JPH01302281A - 自動原稿給送装置付複写機 - Google Patents

自動原稿給送装置付複写機

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JPH01302281A
JPH01302281A JP63263863A JP26386388A JPH01302281A JP H01302281 A JPH01302281 A JP H01302281A JP 63263863 A JP63263863 A JP 63263863A JP 26386388 A JP26386388 A JP 26386388A JP H01302281 A JPH01302281 A JP H01302281A
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Application number
JP63263863A
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English (en)
Inventor
Yukitaka Nakazato
中里 幸孝
Minoru Iwamoto
岩本 穣
Kenji Kojima
賢次 小島
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE3901646A priority patent/DE3901646A1/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンタクトガラス上の所定位置に原稿を自
動的に給送してコピーを行なう自動原稿給送装置付複写
機に関する。
〔従来の技術〕
露光用スキャナによるスキャンタイプの露光光学系を備
えた複写機本体に自動原稿給送装置を装着した複写機は
、一般にA3横置きサイズのコンタトガラスを有し、操
作性の面から複写機の正面に向かって右から左へ原稿及
びコピー用紙(転写紙)を給送し、露光時にはスキャナ
を逆に左から右へ移動させるようになっているものが多
い。
そのため、従来のこのような複写機においては、コンタ
クトガラス上での原稿停止位置(セット位置ともいう)
はコンタトガラスの左端を基準としている。
そして、露光用スキャナは常にコンタトガラスの左端(
基準位置)より幾分左側に設定されたホームポジション
に待機しており、露光時にはそこから右方へ移動して、
コンタクトガラス上の基準位置に停止されている原稿を
スキャンするようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の自動原稿給送装置付複
写機では、コピーしようとする原稿はそのサイズに関係
なく常に右方からコンタクトガラスの左端の基準位置に
先端が到達するまで搬送しなければならないため、小サ
イズの原稿を給紙する場合でも最大サイズ(A3)の原
稿を給紙する場合とセット完了までに要する時間が同じ
になってしまう。
そのため、原稿を順次入れ替えて連続コピーする場合の
コピー速度が、同じ原稿のリピートコピーの場合と比較
して、原稿サイズに係わりなく大幅に遅くなってしまう
という問題点があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、小サ
イズの原稿をコピーする場合の原稿セットに要する時間
を出来る限り短縮して、コピー処理効率の向上を図るこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、コンタクトガラ
ス上の所定位置に原稿を自動的に給送してコピーを行な
う自動原稿給送装置付複写機において、自動原稿給送装
置によって給送される原稿又はその原稿を複写するコピ
ー用紙のサイズに応じて、コンタクトガラス上での原稿
停止位置及び露光用スキャナのホームポジションを変更
する手段を設けたものである。
〔作 用〕
このように構成した自動原稿給送装置付複写機によれば
、原稿のサイズあるいはそれに対応して選択されるコピ
ー用紙のサイズの大小によって、コンタクトガラス上で
の原稿停止位置をなるべくを早くセットできる位置に変
更し、それに合わせて露光用スキャナのホームポジショ
ンも変更することにより、そこから直ちにスキャンを開
始できるようにする。
したがって、小サイズの原稿をコピーする場合の原稿セ
ットに要する時間が短くなり、コピー処理効率が向上す
る。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明による自動原稿給送装置付複写機に
おけるこの発明に係る機能構成を示すブロック図である
この基本的実施例は、サイズ検出手段1と停止位置設定
手段2とホームポジション変更手段3とによって構成さ
れる。
そして、サイズ検出手段1によって自動原稿給送装置に
より給送される原稿あるいはその原稿をコピーするため
に選択されたコピー用紙の搬送方向のサイズを検出し、
その検出結果に応じて停止位置設定手段2がコンタクト
ガラス上での原稿停止位置を変更設定すると共に、その
設定された原稿停止位置に応じてホームポジション変更
手段3が露光用スキャナのホームポジションを変更する
第2図は、この発明の具体的実施である自動原稿給送装
置付複写機の機構部の概略断面図である。
4は複写機本体であり、その上には自動原稿給送装置(
以下rADFJと記す)5が搭載されるとともに、側面
の排紙側にはソータ6が、また給紙側には2段の給紙カ
セット7A、7Bおよび大量給紙トレイ7Cのいずれか
より、異なるサイズのコピー用紙を選択的に給紙するた
めの給紙部7がそれぞれ取り付けられている。
この複写機において、ADF5によって複写機本体4の
コンタクトガラス11上に原稿がセットされると、その
原稿はランプ12によって照明され、原稿からの反射光
は第1ミラー13.第2ミラー14.第3ミラー15.
レンズユニット16及び第4ミラー17を介して、感光
体ドラム20の表面に結像される。
感光体ドラム20は、動力伝達機構(図示省略)を介し
てメインモータ21により矢示方向に回転駆動される。
ランプ12及び第1ミラー13等から構成される第1ス
キヤナ8は、第1キヤリツジ(図示省略)に搭載されて
おり、矢示A方向に一定速度で駆動される。
第2ミラー14及び第3ミラー15等から構成される第
2スキヤナ9は第2キヤリツジ(図示省略)に搭載され
ており、第1キヤリツジの速度の1/2の速度で矢示A
方向に駆動される。
第1スキヤナ8は、コンタクトガラス11の基準辺すか
らその対辺eまでの距i1Bをその面と平行に等速移動
して、コンタクトガラス11の全面を露光することがで
きる。
この時、第1スキヤナ8は、A4(ヨコ)サイズを越え
る原稿用の第1の原稿先端停止位ibに対しては助走距
離Aを加えた位置aを第1のホームポジションとし、A
4以下のサイズ用の第2の原稿先端停止位置dに対して
は助走距離Aを加えた位Haを第2のホームポジション
として、それぞれ原稿のサイズに応じた露光範囲の移動
を行なう。
そして、その移動速度は感光体ドラム20の回転による
周速度を複写倍率で割った商に等しくなるように制御さ
れ、露光が終了すれば、速いリターン速度でホームポジ
ションに復帰する。
第1のホームポジションaにはホームポジション・スイ
ッチSWIが、第2のホームポジションCにはホームポ
ジション・スイッチSW2がそれぞれ配設されており、
原稿サイズに応じて第1スキヤナ8が第1又は第2のホ
ームポジションに戻ったことを検知してその開動を停止
させるようになっている。
なお、第2スキヤナ9は第1スキヤナ8と連動して能動
され、ホームポジションでの停止及びそこからの移動が
なされる。
したがって、A4サイズを越える原稿をコピーする場合
には第1のホームポジションからスキャナが矢示A方向
にスキャンを開始し、A4以下のサイズの原稿をコピー
する場合には第2のホームポジションから同様にスキャ
ンを開始する。
感光体ドラム20の表面は、メインチャージャ22によ
り一様に帯電される。帯電された面は、細分割イレース
ユニット23を通過した後、上述したスキャナを含む露
光用光学系による結像によって露光され、感光体ドラム
20の表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、
湿式現像装置24の現像液で現像されて可視像となり、
転写チャージャ25へ送られる。
コピー用紙(転写紙二以下単に「用紙jともいう)は、
給紙部7より給紙ローラ26で繰り出されて搬送ローラ
27,28によりレジストローラ29に到達する。そこ
でタイミングをとられて、再びペーパガイドに沿って感
光体ドラム20の転写チャージャ25と対向する面に搬
送され、現像された可視像が転写される。
その転写後の用紙は、分離ユニット30で感光体ドラム
20より分離され、ペーパガイド31に案内されて定着
器32に入る。そこで、定着ローラによりヒータ(図示
省略)の熱を受けて画像を定着させた後、ペーパガイド
33に案内されて排紙ローラ34によって複写機本体4
の外部に送り出される。
ソータ6には、多数のビン6aのうちの、予め選択され
たビンに順次ソートされて排出される。
また、合成モードおよび両面コピーモードのときには、
1枚の用紙に2回転写されるので、片面にコピーされた
用紙が切換器40により下方に向けて搬送され、再コピ
ーのための中間トレイ41で一時待機する。
その後、ローラ42.4;により第2搬送路を搬送され
て、再び転写チャージャ25の位置まで搬送される。両
面コピーの場合には、中間トレイ41から用紙が転写チ
ャージャ25の位置まで直接搬送されると、裏面が表に
なるのでそのまま次の転写を行なうことができる。
これに対して、単色の上にコピーするアンダカラーやそ
の他の合成モードでは、同一面に他の画像を転写する必
要があるため、切換器44を切換えて、途中の第2退避
位置45で用紙を反転させてから、転写チャージャ25
まで搬送することにより、同一面に2度画像を転写する
ことができる。
画像転写後、感光体ドラム20の表面はクリーニングユ
ニット35でクリーニングされて、再び次のコピーサイ
クルに備える。
この複写機本体1の中央右部には、黒の現像剤タンク4
6が設置され、また下部には赤、緑、青の現像剤タンク
47R,47G、47B及びクリーニング剤タンク48
が別々に設置されており、それらと現像装置24及びク
リーニングユニット35との間に、−点鎖線で示すよう
にそれぞれ独立に配管されて、現像液及びクリーニング
液が循環している。
給紙部7を構成する給紙カセット7A、7B及び大量給
紙トレイ7Cには、それぞれセットされているコピー用
紙のサイズ(タテかヨコかの情報も含む)を検知するフ
ィラーが設けられており、この給紙部7を複写機本体4
に装着することによって、フィラーからの検知信号が複
写機本体4の制御部に入力される。
また、図示しない操作ボード(パネル)には給紙選択ス
イッチが設けられており、給紙カセット7A、7B及び
大量給紙トレイ7Cのいずれから給紙するかを任意に選
択できるようになっている。
したがって、その選択信号と給紙部7からの各カセット
及びトレイのサイズ検知信号とによって、複写機本体4
の制御部はこれから複写しようとするコピー用紙のサイ
ズを認識することができる。
第3図は、この複写機全体を統括制御する複写機本体4
内の制御部の概略構成を示すブロック図である。
この制御部10は、CPUl0Iとこれにアドレスバス
、コントロールバス、及びデータバスを介して接続され
ているROM102.RAMIO3及び入出力ボートバ
ツファ104,105によって構成されるマイクロコン
ピュータ等からなる6そして、図示しない操作ボード上
に設けられたキースイッチ群10B2機械内の各種の状
態を検出する状態検出センサ類102.及び感光体ドラ
ム20の回転に同期したパルスを発生させるパルス発生
器103等からの各信号が、バッファ回路10日を介し
てCPU 101に入力される。
入出力ボートバッファ104からはドライバ110を介
して操作ボード上の各種表示素子111や機械駆動系に
制御信号を出力し、入出力ボートバッファ105からは
ドライバ112を介して複写機本体4内の各種負荷に制
御信号を出力すると共に、ADF5及びソータ6等の周
辺機器とも信号の送受を行なう。
なお、操作ボード上のキースイッチ群108と表示素子
111との間では直接にも信号の伝達がなされる。
この制御部10によって、操作ボードからのキー人力の
処理及び表示の制御、コピー動作時の周辺機器も含むシ
ーケンス制御、各種異常チエツク等が全て行なわれる。
第4図は第2図のADF5の構成を示す概略断面図、第
5図はその制御系の構成を示すブロック回路図であり、
これらによって自動給紙(ADF)モードにおけるこの
発明に係る動作を詳細に説明する。
この実施例におけるADF5は、第4図に示すように原
稿台51と呼出しローラ532分離ローラ対54による
給送部及びセットセンサ52.先端センサ59.サイズ
センサ60.レジストセンサ61の各検知部からなる給
紙部と、プルアウトローラ対55.即動ローラ56と従
動ローラ57との間に張装された搬送ベルト58からな
る搬送部と、排紙ローラ対62と排紙センサ63及び排
紙部カバー64に設けられた原稿受け65等からなる排
紙部を備えている。
さらに、この第4図では図示を省略しているが、第5図
に示す給紙モータ70.搬送モータ71゜排紙モータ7
2の3個のモータと、ソレノイド(以下rsOLJ と
記す)として呼出し5QL73、レジスト5QL74.
爪解除5QL75゜分離解除5QL713等を設けてい
る。
そして、このADF5の左端部には、第2図に示すよう
にこのADF全体の制御を司るADFコントローラ80
が内窓されている。その詳細は第5図によって後述する
このADF5の原稿台51には、コピーしようとする原
稿50が画像面を下にして重ねて装填される。これをセ
ットセンサ52が検知し、さらに複写機本体4の図示し
ない操作パネル上のスタートボタンを押圧すると、呼出
し5OL7’5がオ°ンするために呼出しローラ53が
下降して原稿50の最上位の原稿面に密着し、さらに爪
解除5QL75がオンすることによって原稿給紙を禁止
するための爪ストッパが解除されて給紙の準備をする。
そして、少し遅れて給紙モータ70がオンすることによ
って呼出しローラ53と分離ローラ対54が駆動されて
時計方向に回転し、まず呼出しローラ53で最上位の原
稿を給送するが、さらに原稿の搬送性向上2重送防止の
ために分離ローラ対54によって原稿を摩擦分離して1
枚だけを給紙し、先端センサ59.サイズセンサ60を
通過する。
先端センサ59が給紙された原稿の先端を検知すると、
呼出し5oL73がオフになり、呼出しローラ53が上
昇して基準位置に復帰するとともに給紙モータがオフに
なって、呼出しローラ53゜分離ローラ対54の回転が
停止する。
さらに、先端センサ59がオンの間だけ分離解除5QL
75をオンにすることによって、原稿の汚れを防止する
ため分離ローラ対54のギャップを解除している。
一方、先端センサ59によって原稿の先端を検知すると
、今度は搬送モータ71がオンになって搬送ベルト58
を靜動するとともに、レジスト5QL74がオンになっ
てレジストクラッチを介してプルアウトローラ対55が
即動され、原稿はプルアウトローラ対55から搬送ベル
ト58に受は渡たされる。
この時、通過するレジストセンサ61によって原稿の先
端を検知してから原稿が通過するまでのパルスを計測し
、これをコンタクトガラス11上の所定停止位置に原稿
を停止させるための搬送方向のサイズデータとして複写
機本体4に送信する。
さらに、異なったサイズの原稿を、指定した用紙サイズ
内での大きさに自動的に拡大、縮少してコピーするサイ
ズ統一モードや、原稿サイズに対して選択した倍率にあ
ったサイズの用紙が第2図の2段の給紙カセット7A、
7Bおよび大量給紙のための給紙トレー7Cのいずれか
にセットされていれば、自動的に合ったそのサイズの用
紙を選択してコピーする自動用紙選択モードを使用する
場合には、原稿のサイズデータが必要不可欠である。
しかし、上記のようなレジストセンサ61による搬送方
向の長さだけでは、例えばA4を横にして給送した場合
とA5を縦にして給送した場合との搬送方向の長さは同
一であるため、原稿のサイズを正確に判別することがで
きない。そのため、サイズセンサ60によって原稿の搬
送方向に直交する方向の横幅検知も行なって、サイズデ
ータとして複写機本体4に送信するようにしている。
原稿がレジストセンサ61を通過すると、レジスト5Q
L74がオフになってレジストクラッチが断たれ、それ
によってプルアウトローラ対55も停止する。
プルアウトローラ対55から原稿を受は取った搬送ベル
ト58は、複写機本体4のコンタクトガラス11上に原
稿を搬送し、1枚目の原稿給紙時には無条件で第2図に
示した第1の原稿先端停止位置すに原稿の先端が到達し
た時に原稿の搬送を停止させ、2枚目以降は上記レジス
トセンサ61によるADF5からの原稿搬送方向のサイ
ズを示すデータに基づいて異なるタイミングで搬送モー
タがオフになり、原稿の搬送方向のサイズによって上記
原稿先端停止位置すかdのいずれかに原稿先端が到達し
た時に原稿の搬送を停止させる。
そして、この各原稿停止位置に対応して前述のように第
1スキヤナ8のホームポジションがa又はbの位置に変
更され、そこから原稿範囲の露光動作を実行する。
なお、第1の原稿先端停止位置すはA4(ヨコ)を越え
てA3までの原稿の先端停止位置であり、第2の原稿先
端停止位置dはA4(ヨコ)以下の原稿の先端停止位置
である。
露光終了後は、複写機本体4からの排紙信号によって搬
送モータ71.排紙モータ72がオンになり、それぞれ
搬送ベルト58.排紙ロ°−ラ対62を即動し、原稿は
搬送ベルト58から排紙センサ63を通過して排紙部カ
バー64に設けられた原稿受け65に排出される。
一方、この複写機本体4からの排紙信号及びセットセン
サ52による原稿の検知によって次の原稿の給送が始ま
り、原稿台51上の原稿50がなくなるまで上記の動作
が繰り返し行なわれる。
このADF5の制御系は第5図はに示すように構成され
、前述の各センサ52,59,60,61 。
63からの検知信号をI10インタフェース82を介し
て入力すると共に、複写機本体4内の制御部との間で信
号を送受して、前述の各モータ70〜72.ソレノイド
73〜76を制御するマイクロコンピュータ(以下rC
PUJ と記す)81と、給紙モータ70の駆動回路8
3.搬送モータ71及び排紙モータ72の定速駆動用サ
ーボコントローラ84,85、各ソレノイド73〜76
の駆動用ドライバ86〜8日、及びリセット回路90と
によって、第2図に示したADFコントローラ80を構
成している。
各センサとしては発光ダイオードLEDとその透過光又
は反射光を受光するフォトトランジスタPTとからなる
フォトセンサが用いられるが、これに代えて、マイクロ
スイッチ等の他のセンサを用いてもよい。
セットセンサ52は、原稿台51上に原稿50が存在す
るか否かを判断するためのものであり、存在すればそれ
を検知してI10インタフェース82に信号を送出する
先端センサ59は、給紙されたか否かを判断するもので
あり、原稿の先端を検知してI10インタフェース82
に信号を送出する。
レジストセンサ61は、原稿の送り方向の長さを計測す
るものであり、原稿の先端を検知してからそれが通過す
るまでの間検知信号を工/○インタフェース82に送出
する。それによって、CPU81がその信号が入力され
ている時間を計測して、原稿の送り方向の長さを判別す
る。
サイズセンサ60は、送り方向の長さが同じで帽の異な
る原稿(例えば横向きA4に対して縦向きA5)を判別
できる幅方向の位置に配設されており、レジストセンサ
61による原稿検知時間の測定結果だけではサイズを限
定することが不可能な原稿を判断するためのものであり
、その検知信号をI10インタフェース82に送出する
排出センサ63は、原稿が排出されたか否かを判断する
ためのものであり、原稿の後端が通過するとその検知信
号をI10インタフェース82に送出する。
I10インタフェース82は、入出力する信号の流れの
制御に携わり、上記各センサから送出された信号を入力
して必要に応じてCPU81に送出する。
リセット回路90は、ADF5の各機能を初期状態に戻
すための回路であり、電源投入時や複写機本体4上の図
示しない操作ボードからの指令。
あるいはCPU81からの指令によって、例えば原稿を
給送している途中においても、その動作を一旦リセット
して初期状態に戻したりする。
駆動回路8!1は、セットセンサ52からのオン信号、
複写機本体4からのコピースタート指令等によるCPU
81からのコマンドによって給紙モータ70を駆動する
サーボコントローラ84.85は、それぞれサーボモー
タである搬送モータ71.排紙モータ72を定速駆動す
るための回路であり、CPU81からのデータに基づい
て各モータ71.72を駆動させ、その後、各モータ7
1.72に直結された例えばインクリメンタル形のロー
タリエンコーダ77.78からの回転量に応じた出力パ
ルスをフィードバック信号として入力して、各モータ7
1.72の回転速度を指令値に制御する。
CPU75は、ADF5を統括制御する汎用の16ビツ
トあるいは32ビツトのマイクロコンピュータであり、
I10インタフェース82から送出される各センサから
の検知信号や複写機本体4からシリアルインタフェース
を通じて送られてくるデータあるいはコマンドによって
、上記各モータ70〜72や呼出し5QL73.レジス
トS○L74.爪解除5QL75.分離解除5QL76
等の負荷を所要のタイミングで駆動するように制御する
特に、この発明に関係する制御動作として、割込み端子
lNTlに搬送モータに直結したエンコーダ77からの
出力パルスを入力し、原稿の先端がレジストセンサ61
によって検知されると直ちにそのパルスをカウントして
、所定のカウント値で搬送モータ71を停止させること
によって、所定の位置に原稿を停止させる。
さらに、このCPU81はADF5のあらゆる情報をシ
リアルインタフェースを通じて複写機本体4に送出する
ことによって、その複写機本体4上の図示しない操作ボ
ードにその旨表示させたり、シーケンス動作に影響を与
えたりする。
特に、このCPU81からの情報によって、複写機本体
4内の第3図に示した制御部10は、コンタクトガラス
11上の原稿の停止位置に対応するホームポジションへ
スキャナを移動させる。
次に、このADFコントローラ80による制御動作を第
6図乃至第21図によって説明する。
第6図は、このADFコントローラ80によるシーケン
ス動作全体を示すメインルーチンのフローチャートであ
る。
まず、電源オンによりCPU81の初期化処理としての
CPUのイニシャルセットを行ない、次に工/○インタ
フェース82に入力している各センサの状態、例えばセ
ットセンサ52がオンしているかオフしているか等をチ
エツクする入力ポートチエツクのサブルーチンの処理を
行なう。
入力ポートチエツクの処理が終了すると、第5図の各モ
ータ及びソレノイドが接続されている出力ポートにオン
かオフかいずれかの信号を出力する出力ポードアウドの
サブルーチンの処理を行なう。
出力ポードアウドの処理が終了すると、原稿給紙チエツ
ク及び原稿給紙のサブルーチンの処理を順次行なう。
次に、サイズデータの読込み及び判別のサブルーチンの
処理を順次行なう。
そして、複写機本体4において露光が終了すると、原稿
排紙のサブルーチンの処理を行ない、それが完了すると
、最後にシリアルインタフェースを通じて、複写機本体
4の制御部に2枚目以降の原稿停止位置に関するデータ
等を出力するサブルーチンの処理を行なって、入力ポー
トチエツクのサブルーチンに戻る。
第7図は、第6図における原稿給紙チエツクのサブルー
チンを示すフローチャートである。
このルーチンは、まず自動給紙(ADF)モートあるい
は半自動給紙(SADF)モードのいずれかであるか否
かを判別して、そのいずれかのモードであれば、次に第
4図に示した原稿台51に原稿50がセットされている
か否かを、セットセンサ52がオン状態か否かによって
チエツクする。
そして、オン状態であれば、次に複写機本体4からの原
稿給紙信号が「1」であるか否かのチエツクを行ない、
「1」であれば、次に5ADFモードか否かの判断を行
なう。
そして、5ADFモードであれば、分離解除SQLをオ
ンにした後1次にADF動作中フラグが「1」か否かを
チエツクし、5ADFモードでなければ、直接次のAD
F動作中フラグがrlJか否かのチエツクを行なう。
そして、ADF動作中フラグがrlJでなければ、原稿
1枚目フラグを「1」にした後、呼出し5QL73.爪
解除5QL75をオンさせ、さらにジョブカウンタJO
BCを「1」に、CPU81内で発生するクロックパル
スをカウントするタイマSTTIMをrQJに、原稿給
紙信号を「0」にそれぞれして、第6図のメインルーチ
ンへリターンする。
第8図は第6図における原稿給紙のサブルーチンを示す
フローチャートであり、第9図乃至第17図はその各J
OBO−JOB8の処理内容を示す。
第7図の原稿給紙チエツクのサブルーチンの処理が終了
すると、第8図の原稿給紙のサブルーチンの処理を開始
し、まずジョブカウンタJOBCの値をチエツクする。
そして、最初はJOBCが「1」になっているので、第
9図のJOBIの処理を行なう。
すなわち、タイマSTTIMの値を設定値「Xl」と比
較して、STTIM≦X1であればそのまま第6図のメ
インルーチンにリターンし、STTIM>Xiであれば
給紙モータ70をオンにし、ジョブカウンタJOBCを
「2」にしてタイマSTTIMを「0」にした後、第6
図のメインルーチンへリターンする。
ジョブカウンタJOBGが「2」になると、第10図の
JOB2の処理に移行する。
そしてまず、先端センサ59がオン状態か否かをチエツ
クし、オン状態であれば分離解除5QL76をオンし1
次に5ADFモードか否かを判別する。
そして、5ADFモードでなければ呼出しS○L73を
オフにした後、5ADFモードであればそのまま、次に
ジョブカウンタJOBCを「3」にし、タイマSTTI
Mを「o」にして第6図のメインルーチンへリターンす
る。
一方、先端センサ59のチエツクでオフ状態であれば、
タイマSTTIMの値を設定値「X2」と比較し、ST
TIM≦X2であればそのまま、STTIM>X2であ
れば給紙ジャムフラグを「1」にして、それぞれ第6図
のメインルーチンへリターンする。
第8図のサブルーチンでジョブカウンタJOBCが「3
」になっていると、第11図のJOB3の処理に移行し
、まずタイマSTTIMの値を設定値「X3」と比較す
る。
そして、STTIM≦3であればそのまま、STTIM
>3であれば給紙モータ70をオフにすると共に、ジョ
ブカウンタJOBCを「4」にし、タイマS T T 
I Mを「O」にして第6図のメインルーチンへリター
ンする。
ジョブカウンタJOBGが「4」になると、第12図の
JOB4の処理に移行して、まずタイマSTTIMの値
を設定値「X4」と比較して、STTIM≦X4であれ
ばそのまま第6図のメインルーチンにリターンし、ST
TIM>X4であれば搬送モータ71をオンにすると共
に、原稿の搬送速度に対応するスピードデータを第5図
のサーボコントローラ84へ出力する。
その後、レジスト5OL74をオンにすると共にジョブ
カウンタJOBCを「5」にして、第6図のサブルーチ
ンへリターンする。
ジョブカウンタJOBCが「5」になると、第13図の
JOB5に処理が移行して、まず第4図に示したレジス
トセンサ61がオン状態か否かをチエツクし、オン状態
であれば5ADFモードか否かを判別する。
そして、5ADFモードであれば呼出し5QL73をオ
フにした後、5ADFモードでなければそのまま、搬送
モータ71に直結したエンコーダ77からのパルス信号
をカウントするパルスカウンタTPCを「0」にリセッ
トし、第5図のCPU81の割込み端子lNTlを有効
にする割込許可フラグINTIFを「1」にする。さら
に、ジョブカウンタJOBGを「6」にし、タイマST
TIMを「0」にリセットして、第6図のメインルーチ
ンへリターンする。
一方、レジストセンサ61がオフ状態であれば、タイマ
STTIMの値を設定値「x5」と比較して、STTI
M≦X5であればそのまま。
STTIM>X5であれば給紙ジャムフラグを「1」に
した後、第6図のメインルーチンへリターンする。
ジョブカウンタJOBGが「6」になると、第14図の
JOB6の処理に移行して、まずサイズセンサフラグS
 I Z S N FをrQJにリセットし、次にサイ
ズセンサ60がオン状態か否かをチエツクする。
そして、オン状態であればサイズセンサフラグS I 
ZSNFを「1」にセットした後、オン状態でなければ
そのまま、ジョブカウンタJOBCを「7」にして第6
図のサブルーチンへリターンする。
ジョブカウンタJOBCが「7ノになると、第15図の
JOB7の処理に移行し、まず先端センサ59がオフ状
態か否かをチエツクする。そして、オフ状態であれば分
離解除5OL75をオフにし、ジョブカウンタJOBC
を「8」にすると共にタイマSTTIMを「0」にリセ
ットする。
一方、先端センサ59がオン状態であれば、タイマST
TIMの値を設定値「X6」と比較して、STTIM≦
X6であればそのまま、STTIM>X6であれば給紙
ジャムフラグを「1」にした後、第6図のメインルーチ
ンへリターンする。
ジョブカウンタJOBCが「8」になると、第16図の
JOB8に処理が移行して、まず、レジストセンサ61
がオフ状態か否かをチエツクし、オフ状態であればサイ
ズチエツクフラグSIZEFを「1」にし、レジスト5
QL74をオフにする。
そして次に、セットセンサ52がオン状態か否かをチエ
ツクし、オン状態であればそのまま、オフ状態であれば
爪解除5QL75をオフにした後。
ジョブカウンタJOBCを「0」にして第6図のメイン
ルーチンへリターンする。
一方、レジストセンサ61がオン状態であれば、タイマ
STTIMの値を設定値「X7」と比較して、STTI
M≦X7であればそのまま、STTIM>7であれば給
紙ジャムフラグをrlJにした後、第5図のメインルー
チンへリターンする。
ジョブカウンタJOBCがrQJになると、第17図の
JOBOに移行し、第8図の原稿給紙のサブルーチンの
処理を全て終了する第6図のメインルーチンへリターン
する。
第18図は、第6図におけるサイズデータ読込みのサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
前述の原稿給紙のサブルーチンが終了すると、このサイ
ズデータ読込みのサブルーチンの処理を開始し、まずサ
イズチエツクフラグ5IZEFが「1」か否かをチエツ
クする。
そして、「1」であればパルスカウンタTPCのカウン
ト値(サイズデータである原稿の搬送方向の長さに対応
する)をサイズ読込みレジスタS I ZRDRに読込
む、その後サイズ読込みフラグS I ZRDFを「1
」にし、サイズチエツクフラグS I ZEFを「0」
にした後、第6図のメインルーチンへリターンする。
一方、サイズチエツクフラグ5IZEFが「1」でなけ
れば、そのままこのルーチンを終了してメインルーチン
へリターンする。
第19図は、第6図におけるサイズ判別のサブルーチン
を示すフローチャートである。
前述のサイズデータ読込みのルーチンが終了すると、こ
のサイズ判別のサブルーチンの処理を開始し、まずサイ
ズ読込みフラグS I ZRDFがrIJか否かをチエ
ツクし、[1」でなければ、このルーチンを終了してメ
インルーチンへりターンする。
サイズ読込みフラグS I ZRDFが「1」であれば
、次にサイズ読込みレジスタS I ZRDRのイ直(
カウントデータ)をr154,130,11298.8
3,70,58Jと順次比較して原稿サイズを判別する
すなわち、S I ZRDRの値がr154Jを越えて
いればA3サイズ、r154J以下でrl 30Jを越
えていればB4、r130J以下でrl 12Jを越え
ていればA4T(Tは縦長方向で給送する用紙を意味す
る)、rl 12J以下で「98」を越えていればB5
Tとそれぞれ判別する。
S I ZRDRの値が「98」以下で「83」を越え
ている場合は、サイズセンサフラグS I ZSNFが
「1」か否かをチエツクし、「1」であればA4Y(Y
は横長方向で給送する用紙を意味する)、「0」であれ
ばA5Tとそれぞれ判別する。
また、S I ZRDRが「83」以下で「70」を越
えている場合もサイズセンサフラグS I ZSNFが
「1」か否かをチエツクし、「1」であればB5Y、「
0」であればB6Tとそれぞれ判別する。
さらに、「70」以下で「58」を越えていればA5Y
、r58J以下であればB6Yと判別する。
そして、A3.B4.A4T、B5Tと判別したときは
、2枚目以降の原稿の先端停止位置を第2図の第1の原
稿先端停止位ibにするための送り量データ「Yl」を
停止位置データレジスタ5PDRにセットし、A4Y、
A5T、B5Y。
B6T、A5Y、B6Yと判別したときは、2枚目以降
の原稿の先端停止位置を第2図の第2の原稿先端停止位
置dにするための送り量データ「Y2」を停止位置デー
タレジスタ5PDHにセットする。
その後、サイズ読込みフラグS I ZRDFを「0」
にしてこのサブルーチンを終了し、第6図のメインルー
チンへリターンする。
次に、原稿を所定位置にセットするための手段である搬
送モータ停止制御について、第20図及び第21図のフ
ローチャートによって説明する。
まず、第20図のルーチンで割込許可フラグI N T
 I Fが「1」か否かをチエツクし、「1」であれば
割込みジョブカウンタI NT i CUの値をチエツ
クして、その値に応じて第21図の各サブルーチンを処
理する。
割込許可フラグINTIFが「O」ならば、割込み処理
は行なわないので、現在処理中のジョブを続行するため
そのルーチンへリターンする。
割込みジョブカウンタINTICUが「1」の時は、第
21図におけるlNTl0のルーチンの処理を開始し、
まずパルスカウンタTPCのカウント値に「1」を加算
した後、そのパルスカウンタTPCのカウント値が設定
送り量rX10Jを越えているか否かを判断し、越えて
いれば原稿1枚目フラグが「1」か否かをチエツクする
そして、原稿1枚目フラグがrlJ(1枚目の原稿給紙
時)であれば、第2のパルスカウンタNXTTPCに原
稿を第2図に示した第1の原稿先端停止位置すまで搬送
するためのデータ「Zl」をセットし、その後側込みジ
ョブカウンタINTICUを「2」にして、処理中の他
のルーチンヘリターンする。
また、原稿1枚目フラグが「1」でなければ、第2のパ
ルスカウンタNXTTPCに停止位置レジスタ5PDR
(第19図参照)にセットされているデータである「Y
l」あるいは「Y2」をセットし、その後読込みジョブ
カウンタI NT I CUを「2」にして、処理中の
他のルーチンへリターンする。
割込みジョブカウンタI NT I CUが「2」にな
ると、第21図のlNT2Oのルーチンの処理を開始し
、まず第2のパルスカウンタNXTTPCのカウント値
を「1」減算し、次にそのカウント値が負(NXTTP
C<O)か否かを判断し。
負であれば割込みジョブカウンタI NT I CUを
「3」にセットして、現在処理中の他のルーチンへリタ
ーンする。
割込みジョブカウンタI NT I COが「3」にな
ると、第21図のlNT3Oのルーチン処理を開始し、
搬送モータ71をオフにすると共に割込許可フラグIN
TIF、割込みジョブカウンタI NT I CUをr
QJにリセットし、さらに第5図の割込端子lNTlの
割込みマスクをして割込禁止状態にした後、処理中の他
のルーチンへリターンする。
割込みジョブカウンタI NT I CUが「0」にな
ると、第21図のINTOOのルーチンへ来るがそのま
ま処理中の他のルーチンへリターンし、搬送モータ停止
制御の全ルーチンを終了する。
このように、コンタクトガラス上の原稿停止位置を給紙
する原稿のサイズに応じて変更することにより、A4(
ヨコ)サイズ以下の原稿をコピーする場合にADFによ
って原稿を露光位置にセットするまでの時間を大幅に短
縮することができ、連続コピーの速度を速くすることが
できる。
また、このように実際にADFで給送する原稿の搬送方
向のサイズを検出して、そのサイズに応じてコンタクト
ガラス上の原稿停止位置を変更するとともに、そのサイ
ズ情報を複写機本体の制御部へ送り、露光用スキャナの
ホームポジションを変更させるようにすれば、原稿サイ
ズとそれを複写するコピー用紙のサイズとが相違する変
倍(拡大・縮小)コピーモードの場合でも、問題なくコ
ピー処理効率を高めることができる。
なお、この実施例では第2図のコンタクトガラス11上
の原稿先端停止位置を2個所に絞ったが、実際には各原
稿サイズに対応してより多くの原稿先端停止位置を設定
するようにしても良い。
次に、この発明を変倍機能を有しない複写機に実施する
のに適した他の実施例について第22図乃至第24図に
よって説明する。
なお、この実施例においても複写機本体とADFの機構
部及びその制御部のハード構成は、原稿サイズ検知手段
を有しない以外は、第2図乃至第5図に示した前述の実
施例のもの略同じであるので、その説明を省略する。
変倍機能を有しない複写機の場合には、常に等倍コピー
がなされ、その場合には通常原稿サイズと同じサイズの
コピー用紙が選択されるので、原稿サイズを検出しなく
ても、前述のように第2図に示した給紙部7からの各カ
セット及トレイ内の用紙サイズの情報と、操作ボードか
らの給紙選択情報とによって認識されるコピー用紙のサ
イズによって原稿サイズも知ることができる。
そこで、この実施例では選択されたコピー用紙のサイズ
に応じて、複写機本体4側の制御部10が露光用のスキ
ャナ(第2図における第1スキヤナ8)のホームポジシ
ョンを変更すると共に、その用紙サイズ情報をADF5
側のコントローラ80へ送り、コンタクトガラス11上
での原稿停止位置を変更させるようにしたものである。
それによって、選択されたコピー用紙がA4(ヨコ)サ
イズを越える場合は、第2図における第1の基準位置す
に先端が到達する位置で原稿を停止させ、第1スキヤナ
8にホームポジション・スイッチSW1をオンにする第
1のホームポジションからスキャンを開始させる。
それに対し、選択されたコピー用紙がA4 (ヨコ)サ
イズ以下の場合には、第2図における第2の基準位置d
に先端が到達する位置で原稿を停止させ、第1スキヤナ
8にホームポジション・スイッチSW2をオンにする第
2のホームポジションからスキャンを開始させる。
なお、給紙部7の各給紙カセット7A、7B及び大量給
紙トレイ7Cにセットされているコピー用紙のサイズを
検知する手段としては、前述したサイズ検知用フィラー
による外にも、例えば各カセット又はトレイに取付けた
サイズ検知板を複写機本体4側に設けた複数のフォトセ
ンサによって検知する手段や、印刷あるいは磁気による
コードをフォトセンサあるいは磁気センサによって読み
取る手段等、各種の公知手段を用いることが可能である
第22図はこの実施例による複写機本体内の制御部によ
り、選択されたコピー用紙のサイズに応じてスキャナを
各ホームポジションにセットする処理動作を示すフロー
チャートである。
このルーチンでは、先ずステップ1でスキャナが待機中
か否かを判断し、待機中でなければステップ2でリター
ン(露光後の復帰動作)中か否かを判断し、リターン中
であれば図示しないメインルーチンへリターンする。
待機中であるか、待機中でもリターン中でもない場合は
ステップ3へ進んで、選択されている用紙サイズがA4
以下か否かを判断する。A4以下であればステップ4で
ADFモードか否かを判断する。
そして、A4サイズ以下の小さいコピー用紙が選択され
、ADFモードになっているときには、ステップ5に進
んでホームポジション・スイッチSW2がONか否かを
判断し、ONでいない場合はステップ6に進んでスキャ
ナモータが正転しているか否かを判断する。
正転していればそのままメインルーチンへリターンし、
正転していなければステップ7に進んでホームポジショ
ン・スイッチ5W1(第2図参照)がONか否かを判断
する。
その結果、ONであればステップ8でスキャナモータの
逆転をOFFにし、ステップ9で正転をONにして、ス
キャナをホームポジション・スイッチSW2がONにな
るまで移動させる。
そして、ホームポジション・スイッチSW2がONにな
ったときに、ステップ5からステップ10.11へ進ん
で、スキャナモータの逆転をOFFにしてスキャナを第
2のホームポジションで停止させる。したがって、露光
時にはこの位置からスキャンが開始される。
ステップ7においてホームポジション・スイッチSWI
が0FF(i’)場合は、ステップ13.14へ進んで
、スキャナモータを逆転させる。
また、ステップ5においてホームポジション・スイッチ
SW2がONの場合には、スキャナが第2のホームポジ
ションにあるため、ステップ10゜11に進んでスキャ
ナモータを完全に停止させる。
ステップ3において、用紙サイズがA4を越える場合に
はステップ12に進み、ホームポジション・スイッチS
WIがONか否かを判断し、ONの場合にはスキャナが
第1のホームポジションにあるので、ステップ10.1
1へ進んでスキャナモータの駆動を停止させる。
また、ホームポジション・スイッチSWIがONでない
場合には、ステップ13.14へ進んでスキャナモータ
を逆転させ、スキャナをホームポジション・スイッチS
WIがONになる位置まで移動させる。
なお、ステップ4においてADFモードでない場合には
ステップ12に進み、スキャナが常に第1のホームポジ
ションからスタートするように。
ホームポジション・スイッチSWIがONになる位置に
スキャナを位置させるように制御する。
要するに、A4サイズ以下のコピー用紙が選択されると
、第1のホームポジションに位置していたスキャナはス
キャナモータの正転により、第2図の矢示A方向へ移動
してホームポジションSW2をONした時点で停止する
また、第2のホームポジションに位置しているときに、
ADFモードが解除されたりA4サイズを越える大きな
用紙(例えばA3)が選択された場合には、スキャナを
逆方向にホームポジション・スイッチSWIがONにな
るまで移動させて、第1のホームポジションにセットす
る。
次に、この実施例におけるADF側の動作を第23図及
び第24図によって説明する。
第23図は、ADFS内の搬送ベルト58と第1の基準
位置す及び第2の基準位置d等との位置関係を示す説明
図である。
レジストセンサ60から第2の基準位置dまでは、パル
スモータで2sopr、F(IIH動パルス数)分だけ
の距離があり、第2の基準位置dから第1の基準位置す
までは21OPLF分の距離がある。
この210PLF分の距離は、A4サイズの原稿の幅(
横向きに搬送したときの搬送方向の長さ)に相当するよ
うに設定されている。
第24図は、搬送ベルト58を駆動する搬送モータ71
 (第5図参照)を制御する処理のフローチャートであ
る。
先ず、ステップ2oで搬送モータ71がONか否かを判
断し、OFFであればステップ21に進み、ONであれ
ばステップ24に進む。
ステップ21ではレジストセンサ60がONか否かを判
断し、ONになるとステップ22で搬送モータをONに
すると共に、ステップ23でパルスカウンタをスタート
させる。
ステップ24では、複写機本体からの用紙サイズ情報に
よる選択されている用紙サイズがA4以下か否かを判断
する。
その結果、用紙サイズがA4(ヨコ)を越える場合には
ステップ25に進み、パルスカウンタが470PLFを
カウントしたとき、すなわち搬送モータが原稿を第23
図に示した第1の基準位置すに到達するまで搬送するの
に必要なパルス数だけ駆動されたときに、ステップ26
△進んで搬送モータをOFFにすると共に、ステップ2
7でパルスカウンタをクリアする。
用紙サイズがA4以下である場合には、ステップ28に
進み、パルスカウンタが260PLFをカウントしたと
き、すなわち搬送モータが原稿を第23図に示した第2
の基準位置dに到達するまで搬送するのに必要なパルス
数だけ駆動されたときに、ステップ26に進んで搬送モ
ータをOFFにすると共に、ステップ27でパルスカウ
ンタをクリアする。
ところで、第23図に示すように、分離ローラ対54に
よる原稿給紙開始位置から第2の基準位置dまでの搬送
距離は、IPLFで1mm搬送するとすれば、70+2
60=330mm  となり(分離ローラ対54からレ
ジストセンサ60までの搬送距離が70mmの場合)、
第1の基準位置すまでの搬送距離は、70+260+2
10=540mm  である。
したがって、第2の基準位置dまでの搬送距離は、第1
の基準位置すまでの搬送距離に比べて40%減となる。
原稿搬送速度を500 mn+/secとすると、原稿
の搬送時間は、A3の時には1.08sec、A4の時
には0.66secとなる。
複写機本体単独によるリピート時のコピー速度をA4サ
イズで45CPM(1分間のコピー枚数)とすると、A
DFを使用すると従来は常に上記A3サイズの場合と同
じ原稿セット時間が加算されるため、コピー速度は25
CPMに低減してしまっだが、この実施例によれば、A
4サイズ以下の場合には30CPM (20%増)まで
スピードアップを図ることができる。
なお、上記実施例においても、コピー用紙サイズをA4
以下とA4よりも大きいサイズの2つに分けて、2種類
の原稿停止位置とスキャナのホームポジションを設けた
が、これを更に細かいサイズに分割して、3以上の原稿
停止位置及びスキャナのホームポジションを設けるよう
にすれば、それに応じたスピードアップ効果を得ること
ができることは言うまでもなない。
具体的にはホームポジションスイッチの数を増すと共に
、制御ソフトをそれに対応するように変更すれば良い。
なお、ホームポジションスイッチを用いずに、スキャナ
の移動に応じて連続的にパルスを発生させ、そのパルス
のカウント値に基いてスキャナを制御するように構成す
ることも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明の自動原稿給送装置
付複写機によれば、使用する原稿サイズあるいはそれに
対応して選択されたコピー用紙のサイズが小さい場合に
は、ADFによるコンタクトガラス上の露光位置への原
稿セットに要する時間を大幅に短縮できるため、連続コ
ピー速度を速めてコピー処理効率の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例における基本的な機能構成を
示すブロック図、 第2図はこの発明の一実施例である自動原稿給送装置付
複写機の一例を示す機構部の概略構成図、 第3図は同じくその複写機本体内の制御部の概略構成を
示すブロック図、 第4図は第2図の自動原稿給送装置(ADF)のみを示
す概略構成図、 第5図は第4図のADFの制御系の構成を示すブロック
図、 第6図は第5図のADFコントローラ80による制御動
作のメインルーチンのフロー図、第7図は第6図の原稿
給紙チエツクのサブルーチンを示すフロー図、 第8図は同じく原稿給紙のサブルーチンを示すフロー図
、 第9図乃至第17図は第8図のサブルーチンにおける各
ジョブのフロー図、 第18図は第6図のサイズデータ読込みのサブルーチン
を示すフロー図、 第19図は第6図のサイズ判別のサブルーチンを示すフ
ロー図、 第20図は割込み処理による搬送モータ制御を示すフロ
ー図、 第21図は第20図のルーチンにおける各別込みジョブ
のフロー図、 第22図はこの発明の他の実施例における複写機本体内
の制御部によるスキャナのホームポジション変更処理の
フロー図、 第23図は同じ<ADFの搬送ベルトと第1.第2の基
準位置等との位置関係を示す説明図、第24図は同じ<
ADFコントローラによる搬送モータ制御動作のフロー
図である。 1・・・サイズ検出手段   2・・・停止位置設定手
段3・・・ホームポジション変更手段 4・・・複写機本体     5・・・自動原稿給送装
置6・・・ソータ  7・・・給紙部  8・・・第1
スキヤナ9・・・第2スキヤナ  10・・・複写機本
体の制御部11・・・コンタクトガラス   58・・
・搬送ベルト60・・・サイズセンサ   61・・・
レジストセンサ70・・・給紙モータ    71・・
・搬送モータ72・・・排紙モータ  80・・・AD
Fコントローラa・・・第1のホームポジション C・・・第2のホームポジション b・・・第1の原稿先端停止位置(基準位置)d・・・
第2の原稿先端停止位置(基準位置)SWI、SW2・
・・ホームポジション・スイッチ第1図 第5図 \ 一ノ 釦 第6図 第7図     第8図 第13図          第14図第15図 第16図       第17囚 第18図 第20図 第21図 第23図 第24図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンタクトガラス上の所定位置に原稿を自動的に給
    送してコピーを行なう自動原稿給送装置付複写機におい
    て、 前記自動原稿給送装置によつて給送される原稿又はその
    原稿を複写するコピー用紙のサイズに応じて、前記コン
    タクトガラス上での原稿停止位置及び露光用スキャナの
    ホームポジションを変更する手段を設けたことを特徴と
    する自動原稿給送装置付複写機。
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