯電器2
18により転写紙に転写される。転写後の感光体ドラム
は、クリーナー装置216により残留トナーが清掃さ
れ、前露光ランプ214により残留電荷が消去される。
【0025】転写後の転写紙は、転写ベルト230から
分離され、定着前帯電器239、240によりトナー画
像が再帯電され、定着器241に送られ加圧、加熱によ
り定着され、排出ローラ242により本体200の外に
排出される。本体200には、例えば4000枚の転写
紙を収納し得るデッキ250が装備されている。デッキ
250のリフタ251は、給紙ローラ252に転写紙が
常に当接するように転写紙の量に応じて上昇する。
【0026】また、200枚の転写紙を収容し得る、マ
ルチ手差し253が装備されている。さらに、図2にお
いて、254は排紙フラッパであり、両面記録側ないし
多重記録側と排紙側の経路を切り替える。排紙ローラ2
42から送り出された転写紙は、この排紙フラッパ25
4により両面記録側ないし多重記録側に切り替えられ
る。
【0027】また、258は下搬送バスであり、排紙ロ
ーラ242から送り出された転写紙を反転パス255を
介し、転写紙を裏返して再給紙トレイ256に導く。こ
の時、不図示であるが、再給紙トレイ256には積載さ
れた用紙を揃える為に、用紙搬送方向と垂直方向に用紙
の位置を規制する2つの規制板があり、この規制板は用
紙積載時には用紙が再給紙トレイ256に搬送されるこ
とを妨げない位置に退避し、用紙が再給紙トレイ256
に積載された後、次の用紙が再給紙トレイ256へ搬送
されるまでの間に、2つの規制板は用紙の端部を押さえ
る様に移動して用紙を揃える。その後、次の用紙の再給
紙トレイ256への搬送に備え、妨げない位置に退避す
る。
【0028】257は両面記録と多重記録の経路を切り
替える多重フラッパであり、これを左方向に倒すことに
より、転写紙を反転パス255に介さず、直接下搬送パ
ス258に導く。259は経路260を通じて転写紙を
感光体ドラム226側に給紙する給紙ローラである。2
61は排紙フラッパ254の近傍に配置されて、この排
紙フラッパ254により排出側に切り替えられた転写紙
を機外に排出する排出ローラである。
【0029】両面記録(両面複写)や多重記録(多重複
写)時には、排紙フフッパ254を上方に上げて、複写
済みの転写紙を搬送パス255、258を介して再給紙
トレイ256に格納する。このとき、両面記録時には、
多重フラッパ257を右方向へ倒し、また多重記録時に
は、多重フラッパ257を左方向へ倒す。再給紙トレイ
256に格納されている転写紙が、下から1枚ずつ給紙
ローラ259により経路260を介して本体のレジスト
ローラ237に導かれる。
【0030】本体から転写紙を反転して排出する時に
は、排紙フラッパ254を上方へ上げ、フラッパ257
を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス255側
へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ262を通
過した後に、反転ローラ263によって第2の送りロー
ラ側へ搬送し、排出ローラ261によって、転写紙を裏
返して機外へ排出される。
【0031】図3は、本発明の画像形成装置の操作部を
示したものである。
【0032】図3において351はテンキーであり、画
像形成枚数の設定やモード設定の数値入力に使用する。
352はクリアー/ストップキーであり、設定された画
像形成枚数や画像形成動作の停止を行うために使用す
る。353はリセットキーであり、設定された画像形成
枚数や動作モードや選択給紙段等のモードを規定値に戻
すためのものである。354はスタートキーであり、こ
のスタートキー354の押下により画像形成動作を開始
する。
【0033】369は液晶等で構成される表示パネルで
あり、詳細なモード設定を容易にするべく、設定モード
に応じて表示内容が変わる。本実施形態では、カーソル
キー366〜368で表示パネル369のカーソルを移
させ、OKキー364によって設定を決定させる。この
設定方法はタッチパネルで構成することも可能である。
【0034】371は紙種設定キーであり、標準より厚
い記録材へ画像形成を行うとき設定する。紙種設定キー
371によって厚紙モードが設定されると、LED37
0が点灯するように制御される。本実施形態では、厚紙
モードの設定のみ可能であるが、必要に応じて、OHP
やその他のの特殊紙用のモードの設定が可能となるよう
に機能を拡張することもできる。
【0035】375は両面モード設定キーであり、例え
ば、片面原稿から片面出力を行う「片−片モード」、片
面原稿から両面出力を行う「片−両モード」、両面原稿
から両面出力を行う「両−両モード」、両面原稿から2
枚の片面出力を行う「両一片モード」の4種類の両面モ
ードの設定が可能である。LED372〜374は、設
定された両面モードに応じて点灯し、「片一片モード」
ではLED372〜374は全て消灯、「片−両モー
ド」ではLED372のみ点灯し、「両−両モード」で
はLED373のみ点灯し、「両一片モード」ではLE
D374のみが点るように制御される。
【0036】図4は、本発明に係る画像形成装置のブロ
ック図である。
【0037】図4において、画像読み取り部401は、
CCDセンサ209、アナログ信号処理部402等によ
り構成され、レンズ208を介しCCDセンサ209に
結像された原稿画像は、CCDセンサ209により、ア
ナログ電気信号に変換される。変換された画像情報は、
アナログ信号処理部に入力され、サンプル&ホールド、
ダークレベルの補正等が行われた後に、アナログ・デジ
タル変換(A/D変換)される。
【0038】デジタル化された信号は、シェーディング
補正(原稿を読み取るセンサのばらつき、および原稿照
明用ランプの配光特性の補正)、変倍処理後、電子ソー
タ部403に入力される。外部I/F処理部409は、
外部のコンピュータから入力された画像情報を展開し、
画像データとして電子ソータ部403に入力される。電
子ソータ部403では、y補正等の出力系で必要な補正
処理や、スムージング処理、エッジ強調、その他の処
理、加工等が行われ、プリンタ部404に出力される。
【0039】プリンタ部404は、図2の断面構成図に
より説明した、レーザ等から成る露光制御部220、画
像形成部226、転写紙の搬送制御部等により構成さ
れ、入力された画像信号により転写紙上に画像を記録す
る。また、CPU回路部405は、CPU406、RO
M407、RAM408等により構成され、画像読み取
り部401、電子ソータ部403、プリンタ部404等
を制御し、本装置のシーケンスを統括的に制御する。
【0040】次に、上記構成の画像形成装置にシリアル
I/Oコントローラ(SIOC)を搭載して本発明の画
像形成装置を構成する場合について説明する。
【0041】シリアルI/Oコントローラ(SIOC)
は、CPU、ROM、RAM、割り込みコントローラ、
バスインターフェース、シリアルチャネルインターフェ
ース、ステッピングモータコントローラを1チップに集
積した高機能通信制御チップであり、図1は、このSI
OCを図2の画像形成装置に搭載した状態を示し、主に
SIOCのユニットを表わしている。
【0042】図1において、520は図4でのCPU回
路部405を含むメイン制御回路部である。メイン制御
回路部520内にはSIOC521が実装されている。
SIOC521は、メイン制御回路部520に実装され
ているCPU406とBUSインターフェイスで接続さ
れ、CPU406に入力負荷の状態通知や、CPU40
6の指示により出力負荷を駆動する。
【0043】SIOC521からは、前述の様にシリア
ルラインを通して501〜509のシリアルノードユニ
ットに接続している。501はカセット231から用紙
を給紙制御するための制御ユニットである。501には
出力シリアルノード510と入力シリアルノード511
を含んでおり、出力シリアルノード510には、給紙ロ
ーラ235の駆動クラッチ、ピックアップローラ233
の駆動ソレノイド、カセット231の用紙リフター(不
図示)駆動クラッチ、および給紙ローフ直後の搬送パス
部駆動クラッチが接続されている。
【0044】また、入力シリアルノード511には、カ
セット231内の紙有り検知センサー、カセット231
の用紙リフトを制御するための用紙上面検知センサー、
給紙ローラ後にあり搬送部パス部紙検知センサが接続さ
れている。502、503は501と同じユニットであ
り、それぞれカセット232、デッキからの給紙制御を
するユニットである。501〜503はモジュール化さ
れ、給紙段毎に1つ接続される。
【0045】504は両面トレイ256の用紙の横方向
を規制する規制板駆動ユニットである。504には出力
シリアルノード512と入力シリアルノード513を含
んでいる。513には規制板を駆動する4相2励磁駆動
のステッピングモータが接続されている。入力シリアル
ノード513には規制板の位置を判断するためのセンサ
ーが接続されている。
【0046】この規制板の位置検知センサーと規制板と
の関係を図5を用いて説明する。
【0047】図5に示す様にステッピングモータ601
により駆動ベルト605を介して、規制板602は図内
の矢印方向に移動する。図5の602の位置は最大用紙
幅の場合を示し、602’は最小用紙幅の場合を示して
いる。規制板には位置検知用のフラグ603が取り付け
られている。位置検知センサー604は両面トレイ25
6に固定されており、規制板602が、画像形成装置が
搬送できる最大用紙サイズよりも開いた位置に配置され
ている。ステッピングモータ601への駆動はSIOC
のステッピングモータ制御モードの内部タイマーによる
自動相パターン切換モードで、ストローブ信号を使用せ
ずに駆動される。
【0048】規制板602は画像形成開始時に初期化動
作を行う。初期化動作は、まずセンサーがONした位置
でSIOC521からCPU406にセンサーの受信デ
ータ変化発生割り込みが発生する様に設定し、規制板6
02を開く方向に連続モードで駆動する。センサーがO
Nした位置を、CPU406はSIOC521からの割
り込みで判断し、CPU406はSIOC521のステ
ッピングモータの動作モードで述べた非常停止のホスト
信号定速ステップとホスト信号用減速ステップ設定レジ
スターを設定し、非常停止のホスト信号をセットする。
この時、停止位置はセンサーONの位置から10パルス
分移動させて停止する様にセットする。尚、上記二つの
レジスターはステッピングモータ駆動開始前に設定して
おいてもよい。
【0049】その後、センサーがOFFした位置でSI
OC521からCPU406にセンサーの受信データ変
化発生割り込みが発生する様の設定し、移動方向を反転
する。センサーがOFFした位置を、CPU406はS
IOC521からの割り込みで判断し、CPU406は
前述したSIOC521のステッピングモータの動作モ
ードで述べた非常停止のホスト信号定速ステップとホス
ト信号用減速ステップ設定レジスターを、積載する用紙
の横幅の位置から10mm手前の位置まで移動させる値
に設定し、非常停止のホスト信号をセットする。
【0050】用紙積載時は、前述のSIOCステッピン
グモータ制御モードで内部タイマーによる自動相パター
ン切換モードで定速設定モードを用いて、紙が両面トレ
イ256に入った時に一度用紙の横幅の位置に規制板6
02を閉じてから用紙横幅+10mmの位置に再度開
く。
【0051】図1に示す505はレジストローラ駆動ド
ライバーユニットである。505には出力シリアルノー
ド514と入力シリアルノード516を含んでおり、出
力シリアルノード514にはレジストローラ237の駆
動クラッチが接続されている。また、入力シリアルノー
ド515には、レジストローラのタイミングをとるため
のレジストローラ前センサーが接続されている。506
は定着駆動ユニットである。506には出力シリアルノ
ード516と入力シリアルノード517を含んでおり、
出力シリアルノード514には定着ローラ駆動クラッ
チ、定着ローラの汚れ除去用のウェイブ巻き取り駆動ソ
レノイドが接続され、入力シリアルノード515には、
定着入り口センサーと定着出口センサーが接続されてい
る。
【0052】この2つのセンサーにより定着部のJAM
検知を行ったり、定着以外でJAMが発生した場合の定
着ローラ駆動停止のタイミングを判断する。507は反
転排紙駆動ユニットである。507には出力シリアルノ
ード518と入力シリアルノード519を含んでおり、
出力シリアルノード518には、パス切換のフラッパー
254、257の駆動ソレノイドと、反転ローラ26
2、263の駆動方向切換CLがそれぞれ接続され、入
力シリアルノード519には、定着外排紙ローラ242
とフラッパ一254の間にある、内排紙センサーと外排
紙ローラの外側にある外排紙センサーと反転排紙時の反
転タイミングを検知する反転センサーが接続されてい
る。各々のクラッチ、ソレノイドは、センサーの検知タ
イミングにより制御される。
【0053】508,509は光学ユニットの走査駆動
制御のためのユニットである。508は光学スキャナー
202の位置を検知するための入力シリアルノードであ
り、光学スキャナー202のホームポジションを検知す
るホームポジションセンサー、画像露光開始位置を検知
する画先センサー、シェーディング可能位置に光学スキ
ャナーがあるか否かを判断するための、シェーディング
位置検知センサーが接続されている。
【0054】509は、光学スキャナー202を走査駆
動するためのステッピングモータである。509は5相
のステッピングモータであり、SIOC521のステッ
ピングモータ駆動パターン出力を5相2−3励磁出力で
駆動する。又、SIOC521のステッピングタイミン
グモードは外部トリガモードに設定され、CPU406
からのトリガパルスに同期して相パターンを切り替え
る。CPU406は画先センサーの検知でセンサー受信
データ変化発生割り込みを発生するようにSIOC52
1を設定することで、画先の位置で割り込みを受信し
て、トリガパルスの周期と数を制御する。
【0055】501から508までのユニットにある入
力シリアルノードのセンサー入力値は、SIOC521
で2度読みされ続けて同じ値になった値をCPU406
に通知している。又、入力センサーにおいて、通常、S
IOC521はセンサーを常に所定時間毎にサーチして
センサー値を読み込みCPU406からの割り込み発生
パターンの一致を判断しているが、CPU406からの
読み込み要求によりセンサーの値を読み出してCPU4
06へ通知する。上記搬送パス部のセンサーには、所定
時間毎のサーチ以外に、CPU406からの要求によっ
ても読み出しが行われる。
【0056】以下、シリアルI/Oコントローラ(SI
OC)521の詳細な説明を行う。高機能通信制御チッ
プであるSIOCは、図6に示すように、内部のデバイ
スを制御するメイン制御部701と、ホストとの接続の
為のホストインターフェース部702と、通信制御を実
行するシリアルI/O制御部703と、ステッピングモ
ータの制御を司るステッピングモータ制御部704とで
構成されている。さらに、シリアルI/O制御部703
を介して、センサなどを接続するセンサロジックICが
実装された入力シリアルノード711〜713や、電磁
クラッチ、ステッピングモータなどを接続するプリドラ
イバICが実装された出力シリアルノード714〜71
6に接続されている。
【0057】以下、SIOCの構成について順を追って
説明する。
【0058】メイン制御部701は、内部制御を実行す
るために、CPU701a、ROM701b、RAM7
01c、タイマ(TIMER)701d、及び割り込み
コントローラ701eで構成されており、後述する他の
制御部の内部制御とホストインーターフェース部702
を介してのホスト側801との制御を行っている。
【0059】ホストインーターフェース部702は、他
の制御部とホスト側801とのインターフェースをとる
ため、いわゆるアドレスバス、データバス、及びそれに
伴う制御線の制御を行うバスインターフェース702a
などより構成され、アドレス幅は10ビット、データバ
ス幅は8/16ビットの切り替え可能、またコントロー
ラ内部リソースとホスト側801とが同一アドレスをア
クセスした場合の競合調停機能などを有している。
【0060】次に、シリアルI/O制御部703につい
て説明する。
【0061】シリアルI/O制御部703は、各チャネ
ル同じ構成をとる10チャネルのシリアルチャネル(S
IO)703a、ボーレートジェネレータ703b、お
よびホスト801とのコミュニケーションを仲介する制
御レジスタ群703cで構成されている。シリアルチャ
ネル703aは、クロック(SCK)とデータ(SD
T)の2線式の構成になっていて半二重通信を行う。デ
ータは8ビット単位で送受信しており、ボーレートは最
大1Mbpsである。
【0062】ノード間隔は最大1mまでで、かつ、シリ
アルI/Oコントローラ(SIOC)521から最終端
のノード間での距離は最大2mである。1チャネルに対
しては最大3つのアドレスを接続可能であり、1つのア
ドレスに対して接続可能なノードは8ビットまでであ
る。各チャネルは送信バッファ、受信バッファ、6つの
制御レジスタ(シリアルモードレジスタ(SCnMO
D)、シリアルコマンドレジスタ(SCnCMD)、シ
リアル割り込みマスクレジスタ(SCnINT)、シリ
アルステータスレジスタ(SCnSR)、シリアル接続
チェック結果レジスタ、ボーレートコントロールレジス
タ)と、3つの送信データレジスタと、3つの受信デー
タレジスタとを有し、送信データレジスタ及び受信デー
タレジスタは、接続するノードのアドレスに1対1に対
応する。また、全体として16ビットのシリアル割り込
み発生チャネルレジスタを有する(各レジスタについて
の詳細は後述する)。
【0063】シリアルI/O制御部703の通信フォー
マットは、次のようになる。通信モードは、すべて、図
7のフォーマットを基本にしている。ただし、フォーマ
ットによってビットの意味が多少異なる場合もある。ま
た、リセットモードと接続チェックモードでは、図7の
フレームが2回連続し、1フレームは17クロックで8
ビットのデータを転送する。
【0064】図7中のSTは、スタートコンデイション
ビットフレームの開始を知らせるビットであり、「0」
でフレームの開始を知らせる。R/Wは、通信方向ビッ
トであり、次のA0,A1,A2と併せて通信モードを
指定する。ノーマルモードでは、通信が受信と送信のど
ちらなのかを知らせるビットであり、「0」で送信、
「1」で受信である。A0,A1,A2は、アドレスビ
ット(3bit)であり、上記のR/Wと併せて通信モ
ードを指定する。指定は、図8に示すようになる。
【0065】さらに、図7中のb0〜b7はデータビッ
ト(8bit)であり、通信データで、接続されている
ノードのビット数に関わらず8ビットである。送信の時
はコントローラから一番遠いノードのデータから順に出
力され、受信の時はコントローラから一番近いノードの
データから順に入力される。リセットモードと接続チェ
ックモードの時は「FF」である。PAは、パリティビ
ットであり、ノーマルモードの時に、通信データが正し
いかをチェックするためのビットであり、偶数パリティ
である。ノード側でパリティを計算するのは、同一アド
レス中の一番端のノードだけで、送信ではコントローラ
からノードへ、受信ではノードからコントローラへ送ら
れる。リセットモード及び接続チェックモードでは
「1」である。
【0066】ACKは、アクノリッジビットであり、送
信モードの時に、受け取ったデータがパリティエラーが
発生したかどうかをノードがシリアルコントローラに知
らせるためのビットである。パリティエラーを検出する
のは、上のパリティビットの時と同様に、同一アドレス
中の一番端のノードだけで、同一アドレスの他のノード
にもアクノリッジを伝える必要がある。これは最後のス
トップビットで知らせる。受信モード、リセットモード
及び接続チェックモードでは「1」である。「0」はパ
リティエラー無しで「1」はパリティエラー有りであ
る。
【0067】CFAは、データ衝突回避ビットに回避す
るためのダミービットである。また、SPは、ストップ
ビットフレームの終了を知らせるビットであり、送信モ
ードでパリティエラーが発生したかどうかも知らせる。
「0」は送信フレームでパリティエラーが発生であり、
「1」はフレーム正常終了である。
【0068】通信モードは、送信モード、受信モード、
接続チェックモード、及びリセットモードの4つのモー
ドを有する。以下、各モード(A)〜(D)について説
明する。
【0069】(A)送信モード 送信するには、まずシリアルコマンドレジスタ(SCn
CMD)の送信許可ビット(TXE)を「1」にセット
する。この状態でシリアル送信データレジスタ(SCn
TDT)にデータを書き込むと送信を開始する。送信許
可ビット(TXE)は、1度「1」にセットすると、
「0」にクリアするまで「1」のままなので、1度
「1」にセットした後は、シリアル送信データレジスタ
(SCnTDT)にデータを書き込むだけで送信する。
ただし、まだ前のデータの送信中で、送信バッファにデ
ータが残っている場合は、前の送信が終了するまで待
つ。
【0070】ダブルバッファ構成になっているので、シ
リアル送信データレジスタ(SCnTDT)から送信バ
ッファにデータが転送されると、送信割り込みが発生す
る。このときシリアルステータスレジスタ(SCnS
R)の送信エンプティビットが「1」にセットされ、リ
ードすると「0」にクリアされる。送信割り込みは、シ
リアル割り込みマスクレジスタ(SCnINT)の送信
割り込み許可ビット(INTTX)を「0」にする事で
マスクすることが可能である。
【0071】ノードでは、送信データからパリティ(偶
数パリティ)を計算して、コントローラから受け取った
パリティビットと同じ値ならばACKビットで「0」を
コントローラに返し、パリティが一致しなかった場合に
は、ACKビットで「1」を返す。コントローラはこの
ACKビットにより、パリティエラーの発生を判断す
る。
【0072】パリティエラーが未発生ならばストップビ
ットに「1」を送信し、エラー発生時はストップビット
に「0」を送信する。パリティエラーが発生したとき
は、シリアルモードレジスタ(SCnMOD)のリトラ
イ制御ビット(RSTRT)が「0」の時はフレームの
終了時にエラー割り込みを発生させ、ステータスレジス
タのパリティエラービット(PERR)を「1」にセッ
トし、リトライ制御ビット(RSTRT)が「1」の時
は再度送信を行う。2度目の送信でもパリティエラーが
発生したときは、フレームの終了時にエラー割り込みを
出して、ステータスレジスタのパリティエラービットを
「1」にセットする。
【0073】(B)受信モード 受信には、1回だけ受信するシングルモードと、連続し
て受信するリピートモードとがある。どちらの場合も、
シリアルモードレジスタのアドレス制御ビット(AD2
/1/0)で受信するアドレスを指定してから、シリア
ルコマンドレジスタ(SCnCMD)の受信許可ビット
(RXE)を「1」にセットすることで、受信を開始す
る。
【0074】シングルモードでは、この受信許可ビット
(RXE)は、受信が終了した時点で「0」にクリアさ
れ、リピートモードでは、「0」を書き込むまで「1」
のままである。このビットに「0」を書き込んだ後、実
行中の受信が終了した時点で通信が終了する。
【0075】シングル/リピートモードの切り替えは、
シリアルモードレジスタの受信リピート制御ビット(R
PT)で制御する。このビットが「0」でシングル、
「1」でリピートとなる。1アドレス分の受信が終了す
ると、受信割り込みが発生して、ステータスレジスタの
ビット1の受信終了ビットが「1」にセットされ、ステ
ータスレジスタはリードすると「0」にクリアされる。
受信割り込みは、シリアル割り込みマスクレジスタ(S
CnINT)の受信割り込み許可ビット(INTRX)
を「0」にする事でマスクされる。
【0076】コントローラは、受信したデータからパリ
ティ(偶数パリティ)を計算し、これを受け取ったパリ
ティの値と比較する。値が同じならば受信データをシリ
アル受信データレジスタm−1(SCnTDTm−1)
に書き込み、受信割り込みを発生する。また、シリアル
ステータスレジスタ(SCnSR)の受信終了ビットが
「1」にセットされる。パリティの値が異なった場合
は、シリアルモードレジスタ(SCnMOD)のリトラ
イ制御ビット(RSTRT)の設定により動作が異な
り、リトライ制御ビットが「0」の時は、パリティエラ
ービット「1」にセットし、かつ、エラー割り込みを発
生する。
【0077】これに対して、エラー時のリトライ制御ビ
ットが「1」に時は再度受信する。2度目の受信で、パ
リティが一致したら、受信データをシリアル受信データ
レジスタm−1(SCnTDTm−1)に書き込み、受
信割り込みを発生する。また受信レディビットが「1」
にセットされる。2度目の受信でもパリティが一致しな
かった場合は、パリティエラービットを「1」にセット
し、かつエラー割り込みを発生する。このとき受信終了
ビットが「1」にセットされる。
【0078】(C)接続チェックモード 接続チェックモードはシリアル通信線が正しく接続され
ているかを調べるためのモードである。実行するには、
まずシリアル割り込みレジスタでアドレスを指定して、
次にシリアルコマンドレジスタ(SCnCMD)の接続
チェックビットを「1」にセットする。この接続チェッ
クビットのセットにより、接続チェックシーケンスを実
行する。接続チェックシーケンスが終了すると、ステー
タスレジスタの接続終了ビットが「1」にセットされ、
接続チェック終了割り込みが発生する。また接続結果を
ステータスレジスタの接続チェック結果ビットに示す。
異常なアドレスとビット情報は、シリアル接続チェッ
ク、結果レジスタに示される。通信は、シリアルな為、
コントローラに近い方から順番にチェックしていき、最
初に異常があった時点でステータスレジスタの接続チェ
ック結果ビットに「1」をセットしてシーケンスを終了
する。このシーケンス中は、各ノードの通信ラッチは、
センサやドライバと切り離され、送信データをそのまま
受信するいわゆるループチェックが行われる。
【0079】(D)リセットモード リセットモードは、ノードの通信ラッチと通信カウンタ
をリセットするモードである。シリアルコマンドレジス
タ(SCnCMD)のリセットビット(RST)をセッ
トする事でリセットコードが送信される。リセットモー
ドは2フレームで行われ、同じフレームを2回繰り返
す。これは、このモードが特殊なため、本モードへの誤
突入を防止するためである。
【0080】続いて、2値比較、ダミーカウント、ボー
レート、エラー、及び割り込みについて説明する。
【0081】(E)2値比較 2値比較とは、連続して2回同じ値がくるまで受信を繰
り返し、2回同じ値であった時点で受信データをレジス
タに書き込み、受信終了を発生するモードである。この
モードにするには、シリアルモードレジスタの2値比較
制御ビットを「1」にセットする。このモードを使うこ
とで、ホスト側で2値比較を行う必要がなくなり、ホス
トCPUの負荷軽減を実現できる。
【0082】(F)データ変化検知制御 データ変化検知制御とは、受信してレジスタに書き込も
うとするデータと、受信データレジスタに書き込まれて
いるデータ(前回のデータ)とを比較して、データに変
化があった場合に割り込みを発生するモードである。ま
た、ステータスレジスタの該当アドレスのビットが
「1」にセットされる。この割り込みは、シリアル割り
込みマスクレジスタ(SCnINT)の受信データ変化
割り込み許可ビットを「0」にする事でマスク可能であ
る。この機能を使用することにより、ホスト側で変化を
常時監視する必要がなくなり、ホストCPUの負荷軽減
を実現できる。
【0083】(G)ダミーカウント センサロジック、及びドライバロジックは通信カウンタ
を内蔵しており、ノイズによりこのカウンタがずれてし
まった場合には、強制的にクロックを入力してカウンタ
をオーバーフローさせる必要があるためにこのダミーカ
ウントがある。使用方法は、パリティエラーが発生した
ときにシリアルモードレジスタ(SCnMOD)のダミ
ーカウント制御ビットを「1」にセットすることで、次
の通信の際にフレームの前に17クロックのダミークロ
ックを発生する。
【0084】(H)ボーレート ボーレートジェネレータコントローラレジスタを設定す
る事で最大1Mbpsのボーレートを実現できる。
【0085】(I)エラー 送信時は,センサロジック、及びドライバロジックがパ
リティをチェックして結果をコントローラに知らせる。
受信時はコントローラがパリティをチェックする。パリ
ティエラー発生時には、フレームの終了時にパリティエ
ラー割り込みを発生して、ステータスレジスタのパリテ
ィエラービットを「1」にする。この割り込みはシリア
ル割り込みマスクレジスタ(SCnINT)のパリティ
エラー割り込み許可ビット(INTPER)を「0」に
する事でマスク可能である。またシリアルモードレジス
タ(SCnMOD)のエラー時のリトライ制御ビットを
「1」にセットしてあると、パリティエラーが発生した
ときに自動的に再通信を行う。このときは2度目でもパ
リティエラーが発生したときにはじめて、パリティエラ
ー割り込みを発生して、ステータスレジスタのパリティ
エラービットを「1」にセットする。
【0086】(J)割り込み 各チャネル毎に送信エンプティ割り込み、受信終了割り
込み、接続チェック終了割り込み、パリティエラー発生
割り込み、及び受信データ変化発生割り込みの5つの割
り込み要因があり、各割り込みが発生すると各チャネル
のステータスレジスタの該当ビットが「1」にセットさ
れる。ステータスレジスタ、及び割り込み発生チャネル
レジスタをリードすると「0」にクリアされる。ホスト
に対する割り込みは1本なので、割り込み発生チャネル
レジスタ、及びステータスレジスタを呼んでチャネルと
要因を判別する。各割り込み要因で、ホストへの割り込
みを発生させるかどうかはシリアル割り込みマスクレジ
スタ(SCnINT)でマスク可能である。
【0087】以下に割り込みを発生タイミングを示す。
(a)送信エンプティ割り込みは、送信データレジスタ
から送信バッファにデータを取り込んだ時、(b)受信
終了割り込みは、受信フレーム終了時、(c)接続チェ
ック終了割り込みは、接続チェック終了時(c)パリテ
ィエラー割り込みは、送信フレーム及び受信フレーム終
了時、(d)受信デ一タ変化発生割り込みは受信フレー
ム終了時である。
【0088】以下、制御レジスタ群703cの機能及び
設定を詳細に説明する。
【0089】制御レジスタ群としては、シリアルモード
レジスタ(SCnMOD)、シリアルコマンドレジスタ
(SCnCMD)、シリアル割り込みマスクレジスタ
(SCnlNT)、シリアルステータスレジスタ(SC
nSR)、ボーレートジェネレータコントロールレジス
タ(BRnCR)、シリアル接続チェック結果レジス
タ、シリアル割り込み発生レジスタ(SCINTCH0
/1)、及びシリアル送受信データレジスタ(SCnT
DT、SCnRDT)が挙げられる。
【0090】(A)シリアルモードレジスタ(SCnM
OD) このレジスタを通して以下のような設定が行える。
【0091】(a)受信リピート制御ビット(RPT)
は、受信をリピートするかどうかを指定する。リピート
を解除するにはこのどットを「0」に設定するか、受信
許可ビットを「0」にする。
【0092】(b)2度読み確定ビット(CMP)は、
受信モードの時、連続して同じ値を受信するまで、受信
を繰り返すかどうかを指定が行え、「0」の時に2度読
み確定禁止、「1」の時に2度読み確定許可となる。
【0093】(c)受信データ変化検知制御ビット(C
HG)は、前回の受信データと比較して、データに変化
があったかどうかを調べる。変化があった場合にはステ
ータスレジスタに「1」がセットされ、割り込みが許可
になっていれば割り込みが発生する。
【0094】(d)ダミーカウント制御ビット(DMC
NTE)は、通信フレーム中に、ダミーカウントを入れ
るかどうかの指定が行え、「0」の時にダミーカウント
禁止、「1」の時にダミーカウント許可となる。ダミー
カウント挿入により、後述するシリアルI/Oノードに
内蔵されている通信カウンタのずれを補正する事が可能
となる。
【0095】(e)エラー時のリトライ制御ビット(R
STRT)は、パリティエラー発生時の通信の再実行の
指定が行え、「0」の時にリトライ禁止、「1」の時に
リトライ許可となる。リトライを許可する事でパリティ
エラー発生時に1回だけ通信の再実行を自動的に行う事
ができる。再実行後、再度パリティエラーが発生した場
合には、後述するパリティエラービットをセットし、後
述するエラー割り込みを発生して通信を終了する。
【0096】(f)アドレス制御ビット(AD2/AD
1/AD0)は、各アドレスに対して受信するかどうか
を指定する。リピートモードが指定されているときは
「1」にセットされているアドレスを順に繰り返して受
信する。送信時は、どのシリアル送信データレジスタ
(SCnTDT)に書き込まれたかによってアドレスが
決定する為、このビットの設定は関係しない。
【0097】(B)シリアルコマンドレジスタ(SCn
CMD) このレジスタを通して以下の制御が可能である。
【0098】(a)送信許可ビット(TXE)は、送信
の許可/禁止を制御する。このビットを「1」にセット
すると、「0」にするまで「1」のままで、このビット
が「1」の時はシリアル送信データレジスタにデータを
書き込むと送信を開始する。このビットを「1」にセッ
トする前にシリアル送信データレジスタにデータを書き
込んだ場合は、このビットを「1」にセットした時点で
送信を開始する。送信は、受信より優先され、従ってリ
ピート受信中にシリアル送信データレジスタにデータが
書き込まれた場合には、実行中の受信が終了したら送信
を開始する。送信が終了したらリピート受信を再開す
る。
【0099】(b)受信許可ビット(RXE)は、受信
の許可/禁止を制御する。このビットを「1」にセット
すると受信アドレス指定ビットで指定されたアドレスの
受信を開始する。シングルの時は受信が終了すると
「0」にクリアされる。リピートの時は、「0」にクリ
アされずに、受信アドレス指定ビットで指定されたアド
レスを順に受信し続ける。このときはこのビットに
「0」を書き込めば終了する。 (c)リセットビット(RST)は、ノードをリセット
する事が可能になる。このビットを「1」にセットする
とノードをリセットするためのフレームを通信します。
リセットフレームの通信が終了すると、「0」にクリア
される。
【0100】(d)接続チェックビット(CHK)は、
通信ラインの接続をチェックするためのビットです。こ
のビットを「1」にセットするとノードを接続チェック
モードにする為のフレームを通信し、フレームの通信が
終わると、「0」にクリアされる。接続チェックモード
では、一度、ノードは入力素子、及び出力素子から切り
離される。
【0101】(C)シリアル割り込みマスクレジスタ
(SCnlNT) このレジスタを通して以下のような状態監視が可能にな
る。
【0102】(a)接続アドレス指定ビット(CNCT
1/CNCT0)は、チャンネルに接続してあるアドレ
スを指定する。接続チェックルーチンでは、ここで指定
された情報を基に接続状態を調べる。「00」はアドレ
ス0のみ、「01」はアドレス0とアドレス1、「1
0」はアドレス0,アドレス1,アドレス2、「11」
はなし、を表わす。
【0103】(b)受信データ変化割り込み許可ビット
(INTUM)は、受信データ変化検知を行っていると
きに、受信データに変化があった場合の割り込みを許可
するかどうかを指定する。「0」で禁止、「1」で許
可。
【0104】(c)パリティエラー割り込み許可ビット
は、パリティエラーが発生した場合の割り込み通知を許
可するかどうかを指定する。「0」で禁止、「1」で許
可。 (d)接続チェック終了割り込み許可ビット(INTC
HK)は、接続チェックが終了したときの割り込み通知
を許可するかどうかを指定する。「0」で禁止、「1」
で許可。
【0105】(e)受信終了割り込み許可ビット(IN
TRX)は、受信が終了した時の割り込み通知を許可す
るかどうかを指定する。「0」で禁止、「1」で許可。
【0106】(f)送信終了割り込み許可ビット(IN
TTX)は、送信が終了した時の割り込み通知を許可す
るかどうかを指定する。「0」で禁止、「1」で許可。
【0107】(D)シリアルステータスレジスタ(SC
nSR) このレジスタを通して以下のような状態監視が可能にな
る。
【0108】(a)接続チェック結果ビット(CHKR
LT)は、接続チェックテストの結果を知らせる。
「0」で異常なし、「1」で異常有り。
【0109】(b)データ変化発生ビット(UMA2/
UMA1/UMA0)は、データ変化検知制御ビットが
「1」のときに、各アドレスで受信データが前回受信し
たデータと異なることを知らせるビット。「0」で変化
あり、「1」で変化なし。
【0110】(c)パリティエラービット(PERR)
は、通信でパリティエラーが発生した事が判別でき、送
信時はノードがパリティをチェックしてコントローラに
アクノリッジ信号を送り、受信時はコントローラがパリ
ティをチェックする。「0」でパリティエラーなし、
「1」でパリティエラー有りになる。
【0111】(d)接続チェック終了ビット(CHKE
ND)は、接続チェックルーチンが終了したことを知ら
せるビット。「1」で接続チェック終了。
【0112】(e)受信終了ビット(RxEND)は、
受信が終了したことを知らせるビットであり、「1」で
受信終了。
【0113】(f)送信終了ビット(TxEND)は、
送信が終了したことを知らせるビットであり、「1」で
送信終了。
【0114】(E)ボーレートジェネレータコントロー
ルレジスタ(BRnCR) このレジスタにより、以下の事が設定できる。
【0115】(a)入力クロック選択ビット(BRnC
K1/0)は、ボーレートジェネレータで使用するクロ
ックを指定でき、「00」で源クロックの1/4クロッ
ク、「01」で1/16クロック、「10」で1/64
クロックになる。
【0116】(b)分周値設定ビット(BRnS3/2
/1/0)は、ボーレートジェネレータで使用する分周
値を指定する。「0000」で16分周、「0001」
で1分周、「0010」で2分周、というように差分1
で、最後「1111」で15分周となる。
【0117】(F)シリアル接続チェック結果レジスタ このレジスタで以下のことが認識できる。
【0118】(a)接続エラーアドレス(CHKA1/
0)は、接続チェックにより通信線に異常が認められた
箇所のアドレスを示す。「00」はアドレス0、「0
1」はアドレス1、「10」はアドレス2を表わす。
【0119】(b)接続エラービット位置(CHKB2
/1/0)は、接続チェックにより通信線に異常が認め
られた箇所のビット位置を示す。「000」はビット
0、「001」はビット1、「010」はビット2、
「011」はビット3、「100」は:ビット4、「1
01」はビット5、「110」はビット6、「111」
はビット7を表わす。
【0120】(G)シリアル割り込み発生レジスタ(S
CINTCH0/1) このレジスタで、どのチャンネル割り込みが発生したか
を認識できる。このレジスタのビットはリードすると
「0」にクリアされる。
【0121】(H)シリアル送受信データレジスタ(S
CnTDT、SCnRDT) シリアル送信データレジスタ、シリアル受信データレジ
スタは接続するノードのアドレスに1対1に対応してい
る。SCnTDT0、SCnRDT0はアドレス0に、
SCnTDT1,SCnRDT1はアドレス1に、SC
nTDT2,SCnRDT2はアドレス2にそれぞれ対
応している。
【0122】以下に、ステッピングモータ制御部704
について説明する。
【0123】ステッピングモータ制御部704に、ステ
ッピングモータの動作ステップ数を設定することによ
り、加速一定速一減速をすべて自動で行える。その他、
センサ入力による停止や、割り込み信号の出力などの機
能を装備しており、割り込み信号などのハードラインの
入出力とステッピングモータの動作モードなどを制御す
る為に必要な各種レジスタ群で構成されている。すなわ
ち、図6に示すように、SMC704aと制御ロジック
704bと制御レジスタ群704cで構成されている。
また、この制御部704により生成されたパターンデー
タをシリアルI/O制御部703を介して、シリアルチ
ャネルより出力する事が可能である。以下、詳細に説明
する。
【0124】主な特徴は次に列挙する通りである。
(a)4相1励磁〜5相2一3励磁までの相励磁設定可
能、(b)加速/定速/減速のステップ数を設定する事
でフルオート動作可能、(c)内部タイマ/外部入力
(倍速設定可)によるトリガ信号選択可能。(d)相デ
ータの回転方向設定可能、(e)オールOFF出力設定
可能、(f)センサ入力による停止後の動作設定が可
能、(g)トリガカウンタの読み出しが可能、(h)ス
テッピングモータコントローラ動作中のステータスが確
認可能、(i)加速、定速、減速の各終了時、及びカウ
ントタイマ一致時の割り込み出力機能、(j)加速、減
速用トリガタイマレジスタをそれぞれ8段ずつ用意して
あり、コンベア信号出力で、随時書き換え可能である。
【0125】ステッピングモータ制御部の概念的なブロ
ックは、図9に示すようになっている。また、基本動作
設定として、コントロールレジスタ1(CTR1)のビ
ット0〜3によって、相励磁パターンの設定が可能であ
り、詳細は図10に示す通りである。また、4相データ
の場合、パターンテーブル内において、相データを設定
する位置をMSB(上位)側/LSB(下位)側のどち
らかに設定する必要がある。
【0126】さらに、パターン切り替え制御として、コ
ントロールレジスタ1(CTR1)のビット4/5の設
定により、内部16ビットタイマによるトリガと外部ト
リガの選択ができる。詳細は図11に示す通りである。
自動切換えは16ビットタイマを使用し、トリガを発生
させ、外部の相パターンラッチ回路用のストローブ信号
の出力も制御できる。
【0127】また、相データ回転方向制御として、コン
トロールレジスタ1(CTR1)のビット6の設定によ
り、設定した相パターンの切替方向を正転/反転の切替
が可能である。動作中の反転の場合、相データはその位
置から反転を開始する。
【0128】オールOFFの機能として、出力コントロ
ールレジスタ1(CTRI)のビット7に設定により、
相データの無励磁状態の設定が可能である。その後、相
励磁パターンは、初期状態(パターンテーブルのステッ
プ1)からの動作になる。
【0129】トリガ倍速モードの機能として、コントロ
ールレジスタ2(CTR2)のビット3の設定により、
外部トリガの両エッジを使用した倍速カウントを行う事
が可能である。ただし、内部タイマトリガ使用時は、立
ち上がりエッジに固定の為、無効である。
【0130】相データ設定の機能として、最大5相2一
3励磁のパターンデータが設定可能な10ステップ(1
0バイト)のパターンテーブル(図12参照)で設定可
能である。シリアル上での相データの転送方向は、MS
B(ビット7)から転送し、正転方向時はステップの低
い方から高い方へ、反転方向時はステップの高い方から
低い方へ相が進む。相励磁パターン設定可能な励磁パタ
ーンは、前述のとおり、4相1励磁、4相2励磁、4相
1−2励磁、5相1励磁、5相2励磁、5相1一2励
磁、及び5相2−3励磁の7通りである。
【0131】ステッピングモータコントローラ動作開
始、及びステータス確認の機能として、コントロールレ
ジスタ2(CTR2)のビット1を設定する事でステッ
ピングモータコントローラの動作の制御が可能である。
この設定は、トリガを内部タイマ使用の場合は、タイマ
のスタート/ストップ、外部トリガを使用の場合は、ト
リ力入力の許可/禁止を設定する事を意味し、このビッ
トを読み出す事で動作中のステータスを確認する事が可
能である。読み出し時、「0」でステッピングモータコ
ントローラ非動作中、「1」でステッピングモータコン
トローラ動作中である。書き込み時、「0」でステッピ
ングモータコントローラ動作停止、「1」でステッピン
グモータコントローラ動作開始である。ステップ設定に
よる動作完了後の読み出しは「0」となる。
【0132】ステップ設定の機能とし、タイマトリガを
使用した場合、あらかじめ加速「定速→減速の動作ステ
ップ数を全て設定することで、トリガ信号を自動的に切
り替え、一連のステッピングモータの制御を行う。ま
た、定速については、コントロールレジスタ2(CTR
2)のビット2の設定によりステップ数を定速設定モー
ド/定速連続モードに設定可能である。ステップ数の設
定はステップ設定レジスタ1、2にて設定を行う。設定
範囲は、加速が0〜255ステップ、定速が連続または
0〜65535ステップ、減速が0〜255ステップで
ある。
【0133】定速設定モード(図13参照)の機能とし
て、加速/定速/減速の全てをステップ動作で行う。定
速連続モード(図14参照)の機能として、加速終了
後、定速を継続し、「0」設定により減速へ切り替わ
る。定速設定/連続モード混在(図15参照)の機能と
して、加速終了後、定速設定モードによりステップ動作
を行い、途中「1」設定により定速連続モードに切り替
わる。
【0134】内部16ビットタイマトリガ設定の機能と
して、加速用、定速用、減速用にそれぞれ独立した16
ビットのタイマレジスタがあり、それらにタイマデータ
を設定する。加減速用は0〜7段、定速用は1段であ
る。加速用、減速用のタイマレジスタは、全8段中、使
用開始の位置を1段単位で設定可能である。加速用、減
速用のタイマレジスタに関し、途中で書き換えを行うた
めの要求信号をコンベア終了後、出力することができ
る。書き換えたいタイミングに合わせ、段数を選択可能
である。
【0135】ステップカウント読み出し(図16参照)
の機能として、ステップカウント読み出しレジスタ(S
TPCL/H)より、現在動作中のステップカウントを
即時に最新の値を読み出す事ができ、次のステッピング
モータコントローラ動作開始時にクリアされる。ホスト
信号入力設定の機能として、コントロールレジスタ2
(CTR2)のビット0の設定により、ホストからの非
常停止の制御が可能である。「1」を書き込んだ時点
で、ホスト信号用定速ステップ設定レジスタとホスト信
号用減速ステップ設定レジスタに設定されたステップ数
だけ動作した後、停止する。定速連続モード動作中で
も、ホスト信号入力設定は可能である。また、加速中に
センサ位置の到達した場合などの動作については、次に
示す通りである。
【0136】以下、定速動作中にセンサ位置通過、加速
動作中にセンサ位置通過その1(ホスト信号用定速値4
−加速残=プラス)、加速動作中にセンサ位置通過その
2(ホスト信号用定速値4−加速残=マイナス)の3通
りのパターンについて、図を用いて説明する。
【0137】定速動作中にセンサ位置通過の場合の動作
フローは次の通りである(図17参照)。電源投入後、
(図17)に従い通常加速を実行し、に従い通常定
速を実行し、センサ位置通過する。さらに、に従いホ
スト信号定速を実行し、に従い通常減速を実行し、停
止する。停止位置確定後、通常動作を開始する。
【0138】加速動作中にセンサ位置通過その1(ホス
ト信号用定速値4一加速残=プラス)の場合の動作フロ
ーは次の通りである(図18参照)。電源投入後、
(図18)ホに従い通常加速を実行し、センサ位置通過
したら一加速残=Aを算出(4レジスタに影響無
し)して加速残を実行する。さらに、Aに従いホスト
信号用定速を実行し、に従い通常減速を実行し停止す
る。そして、停止位置確定後に通常動作を開始する。
【0139】加速動作中にセンサ位置通過その2(ホス
ト信号用定速値4一加速残=マイナス)の場合の動作フ
ローは次の通りである(図19参照)。電源投入後、
に従い通常加速を実行し、センサ位置を通過したら一
加速残=Aを算出したが、結果はマイナスとなる。さ
らに、加速残を実行し、前期マイナス分Aをから差
し引きAを算出(Aレジスタに影響無し)して、
Aに従い通常減速を実行し、フローAでステップ数が
削減されている為、スピードで停止する。そして、停
止位置確定後に通常動作を開始する。
【0140】なお、加速残りは、ホスト信号用定速、通
常用加減速の順にそれぞれ減算され、減算後の通常用加
減速の値(A)がマイナスにならないように設定を行
わなければならない。また、その値が少なければ高速か
らの急停止となる為、設定に注意する。
【0141】次に、割り込み処理設定を説明する。
【0142】まず、割り込み信号の出力(図20参照)
について説明すると、割り込み信号は4chで1本のみ
設定することができる。割り込み要因設定/ステータス
レジスタ(IREFTM)で制御し、割り込み信号は発
生で立ち下がり、割り込み発生要因全てのステータスが
クリアされた場合、信号が復帰する。
【0143】また、割り込み要因設定は、割り込み要因
/タイマ設定レジスタ(IREFTM)のビット4〜7
を設定する事で、割り込み要因別の割り込み許可/禁止
設定が可能であり、許可の時、一致するイベントが発生
した場合、割り込み信号を出力する。ビット4が加速終
了、ビット5が定速終了、ビット6が減速終了、ビット
7がカウントタイマ一致のイベントに対応している。代
表的な割り込み発生パターンとしては、(1)加速/定
速/減速時(図21参照)、(2)カウントタイマ一致
時(図22参照)を挙げることができる。
【0144】さらに、割り込みステータス確認及びクリ
アについては、コントロールレジスタ2(CTR2)の
ビット4〜7を読み出す事により、割り込み要因のチャ
ンネルを確定可能である。「0」で割り込み無し、
「1」で割り込み有りである。また、「0」を書き込む
事で割り込み要因のクリアが行われる。ビット4が加速
終了、ビット5が定速終了、ビット6が減速終了、ビッ
ト7がカウントタイマ一致のイベントに対応している。
【0145】タイマ設定については、タイマ内には基本
クロックを4分周したクロックをさらに分周するプリス
ケーラ(図23参照)を内蔵しており、タイマコントロ
ールレジスタの設定によりタイマへ供給する入力クロッ
クを選択可能である。
【0146】以下、制御レジスタ群704aの機能、及
び設定を詳細に説明する。
【0147】コントロールレジスタ1(CTR1)は、
前述の通り、相励磁設定、パターン切り替え制御、相デ
ータ回転方向制御、及びオール/オフ出力の設定が可能
である。
【0148】コントロールレジスタ2(CTR2)は、
前述の通り、トリガ倍速モード、ステッピングモータコ
ントローラ動作スタート/ステータス確認、定速モード
の設定、ホスト信号入力の設定、及び割り込みステータ
スの確認とクリアの設定が可能である。
【0149】ステップカウント読み出しレジスタ(ST
PCL/H)については前述の通りである。また、通常
用加減速ステップ設定レジスタ(STPSTR1)は、
前述の通り、加減速に費やすべきステップ数を設定する
レジスタである。通常定速ステップ設定レジスタ(ST
PSTR2L/H)は、前述の通り、減速に費やすべき
ステップ数を設定するレジスタである。
【0150】加速タイマレジスタ(ACCO−7L/
H)は、前述の通り、16ビット長で全8段であり、ホ
スト側から所望の値を書きこむ事で加速制御が可能にな
る。減速タイマレジスタ(SLWO一7L/H)は、前
述の通り、16ビット長で全8段であり、ホスト側から
所望の値を書きこむ事で減速制御が可能になる。定速タ
イマレジスタ(STAL/H)は、前述の通り、16ビ
ット長で、ホスト側から所望の値を書き込む事で定速時
の速度が決定される。
【0151】加速タイマコントロールレジスタ(ACC
CTL)は、前述の通り、加速タイマデータ使用スター
ト設定、書き換え要求信号出力段設定、及び書き換え要
求信号設定の各設定が可能である。減速タイマコントロ
ールレジスタ(SLWCTL)は、前述の通り、減速タ
イマデータ使用スタート設定、書き換え要求信号出力段
設定、及び書き換え要求信号設定の各設定が可能であ
る。
【0152】また、割り込み要因/タイマ設定レジスタ
(IREFTM)は、前述のように、割り込み要因設定
及びトリガタイマモード設定の各設定が可能である。ホ
スト信号用定速ステップ設定レジスタ(STPHSTL
/H)は、前述のようにホスト信号入力により、強制的
にステッピングモータの動作を停止させる場合に使用さ
れる値を設定するレジスタである。カウントタイマ一致
設定レジスタ(CTREGL/H)は、前述のようにカ
ウントタイマ一致の割り込み要因設定を行った時に使用
されるカウント値を設定するレジスタである。さらに、
パターンテーブルレジスタ(SMPTO一7)は、前述
のように相励磁パターンを設定するレジスタである。
【0153】各レジスタの確定タイミングは次の通りで
ある。(1)コントロールレジスタ(CTR)1、2に
ついては、データラッチは常時可能であり、このレジス
タへのアクセスの度にレジスタをチェックする。(2)
ステップカウント読み出しレジスタについては、最小ト
リガ以下の周期でレジスタへカウント値を自動的に取り
込む。(3)通常用定速/加速/減速ステップ設定レジ
スタについては、ステッピングモータコントローラ動作
開始時である。(4)加速/定速タイマレジスタについ
ては、ステッピングモータコントローラ動作開始時であ
る。(5)減速タイマレジスタについては、ステッピン
グモータコントローラ動作開始時である。但し、ホスト
信号による動作時は、ホスト信号受付時である。(6)
割り込み要因/タイマレジスタについて、タイマ部はス
テッピングモータコントローラ動作開始時であり、割り
込み部は割り込み要因発生時である。(7)ホスト信号
用定速/減速ステップ設定レジスタについては、ホスト
信号受付時である。(8)カウントタイマー致レジスタ
については、割り込みステータスクリア、及びステッピ
ングモータコントローラ動作開始時である。(9)パタ
ーンテーブルレジスタについては、ステッピングモータ
コントローヲ動作開始時である。
【0154】次に、シリアルノードについて説明する。
前述したように、ステッピングモータ制御部704は、
シリアルI/O制御部703を介して、センサなどを接
続するセンサロジックICが実装された入力シリアルノ
ードや、電磁クラッチ、ステッピングモータなどを接続
するプリドライバICが実装された出力シリアルノード
に接続されている。以下、それぞれのノードについて説
明する。
【0155】入力シリアルノードには、図24に示すよ
うに、ロジック部901が内蔵されたセンサロジックI
Cとさらにシリアル信号のI/F部、さらにノードアド
レス設定の為のスイッチなどを実装する事になる。セン
サロジックICは、シリアルI/Oコントローラ(SI
OC)521へ前述した受信モードに従ってシリアル信
号を送出する。実際には、SIOC521からアドレス
情報などのシリアル信号を受信した後、アドレス情報が
自分のものであれば、接続されているセンサ類の情報を
基にデータフレームを生成して、SIOC521へ送出
すると共に接続された他のノードに受け取ったシリアル
信号をバケツリレー的に受け渡す為に出力を行う。
【0156】出力シリアルノードには、図25に示すよ
うに、ロジック部911及びプリドライブ部912が内
蔵されたブリドライバICのほか、シリアル信号のI/
F部913、及び用途によってはパワードライブ部91
4、さらにはノードアドレス設定の為のスイッチ915
などを実装する事になる。プリドライバICは、シリア
ルI/Oコントローラ(SIOC)521からのシリア
ル信号により、接続された各負荷へのドライブを行うこ
とになる。実際には、受け取ったシリアル信号を図示し
ないロジック部内のシフトレジスタを通じて図示しない
ロジック部内のラッチ回路にてラッチし、プリドライバ
部912を介して出力を行うと共に、接続された他のノ
ードに受け取ったシリアル信号をバケツリレー的に受け
渡す為に出力を行う。また、ステッピングモータ制御用
の図示しない専用ストロープ信号もロジック部に接続さ
れている。
【0157】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の画像形成
装置及びその制御方法によれば、次のような効果を得る
ことができる。
【0158】(1)装置全体を制御する制御司令手段を
含む制御基板と入力ユニットまたは出力ユニットとを物
理的に分離させることが可能となり、基板の実装スペー
スに余裕を持たせることができる。
【0159】(2)制御基板から入力ユニットまたは出
力ユニットまでの信号線の数を飛躍的に減少させること
が可能になり、組立性の面からも有利となる。
【0160】(3)制御司令手段を含む制御基板はデー
タバッファのみを持ち、そのデータと負荷またはセンサ
との対応付けをソフトウェアで変更することが可能であ
るため、制御基板は非常に汎用性の高いものにできる。
【0161】(4)ネットワーク手段を介して受信した
受信データが変化した時のみ制御指令手段に割り込み信
号を発生するため、制御指令CPUの処理負荷を軽減さ
せることができる。
【0162】(5)センサ等の入力ユニットの入力デー
タを受信するタイミングを所定のタイミングで受信し更
新することにより、制御指令手段に負荷をかけること無
しに最新のセンサ情報を更新することができる。さら
に、制御指令手段の指令により任意のタイミングで情報
を更新するモードを選択することも可能であり、自由度
を向上させることができる。これは、通信ラインでのノ
イズ発生の低減のためにも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の特徴部
分を示すブロック図である。
【図2】実施形態における画像形成装置の一例を示す断
面図である。
【図3】実施形態における画像形成装置の操作部を示す
図である。
【図4】実施形態における画像形成装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】実施形態における画像形成装置内の両面規制板
を構成を説明する図である。
【図6】シリアルI/Oコントローラ(SIOC)の構
成を示す図である。
【図7】シリアルI/Oコントローラの通信フォーマッ
トを示す図である。
【図8】シリアルI/Oコントローラの通信モードの指
定を示す図である。
【図9】シリアルI/Oコントローラのステッピングモ
ータ制御部の制御ブロックを示す図である。
【図10】相励磁パターンの設定を示す図である。
【図11】パターン切り替え制御におけるビット設定を
示す図である。
【図12】相データ設定の一例を示す図である。
【図13】定速設定モードの一例を示す図である。
【図14】定速連続モードの一例を示す図である。
【図15】定速設定/連続モード混在の一例を示す図で
ある。
【図16】ステップカウント読み出しの一例を示すブロ
ック図である。
【図17】定速動作中にセンサ位置通過の場合の動作フ
ローを示す図である。
【図18】加速動作中にセンサ位置通過の場合の動作フ
ローを示す図である。
【図19】加速動作中にセンサ位置通過の場合の動作フ
ローを示す図である。
【図20】割り込み信号の出力を示す図である。
【図21】割り込み発生パターン例(加速/定速/減速
時)を示す図である。
【図22】割り込み発生パターン例(カウントタイマ一
致時)を示す図である。
【図23】タイマ内のプリスケーラの機能を説明するた
めの図である。
【図24】入力シリアルノードの構成を示す図である。
【図25】出力シリアルノードの構成を示す図である。
【符号の説明】
200 複写装置本体 250 デッキ 406 CPU 501〜509 シリアルノードユニット 520 メイン制御回路部 521 SIOC 510,512,514,516,518 出力シリア
ルノード 511,513,515,517,519 入力シリア
ルノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/21 G03G 21/00 372

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の各部の状態を検出する状態検出手
    段と、装置の各部の駆動を行う駆動手段と、前記状態検
    出手段により検出した入力データを格納する入力データ
    格納手段をもつ入力ユニットと、前記駆動手段を駆動す
    るための出力データを格納する出力データ格納手段をも
    つ出力ユニットと、前記入力データ格納手段及び前記出
    力データ格納手段に接続され前記状態検出手段により検
    出した状態または所定の規則に従い前記駆動手段の制御
    を含む装置全体の画像形成動作を制御する制御指令手段
    とを備えた画像形成装置において、 前記制御指令手段と前記入力ユニットまたは前記出力ユ
    ニットの複数ユニット間でデータを送受信するネットワ
    ーク手段と、 前記入力ユニットから前記ネットワーク手段を介して受
    信した複数回分の受信データを格納する受信データバッ
    ファと、 前記受信データバッファ中のデータを比較する比較手段
    と、 前記比較手段の比較結果を前記制御指令手段に通知する
    通知手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記通知手段は、前記比較手段が前記受
    信データバッファ中のデータの変化を検出したときの
    み、前記制御指令手段へ割り込み信号を発生することを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 装置の各部の状態を検出する状態検出手
    段と、装置の各部の駆動を行う駆動手段と、前記状態検
    出手段により検出した入力データを格納する入力データ
    格納手段をもつ入力ユニットと、前記駆動手段を駆動す
    るための出力データを格納する出力データ格納手段をも
    つ出力ユニットと、前記入力データ格納手段及び前記出
    力データ格納手段に接続され前記状態検出手段により検
    出した状態または所定の規則に従い前記駆動手段の制御
    を含む装置全体の画像形成動作を制御する制御指令手段
    と、前記制御指令手段と前記入力ユニットまたは前記出
    力ユニットの複数ユニット間でデータを送受信するネッ
    トワーク手段と、前記ネットワーク手段にデータを送受
    信するタイミングを制御するタイミング制御手段とを備
    えた画像形成装置であって、 前記タイミング制御手段は、複数のタイミング制御モー
    ドを有し、前記制御指定手段の指令により前記タイミン
    グ制御モードを選択可能に構成したことを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記タイミング制御手段の複数のタイミ
    ング制御モードは、前記制御指令手段が生成するタイミ
    ングに応じてデータの送受信を行う第1のタイミングモ
    ードと、 前記制御指令手段が生成するタイミングとは無関係にデ
    ータの送受信を行う第2のタイミングモードとを有する
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のタイミングモードは、予め定
    められた時間間隔でデータの送受信を行うモードである
    ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 装置の各部の状態を検出する状態検出手
    段と、装置の各部の駆動を行う駆動手段と、前記状態検
    出手段により検出した入力データを格納する入力データ
    格納手段をもつ入力ユニットと、前記駆動手段を駆動す
    るための出力データを格納する出力データ格納手段をも
    つ出力ユニットと、前記入力データ格納手段及び前記出
    力データ格納手段に接続され前記状態検出手段により検
    出した状態または所定の規則に従い前記駆動手段の制御
    を含む装置全体の画像形成動作を制御する制御指令手段
    と、前記制御指令手段と前記入力ユニットまたは前記出
    力ユニットの複数ユニット間でデータを送受信するネッ
    トワーク手段と、前記入力ユニットから前記ネットワー
    ク手段を介して受信した複数回分の受信データを格納す
    る受信データバッファと備えた画像形成装置を用い、 前記受信データバッファ中のデータを比較する比較処理
    と、 前記比較処理の比較結果を前記制御指令手段に通知する
    通知処理とを実行することを特徴とする画像形成装置の
    制御方法。
  7. 【請求項7】 前記通知処理は、前記比較処理により前
    記受信データバッファ中のデータの変化を検出したとき
    のみ、前記制御指令手段へ割り込み信号を発生すること
    を特徴とする請求項6記載の画像形成装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 装置の各部の状態を検出する状態検出手
    段と、装置の各部の駆動を行う駆動手段と、前記状態検
    出手段により検出した入力データを格納する入力データ
    格納手段をもつ入力ユニットと、前記駆動手段を駆動す
    るための出力データを格納する出力データ格納手段をも
    つ出力ユニットと、前記入力データ格納手段及び前記出
    力データ格納手段に接続され前記状態検出手段により検
    出した状態または所定の規則に従い前記駆動手段の制御
    を含む装置全体の画像形成動作を制御する制御指令手段
    と、前記制御指令手段と前記入力ユニットまたは前記出
    力ユニットの複数ユニット間でデータを送受信するネッ
    トワーク手段と、前記ネットワーク手段にデータを送受
    信するタイミングを制御するタイミング制御手段とを備
    えた画像形成装置を用い、 前記タイミング制御手段に複数のタイミング制御モード
    を設けておき、 前記制御指定手段の指令により前記タイミング制御モー
    ドを選択するようにしたことを特徴とする画像形成装置
    の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記タイミンク制御手段の複数のタイミ
    ング制御モードは、 前記制御指令手段が生成するタイミングに応じてデータ
    の送受信を行う第1のタイミングモードと、 前記制御指令手段が生成するタイミングとは無関係にデ
    ータの送受信を行う第2のタイミングモードとを有する
    ことを特徴とする請求項8記載の画像形成装置の制御方
    法。
  10. 【請求項10】 前記第2のタイミングモードは、予め
    定められた時間間隔でデータの送受信を行うモードであ
    ることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置の制御
    方法。
JP29794296A 1996-10-22 1996-10-22 画像形成装置及び制御装置 Expired - Fee Related JP3559661B2 (ja)

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