JPH0721616B2 - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPH0721616B2
JPH0721616B2 JP62081024A JP8102487A JPH0721616B2 JP H0721616 B2 JPH0721616 B2 JP H0721616B2 JP 62081024 A JP62081024 A JP 62081024A JP 8102487 A JP8102487 A JP 8102487A JP H0721616 B2 JPH0721616 B2 JP H0721616B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、所定の複写位置へ原稿を自動的に送り込む自
動原稿搬送装置を備えた複写装置に関する。
「従来の技術」 大量の原稿を連続的に一度に複写しようとすると、オペ
レータの負担は非常に大きなものとなる。このような複
写作業の効率化を図るために、自動原稿搬送装置が使用
されている。その一例を第10図の概略構成図によって説
明する。
第10図において、自動原稿搬送装置10は、原稿11を収容
する原稿トレイ12と、そこから引き出された原稿11を複
写位置へ搬送する原稿搬送部13と、原稿搬送ベルト16
と、原稿排出ローラ17とから構成されている。
この自動原稿搬送装置10は、プラテンガラス20の上面に
載置されている。このプラテンガラス20の下側には、原
稿上の画像を複写するための走査光学系21、22が配置さ
れている。走査光学系21は、ランプ21aとミラー21bとか
ら構成され、いわゆるフルスキャンによって原稿を矢印
14方向に平面走査するものである。また、走査光学系22
は、2つのミラー22a、22bによって構成され、いわゆる
ハーフスキャンによって矢印14方向に走査されるもので
ある。
このような装置において、原稿11を原稿トレイ12に収容
して複写を開始させると、原稿は原稿搬送部13を通って
プラテンガラス20と原稿搬送ベルト16との間に送り込ま
れる。なお、原稿11はこの直前に設けられたゲート15で
いったん搬送が停止される。そしてこのゲート15の開放
と同時に搬送ベルト16の駆動が開始される。
原稿搬送ベルト16は、ゲート15の開放後あらかじめ定め
られた所定時間駆動されて、プラテンガラス20上に沿っ
て原稿を複写位置まで搬送し停止する。原稿11の搬送が
終了すると、走査光学系21、22が走査を開始し複写が行
われる。複写が終了すると、原稿搬送ベルト16が原稿を
原稿排出ローラ17に向けて搬送し、原稿排出ローラ17が
原稿を引き出して排出する。原稿の排出と同時に、次の
原稿11が原稿トレイ12から引き出され複写位置まで搬送
される。
このような動作が繰り返されて原稿は次々とプラテンガ
ラス20上に送り込まれ、原稿の複写が連続して自動的に
行われる。
「発明が解決しようとする問題点」 さて、このような自動原稿搬送装置は、種々のサイズの
原稿についてその搬送を行うことができる。
第11図において、プラテンガラス20の上には、例えばB
列4判の原稿1aが複写位置に送り込まれている。この場
合、破線2に示す経路で原稿1aが送り込まれる。原稿1a
はその先端が一定の基準線51上にくるように所定の複写
位置へ停止する。
ここで、走査光学系(この場合、第10図に示したフルス
キャンの走査光学系21をさすものとする。)は、第11図
矢印3に示したように、プラテンガラス20の下面に沿っ
て左端から右端まで走査され、走査が終了するとまたも
との位置へ復帰し、例えば、複数枚の複写が指定されて
いるような場合、図のように走査3aと復帰3bとを数回繰
り返す。
ところで第12図に示すように、例えば、A列4判の原稿
1bについて同一の自動原稿搬送装置を用いて複写を行お
うとすると、この場合にもその原稿1bは矢印2のように
プラテンガラス20上に搬送されて、その先端が一定の基
準線51上にくるように所定の複写位置へ停止する。この
ように、原稿の先端位置を比べると、第11図に示したB
列4判の原稿1aと、第12図に示したA列4判の原稿1bと
はいずれも同位置になる。
第12図の例の場合、走査光学系は、矢印3′に示したよ
うに、プラテンガラス20の下面に沿って左端から原稿の
右端まで走査され、第11図のときよりやや短い距離の走
査3′aと3′bとを繰り返す。
ところで、このように大量に高速に原稿の複写を行うよ
うな複写装置においては、例えば、第13図に示すよう
な、ベルト状の感光体25が使用される。このベルト状の
感光体25は、3つのガイドローラ26にガイドされ、いわ
ゆる無端ベルト状とされて、複写動作中は常に矢印25a
方向に一定速度で搬送されている。
なお、このようなベルト状の感光体25については、通常
シーム部(継目)25bが存在する。このシーム部25bの部
分は、露光しても正常な静電潜像を形成することができ
ないので、この部分を避けて露光を行うよう潜像形成位
置の割り付けをするのが一般的である。この場合、例え
ば感光体25のシーム部25bの近傍に基準マーク25cを付し
ておき、基準マークセンサ25dでこれを検出した後、所
定のタイミングで矢印19の位置で露光を開始するように
している。
さてここで、例えば第14図に示すように、この感光体25
を、シーム部25bを切り離して展開した場合、B列4判
の原稿を露光した場合の静電潜像25eは、図のように2
枚分形成される。この感光体25が矢印25a方向に搬送さ
れているものとすれば、右側の静電潜像25eの部分で先
に説明した走査光学系の走査が行われる。そして、2
つの静電潜像25eの間に狭まれた部分では、走査光学系
が復帰し、この間に原稿が所定の複写位置へ搬送され
る。そして、再び走査が実行される。
ここで、再び第11図と第12図をみると、第11図の場合と
第12図の場合は、原稿のサイズがそれぞれ異なっている
にもかかわらず、破線の矢印2に示すように、原稿の搬
送される距離は等しい。従って、原稿搬送装置において
原稿が原稿トレイから送り出されて所定の複写位置まで
到達する時間は等しくなる。
第14図を眺めた場合、走査が終了してから走査が開
始されるまでの間に、走査光学系が復帰し、かつ複写済
みの原稿が排出され、次の原稿が送り込まれる。
通常、走査光学系の復帰は比較的高速に行うことができ
るから、実際には、所定の複写位置へ原稿が送り込まれ
るのを待って走査光学系が走査を開始する状態になる。
これに対して、同一原稿を繰り返し複写するいわゆる連
続複写の際には、原稿搬送のための待ち状態がなくなる
から、走査光学系はより短い周期での走査が可能であ
る。しかし、感光体25の長さとシーム部25bの存在を考
慮すると、B列4判のサイズの原稿については、第14図
の割り付けに限定されてしまう。
一方、第15図に、A列4判のサイズの原稿についての静
電潜像の形成位置の割り付け例を示した。
この割り付けは、第12図に示したように短い走査距離で
連続複写を行った場合を想定し、そのとき最も高速に複
写が行えるよう選定されたものである。この場合、静電
潜像25eは、走査から走査まで4個所に形成される
から、感光体25が1周するたびに4枚の複写が可能であ
る。
ところが、ここで走査に後、複写済みの原稿を排出し
て新たな原稿の搬送を行った場合、図のように入れ換え
の時間が経過し、走査の開始するタイミングを失っ
てしまう。通常、走査光学系の走査シーケンスは、原稿
のサイズを検知した時点で固定されてしまうから、走査
の開始タイミングを入れ換えの時間に合わせて遅ら
せることが難しい。従って、入れ換えがあった場合、
走査のシーケンスはパスして、走査の開始を待つこ
とになる。
走査の後連続複写ならば走査が開始されるが、ここ
でまた原稿の入れ換えがあると、こんどは走査のシ
ーケンスをパスして走査の開始を待つことになる。
すなわち、連続複写の場合には感光体が一周する間に4
枚の複写が可能であったにもかかわらず、原稿がそのつ
ど入れ換えられる場合には、感光体が一周する間に2枚
しか複写を行うことができない。
この原因は原稿入れ換時間が長いことにあるが、その結
果、図のように走査光学系の復帰時間と入れ換え時間と
の差はごく僅かであるにもかかわらず、そのプロダクテ
ィビティが半減してしまうという不都合があった。
なお、この問題を解決するために、自動原稿搬送装置の
搬送速度をアップさせることも考えられるが、その速度
アップには種々の新たな問題が伴いそのコストも当然に
上昇してしまう。
また、原稿を入れ換えたとき走査シーケンスを変更する
ことも考えられるが、動作が複雑化する一方で、十分な
改善効果が得られないため現実的でない。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、自動原稿
搬送装置の原稿の搬送速度をアップさせることなく、プ
ロダクティビティを改善することができる複写装置を提
供することを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本発明では、(イ)原稿を載置するプラテンガラスと、
(ロ)このプラテンガラスの下方に配置され原稿を平面
走査するために往復動自在に配置された走査光学系と、
(ハ)この走査光学系の往復動する方向における原稿の
長さを検出する原稿長検出手段と、(ニ)原稿をプラテ
ンガラスにおける原稿の走査終了位置側から走査開始位
置方向に搬送していき、原稿長検出手段によって検出さ
れた原稿の長さが短いほどプラテンガラス上にセットす
る原稿の先端位置が走査終了位置側に近づくように複数
段階で原稿のセットされる位置を調整する原稿自動搬送
装置と、(ホ)原稿自動搬送装置を用いて原稿がプラテ
ンガラス上にセットされたとき、セットされた原稿の先
端位置から走査開始位置方向に走査光学系による原稿の
走査を開始させる走査開始位置制御手段とを複写装置に
具備させる。
すなわ本発明では、プラテンガラスに原稿自動搬送装置
によってセットする原稿の走査光学系の往復動する方向
における長さを原稿長検出手段によって検出する。この
原稿自動搬送装置は原稿をプラテンガラス上で走査終了
位置側から走査開始位置方向に搬送していってセットす
ることにしており、原稿長検出手段によって検出された
原稿の長さが短いほどプラテンガラス上にセットする原
稿の先端位置が走査終了位置側に近づくように複数段階
で原稿のセットされる位置を調整する。走査開始位置制
御手段は、セットされた原稿の先端位置から走査開始位
置方向に走査光学系による原稿の走査を開始させるの
で、結局、原稿の長さが短くそのセットされる原稿の先
端が走査終了位置側に近づいていればいる程、原稿自動
搬送装置による原稿のセットに要する時間を短縮するこ
とができ、原稿がプラテンガラスにセットされる時間を
短縮し、プロダクティビティを上げることができる。
「実施例」 第1図は本発明の複写装置の実施例を示す概略構成図で
ある。
この説明に先立って、この複写装置に取り付ける自動原
稿搬送装置の構成について、第2図を用いて説明する。
(自動原稿搬送装置の構成) この装置10は、原稿11を収容した原稿トレイ12と、原稿
搬送部13と、原稿搬送ベルト16と、原稿排出ローラ17と
から構成されている。
原稿搬送部13は、原稿を引き出すパドルフィーダ13a
と、搬出ローラ13bと、斜行ローラ13cと、ピンチローラ
13eと、方向切換爪13fと、逆送ローラ13gとから構成さ
れている。
また、この原稿搬送部13には、原稿サイズ検出手段18
と、原稿サイドレジ検出手段13dと、ゲート15とが配置
されている。
ここで、パドルフィーダ13aは、軟質プラスチックから
成るプロペラ状のもので、これが回転して最上層に積ま
れた原稿11を引き出し、搬出ローラ13bにくわえ込ませ
るよう動作するものである。また、搬出ローラ13b、斜
行ローラ13c、ピンチローラ13e、逆送ローラ13gは、そ
れぞれ個々に一定のタイミングで回転し、原稿を挟んで
搬送する一対のローラから成る。
さて、この装置には、図中に表示した次のような各種信
号が供給され、あるいは出力されて制御される。
原稿フィード開始信号101は、原稿11を原稿トレイ12か
ら引き出すために、パドルフィーダ13aに供給され、こ
れを回転駆動する信号である。実際には、この信号は、
原稿サイズ検出手段18が原稿11の先端を検出するまで、
パドルフィーダ13aに供給される。
原稿サイズ検出信号102は、原稿サイズ検出手段18から
出力され、原稿11の通過時間と搬送速度の積から原稿11
の搬送方向の長さを求めるための信号である。原稿サイ
ズ検出手段18は、光反射型センサ等から構成され、例え
ば、原稿通過時にオンからオフに切り換わる検出信号を
出力する。原稿サイズは、その検出信号を使用して演算
により求めされる。
原稿プレフィード信号103は、搬出ローラ13bと斜行ロー
ラ13cとに供給され、搬送開始後、原稿11をゲート15ま
で搬送するための信号である。この信号は、搬出ローラ
13bと斜行ローラ13cの駆動用の信号で、搬送開始から原
稿サイドレジセンサ13dによる原稿先端の検出まで両ロ
ーラに供給される。なお、搬出ローラ13bは、原稿11の
先端が斜行ローラ13cに達した後、原稿11のニップを外
し搬送力が解除される。
原稿サイドレジ信号105は、原稿サイドレジセンサ13dか
ら出力される信号で、原稿先端がゲート15に達したこと
を検出する信号である。この原稿サイドレジセンサ13d
も光反射型センサ等から構成され、例えば原稿の検出に
よりその検出信号をオンからオフに切り換える。
原稿ゲート開信号106は、ゲート15に供給される信号
で、ゲート15に先端が達した原稿を、所定たタイミング
で原稿搬送ベルト16方向に送り出すためのものである。
この信号により、ゲート15が開くと、原稿はピンチロー
ラ13eの搬送力により原稿搬送ベルト16とプラテンガラ
ス20との間に送り込まれる。
原稿搬送信号104は、原稿搬送ベルト16に供給される信
号で、ゲート15が開かれてから原稿が所定の複写位置に
停止するまで、原稿搬送ベルト16の駆動モータに供給さ
れる。この信号の供給時間は原稿サイズに基づいてあら
かじめ正確に演算される。本発明の実施例ではこれが2
種用いられており、原稿サイズによってそのうちのいず
れかが選定される。
原稿排出信号108は、原稿搬送ベルト16と排出ローラ17
とに供給される信号で、プラテンガラス20上の複写位置
にある原稿について、その複写が終了した場合に、その
原稿を排出するための信号である。原稿搬送ベルト16が
原稿の先端を原稿排出ローラ17まで搬送すると、原稿排
出ローラ17は原稿搬送ベルト16がその後搬送を停止して
も原稿をプラテンガラス上から強制的に排除する。
原稿反転信号107は、原稿搬送ベルト16と切換爪13fと逆
送ローラローラ13gとに供給される信号で、原稿の両面
を複写する場合に、プラテンガラス20上の原稿を反転さ
せてゲート15に向けて搬送させるための信号である。原
稿搬送ベルト16が原稿の後端を右方に送り出すと、切換
爪13fの向きが変わって原稿を逆送ローラ13g方向に案内
する。逆送ローラ13gは原稿の後端を斜行ローラ13cまで
搬送し、その後ニップを解除する。こうして原稿の後端
がこんどは原稿の先端として扱われ、斜行ローラ13cに
搬送されてゲート15へ向かう。その後の動作は、先に説
明したものと同様である。
(複写装置部分の構成) ここで、第1図にもどって、複写装置部分の構成の説明
を行う。
この装置において、プラテンガラス20の下側には、原稿
上の画像を感光体25上に結像させるためにフルスキャン
される走査光学系21と、ハーフスキャンされる走査光学
系22と、レンズ24と、位置固定された結像用の光学系23
とが設けられている。このフルスキャンされる走査光学
系21の位置を検出するために、ホームポジションセンサ
52とBレジストセンサ53とAレジストセンサ54とが配置
されている。これらのセンサはいずれも、走査光学系21
がその場所を通過する際にオン・オフする光学センサあ
るいはリミットスイッチ等からなるセンサである。
また、感光体25の外周には、帯電器31と、現像器32と、
転写器33等が配置されている。複写用紙40は、給紙トレ
イ34に収容されている。この複写用紙40は、給紙ローラ
35により送り出されて転写器33の部分を通過し、定着器
36を経て排出トレイ37に排出されるよう構成されてい
る。
この装置には図中に示した次のような各種の信号が供給
され、出力されて制御される。
まず、原稿がプラテンガラス20上の所定の複写位置にセ
ットされると、走査光学系21、22に対して走査用の走査
信号111が供給される。この信号により走査光学系21、2
2が走査を開始するが、当初ホームポジションセンサ52
からホームポジション信号114が出力されている。Bレ
ジスト信号115あるいはAレジスト信号116は、走査が開
始された後、露光信号113を出力するタイミングや、給
紙信号119を出力するタイミングをとるために使用され
る。露光信号113が出力されるとランプ21aが点灯する。
走査信号111は、走査光学系21が原稿サイズに見合った
距離だけ移動するまで供給される。その後、復帰信号11
2が走査光学系21、22に供給されると、これらはホーム
ポジションに向かって戻りはじめる。
感光体駆動信号117が供給されることによって感光体25
のドライブ回路が駆動され、感光体25はこれによって常
に等速で矢印25a方向に搬送されている。基準マーク検
出信号118は、第13図で示した感光体25に設けられた基
準マーク25cを検出したとき基準マークセンサ25dから出
力される信号である。
給紙信号119は、原稿サイズに応じて所定のタイミング
でフィードローラ35aもしくは35bに供給される信号であ
る。これにより給紙トレイ34aまたは34bから複写用紙40
aまたは40bが送り出されるよう動作する。
(自動原稿搬送装置の制御部) 第2図の自動原稿搬送装置を動作させるための制御部の
ブロック図を第3図に示した。
この制御部は自動原稿搬送装置内に組み込まれており、
バスライン61に接続された中央処理装置(CPU)62と、
リード・オンリ・メモリ(ROM)63と、ランダム・アク
セス・メモリ(RAM)64と、入力ポート65、出力ポート6
6、I/Oインターフェイス67とから構成されている。
CPU62は、装置各部を制御するための回路で、ROM63に格
納された動作用プログラムに従って制御動作を行う。RA
M64は、パラメータその他のデータを一時格納するため
のメモリである。
入力ポート65には、第2図で説明した原稿サイズ検出信
号102と原稿サイドレジ信号105とが入力する。また、出
力ポートからは、原稿フィード開始信号101と、原稿プ
レフィード信号103と、原稿ゲート開信号106と、原稿搬
送信号104と、原稿搬出信号108と、原稿反転信号107と
が出力される。
また、I/Oインターフェイス67は、複写装置との間の信
号授受を行うための回路で、ここからは原稿サイズ検出
信号102と、原稿レジスト信号108と、原稿終了信号109
とが出力される。一方複写装置からは、プリントスター
ト信号121と、原稿入れ換え信号122とがここへ入力す
る。
CPU62は、入力ポート65およびI/Oインターフェイス67か
ら入力する各信号に基づいて一定の演算等の処理を行
い、出力ポート66およびI/Oインターフェイス67に一定
の信号を出力するよう動作する。この回路を本発明にお
いて、複写位置選択手段と呼んでいる。
(複写装置の制御部) 第1図の複写装置を動作させるための制御部のブロック
図を第4図に示した。
この制御部は複写装置内に組み込まれており、バスライ
ン71に接続された中央処理装置(CPU)72と、リード・
オンリ・メモリ(ROM)73と、ランダム・アクセス・メ
モリ(RAM)74と、入力ポート75、.出力ポート76、I/O
インターフェイス77とから構成されている。
CPU72は、装置各部を制御するための回路で、ROM73に格
納された動作用プログラムに従って制御動作を行う。RA
M74は、パラメータその他のデータを一時格納するため
のメモリである。
入力ポート75には、第1図で説明したホームポジション
信号114と、Aレジスト信号116と、Bレジスト信号115
と、基準マーク検出信号118とが入力する。また、出力
ポート76からは、感光体駆動信号117と、給紙信号119
と、走査信号111と、制御信号112と、露光信号113とが
出力される。
また、I/Oインターフェイス77は、自動原稿搬送装置と
の間の信号授受を行うための回路で、ここへは原稿サイ
ズ検出信号102と、原稿レジスト信号108と、原稿終了信
号109とが入力する。一方、自動原稿搬送装置へ向け
て、プリントスタート信号121と、原稿入れ換え信号122
とが出力される。
CPU72は、入力ポート75およびI/Oインターフェイス77か
ら入力する各信号に基づいて一定の演算等の処理を行
い、出力ポート76およびI/Oインターフェイス77に一定
の信号を出力するよう動作する。本発明において、この
回路を、光学系の走査範囲を選択するための制御手段と
呼んでいる。
(動作原理) 第5図と第6図とを用いて本発明の複写装置の動作原理
を説明する。両図には、それぞれプラテンガラス20とそ
の上に送り込まれた原稿1a、1bを図示した。
第5図において、原稿1aは、比較的大きいサイズの例え
ばB列4判の原稿とする。この場合、原稿1aは、破線の
矢印2のように搬送されて、その先端が図の基準線51上
にくるような複写位置へ停止する。
一方、走査光学系は、この原稿1aのサイズに合わせて矢
印3に示すようにプラテンガラス20のほぼ左端から右端
まで走査し、原稿を露光して複写を行う。この走査範囲
は第4図に示したCPU72が決定し、走査光学系21、22
(第1図)をサーボモータ等の正転と逆転によって正確
に往復動させる。図の3a方向へ走査中は走査信号111
(第1図)が出力されており、図の3b方向へ復帰中は復
帰信号112(第1図)が出力されている。なお、この場
合、露光信号113(第1図)の出力等のタイミングを図
るために、Bレジセンサ53から出力されるBレジスト信
号115が使用される。この場合の感光体25(第1図)へ
の静電潜像の割り付けは、第14図に示した場合と変わる
ことがなく、いわゆるプロダクティビティは、従来のも
のと差がない。
一方、第6図において、その原稿1bのサイズは第5図の
ものよりも小さいサイズの、例えばA列4判とする。こ
のような小サイズの原稿の場合に本発明の効果が得られ
るので、以下このサイズの原稿を使用した場合を中心に
説明を進める。
この場合、原稿1bは、破線の矢印2のように搬送され
て、その先端が図の基準線55上にくるような複写位置へ
停止する。この複写位置は、原稿サイズ検出手段18(第
2図)から出力された原稿サイズ検出信号102に基づい
て選択されることはすでに述べたとおりである。
ここで、走査光学系21(第1図)は、当初ホームポジシ
ョンに位置しており、ホームポジションセンサ52からホ
ームポジション信号114が出力されている。
ここで、原稿1bが第6図に示した複写位置にセットされ
複写が開始されると、矢印3のように走査光学系はいっ
たんプラテンガラス20の左端からほぼ右端まで走査さ
れ、1枚目の露光が行われる。このときの露光信号113
(第1図)の出力のタイミングを図るには、Aレジセン
サ54から出力されるAレジスト信号115が使用される。
そして、1回の複写で原稿1bの取り換えが行われる場合
には、走査光学系21(第1図)は再びホームポジション
センサ52のあるホームポジションに戻る。一方、同一原
稿を用いてさらに2枚目、3枚目の連続複写を行おうと
する場合、走査光学系21はあらかじめ演算されて決定さ
れた矢印3に示す範囲で往復動を繰り返す。この場合の
感光体25(第1図)への静電潜像の割り付け数は、第15
図に示すように、第14図の場合の倍の数になる。なお、
第6図の矢印3a方向へ走査光学系が走査中は、走査信号
111(第1図)が出力されており、図の矢印3b方向へ復
帰中は復帰信号112(第1図)が出力されている。
ここで、第5図と第6図を比較してみると、第6図の原
稿1bの搬送される搬送距離は、第5図の原稿1aの搬送さ
れる搬送距離よりも短くなっており、その搬送時間も短
縮されている。この結果、原稿の入れ換えを行った場合
でも、第15図に示したように、感光体25上へ4枚分の静
電潜像の割り付けを行うことができるようになる。その
より詳細な説明は後記の(プロダクティビティの改善)
の項で説明する。
なお、第7図に示すように、原稿1′の複写を終了し、
続いて原稿1をプラテンガラス20の中央に近い部分へ搬
送して停止させると、搬送ベルト16の動作が停止してし
まい、排出されるべき原稿1′はその一部がまだプラテ
ンガラス20の上に残ることになる。ところがこの図に示
すように、先に複写を終えた原稿1′は、その先端が原
稿排出ローラ17によってとらえられ、強制的に搬送ベル
ト16の下から排出される。従って、原稿1′が搬送ベル
ト16の下に残留してトラブルが発生する等の問題は生じ
ない。
(動作フロー) 以上説明した本発明の複写装置の概略動作を第8図のフ
ローチャートを用いて説明する。
まず、原稿が自動原稿搬送装置10(第1図)にセットさ
れる(ステップ)。次にオペレータによって図示しな
いプリントスタートボタンが押される(ステップ)。
このプリントスタート信号121(第3図、第4図)はI/O
インターフェイス67、77を介して複写装置から自動原稿
搬送装置に送られる。そして、自動原稿搬送装置10にお
いて原稿フィード開始信号101と原稿プレフィード信号1
03が発せられ、原稿プレフィードが開始される(ステッ
プ)。次に、原稿サイズ検出手段18が原稿サイズを検
出する(ステップ)。この原稿サイズ検出信号102
(第2図)によりCPU62(第3図)が原稿複写位置を決
定する(ステップ)。原稿サイドレジ信号105(第2
図)が出力され、原稿ゲート開信号106によりゲート15
が開くと、原稿搬送信号104によって搬送ベルト16が駆
動され、原稿が搬送されて(ステップ)、その原稿サ
イズに応じた所定の複写位置に停止する(ステップ
)。
次に走査信号111によって、走査光学系21、22(第1
図)の走査が開始され(ステップ)、その走査が終了
する(ステップ)。その後、復帰信号112によって走
査光学系は復帰し(ステップ)、連続複写の場合に
は、再び走査信号111により走査光学系の走査が行われ
る(ステップ、)。なお、このときBレジスト信号
115あるいはAレジスト信号116によって、所定のタイミ
ングで露光信号113と給紙信号119とが出力される。
また、その原稿の複写が終了した場合には、原稿の有無
を判定し(ステップ)、原稿があれば、再び次の原稿
のプレフィード(ステップ)に戻る。ここで原稿の入
れ換えが行われる。また、原稿がなくなれば、マシンサ
イクルをダウンし(ステップ)、複写動作を終了す
る。
(プロダクティビティの改善) 以上のように動作する本発明の装置のおいて、サイズの
短い原稿の搬送距離を短縮した結果、原稿入れ換え時間
が短縮されてプロダクティビティが改善されたことを第
9図のタイムチャートを用いて具体的に説明する。
ここには、プラテン長さ420mm、搬送速度1000mm/secで
A列4判(全長210mm)の原稿を搬送させた場合のタイ
ムチャートを示した。
この条件では、原稿のプレフィードを行い(第9図
a)、その間にすでにプレフィードした原稿をプラテン
ガラス上に搬送し(同図b)、その搬送終了と同時に光
学系による走査を行い(同図c)、走査終了後光学系を
復帰させる(同図d)。走査系の走査開始時と復帰終了
直前に、Aレジセンサが走査系の通過を検出してAレジ
信号を出力する(同図e)。この信号に同期して露光が
開始される(同図f)。
なお、原稿プレフィード時間と原稿搬送時間は共に350m
secとする。そして走査光学系の走査が行われていない
間にのみ原稿の搬送が行われる。
また、光学系の走査終了直後に光学系の復帰が開始され
るが、その復帰時間は350msecよりやや短い。また、露
光時間は走査光学系の走査時間とほぼ同一に選定され
る。
ここで、この図cのように、走査時間を588msecに選定
して、走査終了から次走査開始までの間を350msecに選
定すると、ちょうど第15図に示したように、感光体25上
に4枚の静電潜像25eを割り付けることができる。ここ
で第1図cの工程で、588msec露光を行った後、従来
方向によれば、その終了後同図bの一点鎖線に示すよう
に、420msecかけて原稿の入れ換えを行うことになる。
この場合、工程の露光タイミングには間に合わないの
で、次の工程の露光を待つことになる。工程の露光
終了後再び原稿の入れ換えがあったときは、やはり420m
secの入れ換え時間を要し、工程の露光開始のタイミ
ングに間に合わない。すなわち、同図cの両端に示した
シーム部25bの間に4回の露光工程〜で用意されて
いるにもかかわらず、実際には2回しか露光が行われな
いことになる。この状態を同図cの一点鎖線に示した。
一方、本発明においては、原稿の入れ換えが350msecで
完了するので、原稿入れ換えと露光とを交互に行って
も、第9図cの実線に示したタイミングで静電潜像の形
成を行うことができる。すなわち第15図に示したように
静電潜像を割り付け、連続複写時と同様に高速複写を行
うことができる。
従って、従来法に比べてそのプロダクティビティを2倍
に向上させることができる。
「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、原稿の長さが短く
プラテンガラス上にセットされる原稿の先端が走査終了
位置側に近づいていればいる程、セットまでの原稿の搬
送距離を短縮することができ、複写のプロダクティビテ
ィを向上させることができる。特に、原稿がプラテンガ
ラスに頻繁にセットされるような場合には、そのたびに
本発明による時間の短縮効果を得ることができるので、
トータルの複写時間について従来と比較して改善効果が
顕著になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複写装置の実施例を示す概略構成図、
第2図はこれに使用される自動原稿搬送装置の概略構成
図、第3図はその制御部のブロック図、第4図は複写装
置の制御部のブロック図、第5図と第6図は本発明の原
理を説明する説明図、第7図はその場合の原稿の排出方
法を示す説明図、第8図は本発明の複写装置の動作を説
明するフローチャート、第9図は本発明の装置の動作を
説明するタイムチャート、第10図は従来の自動原稿搬送
装置の概略構成図、第11図と第12図はその動作を説明す
る説明図、第13図はその複写装置の感光体の斜視図、第
14図と第15図はその静電潜像の割り付け方法を説明する
説明である。 10……自動原稿搬送装置、18……原稿サイズ検出手段、
21、22……走査光学系、62……複写位置選択手段、72…
…制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を載置するプラテンガラスと、 このプラテンガラスの下方に配置され原稿を平面走査す
    るために往復動自在に配置された走査光学系と、 この走査光学系の往復動する方向における原稿の長さを
    検出する原稿長検出手段と、 原稿をプラテンガラスにおける原稿の走査終了位置側か
    ら走査開始位置方向に搬送していき、原稿長検出手段に
    よって検出された原稿の長さが短いほどプラテンガラス
    上にセットする原稿の先端位置が前記走査終了位置側に
    近づくように複数段階で原稿のセットされる位置を調整
    する原稿自動搬送装置と、 原稿自動搬送装置を用いて原稿がプラテンガラス上にセ
    ットされたとき、セットされた前記原稿の先端位置から
    走査開始位置方向に前記走査光学系による原稿の走査を
    開始させる走査開始位置制御手段 とを具備することを特徴とする複写装置。
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JPS59214024A (ja) * 1983-10-14 1984-12-03 Canon Inc 複写機

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