JPS63247742A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPS63247742A
JPS63247742A JP62081024A JP8102487A JPS63247742A JP S63247742 A JPS63247742 A JP S63247742A JP 62081024 A JP62081024 A JP 62081024A JP 8102487 A JP8102487 A JP 8102487A JP S63247742 A JPS63247742 A JP S63247742A
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Tsuneo Obara
小原 常男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、所定の複写位置へ原稿を自動的に送り込む自
動原稿搬送装置を備えた複写装置に関する。
「従来の技術」 大量の原稿を連続的に一度に複写しようとすると、オペ
レータの負担は非常に大きなものとなる。
このような複写作業の効率化を図るために、自動原稿搬
送装置が使用されている。その−例を第10図の概略構
成図によって説明する。
第10図において、自動原稿搬送装置10は、原稿11
を収容する原稿トレイ12と、そこから引き出された原
稿11を複写位置へ搬送する原稿搬送部13と、原稿搬
送ベルト16と、原稿排出ローラ17とから構成されて
いる。
この自動原稿搬送装置10は、プラテンガラス20の上
面に載置されている。このプラテンガラス20の下側に
は、原稿上の画像を複写するための走査光学系21.2
2が配置されている。走査光学系21は、ランプ21a
とミラー21bとから構成され、いわゆるフルスキャン
によって原稿を矢印14方向に平面走査するものである
。また、走査光学系22は、2つのミラー22a、22
bによって構成され、いわゆるハーフスキャンによって
矢印14方向に走査されるものである。
このような装置において、原稿11を原稿トレイ12に
収容して複写を開始させると、原稿は原稿搬送部13を
通ってプラテンガラス20と原稿搬送ベルト16との間
に送り込まれる。なお、原稿11はこの直前に設けられ
たゲート15でいったん搬送が停止される。そしてこの
ゲー)15の開放と同時に搬送ベル)16の駆動が開始
される。
原稿搬送ベルト16は、ゲート15の開放後あらかじめ
定められた所定時間駆動されて、プラテンガラス20上
に沿って原稿を複写位置まで搬送し停止する。原稿11
の搬送が終了すると、走査光学系21.22が走査を開
始し複写が行われる。
複写が終了すると、原稿搬送ベル)16が原稿を原稿排
出ローラ17に向けて搬送し、原稿排出ローラ17が原
稿を引き出して排出する。原稿の排出と同時に、次の原
稿11が原稿トレイ12から引き出され複写位置まで搬
送される。
このような動作が繰り返されて原稿は次々とプラテンガ
ラス20上に送り込まれ、原稿の複写が連続して自動的
に行われる。
「発明が解決しようとする問題点」 さて、このような自動原稿搬送装置は、種々のサイズの
原稿についてその搬送を行うことができる。
第11図において、プラテンガラス20の上には、例え
ばB列4判の原稿1aが複写位置に送り込まれている。
この場合、破線2に示す経路で原稿1aが送り込まれる
。原稿1aはその先端が一定の基準線51上にくるよう
に所定の複写位置へ停止する。
ここで、走査光学系(この場合、第10図に示したフル
スキャンの走査光学系21をさすものとする。)は、第
11図矢印3に示したように、プラテンガラス20の下
面に沿って左端から右端まで走査され、走査が終了する
とまたもとの位置へ復帰し、例えば、複数枚の複写が指
定されているような場合、図のように走査3aと復帰3
bとを数回繰り返す。
ところで第12図に示すように、例えば、A列4判の原
稿1bについて同一の自動原稿搬送装置を用いて複写を
行おうとすると、この場合にもその原稿1bは矢印2の
ようにプラテンガラス20上に搬送されて、その先端が
一定の基準線51上にくるように所定の複写位置へ停止
する。このように、原稿の先端位置を比べると、第11
図に示したB列4判の原稿laと、第12図に示したA
列4判の原稿1bとはいずれも同位置になる。
第12図の例の場合、走査光学系は、矢印3′に示した
ように、プラテンガラス20の下面に沿って左端から原
稿の右端まで走査され、第11図のときよりやや短い距
離の走査3 / aと3’bとを繰り返す。
ところで、このように大量に高速に原稿の複写を行うよ
うな複写装置においては、例えば、第13図に示すよう
な、ベルト状の感光体25が使用される。このベルト状
の感光体25は、3つのガイドローラ26にガイドされ
、いわゆる無端ベルト状とされて、複写動作中は常に矢
印25a方向に一定速度で搬送されている。
なお、このようなベルト状の感光体25については、通
常シーム部(11目)25bが存在する。
このシーム部25bの部分は、露光しても正常な静電潜
像を形成することができないので、この部分を避けて露
光を行うよう潜像形成位置の割り付けをするのが一般的
である。この場合、例えば感光体25のシーム部25b
の近傍に基準マーク25Cを付しておき、基準マークセ
ンサ25dでこれを検出した後、所定のタイミングで矢
印19の位置で露光を開始するようにしている。
さてここで、例えば第14図に示すように、この感光体
25を、シームB25bを切り離して展開した場合、B
列4判の原稿を露光した場合の静電潜像25eは、図の
ように2枚分形成される。
この感光体25が矢印25a方向に搬送されているもの
とすれば、右側の静電潜像25eの部分で先に説明した
走査光学系の走査■が行われる。そして、2つの静電潜
像25eの間に狭まれた部分では、走査光学系が復帰し
、この間に原稿が所定の複写位置へ搬送される。そして
、再び走査■が実行される。
ここで、再び第11図と第12図をみると、第11図の
場合と第12図の場合は、原稿のサイズがそれぞれ異な
っているにもかかわらず、破線の矢印2に示すように、
原稿の搬送される距離は等しい。従って、原稿搬送装置
において原稿が原稿トレイから送り出されて所定の複写
位置まで到達する時間は等しくなる。
第14図を眺めた場合、走査■が終了してから走査■が
開始されるまでの間に、走査光学系が復帰し、かつ複写
済みの原稿が排出され、次の原稿が送り込まれる。
通常、走査光学系の復帰は比較的高速に行うことができ
るから、実際には、所定の複写位置へ原稿が送り込まれ
るのを待って走査光学系が走査を開始する状態になる。
これに対して、同一原稿を繰り返し複写するいわゆる連
続複写の際には、原稿搬送のための待ち状態がなくなる
から、走査光学系はより短い周期での走査が可能である
。しかし、感光体25の長さとシーム部25bの存在を
考慮すると、B列4判のサイズの原稿については、第1
4図の割り付けに限定されてしまう。
一方、第15図に、A列4判のサイズの原稿についての
静電潜像の形成位置の割り付は例を示した。
この割り付けは、第12図に示したように短い走査距離
で連続複写を行った場合を想定し、そのとき最も高速に
複写が行えるよう選定されたものである。この場合、静
電潜像25eは、走査■から走査■まで4個所に形成さ
れるがら、感光体25が1周するたびに4枚の複写が可
能である。
ところが、ここで走査■の後、複写済みの原稿を排出し
て新たな原稿の搬送を行った場合、図のように入れ換え
■の時間が経過し、走査■を開始するタイミングを失っ
てしまう。通常、走査光学系の走査シーケンスは、原稿
のサイズを検知した時点で固定されてしまうから、走査
■の開始タイミングを入れ換え■の時間に合わせて遅ら
せることが難しい。従って、入れ換え■があった場合、
走査■のシーケンスはパスして、走査■の開始を待つこ
とになる。
走査■の後連続複写ならば走査■が開始されるが、ここ
でまた原稿の入れ換え■があると、こんどは走査■のシ
ーケンスをバスして走査■の開始を待つことになる。
すなわち、連続複写の場合には感光体が一周する間に4
枚の複写が可能であったにもかかわらず、原稿がそのつ
ど入れ換えられる場合には、感光体が一周する間に2枚
しか複写を行うことができない。
この原因は原稿入れ換え時間が長いことにあるが、その
結果、図のように走査光学系の復帰時間と入れ換え時間
との差はごく僅かであるにもかかわらず、そのプロダク
ティビティが半減してしまうという不都合があった。
なお、この問題を解決するために、自動原稿搬送装置の
搬送速度をアップさせることも考えられるが、その速度
アップには種々の新たな問題が伴いそのコストも当然に
上昇してしまう。
また、原稿を入れ換えたとき走査シーケンスを変更する
ことも考えられるが、動作が複雑化する一方で、十分な
改善効果が得られないため現実的でない。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、自動原稿
搬送装置の原稿の搬送速度をアップさせることなく、プ
ロダクティビティを改善することができる複写装置を提
供することを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本発明の複写装置は、所定の複写位置へ原稿を自動的に
送り込む自動原稿搬送装置と、原稿の送り込みの前にそ
の原稿サイズを検出する原稿サイズ検出手段と、あらか
じめ2種以上の複写位置を設定し、原稿サイズ検出手段
により検出した原稿サイズに応じていずれかの複写位置
を選択する複写位置選択手段と、複写位置に対応させて
あらかじめ2種以上の走査範囲を設定し、そのうちの選
択された複写位置に対応するいずれかの走査範囲を選択
して走査光学系を駆動する制御装置とを有することを特
徴とするものである。
「作用」 以上の装置においては、原稿サイズが大きい場合には、
原稿の搬送距離は長く、従来と変わるところはないが、
原稿サイズが小さい場合には原稿の搬送距離を短くする
。すなわち、原稿を、原稿サイズが大きい場合よりも手
前に停止させ、その位置を複写位置に設定する。これに
よって、原稿の入れ換え時間を短縮し、プロダクティビ
ティを上げることができる。
「実施例」 第1図は本発明の複写装置の実施例を示す概略構成図で
ある。
この説明に先立って、この複写装置に取り付ける自動原
稿搬送装置の構成について、第2図を用いて説明する。
(自動原稿搬送装置の構成) この装置10は、原稿11を収容した原稿トレイ12と
、原稿搬送部13と、原稿搬送ベルト16と、原稿排出
ローラ17とから構成されている。
原稿搬送部13は、原稿を引き出すパドルフィーダ13
aと、搬出ローラ13bと、斜行ローラ13Cと、ピン
チローラ13eと、方向切換爪13fと、逆送ローラ1
3gとから構成されている。
また、この原稿搬送部13には、原稿サイズ検出手段1
8と、原稿サイドレジ検出手段13dと、ゲート15と
が配置されている。
ここで、パドルフィーダ13aは、軟質プラスチックか
ら成るプロペラ状のもので、これが回転して最上層に積
まれた原稿11を引き出し、搬出ローラ13bにくわえ
込ませるよう動作するものである。また、搬出ローラ1
3b1斜行ローラ13C,ピンチローラ13e1逆送ロ
ーラ13gは、それぞれ個々に一定のタイミングで回転
し、原稿を挟んで搬送する一対のローラから成る。
さて、この装置には、図中に表示した次のような各種信
号が供給され、あるいは出力されて制御される。
原稿フィード開始信号101は、原稿11を原稿トレイ
12から引き出すために、パドルフィーダ13aに供給
され、これを回転駆動する信号である。実際には、この
信号は、原稿サイズ検出手段18が原稿11の先端を検
出するまで、パドルフィーダ13aに供給される。
原稿サイズ検出信号102は、原稿サイズ検出手段18
から出力され、原稿110通過時間と搬送速度の積から
原稿11の搬送方向の長さを求めるための信号である。
原稿サイズ検出手段18は、光反射型センサ等から構成
され、例えば、原稿通過時にオンからオフに切り換わる
検出信号を出力する。原稿サイズは、その検出信号を使
用して演算により求められる。
原稿プレフィード信号103は、搬出ローラ13bと斜
行ローラ13Cとに供給され、搬送開始後、原稿11を
ゲート15まで搬送するための信号である。この信号は
、搬出ローラ13bと斜行ローラ13Cの駆動用の信号
で、搬送開始から原稿サイドレジセンサ13dによる原
稿先端の検出まで両ローラに供給される。なお、搬出ロ
ーラ13bは、原稿11の先端が斜行ローラ13cに達
した後、原稿11のニブブを外し豪送力が解除される。
原稿サイドレジ信号105は、原稿サイドレジセンサ1
3dから出力される信号で、原稿先端がゲート15に達
したことを検出する信号である。
この原稿サイドレジセンサ13dも光反射型センサ等か
ら構成され、例えば原稿の検出によりその検出信号をオ
ンからオフに切り換える。
原稿ゲート開信号106は、ゲート15に供給される信
号で、ゲート15に先端が達した原稿を、所定のタイミ
ングで原稿搬送ベルト16方向に送り出すためのもので
ある。この信号により、ゲート15が開くと、原稿はピ
ンチローラ13eの搬送力により原稿搬送ベルト16と
プラテンガラス20との間に送り込まれる。
原稿搬送信号104は、原稿搬送ベルト16に供給され
る信号で、ゲート15が開かれてから原稿が所定の複写
位置に停止するまで、原稿奎送べルト16の駆動モータ
に供給される。この信号の供給時間は原稿サイズに基づ
いてあらかじめ正確に演算される。本発明の実施例では
これが2種用いられており、原稿サイズによってそのう
ちのいずれかが選定される。
原稿排出信号108は、原稿搬送ベルト16と排出ロー
ラ17とに供給される信号で、プラテンガラス20上の
複写位置にある原稿について、その複写が終了した場合
に、その原稿を排出するための信号である。原稿搬送ベ
ルト16が原稿の先端を原稿排出ローラ17まで搬送す
ると、原稿排出ローラ17は原稿搬送ベルト16がその
後搬送を停止しても原稿をプラテンガラス上から強制的
に排除する。
原稿反転信号107は、原稿搬送ベルト16と切換爪1
3fと逆送ローラローラ13gとに供給される信号で、
原稿の両面を複写する場合に、プラテンガラス20上の
原稿を反転させてゲート15に向けて搬送させるための
信号である。原稿搬送ベルト16が原稿の後端を右方に
送り出すと、切換爪13fの向きが変わって原稿を逆送
ローラ13g方向に案内する。逆送ローラ13gは原稿
の後端を斜行ローラ13Cまで搬送し、その後ニップを
解除する。こうして原稿の後端がこんどは原稿の先端と
して扱われ、斜行ローラ13cに搬送されてゲート15
へ向かう。その後の動作は、先に説明したものと同様で
ある。
(複写装置部分の構成) ここで、第1図にもどって、複写装置部分の構成の説明
を行う。
この装置において、プラテンガラス20の下側には、原
稿上の画像を感光体25上に結像させるためにフルスキ
ャンされる走査光学系21と、ハーフスキャンされる走
査光学系22と、レンズ24と、位置固定された結像用
の光学系23とが設けられている。このフルスキャンさ
れる走査光学系21の位置を検出するために、ホームポ
ジションセンサ52とBレジストセンサ53とAレジス
トセンサ54とが配置されている。これらのセンサはい
ずれも、走査光学系21がその場所を通過する際にオン
・オフする光学センサあるいはリミットスイッチ等から
なるセンサである。
また、感光体25の外周には、帯電器31と、現像器3
2と、転写器33等が配置されている。
複写用紙40は、給紙トレイ34に収容されている。こ
の複写用紙40は、給紙ローラ35により送り出されて
転写器330部分を通過し、定着器36を経て排出トレ
イ37に排出されるよう構成されている。
この装置には図中に示した次のような各種の信号が供給
され、出力されて制御される。
まず、原稿がプラテンガラス20上の所定の複写位置に
セットされると、走査光学系21,22に対して走査用
の走査信号111が供給される。
この信号により走査光学系21.22が走査を開始する
が、当初ホームポジションセンサ52からホームポジシ
ョン信号114が出力されている。
Bレジスト信号115あるいはAレジスト信号116は
、走査が開始された後、露光信号113を出力するタイ
ミングや、給紙信号119を出力するタイミングをとる
ために使用される。露光信号113が出力されるとラン
プ2Laが点灯する。
走査信号111は、走査光学系21が原稿サイズに見合
った距離だけ移動するまで供給される。
その後、復帰信号112が走査光学系21.22に供給
されると、これらはホームポジションに向かって戻りは
じめる。
感光体駆動信号117が供給されることによって感光体
25のドライブ回路が駆動され、感光体25はこれによ
って常に等速で矢印25a方向に搬送されている。基準
マーク検出信号118は、第13図で示した感光体25
に設けられた基準マーク25cを検出したとき基準マー
クセンサ25dから出力される信号である。
給紙信号119は、原稿サイズに応じて所定のタイミン
グでフィードローラ35aもしくは35bに供給される
信号である。これにより給紙トレイ34aまたは34b
から複写用紙40aまたは40bが送り出されるよう動
作する。
(自動原稿搬送装置の制御部) 第2図の自動原稿搬送装置を動作させるための制御部の
ブロック図を第3図に示した。
この制御部は自動原稿搬送装置内に組み込まれており、
パスライン61に接続された中央処理装置(CPU)6
2と、リード・オンリ・メモリ(ROM)63と、ラン
ダム・アクセス・メモリ(RAM)64と、入力ポート
ロ5、出力ポートロ6、I10インターフェイス67と
から構成されている。
CPU62は、装置各部を制御するための回路で、RO
M63に格納された動作用プログラムに従って制御動作
を行う。RAM64は、パラメータその他のデータを一
時格納するためのメモリである。
入力ポートロ5には、第2図で説明した原稿サイズ検出
信号102と原稿サイドレジ信号105とが入力する。
また、出力ポートからは、原稿フィード開始信号101
と、原稿プレフィード信号103と、原稿ゲート開信号
106と、原稿搬送信号104と、原稿搬出信号108
と、原稿反転信号107とが出力される。
また、I10インターフェイス67は、複写装置との間
の信号授受を行うための回路で、ここからは原稿サイズ
検出信号102と、原稿レジスト信号108と、原稿終
了信号109とが出力される。一方複写装置からは、プ
リントスタート信号121と、原稿入れ換え信号122
とがここへ入力する。
CPLI62は、入力ポートロ5およびI10インター
フェイス67から人力する各信号に基づいて一定の演算
等の処理を行い、出力ポートロ6およびI10インター
フェイス67に一定の信号を出力するよう動作する。こ
の回路を本発明において、複写位置選択手段と呼んでい
る。
(yt写装置の制御部) 第1図の複写装置を動作させるための制御部のブロック
図を第4図に示した。
この制御部は複写装置内に組み込まれており、パスライ
ン71に接続された中央処理装置(CPU)?2と、リ
ード・オンリ・メモリ(ROM>73と、ランダム・ア
クセス・メモリ(RAM)74と、入力ポードア5.6
出カポ−ドア6、I10インターフェイス77とから構
成されている。
CPU72は、装置各部を制御するための回路で、RO
M73に格納された動作用プログラムに従って制御動作
を行う。RAM74は、パラメータその他のデータを一
時格納するためのメモリである。
人力ポードア5には、第1図で説明したホームポジショ
ン信号114と、Aレジスト信号116と、Bレジスト
信号115と、基準マーク検出信号118とが人力する
。また、出力ポードア6からは、感光体駆動信号117
と、給紙信号119と、走査信号111と、制御信号1
12と、露光信号113とが出力される。
また、I10インターフェイス77は、自動原稿搬送装
置との間の信号授受を行うための回路で、ここへは原稿
サイズ検出信号102と、原稿レジスト信号108と、
原稿終了信号109とが入力する。一方、自動原稿搬送
装置へ向けて、プリントスタート信号121と、原稿入
れ換え信号1.22とが出力される。
CPU72は、人力ポードア5およびI10インターフ
ェイス77から入力する各信号に基づいて一定の演算等
の処理を行い、出力ポードア6および■/○インターフ
ェイス77に一定の信号を出力するよう動作する。本発
明において、この回路を、光学系の走査範囲を選択する
ための制動手段と呼んでいる。
(動作原理) 第5図と第6図とを用いて本発明の複写装置の動作原理
を説明する。両図には、それぞれプラテンガラス20と
その上に送り込まれた原稿1 a slbを図示した。
第5図において、原稿1aは、比較的大きいサイズの例
えばB列4判の原稿とする。この場合、原稿1aは、破
線の矢印2のように搬送されて、その先端が図の基準線
51上にくるような複写位置へ停止する。
一方、走査光学系は、この原稿1aのサイズに合わせて
矢印3に示すようにプラテンガラス20のほぼ左端から
右端まで走査し、原稿を露光して複写を行う。この走査
範囲は第4図に示したCPU72が決定し、走査光学系
21.22(第1図)をサーボモータ等の正転と逆転に
よって正確に往復動させる。図の3a方向へ走査中は走
査信号111(第1図)が出力されており、図の3b方
向へ復帰中は復帰信号112(第1図)が出力されてい
る。なお、この場合、露光信号113(第1図)の出力
等のタイミングを図るために、Bレジセンサ53から出
力されるBレジスト信号115が使用される。この場合
の感光体25(第1図)への静電潜像の割り付けは、第
14図に示した場合と変わることがなく、いわゆるプロ
ダクティビティは、従来のものと差がない。
一方、第6図において、その原稿1bのサイズは第5図
のものよりも小さいサイズの、例えばA列4判とする。
このような小サイズの原稿の場合に本発明の効果が得ら
れるので、以下このサイズの原稿を使用した場合を中心
に説明を進める。
この場合、原稿1bは、破線の矢印2のように搬送され
て、その先端が図の基準線55上にくるような複写位置
へ停止する。この複写位置は、原稿サイズ検出半没18
(第2図)から出力された原稿サイズ検出信号102に
基づいて選択されることはすでに述べたとおりである。
ここで、走査光学系21(第1図)は、当初ホームポジ
ションに位置しており、ホームポジションセンサ52か
らホームポジション信号114が出力されている。
ここで、原稿1bが第6図に示した複写位置にセットさ
れ複写が開始されると、矢印3のように走査光学系はい
ったんプラテンガラス20の左端からほぼ右端まで走査
され、1枚目の露光が行われる。このときの露光信号1
13(第1図)の出力のタイミングを図るには、Aレジ
センサ54から出力されるAレジスト信号115が使用
される。
そして、1回の複写で原稿1bの取り換えが行われる場
合には、走査光学系21(第1図)は再びホームポジシ
ョンセンサ52のあるホームポジンヨンに戻る。一方、
同一原稿を用いてさらに2枚目、3枚目の連続複写を行
おうとする場合、走査光学系21はあらかじめ演算され
て決定された矢印3に示す範囲で往復動を繰り返す。こ
の場合の感光体25(第1図〉への静電潜像の割り付は
数は、第15図に示すように、第14図の場合の倍の数
になる。なお、第6図の矢印3a方向へ走査光学系が走
査中は、走査信号111(第1図)が出力されており、
図の矢印3b方向へ復帰中は復帰信号112(第1図)
が出力されている。
ここで、第5図と第6図を比較してみると、第6図の原
稿1bの搬送される搬送距離は、第5図の原稿1aの搬
送される搬送距離よりも短くなっており、その搬送時間
も短縮されている。この結果、原稿の入れ換えを行った
場合でも、第15図に示したように、感光体25上へ4
枚分の静電潜像の割り付けを行うことができるようにな
る。そのより詳細な説明は後記の(プロダクティビティ
の改善)の項で説明する。
なお、第7図に示すように、原稿1′の複写を終了し、
続いて原稿1をプラテンガラス20の中央に近い部分へ
1般送して停止させると、搬送ベルト16の動作が停止
してしまい、排出されるべき原稿1′はその一部がまだ
プラテンガラス20の上に残ることになる。ところがこ
の図に示すように、先に複写を終えた原稿1′は、その
先端が原稿排出ローラ17によってとらえられ、強制的
に搬送ベルト16の下から排出される。従って、原稿1
′が搬送ベルト16の下に残留してトラブルが発生する
等の問題は生じない。
(動作フロー) 以上説明した本発明の複写装置の概略動作を第8図のフ
ローチャートを用いて説明する。
まず、原稿が自動原稿搬送装置10(第1図)にセット
される(ステップ■)。次にオペレータによって図示し
ないプリントスタートボタンが押される(ステップ■)
。このプリントスタート信号121(第3図、第4図)
はI10インターフェイス67.77を介して複写装置
から自動原稿搬送装置に送られる。そして、自動原稿搬
送装置10において原稿フィード開始信号101と原稿
プレフィード信号103が発せられ、原稿プレフィード
が開始される(ステップ■)。次に、原稿サイズ検出手
段18が原稿サイズを検出する(ステップ■)。この原
稿サイズ検出信号102(第2図)によりCPU62(
第3図)が原稿複写位置を決定する(ステップ■)。原
稿サイドレジ信号105(第2図)が出力され、原稿ゲ
ート開信号106によりゲート15が開くと、原稿搬送
信号104によって搬送ベルト16が駆動され、原稿が
搬送されて(ステップ■)、その原稿サイズに応じた所
定の複写位置に停止する(ステップ■)。
次に走査信号111によって、走査光学系21.22(
第1図)の走査が開始され(ステップ■)、その走査が
終了する(ステップ■)。その後、復帰信号112によ
って走査光学系は復帰しくステップ0)、連続複写の場
合には、再び走査信号111により走査光学系の走査が
行われる(ステップ■、■)。なお、このときBレジス
ト信号115あるいはAレジスト信号116によって、
所定のタイミングで露光信号113と給紙信号119と
が出力される。
また、その原稿の複写が終了した場合には、原稿の有無
を判定しくステップ■)、原稿があれば、再び次の原稿
のプレフィード(ステップ■)に戻る。ここで原稿の入
れ換えが行われる。また、原稿がなくなれば、マシンサ
イクルをダウンしくステップ0)、複写動作を終了する
(プロダクティビティの改善) 以上のように動作する本発明の装置において、サイズの
短い原稿の搬送距離を短縮した結果、原稿入れ換え時間
が短縮されてプロダクティビティが改善されたことを第
9図のタイムチャートを用いて具体的に説明する。− ここには、プラテン長さ420mm、搬送速度1000
mm/secでA列4判 (全長210mm)の原稿を搬送させた場合のタイムチ
ャートを示した。
この条件では、原稿のプレフィードを行い(第9図a)
、その間にすでにプレフィードした原稿をプラテンガラ
ス上に搬送しく同図b)、その搬送終了と同時に光学系
による走査を行い(同図C)、走査終了後光学系を復帰
させる(同図d)。走査系の走査開始時と復帰終了直前
に、Aレジセンサが走査系の通過を検出してAレジ信号
を出力する(同図e)。この信号に同期して露光が開始
される(同図f)。
なお、原稿プレフィード時間と原稿搬送時間は共に35
0m5ecとする。そして走査光学系の走査が行われて
いない間にのみ原稿の搬送が行われる。
また、光学系の走査終了直後に光学系の復帰が開始され
るが、その復帰時間は350m5.ecよりやや短い。
また、露光時間は走査光学系の走査時間とほぼ同一に選
定される。
ここで、この図Cのように、走査時間を588m5ec
に選定して、走査終了から次走査開始までの間を350
m5ecに選定すると、ちょうど第15図に示したよう
に、感光体25上に4枚の静電潜像25eを割り付ける
ことができる。ここで第1図Cの工程■で、588m5
ec露光を行った後、従来法によれば、その終了後同図
すの一点鎖線に示すように、420m5eCかけて原稿
の入れ換えを行うことになる。
この場合、工程■の露光タイミングには間に合わないの
で、次の工程■の露光を待つことになる。
工程■の露光終了後再び原稿の入れ換えがあったときは
、やはり42Qmsecの入れ換え時間を要し、工程■
の露光開始のタイミングに間に合わない。すなわち、同
図Cの両端に示したシーム部25bの間に4回の露光工
程■〜■が用意されているにもかかわらず、実際には2
回しか露光が行われないことになる。この状態を同図C
の一点鎖線に示した。
一方、本発明においては、原稿の入れ換えが350m5
eCで完了するので、原稿入れ換えと露光とを交互に行
っても、第9図Cの実線に示したタイミングで静電潜像
の形成を行うことができる。すなわち第15図に示した
ように静電潜像を割り付け、連続複写時と同様に高速複
写を行うことができる。
従って、従来法に比べてそのプロダクティビティを2倍
に向上させることができる。
「発明の効果」 以上説明した本発明の複写装置によれば、原稿のサイズ
が小さい場合にはその複写位置を変更し、原稿の搬送距
離を短縮して、プロダクティビティを改善することがで
きる。この場合、その原稿の入れ換えが頻繁に行われる
ほど従来の装置に比較してその改善効果が顕著になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複写装置の実施例を示す概略構成図、
第2図はこれに使用される自動原稿搬送装置の概略構成
図、第3図はその制御部のブロック図、第4図は複写装
置の制御部のブロック図、第5図と第6図は本発明の詳
細な説明する説明図、第7図はその場合の原稿の排出方
法を示す説明図、第8図は本発明の複写装置の動作を説
明するフローチャート、第9図は本発明の装置の動作を
説明するタイムチャート、第10図は従来の自動原稿搬
送装置の概略構成図、第11図と第12図はその動作を
説明する説明図、第13図はその複写装置の感光体の斜
視図、第14図と第15図はその静電潜像の割り付は方
法を説明する説明図である。 lO・・・・・・自動原稿搬送装置、 18・・・・・・原稿サイズ検出手段、21.22・・
・・・・走査光学系、 62・・・・・・複写位置選択手段、 72・・・・・・制御装置。 出  願  人 富士ゼロックス株式会社 代  理  人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定の複写位置へ原稿を自動的に送り込む自動原稿搬送
    装置と、前記原稿の送り込みの前にその原稿サイズを検
    出する原稿サイズ検出手段と、あらかじめ2種以上の複
    写位置を設定し、前記原稿サイズ検出手段により検出し
    た原稿サイズに応じて前記いずれかの複写位置を選択す
    る複写位置選択手段と、前記複写位置に対応させてあら
    かじめ2種以上の走査範囲を設定し、そのうちの前記選
    択された複写位置に対応するいずれかの走査範囲を選択
    して走査光学系を駆動する制御装置とを有することを特
    徴とする複写装置。
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