JP2799597B2 - 原稿自動給送複写機 - Google Patents
原稿自動給送複写機Info
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- JP2799597B2 JP2799597B2 JP1238862A JP23886289A JP2799597B2 JP 2799597 B2 JP2799597 B2 JP 2799597B2 JP 1238862 A JP1238862 A JP 1238862A JP 23886289 A JP23886289 A JP 23886289A JP 2799597 B2 JP2799597 B2 JP 2799597B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原稿自動給送複写機に関し、特に、原稿積
載部の原稿が1枚あて露光部に送られて露光部で複写部
数回の露光を行われた後に原稿排出部に排出される非循
環式の原稿自動給送複写機に関する。
載部の原稿が1枚あて露光部に送られて露光部で複写部
数回の露光を行われた後に原稿排出部に排出される非循
環式の原稿自動給送複写機に関する。
原稿自動給送複写機には、原稿循環式と非循環式とが
あり、原稿循環式は、原稿積載部から1枚あて送り出さ
れた原稿が露光部を通過する際に露光されて原稿積載部
の上方に排出され、複数部複写の場合は、排出された原
稿が原稿積載部の原稿が無くなったときに原稿積載部に
落とし込まれて再び1枚あて送り出され露光されると言
うことが複写部数回の露光の行われるまで繰り返される
複写機である。原稿循環式における露光は位置固定の露
光ランプによって行われ、原稿非循環式における露光は
原稿を停止して移動する露光ランプによって行われる。
あり、原稿循環式は、原稿積載部から1枚あて送り出さ
れた原稿が露光部を通過する際に露光されて原稿積載部
の上方に排出され、複数部複写の場合は、排出された原
稿が原稿積載部の原稿が無くなったときに原稿積載部に
落とし込まれて再び1枚あて送り出され露光されると言
うことが複写部数回の露光の行われるまで繰り返される
複写機である。原稿循環式における露光は位置固定の露
光ランプによって行われ、原稿非循環式における露光は
原稿を停止して移動する露光ランプによって行われる。
原稿循環式は、露光装置が簡単で高い複写速度が容易
に得られと言う利点があるが、原稿積載部の原稿を下か
ら1枚あて送り出すか、または原稿搬送路中で原稿を反
転してから排出し、排出した原稿を原稿積載部に落とす
際に纏めて反転するかしなくてはならないから、そのた
めの装置が非常に複雑となるだけでなく、原稿が非常に
損傷し易いと言う欠点がある。それに対して、原稿非循
環式の利点、欠点は原稿循環式と殆ど反対である。
に得られと言う利点があるが、原稿積載部の原稿を下か
ら1枚あて送り出すか、または原稿搬送路中で原稿を反
転してから排出し、排出した原稿を原稿積載部に落とす
際に纏めて反転するかしなくてはならないから、そのた
めの装置が非常に複雑となるだけでなく、原稿が非常に
損傷し易いと言う欠点がある。それに対して、原稿非循
環式の利点、欠点は原稿循環式と殆ど反対である。
本発明は、原稿循環式の欠点のない非循環式の原稿自
動給送複写機であって、しかも原稿搬送速度を速くしな
くても高い複写速度が容易に得られると言う循環式の利
点を一部では得ることができる複写機の提供を目的とし
てなされたものである。
動給送複写機であって、しかも原稿搬送速度を速くしな
くても高い複写速度が容易に得られると言う循環式の利
点を一部では得ることができる複写機の提供を目的とし
てなされたものである。
本発明は、原稿積載部の原稿が1枚あて露光部に送ら
れて露光部で複写部数回の露光を行われた後に原稿排出
部に排出されるよう制御する制御部を設けてなる原稿自
動給送複写機において、 前記制御部は複写部数1部および複写部数複数部の1
部目のときは、露光部を通過する原稿に対して原稿サイ
ズ情報に基づいて決定された位置に固定された露光ラン
プで露光が行われ、 複写部数複数部の2部目以降のときは露光部に停止す
る原稿に対して移動する露光ランプで露光が行われるよ
うに制御することを特徴とする原稿自動給送複写機、に
よって達成される。
れて露光部で複写部数回の露光を行われた後に原稿排出
部に排出されるよう制御する制御部を設けてなる原稿自
動給送複写機において、 前記制御部は複写部数1部および複写部数複数部の1
部目のときは、露光部を通過する原稿に対して原稿サイ
ズ情報に基づいて決定された位置に固定された露光ラン
プで露光が行われ、 複写部数複数部の2部目以降のときは露光部に停止す
る原稿に対して移動する露光ランプで露光が行われるよ
うに制御することを特徴とする原稿自動給送複写機、に
よって達成される。
すなわち、本発明原稿自動給送複写機は、複写部数が
1部のとき、および複写部数が複数部のときもそのうち
の1部目については、循環式におけると同様の露光を行
うから、高い複写速度を容易に得ることができ、しかも
非循環式であるから、循環式の欠点がなく、原稿搬送装
置が比較的簡単で、原稿を損傷することが少ない。
1部のとき、および複写部数が複数部のときもそのうち
の1部目については、循環式におけると同様の露光を行
うから、高い複写速度を容易に得ることができ、しかも
非循環式であるから、循環式の欠点がなく、原稿搬送装
置が比較的簡単で、原稿を損傷することが少ない。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
第1図は本発明複写機の例を示す外観斜視図、第2図
は原稿自動給送装置の例を示す概要構成部分側面図、第
3図は原稿自動給送装置の駆動機構の例を示す部分斜視
図である。
は原稿自動給送装置の例を示す概要構成部分側面図、第
3図は原稿自動給送装置の駆動機構の例を示す部分斜視
図である。
図において、1は複写機本体の制御パネルの複写始動
釦、2は複写部数を指定するテンキーやストップ・クリ
ヤーキー等を含むキー群、3は指定複写部数(テッキー
による指定ないときは1)を表示し、同じ原稿の複写紙
を図示していない複写紙給送系が複写紙排出トレイを排
出する毎に1ずつ減算した数に表示を変更し、そして表
示が0になったら再び指定複写部数を表示する複写部数
表示部、4は点灯か消灯かによってそれぞれ原稿自動給
送モードか手動給送モードかが選択されたことを表示
し、上記いずれのモードも選択されていないときは点滅
を繰化すモード表示ランプ、5は原稿自動給送モードで
複写した原稿枚数の表示部、6は複写用紙の無くなった
ことやジャム発生の部位等を表示する異常表示部であ
る。
釦、2は複写部数を指定するテンキーやストップ・クリ
ヤーキー等を含むキー群、3は指定複写部数(テッキー
による指定ないときは1)を表示し、同じ原稿の複写紙
を図示していない複写紙給送系が複写紙排出トレイを排
出する毎に1ずつ減算した数に表示を変更し、そして表
示が0になったら再び指定複写部数を表示する複写部数
表示部、4は点灯か消灯かによってそれぞれ原稿自動給
送モードか手動給送モードかが選択されたことを表示
し、上記いずれのモードも選択されていないときは点滅
を繰化すモード表示ランプ、5は原稿自動給送モードで
複写した原稿枚数の表示部、6は複写用紙の無くなった
ことやジャム発生の部位等を表示する異常表示部であ
る。
7は原稿自動給送装置であり、8は原稿積載部、9は
左右1対から成り、それぞれの底部に設けたラック9Aが
原稿積載部8の下面側に回動自在に設けたピニオン8Aと
ピニオン8Aを挟んで係合していることにより対称的に接
近したり離れたりする移動の可能な幅位置規制板、10は
ラック9Aの位置を検出することによって原稿幅情報した
がって原稿サイズ情報を与える原稿サイズセンサ、11乃
至14は原稿積載部8から原稿排出部15までの原稿搬送路
に設けた第1乃至第4原稿センサであり、第1原稿セン
サ11が原稿を検出している情報によってモード表示ラン
プ4は点灯となり原稿自動給送モードの状態であること
を表示する。
左右1対から成り、それぞれの底部に設けたラック9Aが
原稿積載部8の下面側に回動自在に設けたピニオン8Aと
ピニオン8Aを挟んで係合していることにより対称的に接
近したり離れたりする移動の可能な幅位置規制板、10は
ラック9Aの位置を検出することによって原稿幅情報した
がって原稿サイズ情報を与える原稿サイズセンサ、11乃
至14は原稿積載部8から原稿排出部15までの原稿搬送路
に設けた第1乃至第4原稿センサであり、第1原稿セン
サ11が原稿を検出している情報によってモード表示ラン
プ4は点灯となり原稿自動給送モードの状態であること
を表示する。
16は原稿積載部8に載置されるシート状原稿の先端を
揃える先端位置規制板、17は原稿積載部8に載置された
原稿の上面に接触して矢印方向に回転し、摩擦力で最上
部の原稿を送り出す摩擦送りローラであり、摩擦送りロ
ーラ17が実線位置から点線位置まで変位すると、先端位
置規制板16もその支持軸16Aの回りの反時計方向の回動
の付勢を図示していないストッパによって止められる実
線位置から原稿の送りを妨げない点線位置まで変位す
る。
揃える先端位置規制板、17は原稿積載部8に載置された
原稿の上面に接触して矢印方向に回転し、摩擦力で最上
部の原稿を送り出す摩擦送りローラであり、摩擦送りロ
ーラ17が実線位置から点線位置まで変位すると、先端位
置規制板16もその支持軸16Aの回りの反時計方向の回動
の付勢を図示していないストッパによって止められる実
線位置から原稿の送りを妨げない点線位置まで変位す
る。
18は矢印方向に回動する摩擦送りベルト18Aと静止ま
たは反時計方向に遅い速度で回転する捌きローラ18Bの
軽い圧接から成る捌き送り手段、19は捌き送り手段18に
よって送られた原稿をさらに送る挟圧送りローラ、20は
原稿をプラテンガラス21上に載置するときとプラテンガ
ラス21上から挟圧排出ローラ22を介して原稿排出部15に
排出するときに矢印方向に回動するプラテン上送りベル
トであり、20Aと20Bはプラテン上送りベルト20を張架し
ている駆動ローラと従動ローラ、20Cはプラテン上送り
ベルト20のテンションローラ、20Dはプラテン上送りベ
ルト20をプラテンガラス21の上面に圧接させるようにす
る押しローラである。
たは反時計方向に遅い速度で回転する捌きローラ18Bの
軽い圧接から成る捌き送り手段、19は捌き送り手段18に
よって送られた原稿をさらに送る挟圧送りローラ、20は
原稿をプラテンガラス21上に載置するときとプラテンガ
ラス21上から挟圧排出ローラ22を介して原稿排出部15に
排出するときに矢印方向に回動するプラテン上送りベル
トであり、20Aと20Bはプラテン上送りベルト20を張架し
ている駆動ローラと従動ローラ、20Cはプラテン上送り
ベルト20のテンションローラ、20Dはプラテン上送りベ
ルト20をプラテンガラス21の上面に圧接させるようにす
る押しローラである。
23はプラテンガラス21上に原稿を載置するときは図示
のように上端がプラテンガラス21の上面よりも上に突出
するように変位し、原稿をプラテンガラス21上から原稿
排出部15に排出するときは上端がプラテンガラス21の上
面より下に引込んで退避する露光部ストッパである。露
光部ストッパ23は、プラテン上送りベルト20が回動を開
始する直前に退避し、プラテン上送りベルト20が停止す
る直前に突出するように、複写機の図示していない制御
装置によって駆動制御される。それによって露光部スト
ッパ23がプラテン上送りベルト20に与える抵抗等の影響
を小さくできる。
のように上端がプラテンガラス21の上面よりも上に突出
するように変位し、原稿をプラテンガラス21上から原稿
排出部15に排出するときは上端がプラテンガラス21の上
面より下に引込んで退避する露光部ストッパである。露
光部ストッパ23は、プラテン上送りベルト20が回動を開
始する直前に退避し、プラテン上送りベルト20が停止す
る直前に突出するように、複写機の図示していない制御
装置によって駆動制御される。それによって露光部スト
ッパ23がプラテン上送りベルト20に与える抵抗等の影響
を小さくできる。
原稿自動給送装置7は、挟圧排出ローラ22の下側ロー
ラ軸22Aを回動軸として第2図示位置から反時計方向
に、または第2図紙面の奥側のプラテン面に平行な軸を
中心に紙面の手前側が持ち上げられるように、開き回動
可能であり、24は原稿自動給送装置7が図示位置から開
き回動しているか否かを検出するが給送装置開放センサ
である。
ラ軸22Aを回動軸として第2図示位置から反時計方向
に、または第2図紙面の奥側のプラテン面に平行な軸を
中心に紙面の手前側が持ち上げられるように、開き回動
可能であり、24は原稿自動給送装置7が図示位置から開
き回動しているか否かを検出するが給送装置開放センサ
である。
摩擦送りローラ17から挟圧排出ローラ22までの原稿給
送系は、複写機の制御装置に制御されて第3図における
反時計方向の回転速度を少なくとも2段階に切換えら
れ、またはさらに逆回転も行われる、例えば直流モータ
とエンコーダまたはタコゼネレータを用いた速度制御装
置との結合からなる直流サーボモータのような、モータ
25によって駆動される。すなわち、モータ25の回転がモ
ータプーリ26からタイミングベルトによってキャリヤプ
ーリ27に伝えられ、さらにキャリヤプーリ27と一体に回
転する減速キャリヤプーリ28からタイミングベルトによ
って挟圧送りローラ19と一体のローラプーリ19Aと電磁
クラッチ29の入力側プーリ30に伝えられ、そして電磁ク
ラッチ29が複写機の制御装置に制御されてオン状態にな
っている条件で、入力側プーリ30の回転が出力軸31と一
体の出力軸歯車32およびそれと噛み合う捌き送り手段18
の摩擦送りベルト18Aを駆動する芯軸歯車33に伝えら
れ、さらに軸芯歯車33と一体に回転する芯軸プーリ34か
らタイミングベルトによって摩擦送りローラ17と一体の
ローラ軸プーリ17Aに伝えられると言った工合に、挟圧
送りローラ19や摩擦送りローラ17と捌き送り手段18の駆
動が行われる。なお、捌き送り手段18の捌きローラ18B
が反時計方向に回転するものであるときのその回転は、
例えばベルト芯軸の回転で駆動される揺動クランクとラ
チェット機構によって与えることができる。プラテン上
送りベルト20と挟圧排出ローラ22の駆動は、前述のキャ
リヤプーリ27の回転が複写機の制御装置に制御される電
磁クラッチ35のオン状態で出力側プーリ36に伝えられ、
出力側プーリ36からタイミングベルトによってプラテン
上送りベルト20の駆動ローラ20Aと一体的のローラ軸プ
ーリ20APに伝えられること、そしてプラテン上送りベル
ト20の従動ローラ20Bの回転がそのローラ軸プーリ20BP
からタイミングベルトによって挟圧排出ローラ22のロー
ラ軸プーリ22Pに伝えられることによって行われる。
送系は、複写機の制御装置に制御されて第3図における
反時計方向の回転速度を少なくとも2段階に切換えら
れ、またはさらに逆回転も行われる、例えば直流モータ
とエンコーダまたはタコゼネレータを用いた速度制御装
置との結合からなる直流サーボモータのような、モータ
25によって駆動される。すなわち、モータ25の回転がモ
ータプーリ26からタイミングベルトによってキャリヤプ
ーリ27に伝えられ、さらにキャリヤプーリ27と一体に回
転する減速キャリヤプーリ28からタイミングベルトによ
って挟圧送りローラ19と一体のローラプーリ19Aと電磁
クラッチ29の入力側プーリ30に伝えられ、そして電磁ク
ラッチ29が複写機の制御装置に制御されてオン状態にな
っている条件で、入力側プーリ30の回転が出力軸31と一
体の出力軸歯車32およびそれと噛み合う捌き送り手段18
の摩擦送りベルト18Aを駆動する芯軸歯車33に伝えら
れ、さらに軸芯歯車33と一体に回転する芯軸プーリ34か
らタイミングベルトによって摩擦送りローラ17と一体の
ローラ軸プーリ17Aに伝えられると言った工合に、挟圧
送りローラ19や摩擦送りローラ17と捌き送り手段18の駆
動が行われる。なお、捌き送り手段18の捌きローラ18B
が反時計方向に回転するものであるときのその回転は、
例えばベルト芯軸の回転で駆動される揺動クランクとラ
チェット機構によって与えることができる。プラテン上
送りベルト20と挟圧排出ローラ22の駆動は、前述のキャ
リヤプーリ27の回転が複写機の制御装置に制御される電
磁クラッチ35のオン状態で出力側プーリ36に伝えられ、
出力側プーリ36からタイミングベルトによってプラテン
上送りベルト20の駆動ローラ20Aと一体的のローラ軸プ
ーリ20APに伝えられること、そしてプラテン上送りベル
ト20の従動ローラ20Bの回転がそのローラ軸プーリ20BP
からタイミングベルトによって挟圧排出ローラ22のロー
ラ軸プーリ22Pに伝えられることによって行われる。
複写機の制御装置は、例えば原稿自動給送装置7が第
1図や第2図に示した閉じられた位置にあって、原稿積
載部8に原稿が載置されておらない状態で図示してない
メインスイッチがオンされると、第1原稿センサ11の原
稿無し情報と給送装置開放センサ24の閉じ情報とによっ
てモード表示ランプ4を点滅させる。そしてこの状態で
は、定着装置の温度上昇等の複写動作開始準備が完了し
た後に複写始動釦1が押されても、複写動作を禁止す
る。
1図や第2図に示した閉じられた位置にあって、原稿積
載部8に原稿が載置されておらない状態で図示してない
メインスイッチがオンされると、第1原稿センサ11の原
稿無し情報と給送装置開放センサ24の閉じ情報とによっ
てモード表示ランプ4を点滅させる。そしてこの状態で
は、定着装置の温度上昇等の複写動作開始準備が完了し
た後に複写始動釦1が押されても、複写動作を禁止す
る。
それに対して、原稿自動給送装置7が解放されて、給
送装置開放センサ24の開放情報が制御装置に入力される
と、制御装置は、その開放情報を入力している間、およ
び再び閉じ情報を入力するようになってからのタイマー
またはパルスカウントによる所定時間までの間は、モー
ド表示ランプ4を手動給送モード選択の消灯状態にす
る。この状態では、露光部ストッパ23が与えるプラテン
ガラス21上の露光部位置に原稿が載置されているか否
か、また原稿自動給送装置7が閉じられているか否かに
拘りなく、複写始動釦1が押されると、制御装置の制御
により次のような複写動作が行われる。図示してない感
光体ドラムの回転とその表面のクリーニング並びにクリ
ーニング面の帯電、第2図の実線位置から一点鎖線位置
への露光ランプ37等の移動とそれに続く一点鎖線位置か
ら太矢線方向への原稿像投影走査移動による感光体ドラ
ム帯電面への静電像の形成の複写部数回の繰り返し、毎
回の静電像のトナー像への現像、各トナー像毎にB5,A4,
B4等の給紙カセットあるいは給紙トレイのいずれかから
の複写用紙の送り込みとそれへのトナー像の転写と定
着、それによって得られた複写紙の複写紙排出トレイへ
の排出、最後の原稿像投影走査移動を終えた露光ランプ
37等の実線位置への復帰が行われて一連の複写動作を終
了する。この場合、複写動作の終了前に原稿自動給送装
置7が閉じられていれば、複写動作の終了によってモー
ド表示ランプ4は点滅状態に変えられる。したがって、
次にまた手動給送モードで複写を行うためには、一旦は
原稿自動給送装置7を開放してモード表示ランプ4を再
び手動給送モード選択の消灯状態にしなければならな
い。
送装置開放センサ24の開放情報が制御装置に入力される
と、制御装置は、その開放情報を入力している間、およ
び再び閉じ情報を入力するようになってからのタイマー
またはパルスカウントによる所定時間までの間は、モー
ド表示ランプ4を手動給送モード選択の消灯状態にす
る。この状態では、露光部ストッパ23が与えるプラテン
ガラス21上の露光部位置に原稿が載置されているか否
か、また原稿自動給送装置7が閉じられているか否かに
拘りなく、複写始動釦1が押されると、制御装置の制御
により次のような複写動作が行われる。図示してない感
光体ドラムの回転とその表面のクリーニング並びにクリ
ーニング面の帯電、第2図の実線位置から一点鎖線位置
への露光ランプ37等の移動とそれに続く一点鎖線位置か
ら太矢線方向への原稿像投影走査移動による感光体ドラ
ム帯電面への静電像の形成の複写部数回の繰り返し、毎
回の静電像のトナー像への現像、各トナー像毎にB5,A4,
B4等の給紙カセットあるいは給紙トレイのいずれかから
の複写用紙の送り込みとそれへのトナー像の転写と定
着、それによって得られた複写紙の複写紙排出トレイへ
の排出、最後の原稿像投影走査移動を終えた露光ランプ
37等の実線位置への復帰が行われて一連の複写動作を終
了する。この場合、複写動作の終了前に原稿自動給送装
置7が閉じられていれば、複写動作の終了によってモー
ド表示ランプ4は点滅状態に変えられる。したがって、
次にまた手動給送モードで複写を行うためには、一旦は
原稿自動給送装置7を開放してモード表示ランプ4を再
び手動給送モード選択の消灯状態にしなければならな
い。
複写部数が複数部の場合に上述の手動給送モードでの
一連の複写動作が迅速に行われるように、露光ランプ37
等が実線位置から一点鎖線位置に移動する際にプラテン
ガラス21上の原稿サイズを検出して、あるいは制御パネ
ルの図示してない複写用紙選択釦で複写用紙を選択し
て、それらのいずれかの情報に基づいて露光ランプ37等
の一点鎖線位置から太矢線方向の原稿像投影走査移動距
離を決定するようにできる。
一連の複写動作が迅速に行われるように、露光ランプ37
等が実線位置から一点鎖線位置に移動する際にプラテン
ガラス21上の原稿サイズを検出して、あるいは制御パネ
ルの図示してない複写用紙選択釦で複写用紙を選択し
て、それらのいずれかの情報に基づいて露光ランプ37等
の一点鎖線位置から太矢線方向の原稿像投影走査移動距
離を決定するようにできる。
原稿自動給送装置7が閉じられている状態で、原稿積
載部8に原稿が先端を先端位置規制板16に当てるように
載置され、第1原稿センサ11の原稿有り情報が制御装置
に入力されると、制御装置はプラテンガラス21上に原稿
が載置されているか否かに拘らず、モード表示ランプ4
を原稿自動給送モード選択の点灯状態にする。そして制
御装置は、原稿自動給送モードでは、複写部数が1部か
複数部かによって、原稿像露光をプラテンガラス21上に
原稿を停止させることなく行うか停止させて行うかを決
定する。この原稿自動給送モードで複写を行う場合は、
先に幅位置規制板9で原稿積載部8上の原稿幅を挟むよ
うにする。それによって原稿サイズセンサ10が制御装置
に原稿サイズ情報を与え、その情報に基づいて制御装置
は複写部数1部または複写部数複数部のときの1部目の
原稿像露光における露光ランプ37等の位置、複写部数複
数部のときの2部目以降の原稿像露光における露光ラン
プ37等の走査移動距離、複写部数複数部のときのプラテ
ンガラス21上に送り込んだ原稿の次に送り込む原稿の待
機位置、B5,A4,B4等のいずれかの複写用紙サイズ等も決
定する。
載部8に原稿が先端を先端位置規制板16に当てるように
載置され、第1原稿センサ11の原稿有り情報が制御装置
に入力されると、制御装置はプラテンガラス21上に原稿
が載置されているか否かに拘らず、モード表示ランプ4
を原稿自動給送モード選択の点灯状態にする。そして制
御装置は、原稿自動給送モードでは、複写部数が1部か
複数部かによって、原稿像露光をプラテンガラス21上に
原稿を停止させることなく行うか停止させて行うかを決
定する。この原稿自動給送モードで複写を行う場合は、
先に幅位置規制板9で原稿積載部8上の原稿幅を挟むよ
うにする。それによって原稿サイズセンサ10が制御装置
に原稿サイズ情報を与え、その情報に基づいて制御装置
は複写部数1部または複写部数複数部のときの1部目の
原稿像露光における露光ランプ37等の位置、複写部数複
数部のときの2部目以降の原稿像露光における露光ラン
プ37等の走査移動距離、複写部数複数部のときのプラテ
ンガラス21上に送り込んだ原稿の次に送り込む原稿の待
機位置、B5,A4,B4等のいずれかの複写用紙サイズ等も決
定する。
そこで、複写始動釦1が押されると、制御装置の制御
により、以下のような複写動作が開始する。感光体ドラ
ムの回転とその表面のクリーニング並びに帯電、それと
ともに原稿サイズが小さい場合は、第2図実線位置の露
光ランプ37等の原稿サイズに応じた二点鎖線位置への移
動、この移動の有無に拘りなく摩擦送りローラ17の図示
してない昇降手段による下降、それに続く摩擦送りロー
ラ17から挟圧排出ローラ22までの矢印方向の駆動が行わ
れて、それにより原稿積載部8から最上部の原稿が1枚
送り出される。プラテンガラス21上に先に原稿が置かれ
ていた場合は、その原稿はプラテンガラス上送りベルト
20の矢印方向の回動によって原稿排出部15に排出され
て、複写されることはない。原稿積載部8から送り出さ
れた1枚目の原稿先端が実線位置までは二点鎖線位置に
ある露光ランプ37の照明位置に達する前に露光ランプ37
の点灯が行われ、原稿が上記照明位置を通過することに
よって感光体ドラムの帯電面に像露光が行われて静電潜
像が形成され、その静電潜像のトナー像への現像と原稿
サイズに応じた複写用紙の感光体ドラムへの送り込み、
送り込まれた複写用紙へのトナー像の転写と定着、それ
によって得られた複写紙の複写紙排出トレイへの排出が
行われる。この場合の複写用紙の送り込みは、露光ラン
プ37の照明位置に近い第3原稿センサ13が原稿先端を検
出した情報から原稿先端が露光ランプ37の照明位置に達
するとき、そして原稿像の先端が転写位置に達するとき
を求めて、そのときに複写用紙の先端が複写位置に達す
るように行われる。
により、以下のような複写動作が開始する。感光体ドラ
ムの回転とその表面のクリーニング並びに帯電、それと
ともに原稿サイズが小さい場合は、第2図実線位置の露
光ランプ37等の原稿サイズに応じた二点鎖線位置への移
動、この移動の有無に拘りなく摩擦送りローラ17の図示
してない昇降手段による下降、それに続く摩擦送りロー
ラ17から挟圧排出ローラ22までの矢印方向の駆動が行わ
れて、それにより原稿積載部8から最上部の原稿が1枚
送り出される。プラテンガラス21上に先に原稿が置かれ
ていた場合は、その原稿はプラテンガラス上送りベルト
20の矢印方向の回動によって原稿排出部15に排出され
て、複写されることはない。原稿積載部8から送り出さ
れた1枚目の原稿先端が実線位置までは二点鎖線位置に
ある露光ランプ37の照明位置に達する前に露光ランプ37
の点灯が行われ、原稿が上記照明位置を通過することに
よって感光体ドラムの帯電面に像露光が行われて静電潜
像が形成され、その静電潜像のトナー像への現像と原稿
サイズに応じた複写用紙の感光体ドラムへの送り込み、
送り込まれた複写用紙へのトナー像の転写と定着、それ
によって得られた複写紙の複写紙排出トレイへの排出が
行われる。この場合の複写用紙の送り込みは、露光ラン
プ37の照明位置に近い第3原稿センサ13が原稿先端を検
出した情報から原稿先端が露光ランプ37の照明位置に達
するとき、そして原稿像の先端が転写位置に達するとき
を求めて、そのときに複写用紙の先端が複写位置に達す
るように行われる。
複写部数が1部のときは、挟圧送りローラ19およびプ
ラテン上送りベルト20は続けて矢印方向に駆動され、露
光ランプ37の照明位置を通過して露光された原稿を原稿
排出部15に排出する。そして、摩擦送りローラ17と捌き
送り手段18は、続けて矢印方向に駆動されるか、、また
は先に送り出した原稿との間隔をとるために、第2原稿
センサ12または第3原稿センサ13が原稿先端を検出した
情報と原稿サイズ情報および原稿の搬送速度とから求め
られる原稿の後端が摩擦送りローラ17の送り出し位置に
達したときから所定短時間停止した後に再び矢印方向に
駆動されることを繰り返すかして、原稿積載部8の原稿
を上から順次1枚あて送り出す。送り出された原稿は、
1枚目の原稿と同様、次々とプラテンガラス21上を通過
して複写された後に原稿排出部15に排出され、摩擦送り
ローラ17から挟圧排出ローラ22までの原稿給送系は第1
原稿センサ11が紙無しを検出した最後の原稿が挟圧排出
ローラ22を通過し終えた時点で停止する。その前に、最
後の原稿が露光ラン37の照明位置を通過し終えたことが
第4原稿センサ14による最後の原稿の先端検出で知られ
るから、それによって露光ランプ37の消灯と実線位置へ
の復帰がなされる。最後の原稿がプラテンガラス21上を
通過することによって得られる最後の複写紙が複写紙排
出トレイに排出し終えるときに複写紙給送系も停止して
一連の複写動作が終了する。
ラテン上送りベルト20は続けて矢印方向に駆動され、露
光ランプ37の照明位置を通過して露光された原稿を原稿
排出部15に排出する。そして、摩擦送りローラ17と捌き
送り手段18は、続けて矢印方向に駆動されるか、、また
は先に送り出した原稿との間隔をとるために、第2原稿
センサ12または第3原稿センサ13が原稿先端を検出した
情報と原稿サイズ情報および原稿の搬送速度とから求め
られる原稿の後端が摩擦送りローラ17の送り出し位置に
達したときから所定短時間停止した後に再び矢印方向に
駆動されることを繰り返すかして、原稿積載部8の原稿
を上から順次1枚あて送り出す。送り出された原稿は、
1枚目の原稿と同様、次々とプラテンガラス21上を通過
して複写された後に原稿排出部15に排出され、摩擦送り
ローラ17から挟圧排出ローラ22までの原稿給送系は第1
原稿センサ11が紙無しを検出した最後の原稿が挟圧排出
ローラ22を通過し終えた時点で停止する。その前に、最
後の原稿が露光ラン37の照明位置を通過し終えたことが
第4原稿センサ14による最後の原稿の先端検出で知られ
るから、それによって露光ランプ37の消灯と実線位置へ
の復帰がなされる。最後の原稿がプラテンガラス21上を
通過することによって得られる最後の複写紙が複写紙排
出トレイに排出し終えるときに複写紙給送系も停止して
一連の複写動作が終了する。
複写部数が複数部のときは、照明位置を通過した1枚
目の原稿は先端が露光部ストッパに当接した位置で止め
られる。それは例えば第3原稿センサ13の原稿先端検出
情報と第3原稿センサ13から露光部ストッパ23までの搬
送所要時間の情報とから原稿の先端が露光部ストッパ23
に突当たる直前で第3図のモータ25を停止させ、それに
よってプラテン上送りベルト20を停止させることにより
行われる。このときの摩擦送りローラ17の回転停止は、
原稿の重送を停止するために、原稿先端が挟圧送りロー
ラ19にニップされたら電磁クラッチ29をオフすることに
よって行われる。
目の原稿は先端が露光部ストッパに当接した位置で止め
られる。それは例えば第3原稿センサ13の原稿先端検出
情報と第3原稿センサ13から露光部ストッパ23までの搬
送所要時間の情報とから原稿の先端が露光部ストッパ23
に突当たる直前で第3図のモータ25を停止させ、それに
よってプラテン上送りベルト20を停止させることにより
行われる。このときの摩擦送りローラ17の回転停止は、
原稿の重送を停止するために、原稿先端が挟圧送りロー
ラ19にニップされたら電磁クラッチ29をオフすることに
よって行われる。
上述のモータ25の停止とともに、露光ランプ37の消灯
と一点鎖線位置への移動とが行われ、露光ランプ37等が
一点鎖鎖位置に達した後に引き続いて露光ランプ37等の
太矢印方向への原稿サイズに応じた距離の移動による走
査露光が指定複写部数nより1だけ少ないn−1回繰り
返される。このn−1回の走査露光が行われることで、
原稿が露光部ストッパ23に達するまでに露光されて得ら
れる複写紙も含めて、指定複写部数の複写紙が複写紙排
出トレイに排出されるようになる。また、このn−1回
の走査露光中に摩擦送りローラ17とその昇降手段,捌き
送り手段18,挟圧送りローラ19の駆動が行われて、原稿
積載部8から次の原稿が送り出され、先端が挟圧送りロ
ーラ19からプラテン送りベルト20の入口までの適当な位
置を占める待機位置にもたらされて待機させられる。こ
の間、第3図のモータ25が回転するので、プラテン上送
りベルト20は回動しないように、電磁クラッチ35がオフ
される。このときのモータ25の回転速度を先の原稿の露
光部への送り込みの回転速度よりも遅くして、それによ
り原稿の重送防止の確実性を期することが行われる。そ
れによっても複写の生産性は低下しない。次の原稿の待
機位置は、第2原稿センサ12が原稿の先端を検出してか
ら摩擦送りローラ17等を停止させるまでの時間によって
決定され、この時間を原稿サイズ情報によって、原稿の
送り方向サイズが大きいときは先端が挟圧送りローラ19
側の位置を占め、小さいときは先端がプラテン上送りベ
ルト20側の位置を占めて、原稿の送り方向サイズが変わ
っても露光部の原稿後端と待機位置の距離が余り変わら
ないように定めることも行われる。
と一点鎖線位置への移動とが行われ、露光ランプ37等が
一点鎖鎖位置に達した後に引き続いて露光ランプ37等の
太矢印方向への原稿サイズに応じた距離の移動による走
査露光が指定複写部数nより1だけ少ないn−1回繰り
返される。このn−1回の走査露光が行われることで、
原稿が露光部ストッパ23に達するまでに露光されて得ら
れる複写紙も含めて、指定複写部数の複写紙が複写紙排
出トレイに排出されるようになる。また、このn−1回
の走査露光中に摩擦送りローラ17とその昇降手段,捌き
送り手段18,挟圧送りローラ19の駆動が行われて、原稿
積載部8から次の原稿が送り出され、先端が挟圧送りロ
ーラ19からプラテン送りベルト20の入口までの適当な位
置を占める待機位置にもたらされて待機させられる。こ
の間、第3図のモータ25が回転するので、プラテン上送
りベルト20は回動しないように、電磁クラッチ35がオフ
される。このときのモータ25の回転速度を先の原稿の露
光部への送り込みの回転速度よりも遅くして、それによ
り原稿の重送防止の確実性を期することが行われる。そ
れによっても複写の生産性は低下しない。次の原稿の待
機位置は、第2原稿センサ12が原稿の先端を検出してか
ら摩擦送りローラ17等を停止させるまでの時間によって
決定され、この時間を原稿サイズ情報によって、原稿の
送り方向サイズが大きいときは先端が挟圧送りローラ19
側の位置を占め、小さいときは先端がプラテン上送りベ
ルト20側の位置を占めて、原稿の送り方向サイズが変わ
っても露光部の原稿後端と待機位置の距離が余り変わら
ないように定めることも行われる。
n−1回の最後の走査露光で露光ランプ37等が原稿サ
イズに応じた走査露光の終端位置の二点鎖線位置あるい
は実線位置に達したら、一転鎖線位置に戻らずに点灯を
続けて停止する。同時にプラテン上送りベルト20と挟圧
排出ローラ22および少なくとも挟圧送りローラ19の駆動
が行われて、プラテンガラス21上の1枚目の原稿が原稿
排出部15に排出されるとともに待機位置の2枚目の原稿
が1枚目の原稿と同様に露光部にもたらされて停止す
る。そして、2枚目の原稿も1枚目の原稿と同様に露光
されて指定複写部数の複写紙が複写紙排出トレイに排出
されるようになり、n−1回の走査露光の間に原稿積載
部8から待機位置への3枚目の原稿の送り出しも行われ
る。以上が第1原稿センサ11に原稿無しを検出させる最
後の原稿が露光部にもたらされるまで繰り返される。こ
の最後の原稿にn−1回の走査露光が行われる間には次
の原稿の待機位置への送り込み動作は行われず、またn
−1回の最後の走査露光の終端位置に達した露光ランプ
37等は消灯して実線位置に戻る。そして、n−1回の走
査露光が終わったときにプラテン上送りベルト20や挟圧
排出ローラ22の駆動がなされ、最後の原稿も原稿排出部
15に排出される。以上によって原稿積載部8に載置され
たすべての原稿についてn部の複写紙が得られることに
なり、最後の原稿の最後の複写紙が複写紙排出トレイに
排出され終わるときに一連の複写動作が全部終了する。
イズに応じた走査露光の終端位置の二点鎖線位置あるい
は実線位置に達したら、一転鎖線位置に戻らずに点灯を
続けて停止する。同時にプラテン上送りベルト20と挟圧
排出ローラ22および少なくとも挟圧送りローラ19の駆動
が行われて、プラテンガラス21上の1枚目の原稿が原稿
排出部15に排出されるとともに待機位置の2枚目の原稿
が1枚目の原稿と同様に露光部にもたらされて停止す
る。そして、2枚目の原稿も1枚目の原稿と同様に露光
されて指定複写部数の複写紙が複写紙排出トレイに排出
されるようになり、n−1回の走査露光の間に原稿積載
部8から待機位置への3枚目の原稿の送り出しも行われ
る。以上が第1原稿センサ11に原稿無しを検出させる最
後の原稿が露光部にもたらされるまで繰り返される。こ
の最後の原稿にn−1回の走査露光が行われる間には次
の原稿の待機位置への送り込み動作は行われず、またn
−1回の最後の走査露光の終端位置に達した露光ランプ
37等は消灯して実線位置に戻る。そして、n−1回の走
査露光が終わったときにプラテン上送りベルト20や挟圧
排出ローラ22の駆動がなされ、最後の原稿も原稿排出部
15に排出される。以上によって原稿積載部8に載置され
たすべての原稿についてn部の複写紙が得られることに
なり、最後の原稿の最後の複写紙が複写紙排出トレイに
排出され終わるときに一連の複写動作が全部終了する。
本発明の複写機は、原稿自動給送モードで複写部数が
1部のとき、および複写部数が複数部のときもそのうち
の1部目については、循環式におけると同様の露光を行
うから、原稿搬送速度を速くしなくても高い複写速度を
容易に得ることができ、しかも非循環式であるから、循
環式の欠点がなく、原稿搬送装置が比較的簡単で、原稿
を損傷することが少ない、と言う効果が得られる。
1部のとき、および複写部数が複数部のときもそのうち
の1部目については、循環式におけると同様の露光を行
うから、原稿搬送速度を速くしなくても高い複写速度を
容易に得ることができ、しかも非循環式であるから、循
環式の欠点がなく、原稿搬送装置が比較的簡単で、原稿
を損傷することが少ない、と言う効果が得られる。
また、原稿を搬送しつつ露光する場合に、露光ランプ
を固定する位置を原稿サイズ情報に基づいて決定するの
で、高い複写生産性を得ることができる。
を固定する位置を原稿サイズ情報に基づいて決定するの
で、高い複写生産性を得ることができる。
第1図は本発明複写機の例を示す外観斜視図、第2図は
原稿自動給送装置の例を示す概要構成部分側面図、第3
図は原稿自動給送装置の駆動機構の例を示す部分斜視図
である。 1……複写始動釦、2……キー群 3……複写部数表示部、6……異常表示部 7……原稿自動給送装置 8……原稿積載部、10……原稿サイズセンサ 11〜14……第1〜第4原稿センサ 15……原稿排出部、17……摩擦送りローラ 18……捌き送り手段、20……プラテン上送りベルト 21……プラテンガラス、22……挟圧排出ローラ 23……露光部ストッパ、24……給送装置開放センサ 25……モータ、29,35……電磁クラッチ
原稿自動給送装置の例を示す概要構成部分側面図、第3
図は原稿自動給送装置の駆動機構の例を示す部分斜視図
である。 1……複写始動釦、2……キー群 3……複写部数表示部、6……異常表示部 7……原稿自動給送装置 8……原稿積載部、10……原稿サイズセンサ 11〜14……第1〜第4原稿センサ 15……原稿排出部、17……摩擦送りローラ 18……捌き送り手段、20……プラテン上送りベルト 21……プラテンガラス、22……挟圧排出ローラ 23……露光部ストッパ、24……給送装置開放センサ 25……モータ、29,35……電磁クラッチ
Claims (1)
- 【請求項1】原稿積載部の原稿が1枚あて露光部に送ら
れて露光部で複写部数回の露光を行われた後に原稿排出
部に排出されるよう制御する制御部を設けてなる原稿自
動給送複写機において、 前記制御部は複写部数1部および複写部数複数部の1部
目のときは、露光部を通過する原稿に対して原稿サイズ
情報に基づいて決定された位置に固定された露光ランプ
で露光が行われ、 複写部数複数部の2部目以降のときは露光部に停止する
原稿に対して移動する露光ランプで露光が行われるよう
に制御することを特徴とする原稿自動給送複写機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1238862A JP2799597B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 原稿自動給送複写機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1238862A JP2799597B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 原稿自動給送複写機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03100671A JPH03100671A (ja) | 1991-04-25 |
JP2799597B2 true JP2799597B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=17036368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1238862A Expired - Lifetime JP2799597B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 原稿自動給送複写機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2799597B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2991602B2 (ja) * | 1993-10-14 | 1999-12-20 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置及び画像形成装置 |
US5893011A (en) * | 1994-11-02 | 1999-04-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus for copying a document by moving an exposure unit and for moving a document that is to be copied |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53125026A (en) * | 1977-04-08 | 1978-11-01 | Ricoh Co Ltd | Copying method for large number of sheets |
JPH0721616B2 (ja) * | 1987-04-03 | 1995-03-08 | 富士ゼロックス株式会社 | 複写装置 |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP1238862A patent/JP2799597B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03100671A (ja) | 1991-04-25 |
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