JP2991602B2 - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置及び画像形成装置

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JP2991602B2
JP2991602B2 JP5280405A JP28040593A JP2991602B2 JP 2991602 B2 JP2991602 B2 JP 2991602B2 JP 5280405 A JP5280405 A JP 5280405A JP 28040593 A JP28040593 A JP 28040593A JP 2991602 B2 JP2991602 B2 JP 2991602B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿自動給送装置(手
段)からプラテン上にシート原稿を搬送して読取る画像
読取装置及びそれを用いる画像形成装置に係り、詳しく
はシート原稿の搬送中に画像を読み取る流し読みと、シ
ート原稿を停止させて画像を読み取る固定読みとが可能
な画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿自動給送装置には、原稿循環式(R
DF)と非循環式(ADF)の装置が存在し、前者RD
Fの場合、原稿が露光部を通過する際に、露光を完了
し、原稿載置部の上方(又は下方)に排出する装置、さ
らに複数部設定の場合でも、順次原稿を再循環すること
で対応している装置が存在する。
【0003】このように、原稿を移動状態中に露光を終
了する流し読みモードとRDFとの組み合わせは、原稿
を一旦停止させてから露光装置を原稿領域に沿って移動
させる固定読みモードに対して、露光装置の移動時間分
のロスタイムがなくなるため、原稿の交換時間の短縮に
寄与し、複写システムの高速化技術、高生産性技術に繋
ると共に、所定の原稿交換時間で比較すると、固定読み
モードに対して、原稿をより低速の移動速度で循環させ
ることを可能とし、静音化技術にもつながるという利点
を有している。
【0004】RDFとの組合わせの例から言及すると、
フラッシュ露光技術との組合わせによって複写システム
の高速化、高生産性を可能としているシステムも存在す
る。フラッシュ露光技術に関する詳細説明は省略する
が、前述の露光装置と比較すると、原稿の全ての面を同
時に露光完了する構成であり、高出力の光源と、ベルト
型感光を具備する必要があり、装置大型化、高コスト、
消費電力のアップに繋り、この技術が利用されている装
置は、一部の大型高速機に限られているのが現状であ
る。
【0005】また後者ADF装置は、原稿をプラテン上
の所定位置に固定し、複写部数回の露光を露光装置を往
復移動することによって繰り返し、終了後、原稿を所定
の排紙トレイ上に排出、順次この動作が繰り返されるこ
とによって一連の原稿の複数部コピーを可能とする構成
であり、複写システムとしては出力側のソータとの組合
せにより、原稿を何度も繰り返し循環させることなく済
むので、原稿に対するダメージが比較的少ないという利
点を有する。
【0006】以上のような従来技術が存在する中で近
年、高速かつ静音化を達成するために、種々の提案がな
されている。
【0007】第1例として、シート材搬送装置で、シー
ト載置台上の原稿を、原稿のサイズやモードなどの条件
により、シート載置台の両端部に設けられた2つの給紙
手段のどちらかを自動的に選択して給紙を行い、複写機
本体の画像読み取り部まで搬送し、画像形成させる装置
が本願出願人により案出されている。
【0008】例えば、原稿再循環可能な系では、図21
のように原稿固定読みモード(第1の給紙手段側から給
紙される)では、シート原稿載置台304上に積載され
ている複数枚のシート原稿Pを第1の分離手段306で
1枚ずつに分離し、給紙手段338及びベルト307
より搬送し、プラテン303上の任意の位置に順次積載
し、複写機本体301内の画像読み取り部(光学系)3
80をa方向に移動して画像を読み取り、そしてベルト
307を反転すると共にドラムローラ310及び排出手
段311によりシート積載台304上に再積載する。原
稿流し読みモード(第2の給紙手段側から給紙される)
では、原稿トレイ304上に積層されている複数枚のシ
ート原稿Pを第2の分離手段314で1枚ずつ分離し、
給紙手段315により搬送し、光学系380のホームポ
ジション(破線で図示)から距離Lの位置に光学系38
0を固定し、プラテン303上幅広ベルト307によ
り一定速度で搬送されるシート原稿Pを搬送中に画像を
読み取り、ドラムローラ310及び排出手段311によ
りシート原稿載置台304上に積載する。
【0009】流し読みモードが選択される場合、例え
ば、スモールサイズの原稿(A4、B5、LTR)な
ど)をユーザが原稿トレイ304に載置し、複写機本体
のスタートキー(図示していない)をオン、第1の入口
センサ322がON、シート材長さ検知センサ368が
オフの条件により、流し読みモードで進行する。まず、
原稿トレイ304が枢軸340を支点に所定位置まで降
動作をして、ストッパ(シート束搬送手段)321によ
りシート原稿Pを第2の分離手段314側に束搬送し、
束搬送位置検出センサ328の位置まで(束搬送位置検
出センサ328がオンする状態になる)移動させ、第2
の給送手段315からの給送を行い、プラテン303に
送られ、前述した原稿流し読みモードにより複写され、
シート原稿が排紙ローラ311から原稿トレイ304上
に排出される。又、排出される毎にシート原稿の後端を
ストッパ321が第2の分離部側へ押し込み、整合性を
向上させ、もう一巡する場合は、全シート原稿を排出し
た後に一括で束搬送し再給紙、再複写される動作を行っ
ていた。第2例として、非循環タイプ即ちADF装置に
おいて流し読みを行なう装置(図19、図20)が案出
されている。
【0010】この構成の装置では、原稿をプラテン上に
搬送時に、プラテン下部の所定位置に、露光装置を固定
して流し読みを行ない、終了後、原稿を排出トレイに排
紙する構成であるが、複数枚のコピーを作成する場合
は、流し読み終了後、そのまま原稿を排出せずに、流し
読みを終了した位置において、原稿を一度停止し、その
後露光装置を、所定枚数分だけ往復移動させて、終了
後、原稿を排出トレイに排紙し複数枚のコピーシート作
成を可能とする、流し読み、固定読みを合わせた系の装
置である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記案
出された装置においては、例えば第1例の装置の場合、
原稿再循環式処理装置であるので、流し読みモード時に
おいて高い原稿交換スピードが得られ高生産性に適合し
ており、かつ前述したように静音化にも適しているが、
複数部のコピーを得ようとすれば、原稿を設定部数回循
環させなければならず、例えば上記装置のもつ分離手段
通過時の原稿に与えるストレス、屈曲パス通過時の原稿
へのカール付け等、オリジナル原稿に与えるダメージが
多く、かつ原稿ハンドリング時の搬送不良確率も高く高
信頼性を有するシステムとしては実施しにくい構成であ
った。
【0012】また第2例(図19、図20)の装置の場
合、原稿は再循環しない系であるので、原稿へのダメー
ジといった点からは問題ないが、原稿交換時間のより高
速化、及び、原稿と転写紙の位置合わせ(レジストレー
ション)の高精度化等を考慮すると、多くの問題が残存
していた。
【0013】例えば図19に示す、第2例の装置におい
ては、流し読みの読みとりポジションが1002又は1
003の位置に設けられているが、例えばスモールサイ
ズ流し読みを行なう際には、1 to 1モードにおいては
紙間を一定にすれば、所定プロダクティビティの確保が
可能であるとしても,1 to nの場合、画先タイミング
とりセンサ1004から、流し読み位置までの距離 lx
が長いため、原稿交換時間が長くなる。
【0014】即ち、流し読み、固定読みの併用モードを
実施時は、前の原稿が光学系移動による原稿固定読み中
は、幅広ベルト1005が移動できない構成のため、次
原稿の先端が画先タイミング取りセンサ1004より上
流側に待機していなければならない構成となり、紙間 l
xが大きくなり、原稿交換時に時間を要し、ハイプロダ
クティビティには適合不可能である。生産性を向上させ
るために画先タイミングとりセンサから流し読み位置ま
での距離 lxを短縮すると、流し読み走査中に原稿の後
端側が上流側の駆動系のクラッチOFF、ON等(分
離、給紙時)のショック等を受け画像ブレが発生し画像
信頼性が低下したり又はラージサイズのスキャニングも
不可能な構成となり、複写システムとしては不十分なも
のとなってしまう。図20の装置に関しても同様の問題
がある。
【0015】本発明は、シート原稿の流し読みと固定読
みとを併用可能にした画像形成装置において、原稿流し
読み速度を等速で安定させて、画像読み取り時の速度変
化による画像のブレ、伸び、縮み等の不具合を解消した
画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的と
するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、その主な手段を示すと、請
求項1に係る発明は、プラテン上のシート原稿を読み取
る画像読み取り手段と、前記プラテン上にシート原稿を
給送する原稿自動給送手段とを有し、前記原稿自動給送
手段により給送されるシート原稿の搬送中に画像を読み
取る流し読み及びシート原稿を停止させて画像を読み取
る固定読みが可能な画像読取装置において、1枚の原稿
を複数回読み取るとき、上記流し読みで1回読み取り
後、上記プラテン上で原稿を停止させて残りの回数分読
取り手段を移動させて固定読みで読み取りをし、先の原
稿の上記固定読み時に次の原稿が上記プラテン上であっ
てかつ流し読み位置の上流側で待機していて、この先の
原稿の読取り終了後に上記次の原稿の流し読みが開始さ
れ、前記画像読取り手段は、前記固定読みと流し読みと
を兼用すべく移動可能であり、前記画像読取り手段は、
前記流し読み時に流し読み原稿の後端が抜けると固定読
みスタート位置へ移動し、前記流し読み位置と前記固定
読みスタート位置の距離は、原稿長さに、原稿の送りに
ブレーキをかけてから停止するまでに要する距離である
減速停止助走距離を加えた長さであることを特徴とす
る。
【0017】
【0018】
【0019】
【作用】以上構成に基づき、原稿自動給送手段により給
送される1枚の原稿を、複数回読取るとき、シート原稿
の給送中に画像読取手段で原稿を1回流し読みした後、
プラテン上でシート原稿を固定した状態で、残りの回数
分画像読取手段を移動させて、原稿が固定読みする。
【0020】先の原稿の固定読み時に、次の原稿が上流
側で待機していて、上記先の原稿の読み取り終了後に、
先の原稿及び次の原稿を給送して原稿の交換を行って、
この原稿の交換中に、次の原稿を画像読取手段で流し読
みする。
【0021】これにより、原稿交換速度を上げなくと
も、スムーズに原稿交換を行うことができる。また、先
の原稿の固定読み時に、次の原稿をプラテン上で待機さ
せておき、先の原稿の読み取り終了後に、先の原稿及び
次の原稿を給送して原稿の交換を行って、この原稿交換
中に、次の原稿を画像読取手段で流し読みすることで、
原稿間隔を小さくすることができて、装置の高速化を図
ることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って説明し
てゆく。図1は本実施例である原稿自動給送装置(本実
施例においては、循環可能なRDFを実施例としたため
以下RDFと略す)を示している。
【0023】本実施例のRDFの基本的な原稿の流れに
関しては簡単に説明する。まず、RDF1の処理トレイ
2に載置された原稿群Pは設定モード、原稿サイズによ
って、A方向側(スイッチパス)とB方向側(閉ループ
パス)に切り分けられる。一例として、ラージサイズ
(例えば、B4、A3サイズ等)の場合、あるいは両面
コピーモードの時等は、A方向側(スイッチバックパ
ス)から給紙され、所定のパスPH1(説明省略)を経
て、画像形成装置100のプラテン105上の所定位置
に位置決めされ、光学系による露光動作終了後にC方向
側(排紙パスPH2)から戻され、再び処理トレイ2上
に戻される。
【0024】処理トレイ上の3はリサイクルレバーであ
り、コピーを終了した原稿群と、コピー前の原稿群を区
分ける仕切り部材であり、コピーボタン(図示せぬ)を
ONすると、リサイクルレバー3は最上部の原稿上に置
かれる。原稿は最下紙から、分離・搬送されるので、コ
ピーONと同時に最上部の原稿上に載置されたリサイク
ルレバー3は、下部の原稿が全てプラテン上に送られた
時に原稿載置面2aより下に下降し、1サイクルの原稿
の循環が終了したことが認識される。構成の詳細に関し
ては説明を省略するが、5、5′、5″は分離給送手
段、6′は搬送ローラで原稿をプラテン2へ導くもので
あり、6は反転ローラ、16は排出ローラでプラテン1
01から排出された原稿を再びプラテン又はトレイ2に
導く。
【0025】次に、スモールサイズの片面コピーモード
の時は、B方向から給紙され、所定のパスPH3(説明
省略)を経て、画像形成装置1のプラテン105上の所
定位置に位置決めされ、露光動作終了後C方向側(排紙
パスPH2)から戻され、再び処理トレイ2上に戻され
る。9,9′,9″は同じく分離給送手段、10は搬送
ローラである。さらに11はB方向側(閉ループパス)
のレジストローラであり、12は厚紙等をハンドリング
するのをより有利にするためにターンパス部に設けられ
たバックアップローラである。このとき、トレイは略
水平になるまで降下する。さらに13は手差しパス給紙
口であり、バックアップローラ12は手差しの給送ロー
ラとしても兼用されている。14はターンフラッパであ
り、通常B方向側からの給紙時は、プラテンエッジ部1
05aより上方に位置し、原稿がプラテンエッジ105
aにひっかからないようにガイドし、手差しモードで手
差し給紙時、1枚の原稿を、手差しパス給紙口13から
給紙時にも、プラテンエッジ部105aより上方に位置
させ、給送後、コピーが終了した後、再びE方向に戻さ
れる時、プラテンエッジ部から原稿をすくいとるため
に、プラテンエッジ部101aより下部に退避するよう
になっている。以上簡略的に説明したが、本構成は、特
願平5−22158号明細書と同一構成であるので説明
の重複を省く。
【0026】図2は、本実施例における駆動系の構成を
示す。
【0027】まず、プラテン105上の搬送ベルト40
(原稿をプラテン上に移送する手段)の駆動手段とし
て、本実施例においては、ステッピングモータ51を使
用する。ステッピングモータを使用する目的として1つ
は、制御性の良さ、即ち、起動・停止の制御レスポンス
が良いこと、さらに本実施例においては、搬送ベルト4
0(搬送ベルトから駆動受けるバックアップローラ)
と、レジストローラ11間の等速性を高精度に必要とす
るからである(詳細後述)。
【0028】さらにバックアップローラ12は、搬送ベ
ルト40によって従動するターンローラ8から駆動を受
け、搬送ベルト40とその周速が等速になるように駆動
伝達される。閉ループパス側のレジローラ11はステッ
ピングモータ64にて駆動される。ステッピングモータ
を使用する目的としては、前述のように、搬送ベルトと
の等速性を重視するためである(高精度レジレーション
確保のため)。このように本実施例において、搬送ベル
ト40、レジローラ11をステッピングモータにて駆動
するようにしているが、DCモータのPLL制御によっ
て、受け渡し部での等速制御、あるいは1つの駆動源と
クラッチ手段等によって、クラッチのオフ・オンにて、
搬送ベルトとレジローラを同時に同一駆動源で作動させ
るようにしても良い。さらに65はステッピングモータ
64の駆動軸に取付けられたクロック円板、66はクロ
ック検知センサであるステッピングモータ64の脱調を
検出する手段である。
【0029】また分離モータ52は、正転でスイッチバ
ック側の分離給送手段5,5´,5″を駆動し、逆転
て、閉ループ側の分離給送手段9,9´,9″及び閉ル
ープの搬送ローラ10を駆動できるようになっている。
分離モータ軸には、速度制御のためクロック円板53、
クロックセンサ54が設けられている。さらに、逆転
時、分離モータ52からの駆動はクラッチ70を介して
分離給送手段9,9´,9″へ伝達され、クラッチのオ
フ・オンにて分離給送手段9,9′,9″を選択的に作
動・停止させることを可能とする。また、搬送ローラ1
0に圧接された従動ローラ10´のローラ軸上にはクロ
ック円板67が取付けられており、クロックカウントセ
ンサ68の出力によって原稿の送り速度及び量をカウン
ト可能な構成になっている。
【0030】またスイッチバック側のレジスト及び反転
のための駆動手段として、反転モータ55が、反転ロー
を駆動可能に取付けられている。本実施例におい
て、反転モータ55はDCモータで、PLL制御によっ
て、搬送ベルト40と反転ローラ6間の等速制御を可能
としている。また、反転モータ軸にはPLL制御を可能
とするためのクロック円板56とクロック検知センサ5
7が取付いている(なお、反転モータはステッピングモ
ータで前述のベルトモータとの同期(等速制御)させて
も良い)。またスイッチバックパスの排紙ローラ16の
駆動は、排紙モータ61によってなされる。排紙モータ
にも、反転ローラ6との受け渡し及び、原稿排出時の速
度制御を可能とするため、クロック円板62、クロック
センサ63が取付けられている。さらに、原稿トレイ2
が閉ループシートハンドリング時に昇降を可能とするた
めの駆動源として、トレイ昇降モータ59が取付けられ
ている。
【0031】さらに、原稿セット時のつきあてシャッタ
41によって、閉ループシートハンドリング開始時にセ
ット原稿の先端側を、閉ループ分離給送手段9,9´,
9″入力口部に届くまで束移送するが、この時の束移送
駆動手段、及び、閉ループシートハンドリング後に戻っ
て来た原稿を再度分離給送手段側にジョギングさせるた
めの駆動手段として、束移送モータ60、本実施例にお
いては、ステッピングモータを使用している。
【0032】さらに、前述のように、セット原稿、処理
済み排紙原稿の仕切りとしてのリサイクルレバー3を駆
動するための、駆動源として、リサイクルモータ58が
トレイサイド規制板4内に取付けられている。
【0033】次にソレノイド関係の説明をすると、ま
ず、スイッチバック側の給紙補助を行なうウェイトを作
動させるために、ウェイトソレノイド71が取付けられ
ており、前述のシャッタ41を、給紙時に回動、退避さ
せるための駆動にシャッタソレノイド72が取付けら
れ、スイッチバック反転時、排紙及び両面のための反転
を切り換える反転フラッパ15を回動させるための、反
転フラッパソレノイド73が取付けられている。また閉
ループ側には、やはり給紙補助及び閉ループモードの時
の仕切りをするための、閉ループウェイトを作動するた
めに、仕切り回動ソレノイド74と、加圧ソレノイド7
5が閉ループウェイト軸と回動するように取付けられて
いる。さらに前述の手差し時のシートの搬入、排出時の
プラテン105に対する位置を切換える閉ループパスフ
ラッパ14を回動させる。ソレノイド76もフラッパ1
4軸が回動可能なように取付けられている。
【0034】次にパス内シートセンサ及び画像読み取り
位置に関して、図1に沿って説明をする。まずスイッチ
バック側からの説明を簡単にすると、トレイ2上に原稿
をセットしたことを検出するエンプティセンサ30、原
稿が分離されたことを検出する分離センサ31、原稿の
レジ、斜行ビリのタイミングどりを行なうスイッチバッ
クレジセンサ32、プラテンからスイッチバックで原稿
を戻したことを検知する反転センサ33、シートの排出
を検知する排紙センサ39を具備する。各センサの詳細
な機能としては、特願平5−22158号明細書にて記
載してあるため省略する。
【0035】次に閉ループ側のパスセンサに関しての説
明をすると、まずエンプティセンサ30は共用する。原
稿セット時原稿の後端の有無によってセット原稿がハー
フサイズ(A4、LTR、B5)がそれ以上の長さかの
検知を行なう原稿セットセンサ34を有する。ハーフサ
イズの場合(即ちエンプティセンサ30がONで原稿セ
ットセンサ34がOFFの場合)はハーフサイズ原稿と
判断し、閉ループ側から給紙されるようになる(実際は
エンプティセンサ30、原稿セットセンサ34、及び原
稿幅の検知(不図示)も同時に行ない、本実施例におい
ては、A4、LTR、B5を判断するようになってい
る)。
【0036】また原稿セットセンサ34は、閉ループ給
紙時、トレイ2が下降して、シャッタ41のF方向(図
1)の移動によって、束移送されたセット原稿の先端
(閉ループ給紙側端)を検知、原稿先端が分離に好適の
位置に移動した地点で(先端検知から所定量のクロック
を移動)シャッタ41による移動を停止する。そのため
の原稿束先端検知センサとしての役割も果たす。35は
閉ループ分離センサ、36は閉ループレジ、斜行どりの
タイミングどりを行なう閉ループレジセンサ、37は原
稿のプラテン上での位置決めを決定する画先センサであ
り、38は手差しセット及び排紙センサである。
【0037】次に原稿固定、光学系移動にて、スキャニ
ングを行なう時の光学系の露光開始のホームポジション
(スタート位置)Gは第1画先(固定読み画先)であ
、そこから右側に距離Lだけ移動した第2画先(流し
読み画先)Hの位置は光学系を固定して原稿を移送させ
ながら読みとる流し読み時のスキャニングポイントを
(流し読み位置)示す。
【0038】次に、RDFが取付く画像形成装置本体1
00の概略を図3に基づいて説明する。
【0039】光学系の構成は周知のごとく、第3ミラー
101、第2ミラー102、第1ミラー103と、原稿
照明ランプ104及びズームレンズ106及び第4ミラ
ー111にて、プラテン105上の原稿情報を感光ドラ
ム107上に伝達することを可能とする。上記光学系
は、原稿を定位置に固定して露光部133がプラテン上
を往復移動して画像の読み取り可能なように構成されて
おり、かつ、原稿が移動時に露光部を定位置に固定ロッ
ク(ロック手段は後述)して、画像を読み取り流し読み
の双方が可能なように構成されている。
【0040】次に108はドラムクリーナ、109は前
露光ランプ、110は1次帯電器、112はブランク露
光ランプ、113は電位センサ、114はトナーのホッ
パ部、115は現像器、116はマルチフィーダ、11
7はサイドトレイ、118はローラ電極、119は転写
前帯電器、120はレジストローラ、121は再給紙部
(両面)、122は転写・分離帯電器、123は上段フ
ロントトレイ、124は下段フロントトレイ、125は
搬送部、126は中間トレイ、127は第2搬送部、1
28は定着器、129は廃トナー回収容器、130は排
紙部、200はコピーシート出力側装置(ソータ)であ
る。以上、画像形成装置のプロセス関係の説明は、周知
であるために省略する。
【0041】本実施例のシートの流れに関して説明する
ために、画像形成装置の給紙の構成を1例として給紙ロ
ーラ132、レジセンサ131、レジローラ120を今
後の説明に用いていく。
【0042】本実施例は、流し読みを実施している構成
であるため、複写機本体の給紙、レジ、転写、分離のタ
イミングと原稿処理装置の原稿の流れ特に画像読取位置
までの原稿ハンドリングにおいて、上記複写機本体各プ
ロセスとの同期性が重要である。本実施例における複写
機本体との同期の説明をする前に原稿処理装置固有のシ
ート材の流れについて説明する。
【0043】本実施例における原稿処理装置は、前述の
ように(図1)A方向側に給紙するスイッチバックパス
は、特願平4−359306号明細書と同様の構成であ
るために説明を省略する。ここでは、B方向側からの給
紙によって、流し読みと固定読みを併用したミックスモ
ード(以下ミックスモードと呼ぶ)におけるシート材の
流れに関しての説明を図4(a) 〜図8(r) を用いて実施
する。
【0044】まず図4(a) においてトレイ上に原稿Pが
セッティングされた状態を示す。(a) の状態において、
エンプティセンサ30が原稿を検知し、原稿セットセン
サ34がOFFの場合、即ち、原稿の長さが所定の収納
スペースにおさまった状態において複写機本体から所定
のモードにおけるコピースタート信号が発令され、それ
が、ミックスモードを指定する情報であった時、トレイ
2は矢印方向に揺動支点101を中心に下降位置2´
(図中2点鎖線で示す)へ下降し、下降動作が終了する
と原稿つきあて部材シャッタ41が矢印方向に原稿群P
を束移送する。シャッタ41による束移送の量は、原稿
群Pの先端が原稿セットセンサ34を通過して所定量
(原稿が、分離給送手段9にて良好に分離できるだけの
移送量分)進めた位置によって停止させ、原稿群Pの最
下方から原稿Pn がくり出される(図4(c) 、図4(d)
)。
【0045】図4(d) においては原稿Pn がレジローラ
11につきあたった状態を示す。各原稿はレジローラ1
1部にて周知の斜行どり構成し、即ち停止しているロー
ラニップ部に原稿先端を合わせて上流側の搬送ローラ1
0,10´との間で、レジストループを形成し、分離搬
送時の斜行補正を行なう。そして所定時間後レジローラ
11は、回転を開始し、原稿Pn は、搬送を開始され
る。
【0046】図5(e) においては、原稿の後端が分離セ
ンサ35を抜けた状態の位置を示し、この状態におい
て、次の原稿Pn-1 の分離給紙が開始される。前に戻る
が、図4の(d) の状態において、レジストループ後、レ
ジローラ11と搬送ローラ10,10´は駆動源が異な
るが、前述のように搬送ローラ10の従動ローラ10´
の軸上にクロック円板が設けられており、上記クロック
円板及びクロックカウントセンサにより原稿Pn の搬送
速度が認識可能であり、前記クロックセンサの出力を元
に、原稿Pn の搬送速度に同期した周速になる様にレジ
ローラ11は回転する(即ち、前記クロック信号によっ
てレジローラを駆動するステッピングモータ64の回転
速度を同期回転する様な制御回路が構成されている)。
【0047】そして詳細は後述するが、原稿Pn の先端
が、幅広ベルト40からの駆動によって回転可能なバッ
クアップローラ12にニップされる直前で、前記、搬送
ローラ10、10′、レジローラ11の等速制御から、
(搬送←→レジ等速制御)幅広ベルト駆動するクロッ
ク、即ち、幅広ベルト40を駆動するステッピングモー
51、及び、レジ駆動ステッピングモータ64の同期
制御をかける(ステッピングモータ51のクロックによ
るレジステッピングモータ64の同期制御)ことによ
り、幅広ベルト40と、バックアップローラ12、及び
レジローラ11の周速が等速に制御される、ベルト←→
レジ、等速制御に切り換わる。
【0048】上記、等速制御が切換わった直後の状態に
おいては、(図5(h)参照)において、原稿の後端
が、搬送ローラ10、10′にニップされているが、搬
送ローラ側に図示せぬ搬送ローラが送り方向にフリー回
転することを許容するワンウェイクラッチが入ってお
り、搬送ローラの周速よりレジローラの周速が速くと
も、レジローラ11によって原稿をレジローラの周速で
引き技ける構成になっている。再び戻るが図5(e)
は、前記(ベルト←→レジ等速制御)によって原稿後端
n ′が搬送ローラ10、10′から技ける状態を表わ
す。
【0049】本実施例においては装置のコンパクト化の
ために、図5(e)の様にベルト←→レジ等速制御によ
って駆動系を立上げた時、原稿Pn の後端Pn ′は、搬
送ローラ10、10′にニップされる様な紙パス長さの
構成を取っているが、ベルト←→レジ等速制御によって
駆動系を立上げた時原稿Pn の後端Pn ′が、搬送ロー
ラ10、10′を抜けた状態をとる様に紙パス長さを設
定することによって、上記搬送ローラ10、10′側の
図示せぬワンウェイクラッチを廃止することも可能とな
る(図11参照)。
【0050】図11において、搬送ローラ対10Sとタ
ーンローラ対12S間の距離lsに対し、最大走査可能
サイズ原稿Psの送り方向長さlpが所定量小さくなる
様に構成すれば良い。
【0051】そして、図5(f)の状態においては、ベ
ルト←→レジの等速制御によって幅広ベルト40、バッ
クアップローラ12、レジローラ11、が等速で制御さ
れ、原稿Pn がプラテン105に進入した状態を示す。
この時次の現行Pn-1 は、搬送ローラ対10、10′
を、その先端が通過し、Pn-1 の先端Pn-1 ′が、Pn
の後端Pn ′に、追いつかない程度の搬送速度で、連続
的に搬送されている。また、原稿Pn-1 は、図2に示す
分離モータ52から駆動を受けている搬送ローラ10、
10′で搬送されている途中Pn-1 の後端Pn-1 ″が分
離給送手段9、9′のニップ点を通過しない状態で、分
離クラッチ70(図2)がOFFし、搬送ローラ10、
10′は回転を続けるが、分離、給送給送手段9、
9′、9″を停止させ、以後は搬送ローラ10、10′
によって原稿Pn-1 を分離給送手段9よりより引き抜
く。
【0052】前記構成によって良好な分離機能が得られ
る様になってこの引き抜き時の負荷を軽減するために、
フィードローラ9、搬送補助ローラ(半月ローラ9″に
は送り方向にフリー回転を許容するワンウェイクラッチ
が組込まれている。図5(g)はPn 、Pn-1 がさらに
搬送された状態を示す。さらにPn-1 に関してはPn
同様にレジローラ11によりレジストループ、斜行補正
がなされようとした状態を示す。
【0053】そして、図5(h)においては、Pn の先
端が流し読み画先(第2画先)Hから、所定量の距離 l
1 離れた位置に一時的に停止した状態を示す。この時、
原稿Pn の後端は流し読み露光走査をする幅広ベルト4
0の駆動以外の駆動源の影響を受けないように、上流側
の搬送ローラ対にはニップされないようになっており、
脱駆動系時のブレーキ等は解除される(本体実施例にお
いては、瞬時に停止と記載しているが停止させなくても
よい)。この時Pn-1 は、直に搬送→レジ等速制御によ
ってレジローラー11のニップ部から所定量の先出し
(Δ l)を完了した状態となっている。この時Pn の後
端とPn-1 の先端の紙間は l(n,n-1) 離れている。
【0054】さらにPn の先端位置は、画先センサ37
をPn の先端が通過した時点から所定クロック分の送り
が成された状態であり、図示せぬ制御回路において、前
記 l1 の距離は常に認識されている。図5(h)の状態
において、複写機本体からの画像許可信号(スタンバイ
信号)によって、Pn は搬送を開始され所定の助走区間
ls ( ls < l1 )後に、複写機本体のプロセススピー
ドと等速になる(等倍コピー時)。変倍コピー時の場合
は、本プロセススピードに対して倍率に応じた所定流し
読みスピードにて、相対スピード差(原稿ハンドリング
スピードと転写材の移送スピード差)を付けてハンドリ
ングする。
【0055】そして、前記Pn の先端送り量を決定する
図示せぬ制御回路によってPn の先端がH(第2画先)
と一致した時点(Pn 先端が画先センサ34を経過後、
n先端がHに到達するまでの総クロック経過後)で、
原稿処理装置から画先信号を発令し、複写機本体の感光
体ドラム107に、画像形成を開始する(図6
(i))。この時は即に原稿の搬送スピード及び、本体
のプロセススピードは等速で同期されて原稿を搬送しな
がら(光学系を固定)画像を読みとる流し読みが開始さ
れる。
【0056】そして、先の原稿n が一定速で流し読み
を完了した時点、即ち該原稿n の後端Pn ′が、流し
読み位置(第2画先)Hを経過した時点(経過した位置
も幅広ベルト搬送クロックによって、制御回路内にて認
識され、原稿Pn の後端がHを経過した時点)で、原稿
処理装置中の図示せぬ制御回路から、光学系リターン信
号(複写部数が2部以上の場合)が複写機本体制御回路
に発令され光学系露光部133(図3)が、第1画先G
に移動を開始する。
【0057】図6(j)は光学系露光部133が、流し
読み位置(第2画先)Hから固定読みスタート位置(第
1画先)Gに移動した状態を示す。原稿Pn は流し読み
を終了後、該原稿Pの先端が第画先(固定読みスター
ト位置)Gに到達すると幅広ベルト駆動が停止し、原稿
n (Pn-1 も同様)停止する(図6(j))。この時
原稿n 、Pn-1 の位置も、幅広ベルト搬送クロック
によって原稿処理装置内の図示せぬ制御回路に認識され
ている。
【0058】そして、図6(j)の状態で設定モードが
複数部mの時、残りのm−1回のスキャニングを原稿P
n に対して、今度は光学系の露光部133の往復移動
(X方向)によって、読み取るようになっている。もち
ろん設定モードが一部の時は原稿Pn に対して、光学系
露光部133が流し読み位置Hに固定され、原稿Pn
移送中に流し読みを行なうだけで1枚のコピーが作成さ
れるので、光学系露光部133はHの位置に固定された
まま、次のPn-1 、、Pn-2 …P1 までを順次、流し読
み露光すれば良い。
【0059】この様な設定部数によって、原稿の流し読
みと固定読みスキャニングを連続的に実施できる様に構
成することによって、コピー紙の出力側、例えば、ソー
タ等の容量(具体的にはソータのビン数分)分の部数ま
での設定であれば、原稿束Pn は1循環中の原稿の給送
置動作中に部数分のスキャニングを終了する。即ちこれ
までの流し読みスキャンにおいては、設定部数回の原稿
循環回数が必要であったのに対し、本実施例において
は、流し読みスキャン固定読みスキャンを一連の原稿送
り動作中に併用することによって、循環回数が1回(ソ
ータ側の容量内の時)で全てのスキャンを完了するばか
りでなく原稿の交換動作中に1回のスキャニングが終了
することになる。しかも、そのスピードはスキャニング
スピード(従来の原稿交換速度は、スキャニングスピー
ド(1000〜1300mmsec )に対して、かなり速
い)対して遅くてもよい。
【0060】さらに図9を参照して、流し読み走査時の
原稿待機位置に関する説明をもう少しつけ加える。
【0061】原稿が流し読み画先Hより上流側にl1
だけ離れた待機位置より、ベルト40が駆動されること
によって立上る。その時のベルト駆動モータ(ステッピ
ングモータ)51の立上り線図(時間−速度)を示した
ものが、図10である。
【0062】図10は、横軸に時間、縦軸に速度を表わ
したグラフであるが図の様にベルト駆動モータは、ステ
ップ励磁後(to)v1 からv2 までt1 時間で、一定
速度に立上がる。実はこのv2 が流し読み走査する時
の、原稿の移送スピードであり、等倍複写時には、複写
機本体のプロセススピードと一致する。図10における
面積S1 は走行距離を意味するもので図5(h)でいう
と距離ls に相当する。本実施例においてl1 >ls
(l1 は流し読み走査時の助送距離)に構成している。
【0063】これは、立上がり時のベルト40の駆動系
の立上り時の固有脈動が減衰して、画像ブレが発生しな
い最小限の振動減衰時間を考慮したものである。距離l
1 が短ければ流し読み読み取り開始までの時間が短縮さ
れシステムとしての生産性が向上することはいうまでも
ない。また流し読み走査終了後、原稿がS位置からS位
置へ移送されて停止するが(図9)、原稿が流し読み画
像先Hを通過時は、当然一定速度を維持して移送される
ため原稿が実質停止のために必要な距離はl2となる
原稿先端が、光学系移動することによってスキャニ
ングが成される固定読み画先Gにて停止されるまでの原
稿後端の距離、図6(j)におけるl2 )。図6(j)
におけるlw は、実質減速、停止区間であり、図10の
面積S3 に相当する。l2 >lw としているのは画像読
み取り終了後もl2 −lw だけの定速区間を設定し、レ
ジストズレ等によるばらつきが発生しても画像への影響
が発生しない様に余裕を取ったものであり、さらに言及
すれば停止までの時間を短縮するためでもある。
【0064】そして、原稿が、図9S′の位置で停止
後は停止時のベルト駆動系の固有振動がおさまる時間余
裕を見込んで、光学系の移動による走査が成される様に
なっている。
【0065】説明が相前後するが図5(h)において、
原稿Pn-1 は搬送←→レジスタの等速制御にて、先端が
レジローラ11のニップから△l進んだ所定量の先出し
終了後ベルト←→レジの等速制御に切換わり、原稿P
n-1 が図5(h)の状態から移動を開始し、Pn-1 の先
端が画先センサ37を通過時点からは原稿Pn-1 の搬送
クロークのカウント開始が成される。
【0066】原稿Pn-1 が図6(j)の状態の位置の停
止時その停止位置は前の原稿Pn によって支配的である
が次に原稿Pn-1 がH位置に到達するまでの搬送クロッ
クは前記、原稿Pn-1 先端が画先センサ37を通過時点
からカウントされており、位置Hと画先センサの距離は
不変であるのでPn-1 も図6(j)の状態から先端が
し読み位置Hに到達するまでの残クロック分を移送させ
た状態、即ち図5(h)に示す同じ状態で前記原稿処理
装置の制御回路から画先信号を発令して流し読みを開始
すれば原稿のレジ精度の保証を得られる。
【0067】後続原稿Pn-2 n-3 、P n-4 について
も同様の制御にて流し読みレジ合わせが成される。な
お、原稿Pn における流し読み位置Hまでの距離l1
n-1における該位置Hまでの距離 1 は、前述のレジ
ローラによる所定量の先出のし距離△lのばらつきによ
って若干の変動はあるが、前述の説明の様に各原稿にお
いて画先センサ37からのクロック数によって原稿先端
の到達ポイントを規定しているため、流し読み時の読み
取り開始位置H及び固定読み時の原稿先端停止位置の変
動が最小限に押えられ流し読みでも固定読みでも安定し
た先端レジスト精度が保証される。
【0068】図5(h)において、所定部数から流し読
みによる一部を引いた回数の固定読み(原稿固定、光学
系移動の周知の構成)露光が終了した原稿Pn は反転ロ
ーラ対7の方向に移送され、排出過程に入る。反転ロー
ラ対7の駆動は反転モータ55をPLL制御すること
で、幅広ベルト40の周速と反転ローラの周速を等速に
合わせて制御する様になっており、排出原稿が幅広ベル
トと、反転ローラにまたがって搬送された場合でもルー
プ形成、引っぱり合いを最小限に押えた搬送受私が可能
となっている。
【0069】さらに図6( l)において、Pn が排紙ロ
ーラ16によって先端がニップされる。排紙ローラ16
は、排紙モータ61によって駆動され幅広ベルト周速、
反転ローラ周速より早い速度で回転しているが、原稿が
反転ローラ7排紙ローラ16にまたがって搬送される時
は、搬送力の強い反転ローラ7によって支配的に配送さ
れ、後端が反転ローラのニップ点を経過した状態になる
と排紙ローラ固有の周速によって排紙積載性の良好な速
度制御系に従がった周速にて排出される(図7
(m))。
【0070】具体的には、Pn が反転ローラ7のニップ
を経過すると、一時的に反転ローラ7の周速より速いス
ピードで、後続原稿Pn-1 との紙間を広げ、Pn の後端
が、排紙センサ39を経過した時点で、排紙積載性に良
好な速度、本実施例の系においては、線速200〜40
0(mmsec )程度にて実施にスローダウンしている。
【0071】図7(n)において、排紙を完了した原稿
n は、処理前の既積載シート上に着地する。この状態
において所定タイミング後にシャッター41がシャッタ
ー駆動ステッピングモータ60によって駆動され、排紙
原稿Pn をJ方向(図7(n))にジョグ整合する。
【0072】そして上記に述べてきた原稿ハンドリング
動作がくり返され、例えば、一連の原稿Pの最終ページ
n が指定循環(コピー紙の出力側の容量を越えた部数
の設定時の、複数循環)を終了して排出された時、即ち
最終循環に入って、原稿Pの1枚目が排出されるまで
に、仕切り部材43が原稿束P上に載置(図7(o)参
照)される。仕切り部材43の駆動は第2図、74のソ
レノイドによって成される。即ちソレノイドONにて仕
切り部材43が原稿束P上に仕切り部材の目重にて載置
され最終循環のスキャニングが終了したシートが給紙
部、9、9′側に進入してゆくのを防止する(この時仕
切り部材の原稿束に与える押圧力は、非常に軽圧で、給
紙補助ローラ9″と最下部シートに積極的な搬送補助を
行なわない程度となっている)。
【0073】ソレノイド75は、仕切り部材が積極的に
原稿束Pに押圧力(給紙補助のため)を与える必要があ
る場合に作動する様になっている。即ち、原稿の分離が
給紙シーケンス上決められた時間t内に分離後センサ3
5によって検出されなかった時ソレノイド75が作動に
原稿束を仕切り部材43によって所定荷重Wにて押圧し
て、給紙補助ローラ9″に最下部シート(まさに分離給
送中のシート)に積極的な給送力を与える様になってい
る。
【0074】この様に、2つのソレノイド74、75に
よって仕切り部材43にて階段の押圧力を持たせる様
に、構成された機構をとる。(詳細機構は省略する。)
そして、図7(P)は、最終循環の最終原稿Pn が排紙
された状態を示す。Pn が排出された後トレイ2は再び
初期状態(原稿セット時)に上昇する(図8(q))。
【0075】そして、原稿束Pの先端Pa が、トレイ2
の先端2a から少し突出する程度まで、シャッター41
にてk方向に束移送し、原稿束Pの取り出し操作性を向
上している(図8(r))。
【0076】以上原稿処理装置側のシートの流れの一連
動作の説明を終了する。
【0077】ここで、本体光学系の動作を説明する。図
22において折り返しミラー系の光路をもった光学系装
置140は、第1ミラー103、ハロゲンランプ14
1、第1反射笠142、第2反射笠143、第3反射笠
144及び第1ミラー支台145等からなる第1ミラー
台146と、第2ミラー102、第3ミラー101、第
2ミラー支台147等からなる第2ミラー台148、そ
して、ズームレンズ149、第4ミラー111により、
プラテンガラス105上の原稿画像を感光ドラム上に伝
達している。駆動プーリ150は、駆動モータ(図示せ
ず)の駆動力によって往復回転せしめられ、該回転駆動
によって駆動プーリ150に巻きとられるワイヤ151
は、第1ミラー台146及び第2ミラー台148を、所
定速度によって、プラテンガラス105の下方を移動可
能にするため配設されている。
【0078】原稿固定読みの場合、第1ミラー台146
は、プラテンガラス105上に固定載置された原稿P
を、第1画先Gを先端基準として、矢印Zの方向へ等速
移動走査し、原稿Pの露光を行なう。原稿Pの露光が終
了すると、再び、第1ミイラ台146は矢印Yの方向へ
反転し、再び第1画先Gへと戻り、複写枚数又は部数が
複数の場合、再度矢印Z方向へ移動走査を開始する。流
し読みモード及びミックスモードを行なう際には、上述
した固定読み動作の他に、第1ミラー146を第2画先
Hで停止させることが必要となっている。
【0079】第1ミラー台146は、通常は図23に示
す通り、ミラー系のホームポジション(露光部がXの位
置)にあって、流し読み又はミックスモードの動作コマ
ンドを受けると、プラテン下方を矢印Z方向に移動、も
しくは露光走査しながら移動し、第2画先Hで停止す
る。その後、プラテンガラス105上面をRDF1(図
示せず)によって等速移送せしめられる原稿Pを、第2
画先Hに停止したまま露光走査を行なう。この流し読み
モードの場合、前述した通りレジストレーションのタイ
ミングでRDF1側で発せられ、その信号に合わせて複
写装置本体のレジストローラ120が動き、転写紙のレ
ジストレーションを行なうのどあるが、その際、必要不
可欠となることは、第1ミラー台146が、第2画先H
に正確に停止するということである(図24)。
【0080】これを達成するために、本発明では、図2
5に示す通り、第1ミラー台146及び第2ミラー台1
48の位置決めを行なうメカニカルロック機構152を
有している。第1ミラー台146及び第2ミラー台14
8を移動せしめるための駆動プーリ150の回転同軸上
に係合ピン153をもった回転支板154が配設されて
いる。該回転支板154の下方には、ソレノイド155
及び連結アーム156によって矢印W→←Vへと回転せ
しめられるロックアーム157が、支台158に設けら
れていて、通常ロックアーム157は、ソレノイドのO
FF状態と引張バネ159によって図の位置(退避位
置)に停止している。
【0081】流し読みを行なう場合、駆動プーリ150
が矢印Tの方向へ回転し、第1ミラー台146を第2画
先Hへと導くが、第2画先Hで正確に第1ミラー第14
6が停止するために、図25に示す通り、所定ソレノイ
ド155が矢印V方向へ変位し、ON状態になると、連
結アーム156によってロックアーム157は図26
実線位置(作動位置)に変位する。図26で、駆動プー
リ150の同軸上にある回転支板154の回転により係
合ピン153は、作動位置にあるロックアーム157に
対して、矢印T方向へ進入しロックアーム157先端の
両取り部Qに当接し、アームをは印P方向に押し上げ
る。
【0082】連結アーム156のロックアームを157
との係合部Nは長穴になっていてロックアームが作動位
置から矢印P方向に変位可能に構成されている係合ピン
153はロックアーム157を矢印R方向に押し上げた
後、矢印Tの方向へ回転を続けロックアーム157の壁
部Mに当接して停止する。また、ロックアーム157を
矢印R方向に押し上げた後、矢印Tの方向へ回転を続
け、ロックアーム157の壁部Mに当接して停止する。
【0083】又、ロックアーム157は引張バネ159
によって図の実線位置に至り、係合ピン153と係合
し、駆動プーリー150を停止させ、第1ミラー第14
6を所定の位置に停止させる。又、係合ピン153がロ
ックアーム157に係合する場合、係合時の衝撃等など
を考慮して、通常は充分に減速されてから、浸入するよ
う制御されている。
【0084】第1ミラー第146が、流し読みのため第
2画先Hから離脱し、第1画先Gへと戻る際には、図2
6に示す通り、係合ピン153は、ロックアーム157
との係合状態からロックアームの内周の面取り部Lを押
し上げて矢印K方向へ逆転をする。その後、係合ピン1
53が、ロックアーム157から完全に離脱すると、ソ
レノイド155は、その際には既にOFF状態となって
いて、ロックアーム157は、引張バネ159によっ
て、退避位置へと戻る。
【0085】次にミックスモードにて一連のコピー動作
をさせた時の原稿の動き、光学系の動き給紙側の動きに
関して簡単に説明する。
【0086】図12(a)はトレイ上にシートを載置し
た状態を表わす。複写機本体の図示コピースタートボタ
ンコンプティセンサ30が(ON)及び、原稿サイズセ
ンサ34が(OFF)及び、原稿の幅方向の情報(図1
規制板4及び規制板4の対抗方向の部材によって図示せ
ぬ幅方向の長さ検知手段が内蔵されている。によって、
流し読みパス(図1、B)が選択された時、トレイ2
が、トレイ左側端部近傍を支点に時計方向に回動する
(図12(b))。そして、後端束押し部材で、原稿束
Pの後端を押し右側給紙部9に束移送する(図13
(c))。
【0087】光学系、101、102、103、10
4、133は流し読みモードが確定された地点でX11
方向に移動を開始する(図12(b))。そして、流し
読み画先位置(図13(c))H位置に露光部133が
停止ロックされる。
【0088】そして、原稿Pの最下部シートP1 も図1
3(d)の位置に来た時点(流れ読み待機位置)では、
転写紙側のシートP′1 も給送を開始されている。P1
の位置にシートが到達した状態は、前述の様に画先セン
サ38を原稿P1 が通過してからのクロック数にて、R
DF側で認識されており待機位置到達信号を本体側に送
付する。前記信号を受けて本体側CPUより(図示せ
ぬ)露光開始許可信号をRDF側に送信する。この許可
信号を受けたRDF側は原稿P1 のスタートを開始す
る。そして、流し読み画先位置Hに、原稿の先端が到達
した時RDF側から本体側に画先信号を送信し、画像形
成露光が開始される(図14(e)。
【0089】この時の原稿が画先位置に到達したタイミ
ングも画先センサ38からの原稿先端が進んだクロック
にて認識されている。
【0090】そして、図14(f)においては、原稿P
1 が流し読み露光されている状態を表わす。そして、本
体側のドラム107の露光位置134から、転写位置1
35までの距離ldと、レジローラ120から、転写部
までの距離lkと、露光終了距離lpの関係が ld−lp≒lk となるタイミングでレジローラ120はONし、転写紙
の先端と画像の先端が合う様になっている図14
(f)。原稿P1 の後端が露光位置を抜けた時点で光学
系バック信号(RDFから)によって、光学系はX2
向(第1画先)に戻りを開始する(図15(g))。
【0091】光学系、第1画先のホームポジションに到
達した地点(図示せぬホームポジションセンサ)にて、
今度は、通常の光学系が移動(原稿P1 は固定)して、
露光を行なう。固定読みモードが開始される。この時原
稿P1 は既に第1画先(固定読み画先G)に到達してい
る。図15(h)は本体光学系がスタートして、光学系
露光部133が、第1画先Gに到達した状態を表わす。
図16(i)は、光学系移動による露光が成されている
状態を表わす。
【0092】そして、以降は、設定部数がnの時は、光
学系を往復させて、n−1回の露光がくり返される(流
し読みで1回露光されているので、光学系移動によるス
キャニングはn−1回となる)。
【0093】光学系移動による露光時の転写シートとの
タイミングどりに関しては周知であるので説明をはぶ
く。
【0094】図12〜図17では、2部のコピーを作っ
ている状態を示すものであって、流し読み露光と固定読
み露光が、各1回ずつ行なわれる。また、1部のコピー
束を作成する場合は、固定読みを行なわなくて良いの
で、光学系は、流し読み画先Hに固定された状態で流し
読み露光のみ行なわれる様になっている。
【0095】そして、光学系移動による読みとりが終了
後、次の原稿P2 による流し読み露光を行なうため、光
学系は、第1先Gに戻ることなしに、露光終了後、そ
のままX1 方向に所定距離(減速停止区間)進んだ状態
で、再び、流し読み画先Hに光学系露光部133が位置
決めロックされる(図16(i)。そして、今度は2枚
目の原稿P2 による流し読みが開始される。そして2枚
目の流し読み露光中に原稿Pはプラテン左端側を経て、
再びトレイ2に排出される。タイミング関係P1 と同じ
なので省略する(図17(k)、図( l))。
【0096】以降、原稿Pの枚数分、同様の動作がくり
返され一連のコピー動作が終了する。 ・RDF制御装置・・・図27 図27は、本実施例のRDFの制御装置の回路構成を示
すブロック図であり、制御回路はROM、RAM等を内
蔵したワンチップマイクロコンピュータ(CPU)30
1を中心に構成されており、該マイコン301の入カポ
ートには前述した各種センサの信号が入力される。
【0097】また、原稿幅検知のためのスライドボリュ
ームは、該マイコン301のアナログ/デジタル変換端
子に接続されており、スライドボリュームの値を255
段階で連続的に検知できるように構成されている。
【0098】さらに、該マイコン301の出カポートに
は、ドライバを介して前述した各負荷が接続されてい
る。特に反転モータ55は、周知のPLL回路がドライ
バの前段に接続されており、該PLL回路にはマイコン
301の矩形波出力端子GENOより任意の周波数の矩
形波信号を入力しており、この信号の周波数を変える事
によりベルトモータ51との速度同期制御を行う事が可
能になっている。
【0099】また、CPレジモータ64は、周知のステ
ッピングモータパターンコントローラ(SPCと略す)
がドライバの前段に接続されており、該SPCにはセレ
クターを介して、マイコン301の矩形波出録端子GE
Nlより任意の周波数の矩形波信号を入力しており、こ
の信号の周波数を変える事によりベルトモータ51との
速度同期制御を行う事が可能になっている。さらに、セ
レクターのもう一方には、分離モータエンコーダ54か
らの出力が接続されており、セレクターをこちら側に切
り替える事で分離モータ52との速度同期制御を行う事
が可能になっている。
【0100】さらに通信IC302を介して複写機本体
との間で制御データの授受を行っており、受信データと
しては、本体からの流し読み速度データ(V)、片面/
両面/流し読み等の原稿搬送モードデータ、原稿給紙ト
リガー、原稿交換(流し読み開始)トリガー、原稿排紙
トリガーがあり、更に送信データとしては、原稿給紙/
交換/排紙の各動作完了信号、検知した原稿サイズデー
タ、原稿束の区切れを知らせる最終原稿信号、流し読み
モード時の画先信号がある。
【0101】また、内蔵ROMには、図28以降に示す
ような制御手順(制御プログラム)があらかじめ格納さ
れており、その制御手順に従って各入出力を制御する。 (メインフロー)次に図28に示すメインフローチャー
トに基づいて本実施例の動作説明を行う。
【0102】原稿がセットされたかをエンプティセンサ
30で検出し、図示しない本体10あるコピーキーを押
下する事で動作開始となる(mainl)。この時、原
稿後端センサ34がオフしているかどうかを判別し(m
ain2)、肯定判定であれば、本体100から送信さ
れてきた複写モードを判別し(main3)、流し読み
複写モードで有れば、(main5)に進んで本体10
0から送られてきた流し読み速度データ(V)が本発明
のRDFにおいて実施可能か、否かを判別し肯定判定で
有れば、(main6)に進んで後述する流し読みモー
ドにて一連の複写処理を実行して動作を終了する。(m
ain4)において、否定判定であった場合には、(m
ain7)に進んで、プラテン105上に原稿を2枚以
上載置して複写処理を行う高速連送モードが可能なモー
ドで有るかを判別して(本実施例では、片面原稿複写モ
ードが高速連送可能モードにあたる)、肯定判定で有れ
ば(main8)に進んで後述する高速連送モードにて
一連の複写処理を実行して動作を終了する。(main
2)において否定判定であった場合は(main9)に
進んで後述するノーマルスイッチバックモードにて一連
の複写処理を実行して動作を終了する。
【0103】ここで、原稿サイズによるモード選択は、
本制御例では、原稿後端センサ34のオン/オフによる
送り方向のみで選択を規制しているが前述した通り、図
示しない原稿トレイ下部に備え付けられたスライドボリ
ュームによる原稿幅検知手段との組み合わせによって原
稿サイズによるモ―ド選択の規制を行ってもよい。 [流し読みモード]次に、図29に基づいて流し読みモ
ードについて説明する。
【0104】RDF1においては、本流し読みモードの
動作が前述したミックスモードの動作も包含するので同
時にミックスモードの動作についても説明する。
【0105】原稿トレイ2を下限位置に移動すべく後述
のトレイダウン処理を行い(draftseql)、更
に、原稿束Pを右側に移動すべく後述する原稿束搬送処
理を行い(draftseq2)、その後は、最下部の
原稿を1枚だけ分離すべく後述の右回り分離処理を行う
(draftSeq3)。その後、原稿を流し読み画先
Hより1だけ上流に配置するべく右回り給紙処理(dr
aftseq4)を行い、本体100からの原稿交換
(流し読み開始)トリガーを受け取ると画像の読みとり
を本体100の光学系133を所定の位置に固定したま
ま行う為に原稿流し読み処理を行い(draftseq
5)、原稿を所定の速度で固定画先Gの位置まで移動さ
せる。その後、右回り排紙処理(draftseq6)
を行う事で原稿を原稿トレイ2上に排出する。
【0106】また、後述する右回り分離処理中(dra
ftSeq3)の最終原稿判定が否定判定の場合は、次
のステップの右側給紙処理(draftSeq4)中に
次原稿の為の右側分離処理を起動する事で連続原稿送り
を可能とする。
【0107】さらに、右回り排紙処理(draftse
q6)終了後、最終原稿であれば、後述するトレイアッ
プ処理(draftseq7)を行って原稿トレイ2を
初期位置に戻しておく。
【0108】また、原稿流し読み処理(draftSe
q5)終了後、複数の画像形成を行う場合には、本体1
00は、光学系133を固定画先G側のホームポジショ
ンに戻し、その後、所望の回数だけ光学系133の移働
による固定読みを行う事が可能である。 [高速連送モード]次に、図30に基づいて高速連送モ
ードについて説明する。
【0109】原稿トレイ2を下限位置に移動すべく後述
のトレイダウン処理を行い(doubleseql)、
更に、原稿束Pを右側に移動すべく後述する原稿束搬送
処理を行い(doubleseq2)、その後は、最下
部の原稿を1枚だけ分離すべく後述の右回り分離処理を
行い(doubleseq3)、原稿をプラテン105
上の右端に載置すべく右回り給紙処理を行う(doub
leseq4)。さらに、プラテン105上の固定読み
画先Gの位置に移動する為に原稿移動処理を行う(do
ubleseq5)。その後、原稿画像の読みとりを本
体100の光学系133を移動しながら行う固定読みに
よる画像読み取りを行って(doubleseq6)、
完了したら、原稿を原稿トレイ2上に戻すべく右回り排
紙処理を行う(doubleseq6)。
【0110】また、後述する右回り分離処理中(dou
bleseq3)の最終原稿判定が否定判定の場合は、
次のステップの右側給紙処理(doubleseq4)
中に次原稿の為の右側分離処理を起動する事で連続原稿
送りを可能とする。
【0111】さらに、間欠排紙処理(doublese
q7)終了後、最終原稿であれば、後述するトレイアッ
プ処理(doubleseq8)を行って原稿トレイ2
を初期位置に戻しておく。 [ノーマルスイッチバックモード]次に、図31に基づ
いてノーマルスイッチバックモードについて説明する。
【0112】原稿トレイ2上の原稿束Pに対して最下部
の原稿を1枚だけ分離すべく後述のスイッチバック分離
処理を行い(swseql)、完了したら原稿をプラテ
ン105上に載置すべく後述のスイッチバック給紙処理
を行う(swseq2)。その後、本体100の光学系
を移動させながら原稿を走査する事によって原稿画像の
読みとる固定読みによる画像読みとり処理を行い(sw
seq3)、その後、原稿を原稿トレイ2上に戻すべく
後述する間欠排紙処理を行う(swseq4)。
【0113】本モードは、本発明の骨子とは直接関係な
いので詳細は割愛する。
【0114】以後、前述した各種処理について詳細に説
明する。 (トレイUP処理)前記RDF1によるトレイUP処理
を図32に基づいて説明を行う。
【0115】原稿トレイ2を図1の実線の位置まで上昇
させるべく、トレイ位置検知センサ20がオンするまで
トレイ昇降モータ59を駆動しトレイ位置検知センサ2
0がオンしたら、前記トレイ昇降モータ59を駆動をや
める。 (トレイUDOWN処理)前記RDF1によるトレイD
OWN処理の説明を図33に基づいて行う。
【0116】原稿トレイ2を図1の破線の位置まで下降
させるべく、トレイ位置検知センサ20オフするまでト
レイ昇降モータ59を駆動しトレイ位置検知センサ20
がオフしたら、前記トレイ昇降モータ59を駆動をやめ
る。 (束搬送処理)束搬送処理について図39に基づいて説
明する。
【0117】束搬送処理においては、原稿トレイ2上の
原稿束Pを図1のFの方向に搬送すべく、束搬送モータ
60をオンする(orgsfeedl)。その後、原稿
後端センサ34にて,原稿束Pの先端を検知し(org
sfeed2)、その後所定の距離経過するまでストッ
パユニットにより原稿束搬送が行われる(orgfee
d3)。このとき、束搬送モータ60による原稿束の移
動距離は、CPU301の内部タイマーにて管理されて
いる。その後、束搬送モータ60をオフして処理を終了
する(orgsfeed4)。 (右回り分離処理) 右回り分離処理について図35に基づいて説明する。
【0118】右回り分離処理において、原稿が一枚目で
あれば(rsepal)、原稿束Pの区切りを検知する
ためのリサイクルレバー3を動作させるためにリサイク
ルモータ58をオンする(rsepa2)。その後、原
稿束の最下位の原稿を一枚のみ分離させるよう分離モー
ター52をオンする(rsepa3)。この時の分離モ
ーター58の速度は、本体100より指定された流し読
み速度(v)に、ほぼ同期するように制御される。ま
た、高速連送モードにおいてはこの限りでなく、任意の
速度で制御される。シートパスPH3内を進み、閉ルー
プレジセンサ36が原稿先端を検知したら(rsepa
4)、分離モータ58を低速駆動にするための速度制御
を開始すると共に、分離ループタイマーをスタートし
(rsepa5)、この設定時間終了後(rsepa
6)、CPレジモータ64を分離モーター同期モードに
て駆動し、同時に原稿の先端を所定量閉ループレジロー
ラ11より下流に送る為の先だしタイマーをスタートさ
せ(rsepa7)、その設定タイマー後(rsepa
8)、分離モーター58をオフするとともにCPレジモ
ーター64をロックモードで停止させる(rsepa
9)。この処理により、原稿は閉ループレジローラ11
より、所定量先だしした位置まで送られる事になる。こ
の所定量LOは、後述する右回り給紙処理にてCPレジ
モーター64をベルトモータ同期モードで立ち上げた時
に閉ループレジローラの周速が安定するまでの距離をL
lとし、画先センサ37から、閉ループレジローラ11
までの距離をL2としたとき、下紀の式の関係を充た
す任意の距離である。
【0119】LO≦L2−Ll―式 さらに、流し読みモードで、かつ、先行原稿が存在する
場合、後述する先行原稿の移動処理中の原稿移動量に、
後述する右回り給紙処理中の自原稿の移動量が従属する
ため、固定読み画先Gから流し読み画先Hまでの距離を
L4、流し読み画先から流し読み待機位置までの距離を
1、固定読み画先Gから閉ループレジローラ対11のニ
ップ位置までの距離をL5とすると、上記LOは、上記
式と下記の式の関係を充たす任意の値をとることに
なる。
【0120】LO≦L5−(L4+1)*2−式 (右回り給紙処理)右回り給紙処理について図36に基
づいて説明する。
【0121】右回り給紙処理においては、原稿をシート
パスPH4からシートパスPH5に搬送させるベく、ベ
ルトモータ51を原稿が1枚目の場合、または、高速連
送モード時には任意の速度で、また、流し読みモード
(ミックスモードを含む)の2枚目以降の場合には、後
述の右回り移動(流し読みをかねる)処理に関連して、
本体100から指定された流し読み速度(v)で駆動開
始し、同時にCPレジモータ64をベルトモータ同期モ
ードでオンする。また、このとき閉ループパス搬送ロー
ラ対10/10’をCPレジモータ64と等速で駆動す
るように分離モータ52をオンして制御する。更に同時
にCPレジモータエンコーダ検知センサ66から入力す
るクロック信号によってカウントする右回リサイズチェ
ックカウンタをスタートさせ(rentl)、原稿後端
が閉ループレジセンサ36を通過するまでのカウント量
を保持して、そのデータに基づいて図42に示す右回り
サイズチェック処理にて原稿サイズを判別しておく(r
ent2)。処理を続け画先センサ37により、原稿先
端が検知されたら(rent3)、分離モータ52オフ
すると同時に、原稿を前述したプラテン105上の流し
読み画先待機位置(流し読み画先Hより1だけ上流側)
に停止するべくベルトモーター51を駆動しているCP
U301の内部で生成されるベルトモーター駆動クロッ
クをカウントする流し読み待機位置カウンタをスタート
させる(rent4)。上記スタートした流し読み待機
位置カウンタが終了した時点で、ベルトモータを減速後
停止する(rent5)。このとき流し読み待機位置カ
ウンタからは、滅速にかかる距離は減算しておく。
【0122】この流し読み画先位置Hから流し読み待機
位置までの距離1は、後述する右回り移動処理にてベル
トモータ51を本体100からの指定速度(v)で立ち
上げた時に全面ベルト40の周速が安定するまでの距離
をL3としたとき、下記の関係を充たす任意の距離であ
る。
【0123】1≧L3−式 ただし、高速連送モードの時は、この制限はなくなる。 (移動処理)(流し読み処理をかねる) 移動処理(流し読み処理をかねる)について図37に基
づいて説明する。
【0124】移動処理(流し続み処理をかねる)におい
ては、全面ベルト40を駆動しく原稿をシートパスPH
5,PH6内で移動させるべく、ベルトモータ51を流
し読みモード(ミックスモードを含む)では、本体10
0より指定された流し読み速度(V)で、高速連送モー
ドでは任意の速度で駆動し、ベルトモーター51を駆動
しているCPU301の内部で生成されるベルトモータ
ー駆動クロックをカウント開始する。このとき流し読み
画先Ηから流し読み待機位置までの距離lに相当する画
先カウンタと固定読み画先Gから流し読み待機位置まで
の距離から減速停止分のロスを差し引いた量に相当する
停止カウンタの2つをカウントする(mvl)。画先カ
ウンタが終了した時点で本体100に対して画先信号を
送信する(mv2)。さらに、移動を続け、停止カウン
タが終了した時点でベルトモータ51を減速停止する
(mv3)。
【0125】このことにより、原稿は所定の速度(本体
100から指定された速度(v))で流し読み画先Ηを
通過する事で、本体100による流し読み画像形成を可
能にし、同時に固定読み画先Gへの移動を完了する事が
できる。その後本体100は、必要に応じて光学系13
3を移動させて画像読み取りを行う原稿固定読みを行う
事も可能であるのは、前述した通りである。 (右回り排紙処理)右回り排紙処理について図38に基
づいて説明する。
【0126】右回り排紙処理においては、プラテン10
5上の原稿を排紙すべく、ベルトモータ51/反転モー
タ55を流し読みモード(ミックスモードを含む)では
本体100からの指定速度(v)、高速連送モードでは
任意の速度でオンし(dlejctl)、原稿がシート
パスPН7からシートパスPΗ2へと搬送されて原稿先
端を排紙センサ39によって検知したら(dlejct
2)、排紙モータ61を反転モータ55の速度より速い
任意の速度でオンし(dlejct3)、その後、排紙
センサ39によつて原稿後端を検知したら(dlejc
t4)、反転モータ55をオフし、排紙モータ61を排
紙積載の為のの低速制御を行いながら、原稿を原稿トレ
イ2上に排紙するための距離を決定する排紙カウンタを
スタートさせる(dlejct5)。排紙カウンタが終
了したら(dlejct6)、排紙モータ61をオフし
(dlejct7)、原稿が原稿トレイ2上に落下する
までインターバルをとる排紙落下タイマを起動し(dl
ejct8)、終了後(dlejct9)、排紙原稿の
整合を行うべく閉ループ排紙ジョギング処理を行って
(dlejctlO)、右回り排紙処理を終了する。 (スイッチバック分離処理)スイッチバック分離処理に
ついて図39に基づいて説明する。
【0127】スイッチバック分離処理において、原稿が
一枚目であれば(lsepal)、原稿束Pの区切りを
検知するためのリサイクルレバー3を動作させるために
リサイクルモータ58をオンすると同時に、原稿束Pの
さばきを行うべく分離モータ52をオンする(lsep
a2)。さらに、原稿束Pの幅方向の整合を行うべく後
述するジョギング処理を行う(lsepa3)。しかる
後、ジョギング処理が終了したら、原稿束の最下位の原
稿を一枚のみ分離させるようにシャッター41を下降さ
せるためにシャッターソレノイド72をオンし(lse
pa4)、シートパス内を進み、スイッチバックレジセ
ンサ32が原稿先端を検知したら(lsepa5)、分
離モータ52を低速駆動にするための速度制御を開始す
ると共に、分離ループタイマーをスタートし(lsep
a6)、この設定時間終了後(lsepa7)、分離モ
ータ52をオフする事で(lsepa8)、原稿は低速
でレジローラ対6、6’のニップ部に先端を突き当てら
れるので、原稿の先端損傷防止と共に衝突音を軽減させ
る事ができ、更に所定量のループが形成された状態で停
止する。これにより、分離時に斜行が発生した場合でも
これを矯正する作用をなす。
【0128】更に、原稿交換にかかる時間を短縮するた
めに分離モータ52、反転モータ55を任意の速度で駆
動し、同時に任意の値の先だしタイマーをスタートさせ
る(lsepa9)、このタイマー終了後(lsepa
lO)、分離モータ52、反転モータ55をオフする事
で先だしが終了する(lsepall)。 (スイッチバック給紙処理)スイッチバック給紙処理に
ついて図40に基づいて説明する。
【0129】スイッチバック給紙処理においては、レジ
ローラ対6、6’、及び全面ベルト40を駆動し、原稿
をシートパスPН1に搬送させるべく、ベルトモータ5
1、反転モータ55をオンし、同時に反転モータエンコ
ーダ検知センサ57から入力するクロック信号によって
カウントするサイズチェックカウンタをスタートさせる
(lentl)。そして、原稿が搬送されてその後端が
レジセンサ32を通過した(lent2)と同時に上記
サイズチェックカウンタをストップし(ent3)、そ
のデータに基づいて図43に示すサイズチェック処理に
て原稿サイズを判別しておき、更に、原稿をプラテン1
05上の所定位置に停止するべくベルトモーター51を
駆動しているCPU30lの内部で生成されるベルトモ
ーター駆動クロックをカウントするレジストカウンタを
スタートさせる(lent3)。上記スタートしたレジ
ストカウンタが終了した時点で(lent4)、ベルト
モータを減速停止する事で原稿を精度よく停止させる
(lent5)。このとき、レジストカウンタの値は、
減速にかかるロス分は差し引いて有るものとする。 (間欠排紙処理)間欠排紙処理について図41に基づい
て説明する。
【0130】間欠排紙処理においては、プラテン105
上の原稿を排紙すべく、ベルトモータ51/反転モータ
55を任意の速度でオンし(lejctl)、原稿がシ
ートパスPΗ7からシートパスPΗ2へと搬送されて原
稿先端を排紙センサ39によつて検知したら(lejc
t2)、排紙モータ61を反転モータ55の速度より速
い任意の速度でオンし(lejct3)、その後、排紙
センサ39によって原稿後端を検知したら(lejct
4)、反転モータ55をオフし、排紙モータ61を排紙
積載の為の低速制御を行いながら、原稿を原稿トレイ2
上に排紙するための距離を決定する排紙カウンタをスタ
ートさせる(lejct5)。排紙カウンタが終了した
ら(lejct6)、排紙モータ61をオフし(lej
ct7)、原稿が原稿トレイ2上に落下するまでインタ
ーバルをとる排紙落下タイマを起動し(lejct
8)、終了後(lejct9)、排紙原稿の整合を行う
べく排紙ジョギング処理を行って(lejctlO)、
間欠排紙処理を終了する。(ジョギング処理)前記ジョ
ギング処理の流れを図44に示すフローチャートに従っ
て説明する。ジョギング処理は、始めにジョギングを行
う回数を決定するJOG−CNを初期化して(jog
l)、幅規制部材のジョギングガイドを押し出すための
ジョギングソレノイド77をオンすると同時に任意に設
定できるタイマーJOG−TMをスタートさせ(jog
2)、タイマーJOG−TMが設定時間を終了したら
(jog3)、ジョギングガイドを初期の状態に戻すべ
くジョギングソレノイド77をオフし、上記と同様にタ
イマーJOG−TMをスタートさせ(jog4)、タイ
マーの設定時間が終了したら、ジョギングを行う回数を
増加して(jog5)、ジョギングガイドの往復道が3
回終了するまで(jog6)、(jog2)に戻って処
理を繰り返す。これによって、原稿束Pは幅方向に整合
され、斜行、横レジ等を防止する事ができる。 (排紙ジョギング処理)前記排紙ジョギング処理の流れ
を図45に示すフローチャートに従って説明する。
【0131】排紙ジョギング処理は、幅規制部材のジョ
ギングガイドを押し出すためのジョギングソレノイド7
7をオンすると同時に任意に設定できるタイマーEJO
G−TMをスタートさせ(ejogl)、タイマーEJ
CT_JOG−TMが設定時間を終了したら(ejog
2)、ジョギングガイドを初期の状態に戻すべくジョギ
ングソレノイド77をオフする(ejog3)。これに
よって、原稿束Pは幅方向に整合され、斜行、横レジ等
を防止する事ができる。 (閉ループ排紙ジョギング処理)前記閉ループ排紙ジョ
ギング処理の流れを図46に示すフローチャートに従っ
て説明する。
【0132】排紙ジョギング処理は、幅規制部材のジョ
ギングガイドを押し出すためのジョギングソレノイド7
7をオンすると同時に任意に設定できるタイマーEJC
T_JOG−TMをスタートさせ(dejogl)、タ
イマーEJCT_JOG_TMが設定時間を終了したら
(dejog2)、ジョギングガイドを初期の状態に戻
すべくジョギングソレノイド77をオフする(dejo
g3)。これによって、原稿束Pは幅方向に整合され、
斜行、横レジ等を防止する事ができる。
【0133】上記処理終了後、束搬送モータ60をFの
方向にオンすると同時に任意に設定できるタイマーEJ
CT_LJOG_TMをスタートさせ(dejog
4)、タイマーEJCT_LJOG_TMが設定時間を
終了したら(dejog5)、束搬送モータ60を停止
させると同時に任意に設定できるタイマーEJCT_L
JOG_WAIT_TMをスタートさせ(dejog
6)、EJCT_LJOG_WAIT_TM終了後(d
ejog7)、束搬送モータ60をFと反対の方向にオ
ンすると同時に任意に設定できるタイマーEJCT_L
JOG_TMをスタートさせ(dejog8)、タイマ
ーEJCT_LJOG_TMが設定時間を終了したら
(dejog9)、束搬送モータ60を停止させる(d
ejoglO)。 (サイズチェック処理)サイズチェックサブルーチンに
ついて図42に基づいて説明する。
【0134】このサイズチェックサブルーチンでは原稿
サイズの判定手段として前記サイズチェックカウンタデ
ータにレジローラ対6、6’のニップ位置からレジセン
サ32までの距離分と左側分離処理において行った先だ
しの量を加えて補正したものが真の原稿サイズとなる。
このとき、原稿はレジローラ対6、6’によって搬送さ
れており、その送り量と反転モータエンコーダ検知セン
サ57からのクロックによるカウント値は確実に一致す
る。以後、補正されたサイズデータによってA5、B
5、A4、B5R、A4R、B4、A3等のサイズ判定
を行う。 (右回りサイズチェック処理)右回りサイズチェックサ
ブルーチンについて図43に基づいて説明する。
【0135】この右回りサイズチェックサブルーチンで
は原稿サイズの判定手段として前記サイズチェックカウ
ンタデータに閉ループレジローラ11のニップ位置から
閉ループレジセンサ36までの距離分と右回り分離処理
において行った先だしの量を加えて補正したものが真の
原稿サイズとなる。このとき、原稿は閉ループレジロー
ラ11によって搬送されており、その送り量とCPレジ
モータエンコーダ検知センサ66からのクロックによる
カウント値は確実に一致する。以後、補正されたサイズ
データによってA5、B5、A4、B5R、A4R、B
4、A3等のサイズ判定を行う。〈参考例〉 本発明の実施例から外れるが、参考例として図18に沿
って説明する。 ミックスモードにて原稿複写を行なう場
合、原稿交換時の1枚目を流し読みにてスキャニングし
ながら、移送し、残り回数のスキャニングを光学系の往
復移動によって原稿固定にてスキャニングを行なう順序
で1枚の原稿に対する部数分のスキャニングを行なう構
成を上記実施例として説明して来たが、例えば、n回の
スキャニングを行なうのに、最初のn−1図は、原稿固
定で光学系の往復移動によってスキャニングを行ない、
最後の1回のスキャニングを流し読みでスキャニングし
ながら原稿交換を行なう様にしても同様の効果が得られ
る構成が成立する。
【0136】図18に上記構成を可能とした光学系の配
置を示す。Gは原稿固定、光学系往復による固定読みス
キャニング時の第1画先で、原稿セット状態で、光学系
がQ方向に往復移動する。この状態で最初のn−1回の
スキャニングがくり返される。図18(a)、n−1回
のスキャニング終了後光学系は固定読み画先Gから流し
読み画先Hに原稿1が定速(流し読みスピード)に立上
がる分の助送距離(図5(h)のl1 に相当する距離)
左側に移動しロックされる図18(b)。そして、その
状態で、1枚目の原稿のn回目のスキャニングを流し読
みで行ないながら原稿1をプラテン左側に移送する図1
8(c) 。それと同時に2枚目の原稿を原稿固定読みのス
キャニング時の画先Gに位置決め停止する。その時光学
系の露光位置は、1枚目の原稿の後端が流し読みを終了
した時点で、再び流し読み画先Hから固定読み画先Gに
移動し、光学系を移動による、スキャニングを継続して
ゆく。以上の動作をくり返すことによって、第1の実施
例と、同様の効果が得られる。
【0137】なお、図面中で、光学系移動によるスキャ
ニング時の光学系の立ち上がり助送距離が省略されてい
るが、実際は、所定量の助送距離を必要とする。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
流し読みと固定読みを併用したスキャニングを可能とす
ることによって、シート原稿交換動作中に次原稿の流し
読みスキャニングを実施することが可能となって、原稿
交換速度を上げなくとも、スムーズに原稿交換を行うこ
とができる。
【0139】また、待機原稿をプラテン上で待機させる
ことによっては、原稿間隔を小さくすることができ、高
速化が可能になる。また、原稿の待機位置を読取位置か
ら立上げ制御(流し読みスピードに達するのに必要な最
小距離)分にすることによっては、高速化が図れる。
【0140】また、流し読み画先、固定読み画先の位置
関係を決定するに際し、シート原稿の停止、あるいは立
上げ制御を考慮して、読み取り手段及びシート原稿等を
配置し、かつ、先行原稿と後続原稿の紙間隔を、一定に
保ちつつ、流し読み、固定読みが連続的に可能となるこ
とによっては、ハイプロダクティビティ、静音化、原稿
ダメージ防止に対する信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置に適用された自動原
稿給送装置(RDF)の縦断側面図。
【図2】同じくRDFの駆動系の構成を示す縦断側面
図。
【図3】同じくRDFが装着される画像形成装置の縦断
側面図。
【図4】同じくミックスモード時のシート原稿の流れを
示すRDFの縦断側面図。
【図5】同じくミックスモード時のシート原稿の流れを
示すRDFの縦断側面図。
【図6】同じくミックスモード時のシート原稿の流れを
示すRDFの縦断側面図。
【図7】同じくミックスモード時のシート原稿の流れを
示すRDFの縦断側面図。
【図8】同じくミックスモード時のシート原稿の流れを
示すRDFの縦断側面図。
【図9】同じく流し読み位置と固定読み位置との関係を
示す側面図。
【図10】同じくベルト駆動モータの立ち上がり波形
図。
【図11】同じくシート原稿と搬送ローラとの位置関係
図。
【図12】同じくミックスモード時のシート原稿と光学
系、コピーシートとの動作の概略説明図。
【図13】同じくミックスモード時のシート原稿と光学
系、コピーシートとの動作の概略説明図。
【図14】同じくミックスモード時のシート原稿と光学
系、コピーシートとの動作の概略説明図。
【図15】同じくミックスモード時のシート原稿と光学
系、コピーシートとの動作の概略説明図。
【図16】同じくミックスモード時のシート原稿と光学
系、コピーシートとの動作の概略説明図。
【図17】同じくミックスモード時のシート原稿と光学
系、コピーシートとの動作の概略説明図。
【図18】参考例に係る画像形成装置に適用されたRD
Fの縦断側面図。
【図19】提案されているADFの縦断側面図。
【図20】提案されているADFの縦断側面図。
【図21】提案されているRDFの縦断側面図。
【図22】シート原稿が第1画先(原稿固定読み)にあ
る時の光学系の概略縦断側面図。
【図23】ホームポジションにある光学系部の縦断側面
図。
【図24】シート原稿が第2画先(原稿流し読み)にあ
る時の光学系の概略縦断側面図。
【図25】光学系駆動プーリと光学系ロック機構の側面
図。
【図26】光学系ロック時のピンレバーの動作図。
【図27】本発明に係る画像形成装置に適用されたRD
Fの制御装置のブロック図。
【図28】本発明に係る動作のメインフローチャート
【図29】同じく流し読み複写モード(ミックスモード
を含む)のフローチャート。
【図30】同じく高速連送モードのフローチャート。
【図31】同じくノーマルスイッチバックモードのフロ
ーチャート。
【図32】同じくトレイアップ処理のフローチャート。
【図33】同じくトレイダウン処理のフローチャート。
【図34】同じく束搬送処理のフローチャート。
【図35】同じく右回り分離処理のフローチャート。
【図36】同じく右回り給紙処理のフローチャート。
【図37】同じく移動処理(流し読みモード時の流し読
み処理を兼ねる)のフローチャート。
【図38】同じく右回り排紙処理のフローチャート。
【図39】同じくスイッチバック分類処理のフローチャ
ート。
【図40】同じく左側給紙処理のフローチャート。
【図41】同じく間欠排紙処理のフローチャート。
【図42】同じくサイズチェックサブルーチンのフロー
チャート。
【図43】同じく右回りサイズチェックサブルーチンの
フローチャート。
【図44】同じくジョギング処理のフローチャート。
【図45】同じく排紙ジョギング処理のフローチャー
ト。
【図46】同じく閉ループ排紙ジョギング処理のフロー
チャート。
【符号の説明】
P シート原稿 PH3 シート原稿の搬送パス A方向 スイッチバックパス給紙方向 B方向 閉ループパス給紙方向 C方向 スイッチバックパス給紙方向 E方向 手差し排紙方向F方向閉ループ分離
方向 G 固定読み画先 H 流し読み画先 I方向 トレイ下降方向 J方向 束搬送方向 l1 流し読み画先から流し読み待機位置
までの距離 l2 シート原稿が実質停止するために必
要な距離 l 先出し量 1(n,n−1) ミックスモード時の原稿紙間
(後端〜先端) ls 助走区間(立ち上がり距離) C0 右回り時の先だし量 Ll CPレジローラ立ちあげ安定に必要
な距離 L2 CPレジローラから画先センサまで
の距離 L3 全面ベルト立ちあげ安定に必要な距
離 L4 固定読み画先Gから流し読み画先H
までの距離 L5 固定読み画先Gから閉ループレジロ
ーラ対11のニップ位置までの距離 1 循環式自動原稿給送装置(RDF) 2 シート積載台(処理トレイ) 20 トレイ位置検知センサ 40 搬送ベルト(全面ベルト) 100 画像形成装置 105 プラテンガラス 133 光学系の露光部(読み取り手段) 300 制御装置(制御手段)
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 力 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 中村 真一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 吉田 明磨 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 磯部 義紀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 金子 徳治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 水野 善夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 菱川 恭秀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−100671(JP,A) 特開 昭61−32836(JP,A) 特開 昭60−140364(JP,A) 特開 平3−116161(JP,A) 特開 昭53−125026(JP,A) 特開 昭62−49342(JP,A) 特開 平2−261783(JP,A) 特開 平4−245259(JP,A) 特開 平3−174555(JP,A) 特開 平1−233466(JP,A) 特開 平4−116672(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 107 G03G 15/04 - 15/04 120 G03G 21/00 370 - 520 G03G 21/14

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテン上のシート原稿を読み取る画像
    読み取り手段と、前記プラテン上にシート原稿を給送す
    る原稿自動給送手段とを有し、前記原稿自動給送手段に
    より給送されるシート原稿の搬送中に画像を読み取る流
    し読み及びシート原稿を停止させて画像を読み取る固定
    読みが可能な画像読取装置において、 1枚の原稿を複数回読み取るとき、上記流し読みで1回
    読み取り後、上記プラテン上で原稿を停止させて残りの
    回数分読取り手段を移動させて上記固定読みで読み取り
    をし、 先の原稿の上記固定読み時に次の原稿が上記プラテン上
    であってかつ流し読み位置の上流側で待機していて、こ
    の先の原稿の読取り終了後に上記次の原稿の流し読みが
    開始され、前記 画像読取り手段は、前記固定読みと流し読みとを兼
    用すべく移動可能であり、前記 画像読取り手段は、前記流し読み時に流し読み原稿
    の後端が抜けると固定読みスタート位置へ移動し、 前記流し読み位置と前記固定読みスタート位置の距離
    は、原稿長さに、前記流し読み位置から、原稿の送りに
    ブレーキをかけて停止するまでに要する距離である減速
    停止助走距離を加えた長さであることを特徴とする画像
    読取装置。
  2. 【請求項2】 前記減速停止助走距離は、実質減速停止
    区間の距離に定速区間の所定距離を加えたものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記次の原稿の待機位置は、前記流し読
    み位置に対して、流し読みに適した速度になるような原
    稿の助走距離分だけ手前である、請求項1記載の画像読
    取装置。
  4. 【請求項4】 前記画像読取り手段は、通常は固定読み
    位置に配置されていて、流し読み時に前記流し読み位置
    へ移動する、請求項1記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記画像読取り手段は、固定読み時に往
    復移動して原稿を走査し、かつ最後の回の読取り時には
    そのまま往移動して前記流し読み位置まで移動する、請
    求項1記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記固定読みスタート位置はプラテンの
    一端側にあり、前記流し読み位置は上記プラテンの他端
    側にあり、前記原稿自動給送装置は、 原稿載置台の原稿を上記他端
    側から上記プラテンへ案内する搬送路を備える、請求項
    1記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記最初の原稿を待機位置で待機させ、
    その間に次の原稿を給送させて所定間隔を形成し、その
    後、上記最初の原稿と次の原稿とを同時に送ることを特
    徴とする、請求項1記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記原稿自動給送装置は、原稿を前記他
    端側から前記プラテンに案内する前記搬送路である第1
    の搬送路と、前記原稿載置台の原稿を前記一端側から
    記プラテンに案内する第2の搬送路を備える、請求項
    記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2の搬送路のどちらの搬
    送路を通して原稿をプラテンに案内するかは原稿サイズ
    によって決定される、請求項記載の画像読取装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の搬送路により前記一端側か
    前記プラテンに案内された原稿は、前記固定読みだけ
    行われる、請求項記載の画像読取装置。
  11. 【請求項11】 前記請求項1ないし10のいずれか
    記載の画像読取装置を備え、読取られた画像をシートに
    画像形成することを特徴とする、画像形成装置。
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